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2009年東京ヴェルディアウォーズ
・あけましておめでとうございます。今年もよろしくです。毎年恒例になってきた年始企画です。そして、何故か昨年はまぐが完全に忘れてしまったらしく、2008年のアウォーズだけありません。ご了承下さい。
かつてはHP内でアンケートを取るという手法や、年内最後のアウェーバスツアーで参加してくれた方にのみアンケート取る手法なども使いました。まぁ、今回も作るのに余裕無かったので、今回もまぐらしく独断と偏見でお送りします。
それでは正月早々お忙しい中、長々とお付き合い下さい。お正月から忙しい人もそうでない人もよろしくです。そういう訳でヴェルディアウォーズをどうぞ!過去のヴェルディアウォーズも暇なら読んでね。
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得点王
トップ : FW 大黒将志 29得点
・はい、ダントツで1位となっております。さすがは大黒ですね。終盤で干されたりしなければ、もうちょっとゴール数は増やせたかもしれませんね。あとは何気にGKと一対一のシュートで外しまくったのも大きかったかな。
それでも、29試合出場で21得点(Jリーグ)ってのはJ2とはいえ、凄い記録だと思いますよ。あ、ちなみにここでのゴールランクはサテライト・練習試合も含んでおります。まぁ、ここの得点王の部分はシーズンが始まる前から、大黒になってもらわなきゃ困るしね。
予想通りの得点王でしたっと。
・んで、下記にはヴェルディ得点ランクを10位まで掲載します。先ほども言いましたとおり、Jリーグ+カップ戦+サテライト+練習試合全てを含みます。そういう意味で、林が2位に入ってます。Jリーグだけで言ったらレアンドロや柴崎が上位に来るはずです。
練習試合でダブルハットトリックしてる林が一気に稼ぎましたね。同じく練習試合で稼いでいる井上も上位へ。まぁ、練習試合でもゴール出来ない選手は普通にトップチームへは入れませんからね。練習で結果を出したからこその林と井上なんですよ。今シーズンの平はレギュラーで化けて欲しいですね。
−ヴェルディ得点ランク−
1位 大黒将志 29点
2位 林 陵平 17点
3位 井上 平 11点
4位 平本一樹 10点
5位 河野広貴 9点
6位 柴崎晃誠 8点
7位 レアンドロ 7点
7位 レオナルド 7点
7位 船越優蔵 7点
10位 飯尾一慶 5点
アシスト王
トップ : DF 那須川将大 8回
・あらま、結構意外でしたね。まぐはてっきりレアンドロだと思ってましたよ。中盤の6連勝を支えた左足、確かに絶好調の時はアシストを量産しましたからね。那須川から大黒というパターンが入ったみたいなゴールもありましたね。
ヴェルディのセンターフォワードが空中戦の得意そうな、林とかのFWなら更にアシストは増えたかもしれないね。残念ながら、このタイミングで林は外れていくのであった。まぐは守備に不安を抱えたままでも健介+那須川のサイドバックを
好んでました。お互いのオーバーラップが交互に見れるサイド攻撃は理想だったんですけどね。残念ながら、アシスト王であっても来期はレンタルで出されてしまいます。
−ヴェルディアシストランク−
1位 那須川将大 8回
2位 大黒将志 7回
2位 レアンドロ 7回
4位 柴崎晃誠 6回
4位 永里源気 6回
6位 滝沢邦彦 4回
6位 福田健介 4回
フェアプレー個人賞 : GK土肥洋一
最多ファール個人賞 : DF富澤清太郎
・はい、GKの為の賞と言っても過言ではないですね。土肥はあれだけプレイして、あれだけ時間稼ぎしていたにも関わらず、無警告でシーズンを終えました。これはGKと言えども難しい事ですよ。かつてはGKの無警告は表彰しないつもりだったんですが、
今回は他に該当者も居なかったのでGKとなりました。なかなかに惜しい人物としては土屋が警告2枚だけなんですよ。あれだけのハードマークしておいて警告での出場停止が無いのは立派です。んで、逆に最多ファール賞はかんぺーに決まりました。実は数だけで言えば、
圧倒的にレアンドロなんです。ですが、退場の数と出場停止の試合数が上回ったかんぺーに軍配。やはり、審判への異議で5枚も貰ってるのでファールって感じじゃないしね。まぁ、かんぺーの退場も誰かのせいで仕方なく止めた退場なんですと一応フォローしておきましょう。
−ヴェルディ警告ランク−
1位 レアンドロ 12警告0退場3停止
2位 富澤清太郎 9警告2退場4停止
3位 河野広貴 7警告0退場1停止
3位 柴崎晃誠 7警告0退場1停止
5位 平本一樹 6警告1退場3停止
6位 服部年宏 5警告0退場1停止
7位 船越優蔵 4警告0退場1停止
7位 林 陵平 4警告0退場1停止
7位 那須川将大 4警告0退場1停止
7位 大黒将志 4警告0退場1停止
最長時間出場選手 : DF 藤田優人 3998分
最多試合出場選手 : MF 柴崎晃誠 47試合/全51試合中
・最長時間出場数と最多試合出場数は大体はGKの為の賞になってしまうので、この賞だけはGKを省いてお送りするんです。今回は途中で義成に変更された事もあって、純粋に1位が別々になりました。
さらに時間では藤田、試合では晃誠とわざわざ賞を分けた意味も出ましたね。結局は全試合に絡んだのは柴崎晃誠だけなんですね。ケガも無く、コンスタントに試合に出場したと。さらに藤田と違い、最後までポジションを明け渡さなかった。
藤田は途中でサイドバックの構想から数試合だけ外れましたからね。すぐに戻った辺りは実力で戻れたんでしょうけど、晃誠は替えの効かない選手に成長した感はありますね。今年は更に化けてもらわないと。
−ヴェルディ試合出場ランク−
1位 MF柴崎晃誠 47試合 | 1位 DF藤田優人 3998分
2位 DF藤田優人 46試合 | 2位 DF富澤清太郎 3983分
3位 DF富澤清太郎 45試合 | 3位 GK土肥洋一 3870分
4位 GK土肥洋一 43試合 | 4位 MF柴崎晃誠 3834分
5位 FW大黒将志 39試合 | 5位 FW大黒将志 3213分
6位 MF永里源気 36試合 | 6位 DF土屋征夫 2917分
7位 MF河野広貴 35試合 | 7位 MFレアンドロ 2565分
8位 MF滝沢邦彦 35試合 | 8位 MF河野広貴 2560分
8位 DF土屋征夫 34試合 | 9位 MF服部年宏 2287分
| 10位 MF滝沢邦彦 2235分
新人王 : FW林 陵平
・今シーズンの新人はいっぱいいます。まずはCBの高橋祥平。ユース3年生ながら、飯田や岩倉を凌ぎスタメンへ抜擢されました。さらには藤田優人。サイドバックの層の薄さも手伝って、結局は両サイドで起用されるなど重宝されました。開幕でデビューしたユース卒の右サイドバック和田拓也、
河野の負傷時に同じ様なちっこいユースっ子である富所もデビュー出来ました。新人は全選手がデビューした事になりますが、これは非常に珍しい事です。まぁ、新人王なんて言っておいて、2名ほど今シーズンはすでに居なくなってるんですけどね。賞あげんのどーしよーかなーとギリギリまで迷いましたが、
新人王には「林 陵平」選手を推したいと思います。新人ながら、1年目でJ2リーグ6得点。PA内限定での空中戦の強さ、ゴールへ向かう貪欲さ、ヘディングシュートの枠内決定力はお見事でした。やや、大黒と動きが被ってしまい連携の面では相性は悪かったですね。それでも、あのPA内でのヘディングシュートは
惚れましたね。「全角度対応ヘッド」の異名を取る長谷川祥之を越える逸材かと思いましたよ・・・で、今年は見られないと。非常に残念です。
年間ベストバウト : J2リーグ第45節 vs 水戸ホーリーホック「2−0」
・結局、高木監督解任後の松田岳夫初戦がベストバウトです。何か足枷を外したかの様な見事な自由なサッカーに戻りました。一つ間違えれば、「パス回し選手権」になりがちなサッカーなんですが、今回のは規制が無くなった分の反動で良いサッカーになりました。
更に高木俊幸のデビューで更に盛り上がりましたからね。あのGKと一対一のシュートを外したシーンではズッコケさせてもらいました。井上みたいに初ゴールが遠くなりそうな感じします。
年間ワーストバウト : J2リーグ第33節 vs コンサドーレ札幌戦[1−2]
・負けてる試合でまさかの5−3−2という布陣を敷いた試合ですね。サイドを破られるシーンがやたらと多くなってしまい、高木監督が対策として打ち出したのはサイドを更に厚くすること。これで5−3−2になったんですね。服部が真ん中という3バック気味の5バック。ここまでやっておいて、
更にサイドを破られるという逆効果な戦術でした。んで、ヴェルディの攻撃のターンは訪れなかったんですからね。C大阪戦とかはボロクソにやられたけど、乾やら香川やらが凄すぎて仕方無いという感覚。でも、札幌の負けってセットプレイだけで沈んだりとかショックな試合が多いんだよね。
まぐ最優秀ゴール賞 : J2リーグ第8節 vs 鳥栖戦 柴崎晃誠
・菅原が開始6秒で退場になった試合のアレです。林が頭で落として、ダイレクトで晃誠が撃ったドライブシュートですよ。シュートも凄いし、そこまでの流れも綺麗だった。このシュート以降の晃誠のドライブシュートへの意識が増した事も高評価。
何か、この試合でのこのゴールで一皮向けた感じでしたよね。まさに才能開花の一撃でした。セレッソ大阪戦の左足のキャノンシュートも圧巻でしたが、あのゴールはこのドライブシュートがあったればこそ。完全に味を占めましたね。
他にもレアンドロのロングシュートとかもあったんですけどこっちにしました。
ベストイレブン
平本一樹 大黒将志
レアンドロ 河野広貴
服部年宏 柴崎晃誠
那須川将大 かんぺー 土屋征夫 藤田優人
土肥洋一
・単純に試合にもっとも多く出た順となりましたね。ちなみに一樹より試合に出てるのはタッキーと河村でしたが、出場時間数では意外と僅差でどっこいでした。個人的に内容というか試合の活躍度で行ったら、
まぐは永里も惜しかったんですけどね。あの斜め劇場は、高木監督サッカーでの唯一の盛り上がる場所でしたから。まぁ、結局は第2クールでもっとも成績の良かった時のメンバーになっちゃいました。
まぐ最優秀選手賞 : MF レアンドロ
・うーん、やはり居る時と居ない時との差が激しかったですね。シーズン始まる前は救世主になる男だ!と言い続けてきたまぐですが、まさか本当に救世主になるとはね。とにかく、ボールを取られない。んで、一気に逆サイドへ振るというのが攻撃のパターンでしたね。
一昨年では決定的でもシュートを撃たない事で非難される事も多かったですが、このシーズンでは遠目からでもシュートを放つ事が多かったです。ロングシュートなどの長距離も決めてますしね。何よりも楽しかったのが、あの切り返しですよ。まぐ達はあの切り返しの度に
叫んでましたね。J2では面白い様に引っかかってくれたし。フッキ同様、審判への異議に関しては治りませんでしたね。これさえ、無くなればコンスタントに試合にも出れるし、ヴェルディの勝率も違ったものになったでしょーに。
・そういう訳で年始企画。ヴェルディアウォーズ如何でしたでしょーか。今シーズンは戦力も減りました。しばらくはJ2という舞台に居る事になるんでしょうね。川勝監督がどれだけヴェルディに種を巻き、基礎・土台作りを出来るか手腕に注目しましょ。成績こそ出ないものの、神戸では
基礎を作った監督として評価されてました。まぁ、3年目でも同じ成績だったのが評価を下げた部分ではありました。ヴェルディでも長期政権になるみたいですが、しばらくは我慢をしなければいけないかもしれませんね。お金の無かった湘南が11年で立て直して昇格、お金はあった仙台が7年で昇格。
今まではヴェルディが無駄にお金を使って補強してきました。しかし、今度は新しい経営陣です。今年はヴェルディにいっぱいお金を落とさないと行けないかもしれませんね。なるべく、グッズやら何やらで貢献しますよ。アウェーも行きたいけれど、ヴェルディに対する金銭的サポートを優先します。
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