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2007年東京ヴェルディアウォーズ
・あけましておめでとうございます。今年もよろしくです。毎年恒例になってきた年始企画です。今回は急遽、HP内でアンケートを取るという手法になってしまいましたが、当然参考にさせていただきました。いつもはまぐらしい独断と偏見という名文句を使っていましたけどね。それでは正月早々お忙しい中、長々とお付き合い下さい。お正月から忙しい人もそうでない人もよろしくです。そういう訳でヴェルディアウォーズをどうぞ!過去のヴェルディアウォーズも暇なら読んでね。
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得点王
トップ : FW フッキ 37点
ユース : MF 河野広貴 9点
・*トップとはJ2リーグのみです。ユースは公式戦「東京都大会(新人戦)、クラブユース選手権、高円宮杯、Jユースカップ」だけです。
・化け物ですよ。超人ハルクを超えてますね。とにかく、流れとかをぶった切ってゴールを奪い去る。ディエゴはワンツーパスで返して欲しくて預けたのに決めてしまう。開幕だけでその後は決まらないと思われたバズーカFKも決まりまくる。とにかく、ミドルシュート決定率が非常に高く、山形戦での同点ゴール以降はやたらと入りましたね。ヴェルディ史上でも類を見ないFWでした。でしたなんですよ、もう。それにしても、得点ランクの偏り具合が一目瞭然ですね。フッキとディエゴだけで50得点ですか・・・。
・ユースの得点王は河野に決定です。体格こそは小柄ですが、世界大会でも魅せた通りのドリブルテクニックは誰も寄せ付けないですよ。まぁ9得点ぐらいは河野にとって普通ですね。ただ、ユースは全部で公式戦は31試合ありました。それにしては得点王が9得点ってのは少ないですね。今シーズンは絶対的なエース征矢智和のケガもあって、FWが固定されずに最後まで行ってしまいました。3トップ(ポスト+2ウィング)という布陣もあってか、全体的にどこからでもゴールを狙える利点はあったものの、ゴールを量産するFWというカタチにはなりませんでしたね。ウィングには久保木、俊幸、善朗などが起用され、ポストには久利、新村、真野らが起用されました。今年はまぁやりくりに大変だったので仕方無いですね。
−ヴェルディ得点ランク− −ヴェルディユース得点ランク−
1位 フッキ 37点 | 1位 河野広貴 9点 |
2位 ディエゴ 13点 | 2位 真野亮二 8点 |
3位 船越優蔵 8点 | 3位 久保木 優 6点 |
4位 廣山 望 7点 | 3位 和田拓也 6点 |
5位 土屋征夫 3点 | 5位 奥田大二郎 4点 |
5位 大野敏隆 3点 | 6位 富所 悠 3点 |
5位 金澤 慎 3点 | 6位 吉田啓祐 3点 |
5位 永井秀樹 3点 | |
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アシスト王
トップ : FW フッキ 16回
・*トップとはJ2リーグ、ACLを含めた全公式戦です。サテライトとは練習試合のみです。練習試合とは公式HPで扱った試合と、「ヴェルディGまで196.9mBlog」さんで扱った試合を参考にしています。ユースはまぐが見に行ってる試合数が少ない事から、アシストを計測できませんでした。そのせいで、ユースアシスト王は無しとしますです。
・こりゃ、フッキは何冠王になるんですか。どれだけヴェルディはフッキ頼みなんだよ・・・。中にはシュート性の折り返しをオウンゴールにしたりとかもあるんですけどね。あと、フッキは自分が先にゴールをしたりすると結構ディエゴとかにお膳立てしたりするんですよね。機嫌が良いとアシストなどの力も魅せてくれる。さぁ、今シーズンは得点王もアシスト王も居ないぞ。
−ヴェルディアシストランク−
1位 フッキ 16回 |
2位 ディエゴ 9回 |
2位 服部年宏 9回 |
4位 永井秀樹 3回 |
4位 大野敏隆 2回 |
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フェアプレー個人賞 : −該当者無し−
最多ファール個人賞 : FW フッキ
・まぁ、試合数が多いってのもあるのでフェアプレー賞は難しそうですね。無警告で1シーズンを終えるには審判のレベルもあるので、そうそう簡単に取れるもんではないですよ。特に守備の選手は難しいので、攻撃の選手には是非とってもらいたいんですがね。・・・ってそれがフッキだもんなぁ。確かに終盤は残り1枚のイエローを貰わずにギリギリまで踏ん張りましたが、最多ファール賞になってしまいました。特にフッキは相手を撫でただけでイエローってな事もあったし、イエローのほとんどが異議みたいなもんだし。
−ヴェルディ警告ランク−
1位 フッキ 12警告1退場
2位 土屋征夫 7警告1退場
3位 ディエゴ 7警告0退場
3位 服部年宏 7警告0退場
5位 船越優蔵 6警告0退場
5位 菅原 智 6警告0退場
7位 戸川健太 5警告1退場
8位 萩村滋則 5警告0退場
8位 富澤清太郎 5警告0退場
最長時間出場選手 : DF 服部年宏 4230分
最多試合出場選手 : DF 服部年宏 47試合/全48試合中
最多試合出場選手[ユース] : DF 笠松亮太 31試合/全31試合中
・鉄人でしたね。服部大先生は年齢からもシーズンをフルに使う訳にはいかないだろうと思っていました。それがどうしてどうして、出場停止の1試合を抜かして全試合出場ですよ。見事な働きっぷりでした。序盤こそはミスなども多く活躍は出来なかったのですが、終盤ではディエゴとの黄金連携も手伝っての昇格の原動力となりました。今シーズンも服部大先生にはフル稼働してもらいましょー。
・ユースにも鉄人がいました。DFの笠松です。スイーパーとして吉田との相性は抜群でした。ただ、その器用さからどこでも任されてしまうので、終盤はサイドバックを兼任していました。それも右でも左でも。しぶしぶやってるのかと思いきや、しっかりとオーバーラップもしてましたし。まぁ、ここまで言ってしまうと毎年同じだしキリが無くなるんですけど、この鉄人である笠松や吉田、征矢に大二郎などこの世代は黄金世代だったんですけどねー。何か昇格の基準ってものがあればいいんですけどねー。
−ヴェルディ試合出場ランク−
1位 DF服部年宏 47試合 | 1位 DF笠松亮太 31試合
2位 MFディエゴ 47試合 | 2位 DF吉田啓祐 29試合
3位 FWフッキ 42試合 | 3位 FW久保木 優 29試合
4位 DF土屋征夫 40試合 | 4位 GK高木 駿 27試合
5位 GK高木義成 36試合 | 5位 MF奥田大二郎 27試合
6位 MF大野敏隆 34試合 | 6位 FW高木俊幸 27試合
7位 MF菅原 智 33試合 | 7位 MF河野広貴 26試合
8位 MF廣山 望 32試合 | 8位 MF富所 悠 25試合
8位 DF戸川健太 32試合 | 9位 FW真野亮二 24試合
10位 DF富澤清太郎 30試合 | 10位 DF石井裕紀 23試合
トップ / 新人王 : DF 福田健介
ユース / 新人王 : FW高木俊幸
・今シーズンは開幕デビューを果たした選手が2人もいます。ヴェルディの伝統から言っても開幕新人デビューは数少ないんですよ。それをいとも簡単にやってのけた2名の新人。井上 平と福田健介だ。今回はその中でも試合数、右サイドのポジション争いなどを鑑みても、福田健介で決まりじゃないでしょーか。とにかく、センタリングの精度だけで言えばレギュラーになれます。後は幸治郎からスピードや勝負の姿勢など、他の面でも勝てる様に努力しないとね。まぐは現時点で福田健介を推してます。幸治郎は3−5−2の右の方がいいやね。だから、3−4−1−2の時はバッチリだったよん。
・スピード豊かな飛び出しがウリ。現在はおおよそウィング的に起用法が目立っている。1年ながら27試合に出場。さりげなく、弟の善朗も半分近く出場しちゃってて話題をさらわれてる感もある。終盤では慣れてきたのか、俊幸はなかなかにスピードだけでなくチャンスメイクの点でも活躍を見せる様になってきましたね。途中で見たスルーパスなどはセンスを感じさせた。今シーズンは俊幸をどこで使ってくるのかね。
年間ベストバウト : J2リーグ第43節 vs コンサドーレ札幌「5−1」
・まぁ、これは分かりやすいですよね。これまではJ2の最終順位の3位を争っていたはずなのに、あれよあれよと連勝街道に乗り自力昇格どころか優勝まで視野に入った瞬間です。札幌の白い恋人ショックのおかげもあって、上位全チーム昇格争いのやり直しまで持っていってくれた事も助かりました。とにかく、これで俺達は行ける!と勢いにも乗せてくれました。試合前は見てるこっちも緊張してたけど、試合ではそれを爆発してくれた分嬉しさも倍増。
年間ワーストバウト : J2リーグ第13節 vs 水戸ホーリーホック戦[1−5]
・ホームだっただけに尚更。実質、これがあったからこその現実的サッカーへと移行したわけで。この7連敗が無く、とびとびで勝ったり負けたりしていたら昨年の繰り返しだったでしょうね。決して、時間が解決した昇格ではなく、この7連敗がヴェルディを昇格へと導いてくれたのですよ。これだけのJ1レベルの補強をしても何かが足りなかったんです。夢から覚めて現実を見据えたヴェルディは逆に強かったですよ。ってか、ワーストバウトの上位は恐らく水戸戦ばっかだけどね。
まぐ最優秀ゴール賞 : J2リーグ第28節 vs 山形戦 フッキ
アンケート最優秀ゴール賞 : J2リーグ第46節 vs 山形戦 廣山 望
・せっかく、アンケートも取ったのにまぐが選んだベストゴールはフッキの西が丘バズーカです。これはまさにゴール裏で見てる人にとってはその軌跡がハッキリと見てとれた。帰ってからビデオで見て驚愕ですよ。あんなに遠かったの?って。ゴールが入った後のゴール裏の反応もまた綺麗でしたね。全員飛んでましたよ。西が丘特有の盛り上がりではあったんですけどねー。ナビスコぐらいでいいから、また西が丘でやらしてくれんかねー。
ベストイレブン
GK 高木義成 | GK 高木 駿
DF 土屋征夫 | DF 石井裕紀
DF 戸川健太 | DF 笠松亮太
DF 富澤清太郎 | DF 吉田啓祐
MF 海本幸治郎 | DF 平 智弘
MF 菅原 智 | MF 奥田大二郎
MF 大野敏隆 | MF 富所 悠
MF 服部年宏 | MF 河野広貴
MF ディエゴ | FW 高木俊幸
FW 廣山 望 | FW 久保木 優
FW フッキ | FW 真野亮二
・1年間でこれだけシステムと戦術と選手を入れ替えたチームってのも珍しいよね。アンケートでは明らかに第4クールでのシステムと選手ばかりが選ばれていました。ただ、年間通してって事を重視したかったので選手出場数上位で固めてみました。そのせいか、萩村や飯尾らは外れてしまいましたけど。中盤を暑くした3−4−1−2という布陣をひらめいたことも評価してのこの布陣です。
・4−3−3システムです。今年のヴェルディはこの布陣が多かったですね。唯一、迷ったのが左サイドバックですね。終盤は高橋祥平の出番が多かったですが、まぐが見てた時期はほとんど平だったのでこっちにしました。完全に独断と偏見にしちゃいました。祥平すまん。今シーズンこそはしっかりと見るからね。ただ、この3年生がキャラが濃かったのと、1年や2年で試合に出場していたのでポジションの控えが難しそうですね。
まぐ最優秀選手賞 : FW フッキ
まぐユース最優秀選手賞 : DF 笠松亮太
・アンケートでのコメントにもあった通り、確かに土屋や服部、菅原、ディエゴなど推したい人材はいるんですよ。ただ、結局あーだこーだ言っても最後に行き着くところはやっぱフッキなのかなと。こんな化け物は今後ヴェルディに居てくれるかどうかは怪しいしね。1人で何でもやってくれちゃうんだもの。特に序盤や中盤はフッキのおかげで拾った勝ち点は幾らでもあったしね。何年か先に2007年を思い出せと言われたら、迷わずフッキを思い出すだろうってな事で決定しました。
・全試合に出場した鉄人どころか、全試合フル出場なんですよ。イエローカードもまぐ調べでは1枚だけだし。スペシャルな活躍をした人物が少なかったというのも手伝って守備の堅実さでMVPとなりました。これほど頼もしいDFはそうそう現れないだろな。
・そういう訳で年始企画。ヴェルディアウォーズ如何でしたでしょーか。来年はそのフッキが川崎へ帰ってしまったので、また1からチームを作り直しになります。守備に関してはある程度の連携は取れたでしょーけど、J1の攻撃陣を抑えられるかどうかも未知数。新戦力獲得もしましたが、どうハマってくるかも分かりません。また、難しいシーズンになってしまいますが、今は一先ずJ1へ帰ってきたんだという実感しましょ。
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