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2010年ヴェルディ選手名鑑-GK/DF編-

・ここではヴェルディのトップ選手を紹介していきたいと思います。市販されている選手名鑑を丸写し+まぐの適当なサッカー眼で捉えた選手の特徴なども詳しく掲載したいと 思います。ちなみに出場記録は99年以降からの途中交代、途中出場、ベンチ、カップ、サテライト、練習試合の記録をカウントしています。



氏名川勝良一「かわかつ・りょーいち」
ニックネーム男塾塾長
監督実績1997年ヴェルディ川崎監督(天皇杯のみ)
1998年ヴェルディ川崎監督(途中から就任)
1999年:ヴィッセル神戸監督
2003年:法政大学コーチ
2006年:アビスパ福岡監督
2007年:法政大学コーチ
2010年:J2/5位17勝12敗7分
特徴 ・川勝男塾という名言が未だに語られるぐらいのネタ監督。降格候補だった神戸を3年間率いて、神戸に守備組織を徹底させた。しかし、シーズン入りの頃にはボールキープからの読売サッカーを指導しておいて、シーズン終盤には徹底して守りのサッカーに変わっているという特色を持つ。 ネタだけは数多くうみだし、「オゼアス大作戦」「和多田ロングスロー」「神戸が本気で守ればJ最強」などがある。神戸を率いて7位という順位は過去最高であり、現在でもこの順位の記録を破っていない。
目標 ・選手層はとてつもなく薄いが、個々の戦力で言えばJ2でも上位に入るメンバー。ケガ人が相次いで出なければ上位進出は可能と思う。勝ち越し・昇格争いを目指して欲しいものだが、まずはどんなサッカーを目指すのかだけでもシーズン通して貫いて欲しい。 前任者がアレだったもので守備重視なら守備重視と明確にしてくれれば構わんのだが。





氏名富樫剛一「とがし・こーいち」
ニックネームトガちゃん
ポジションヘッドコーチ
特徴 ・李さんからは指導者に向かないと言われてしまったが、それでもコツコツと頑張っていよいよヴェルディのヘッドコーチへ返り咲きました。そういや、かつてはラモスにまで「いつか日本代表に選んでやる逸材だ・・・ホペイロ(用具係)として」などと オチに使われてしまったほど。イジられキャラとしての地位は現役時代に確立していた様だが、コーチである以上ビシビシと厳しく指導してやってくれぃ。それでも性格からして良き兄貴分タイプな位置付けかな。



氏名森 栄次「もり・えーじ」
監督実績1999年:ヴィッセル神戸コーチ
2005年:尚美学園大学監督
特徴 ・ヴィッセル神戸の頃からの川勝繋がりだそうです。知らなかったのですが、選手での実績は10年間読売クラブ一筋の方だそうです。





氏名前田隆司「まえだ・たかし」
指導実績1994年:京都サンガGKコーチ
1998年:京都サンガGKコーチ
2003年:アローズ北陸GKコーチ
2005年:大阪学院大学GKコーチ
2007年:関西学院大学GKコーチ
特徴 ・トップチームのGKコーチ経験からはだいぶ年数が経ってますね。土肥は放っておいても大丈夫として、目下アナタの仕事は鈴木を一人前に育て上げる事です。





氏名土肥洋一「どい・よーいち」
ニックネームどい
背番号
ポジションGK「超反応型ゴールキーパー」
出場記録J1:341試合出場
J2:78フル出場9ベンチ
カップ戦:2フル出場
練習試合:1フル出場10途中交代4途中出場
今季記録J2:34フル出場2ベンチ
カップ戦:1フル出場
練習試合:6途中交代3途中出場
代表記録国際Aマッチ:4試合出場
2006年:FIFAドイツワールドカップ
過去のタイトル2004年:Jリーグベストイレブン
2009年:まぐフェアプレー賞、まぐまぐまぐろんベスト11
2010年:まぐ年間最優秀選手賞、まぐベストイレブン
特徴 ・安定したセービング技術、反射神経、特に超至近距離での異常なまでの反応速度は目を見張るものがある。まぐが土肥に感心したシーンはFC東京時代。FW森本のドリブル突破からのシュートを止めたシーン。 重心が逆になっているにも関わらず足に当てたセンスは素晴らしかった。ただ、キックの精度は酷くタッチラインを割ってしまったり、バックパスをもたつく姿はネタになっている。昨年はとうとうそれで失点までしてしまった。 ポジショニングは意識的にややファーサイドにとる。ロングシュート・ミドルシュートなどが二アサイドへ飛んでくるとゴールを許しやすいので、味方DFがシュートコースを切る場合はニアを意識的にカットすることが必要。
目標 ・昨シーズンは序盤でのケガ人続出時に神がかりの超反応を魅せてくれた。今シーズンは義成が移籍してしまったので、土肥にかかる負担は非常に大きくなると予想される。シーズン前のキャンプでは若手GKの鈴木がピッチに立っている通り、 ケガ一つでポジションを奪われかねない。だが、今年も土肥の超反応に頼るシーンは間違いなく訪れるであろう。GKコーチ業も兼務してもらい、鈴木の才能開花にも期待。
結果 ・今シーズンも衰えを感じさせない「超反応」のセービングは何試合も観られた。鳥栖戦での連続どフリー状態でのセービングは今期一番の活躍であろう。だが、さすがに土肥特有のマリーシアはそろそろ他チームにもバレてしまい、しっかりと最後まで 詰める様になっている。土肥・土屋・かんぺーの3人はまさにヴェルディの要塞とも言える鉄壁の布陣である。
必殺技
「マリーシア」
・昨シーズンはかなり多用していたマリーシア。日本語で「ずる賢さ」という意味。0−0の段階でも時間を消費する意味、味方の体力を回復する時間を稼ぐ意味、相手をイライラさせる意味などで使われた。基本的には相手からのボールをキャッチせずに、 足で扱いボールを取らない。相手が近づいてきたら、ボールを取る振りだけして取らないなど様々な方法をとる。大ベテランだけに老獪な技、義成との差はこれだったかな。



氏名柴崎貴広「しばさき・たかひろ」
ニックネームザ・タワー
背番号26
ポジションGK
出場記録J1リーグ:1フル出場1途中出場45ベンチ
J2リーグ:3フル出場45ベンチ
カップ戦:19ベンチ
サテライト:14フル出場7途中交代9ベンチ
練習試合:11フル出場28途中交代35途中出場6ベンチ
今季記録J2リーグ:2フル出場34ベンチ
カップ戦:1ベンチ
練習試合:1フル出場8途中交代12途中出場
特徴 ・入団当初は体の伸び、判断能力、反射神経が高いなど高木以上のGK技術を秘めた選手。前園らのシュート練習時にパーフェクトに近いセービングを見せるが、武田のはひねくれてて取れなかったり、矢野のシュートは避けたりと練習だけでも面白かった。 2002年第4節に高桑が試合で負傷、柴崎はJでビューを果たした。その試合は負けてしまい、次節の第5節京都戦でスタメン抜擢。Jリーグ2試合目でいよいよ見せ場が訪れた・・・しかし、悪夢の5失点。サテライトリーグの横浜戦でも6失点と最悪のデビューを飾ってしまった。 その後、GKは義成に奪われた。あの時、もし結果が違っていたらどうなっていただろうか。
目標 ・サテライトの試合や練習試合でも鈴木に与えられる出番が増えている。今年こそ1度ぐらいはチャンスを得たいものだ。正直、試合で動いてる姿を拝見してないので、鈴木と比べてどうなのかは分からないんだけどね。
結果 ・シーズン前は土肥のケガでポジションが巡ってるやに思われた。キャンプ時に鈴木の抜擢でレギュラーが危うかったのだが、J2開幕スタメンの座は柴崎が射止めた。開幕2試合だけ出場したのだが、チームの状況があまりにも整っていなかった。 成す術無く2連敗を喫してしまい、3試合目からは土肥の復帰とともにレギュラーを離れた。あのチーム状況では致し方無いのだが、土肥がフルシーズン持つかどうかは怪しい。来期こそはレギュラー獲りを狙いたい。



氏名鈴木智幸「すずき・ともゆき」
ニックネーム
背番号21
ポジションGK
出場記録カップ戦:1ベンチ
サテライト:6フル出場4ベンチ
練習試合:2フル出場5途中交代13途中出場2ベンチ
今季記録サテライト:2フル出場4ベンチ
練習試合:5途中出場
代表経験2003年:日本U−18代表
特徴 ・浦和東と国士舘ですか。大学選抜にも選出されてるし、日本U−18にも入ってたみたいです。なかなかに実績充分の選手ですね。遠くまで通る声をしているのでGKに必須条件である「美声」は備わっている。しかし、試合中のその指示 が徐々に少なくなっていき、終盤には無口になってることもしばしば。
目標 ・いまだ、試合は少し見ているが特筆すべき点は無い。練習試合でもサテライトでも45分間ぐらいでしか見れてない。更に意外と攻め込まれなかったりで参考にならない。今年こそ、もうちょっと評価の対象に出来そうな試合があるとまぐが助かる。 今年はキャンプでも試合経験を積んでいる通り、Jリーグでも出場のチャンスは確実に訪れるであろう。そのチャンスは絶対に活かせっ!!・・・・キャンプ前の練習試合、横浜FC戦では正面のシュートを取れずにゴールしたり、センタリングの目測を誤ってゴールインしたりと大チョンボもしてしまった。
目標 ・土肥のケガによりまさかの正GKへの抜擢。練習試合では、主に鈴木がスタメンで後半から柴崎という具合だった事からレギュラーへ昇格したと話題になった。しかし、上記に書かれる通りに致命的なミスを2つしてしまい、それ以降は柴崎がスタメンへと変更された。 事実、J2開幕2試合は柴崎が務めた。チャンスは与えたものの



氏名福田健介「ふくだ・けんすけ」
ニックネーム健介
背番号
ポジション右サイドバック「クロッサー」
出場記録J1リーグ:5フル出場1途中交代11途中出場11ベンチ
J2リーグ:60フル出場6途中交代1途中出場3ベンチ_1得点9アシスト2退場5警告2停止
カップ戦:5フル出場3途中交代1ベンチ
サテライト:10フル出場4途中交代1途中出場_1警告
練習試合:29フル出場18途中交代6途中出場_2得点
今季記録J2リーグ:32フル出場3途中交代_1得点4アシスト1退場3警告1停止
カップ戦:1フル出場
練習試合:4フル出場9途中交代
タイトル2007年:まぐまぐまぐろん新人王
2010年:まぐベストイレブン、まぐ最多試合出場数
過去の成績−横浜Fマリノスユース−
2000年:日本クラブユース選手権優勝
−明治大学−
2004年:関東大学サッカー選手権優勝
特徴 ・機を見たオーバーラップ、ロングスロー、何よりも海本以上のセンタリングの精度。これがなかなかに練習生時代から評判を呼んでいました。海本以上のセンタリング精度を持ち味にJ2開幕戦でいきなり開幕スタメンデビューに抜擢される。 昨年はいまだ、一対一の守備、対人での駆け引きなど守備面では不安である。だが、それを補って余りある攻撃参加が板に付いてきた。マーカーが付いていない時限定という状況ではあるものの、精度の高いセンタリングは健在。 第3クールからしか試合に出場していないのに4アシストも記録した。制空権を握れない選手が多い中でのサイドバックのアシストはもっと評価されてもいい。
目標 ・今シーズンはフル出場を期待される。ヴェルディの右サイドを確固たるものとし、昨シーズンで17試合4アシストの記録を大幅に上回る結果を期待しよう。今シーズンは林 陵平の様な選手が前線に居ないので、低い選手に合わせられるセンタリングの精度が非常に物を言う。 目標は昨年の倍、2ケタのアシストなんかしちゃったら大活躍と言っても良いだろう。ただ、左サイドが平本一樹になる可能性が高く、右サイドは守備に回らされると厳しいかもしれない。更に昨年からの課題である対応された際に閉塞感を漂わせない様に。
結果 ・退場での出場停止を除いて1シーズン通してレギュラーで終了。序盤こそ持ち味の精度の高いセンタリングより、守備に時間を割く事が多かった。だが、甲府戦以降は見違える様な攻撃参加と得意のセンタリングが目立つ様になる。ハーフナー・マイクを強引に振り切ってセンタリングを上げた シーンがゴールに繋がり自信を深めたのだろう。まさに才能開花の瞬間でした。フリーじゃなければ精度は悪いというフレーズもなくなり、強引に縦を伺う勝負強さも発揮。攻撃が目立てば守備の時間も少なくなり、今年は失点に絡むほどの凡ミスも見られなかった。 思い切った攻め上がりからJ初ゴールも記録、更には飯尾の頭に合わせられる精度まで身に付けた。チーム全体の小粒さが健介にとっては辛いところだが、それでも健気に一樹の頭へ合わせてくれぃ。



氏名和田拓也「わだ・たくや」
ニックネーム
背番号22
ポジションMF「一瞬の輝きにかけるサイドアタッカー」
出場記録J2:10フル出場2途中交代3途中出場10ベンチ_4警告
カップ戦:1ベンチ
サテライト:3フル出場1途中交代3途中出場
練習試合:5フル出場7途中交代15途中出場
今季記録J2:5フル出場2途中交代3途中出場10ベンチ_3警告
カップ戦:1ベンチ
練習試合:3フル出場5途中交代8途中出場
ユース記録−全69試合中33試合出場−
10フル出場6途中交代17途中出場9ベンチ_8得点
練習試合:1途中交代
特徴 ・黄金聖闘士(ゴールドセイント)の1人。カカトにロケットエンジン。じりじりと相手DFと距離を詰めておいて、相手が足を先に出すまで動かずに縦へ一瞬の速さで抜けるタイプ? マリノス戦で多用してた。 典型的なサイドアタッカーだったが、ユース3年生で右サイドバックでの起用が多くなりトップ昇格でも右サイドとして登録。サイドでの一瞬の速さで抜き去るタイプなので、相手に触れさせないドリブルに注目。 センタリングよりえぐってからのマイナスパスっていうイメージ。
目標 ・まさかのまさか、昨年は開幕スタメンデビューを飾りました。右サイドの健介や岩倉のポジション争いに勝ち、見事に堂々とスタメンですよ。だが、スピード豊かな縦への勝負に期待していたが、徐々に尻すぼみ。 一対一でも勝負する姿勢が消え、対人守備では前に河野がいることで数的不利での守備を強いられた。数的有利でサイドを崩そうとするのが昨年のJ2の傾向、それを真っ向から1人で受ける姿は新手のイジメかと思ったほど。 持ち味である縦への勝負は1度もやれない試合もあった。開幕スタメンも第1クール5試合で洗礼を浴びた格好。今年はこの洗礼をどう乗り越えたかに注目だ。健介の控えになるだろうが、健介はシーズンをフルで戦った事が無い。 いつでも出場出来る様にコンディションだけは整えておこう。
結果 ・右サイドの健介がフルシーズンを戦い抜いてしまった。その為、サイドバックのレギュラー獲りは左サイドバックへと移行。天皇杯で判断の遅さ、思い切りの無さなどから精細を欠き、和田拓也にチャンスが巡ってきた。その試合で 和田はウィングばりの超攻撃的サイドバックぶりを披露。今までは縦へ抉るタイプのイメージだったが、今年はワールドカップで大流行した「カットインからのシュート」を多用。両サイドバックが攻撃的になり過ぎる事からなのか、途中から ポジションを祥平に奪われてしまう。だが、今度はボランチでの起用なども試した。この才能を埋もれさす訳にはいかないと指揮官はどうしても起用したいようだ。



氏名吉田正樹「よしだ・まさき」
ニックネームカピバラ? マサキ
背番号
ポジション両サイドバック
出場記録−横浜FC−
2008年:14試合出場
2009年:42試合出場
今季記録J2リーグ:17フル出場2途中交代14ベンチ_1アシスト2警告
カップ戦:1途中交代_1警告
練習試合:3フル出場6途中交代7途中出場
特徴 ・どういうわけか那須川が期限付き移籍してしまい、左サイドバックの補強は急務だった。そこで連れて来たのが横浜FCでレギュラーを奪った吉田正樹。両足で蹴れる事から両サイドバックのポジションをこなせる。無尽蔵のスタミナでアップダウンワークを得意とする。法政大ではキャプテンを任された事もある。
目標 ・両サイドバックが出来るということでどちらも視野に入れての出場となるだろう。一応は空いた左サイドバックが主戦場。1年間をレギュラーで過ごす事になると思う。ただ、シーズン前のキャンプでは左サイドバックに 平本一樹をコンバートする案が浮上している。まぁ、恐らくは頓挫すると思うので、いつでも試合に出れるコンディションだけは整えておこう。
結果 ・予想通り、平本一樹の左サイドバック案は終了した。その後、コンスタントに左サイドバックのレギュラーになったのだが、いかんせんバウルやら土肥やらに怒られまくり。守備の際の対人守備には問題は無い。健介よりやれている感はあるのだが、ベテランDF陣は サイドの攻防でボールを奪う事より、「センタリングを上げさせない」守備が最善の様で。このシーンはとにかく怒られていた。更に天皇杯で「攻撃」「守備」のバランスを取れず、監督からは「恐がらずに行けっ!」、飯尾からは「前来いよっ!」と怒鳴られ、町田FCからは裏を取られと散々。 結局、和田拓也、高橋祥平らにポジションを奪われてしまった。憎めない性格な様で、「ジャパネット吉田」のビデオで一番弾けていた。選手の間でも今年一番の活躍だと揶揄されてたりもする。



氏名福井諒司「ふくい・りょーじ」
ニックネーム??
背番号31
ポジション左SB
今季記録J2リーグ:1途中出場2ベンチ_1警告
練習試合:3フル出場1途中交代6途中出場_1得点
特徴 ・練習試合でお目見え。CBのポジションで登場した時は卒なくこなす印象だったが、開幕前に手薄なボランチへコンバート。上背もあり、フィジカルもある事からセカンドボールでの制空権を握れる。更に一対一、球際にも強い。 激しい当たりも高評価。スライディングも好む事から、ヴェルディに久しぶりの「殺人タックル部隊」を形成しちゃうかも。
目標 ・まずはサテライト組の練習試合などにコンスタントに出場しよう・・・と思ったら、まさかの開幕戦途中出場でいきなりJデビュー。ポジションはやはりボランチ。ファーストプレイでいきなり「殺人スライディング」からのイエローカードも貰ってしまった。 そればかりか、一樹への良質のフィードも持っている事もわかり、デビューながらポジションを奪える可能性も見えてきた。
結果 ・シーズン前の練習試合での活躍、開幕デビューから考えて、残りの試合を全く出番無しで迎えるとは予想だにしなかった。ベンチでは高橋祥平、菅原 智などポジションのかぶる選手達のケガからの復帰でベンチにすら座れなかった。 ケガがあったのかどうかは分からないが、SBでもCBでもボランチでも殺人タックルでかっ飛ばすタイプの選手はヴェルディに居ないので今後に期待。



氏名李 智星「イ・チソン」
ニックネーム??
背番号29
ポジション左SB
今季記録練習試合:1フル出場2途中出場
特徴 ・今期新加入につき未だ把握してませんです。
目標 ・まずはサテライト組の練習試合などにコンスタントに出場しよう。
結果 ・むむむ、結局観ないまま終わってしまった。さらに1年での戦力外とは・・・残念。どんなプレースタイルなのかも把握せぬまま。練習試合も3試合となっておりますが、後半戦以降は非公開になってしまったのでもっと出場してるかも。



氏名土屋征夫「つちや・ゆきお」
ニックネームバウル・・・名付け親はFWのマグロン
背番号17
ポジションストッパー「万能型ストッパー」
出場記録公式記録:273試合15得点
J1リーグ:267試合出場16得点
J2リーグ:99フル出場10途中交代_9得点16警告1退場3停止
カップ戦:51試合出場5得点
サテライト:1途中交代
練習試合:7フル出場14途中交代2途中出場_2得点
今季記録J2リーグ:33フル出場2途中交代_2得点5警告1停止
練習試合:3フル出場9途中交代_1得点
タイトル2007年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
2009年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
2010年:まぐベストイレブン、まぐ最多試合出場数
特徴 ・プレースタイルは人に強くストッパータイプかと思いきや、カバーリングをこなすスイーパー役も可能。まぁ、前にシジクレイと一緒にやってるしね。そして、ヴェルディ時代では日替わり右サイドバックで試合に出場していた。もともとはサイドバックなんだよね。 田中達也へのファールで骨折させてしまい浦和サポから非難の的となってしまいヴェルディへと移籍してきた。ヴェルディでは思う存分、パワフルな守備を見せ付けてくれぃ。
目標 ・昨シーズンは3度のケガに悩まされるという過酷なシーズン。それも6連勝後の甲府戦で負傷をしてしまい、チームの成績も呼応するかの様に落ちていった。今シーズンも土屋がいなければ崩壊するのは容易いチーム。相方のかんぺーもケガの多い選手なので、年間通して一緒にプレーできないかもしれない。 今年は飯田や祥平、塗師、アデバヨにも奮起を望まねばなるまい。そういう訳で土屋には今年もおんぶに抱っこでお願いします。
結果 ・まさかのシーズンフル稼働。ケガはあっただろうにCBにも関わらず出場停止は終盤に1試合のみ。相手がボールを持って前を向いたタイミングでガツンとボールを奪える強烈なタックル。空中戦でも存在感を魅せ、CKでは土屋に合わせるのを分かっていても止められない。 有り得ない滞空時間の長さにスカパーでは「人類の夢」「飛んだ」などと評された。吉田や祥平などの指導なども行うなどチームに欠かせない存在。



氏名富澤清太郎「とみさわ・せーたろー」
ニックネームかんぺー
背番号14
ポジションDF「俺様ストッパー」、DMF「俺様ボランチ」、FW「俺様ストライカー」
出場記録公式記録:124試合出場4得点
J1リーグ:6フル出場3途中交代9途中出場16ベンチ_3警告
J2リーグ:114フル出場7途中交代16途中出場11ベンチ_5得点1アシスト28警告2退場6停止
カップ戦:10フル出場4途中交代2途中出場5ベンチ_2警告
サテライト:21フル出場2途中交代_3警告1停止
練習試合:33フル出場27途中交代20途中出場3ベンチ_6得点3警告
今季記録J2リーグ:30フル出場1途中交代_2得点7警告1停止
練習試合:1フル出場3途中交代2途中出場
代表経験1998年:日本U−18代表
2002年:日本U−21代表、ツーロン国際大会3位
2003年:日本U−22代表
タイトル−ヴェルディユース−
1998年:日本クラブユース選手権ベスト8
1999年:日本クラブユース選手権ベスト8、Jユースカップベスト8
2000年:日本クラブユース選手権ベスト4、高円宮杯ベスト8、Jユースカップベスト8
2006年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
2007年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
2009年:最多ファール賞、まぐまぐまぐろんベストイレブン
2010年:まぐベストイレブン
特徴 ・強靭なフィジカルで相手を潰すストッパー。スピードもあり、空中戦も負けない。性格上、アツイものを持っているので負けてるときは一気にFWの位置まで攻めあがるシーンを何度も見かける。ユースでは3年の時にFWを経験しているだけに得点能力にも秀でている。セットプレイなどでは高さを活かしてゴールも決められる。 ここ最近では非常にケガが多い選手になってきている。一時期、疲労骨折を毎年やってるんじゃないかっていうぐらいに骨も弱くなっていた。屈強な選手なんだけどねぇ、ケガに弱いイメージもついてきた。
目標 ・いきなりケガからのスタートだそうで・・・。今年もまたケガと付き合うシーズンになりそうだ。今年の目標は試合に出場するのはもちろんのこと、遠目からのどっかんFKを1ゴールでもいいから決めること。さすがに毎回ホームランじゃ蹴らせてもらえなくなるぞ。 せめて枠へ飛んでくれれば真正面だって面白くなるのに。CBでのFKはペレイラ、米山と前任者が存在する。かんぺーはそれらを超えられるか。
結果 ・開幕4試合で4枚のイエローカードで出場停止って・・・元ヴェルディのCBエメルソンの輝かしい記録を塗り替えるかと思ったよ。バウルとのCBコンビは単純なクロスボールでは越えられないので、守備陣は非常に安定して観る事が出来た。ただ、完封しても1失点で抑えても0−1で負けるなどが多かった。 中盤以降にはバウルとともに隙あらばオーバーラップするという「ダブルリベロ」の様な事も試みている。土屋はゴールこそ無かったが、かんぺーはオーバーラップから華麗なボレーシュートを叩き込んでいる。終盤に4試合ほどケガで戦列を離れたが、かんぺーにしてはフルで戦えた方だと思う。FKは蹴るチャンスすら無かった。



氏名飯田真輝「いーだ・まさき」
ニックネーム
背番号
ポジションCB「究極フィード&究極ラインDF」
出場記録−流通経済大−
JFL:8試合出場

−東京ヴェルディ−
J1リーグ:1フル出場1途中出場14ベンチ
J2リーグ:4フル出場1途中交代19ベンチ_1警告
カップ戦:2フル出場4ベンチ
カップ戦:1フル出場
サテライト:13フル出場_2警告
練習試合:17フル出場4途中出場
練習試合:10フル出場9途中交代10途中出場
今季記録J2リーグ:14ベンチ
練習試合:6フル出場4途中交代8途中出場
代表成績2007年:全日本大学選抜
過去のタイトル−流通経済大−
2007年:総理大臣杯優勝
特徴 ・なかなかにフィードの巧みな選手だと拝見しました。イエロ好きを公言する通りですな。その他、ラインコントロールでは的確な指示を披露。新村に対してもただ「上がれ」「下がれ」ではなく、理由まで付け加えた指示には将来の主将になれそうな雰囲気も漂う。 ただ、目の前で餌(ボール)をチラつかせると食いついてしまったり、直線勝負のスピード系にはあっさりと抜かれてしまったり・・・。明確な長所である空中戦を武器にしたいところ。
目標 ・昨シーズン、チャンスは訪れた、しかし活かせなかった。そもそも、富澤・土屋の両名がケガの間にユース3年生の祥平に奪われるのは誤算であった。CB番付で上位へ入るための試練であった横浜FC戦ではツキも味方しなかった。強烈なスライディングタックルで与えてしまったFKが2度とも失点に繋がってしまったからだ。 FKを与えたとしても、その後守れれば帳消しになる訳で。飯田のミスでセットプレイをやられた訳でも無いのだが、何か「飯田のせい」みたいな雰囲気を作ってしまった。空中戦の強さはサテライトでも寄せ付けない強さを誇っているだけに、Jの舞台になると途端に本来の力を出せないのは残念。今シーズンも土屋とかんぺーがケガをしないで終われるとは思えない。 必ずチャンスは訪れる。昨年の雪辱を果たし、狙うはレギュラー獲り!!
結果 ・開幕戦からバウルとかんぺーのコンビでスタートしたためベンチとなった。その後、かんぺーの出場停止などでチャンスかと思いきや、菅原だったり祥平だったりで出番無し。前半戦は最後までベンチのままで終わった。チャンスすら回ってこないままに期限付き移籍・・・そして戦力外。 大型CBとしてヴェルディのレギュラー獲りに非常に期待した選手であったが残念。横浜FC戦の借りは返したかった。



氏名高橋祥平
ニックネーム祥平
背番号23
ポジションMF
ユース
出場記録
(1年時のみ)
−全31試合中10試合出場−
8フル出場1途中交代1途中出場_2得点1警告
出場記録J2リーグ:34フル出場5途中出場5途中出場18ベンチ_2得点5警告
カップ戦:2フル出場_1警告
サテライト:3フル出場
練習試合:8フル出場8途中交代5途中出場_2得点
今季記録J2リーグ:13フル出場2途中交代5途中出場11ベンチ_1得点2警告
カップ戦:1フル出場
練習試合:6フル出場7途中交代2途中出場_2得点
特徴 ・プロとしても見劣りしないフィジカル、運動量、スピード。一対一でのポジショニングなど、どれを取っても負けない力を見せ付けた。J2リーグ終盤では負傷の癒えた富澤・土屋にポジションを譲る事になるが、今シーズンはJでも遜色の無い選手である事を印象付けた。 まだスペシャルなプレーが出来る訳ではないが、目立って駄目なプレーを曝け出す事も無く。さらにJ2リーグ初得点をセットプレイから決める事も出来た。ボランチも出来るし、左サイドバックも出来るので今後も試合に絡んでくる事は間違いない。
目標 ・うーん、まさか開幕スタメンで出場するとは夢にも思わなかった。かんぺーのケガも相まって試合に出たのだが、かんぺーの復帰と共に今度は土屋までケガ。このチャンスを飯田とのポジション争いに勝ち、チャンスをものにした。今年は控えからの出場となるだろうが、 複数のポジションが出来る上に土屋もかんぺーもケガは付き物。このチャンスを物にする為にベンチでもコンディションだけは整えておこう。
結果 ・序盤こそ出番はなく終了間際の時間稼ぎ要員、かんぺーと土屋の間に入ってバイタル埋める要員として起用。飯田が期限付き移籍になったことで富澤の4試合負傷と土屋の出場停止でチャンスを得た。ポジションはCBで土屋や土肥に怒られながらも丁寧に指導されていた。吉田同様の センタリングを上げさせない守備が出来ていないらしく、ここは土肥にも怒られていた。その後、左サイドバックを和田から奪い取り最後まで左SBとしてプレー。もともと、ここが本職なだけにCB時代で学んだ守備を活かせた。今後も複数のポジションを任せてじっくりと育成していきたい。



氏名塗師 亮
ニックネームぬり
背番号28
ポジションCB「リベロ型スイーパー」、DMF「バランス型ボランチ」
ユース記録
(公式戦のみ)
全106試合中90試合出場_4得点
81フル出場5途中交代4途中出場2ベンチ_4得点3警告
天皇杯:1ベンチ
サテライト:11フル出場1途中交代3途中出場2ベンチ_1退場
トップ練習:4フル出場1途中交代5途中出場
今期記録練習試合:1フル出場3途中出場
タイトル2002年:まぐユース新人王、まぐユースベスト11
2003年:まぐユースベスト11
2004年:まぐユースベスト11
特徴 ・一年生の頃からガタイの良さ、フィジカル勝負でも決して負けない球際の強さ、それでいて実は地味なプレーを好む。サイドへのさばき、落ち着いてサッカーをやる姿から2つ3つ年齢をごまかしているのではと思ってしまうほど。ユース年代にして落ち着いたベテランの様なプレーをする事から「いぶし銀」の称号も与えた。運動量も豊富でU−15代表にも選出された。 サテライトリーグでは1年の塗師がグラウ、川口信男を抑えた試合は今も伝説となっている。ユース3年時にサテライトリーグで猛犬夢吾と俺様かんぺーを従えての3バックは敵無し。二人に食い付かせて後ろでカバーする姿は頼もしかった。
目標 ・そんな塗師がまさかユースから昇格出来ないとは思わなかったね。早稲田へ入学し4年経ってからの獲得だと予想するも、まさかのラモス監督スルー。その後は沖縄かりゆしFCへ入団。そこでもまさかのチーム解散。そして、いよいよ戻ってきました。 ポジションはCBと表記されていますが、まぐとしてはボランチでも充分に活躍出来ると思っております。今シーズンの層の薄さなら間違いなくレギュラーになれる逸材。だけど、キャンプでケガしちゃダメだってば・・・出遅れが心配だぁ。
結果 ・シーズンを通してケガしかしていなかった印象。せっかくの層の薄い陣容、特に佐伯のケガの時に自分もケガして出番が無かったのは痛い。間違いなくレギュラークラスの逸材なので今後に期待しましょ。



氏名「アデバヨ」・アジグン・ジュニア
ニックネームアデ、アデバヨール、シティ
背番号32
ポジションDF
今期記録練習試合:2フル出場7途中出場_3得点
特徴 ・ヴェルディ3人目のアフリカ選手。昨年はサテライトリーグで対戦経験有り。その当時は船越がスタメンだったので、空中戦の強さいかんに関してはあまり参考にならない。キャンプ前の練習の段階で見学した人達の話だと 評価はものすごく低かった。今後、その評価を覆す存在になるかどうか。練習試合で拝見する限りだと、よく顔を出すしボールの受け手になりやすい。足は長いので技術さえ備わればいっぱしの選手にはなりそうな予感も。
目標 ・ここまではケガが無い事で練習試合などでは出番をもらっている。まぐも右サイドで出場したのは拝見したが、評価そのものを下せるほどではなかった。今シーズンを通して試合に出れるかどうかも不明。
結果 ・うん、最後までネタ選手で終わった格好。中盤以降はFWで使うなど本家アデバヨールさながらの使われ方。ヴェルディでは足元のテクニックが無いとお話にならない。あの長い足を活かせれば化けそうな気がする。





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