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2010年ヴェルディ選手名鑑-MF/FW編-

・ここではヴェルディのトップ選手を紹介していきたいと思います。市販されている選手名鑑を丸写し+まぐの主観で捉えた選手の特徴なども詳しく掲載したいと 思います。ちなみに出場記録は99年以降からの途中交代、途中出場、ベンチ、カップ、サテライト、練習試合の記録もカウントしています。



氏名菅原 智「すがわら・とも」
ニックネームとも
背番号
ポジションDMF「スペースを埋めるボランチ」
出場記録公式記録:248試合出場_4得点
J2リーグ:51フル出場28途中交代11途中出場29ベンチ_13警告1退場2停止
カップ戦:61試合出場/3フル出場
サテライト:4フル出場2途中交代
練習試合:3フル出場28途中交代18途中出場_1得点
今期記録J2リーグ:1フル出場6途中出場25ベンチ
カップ戦:1フル出場
練習試合:3フル出場3途中交代4途中出場
タイトル2007年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
特徴 ・岸野ユース時代の教え子。その後、レオン監督にも気に入られてサントスへも移籍した経験を持つ。体を張った守備、運動量豊富にしつこくマークしてくるぺたぺた型マークが持ち味。ボランチというより守備的MFと言った方がイメージしやすいかも。 相手のキーマンに90分間マンマークするなど、かつての黄金時代も知る数少ない選手。たまに出るミドルシュートや、上背もそこそこなのにヘディングゴールなどもある。年齢から来るものなのか、神戸で培ったものなのか、それまでのスタイルを一新。 スペースを埋めるタイプのボランチへと変貌。時代と共にかつての様なマンマークは見られなくなった。昨年は開始6秒で退場という事件もあった。
目標 ・昨シーズンは開始6秒での退場と服部のボランチコンバートでポジションを失ってしまった。今年はかつて神戸でも指導を受けているだけにボランチの座は安泰。再び晃誠とタッグを組んで中盤を制圧したい。 ただ、ここ最近のJ2ではバイタルをあまり狙ってこない傾向にあるので、下手をすると起用の機会を失いかねない。更にキャンプ前に佐伯が負傷。このタイミングで菅原もケガ・・・絶好のチャンスを逃すとは。
結果 ・上記で書いたとおりでキャンプを棒に振ってしまった。開幕からの佐伯負傷を菊岡で代用する事になってしまい、起用機会は限られてしまった。主にCBの控え+ボランチの控え的な存在へ。試合の終わらせ方を知っている選手という事で、終了間際に出場するというパターンも 試みた。だが、最後までベンチが主戦場となってしまった。ここんところ、J2ではバイタルを積極的に狙うサッカーではないので、プレースタイルからも難しくなってしまったようだ。



写真提供:「VERDY plus」さん
氏名柴崎晃誠
ニックネームこーせー
背番号
ポジションDMF「前線に繋ぐリンクマン」
出場記録J2リーグ:72フル出場7途中交代8途中出場11ベンチ_9得点12アシスト11警告2停止
カップ戦:2フル出場1途中出場
サテライト:7フル出場
練習試合:19フル出場19途中交代12途中出場_9得点
今期記録J2リーグ:35フル出場_3得点5アシスト5警告1停止
カップ戦:1フル出場
練習試合:3フル出場10途中交代_3得点
代表経験2002年:日本代表U−18
過去の経歴−国見高校−
2000年:インターハイ優勝、全国高校サッカー優勝
2001年:高円宮杯優勝、全国高校サッカー得点王
2002年:高円宮杯優勝、インターハイ準優勝、全国高校サッカー準優勝
2009年:まぐベスト11、まぐベストゴール賞、最多試合出場数
2010年:まぐベストイレブン、まぐ最多試合出場数、まぐ最長時間出場
特徴 ・高校2年生の頃に有名になりましたね。全国高校サッカー得点王ですよ。平山相太なんか目じゃない。高校時代はFWとして活躍し、全国高校サッカー得点王にも輝いている。その後、国士舘大学で二列目を経験し、練習生を経てパスセンスを買われてヴェルディに入団。 徐々にポジションが下がり始め、ヴェルディでレギュラーを掴んだ時はボランチ。パス技術など「止める・蹴る」に関しては合格点。昨年までは自分のスタイルそのものに迷いがある様に感じられたが、大黒へのロングスルーパスなどチャンスメイカー的な仕事も増えてきた。 今後はいかに多くの試合で「晃誠の試合」を作れるかが見所。
目標 ・昨シーズンはボランチながら7ゴールをマーク。鳥栖戦以降、味を占めたのか「ドライブシュート」を武器に中・長距離からでも狙うシーンが増えた。ボランチに服部が復帰すると、攻撃参加の回数は更に増えゴール前での仕事が増えていった。 最終ラインの裏を伺う大黒にパスを出せる唯一の選手という事もあってか、序盤中盤では晃誠へのパスも増え中心選手となっていった。昨シーズンはまさに晃誠の才能開花の年と言っても過言では無いだろう。今シーズンはフル稼働するのが当たり前。 何試合ドライヴシュートを決められるか、プチ大黒となった井上へ何本アシスト出来るかが評価の対象。
結果 ・昨シーズンほど攻撃参加は出来ず。主に晃誠からサイドチェンジ、サイドの裏を伺う様なパスが多くなった。ドライヴシュートに関しても他チームから警戒される様になり、シュートレンジでフリーな場面も少なかった。更にFWが平本一樹になると 晃誠の仕事は完全なリンクマンとしての繋ぎに徹する様になり、ゲームメイク、プレイメイカー的な働きを余儀なくされた。最終節の飯尾の抱擁もあり、今期限りで退団する事が決まった。次はカウンターの川崎なので、ジュニーニョへのロングパスを放るなど 活躍の場は多そうだ。



氏名佐伯直哉「さえき・なおや」
ニックネーム
背番号
ポジションDMF
他チーム
出場記録
−Jリーグ公式記録:138試合出場3得点−
1993-96年:読売日本SCユース
1996-00年:国士舘大学
2000-01年:Jリーグ1試合出場/ジュビロ磐田
2001-05年:Jリーグ107試合出場2得点/ヴィッセル神戸
2006-08年:Jリーグ38試合出場/大宮アルディージャ
2006年:Jリーグ21試合出場1得点/アビスパ福岡
2009年:Jリーグ1試合出場/ジェフ千葉
今期記録J2リーグ:29フル出場1途中交代3ベンチ_1得点4警告1停止
カップ戦:1フル出場_1警告
練習試合:1フル出場6途中交代1途中出場
特徴 ・佐伯というとヴィッセル神戸時代の川勝男塾の中核を成す人物であった。読売らしい中盤でのボールキープでリンクマンとしても機能は十分。神戸時代の関係から土屋との連携も問題は無いはずだ。攻撃的な攻め上がりよりも視野の広さでボールをさばく印象。ボールを拾いまくるセカンドボール奪取も得意としており、川勝サッカーには欠かせない人物であろう。
目標 ・川勝男塾の信頼性は誰よりも高いはず。今年の目標は全試合への出場は欠かせない。キャンプの時点でケガをしてしまったのは勿体無いが、この佐伯がヴェルディの中盤にきっと何かをもたらしてくれるはずだ。
結果 ・開幕から未勝利が続いたのだが、この佐伯の復帰以降は落ち着きを取り戻し欠かせぬ存在となった。とにかく、ポジショニングの良さは秀逸。まるで、相手の方から佐伯へパスを出してるかの様な錯覚を感じさせた。 危機察知能力も非常に高くPA内でサイドバックのカバーまで行うことも。ミドルが決まるシーンもあったが、基本的には攻め上がりは控えるタイプ。プレスの早いチームにはパスミスを連発してしまう事もあるだけに、相方は晃誠みたいなゲームメイカーを求めなければならないようだ。



氏名富所 悠「とみどころ・ゆー」
ニックネームとみー
背番号20
ポジションDMF、CMF
ユース
出場記録
−全69試合中39試合出場−
13フル出場9途中交代13途中出場_4得点1警告
出場記録J2リーグ:3途中交代5途中出場1ベンチ_1警告
カップ戦:1途中出場
サテライト:2途中交代4途中出場
練習試合:2フル出場5途中交代17途中出場_10得点
今期記録練習試合:1フル出場3途中交代10途中出場_9得点
タイトル2007年:まぐまぐまぐろんユースベストイレブン
特徴 ・ユースではトップ下志望であったが、ほとんどボランチで過ごしていた様に思う。テクニックというより、間というかタイミングで抜き去るタイプのドリブルを好む。一度、反転してからのスルーパスなど タメを作る上手さも秀逸。トップ下での活躍は顕著だが、ボランチとなるとトップではそこまで活きる場所が無い様に思う。二列目の選手と覚えていた方が良さそう。膝下でのボールの扱いはトップクラス、 キープさせたら一級品。
目標 ・昨年は予想以上にデビューが早かった。通じる部分もあったし、まだまだ至らぬ部分も見えた。今期は開幕に向けてコンディション作りに成功しており、キャンプでの練習試合に至ってはハットトリックを2度も達成している。 河野と井上の2トップの一角に食い込める要素でもあり、今シーズンの出番は比較的多い様にも思える。控えが7名になった今季は出番も多くなるかも。 今年はボランチではなく2列目の選手というイメージになりそー。
結果 ・菅原同様にケガ人続出のメンバーの中で、キャンプ前から体を作れておりキレキレの富所だった。これはレギュラー獲りの可能性も充分に秘めているとさえ予感させた。しかし、開幕戦を前にして無念の負傷。ここからベンチにも入れぬままにシーズンを過ごしてしまった。 チャンスを与えられた高木兄弟の台頭もあり、結局は戦力外というハメに。本当にケガというものは恐ろしいと実感させられた。



氏名河野広貴「かわの・ひろき」
ニックネームかわの
背番号
ポジションSMF「影をも踏ませぬドリブラー」
ユース出場記録−全117試合中83試合出場−
22フル出場18途中交代20途中出場_16得点4アシスト3警告1退場1停止
J2リーグ:1途中出場1ベンチ
サテライト:7フル出場1途中出場_5得点
トップ練習:7フル出場1途中交代8途中出場_6得点1警告
昨期記録J1リーグ:1フル出場3途中交代13途中出場12ベンチ_2得点
J2リーグ:23フル出場35途中交代6途中出場_9得点6アシスト15警告2退場7停止
カップ戦:1フル出場2途中交代4途中出場_1退場
サテライト:5フル出場_2得点
練習試合:7フル出場12途中交代12途中出場_10得点1警告
今期記録J2リーグ:14フル出場13途中交代2途中出場_3得点6アシスト9警告2退場6停止
カップ戦:1途中交代_1退場
練習試合:1フル出場8途中交代2途中出場_5得点
代表成績2005年:アジア選手権U−16代表
2006年:U−17ワールドカップ日本代表
タイトル2005年:まぐユースベスト11、まぐ新人賞
2007年:まぐまぐまぐろん得点王、まぐユースベスト11
2009年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
2010年:まぐアシスト王、まぐベストイレブン、まぐ最多ファール数
特徴 ・1年生の時点で恐ろしいまでの得点力・決定力でサテライトを震撼させた。上背こそ無いものの、ちょこまかと色んなシーンで顔を出す運動量とスペースへの侵入が魅力。細かいテクニックと勝負への姿勢などから前線を活性化させる。 スーパーサブとして途中交代でも結果を出してくれる選手なので非常に重宝する。アジアユースでのアウトサイドキックゴールは伝説。動作の全てがフェイントに見える独特のドリブルが武器。
目標 ・昨年は1年間をレギュラーとして過ごした。残念ながら不慣れな右サイドで運ぶドリブルに終始してしまい、二列目からの飛び出しも相手との一対一での勝負も皆無。サイドハーフぐらいの 引いた位置でもらって手放すを繰り返すだけ。非情に残念なシーズンとなってしまった。しかし、松田監督以降は足枷が外れたかの様な見違えるプレーを披露。高木監督からの何か制約でもあったのか、まったく違うサッカーへと変貌を遂げた。河野にとっては 才能開花しそびれた1年だった。今期は同様にレギュラーとして1年間を過ごして欲しい。キャンプ前にいきなりケガからのスタートがやや残念か。ポジションは恐らくFWになりそうな予感。
結果 ・才能はある。だが、まだ爆発しないか。今年はレアンドロが居なくなったのに、河野がまるでレアンドロになったかの様な不必要な異議でイエローを連発。出場停止は実に6試合にもなる。キャンプこそケガで出遅れるもシーズンを通して出場出来ただけに残念。 河野のキープで時間を作れるまではいいが、ややチーム全体のブレーキにもなってる印象。個人技はトップクラス、早く才能開花で弾けて欲しい逸材である。



氏名弦巻健人「つるまき・けんと」
ニックネーム俺達ぃ〜の弦巻ぃ♪
背番号18
ポジション左MF、トップ下「歌って踊れるアイドル」、ボランチ
出場記録
(公式戦のみ)
J2リーグ:3途中交代4途中出場3ベンチ
ユース成績:61フル出場22途中交代12途中出場_38得点40アシスト9警告1退場1停止
カップ戦:1途中出場1ベンチ
サテライト:9フル出場3途中交代9途中出場_3得点
練習試合:3フル出場7途中交代4途中出場2ベンチ_1得点1警告
出場記録J2リーグ:3途中交代2途中出場3ベンチ
カップ戦:1途中出場
サテライト:7フル出場_2得点
練習試合:3フル出場5途中交代13途中出場_2得点
今期記録練習試合:1フル出場10途中出場_1得点
代表2003年:日本代表U−16メンバー
2004年:日本代表U−17メンバー
タイトル2003年:国際ユース大会MVP、まぐユースアシスト王、まぐユースベスト11
2004年:まぐユースアシスト王、まぐユースベスト11
2005年:まぐユースアシスト王、まぐユースベスト11
特徴 ・ゴールドセイント(黄金世代)の1人。ヴェルディナンバーワンの技巧派、キープ力、広い視野、取れそうで取れないコースへ飛ぶ精度の高いコーナーキック・・・などなど。Jリーグデビューで洗礼を浴びて以来、どこか伸び悩みを感じさせられる。 首脳陣も同じ判断だったのか、ここ数年はレンタル移籍で経験を積ませる事が多い。だが、他のチームでも結果を出せず。今年はいよいよ勝負の年になりそうだ。
目標 ・松田監督体制以降にちょこっと試合に出場。そこでも、前半通して数える程度しかボールに触れなかったりと活躍出来ず。その後もちょこちょことコンスタントに出場したが、まだ結果そのものを出せていない。歌って踊れるアイドルも今は苦悩の時期。何でもやれるスタイルから、従来のスルーパス一本で生きる道を探すのが得策か。 今シーズンこそはレギュラー獲りを果たさねば、サッカー人生そのものの危機だ。プレッシャーをいつも以上にかけて奮起を促そう。
結果 ・富所同様にキャンプの時点でケガをしてしまい、大事なアピールが出来なかった。その後もベンチにすら入れない状況のまま後半戦は飯田と共にレンタル移籍となった。河野のポジションでの出場を狙いたいのだが、やはり高木兄弟の起用の目処が立った事が要因かもしれない。 その後、シーズン終了で契約満了で退団。完全移籍となってしまった。まぐの好きな選手なんですよ。悔しい。
必殺技
「つる〜パス」
・まぐのネーミングセンスの無さはどーでもいい。弦巻がゴールに向かってボールを持った時はつるーぱすの絶好のタイミング。たとえ、どんな狭いエリアでも綺麗に通すキック精度、相手の状態・スピードなども考慮にいれた優しいパス。 今年は誰が弦巻の援助を受けるんでしょーか。FWは楽だよ。



氏名菊岡拓朗「きくおか・たくろう」
ニックネーム
背番号10
ポジションSMF
他チーム
記録
−水戸ホーリーホック−
2008-09年:68試合出場6得点
今期記録J2リーグ:11フル出場18途中交代5途中出場_3得点5アシスト6警告1停止
練習試合:2フル出場11途中交代1途中出場_1得点
特徴 ・初見では小っさ!としか思いませんでした。ところが実際は前線の動きを常に視野に入れつつ、一発で局面を打開出来るスルーパスの持ち主。開幕前の練習試合でもこのスルーパスが飛び出すシーンも多く、本来のポジションであるトップ下での起用がもっとも威力を発揮するであろう。昨年は中学・高校と一緒にプレーしてきた荒田にゴールを量産させたのもこの人物。
目標 ・ポジションは恐らくは2列目の登場と思う。ただ、晃誠と菊岡のドイスボランチを何度か試しているので止むを得ずボランチ起用もありそう。移籍組でいきなりの背番号「10」番をつけるので、 首脳陣の期待度は高い。まぁ、誰も付けたがらなかったというオチの可能性も高いが頑張ってくれ。年間全試合出場を目処に頼む。
結果 ・ボランチと右SMFという位置で起用。攻守両面にバランスを取れる事で重宝された。従来のスルーパッサーとしての仕事はFWが平本一樹になってからは狙いもしなかった。逆に自らが飛び出して晃誠のパスを促す動きを頻繁に行っていた。 GKと一対一、PA内での飛び込みなどからチャンスは多く、決定力も当然だがちょっと運に見離されてゴール数こそは伸びなかった。5ゴール以上はコンスタントに獲れる選手だと思う。得意だと噂されたFKに関しては、いつも惜しい止まりであった。更に高木兄弟が揃ってFKを決めるなど不運な事もあった。



氏名向 慎一「むかい・しんいち」
ニックネーム
背番号15
ポジションSMF
他チーム
記録
−栃木SC(Jリーグ記録のみ)−
2008-09年:27試合出場1得点
今期記録J2リーグ:1途中出場6ベンチ
練習試合:4フル出場3途中交代13途中出場_2得点
特徴 ・ポジションは右サイドアタッカーであるがボランチもこなせる。今年のヴェルディのキーワードでもある「法政大繋がり」で獲得した。栃木ではレギュラーを務めていた人物。さらにセットプレイのキッカーも務めていたので、足元のテクニック・キック技術は抜群。
目標 ・開幕前の練習試合では積極的に中距離からシュートを撃っていた。非常に攻撃的な選手でゴールにも絡む活躍を随所に魅せている。その割にまだサイドでの持ち味がイマイチ伝わってこなかった。ポジションを捨ててFWの位置にいたりとちょっと空回りしちゃったんかな。まずはサテライトから頑張ろう。
結果 ・ケガ人の多い序盤こそベンチに入れたが、その後はベンチからも遠のいた。まだ、まぐもハッキリと試合を観てないので評価は保留・・・結局、契約出来ず。



氏名清水康也「しみず・こーや」
ニックネームこーや
背番号27
ポジションMF「変幻ドリブラー」
他チーム
出場記録
−公式記録(J2リーグ):69試合出場3得点−
2005-06年:18試合出場/ベガルタ仙台
2007-09年:48試合出場3得点/サガン鳥栖
今期記録J2リーグ:1途中出場1ベンチ
練習試合:2途中出場_3得点
特徴 ・初見の方は、あの黒いブラジル人は何者だ?と思われるだろう。ドリブラーは数あれど「人を抜くドリブル」を語らせたら、ヴェルディ史上最強レベルの清水康也をおいて他に無い。かつて、紅白戦で米山を何度もドリブルで抜き去った試合は今でも語り草となっている。 かの「変幻ドリブラー」「七色のドリブル」の桜井直人以上と謳っても過言では無い。きゅっと直角に曲がることが出来るドリブルで人を抜くのだが、その負担は非常に大きく常に足首・ヒザにケガを抱えてしまっている。このケガは慢性的なものでユースの頃からの長い付き合いだそうだ。 同じユース世代としては「富澤清太郎(当時FW)」と同期で、康也に「パス寄越せ!」と叫び散らすもしれっとドリブルゴールを決める姿が印象的だった。
目標 ・今年もケガと付き合い続けるしかない。それでも、サテライト・練習試合で彼を見る機会が訪れた際には、当然のごとくドリブルに注視して頂きたい。きっと、あなたの度肝を抜きます。まぁ、かくいうまぐもユース以来は拝見していないので誇大広告になっちゃうかもね。 それよりも清水康也がランドで再び見れる・・・それだけで涙ものだ。
結果 ・最終節に残り数分で登場。こういう時に富澤をFWに持っていってあげるネタを魅せて欲しかったかなー。ボールは触る事すら出来なかったかもしれないが、非常に感慨深い試合でしたよ。結局、1年ケガしちゃってたけどね。



氏名海老澤宏樹「えびさわ・ひろき」
ニックネーム
背番号30
ポジションMF
今期記録練習試合:1途中交代6途中出場
特徴 ・開幕前のキャンプではケガで出遅れてる為にまだ観た事ないっす。
目標 ・まずはサテライトで頑張ろう。
結果 ・ちらっと練習試合に出てたかもしんないけど、まだプレースタイルを語れる程は分からないです。



氏名飯尾一慶「いいお・かずのり」
ニックネームちび
背番号16
ポジションFW「昔懐かしウィング」
出場記録−公式記録:176試合18得点−
J1リーグ:1フル出場13途中交代11途中出場6ベンチ_2得点5警告1停止
J2リーグ:62試合6得点/8フル出場55途中交代23途中出場3ベンチ_9得点5アシスト10警告1退場2停止
カップ戦:11フル出場6途中交代2途中出場1ベンチ_2得点1退場1警告
サテライト:5フル出場5途中交代1途中出場_2得点
練習試合:8フル出場23途中交代15途中出場_28得点3アシスト
今期記録J2リーグ:7フル出場24途中交代_5得点4アシスト5警告1退場2停止
カップ戦:1途中交代_1退場
練習試合:1フル出場7途中交代_3得点
代表経験2000年:日本U-19代表メンバー「アジアユース2試合出場6得点」
2001年:日本U-20代表メンバー「ワールドユース3試合出場」
2002年:日本U-21代表候補メンバー
過去の経歴−ヴェルディユース−
1998年:全日本クラブユース選手権ベスト8
1999年:全日本クラブユース選手権ベスト8、Jユースカップベスト8
2010年:まぐベストイレブン
特徴 ・もはや飯尾がウィングだったのは昔の話し。昔は裏へ飛び出す突貫小僧だったが、途中からサイドに開いて待っているというウィングへ。サイドから切り込んでゴールというのが好きらしいが、このプレースタイルになると、チャンスメーカー色が強くなるので飯尾のゴールが見れなくなる。 それとFC東京相手には無類の勝負強さを見せる・・・も昔の話になってきた。ヴェルディの中で一番ポストプレイ、キープなどが出来ちゃうからという理由で間違った使い方が多いところが心配されている。2009年J2最終節、C大阪戦で魅せたドリブルゴールは後世に語り継げるほどのゴールだった。
目標 ・それにしても、飯尾はもうサイドアタッカーの選手というイメージが出来てきましたね。守備面での献身さはサイドバックの選手も助かるもの。出し手・受け手ともに信頼されてる選手なので、キャンプの時点でケガ無く開幕を迎えられるのはうれしい限り。 一年を通してケガをしないという目標は少々酷かもしれないが、一度ぐらいはシーズンを通して見てみたい選手である。
結果 ・出場停止は多かったものの1年を通して活躍出来たのは初めてかもしれないね。献身的に攻守両面で走り回り、チャンスとあらばミドル、PA内への飛び込みなどで貢献。特にワールドカップ後の体のキレ具合は、飯尾のサッカー人生の中でもトップクラスのコンディションで持って来た。 CKでのゴールや健介からのクロスなど、今までのパターンと違うゴールも多かった。まだまだ、飯尾は成長出来る選手なんですね。驚きの1年でした。




氏名平本一樹「ひらもと・かずき」
ニックネーム生え抜き魂
背番号11
ポジションFW「スピードアタッカー」
出場記録公式記録:202試合44得点
J1リーグ:50フル出場65途中交代47途中出場7ベンチ_25得点16アシスト17警告4退場10停止
J2リーグ:63フル出場19途中交代23途中出場_29得点4アシスト20警告3退場9停止
カップ戦:19フル出場18途中交代9途中出場1ベンチ_10得点6アシスト7警告3停止
サテライト:10フル出場11途中交代1ベンチ_3得点1アシスト1警告2退場2停止
練習試合:36フル出場47途中交代44途中出場_50得点17アシスト5警告
今期記録J2リーグ:22フル出場4途中交代6途中出場_10得点3アシスト6警告
カップ戦:1フル出場
練習試合:3フル出場7途中出場4途中出場_4得点
代表経験2000年:日本U-19代表候補メンバー
2001年:日本U-20代表メンバー「ワールドユース1試合出場」
2002年:日本U-21代表候補メンバー「1試合出場」
2003年:日本U-22代表候補メンバー「2試合出場1退場」
過去の経歴−ヴェルディユース−
1998年:全日本クラブユース選手権ベスト8
1999年:全日本クラブユース選手権ベスト8、Jユースカップベスト8
2002年:まぐ最多試合出場選手、まぐまぐまぐろんベスト11
2003年:まぐ最多試合出場選手、まぐまぐまぐろんベスト11
2005年:まぐまぐまぐろんベスト11、まぐ最多ファール賞
2006年:まぐ得点王、まぐアシスト王、まぐベスト11、まぐ最長時間出場選手賞、まぐ最多試合出場選手賞、まぐ最多ファール個人賞
2009年:まぐまぐまぐろんベストイレブン
2010ねん:まぐ得点王、まぐベストイレブン
特徴 ・彼の武器は縦への突破。スピードを活かした攻めは魅力。直線ドリブル、空中戦、前線からのプレス、強烈なシュートなど伸び伸びと試合をやっている印象。誰よりも利点があるとすれば、FWの相方に誰とでも組めるのが大きい。 ケガも軽いものばかりなので長期欠場という事が無いのも大きいし。課題は助っ人外人にありがちな、難しいシュートは入るのに、簡単なゴールを外す事でしょうか。これさえ、無くなればエースストライカーと呼んであげよう。 あと、シーズン前のコンディション不足は最早お約束。
目標 ・「今年から食生活を見直し、油物を取らなくなった」(発言は大竹)、「相手の先制点がムカついたんで・・・」(草津戦)などの名言も飛び出した。今年も一樹には期待せずにはいられない。ただ、キャンプの頃から「一樹左サイドバック案」という戦法を採用。根強い説だがあんまり効果は無い様な気がする。 スペースがあったらどこでも直線ドリブル、多少遠くても左足ならシュートを撃つ。それだけでもいいんですけどねぇ。きっと、すぐにFWの座に戻ってきそうな予感。
結果 ・やっぱりFWへ戻ってきました。一樹にしてみたらチーム戦術上、自分の得意のゴールのカタチを作れない展開が多かった中で10得点はまぁまぁじゃないでしょーか。従来の一樹ならもっと得点チャンスが多いのに入らないというパターンだったし。今年はそこまで得点の機会が巡って来たわけじゃないので及第点以上はあげてもいいでしょう。 誰と組んでも受け手になれるので平のポジションを奪うカタチでFWの座へ。今回は河野を1.5列目という起用で組んでみたが、どちらも左利きということで狙いはやや被る事もあった。1年を通して飯尾と同様にケガが無かったシーズンというのも珍しい。やっぱり、油ものを摂らなくなったからかな。
必殺技
「直線ドリブル」
・スペースがある場合の一対一で行う。相手が足を出してくる前に先にボールをこづき、スピードだけで一気に抜き去る。これを繰り返すとまるで星座の直線的に見えるのだ。日向小次郎はDFを吹っ飛ばすので同じ物では無い。でも、一樹なら吹っ飛ばす事も出来そうだ。最近はこれのおかげでDFのチェックも緩くなってる。 一度、PKでも取ったらますますびびってくれそうだ。
必殺技
「サテライトキャノン」
・たとえ、GKと至近距離だろうとコースを狙った方が入ると言われ様と・・・かたくなに貫き通した意地。サテライトでしか見られない事から命名。一樹の左足から繰り出される超必殺キャノン。ゴールまで3mも無い位置からGKの真上、ゴールの天井に突き刺して以来気に入ってる。 昨年は左足アウトサイドで無理矢理曲げてポストにブチ当ててゴールに入れたり、右サイドから強烈なものも決めたりと2度も決めてる。今年も出るかな? そろそろ名前もサテライトってのは酷いか。
必殺技
「直角ドリブル」
・2004年ナビスコ2節のセレッソ戦で確認。まっすぐ突き進んでおいて90度直角に横に曲がり、なおかつもう一度90度直角に曲がって前を目指す。これでDFと一対一の勝負でも勝てるようになるはずだ。直線ドリブルと併用すれば、なお効果大! 某漫画の某選手が使っていたよーな・・・。



氏名井上 平「いのうえ・たいら」
ニックネームたいら
背番号13
ポジションFW「ワンタッチストライカー」
代表経験2002年:日本代表U−19
過去の経歴−法政大学−
2005年:関東大学リーグ得点王、ベストイレブン
出場記録J1リーグ:1途中交代2途中出場4ベンチ
J2リーグ:6フル出場4途中交代25途中出場17ベンチ_5得点3警告
カップ戦:1フル出場1途中交代3途中出場1ベンチ
サテライト:7フル出場4途中交代5途中出場_2得点
練習試合:13フル出場26途中交代9途中出場_25得点
今期記録J2リーグ:2フル出場3途中交代16途中出場13ベンチ_2警告
カップ戦:1途中出場
練習試合:6フル出場8途中交代3途中出場_8得点
特徴 ・とにかく前線で走り回ってチャンスを作るすばしっこいFW。最終ラインの裏を目指すタイプのストライカー。ヴェルディでは珍しい新人開幕デビューを果たし、毎試合決定的なチャンスが訪れるなど期待していた。しかし、決定的チャンスは訪れても難しいシュートを選択してしまいゴールが出来なかった。 オフ・ザ・ボールでの動きにはもともと定評があるが後はゴールだけの選手だった。そして、昨年初ゴールを決めると2試合に1得点ペースで5得点をマーク。結局は、彼に選択肢を与えずに押し込むだけのカタチを演出すればいいということらしい。
目標 ・昨年の終盤、松田監督体制でレギュラーポジションを奪取。今年、恐らくはレギュラーでのFWが約束されている。プチ大黒となってゴールを量産して欲しいものだ。ケガ無く1年をレギュラーで過ごし、最終的なゴール数が2試合に1得点ペースなら満足であろう。 大黒とのホットラインの様に、晃誠からのパスをいかに受けられるかが成功へのカギであろう。
結果 ・誰だ! リセットボタンを押した奴は!! 今年もまたゴールから見離されるという辛いシーズンを送るハメになってしまった。ただ、今年の序盤は辛い時期だった事もあり、平にとっては非常に残念な面もある。ただ、残り時間が少ない時でも一樹以上にチャンスは来る選手なのが勿体無い。 やはり、平には選択肢を与えないボールを供給せねば。


氏名高木俊幸「たかぎ・としゆき」
ニックネームとしゆき
背番号24
ポジションFW「カットインシューター」
今期記録J2リーグ:6フル出場6途中交代13途中出場1ベンチ_3警告
カップ戦:1途中出場
練習試合:1フル出場9途中交代4途中出場_4得点
タイトル2007年:まぐまぐまぐろんユース新人王、まぐユースベストイレブン
2010年:スカパーアフターゲーム賞年間最優秀ゴール賞、まぐベストゴール、まぐベストイレブン
特徴 ・左サイドの裏へ飛び出したり開いて待っている事が多い。ほとんどウィングの様なプレイスタイル。そこから足元でもらい縦への突破か中への突破か、勝負した相手に2拓を迫る。大半は中へカットインしての逆サイドへの巻いたシュートを好む。このプレースタイルがややアンリに似ている事から、まぐはしょっちゅう「はいはい、アンリアンリ」と冷めた物言いをしている。だが、俊幸はこのカタチだけでゴールを決められる実力があるので、もっとこういうプレーをして欲しいから言っているのである。
目標 ・プロ野球選手、高木豊氏の御子息という事もあってか、不純な目で見られがちである。だが、今のヴェルディにおいて間違いなく即戦力クラスである。一瞬のスピードと相手に触れさせないドリブル突破が魅力で、昨年にJデビューを果たしている頃からトップ相手に通用する事は明白。後はケガ無く1年間を乗り切れるかという事と、早めにJ初ゴールを決められれば波に乗る事も考えられる。今シーズンは何試合出場し、何ゴール決められるのか。非常に楽しみな選手である。
結果 ・今期も途中出場でチャンスをたくさんもらった。主に左MFであったが、CFでの起用もあったほど。それでも、プレースタイルは一貫して左ウィング一色。PKでJ初ゴールを決めると、その後は兄弟揃ってゴールなどでも話題を提供した。中でも圧巻なのが「ブレ球ドライヴシュート」であろう。有り得ない落差で ネットを揺らしたあのゴールは若くして「伝説」の域に達するだろう。それだけに1年でのJ1移籍は本当に残念でならない。
必殺技
「はいはい、アンリアンリ」
・主に左ウィングでボールを貰い、DFと対峙している瞬間に使う。縦へ突破すると見せかけてはいるが、十中八九中へ切り込んでシュートを狙う。アーセナル無敗時代のアンリが得意としたプレーだ。その為、「はいはい、アンリアンリ」と名付けたが、俊幸はインタビューの度に好きな選手がころころ変わる。 その後、ワールドカップ前まではビジャだったため「はいはい、ビジャビジャ」と言っていたが、それ以降は「ヘスス・ナバス」がお気に入りになっている。ちょっと語呂が悪いが、「はいはい、ナバスナバス」と言ってあげよう。


氏名阿部拓馬「あべ・たくま」
ニックネーム
背番号19
ポジションFW「シュートテクニシャン」
今期記録J2リーグ:1フル出場3途中交代16途中出場4ベンチ_3得点2警告
カップ戦:1途中交代
練習試合:3フル出場4途中交代7途中出場_6得点
特徴 ・数試合観たきりなのでまだ保留とします。その後ケガしちゃったみたいだね。
目標 ・練習試合で拝見出来ればいいんですけどね。まぐが観れるかどうか。
結果 ・右のMFでプレー。やや安定感に欠け、良い時と悪い時の差が激しい。試合に出てみるとシュートまでのイメージを持っている選手なので、更にPA内でのシュートテクニックは秀逸。落ち着いて切り返してシュートを撃てるなど 余裕もある選手。富山戦で初ゴールを決め、岐阜戦ではMOMとなるミドルとCKを決めた。まだ、プレーに迷いは見られるがじっくりと成長を見守ろう。





氏名高木善朗「たかぎ・よしあき」
ニックネームよしあき
背番号33
ポジションMF「ゲームメイカー」
今期記録J2リーグ:3フル出場15途中交代15途中出場3ベンチ_5得点3アシスト2警告
カップ戦:1途中出場_1警告
練習試合:2フル出場7途中交代5途中出場_3得点
タイトル2010年:まぐ新人王、まぐベストイレブン
特徴 ・スピード豊かな突貫小僧というイメージでした。ユースの頃と言っても1年間観戦出来なかったシーズンがあるので曖昧です。まだ、ユース3年生という年齢ながらキャンプ前からトップで活動。すでにJリーグデビューも済ませている。 トップではボランチからサイドアタッカーまで卒なくこなす。アタッカーというより、広い視野・先を読む力・一手飛ばせるパスセンスなどからゲームメイクも得意そうだ。
目標 ・兄弟揃ってトップで試合に出れる様になり、色々と目標が高くなってしまうもの。今年はじっくりとプロの水になれるという意味で、「通用する」事と「通用しない」事を見極めるべくチャレンジしていくシーズンになりそう。そのほとんどが通用するレベルに達しているので、 後は自信をつけて更に高いレベルへと昇華させていきたい。結果度外視、今シーズンはすべての試合に絡みたい。たとえ、勝ち点を大きく減らしてしまうミスも経験していいかもしれない。
結果 ・ミスなんてしませんとも。ベンチという試合もあったが、出場停止もなく全試合に絡んだ。ポジションはボランチか右MF、トップ下というパターンの豊富さも手伝って、色々な事にチャレンジした1年となった。バイタルエリアを狙うのが非常に上手く、そこからの繊細なボールコントロールでミドルを狙う。 リンクマンとしても健介との相性もバッチリ、晃誠のフォロー役も出来、裏へも飛び込み、ゴールも決められる。更には直接FKを2本も決めるなど何でもござれ。お兄ちゃんはウィング一本調子であるが、こちらはオールラウンダー。溢れんばかりの才能を来年はどこのポジションで披露するのか。





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