アヤックス育成システム

ここではサッカー通とはすこし離れて有名なアヤックス育成システムを紹介して いく。草サッカーなどで子供たちに教えている人などは知っておいた方がいいかも。 ここに書いてあるアヤックス育成システムは全面的にNHKで放送されてものを 使用しています。本当にNHKさんありがとうございます。
 

Vol.4   −ランニングサッカーとは−

サッカー選手とは試合の中で様々な動きをしています。走るテンポや動きなども様々に動いているのが 分かります。下の図をご覧ください。
 これは主に平均で出した値です。各々ポジションによっても違うしチームごとの戦術いかんでもっと 変わります。DFの中でもセンターバックならバックする機会も増えるでしょう。だから一概には言えません。 それにすべての走り方が直線的かと言えばそうでもない、主に曲線を描いて走っていくのが普通だろう。 それには体のバランス感覚が必要です。それに足が速くないとサッカーはダメなのかと言うとそうでもない。 主にダッシュをする時は3m〜20mの距離しかダッシュはしない。それに秒で言えば1秒から4秒程度、サッカーは 足が速くなきゃいけないというわけではないのだ。それに有する判断力などが求められるのだ。リベロの選手、DFの 選手が攻め上がったりするとき以外はダッシュで4秒以上もダッシュし続けることは無いと思っても良いだろう。 これを参考にアヤックスでは練習でダッシュの仕方なども取り入れているが、試合でもそんなに使うことは無いのが実状だろう。 主に足の速さよりもスタートダッシュで差が付くので、出が早いほうがいいのかもしれない。主にスタートダッシュ時 の加速は筋肉が伸び縮みする速度と筋力によって決まります。陸上関係の科学研究でスタート時の一歩目の蹴る力で決まると 言われています。そしてその筋力が一番使われるのはスタート時の一歩目です。その後は徐々に足に力が入っていきません。 こうしてだんだんと速度が上がって行くわけです。



 主にアヤックスでは静止状態でのダッシュと助走からのダッシュの二つを練習に組み込んでいます。 主に静止状態でのダッシュは筋力増加が目的です。そして助走付きのダッシュはスピードアップが目的となります。 走り始めるときのエネルギーが軽減されます。サッカーのダッシュは短いのですべてはスタートダッシュで決まります。 そのため練習もスタート時の練習がほとんどです。もし最初の一歩目の筋力が弱い選手がいた場合は筋力アップをさせます。 そして屋外ではなだらかな坂道で下る時に徐々に早くなっていく感覚をつかむ練習などもあります。この時坂道はきつくては意味がありません。 そのあとで平地で走らせて感覚をつかませるのです。先ほどもあった一歩目が弱い選手はゴムバンドを利用した走り込みもあります。 前にやった障害物をおいてのフットワーク練習で負荷(少しだけ重い物を持つ)をかけることによってダッシュトレーニングの効果も持たせることで 試合中DFにおされている状況での走りが出来るわけです。先ほどもあげた坂道は上りでも有効です。そして筋力アップには階段を使うことも 有効です。障害物をおいて走る方法でダッシュを取り入れる場合もあります。

・サッカーにはこのランニングサッカーは必要不可欠なものなのは分かってますが、上の図はちょっとびっくりした。 歩いてる奴なんてどういう奴だ! なんて思ってる人もいるだろうけどDFラインは歩いてるよね。それを考えて見てみよう。

アヤックス育成システム   −その5−

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