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2006年FIFAドイツワールドカップ

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会のホスト国は東西統一後、初の開催となったドイツである。経済復興の意味も含めて、東ドイツで多くの試合を行う事になっている。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント1回戦 第1節
ミュンヘン・ワールドカップ・スタジアム
ドイツ
VS
スウェーデン
ユルゲン・クリンスマン監督  監督ラース・ラガーベック
イェンス・レーマンGK  GKアンドレアス・イサクション
アルネ・フリードリッヒDF  DFニクラス・アレクサンデション
ペル・メルテザッカー17DF  DFオロフ・メルベリ
クリストフ・メッツェルダー21DF  DFテディ・ルチッチ (退場)
フィリップ・ラーム16DF  DFエリック・エドマン
(警告) トルステン・フリングスMF  MFトビアス・リンデロート
ベルント・シュナイダー19MF  MF18マティアス・ヨンション (警告)
バスティアン・シュバインシュタイガーMF  MFフレドリック・リュングベリ
ミヒャエル・バラック13MF  MF16キム・シェルストレーム
ミロスラフ・クローゼ11FW  FW11ヘンリク・ラーション
ルーカス・ポドルスキー20FW  FW10ズラタン・イブラヒモビッチ
        
ティム・ボロフスキー18MF
IN
DF13ペッター・ハンション
バスティアン・シュバインシュタイガーMF
OUT
MF16キム・シェルストレーム
オリヴァー・ノイビル10FW
IN
MF21クリスチャン・ヴィルヘルムション
ルーカス・ポドルスキー20FW
OUT
MF19マティアス・ヨンション
セバスチャン・ケールMF
IN
FW20マルクス・アルベック (警告)
トルステン・フリングスMF
OUT
FW10ズラタン・イブラヒモビッチ


6/24(土)決勝トーナメント1回戦
ミュンヘン・ワールドカップ・スタジアム

ドイツ
 VS 
スウェーデン

前−半

後−半

合−計

(クローゼ)ポドルスキー

  

(クローゼ)ポドルスキー

  


        −ドイツ−                     −スウェーデン−       

      ポドルス  クローゼ                 ズラタン  ラション      

         バラック                       シュトレ         
   シュバイ        シュナイ           リュンベ        ヨンソン   
         フリング                       リンデロ         

ラーム   メッツェ  メルテザ  フリード     エドマン  ルチッチ  メルベリ  アレクサ

         レーマン                       イサクシ         


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
開始4分、いきなりバラックのボールをクローゼが勝負。これでGKが弾いたボールをポドルスキーが流し込んで1−0。12分にはクローゼ1人に3人ものDFがマークについたところ、フリーになっていたポドルスキーが強烈にフィニッシュして2−0。 非常にドイツの出足が早い前半。様子を見ようとしたスウェーデンにとってはまさかの展開。前半30分にはCBのルチッチが2枚目の警告で退場といきなり苦しい展開へ。前半終了間際に2度、イブラヒモビッチがチャンスを作ってシュートまで行っているが得点には至らず。 後半は落ち着きをみせたドイツ。ポドルスキーはハットトリックを狙っていたようだが。内容は取れるとも思っていなかったPKをスウェーデンがゲット。これをラーションが外してしまい、同点劇の思惑を自らで潰してしまった。その後は完全にバラックにゴールを取らせてあげよう試合へ。 シュートは打ったけれども、GKやポストに阻まれてバラックゴールもならず。試合は2−0でドイツが順当勝ちを収めた。

   −今日の受賞者−
MOM : FWミロスラフ・クローゼ    (ドイツ)
MOM : FWルーカス・ポドルスキー   (ドイツ)
MVP : FWズラタン・イブラヒモビッチ (スウェーデン)
MVP : FWヘンリク・ラーション    (スウェーデン)
MVP : MFミヒャエル・バラック    (ドイツ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
クローゼは今日の試合絶好調でしたね。常に勝負の姿勢、シュートの意識を持っていました。クローゼがぐいぐいと引っ張ってくるので、スウェーデンも非常に恐い存在だと思ったのか過剰なマークでポドルスキーをあけちゃいました。 ラッキーではあったけど、確実にものにした事も評価してポドルスキーもMOM。スウェーデンは前半終了間際のイブラヒモビッチの2発、ラーションのPKさえ何とかなれば試合も面白くなったんだけどね。最後は完全に足が止まってました。 せめて、1点差にして試合を面白くして欲しかったかなと。バラックはやはり居るだけで何かしてくれる雰囲気あります。決定的な仕事の出来る人なんですが、逆にみんなが自分をお膳立てしてくれるのはくすぐったかったのかな。 ゴールは取れませんでした。


2006年FIFA WORLD CUP 決勝トーナメント一回戦 第2節
ツェントラル・シュタディオン
アルゼンチン
VS
メキシコ
ホセ・ペケルマン監督  監督リカルド・ラ・ヴォルペ
ロベルト・アボンダンシエリGK  GKオスワルド・サンチェス
ニコラス・ブルディッソ13DF  DFラファエル・マルケス (警告)
ロベルト・アジャラDF  DFリカルド・オソリオ
(警告) ガブリエル・エインセDF  DFカルロス・サルシド
(警告) ファン・パブロ・ソリンDF  MF15ホセ・アントニオ・カストロ (警告)
ハビエル・マスケラーノMF  MFパヴェル・パルド
エステバン・カンビアッソMF  MF16マリオ・メンデス
マキシ・ロドリゲス18MF  MF18アンドレス・ガルダード
ファン・ロマン・リケルメ10MF  FW17ホセ・フォンセカ (警告)
ハビエル・サビオラFW  FW11ラモン・モラレス
エルナン・クレスポFW  FWハレド・ボルヘッティ
        
カルロス・テベス11FW
IN
MFヘラルド・トラード (警告)
エルナン・クレスポFW
OUT
MFパヴェル・パルド
パブロ・アイマール16MF
IN
MF14ゴンサロ・ピネダ
エステバン・カンビアッソMF
OUT
MF18アンドレス・ガルダード
リオネル・メッシ19FW
IN
MFジーニャ
ハビエル・サビオラFW
OUT
FW11ラモン・モラレス


6/25(日) 決勝トーナメント1回戦
ツェントラル・シュタディオン

アルゼンチン
 VS 
メキシコ

前−半

後−半

延長前

延長後

合−計

(リケルメ)クレスポ

 マルケス(メンデス)

(ソリン)ロドリゲス

  


       −アルゼンチン−                    −メキシコ−       

      クレスポ  サビオラ                    ボルヘテ         
                              モラレス        フォンセ   
  リケルメ          マキシR                             

      カンビア  マスケラ           ガルダド  メンデス  パルド   カストロ

ソリン   エインセ  アジャラ  スカロニ        サルシド  オソリオ  マルケス   

         アボダン                       サンチェ         


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
布陣から見るとメキシコが引いて守る・・そう予想するのも当然かもしれない。だって、DF登録6人だよ。実際、ガルダードとカストロをDFにした5バックと見てる人もいたかも。だが、実際はかなり高め、ボックスに近い。 かなり、攻撃の狙いもはっきりしていた分だけメキシコの攻撃の方が機能していた前半。お互い、セットプレイからマルケスでメキシコ先制。数分後に同じくセットプレイからクレスポのゴールで1−1と同点。勝ちたかった前半に対して、 後半お互い負けたくない展開になっていく。よって、お互いリスクは負わないで攻めるカタチになってきたので迫力不足。決定的チャンスもお互い1度づつ。延長戦に入った試合、負傷などで交代が多いメキシコに対して、攻撃陣を総入れ替えするアルゼンチン。 アイマール、テベス、メッシと迫力のある攻撃陣を並べる。それでも、得点入らずの試合をマキシ・ロドリゲスのドライヴシュート一発で試合を決めてしまう。個人の力一発でものにしたアルゼンチンが一回戦を突破した。

   −今日の受賞者−
MOM : MFマキシ・ロドリゲス    (アルゼンチン)
MOM : DFガブリエル・エインセ   (アルゼンチン)
MVP : MFジーニャ         (メキシコ)
MVP : FWハレド・ボルヘッティ   (メキシコ)
MVP : MFファン・ロマン・リケルメ (アルゼンチン)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
延長戦を一発で制したマキシ・ロドリゲスに脱帽。クロスボールを胸トラップで落ちてくる所を下から振り上げるドライヴシュートで勝利。いやー、カッコイイっすわ。あそこでしっかりとシュートコースも防いでるしねぇ・・・どう防げばいいんでしょ。 そして、メキシコの流れを大きくかえたジーニャ。彼が勝負を決める仕事をしてくるなと思ってましたよ。結果こそは出なかったけど、コントロールとかテクニックはアルゼンチン相手にも充分に通用してました・・・って、ブラジルからの帰化選手なのね。 ボルヘッティもアルゼンチンのアジャラ相手に競り勝つシーンが多く、サイドからのクロスボールが効果的でした。リケルメは・・・やっぱ、外せない選手ですよ。アイマールも好きだが、段々リケルメも良いですなぁ。

前半終了間際、GKからのパスをエインセがトラップせずにやり過ごす・・・しかし、真後ろでメキシコの待っていた選手に奪われてしまう。これでGKと一対一になってしまう所をエインセがスライディングでかっ飛ばす。出たのはイエロー・・・ 解説者も「限りなく赤に近い黄色ですよ」と語っていた。ここで赤が出ていたら、ゴールされていたら・・・結果も変わっていたかもしれない。そういう意味でエインセをMOM。実は意外と危うい勝利だったんだよって事で。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント一回戦 第3節
ゴットリーブ・ダイムラー・シュタディオン
イングランド
VS
エクアドル
スヴェン・ゴラン・エリクソン監督  監督アニバル・ルイス
(警告) ポール・ロビンソンGK  GK12クリスチャン・モラ
オーウェン・ハーグリーブス16DF  DFウリセス・デ・ラ・クルス (警告)
リオ・ファーディナンドDF  DFイヴァン・ウルタード
(警告) ジョン・テリーDF  DF17シオヴァニー・エスピノーザ
アシュリー・コールDF  DF18ネイセル・レアスコ
マイケル・キャリック18MF  MF14セグンド・カスティージョ
スティーブン・ジェラードMF  MF20エドウィン・テノリオ
フランク・ランパードMF  MF16ルイス・アントニオ・ヴァレンシア (警告)
デヴィッド・ベッカムFW  MFエディソン・メンデス
ジョー・コール11FW  FW21カルロス・テノリオ (警告)
ウェイン・ルーニーFW  FW11アウグスティン・デルガド
        
(警告) ジェイミー・キャラガー15DF
IN
MFクリスチャン・ララ
ジョー・コール11FW
OUT
MF20エドウィン・テノリオ
アーロン・レノン19MF
IN
FW10イヴァン・カヴィエデス
デヴィッド・ベッカムFW
OUT
FW21カルロス・テノリオ
スチュワート・ダウニング20MF
IN
スティーブン・ジェラードMF
OUT


6/26(日)決勝トーナメント一回戦
ゴットリーブ・ダイムラー・シュタディオン

イングランド
 VS 
エクアドル

前−半

後−半

合−計

(FK)ベッカム

  


       −イングランド−                    −エクアドル−       

         ルーニー                    Cテノリ  デルガド      
  ジョーC          ベッカム                             
                             メンデス          バレンシ  
      ランパド  ジェラド                                 
         キャリク                    カスティ  Eテノリ      

アシュリ  Jテリー  リ  オ  ハグリブ     レアスコ  ウルタド  エスピノ  デラクル

         ロビンソ                       モ  ラ         


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
決定機はイングランドDFジョン・テリーのミスからCテノリオがGKと一対一。アシュリー・コールの驚異的な戻りからスライディングでシュートをブロック。これだけだったかな。イングランドは中盤の構成を変えてきた割にロングボール中心、 まるで前線がクラウチなのかと間違えてるんじゃないかと思ったよ。おかげでイングランドは決定的チャンスが作れずに後半へ。後半も同様にチャンスを作れない展開。ここまで大会を通じて余り精度が良くなかったベッカムが魅せる。後半15分、 左エリアからのFKを直接ゴール左隅に曲げて落として先制点。やっぱ、アンタ最高だわ。どういう訳かゴール後にヴィクトリアまで映るし。試合終了間際にはベッカムの負傷もあるが、イングランドサプライズ人事でもあるMFアーロン・レノンまで起用。 それにしても今大会のイングランドは手堅いねぇ・・・攻撃のカタチは無くともFK1本で勝つ。見てて強いという感じはしない、ただ負けないと思う・・・言ってて矛盾してるが、=イコール強いという事になるのかもしれない。

   −今日の受賞者−
MOM : MFアシュリー・コール   (イングランド)
MOM : MFデヴィッド・ベッカム  (イングランド)
MOM : FWウェイン・ルーニー   (イングランド)
MOM : MFフランク・ランパード  (イングランド)
MVP : FWカルロス・テノリオ   (エクアドル)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
いやー、ベッカムのFKは凄いわ。あのスピード、あのコース、あの変化・・・GKも分かっていても取れないよね。そして、あれだけイングランドのパフォーマンスが低調な中でFK一発で勝負を決めてしまえるなんて羨ましいやね。 そして、1トップで裏へ飛び出すわ、サイドへ開くわと縦横無尽に走りまくるルーニーも評価。それだけでなく相手DFにガン飛ばしたりと、実際に突き飛ばしたりとルーニーらしさも爆発してました。その割にシュートチャンスではランパードにパスを出してくれたりも するんですね。んで、そのパスをもらったランパードはホームランでしたけどね。ルーニーに対して何度もスルーパスを供給し続けた事を評価。途中から左サイドの高めにいました。MVPはエクアドルのCテノリオ・・・やっぱ、あの前半でのチャンスは決めておかないとねぇ・・・。 あそこをカバーしてくれたという事でアシュリー・コールをトップのMOMにしたのです。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント一回戦 第4節
フランケンシュタディオン
ポルトガル
VS
オランダ
ルイス・フェリペ・スコラーリ監督  監督マルコ・ファン・バステン
(警告) ドラゴスラフ・イェヴリッチGK  GKエドウィン・ファン・デル・サール
ミゲル13DF  DFハリド・ブラールズ (退場)
リカルド・カルバーリョ16DF  DF13アンドレ・オーイェル
フェルナンド・メイラDF  DFヨリス・マタイセン
(警告) ヌーノ・ヴァレンテ14DF  DFジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト (退場)
(退場) コスティージャMF  MF20ウェスレイ・スナイデル (警告)
(警告) マニシェ18MF  MF18マルク・ファン・ボメル (警告)
(退場) デコ20MF  MFフィリップ・コク
(警告) ルイス・フィーゴFW  FW17ロビン・ファン・ペルシー
クリスティアーノ・ロナウド17FW  FW11アリエン・ロッベン
パウレタFW  FWディルク・カイト
        
シモン・サブローサ11FW
IN
MF10ラファエル・ファン・デル・ファールト (警告)
クリスティアーノ・ロナウド17FW
OUT
DFヨリス・マタイセン
(警告) プティMF
IN
DF14ヨン・ヘイティンガ
パウレタFW
OUT
MF18マルク・ファン・ボメル
チアゴ19MF
IN
FW19ヤン・ヘネホール・オフ・ヘッセリンク
ルイス・フィーゴFW
OUT
MFフィリップ・コク


6/26(月)決勝トーナメント一回戦
フランケンシュタディオン

ポルトガル
 VS 
オランダ

前−半

後−半

合−計

(パウレタ)マニシェ

  


        −ポルトガル−                    −オランダ−        

         パウレタ                       カイト          
  C・ロナ          フィーゴ         ロッベン          ペルシー  
         デ  コ                    コ  ク  Vボメル      

      マニシェ  コスティ                    スナイデ         

バレンテ  Fメイテ  カルバリ  ミゲール     ホルスト  マタイセ  オイェル  ブラルス

         リカルド                       デルサル        


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
前半早々にクリスティアーノ・ロナウドの太股に蹴り・・・これで負傷。いきなり、ポルトガルの戦力が半減してしまうアクシデント発生。それでも、負傷しながらCロナウドからデコ、 パウレタと繋いでマニシェがゴール。C・ロナウドは交代してしまうものの、1−0と優勢で後半へ。と思ったら、ロスタイムにポルトガルのコスティージャがなんと2枚目の警告で退場へ。 後半は荒れに荒れる。ちょっとした事であちこちで乱闘、Cロナウドを負傷退場においこんだブラールスはフィーゴをはたいて2枚目で退場、遅延行為も重なってデコも退場。 何気にフィーゴは相手に頭突き、倒れてる選手を押し倒したり、紳士的行為で相手に返すボールで攻め込んだりと散々。それでも、試合は最後までオランダが放り込みを行うが得点ならず。後半開始早々のコクのクロスバーへのボレーが 悔やまれる。荒れた試合ではあったが退場した者同志、階段で仲良く一緒に座って観戦してるポルトガルのデコとオランダのファン・ブロンクホルスト(クラブが同じバルセロナ)を見て少し気が晴れた。

   −今日の受賞者−
MOM : MFマニシェ           (ポルトガル)
MVP : FWロビン・ファン・ペルシー   (オランダ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
これだけ荒れた試合だと得点を取るのも一苦労。そんな中、少ないチャンスをものにしたマニシェのゴールがどれだけ重要だったか。これのおかげで勝てたところもあったし。あれだけ荒れておいて尚且つ、0−0だったらと思うとゾッとする。 もっと、退場者いたかもしれんし。MVPはファン・ペルシー。途中から放り込みの試合になってしまったのだが、それでもサイドからアイデアのあるクロスを放っていたのを評価しました。やっぱ、ファン・ニステルローイの欠場も大きいね。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント一回戦 第5節
フリッツ・ワルター・シュタディオン
イタリア
VS
オーストラリア
マルチェロ・リッピ監督  監督フース・ヒディンク
ジャンルイジ・ブッフォンGK  GKマーク・シュウォーツァー
(警告) ジャンルカ・ザンブロッタ19DF  DFクレイグ・ムーア
ファビオ・カンナバーロDF  DFルーカス・ニール
(退場) マルコ・マテラッツィ23DF  DF14スコット・チッパーフィールド
(警告) ファビオ・グロッソDF  MF13ヴィンツェンツォ・グレッラ (警告)
シモーネ・ペロッタ20MF  MF20ルーク・ウィルクシャー (警告)
アンドレア・ピルロ21MF  MFジェイソン・クリーナ
ジェンナロ・ガットゥーゾMF  MFティム・ケーヒル (警告)
アレッサンドロ・デル・ピエロMF  FW23マルク・ブレシアーノ
アルベルト・ジラルディーノ11FW  FW21ミル・ステリョフスキー
ルカ・トニFW  FWマーク・ヴィドゥカ
        
ヴィンツェンツォ・イアキンタ15FW
IN
FW15ジョン・アロイージ
アルベルト・ジラルディーノ11FW
OUT
FW21ミル・ステリョフスキー
アンドレア・バルザリDF
IN
ルカ・トニFW
OUT
フランチェスコ・トッティ10MF
IN
アレッサンドロ・デル・ピエロMF
OUT


6/26(月)決勝トーナメント一回戦
フリッツ・ワルター・シュタディオン

イタリア
 VS 
オーストラリア

前−半

後−半

合−計

(PK)トッティ

  


        −イタリア−                    −オーストラリア−     

      ト  ニ  ジラルデ                    ビドゥカ        
                            ブレシア            ステジョ
         デルピエ                       ケーヒル        
                               ウィルク      クリーナ   
   ガットゥ  ピルロ   ペロッタ                 グレッラ        

グロッソ  マテラッ  カンナバ  ザカルド        チッパー  ムーア   ニール   

         ブフォン                       シュウォ        


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
イタリアは負傷でネスタが欠場、アメリカ戦での肘鉄のせいでデ・ロッシはなんと4試合出場停止。そして、この試合トッティがベンチでデルピエロスタメンという状態のイタリア。果たして、どこまでイタリアらしいサッカーが出来るのだろうか。 両チームともに前線がトニとヴィドゥカと高い選手が揃っているし、お互い空中戦はわりかし制している。イタリアが速く縦へ繋ぐ印象だが、途中からはどちらも高い選手へ速く当てるというサッカーになっている。 シュート自体はイタリアだが、両チーム共に決定的チャンスがあった。後半開始早々にオーストラリアのブレシアーノの突破。ボールを小突いて前へ突破、ここで抜かれたマテラッツィがブレシアーノへスライディング。これで一発退場。 カバーの選手が居たので得点機会阻止とは思えないが厳しい判定だ。ここからイタリアの十八番、カテナチオ開始。攻撃陣を下げて守備を固める。これでオーストラリアがキープ率でも決定機でも上回るが、ネットが揺れるシーンはなかなか生まれない。 このまま延長かと思われた試合だったが、ロスタイムに左サイドのグロッソがPKを奪取。これをトッティが決めて1−0で試合終了。オーストラリアサポーターのブーイング鳴り響く中、イタリアが「らしい」勝利を挙げた。ってか、良く我慢した。

   −今日の受賞者−
MOM : DFファビオ・グロッソ      (イタリア)
MOM : GKジャンルイジ・ブッフォン   (イタリア)
MVP : FWマルク・ブレシアーノ     (オーストラリア)
MVP : MFスコット・チッパーフィールド (オーストラリア)
MVP : MFティム・ケーヒル       (オーストラリア)
MVP : FWルカ・トニ          (イタリア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
ロスタイムにPKを奪取したグロッソは当然MOMです。あそこで良くぞDFをドリブルで抜いたよ。正直言って、あんまり知らない選手なんだけどね。これを機会に覚えておきましょ。GKのブッフォンもだいぶ危ないシーンを防いでくれました。前半も 後半もチッパーフィールドに2度もゴールになりそうなシーンを止めました。そういう訳でチッパーフィールドもMVP。オーストラリアではブレシアーノとケーヒルもMVP。最後にオーストラリアの屈強なDF陣にも競り負けなかったトニも受賞。 交代は退場の関係で止む無し。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント一回戦 第6節
ツェントラル・シュタディオン
スイス
VS
ウクライナ
コビ・クーン監督 監督オレグ・ブロヒン
パスカル・ズベルビューラーGK  GKオレンクサンデル・ショフコフスキー
フィリップ・デゲン23DF  DFオレグ・グセフ
パトリック・ミューラー20DF  DF17ヴラディスラフ・ヴァシュチュク
ヨハン・ジュルーDF  DF14アンドリー・フシン
ルドヴィク・マニャンDF  DFアンドリー・ネスマチニー
ヨハン・フォーゲルMF  MFアナトリー・ティモシュチェク
(警告) トランキージョ・バルネッタ16MF  MFオレグ・シェラエフ
ラファエル・ウィッキーMF  MF19マキシム・カリニチェンコ
リカルド・カバニャスMF  MF16アンドリー・ヴォロベイ
アレクサンダー・フレイFW  FW10アンドリー・ヴォロニン
ハカン・ヤキン22FW  FWアンドリー・シェフチェンコ
        
ステファン・グリフティン13DF
IN
MF21ルスラン・ロタン
ヨハン・ジュルーDF
OUT
MF19マキシム・カリニチェンコ
マルコ・シュトレーラー11FW
IN
MF11セルヒー・レブロフ
ハカン・ヤキン22FW
OUT
MF16アンドリー・ヴォロベイ
マウロ・ルストリネッリ18
IN
FW15アルテム・ミレフスキー
アレクサンダー・フレイFW
OUT
FW10アンドリー・ヴォロニン


6/27(火)決勝トーナメント一回戦
ツェントラル・シュタディオン

スイス
 VS 
ウクライナ

前−半

後−半

延長前

延長後

合 計

P K

 

  


        −スイス−                     −ウクライナ−        

      シュトレ  フレイ                  シェフチ  ボロニン      

         カバナス                ロタン           グセフ   
   ウィッキ        バルネタ                              
         フォゲル                    フシン   ティモシ      

マニャン  センデロ  ミューラ  デゲン      ネスマチ  ルソル   ヴァシュ  イェゼル

         ビューラ                       ショフコ         



           ウクライナ:先攻           後攻:スイス             

|GKの動き|コース| キッカー名  |−| 回 数 |−| キッカー名  |コース|GKの動き|
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
| 右 下 |左 下|ズベルビューラー|−| G K |−|ショフコフスキー|左 下| 動 否 |
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
|左 下 防|左 下| シェフチェンコ|×| 1本目 |×|シュトレーラー |中左下|中左下補球|
| 左 下 |中 浮|  ミレフスキー|○| 2本目 |×|バルネッタ   |中 上|左 下 棒|
| 左 下 |中 中|    レブロフ|○| 3本目 |×|カバニャス   |中右下|右 下 防|
| 右 下 |左 下|     グセフ|○| 4本目 |−|−−−−−−−−|−−−|−−−−−|



   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
うーん、完全にお互い実力伯仲ってな感じ。前半はセットプレイからシェフチェンコのヘッドがクロスバー、FK直接フレイがクロスバーと両チームのエースストライカーが チャンスを作った。やはり、どちらもバランス重視というかリスクを負ってまでの攻撃の展開が無い様に感じた。まず、第一に守備から入るという印象。内容的にも結果的にも五分。 後半、決定機すら作れなくなってるし。やはり、チャンスはセットプレイという所。シェフチェンコのシュートでGK一歩も動けずというシーンぐらいか。そのまま、延長戦に入ると ますます運動量が少なくなり、一対一の勝負でも勝てない場面が続き中盤のケズり合いの様相。この試合をセットプレイ一発で決まるのは面白くないと思ったのか、審判も延長からはセットプレイ取らなくなってるし。 結局、最後はPK戦で1本も決められなかったスイスが大会を無失点で敗退、ウクライナがベスト8へ進出した。シェフチェンコも止められたのにねぇ。

   −今日の受賞者−
MOM : GKオレンクサンデル・ショフコフスキー  (ウクライナ)
MOM : FWアンドリー・シェフチェンコ      (ウクライナ)
MOM : DFアンドリー・ネスマチニー       (ウクライナ)
MVP : MFトランキージョ・バルネッタ      (スイス)
MVP : FWリカルド・カバニャス         (スイス)
MVP : FWアレクサンダー・フレイ        (スイス)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
結局、PK戦での2本をセーブした事で勝利に繋がったのでGKは当然。シェフチェンコが後半にかわしてミドルシュート。GKも一歩も動けずの鋭いシュートに対して、NHKの実況が「シェフチェンコのシュートはスイスを射抜けませんでした」とコメント。あぁ、頭の中でWCCFの実況を思い出したよ。 ウクライナの矢!とか言ってくれ。他には右サイドのデゲンと白熱バトルを繰り広げたネスマチニーも評価。結果的に何度か一対一を破られたけど、反則も辞さずのアツいプレーがこの試合を0−0にしたかなと。スイスでは同じくアツイプレーのバルネッタ・・・ってか、こっちは普通にファールが多かったけどね。 他には中盤のカバニャス、結果的にゴールは無かったが隠れた存在だったがFWの1人として大会を盛り上げたフレイも受賞。この試合も決めれば得点王にも名前が残ったかもね。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント一回戦 第7節
ドルトムント・ワールドカップ・スタジアム
ブラジル
VS
ガーナ
カルロス・アウベルト・パレイラ監督  監督ラトミール・デュイコビッチ
ネウソン・デ・ジェズス・シウバ/ジーダGK  GK22リチャード・キングストン
マルコス・エヴァンジェリスタ・デ・モラエス/カフーDF  DF15ジョン・ペイントシル (警告)
ルシマール・ダ・シウバ・フェレイラ/ルッシオDF  DFイリアス・シラ
ファン・シルベイラ・ドス・サントス/(警告) ファンDF  DFジョン・メンサー
ロベルト・カルロス・ダ・シウバ/ロベルト・カルロスDF  DFエマヌエル・パッポエ
エメルソン・フェレイラ/エメルソンMF  MF18エリック・アッド (警告)
ホセ・ロベルト・ダ・シウバ・ジュニオール/ゼ・ロベルト11MF  MF10ステファン・アッピアー (警告)
リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイテ/カカーMF  MF23ハミヌ・ドラマニー
ロナウド・デ・アシス・モレイラ/ロナウジーニョ・ガウショ10MF  MF11アリ・サリー・ムンタリ (警告)
ロナウド・ルイス・ナサリオ・デ・リマ/ロナウドFW  FWアサモア・ギャン (退場)
アドリアーノ・レイテ・リベイロ/(警告) アドリアーノFW  FW14マシュー・アモアー
        
ジウベルト・アパレシード・ダ・シウバ/ジウベルト・シウバ17MF
IN
MFデレク・ボーテン
エメルソン・フェレイラ/エメルソンMF
OUT
MF18エリック・アッド (警告)
アントニオ・アウグスト・リベイロ・レイス・ジュニオール
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
19MF
IN
FW12アレックス・テキエ・メンサー
アドリアーノ・レイテ・リベイロ/アドリアーノFW
OUT
FW14マシュー・アモアー
リカルド・ルイス・ポッジ・ロドリゲス/リカルジーニョ20MF
IN
リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイテ/カカーMF
OUT


6/27(火)決勝トーナメント一回戦
ドルトムント・ワールドカップ・スタジアム

ブラジル
 VS 
ガーナ

前−半

後−半

合−計

(カカ)ロナウド

  

(カフー)アドリアーノ

  

(ペルナンブカーノ)ゼ・ロベルト

  


        −ブラジル−                     −ガーナ−         

      アドリア  ロナウド                 アモアー  Aギャン      

  ガウショ          カ  カ         ムンタリ          アドゥー  

      ゼ・ロベ  エ  メ                 アッピア  Eアッド      

ロベカル  ファン   ルッシオ  カフー      パッポエ  メンサー  イリアス  ペイント

         ジ  ダ                       キングス         


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
これぞブラジル。開始早々、ラインを高くあげてきたところをカカーがスルーパス。重くて遅かったとか言わないよーに・・・オフサイドラインのぎりぎりで飛び出したロナウドがGKと一対一。これを華麗にドリブルでかわして流し込み1−0とブラジルリード。 ここからガーナが猛攻。セットプレイからメンサーがヘッド、ジダの足でセーブなどガーナの得点は時間の問題かってなぐらいに攻めたし支配した。ところが、前半終了間際にカカからカフー、中へ折り返してアドリアーノがプッシュして2−0。 なんだ、これは。45分でいきなりギアが上がる・・・そのスピードたるやアフリカのスピードを持ってしても敵わない。後半、展開は全く同じだったが、ガーナが予想以上のチャンスを作り出す割りにゴールに入らない。そうこうしている内に時間も無くなり、後半39分に ゼ・ロベルトにトドメを刺されて試合終了。最後はブラジルらしく遊び始めるが、4点目が入らないのは御愛嬌。最後はロナウジーニョに決めさせてやろうとか言う気持ちは無いのか。ロナウドもカフーも自分で打っちゃうし。

   −今日の受賞者−
MOM : MFカカー         (ブラジル)
MOM : FWアドリアーノ      (ブラジル)
MOM : FWロナウド        (ブラジル)
MOM : GKジーダ         (ブラジル)
MVP : FWアサモア・ギャン    (ガーナ)
MVP : MFステファン・アッピアー (ガーナ)
MVP : MFハミヌ・ドラマニー   (ガーナ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
・得点者でもあるロナウドとアドリアーノは得点を評価。その2得点を演出したカカーも当然MOM。CKのヘディングを足ではじき出したジーダも当然。 ガーナのギャンはブラジルのネットを何度となく揺らせるチャンスを、ことごとくGKの正面へ外へ蹴り込んだ。非常に残念だったがあれだけ苦しめたのは脱帽。そのパスを供給したアッピアー、無尽蔵の運動量でフォアチェックを引き受けたドラマニーも評価。 もし、このガーナの超プレスにエッシェンが加わっていたらと思うと、3−0という結果ましてや無得点での決着は無かっただろうな。


2006年FIFA WORLD CUP GERMANY 決勝トーナメント一回戦 第7節
ハノーヴァー・ワールドカップ・スタジアム
フランス
VS
スペイン
レイモンド・ドメネク監督  監督ルイス・アラゴネス
ファビアン・バルテズ16GK  GKイケル・カシージャス
ウィリー・サニョル19DF  DF15セルヒオ・ラモス
リリアン・テュラム15DF  DF22パブロ
ウィリアム・ガラDF  DFカルロス・プジョル (警告)
エリック・アビダルDF  DFマリアーノ・ペルニア
(警告) パトリック・ヴィエラMF  MF14シャビ・アロンソ
クロード・マケレレMF  MF18「セスク」/フランセスク・ファブレガス
(警告) ジヌディーヌ・ジダン10MF  MFシャビ・エルナンデス
フローラン・マルーダFW  MFラウール・ゴンサレス
(警告) フランク・リベリー22FW  FW21ダヴィド・ヴィジャ
ティエリー・アンリ12FW  FWフェルナンド・トーレス
        
シドニー・ゴヴFW
IN
MF11ルイス・ガルシア
フローラン・マルーダFW
OUT
MFラウール・ゴンサレス
シルヴァン・ヴィルトール11FW
IN
MF17ホアキン・サンチェス
ティエリー・アンリ12FW
OUT
FW21ダヴィド・ヴィジャ
IN
MF16マルコス・セナ
OUT
MFシャビ・エルナンデス


6/28(水)決勝トーナメント一回戦
ハノーヴァー・ワールドカップ・スタジアム

フランス
 VS 
スペイン

前−半

後−半

合−計

(ヴィエラ)リベリー

 ヴィジャ(PK)

(ジダン)ヴィエラ

  

(ヴィルトール)ジダン

  


        −フランス−                     −スペイン−       

         アンリ                     ヴィジャ  トーレス     
  マルーダ          リベリー                            
         ジダン                        ラウール        
                              シャビE        セスク   
      マケレレ  ヴィエラ                    アロンソ         

アビダル  ガ  ラ  テュラム  サニョル     ペルニア  プジョル  パブロ   セルヒオ

         バルテズ                       カシジャ         


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
中盤の削り合いとか、様子見とかいう試合になると思ったのだが、どちらも攻める攻める。スペインは右サイドのセルヒオ・ラモスの突破、シャビのパスワークから前線+ラウールが飛び出す。フランスは 主にアンリの裏への飛び出しと両サイドのリベリー&マルーダで攻める。前半26分、やや押され気味だったスペインがPKをゲット。これをヴィジャが決めて1−0とスペイン先制。その後、アンリがオフサイドの山を築くが、 その裏をかいたリベリーが飛び出してGKと一対一、落ち着いてGKをかわしてゴールを決めて1−1の同点で折り返した。その後、どちらにも決定的チャンスが訪れる好ゲームの展開。決着は後半38分、FKジダンからヴィエリのヘッドで ゴール。この後、パワープレイに入るのだが裏を取られてジダンが流し込み3−1でトドメ。若いスペインをベテラン勢が食ったかの様な試合となった。4年後は結果が逆になりそうだ。

   −今日の受賞者−
MOM : MFパトリック・ヴィエラ   (フランス)
MOM : FWフランク・リベリー    (フランス)
MOM : MFジヌディーヌ・ジダン   (フランス)
MVP : MFホアキン・サンチェス   (スペイン)
MVP : DFカルロス・プジョル    (スペイン)
MVP : DFマリアーノ・ペルニア   (スペイン)
MVP : MFクロード・マケレレ    (フランス)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
この試合も1得点1アシストと大活躍のヴィエラ。あのガタイで献身的なディフェンスと攻め上がりは脅威。サイドで何度も勝負を繰り返すリベリー、得点のシーンはサイドから中へ飛び込んできました。凄い運動量ですわ。 フランスと真面目に走り合ったらどこも勝てそうにないな。ジダンも献身的に動いてましたよ。結構、辛そうでしたけど。ただ、ジダンのアイデアは誰よりも高いレベルを誇っているので、今後もジダンは必要ですね。スペインはホアキンが交代で入ってきた途端に流れが変わりました。 ルイス・ガルシアと2人でフランスの最終ラインを脅かすぐらいの攻撃を魅せた。一度、サイドから突破して切り返しシュートを放ったけど、ゴール出来なかったシーンで「スペイン負けるかな?」と思っちゃいました。決めるべき時に決めないと相手にそのチャンスが行くんだよね。 守備のプジョル、左サイドのペルニアも評価。守備ではこぼれ球の広い具合が数多かったマケレレも評価。スペインが波状攻撃出来なかったのはマケレレのせいだね。


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