2005年 J1リーグ第11節


・カシマサッカースタジアムです。毎年恒例のバスツアーも健在です。宣伝期間が少なかったからか、それとも最後のゴールデンウィークぐらいは休みたいからなのか、思ったより乗員数は少ない感じ。3000円で行けたのに・・・人数多ければ多いほど値段は下がりますよん。 来年はもっと大人数で行きたいやね。

・行きでまぐ作成の2004年ヴェルディハイライトを放映。しかし、行きのバスでは1節の新潟戦までしかお伝えできず・・・。勝った試合を見ないで鹿島入りとなりました。なんと、不吉な。しかも、クライマックスは一番最後なのに。また流せる機会がありましたら、その時にでも。

・早く着いちゃったのですが、今回はモツ煮込みだけじゃありません。どうやら、売店があるらしいのでそこで「牛串ステーキ」を頂く。鹿肉はクセがあるらしいので、牛で我慢するか。って鹿肉は売ってませんよ。それはこれからスタジアムで食べるんですよ緑鷲がね。ビールも飲みながらイイ感じになっていると、 若者はさっさとサッカーやって遊んでるし。うーん、若いってのはいいねー。・・・・・まぐも混ぜろーっ!!

・モツ煮込みを食べる際の注意・・・それは開門してから1時間後ぐらいに食べること。本当はハーフタイムまで待ちたいのだが、猫舌のまぐは熱くて食べ終わらないので仕方ない。つまり、とことん煮込まれた状態が一番美味しいんです。試合終了後にも売ってくれれば買うかもな。前は全部100円とかで在庫処分してたけど、もうやらないのかな。 そして、モツ煮込み完食・・・うまいですねぇー。すると、バキヲタsingoが仲良く鹿島サポとお話。・・・ん? なんとモツ煮込みを持ってきたではないか。さりげなく、一口頂く。・・・むむ、な、なんということだ。この大根の染みた味の濃さ。1時間後とは思えない上手さでは無いか。くぅ、ホーム側のモツ煮の方が美味いとは本当だったのか・・・若干、持って来るまでに冷めるのが 難点か。

カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
VS
東京ヴェルディ1969
トニーニョ・セレーゾ監督  監督 アルディレス
曽ヶ端 準21GK  GK21高木義成
アリDF  DF20李 康珍
岩政大樹15DF  DF戸田和幸
大岩 剛DF  DF19上村健一
石川竜也18DF  MF林 健太郎
青木 剛24MF  MF32小林慶行
フェルナンドMF  MF小林大悟
小笠原満男MF  MF山田卓也
増田誓志26FW  MF相馬崇人
鈴木隆行30FW  MF22平野 孝
本山雅志10FW  FWワシントン


・うーん、なんという仕打ちか。ゴール裏を境界線に使うためにゴール裏を立ち入り禁止にされてしまった。なんというアウェーの洗礼。どうせ、ヴェルディ人数少ないんだから、いいだろ?みたいなスタンス。 ちくしょー・・・言い返せない。

        シトン                       シトン
                          相馬         
     平野    大悟             ↑↑  平野      大悟    
                          ↑↑                
 相馬            山卓    攻    ↑↑      慶行      山卓  
                    →撃→   ↑↑              ↑↑  
     慶行   やしけん       時    ↑↑     やしけん     ↑↑ 
                          
                           
   上村        康珍              上村        康珍
        戸田                        戸田   


        義成                        義成
・3−6−1のシトン1トップ作戦。無用な失点を防ぐ為に中盤を厚くして、天皇杯で出来ていたプレスサッカーを取り戻す魂胆か。前半は0−0でもいいというサッカーになるだろう。前半は我慢だ。

・前半開始早々、労を惜しまぬ積極的なプレスをかけて中盤で主導権を握るヴェルディ。平野・慶行・山卓の3人のプレス具合は見事。そして、ルーズになったボールを林が奪い、一気に相馬へさばく。これだけで何だかゴールも取れそうな予感さえ漂う・・しかし、1トップな上に前線が動かないシトン一人なので効果的なカウンターは否めず。 うーん、やっぱ0−0でもいいかもしんない。

・これぞ首位の底力。ケガ人はヴェルディ並に多いのにやってるサッカーは変えなくていい。ヴェルディの場合は特殊な選手が多いので、替えの効かない選手ばっか。これがケガ人続出の鹿島を首位へ押し上げる原動力か。左サイドでボールをキープした本山。対面するは李 康珍。最近、李 康珍の守備にやや精細を欠いているので心配したが、案の定やられてしまった。まるで、名古屋戦の再来。本山にあっさりと股抜きされてしまうと、そのまま深くえぐられてしまい折り返し。 今回はしっかりと戸田が詰めていたのだが、中央への寄せが甘く増田にヘッドで流し込まれてあっさりと1−0。ピンチらしいピンチが無くても失点してしまう。ここらへんの守備の徹底を何とかせねば・・・。

・コバのパスカットからすぐにチャンスへ。平野とワンツーでもらって、左の相馬へさばく。ほとんど、GW中の相手は相馬対策をばっちりしてきた。しかし、どうだろう。この鹿島はどこが相手でもまったく守備をいじることはない。それだけ手堅いサッカーは心がけてるのだろう・・・しかしね、相馬を他の選手と同じだと思っちゃいけないよ。相馬のアーリークロスをニアで岩政が空振り・・・その真裏にワシントンが飛び出す。GK曽ヶ端と一対一になるも慌ててシュートを打ったのか GKの正面へ。これからは相馬にもマーク付けた方がいいじゃないの?

・こちらも0−0で構わない3−6−1のサッカーにしてるせいか、手堅い鹿島を崩せずに前半終了。前半はさりとて展開の激しいサッカーにもならず、中盤に人数を割いた分だけヴェルディの支配で終了した。ま、仕方ないかな。後半はもう少しリスクを背負ってでも攻めないと、鹿島得意の1−0勝ちで逃げ切られちゃうからね。さぁ、後半どう動くのかも楽しみだ。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。打った後でオフサイドも含む。
相馬2   林1    慶行1   シトン2

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。縦パス重視。
林3    シトン2  康珍1   相馬2   平野2   大悟1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。ラストパスの意図さえあれば含む。
相馬6   大悟6   山卓1   平野2

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
シトン2  山卓1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追い込んだものも含む。
相馬2   林2    戸田2   上村1   康珍2   山卓2

ナイスプレイ・・・個人技、フォロー、テクニック、必殺技など。
相馬2   シトン1  慶行1   康珍1

・前半に気付いたこと。鹿島の守備意識の徹底、基本的な約束事などの浸透を物凄く感じた。だからこそ、これだけのケガ人を抱えていても全く同じ鹿島のサッカーを展開出来るのだろう。うちとはそういう意味で段違いだ。でも、きっと満男や本山の代わりはいないだろう。実際、その2人だけでなく、中央へ人数をかけた守りはサイドからの放り込みだけなら、楽に対処出来る代物。正直言って手堅い。まさに試合巧者、まさに横綱相撲。 しかし、それに比べて鹿島の攻撃陣に関しては非常に物足りない。本山の一発だけでゴールを陥れるのは流石だが、攻めのアイデアに欠けるし新井場、峰色などが加わるまでは向こうも試行錯誤の段階か。それでも、首位にいるチームだけにサッカーを知っている強さがある。後半はこの手堅い鹿島をどうやって攻め落とすのか、まぐは単純に一樹、森本を投入した4−4−2スタイルを考えた。そして、それは正解だった・・・?



   −後半−
・まぁ、予想通りと言おうか。ゴールデンウィーク中はずっと絶不調のまま終わってしまった大悟。この試合でも幾度か大悟らしいプレーを魅せるシーンはあったが、どれもアイデアに乏しく現在スランプ中。ともかく、コンディションを上げて絶好調時の大悟に敵う奴はいないので、しばらくは温泉にでも行ってくるとかリフレッシュするしか無いんかなぁ。佐野裕哉にでも会いに行くとか・・・時間かかりそうだ。 その大悟にかえて一樹の投入。名古屋でハットトリックしたかと思えばケガをしてしまうという一樹。今日も右足シュートで驚かせてくれぃ。

        シトン                    一樹    シトン
                          相馬       
        一樹                ↑↑              山卓
  相馬          山卓                          ↑↑
                     攻         平野    慶行      
                    →撃→                      
    平野      慶行       時                     
       やしけん                      やしけん       
                                              
   上村        康珍              上村        康珍
        戸田                        戸田


        義成                        義成
・大悟にかえて一樹なんだけど、シトンと2トップにはならなかった格好。やはり、トップ下というかシトンと縦で並ぶ関係を作っていた様に見えた。そして、その布陣は開始早々いきなりチャンスとなる。相馬から左エリアの平野へパス。これを走りこんだ平野がヒールで下げる。DFも平野の動きに吊られてしまい、二列目から走り出した一樹はどフリー。 うおーっ!いきなりチャンスだ一樹ーっ!!・・・もダイレクトでシュートには行かずに、ここでも直線ドリブル。おらー!どけどけーっ!!んで、大岩のカットで失敗。あーあ。

        シトン                    一樹    シトン
                          相馬       
        一樹                ↑↑              山卓
  相馬          山卓                          ↑↑
                     攻         平野    慶行      
                    →撃→                      
    平野      慶行       時                     
       やしけん                      やしけん       
                                              
   上村        米山              上村        米山
        康珍                        康珍


        義成                        義成
・戸田にかえて米山投入。カバーリング能力とライン統率でGWではなかなかの効果を発揮。名古屋戦でやってしまった失態はその後は解消されている。それでも、今回の交代は戦術の問題。左サイド相馬一辺倒の攻撃を右にも持っていきたかったのだろう。

・交代してすぐに的中。一樹が中央でキープしたボールを右サイドへさばく。ここにはオーバーラップしてきた米山が対応。そして、縦へ勝負すると中央へ切り返してパス。真ん中で待っていた慶行がこれをダイレクトでシュート。しかし、これはGK正面。くっ、惜しい。この様に米山投入以降はラストパスだけでなくフィニッシュに持ち込める展開が増えてきた。 いよいよ、同点にする算段は整ったぞ。

・対する鹿島。やはり、攻撃陣の迫力不足は否めない。たまーにカウンターなどで本山のドリブル突破、小笠原のさばき、FKフェルナンドの一発などを魅せるも得点の気配はしない。ここらは我慢なのか、それとも1−0で逃げ切ろうと考えてるのか・・・平野・慶行などの攻め上がりに小笠原自らが自陣PA内に戻ってまで守備する始末。こいつぁ堅いぞ。

     森本    シトン                森本  一樹  シトン
                                  ↑↑
        一樹                        ↑↑       
                          相馬  慶行      山卓             
   慶行        山卓      攻    ↑↑              米山
                    →撃→   ↑↑              ↑↑   
       やしけん          時    ↑↑     やしけん     ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑    
相馬              米山        相馬              米山
     上村    康珍                  上村    康珍     


        義成                        義成
・さぁ、リスクをたっぷりと背負った必殺の4−4−2の時間ですよ。必ず殺しちゃいますからね、果たしてどっちが死んじゃうんでしょうか。鹿島かヴェルディか、でっどおああらいぶ!! 爆発的な攻撃力を生む素晴らしいスタイルだが、同時に中盤スカスカ、守備は最終ライン任せという最悪な状況にもなるんです。 この試合勝ちに行く!!

・リスクを追うサッカーなら無失点を続けた名古屋だろうと、堅守を誇る首位鹿島だろうと・・・防ぎきる事は不可能。林の中央からのスルーパス、左サイドへ開いた慶行がダイレクトでクロス。これがファーサイドまで通って山卓がヘッドで折り返す。ニアに寄っていたワシントンがトラップ&プッシュで1−1と同点。見事なり山卓! よくぞ、この苦しい体勢で中へ折り返した。さぁ、こっからだよ。 悪いがせっかくのリスクを追うサッカーしてんだ、最近勝ち星からも見放されてるヴェルディだけに奪ってやるぜ!勝ち点3!! おらーっ!攻めろ攻めろーっ!!

・ふっふっふ、これで完全に相手はたじたじ両サイドからの振られるのはどんなチームも嫌なものさ。左から右から・・・そして、中央突破!立て続けに行くぞーっ! 山卓→慶行→米山センタリング→ニアにワシントンがフリーでトラップ。これをヒールで下げたところに一樹が突っ込むもボールはこぼれる。ここにワシントンが左足で流し込みシュートもDFブロックで得点ならず・・・。そして、これで得たCK。普通に蹴ると見せかけて林がショートコーナーで側による。 しかし、鹿島は明らかに集中を欠いていたのか林に対応する選手は誰も居ない。そのまま、林があげたクロスボールはファーサイドの一樹のもとへ。競り合う選手が多い中でも何とか一樹が競り勝ってヘディングシュート。これがゴール右下のポストにかきーん♪・・・くぅ、得点ならず。

・まだまだ終わらないぞーっ。シトンから一樹へ預ける。これを一樹がタメてシトンへ返す。このボールをシトンが無理矢理中央突破。大岩も迫力に押されてか何も出来ず通してしまう。さぁ、二度目のGK曽ヶ端との一騎打ち。これをワシントンったら何と抜きにかかる。曽ヶ端の手にかかってしまい転倒、しかしボールも同時にこぼれてしまう。なんと、ここには山卓が待っていた。ふふん♪ラッキー♪ さぁ、後は押し込むだけさ、今期初ゴールもらったーっ!!・・・ってどっかーんっ!と外へ。 え? な、なにがあったの? こんなのぐらい決めてよーっ!・・・ビデオで確認してみると森本と山卓がツインシュートしちゃったんだね。こいつぁ、残念。

・クライマックス。本田のクリアボールを鈴木が拾う。ここで鈴木がタメて逆サイドの小笠原にフィード。小笠原ももらったフィードボールを見事なトラップ。自分のスピードを殺さないようにあえて大きくトラップするという技を見せて独走。そして、義成と一対一になったところをかわす、ここで倒されてPK。そして、一発退場。・・・・く、そんな馬鹿な。確かにさっきから2バック状態になっていたし、途中には守備にも帰っていた小笠原がずっと前線へ張っているなぁと思っていたのだが、ロスタイムになって見落としていたか。 いや、しかしそんな事よりも気になる事がある。・・・そう、鈴木だ。対応した上村が何故か頭を抑えているではないか。まぐは見逃さないぞ・・・しっかりと裏拳を一発いれていたことを。このやろー、今日一日一度も上村に勝てなかった仕打ちか。ってか、日本を代表する選手が上村に負けるなよ。2度もトライアウトに出た選手だぞ。まぁ、元日本代表だけどな。

・一発退場になってしまった義成のかわりのGK・・・まぁ、どうせ山卓だろうと思っていたが、周りは意外にもワシントンでしょってな雰囲気でさして驚きでも無かった様子。そっか、練習などでもやってるし、GKやるのはデカイ選手ってお約束があるのね。そのワシントンにビビってしまったのか、小笠原が見事なポスト当て。しかし、PKを蹴ったと同時に5人も詰めてくる鹿島の選手に比べて、ヴェルディの選手は完全な出遅れ。これじゃ負けるわ。結局、2−1で鹿島の勝利。鹿島との勝ち点差は17。これで優勝争いは無くなったね。 それにしても、まさか残り23試合を残して優勝とは参った。いや、まだまだ諦めないぞ、きっと小笠原が海外へ行くに違いない。そして、何より本命と言われた浦和、横浜もまだ完全体ではない。勿論、ヴェルディも。きっとここから這い上がれるさ。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。打った後でオフサイドも含む。
相馬1   慶行1   米山3   シトン3  森本1   一樹1   山卓1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。縦パス重視。
相馬1   平野2   林3    上村1   山卓3   一樹1   慶行1   米山1   シトン1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。ラストパスの意図さえあれば含む。
相馬2   米山3   林1    慶行2   シトン1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
平野2   山卓3   シトン2  慶行1   一樹1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追い込んだものも含む。
コバ1   林1    一樹1   康珍2   相馬1

ナイスプレイ・・・個人技、フォロー、テクニック、必殺技など。
一樹1   米山1



5/8(日)Jリーグ−第11節−
カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
 VS 
東京ヴェルディ1969

前−半

後−半

合−計

増田誓志

 ワシントン(慶行山卓)

田代有三

  


   −おまけ−
ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
・「首位にいる理由」とサッカーダイジェストに書いてあったが、まさにその通り。この内容でしっかりと勝ち点3を稼げる鹿島。いや、まったく参りました。試合巧者ぶりは見習うところがありますよ。しかし・・・ちょっと言いたいのが鹿島は絶対的な力は持っていないということ。まず、守備は手堅いと言わせるシーンばかりでしたが、右サイドのアリって何者なんでしょうか? まったくもってポジショニングはおろそかだし、一対一の守備ではスライディングするし、相馬 を常にフリーにしてくれる始末。結果的に相馬からチャンスは無かったが、あれだけあげさせるのも如何なものかと。声を大にして言いたい、アリは穴だ。そこを徹底的に狙いたかったよ。そういう意味では別に守備も誉められたものではないなぁ。やっぱり、完璧といえる往年の強さは無さそう。実際、11試合やって9勝1敗1分っていうけど、従来のJリーグでも優勝ラインはこれぐらいだったよね。3敗したら優勝は終わりみたいな。余りにも他のチームが不甲斐無いだけなのでは。 対して、ヴェルディ。義成の退場は仕方ない。3バックでちと問題なのが、李 康珍。ここんところ弱点がはっきり露呈しました。人に強いのですが、球際に弱い。ルーズボールを追いながら体をいれてマイボールにする、カバーリングなどには一定のレベルを魅せるのですが、名古屋戦での本田股抜きと全く同じ「本山の股抜き」で二度も同じミスをした。ともかく、相手との間合いが近すぎないか? もっとも、ここらへんは経験かも。ただ、やはりリベロタイプなのでストッパーでは無いんだな。

   −今日の受賞者−
MOM : MF 小笠原満男    鹿島じゃん
MOM : FW 本山雅志     鹿島じゃん
MVP : MF 林 健太郎    3度目/通算18度目
MVP : MF 米山篤志     初選出/通算14度目
MVP : MF 山田卓也     初選出/通算20度目
MVP : FW ワシントン    3度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
満男、本山の凄さは今に始まった事じゃないが、この試合で見事なアシストを決めたという事でMOM。90分で量こそはそれほどだったが、質が申し分ない。いやー、参った参った。ヴェルディの方は負けた割には多いです。まずはアリのポジションの悪さを狙った林の見事な左サイド攻撃にMVP。フィードも正確でミスは無かった。 米山篤志が投入された直後から、右サイドの攻撃が実現。左サイド偏重型だと守る方は案外やりやすいもの。それが両サイド攻撃へとかわったおかげで、相手のゴールを脅かすほどへ。一気に同点にまで攻め込んだわけで米山もMVPは当然。山卓はアシストのヘディング折り返しを評価。対面の石川の攻撃参加が出来ないほどに苛め抜いた。 そして、最後はGKまでやってしまうほどのワシントン。ゴールに関する嗅覚はさすがだが、トラップミスやGKを抜こうとするなど、かなりのクセも併せ持つのは確かだ。



*観戦記を書かなかったゴールデンウィークの試合の受賞者もあわせて掲載します。一応、まぐが忘れちゃうから。

   −セレッソ大阪戦の受賞者−
MOM : DF 上村健一     初選出
MOM : DF 戸田和幸     初選出
MVP : FW ワシントン    2度目


   −横浜Fマリノス戦の受賞者−
MVP : MF 平野 孝     2度目/通算13度目


   −名古屋グランパス戦の受賞者−
MOM : MF クライトン    名古屋じゃん
MOM : MF 山口 慶     名古屋じゃん
MOM : FW マルケス     名古屋じゃん
MVP : FW 平本一樹     初選出/通算14度目


・以上でした。あまりの過密日程でまぐが観戦記を書けないほどに忙しかった。これじゃ、選手も怪我するわな。


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