第84回天皇杯-FINAL-


・大晦日夜23時集合・・・年越しをみんなで祝って決戦に挑む。そう、一度やってみたかったが決勝まで行かないので出来なかったイベント。今年こそは、今年こそは・・そんな事をやれるんだと嬉しさでいっぱいだった。そして、大晦日・・・・・まぐの思いは見事に崩れ去った。関東地方を襲った大雪だ。積雪は5cm〜15cm。まぐ家でさえも10cmは積もったのだから集まりは中止。 場所によっては電車が動かない場合もあったろう。徹夜で騒ぐ案は無くなったが、かわりに暖かい毛布に包まって寝よう。早めに寝て鋭気を養うのだ。紅白をしっかり最後まで見てから就寝。ん? いつも通りの年越しをしてしまった。

・朝5時起き。んで国立に7時には集合。なんせ、開門が8時なもんで・・・。こう思うと女子サッカーを前座にするのは結構辛いものがある。しかも、朝6時に家を出てみると・・・一面アイスバーン。凍ってるよ。片道10分〜15分そこらで着く駅まで30分以上かかっちまいました。すると、今度は国立が開門延期。凍ってるから水をかけたって・・・本当に都会っ子だな、おい。 たとえ、お湯をかけてもいけないんだぜ。それぐらい常識だよ、まったく。

・どういうわけか開門前からお酒が出てくる。taruさんの高そうなお酒、アツさんのビール。まぐがイイ感じになるのに長い時は必要なかった。髪をうっすらと緑色に染めて気合の入ってる女子高生に「夢見る少女じゃいられな〜い♪」と歌えば詠さんに「知らないから。今の娘達、七瀬知らないから。」とツッコまれるし。ジゴちゃん持って色んな人に噛みつくし。 トイレには開門前なのに3回も行ってるし・・・おいおい、本当に大丈夫か?

・VBのようさんがベレーザを一生懸命応援している最中に、まぐ達はお手伝い。契約が切れたらしい緑の紙からスポンサー名を消去。んで、みんなに配ります。緑の紙テープも配る。その頃、ベレーザがレイナスを下して優勝・・・さぁ、お膳立ては整った。ベレーザとヴェルディの同時優勝と行こうじゃないか。

・選手紹介が一通り終わると・・・「主審:柏原丈二」・・・ブーーーーーーッ!!!ヴェルディの森本、ジュビロの山本監督が紹介されたとき以上のブーイング。この試合のキーマンは決まった。両チームからブーイングされた柏原だね。今日もマジックを見せてくれるのかな。なんせ、本当にスペシャルなレフェリーなもんで。 でも、なんか当て付けの様に思えてならない普通なら吉田じゃないの?

国立霞ヶ丘競技場
東京ヴェルディ1969
VS
ジュビロ磐田
オジー「アルディレス」監督  監督山本昌邦
高木義成21GK  GK佐藤洋平
米山篤志DF  DF鈴木秀人
李 康珍31DF  DF田中 誠
富澤清太郎14DF  DF27菊地直哉
林 健太郎MF  MF23福西崇史
小林大悟MF  MF服部年宏
小林慶行32MF  MF河村崇大
山田卓也MF  MF11西 紀寛
相馬崇人15MF  MF名波 浩
飯尾一慶20FW  FWグラウ
平本一樹11FW  FW18前田遼一


・ん? こっちは天皇杯は全部固定するというサッカー。急造3バックと言われた李 康珍、破壊王かんぺーも頼もしく見えますな。相変わらずのフリーであればあるほど入らないが、難しければ難しいほど入る一樹のゴールも2試合連続中。 唯一の不安は、最近よく見られる飯尾へのお膳立てゲームだ。ここぞってとこでも皆で飯尾へお膳立て。そっか、飯尾は愛されてるなぁ・・・と笑って済まされる点差になってから始めて下さい。

対して、磐田。N○K会長や西○グループの元会長並に色んな所から恨みを買ってる山本監督。うちの大悟や一樹からの恨みもプラスしておきます。メンバー構成で若干不愉快。山西は? 森本の伝説再びじゃないの? わざわざ、ベンチ入りまでさせてんのに。 相馬の劇的なサイドアタックの為にイジメられっ子が必要です。太田は? まったくもう。でも、山本監督。ヴェルディキラーの藤田を外してくれてグッジョブ。誉めてつかわす。

     一樹                        一樹    飯尾   
          飯尾              相馬          
   相馬        山卓           ↑↑  慶行      大悟  山卓
                          ↑↑              ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
     慶行    大悟       →撃→   ↑↑     やしけん     ↑↑
       やしけん          時           
            

  かんぺー       米山             かんぺー       米山
        康珍                        康珍   


        義成                        義成
・いつも思うが中盤はカタチがすっきりしてるわけではない。林−慶行−大悟のトライアングルが状況によってはころころと入れ替わる。この布陣になってから、やけにやしけんの攻めあがりも多くなってるし。早めのプレスに早めのパス回し。天皇杯のここまで闘い方からいっても、先手必勝。序盤から押せ押せの展開になること必至。 ヴェルディが勝つには先制点が無いと絶対に勝てないぞ!

・誰がイジメっ子だと? 今年の始めに柏の某選手がサテライトで森本に喧嘩を売った。それを買ったのが・・・相馬である。余りの強さに「弱い者イジメ」に見えてしまう根っからの悪役オーラを醸し出している。そう、本来は弱者を助け強気をくじく。おらーっ!行くぞーっ!必殺「ツバメ返し!」 *起き上がりに「しゃがみ大斬り」か「立ちツバメ返し」かの究極2択から由来(わかんねーよ!) 相手に向かって「悪役風オーラ」で威圧しつつ、中央へ切り込む様に見せかけて縦を突破する。アツも持っていた究極2択とは正反対の2択。相馬は縦の割合が非常に強い。それに迎え撃つは河村と福西・・・ズバッ・・・ぶしゅーーーー!!←あ、血しぶきの音ね。2人の間を割って入り、アーリークロス。秀人と田中、GK洋平の間を通す絶妙なクロス。うおーーっ! 先制点もらったぁー。って、GKと 一樹の間も通しちゃう見事なパスでした。ちぇっ。

・前半開始早々、中盤での潰しあい。お互いがなかなか攻め込めない状態。すると、最終ラインの米山からロングフィード。PA内右エリアに走りこんでいたキャプテン山卓へ。後ろからの難しいボールをヘッドですらして中央へ送る・・・すると、ここには誰もマークされていないフリー状態の一樹が待っていた。さぁ、もう一樹を遮るものはいない、後は洋平だけさ。 押し込むだけでゴールイン、さぁ一樹よぉーーー!決めてくれぇーーーっ!!・・・ぼーん。ボールは遥か彼方へホームラン。そんな一樹にゴール裏もドリフばりのズッコケで応える。なんでやねーん! もう、何回も言い続けてきたけどさー、笑いはいらないのよ! 観戦記が楽しくなくたっていいんだから、それはまぐが何とかするし。決勝なんだからさぁ。

・こ、これが磐田なのか・・・・中盤でパスを見合わせ、蹴ったボールはラインの外、細かいパスも出せずにロングボールで打開を図る・・・うわーん、いつものジュビロじゃなーいっ!!(ネネちゃん風) ま、きっとジュビサポも影でジュビロのぬいぐるみにボディフックを食らわせてるぐらい歯痒いだろな。これも山本サッカー、3年間は我慢しなさい。今日もテスト、明日もテストだから。 「試合は試し合いであって本番では無い。」と高名な某死刑囚も言ってたし。ほれ、そんな事を言ってる間に秀人が最終ラインで一樹をドリブルでかわそうとして失敗。・・・じゃ、シーズンの最後だし言っておきますか。「おらーっ!どけどけどけーーっっ!!」必殺直線ドリブル発動。決勝モードなので120%の力で発動中(当社比)。その証拠にほら、ボールよりも速く走っちゃった。 ・・・・・だから、笑いはいらないってば。

・ここまでヴェルディのペースで試合が続く。準決勝のガンバ戦でも最初はペースを握りつづけた。今回も同じ様なペースで進む。左のFKを相馬が蹴る。精度の高いクロスを中央へ。そこにマークを掻い潜って一樹が大ジャンプ。またしてもフリー。さぁ、一樹ぃー。思い出すんだヴェルディにはヘディングの天才がいるじゃないか。つい、こないだの試合を思い出せ。 サッカーのお手本、教科書とも言える小林慶行のヘッドを。GKの手前でワンバウンドだ!・・・いいか、分かってると思うがあえて強調するぞ、叩き付けるヘディングなんだ一樹! そして、おもむろに反り返って渾身の力をこめたヘディングシュートを放つ。GKの手前でワンバウンド・・・おぉ♪、成功だ♪・・・外へ。そんな一樹にゴール裏も吉本ばりのズッコケで応える。なんでやねーん! もう、何回も言い続けてきたけどさー、笑いはいらないのよ! 根っからの芸人魂、一樹の戦いはまだまだ続く。

・ヴェルディの小気味良いパス回しと深い位置での勝負に磐田DFがファールで対抗するシーンが目に付く。またも、セットプレイ。右サイドからのセットプレイを大悟が蹴る。どーでもいいが、一樹をマークしてるのは誰だろう。さっきからマーク外しすぎです。一樹もさしてマークを外す動きをする人じゃないのに。そのまま、PA内中央に飛び込んだ一樹が外さない様にダイビングヘッドでコースを かえるシュート。これが見事にゴール左下へ・・・かきーんっ!、ポストへ・・・どうやら、一樹はこういう星の下に生まれてる選手なんだね。ただ、サッカーの女神は一樹がタイプじゃない、でも飯尾は見捨てなかったようだ。こぼれ球に飯尾がプッシュして1−0。うおーーーーっっ!!待望の先制点ゲットーーーーォォォォ!!!!しかも、飯尾はユニフォームの中に桜井の16番ユニを着込んでいる上に、 一目散で桜井へ抱き付きに行く。そして、桜井もそれに応える。うわぁぁぁぁ、なんて素晴らしい光景だ。今日は是が非でも飯尾へのお膳立てゴールしたかっただけに、異様な盛り上がり。何で、こんなに盛り上がっていたのかを知るのは翌日だったが・・・。

・普通に攻めても上手く行かない磐田。しかし、それでも磐田には恐ろしい男が存在する。そう、名波である。たとえ、監督が替わろうと、メンバーがかわろうと・・・決して変わらぬパターンがある。黄金パターン名波→福西である。ファーサイドへ送ったボールを福西がどんピシャヘッド。しっかりと叩きつけてゴール右サイドネットへぱさぁというイメージ。 しかし、これは外。前半で同点に追いつかれてはシャレにならない。まだまだ、サッカーの女神はヴェルディに微笑んでいる様だ。それにしても、おっかないね。名波一人いるだけでゴールだけは出来そうだ。

・「今のメンバーで、今のチームで勝ちたい」と力強く語った慶行。この言葉の真の意味を知るのはやはり翌日の事になる。そして、このコメントを残した当人は必要以上に気合が入っていたのだろう。センターサークル付近で2枚目のイエローで退場処分。うぅぅ、まさかのまさか、慶行が退場とは。実際、見ていてすぐに「やべっ、退場か。」と覚悟したよ。 ただ、よーく考えてみると「10.13」も前半で退場者を出してる。今シーズンのナビ杯王者FC東京も年間王者のマリノスも共に退場者を出している。むしろ、縁起が良いと言っても過言では無い。そう、「守備固め」という大義名分を得た訳だ。後半に1点でも取れれば分からない。逃げ切ってくれるわ。そういう訳で一人少ない分、慶行の分まで力を出そう。前半終了。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
一樹3   相馬1   米山1   飯尾2

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
大悟2   米山1   慶行5   飯尾1   林3

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
大悟3   相馬2   山卓2   米山1   一樹2   飯尾1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
相馬1   山卓2   慶行2   飯尾1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
康珍3   米山2   大悟2   一樹2   義成2

ナイスプレイ・・・個人技など。
相馬2   一樹3





   −後半−
        一樹                        一樹   
                                      
                              大悟      山卓  
                          相馬              柳沢  
    大悟      山卓       攻    ↑↑              ↑↑
                    →撃→   ↑↑     やしけん     ↑↑
       やしけん          時    ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
相馬              柳沢
   かんぺー     米山               かんぺー     米山
        康珍                        康珍   


        義成                        義成
・はい、うちは一人少ないんです。その上、先制点取ってるんです。今日は決勝戦です。・・・・回りくどい言い方は無しにしましょう。えぇ、5バックですけど、何か。強気に行きたいけど、相手は中山投入で流れを変えようとしてきました。とりあえず、藤田じゃなくて助かったです。グッジョブ山本! もう一度、言います。うちは藤田が弱点です。さぁて、大体何時頃に山本監督がそれに気付くでしょうか。 分かった方はハガキに住所・氏名・年齢・電話番号を明記の上、こちらまでお送り下さい。当選の発表は「名波の交代」をもって代えさせて頂きます。普通、名波はかえないって。デスノートの死神ばりに「人間て面白っ!山本って面白っ!」

・後半早々、中山投入が効果有り。藤田も厄介だが中山も厄介にはかわりない。左サイドから名波のクロス。ニアで中山がつぶれ役になって、裏に待っていたグラウがダイビングヘッドで狙うも相馬がカバー。いやぁ、見事に中山に釣られた。義成も完全にゴンに向かって行っちゃったし。やっぱ、ゴンの真骨頂はこの「潰れ具合」だね。

・福西がボールを持ってうろうろ。ん? 何やってんだ? 大悟が猛スピードで福西にチェック。あわてて、フェイント入れながら福西がターン。すると、一樹と目が合う。しばし、時間が流れる・・・にこっ♪・・・笑ったって許すかぁボケェーっ!一樹が強烈なチャージで福西から奪い取る。・・・さぁ、言っておきましょうか。「おらーっ!どけどけどけーーっっ!!」必殺直線ドリブル。左から名波がスライディングで狙う・・・ どうかわす?・・・真っ直ぐ! 真後ろから服部がユニフォームを引っ張って邪魔をする・・・どうする?・・・真っ直ぐ! 今度は前方に田中 誠だ。・・・どうする?・・・真っ直ぐ!! これぞ、直線ドリブル。本能のままに真っ直ぐに突き進む一樹。ま、田中を抜いたときはシュート出来るように左へ抜く。そして、PA内左エリアでシュート。対角線グラウンダー、ゴール右下へころころころころ。うおーーーーっ!!2−0と追加点。 うおー、一樹ぃー。笑いはいらないんだよー。これだよ、これ。前半のアレを外してコレを決める、一樹らしいゴールでしたーっ!!

・良い意味で磐田を裏切るタイプの西。一樹がやった直後にお返し。中央をドリブルで単独突破。2〜3人いる真ん中を強引なまでに抜いていってPA内右エリアでGK義成と一対一へ。 西が落ち着いて流し込むシュートを狙うも義成が前へ飛び出して神セーブ。ほっ、2−0にした直後にゴールされてしまうと意味無いからね。真後ろから見るに股抜き狙ってたかも。

・中盤でやしけんがキープ。のらりくらりと酔拳のようなキープで磐田陣営を釘付け。すると、最終ラインが物凄く上がっている。とはいえ、一樹は右サイドにいるのにスルーパス。それもど真ん中だ。すると、後ろから颯爽と走りこむキャプテン山卓。まるで、やしけんも後ろに目があるかのようなパス。いやいや、二人は以心伝心、言わなくたって分かるのさ。 これを拾って独走。GKと一対一のチャンス・・・しかし、磐田DF陣はいずれもスピードに自信のある選手揃い。決して遅くは無い山卓もPA内にまで侵入出来ずに追いつかれそう。それを察知してか遠めから山卓シュートも外へ。うー、3点目入るとトドメなんだがな。

・ここまで適当に放り込んでくる単調な攻め。対して恐く無い。なーんだ、磐田も対した事ないんじゃーんっ!とタカをくくっていた。磐田に何年も勝っていないチームの言う事じゃないな。すると、磐田は遅すぎる救世主を投入してくる。あわわわわ・・・・とうとう出てきちゃった。藤田俊哉。ヴェルディキラーをここまで温存しやがるとは・・・ふっ、余裕じゃねーか山本さん。ヴェルディ相手にこれぐらいのハンデつけねーと いけないってか? でもね、藤田をいれて名波をかえるんじゃ決して恐くは無いぜ。・・・って、あれあれグラウにかえて藤田なの? 間違ってるよ山本さん。名波でしょ、名波にかえるんじゃないの? まずい! ヤマモト脳が正常に機能し始めたぞ。さぁ、こっから本当のジュビロとの試合になる。

・案の定、藤田入って流れはガラリとかわる。藤田が縦横無尽に走りまくり、PA内へ飛び込みまくりのおかげで名波が空く。名波の長距離クロス、フィードにマークを割けないヴェルディとしてはノーマークで名波の砲弾を浴びる事に。そして、名波に気をとられてると藤田が入ってくる。おかげで藤田を倒してしまい絶好の位置でFK。PA内ぎりぎり外でど真ん中FK。蹴るのは当然名波。 壁からニョキとボールだけが出てくるボール、ゴール右上を的確についてきた。ゴール真後ろだけにボールの起動が良く分かる。あ・・・入ったぁ・・・と誰もが諦めた瞬間、義成が横っ飛びセーブ。指先ぎりぎりでボールを外へ掻きだした。うおーーー、神! 神降臨!!まるでゴールが入ったなみに喜ぶヴェルディ。よーし、まだまだサッカーの女神はヴェルディを見捨ててはいないぞーっ!

・ジュビロサッカー爆発!! 中山が潰されながらも必死に落とし、名波がボールを上げまくり、藤田が走ってきてギャーッ!、一樹と一対一になる洋平も体を張ったブロック・・・とジュビロの必死さが伝わる試合展開。それでも、中央を固めてフリーでシュートを打たせないヴェルディ。すると、PA内に藤田が突破。無理矢理突破したもののヴェルディが4人がかりで藤田を潰す。 すると、ボールだけがぽろっとこぼれて西の前へ。サイドアタッカーがここまでPA内に侵入してるとは。これを押し込んで2−1と磐田がゴール。まずい、1点差はマズイ。

・PA内に今度は福西も入ってくる。さすがに2点目は福西のミスだけに払拭したいのだろう。その福西を後ろからかんぺーがやっちまった・・・二人とも倒れて判定は・・・ノーファール。危なーーーーいっ!! でも、VTRでよく見てみると、ユニフォームを引っ張るでもない、蹴ってる訳でもない、手で押し倒してる訳でもない。意外と純粋にショルダーチャージ。 ただ、福西にも「俺に指一本でも触れたら倒れるぜ」という意識でいたのか、ちと不自然でした。まぁ、これでPK取られたらかんぺーは悔しいね。我慢して手を出さなかったんだもの、もしPKだったら「蹴っとけば良かった」みたいに思うだろうし。なんせ、破壊王ですから。

・ロスタイムにも決定的ピンチ。西が飛び込む、中山が飛び込む、シュートシュートの雨アラレを体を張って防ぐ義成。いやぁ、苦しい苦しい。最後に無理矢理中央を突破しようとしたのを防がれて、ボールがこぼれる。このボールをヤナギが拾って走る。その途中でホイッスル・・・うおおおおーーーーーっ!!不恰好だけど、内容は無かったけど、繋ぐサッカー出来なかったけど、8年ぶりの優勝だーーーっ!!! うわーーーーん。あの等々力の二階にいた何年か前のまぐに言いたい・・・良くぞ、ここまで応援し続けた! うわーーーーんっ!! あ、ちなみに最終回じゃないぞよ。(亀仙人風)

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
一樹2   山卓1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
山卓2   林3    一樹1   相馬1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
大悟3   林1    柳沢1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
大悟1   林1    一樹1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
相馬2   林3    康珍4   義成5   富澤4   山卓2   米山3

ナイスプレイ・・・個人技、ポジションチェンジ、走りこみなど。
林1    一樹1   山卓2   相馬1   義成1




1/1(土)第84回天皇杯
国立霞ヶ丘競技場

東京ヴェルディ1969
 VS 
ジュビロ磐田

前−半

後−半

合−計

(大悟一樹)飯尾一慶

 西 紀寛

平本一樹

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
え? 試合内容ですか? 知りませんよ、そんなの。決勝ですからね。まぐは内容重視派なんですが、優勝のかかった試合ってのはどーでも良くなりますね。まぐはですね、映画とか見ても泣いちゃう人なんです。優勝したら、どばーっ!と涙が溢れてしまいましたよ。考えてみると、ドーハの悲劇で泣いたのをきっかけにサッカーにハマったんですけどね。 やっぱ、O型ですから弱いんですよ。考えてみると、ヴェルディの優勝に立ち会ったのは初めてです。今までは全部TVですよ、TV。はぁ・・・良かった。やしけん、山卓、米山、慶行、義成と一番辛い時期からヴェルディに在籍したメンバーには絶対に優勝を経験して欲しいと思っていました。 ようやく、念願が叶いました。えぇ、叶ったのならもう遠慮しませんよ。さぁ、次はJリーグの王者になっちゃっおっかなぁーーーーっ!!そういう訳で今年もよろしくね。

   −今日の受賞者−
MOM : GK 高木義成    11度目/通算19度目
MOM : FW 平本一樹    6度目/通算14度目
MOM : MF 林 健太郎   3度目/通算7度目
MOM : MF 山田卓也    5度目/通算18度目
MVP : FW 飯尾一慶    3度目/通算10度目
MVP : DF 米山篤志    4度目/通算14度目
MVP : DF 李 康珍    初選出
MVP : DF 富澤清太郎   初選出/通算5度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
もう無礼講です。8人です。入れなかった人すまんね。義成は完璧なまでの神セーブ連発。名波のセーブした時には鳥ハダがたちました。これには参りましたよ。あのFKを止めた瞬間に「勝ったーーーっ!!」と叫んじゃいました。義成はすでに代表クラスの逸材ですけど、ジーコに渡すの嫌だな。アイツは人造人間なので人のエネルギーを吸い取りますよ、きっと。 一樹はエンターテイメントを知ってますね。フリーなのを散々外しておいて、山卓に「ありえないでしょ」とツッコまれながらも、難しいゴールを叩き込む・・・助っ人外国人にありがちなパターンです。来シーズンこそは15点取ってみてください。 やしけんと山卓はベテランですよ。そのメンタルでもって仲間を引っ張る。それだけでMOMです。やしけんは中盤でタメをつくってくれましたし、山卓へのスルーパスなんて素晴らしいですよ。

・後に発覚する飯尾と富澤のレンタル移籍。天皇杯で何故か飯尾へのお膳立て試合になったのはこういう事か。そりゃ、なるよなぁ。他のチームへ行っても「自分らしさ」を忘れずに頑張って下さい。かんぺーは破壊し過ぎないよーに。この天皇杯を最後まで頑張ってくれた3バック全員にMVPです。

おまけ
・最後にひっそりと内輪だけで優勝祝賀会を行ないました。考えてみると凄いですよね、北海道から佐賀まで全国からヴェルディ優勝を見に駆けつけたんですよ。山口県の方は毎試合お会いしてる感じしますけど、本当に素晴らしいです。まぐも頑張ってアウェーまで応援したいと思います。ま、飲み会は今年のヴェルディを振り返ってあれやこれやと馬鹿騒ぎしただけですけどね。 んで、この優勝祝賀会を終わってメールを見て・・・初めて知りましたよ飯尾とかんぺーの移籍話。とっくに決まってたんですね。がっくし。さぁ、みなさん。遅くなりましたが・・・・あけましておめでとうございます。今年もこんなくだらない観戦記を書いて、ヴェルディを面白くおかしくいい加減に伝えていきます。今年もどうぞ、よろしくお願いしますです。


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