2004年 Jリーグ2ndステージ第8節


・トーマス1万人キャンペーン + アンパンマン効果 = 2万人・・・もあるとはとても思えない今回の試合。どうせ、蓋を開ければ8千人というお約束だろうなと思った。そんな悠長な事を考えてました。おかげでナイトゲーム気分でゆっくりと起床、朝食。 おお、イチローの第1打席ぐらいは見たいなと粘ってたら、見事に記録達成のヒット。1920年以来の大記録をやぶった。すげぇー、イチローもただ大リーグ行くだけじゃない偉業を達成しちまうとは。さぁ、そんな偉業には到底敵わないし、小さい夢・・・まずは 広島から神戸で連敗する訳にはいかない。神戸を倒しましょう。

・わざと楽天を持って行って振り回し、プロ野球の汚い闇の世界に一石を投じてやる・・・とまでは思わないが、とりあえずスーパーサッカーにでも映るかなとユニを2枚持って行く。すると、どうだろう・・・開門に見事間に合わず。到着した時には13時5分。 ファンクラブ会員で入る事はおろか、何百人と並んでいる1969シートにまわってくださいと言われる始末。むむむ・・・今日は混むなぁ。

味の素スタジアム
東京ヴェルディ1969
VS
ヴィッセル神戸
オジー「アルディレス」監督  代行松山博明
高木義成21GK  GK掛川 誠
米山篤志DF  DF北本久仁衛
戸川健太17DF  DF高木和道
クラウディオ・ウベダDF  DF17土屋征夫
柳沢将之13MF  MF菅原 智
林 健太郎MF  MF14ホルヴィ
小林大悟MF  MF朴 康造
相馬崇人15MF  MFホージェル
山田卓也MF  MF18薮田光教
小林慶行32MF  FW13播戸竜二
桜井直人16FW  FW11三浦知良


・厄介なことに相手が監督を交代していること。これまで試合に出ていなかったGK掛川、FWカズらが復帰。かわりにGK本田、MF小島、などが外された。エムボマはケガしたらしい。後期は5試合のみの出場に留まっている。 こういう代行監督とか初物に弱いヴェルディ。初勝利をプレゼントしないでね。

        桜井                        桜井   
                              コバ      山卓
        山卓                 相馬            柳沢
                           ↑↑     大悟     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
相馬   コバ    大悟   柳沢  →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
       やしけん          時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・システムやらなにやらは無視してね。多分、こんな感じ。どうせ、ゴール裏で騒いでたら見えないって。

・今度、ゲーフラでも作ってやろうか。ネタはこれだ。「まず、9秒守ろう!」とでも。試合開始から皆でテンカウントしてから、エンターテイナーに入ってもいいし。まず、開始10秒で集中しましょう。前は開始10分だったけど、広島戦でやられてるんでね。でも、この試合は立ち上がりから良い感じ♪。コバ改め慶行のミドルシュート。右サイドを駆け上がった大悟がそのままドリブル勝負していったりと 今日は一味違うんじゃない?

・開始早々、いきなり直接FK。左エリアからのFK。むー、アツの得意なコース。楢崎も捕れなかった場所だ。しかし、今日はアツもたかすぃもベンチ。・・・と言ったらやっぱヨネか。どこまでも真っ直ぐ突き進め必殺のFK。しかし、蹴ったのは大悟。ゴール左上を狙ったボールは外へ。昔、頭のデッカイもわもわヘアーの22番に教えてたっけなぁ。大悟はヨネのお友達の壁人形に当てないできっちりと 枠内に入れたよなぁ。トップでもいよいよ大悟FKの出番か。普通に上手いっすよ。

・カウンター。ウベダからボランチのやしけんへ。これをやしけんがスルー。センターサークルで待っていた桜井がトラップ反転、変幻ドリブル。3人ぐらいに囲まれるも、もともせずに運ぶドリブル。すると、右サイドのスペースへ走りこんでいたヤナギへスルーパス。むふふ、これはこのシチュエーションはアレですね。行くぞ、成太、エジムンド!! ヤナギの1年に1度の必殺技・・・とくと拝みやがれ!! 「じぇっとすとりーむあたーーーっくっ!!」神戸サポや、初めて読む方は、昔のを読み返してくれぃ。 せっかくの必殺技チャンスもシュートは素直に正面へ。むむむ、おかしい。ゴール左上へドライブのかかったミドルなんだがな。この試合で最初の神戸DF陣を崩したカタチ。ほぼ、GKと一対一だったし。

・今日は前半から飛ばしてますな。ヴェルディのやしけんをフリーにすると攻めあがっちゃうよ。林→桜井→林とパス交換すると、前線でファーからニアに斜めに走る男が見えた。やしけんも交換した桜井ではなくあえて裏をかいてPA内左エリアへスルーパス。ここには山卓だーっ!!普通なら山卓へは通さない、しかし、懸命なヴェルディファンなら誰でも知ってるだろう。やしけんと山卓と言ったら当然じゃないか。 二人で買い物に行っちゃう仲なんだぞ、ミスチルのボーカルがどうとか関係無いんだぞ。別の方向に力を入れてしまったが、実際関係を疑っていた土屋には効かなかった。あっさりと山卓のコースに入っていたのでチャンスにはならず。ダイレクトでシュートしたら面白かったかも。

・かの雀聖とうたわれた坊や哲がこう言った。「落ち目の奴の裏を行け」・・・まさに賽が裏目裏目に出ているオジーの裏をかけばいいわけだ。その証拠に前半で直接FKの入りそうなものが4本。いずれも枠にすら行かなかった・・・ベンチでは貧乏ゆすりが止まらなかっただろうな。アツよ。このまま、ベンチで指をくわえて見ているつもりか・・・このFKの山を見よ。まさにこの試合はアツの為に用意された舞台だったんだ。 得点者は・・・三浦淳宏 X 4となるはずだったんだ。奮起せねばなるまい、練習で鬼の様にアピールしよう。歌って踊れるサイドバックになるんだ。ブレ球ドライヴシュートの煌きを再び・・・。

・PA内で空中戦の処理にもたついた神戸DF。そこの横をするすると突破した桜井が奪ってシュートもDFがミスを取り返すプレーで外へ。ちなみに前半は神戸に決定的チャンスすら与えないプレー。これを後半も続ければ勝てる勝てる、およそ楽勝さ。それにしても、セットプレイに何も出来ないのは辛いな。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
慶行1   米山4   大悟1   柳沢1   相馬1   桜井1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
山卓1   大悟1   米山1   慶行1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
大悟2   相馬1   柳沢1   桜井1   林1    米山1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
林2    桜井2

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
米山1   義成1

ナイスプレイ・・・個人技など。
米山2   相馬1   林1    桜井1   柳沢2





   −後半−
     一樹    桜井                  一樹    桜井   
                                  山卓
        山卓                 相馬            大悟
                           ↑↑     コバ     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
相馬   コバ   やしけん  大悟  →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・うわーん、そんなー。前半からかっ飛ばしていたヤナギが交代。一樹投入。お代官様ぁー、許してくだせぇー。うちのヤナギが・・・うちのヤナギが何か不始末でもしましたか。やっとエンジンかかって、これからって時に交代とは。今日こそはジェットストリームアタックだと思ったのに・・・。 ってか、上の布陣なら大悟ボランチでトップ下コバで右に山卓が自然だと思うんだけどなぁ。↑みたいに見えたんだよなぁ。

・後半も前半通りに戦えばいいのさ。楽勝ー♪、楽勝ー♪、ライバルは二十歳ぃー♪ パク・カンジョから前線左エリアへ開いたカズへ見事なパス。これをカズがしっかりとトラップして、義成と一対一。何とか、米山が間に合ってクリアするものの、前半はゼロだった神戸にチャンスを与えてしまった。 むむむむむ・・・少しでも油断するとコレだよ。前半と同じ事を言いましょうか。「まず、9秒守ろう!」

・これぞカズ。右サイドで大悟と米山を背負った状態で、カズの久しぶりの必殺技。またぎフェイント炸裂!! ちょっと、二人ともモロに引っかかってしまいカッコ悪かった。うーん、ゴール出来なくても沸かすとこは心得てますね。 見事なエンターテイメントぶり。今のヴェルディにはカズの様な華が無いよなぁ。やっぱ、華を持った選手が必要だ・・・それが将来の喜山であり、弦巻であり、三原であるなら本望じゃ。

・中央でボールをもらった桜井。誰もマークに来ない・・・ふっふっふ、変幻ドリブルの真骨頂。ゴールに向ってボールを持ったら止められないよ。ワンフェイントでかわす素振りを魅せておいてミドルシュート。アウトにかかったシュートはゴール右上へ。 決まったーーっ!!と思ったが掛川が横っ飛びでセーブ。得点ならず。しばらくは我慢だったが、すぐにヴェルディのチャンスへ。右サイドで縦を突破するプレーではなく、チャンスメークで勝負する大悟。ヤナギとタイプが違うのでマークも無い。大悟が一気にアーリークロス。これにファーサイドでフリーになっていたコバが右足でコースを狙ったボレーシュート。見事なシュートもゴール右ポストへかきーん!!ぬぬぬぬ・・・ まだか、まだ入らんのか。

・米山が遠めからロングシュート。もう、完全にヴェルディのペース。後はゴールだけ。CKがファーサイドへ。ここに一樹がフリーでヘッドも外へ・・・おーい、お願いだから早くゴール決めてよー。不安で不安で・・・。どうも、一樹のシュートが枠に行かないシーン多いよね。 名古屋戦のゴールみたいな泥臭いシュートは入るんだから、そういうシュートをさせるように仕向けるのはどうだろう。ヘッドもギリギリだとか、センタリングのボールをドライヴかけて自然と叩きつける様になるとか。一樹は1回迷うとどんどん森の中へ行っちゃうんだもん。

     一樹    桜井                  一樹    桜井   
               
                     
   平野        大悟            相馬 平野      大悟   
                           ↑↑     コバ        
                     攻     ↑↑            
     コバ   やしけん      →撃→    ↑↑    やしけん    米山
                    時      ↑↑            ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
相馬              米山         相馬            米山   
     ウベ    戸川                  ウベ    戸川    


        義成                        義成
・ええええええーーーーーーーーっっっっ!!!!!山卓を交代させた試合って良いイメージ無いんですけど・・・。確かに、後半は山卓の存在が非常に薄かったのも事実。でも、ここでかえるほどじゃないと思ったんだけどなぁ。ゲームは非常に悪くなかったのに。 しかも、4−4−2っすか? それならヤナギの交代は? ヤナギが最も輝く場所が右サイドバックですよ。ヤナギかえた意味無くない? まぁ、ひいきの選手ですからアツくなるんですけどね。最近のオジーは恐いっすよー。

・んで、↑と同時に和多田投入。大悟が無謀にも単身中央突破。んで、足をひっかけられてファール・・・取らず。すると、大悟という対面の敵がいなくなってスペースが空いたホージェルが一気に前へ上がる。そこにカウンター。今度は右サイドの米山がホージェルの対応。しかし、米山がマークする前にアーリークロス。 ファーサイドへぐんぐん伸びたボールは4バックのため絞っていた相馬の前で和多田がダイビングヘッドで0−1。4−4−2にかえた途端にマークのミスが重なりあっさりと失点。ここまで失点らしいピンチを作らせなかったのに・・・。4−4−2途中変更は鬼門だ。

・それでもすぐに同点のチャンス到来。今度は右の米山がホージェルの裏を取ってアーリークロス。おお、和多田がダイビングヘッドしたのと全く同じシチュエーション。ファーサイドまで上がったボールは和多田同様、どっかんキャノンを持つ一樹のもとへ。そして、どフリー状態。しっかりとコースを狙ってヘディングシュート!!・・・ 首振りすぎ。シュートは明後日の方向へ。おーーーいっ!!なんじゃ、そりゃ!! まるで、ドリフのコントの様にゴール裏全員ずっこけ&ツッコミの嵐。こんな大事なシーンなんだから、こういう笑いはいらないんだよっ!!決めてくれ、そして我らに心からの笑顔を・・・。

     一樹    ちび                  一樹    ちび   
           
                         
   平野        大悟            相馬 平野      大悟   
                           ↑↑     コバ        
                     攻     ↑↑            
     コバ   やしけん      →撃→    ↑↑    やしけん    米山
                    時      ↑↑            ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
相馬              米山         相馬            米山   
     ウベ    戸川                  ウベ    戸川    


        義成                        義成
・ちびぃ♪、ちびぃ♪、泣いてないでーぇ♪ あんま応援歌には使えない歌だな。桜井にかえて飯尾投入。一樹の相方が入った分だけ、より一層ボケに回ってしまいそうな一樹。シャキっとさせる意味で強烈な愛のツッコミアシストをよろしく。

・センターサークルで和多田がヴェルディ3人に囲まれる。しかし、和多田らしくないヴィッセルルーレットでかわすと、ゴールへ向って一直線。一樹もこれぐらい迷い無くプレーしてくれればねぇ。同じぐらいのキャノンシュート持ってるんだから。 ゴールへ向ってボールを持った和多田が戸川と対面。ドリブルで勝負? ノンノン、和多田の勝負はこれだ、必殺「J最速シュート!」しかも、アウトにかかってゴール右上へズドン。・・・参った。このゴールは参った。たとえ、決定的なチャンスが無くともゴールとは 奪うものだ。これで0−2。

・右サイドでボールを持った平野が中央へ攻めあがるフリをして、縦のコバへスルーパス。これが完全にGKと一対一。PA内右エリアでコバがシュート・・・の時に後ろから足をひっかけて転倒。PKかと思われたが、ノーファールで試合終了。 こういう負け試合もあるのか・・・ま、ガンバ戦はそれで勝った様なものだし。何もお返しが神戸戦じゃなくても・・・。

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
桜井1   一樹2   コバ2   山卓1   米山1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
大悟1   相馬2   一樹1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
コバ2   林4    山卓1   米山2   大悟2   平野5   相馬3

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
大悟2   相馬1   一樹1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
米山2   相馬1   ウベダ1

ナイスプレイ・・・個人技、ポジションチェンジ、走りこみなど。
桜井1   コバ2




10/2(土)J1セカンドステージ
味の素スタジアム

東京ヴェルディ1969
 VS 
ヴィッセル神戸

前−半

後−半

合−計

 

 和多田充寿2


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
とりあえず、一番まずいのはオジーですね。かなり、流れが悪いし、やる事なす事裏目に行きすぎです。ちょっと、途中からの4−4−2なんか最悪ですよ。山卓交代もどうしちゃったんですか? そろそろ、オジー自身が辞任してしまいそうで恐いっす。せめて、あと1年やってもらいたい。 今度ばかりはしっかりと補強もしようねフロント。だってねぇ、これでオジーを解任して、オジー以上の監督をどうやって連れて来れるんですか。ハッキリ言って、いまヴェルディが連れてこれる最高の監督なはずです。ルシェンブルゴやレオン連れてこれるなら構わないけどさ。でも、それじゃ オジーのサッカーは無かった事になっちゃうからね。それに選手達が一番疑心暗鬼に陥ってます。また、次はどんなシステムに変わるんじゃないかとか疑いまくってます。もう一度、オジーへの信頼回復をはからないと。そうだ、選手に向けてこんな横断幕はどうだろう・・・「来年はM木就任・・・嫌なら120%力を出そう」とか。 ある意味、選手を脅迫ですな。M木が嫌なら頑張れ! 5敗した以上、優勝争いはここでストップなんです。まぐは林や山卓がトロフィーを掲げる姿を見たいんです! さぁ、ナビスコでそれを実現してくれぃ!

   −今日の受賞者−
MOM : FW 和多田充寿    J最速シューターだってば
MVP : FW 桜井直人     5度目/通算13度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
和多田には参りました。2ゴール目のあのキャノンシュートはもう完敗です。あれをヤナギにやってもらいたいなぁ。ナビスコで決めてやって。桜井は本当にキレキレで絶好調です。だけど、その桜井を活かすシーンがなかなか出てきません。うーん、桜井が一番ゴールの可能性あるんだけどさぁ。

・さきほども言いましたが、イチローが偉業を達成しました。その男でさえ、今年の成績は「危機感」だと語った。いつ、クビになるか分からないという状況だからこそ達成出来たと。イチローが移籍してからずっと4番打者はオルルッドという選手だった。しかし、今年のマリナーズの成績は単独最下位。そのうえ、打率も振るわなかったオルルッドは夏に解雇。 チームで何年も4番を張っていた男の突然の解雇。イチローは驚愕したという。「危機感」・・・そこからイチローは「自分のため」に集中したという。決して、それは「自分勝手」ではなく「自分のため」。さぁ、ヴェルディの選手達よ。結局、2万人も入ったお客さんの前では魅せられなかったが、これからの試合で魅せて欲しい。

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