2004年 Jリーグ2ndステージ第3節


・色んなネタを考えてはいたのだが、台風接近による雨ということで急遽中止へ。ちぇ、やりたいところだが前節の浦和戦もあるし、じっくりとサッカーを見たいってのもあった。なんせ、2−7ですからね。まぐも観戦記すら書かなかった程ですから。あの試合をどのように持って行くのかを見たいしね。 アルディレスがメンタル面と守備面について練習していたらしいし、この試合で払拭してもらいましょう。引きずってないよね?

・うーん、みんなが何かTシャツをもらってる・・・どうやら、マッチデープログラムに何かが挟まっていてそれと引き換えにくれるらしい・・・・がーん、残念ながらまぐはマッチデープログラム自体をもらっていない・・・。引き換える所か権利すら無いってか。ちゃんと、もらえばよかったなぁ。

国立霞ヶ丘競技場
東京ヴェルディ1969
VS
FC東京
オジー「アルディレス」監督  監督原 博実
高木義成21GK  GK土肥洋一
米山篤志DF  DF20加地 亮
戸川健太17DF  DF茂庭照幸
クラウディオ・ウベダDF  DFジャーン
林 健太郎MF  DF17金沢 浄
小林大悟MF  MF今野泰幸
山田卓也MF  MF10三浦文丈
三浦淳宏MF  MF33栗澤僚一
小林慶行32MF  MF19ケリー
桜井直人16FW  MF14馬場憂太
平本一樹11FW  FWルーカス


・「ダービー国立かよ!」・・・やっぱり、やってきましたね。コレよ、コレ。お返ししなければなりませんね・・・って布が無いっす!急遽、布をユウキ君から分けてもらい、「西が丘ダメだって」を作成したが、字が小さい。話によると「幕府の狗がっ!」しか見えなかったとか。 わざと隣にしたのに、効果無しか・・。今度はしっかりとお返し用の布を常備しておこう。せっかく、何かやってくれてるんだから、反応ぐらいはしないとね。

・「ヴェルディだけには負けられない♪」・・・絶対に負けられない戦いがそこにあるってか。角沢アナにでも実況を頼みますか。残念、うちゃ日テレさ。

     一樹    桜井                  一樹    桜井   
                                  コバ
                           アツ            山卓
  アツ          山卓           ↑↑     大悟     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
     大悟    コバ       →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
       やしけん          時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・浦和戦2−7の敗北。誰かが退場とかになってないだけに、大幅な変更もあるかなと思った。しかし、意外と普通。大悟がトップ下だとか聞いたけど、トレスボランチに見えました。しかも、途中からコバトップ下に戻ってる感じ。急激な変化はしませんでした。

・浦和戦同様の相手。これは非常に厄介であるが、浦和戦を払拭できたかどうかを知るにはうってつけの相手だ。基本的なサッカーは同じ、前線の選手のスタイルが違うぐらい。まず、山卓を2人がかりで囲んでボールを奪う。さぁ、こっからカウンター。攻守の切り替えに関しては浦和と同レベルなので、ヴェルディがどこまで課題を修復出来たかわかりやすい。カウンターで奪われたボールを再びカウンター。 林がパスカットして大悟と繋いで桜井へ。右サイドで桜井が勝負。・・・・ってか、これが今のヴェルディなんすよ。相手守備陣5人 vs ヴェルディ攻撃陣2人・・・むー、桜井が外にいるだけに一樹一人で4人を相手にするのか・・・これはキツイ。

・浦和戦の課題の1つ。「ボール保持者にプレッシャーを与える」。これですな。ロングボール主体のチームの場合、前線の守備が物を言う。桜井が加地へプレス・・・これに慌ててしまい中央へ返す・・・も、ここにはコバが走りこんでインターセプト。そして、雨も考えてかGKの目の前でワンバウンドするミドルシュート。これは正面だったが、こういうプレーで流れを持ってこれるはずだ。 って、すぐにFC東京も阿部がミドルでリセット。お互い、流れを掴んで攻めれないので中盤のケズリ合いへ。

・FC東京陣内の右サイドで競り合い。茂庭がボールを追う、負けじと一樹も追う。茂庭はボールを背負ってラインの外に出すためにキープしたい、一樹は横から茂庭にショルダーチャージをかけてボールを奪いたい・・・そんな両者の考えが一つになった。さぁ、フィジカル勝負、いざ尋常に・・・始め!!・・・ドカッ!・・・吹っ飛ぶ茂庭。スピードに乗った分だけ勢いが付いた。よーし、これでカウンターだ。 そのまま、直線ドリブル行っけーーーっ!!・・・ってところでファール。そ、そんなぁ。肩だよ肩。肩同士のチャージはノーファールにしてよ・・・肉と肉とのぶつかり合いもサッカーでしょ。そうしないと、一樹と山卓は全部ファール取られてしまう・・・。

・ちと危なっかしいけど許す。米山が相手FWへ強烈なスライディングでボールを奪う。これを桜井が拾う。すかさず、FC東京も後ろからチェックに行くが、桜井とコバで絶妙な壁パスで突破。そのまま、一気にドリブル開始。さぁ、本家バージョン言って見ましょう「おらーーっっ!!どけどけどけどけーーーーっっっっ!!!!桜井様のお通りだぞーーっっ!!」最近、本物のを聞かないな、このフレーズ。 変幻ドリブルでジャーンをひらりとかわすも足が引っかかってファール。ちっ、ジャーン如き抜き去ってくれるのに。すると・・・ダイビングでファール。しかも、イエロー。ん? PA外で審判を欺くプレーっすよ。そんな事してもPKじゃないんですよ、ダイビングな訳無いじゃん。まさか、マニュアルに崖崩れキケン!、桜井飛び出し注意!とか書いてあるんすか? まったくもう。せめてイエローは出すなよ。

・大悟からのパスが左サイドを走ったアツへとわたる。これをアツがもらって得意の「片足小突きドリブル」ですよ。これが始まった時は究極の二択「蒼いイカヅチ」への布石ですからね、気を付けないと。稲光の様にジグザグにドリブルしてサイドか、中央かを迷わすドリブルが開始されました。マークに付くのはアルバイトの大学生が相手。自給幾らなん? ちょっと、アツとの勝負なんて割りの合わない仕事だこと。 しかし、アツが勝負出来ない・・・サイドを突破しようともしない。何故だ、ちゃっちゃと片付けてくださいよ、どうしちゃったんですか・・・そのまま、下がりながらファールをもらって終了。FKでは直接入る事も視野に入れたクロスでしたが外へ。あー、もー、早くバイト終わらせよーよ、もう、いいよー、帰ろ帰ろ。アンタ、本物だよ・・・

・CK・・・流れに一切関係なくゴール出来るボーナスステージ。空中戦に強い者、セットプレイの精度が高い者の2者が揃えば効果は高くなる。空中戦の高い者をまずは抑えねば・・・FC東京で一番厄介なのがジャーン。こんな顔だが、ブラジル人だ。ブラジル?・・・まずいな、うちには相手がブラジル人だと妙に制御が効かなくなる奴が1名いる。そう、クラウディオ・ウベダだ。早くもポジション争いで鬼ごっこが始まる。 そして、ボールも放たれた。一斉にボールに向って走る・・・そこをウベダが割って入って邪魔しようとする。空中でコンドルキックでも食らわさんばかりの激しい空中戦・・・しかし、ジャーンばかり見ていたせいかボールはジャーンへどんピシャ。ヘッドも外へ・・・危ねー、ウベダさんよー・・・何してもいいけど、失点はダメよん。

・コバからヨネ、ヨネから卓。そのまま、右サイドを突破して勝負・・・しかし、FC東京が2名も囲む。山卓の位置では常に数的有利の展開を崩さないFC東京守備陣。ここを下げた米山はフリー。すかさず、アーリークロスを上げると、ジャーンにマークされていた一樹が一瞬早く反応してヘディングシュート。ゴール右下を狙ったシュートはワンバウンドしてゴール右上へ・・・カキーーーン・・・ぬおーー、せっかくの4試合連続ゴールが・・・。 この試合で一番のチャンスでした・・・前半はお互い様子見。決定的なチャンスはさっきのがヴェルディに1回だけ・・・ちょっと物足りないけど、後半は面白くしてくれるさ。この1回でゴールしたかったな。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
米山1   コバ1   桜井2   一樹1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
林3    大悟5   ウベダ1  米山2   コバ2   山卓1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
米山2   桜井1   アツ2

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
林3    大悟2   コバ1   米山1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
ウベダ2  米山3   林1    戸川1   山卓1   アツ1

ナイスプレイ・・・個人技など。
米山1   コバ1   一樹1   桜井3   大悟2





   −後半−
・うーん、全員で守りロングボール・・・んんんんん。おっと、言い方をマシにすれば「手数をかけずにゴールを奪うサッカー」って事だ。山本ジャパンみたいだね。今や日本の主流になりつつあるサッカーだ。日本代表も下部組織代表もコレなもんで、ヴェルディから代表が減りつつあるのさ。いかんいかん、代表に入りたいからってヴェルディのサッカーを変える必要はない。 繋げ繋げ繋げぇーーー、ショートパスこそ日本のサッカーだ。細かく繋いで勝ってやるぅーー。

・戸川が頭でクリアしたボールを桜井が拾ってドリブル開始。三浦文、加地の間を無理矢理割って入って変幻ドリブル開始。「おらーーっっ!!どけどけどけどけーーーーっっっっ!!!!桜井様のお通りだぞーーっっ!!」しかし、加地が後ろからスライディングで倒してファール。それにしても、イエロー一枚では割に合わないシーンでした。 くそ、加地のプロフェッショナル・ファールってところか。トップスピードに乗った桜井に茂庭一人で対抗させるより、自分のイエロー1枚なら安いと思ったのだろう・・・やるな。

・うわーーー、禁断症状・・・がくがくぶるぶる。おっと、半角カタカナにはしないよ。FC東京のケリーにボールが渡る・・・あれ?・・・そのまま、ケリーが運ぶ・・・あれれ?・・・FC東京攻撃陣5人vsヴェルディ守備陣3人?。いやーーー、レッズ恐怖症再び。これだ、これだよ。あの2−7の悲劇と全く同じシーンじゃないっすか。 何とか、相手が攻め急いでくれたせいで戸川がパスカットに成功し難を逃れた。それにしても、全く持ってレッズ戦と一緒の守備じゃないかーっ! 払拭出来てないよー。

・右サイドで加地が勝負。アツをかわしてサイド深くからセンタリング。これは点には結びつかなかった・・・それよりもだね、加地!・・・アナタに一言言いたい!。そういう積極的なプレー、縦に一対一をかわす勝負・・・そんなものは代表でやりなさい!!・・・代表での消極的な遠慮プレーは何だ。代表監督を原にでもしないとダメか? センタリングの精度も良かったし、一体どういうこと?

     森本    桜井                  森本    桜井   
                                  コバ
                           アツ            山卓
  アツ          山卓           ↑↑     大悟     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
     大悟    コバ       →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
       やしけん          時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・あらま、いつもと違う選手交代。確かに後半は一樹にボールが行かなかったけど、意外と早い選手交代にちょっとビックリ。前回は土肥にセーブされて惜しかっただけに今度は土肥も取れないシュートをよろしく。って言った側から流れがFC東京へ。馬場ミドルに加地ミドル。2度も義成の手を煩わすとは。まったく、FC東京がどういう訳かミドル攻勢に出まくってるのが気になる。 でも、対して恐いものでも無いしシュートコースは最低限防ぎには行けてるので良し。多少、相手ペースが気になるところ。

        森本                     平野    森本   
                                  コバ
     平野    コバ              アツ            山卓
                           ↑↑     大悟     ↑↑  
 アツ            山卓    攻     ↑↑            ↑↑
                    →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
     大悟   やしけん       時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・平野も投入したのだが、なんだか交代が変な感じ。今までと違った形だね。

・平野がカットして森本へ。左サイドで森本がドリブル突破。多少強引だし、PA内にはヴェルディの選手いないしで自力突破。途中、山卓とワンツーパスして突破もファール。うーん、何か無理矢理ですね。もっと、簡単に繋いでサッカーしたい。でも、今は文句言わずにゴールしてもらいましょ。 左サイド付近でFK。そうそう、あの2−7でもアツゴールありましたからね。今やセットプレイ頼み。行けーっ!アツ必殺「ブレ球ドライヴシュート!」・・・一気にボールが落ちてゴール左下へワンバウンドも土肥がスーパーセーブ!!・・・いやぁ、良くぞ止めた。これは土肥を誉めよう。 んで、これがこの試合の後半で唯一のチャンスでした。

・うわーーー、禁断症状・・・がくがくぶるぶる。おっと、半角カタカナにはしないよ。本日、観戦記上では2度目。通算で7〜8回目のカウンター。FC東京攻撃陣3人 vs ヴェルディ守備陣3人のトリプルスレッドマッチ。しかし、近藤がWWEばりに審判の見えない所で戸川の足を払って転倒させてしまっているので実質3 vs 2。これにケリーからのスルーパスをもらって近藤が一対一。 例のごとくサイドブレーキが壊れ気味の義成が一気に飛び出してしまいシュート。無人のゴールにころころと転がるボール・・・・・しかし、ゴールライン直前で大悟が神セーブ!!大悟にも神降臨! まだだ、サッカーの女神は決着を望んでいないぞ!ゴール裏でまぐはネットが揺れた瞬間に入ったと確信し、頭を抱えてしまったので見てません。大悟で揺れたのね。

・梶山・近藤のミドルシュート合戦も、ヴェルディ守備陣が壁になり立ち塞がり点は許さない。しかし、たった1回だけ寄せられなかった。・・・そこを梶山がスーパーミドルでズドン・・・0−1。後半43分。これで試合は終了した・・・。そ、そんなぁ。さっきの無人ゴールクリアした大悟のプレーもあってか、勝てると確信した矢先だったのに。

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
アツ2

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
林3    コバ1   森本2   山卓2   平野1   大悟1   義成1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
大悟1   アツ2

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
森本1   平野1   山卓1   林1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
戸川3   義成4   林1    大悟2   コバ1   山卓1   平野1

ナイスプレイ・・・個人技、ポジションチェンジ、走りこみなど。
桜井1   平野2   森本1   米山1




8/29(日)J1セカンドステージ
国立霞ヶ丘競技場

東京ヴェルディ1969
 VS 
FC東京

前−半

後−半

合−計

 

 梶山陽平


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
うわーーー、禁断症状・・・がくがくぶるぶる。おっと、半角カタカナにはしないよ。何だかね、あのロリ時代の悪癖がたびたび見られるんですよ。上手く言えないんですけどね、中央中央へ偏って狭いところを強引に突っ込むというロリサッカー。あれがしばしば垣間見えるんです。そして、奪われてはがっくりと下を見る選手達・・・暗いっすよ。 何て言うんだろ、選手達が楽しそうじゃないんですね。2−7の後だもんって言いたいけど、プロなんだから引きずってどうする。早く吹っ切ってくれよ、って言ってる側からカウンター食らってるーーーってな感じ。あー、もー、暗いよ狭いよ恐いよーー。仙台3−3、名古屋4−4の迫力、失点も多いが得点も多い。また、やりませんか?

   −今日の受賞者−
MOM : −該当者無し−     
MVP : MF 小林大悟     5度目/通算12度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
大悟の無人ゴールカットは別枠で何か評したいと思うので、MVPに選出です。でも、大悟トップ下はやっぱ違ったのか、数分で戻したのか・・・。ま、ともかく大悟はいいですよ。 この敗戦で何かを発明しなくてはならないという不吉なオジーのコメントが気がかりではあるが・・・。

・ちょっと、補足。この試合で審判の判定がかなり厳しかった事への反応です。まぐとしては別に非難するほど、審判に文句はありません。なぜなら、ヴェルディの出来の方が遥かに悪いからです。内容が互角、いやそれ以上の勝負を邪魔されたら怒ります。 ただ、この試合だけで言ったら「審判のせい」とは言えません。得点シーンを邪魔もされなければ、退場もPKもありません。ヴェルディの両CBが同時に退場させられたり、監督も怒鳴り込む試合に比べりゃマシです。まず、ヴェルディの試合内容に不満です。

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