2005年 東京都U−17選手権


・今シーズン一発目のサッカーの試合はユースです。毎年恒例の行事ですよ。いつもはサッカーに飢えてる状態での試合でしたが、今年は天皇杯決勝もあったので長くは感じませんでした。 でも、これを読んでるアナタは2月まで待てるんですか? さぁ、ユースへ行こう。

・すでに御存知だと思いますが、ユースの監督がかわりました。都並さんはJ2の仙台の監督就任が決まっています。今年のユースっ子は一体誰が監督になるんでしょーかドキドキです。・・・・ 実は某セクシーサッカーを指導していた監督さんなのですが、一向に発表されませんね。とにかく、公式発表を待ちましょう。もう、顔も見たんですから公式発表を早めにお願いします。フライング更新しちゃったじゃないですか。

・そういうわけで今日の試合はまだ志郎様の指導なのです。さぁ、誰が首ねっこ掴まれて猫みたいに縮こまって説教を食らうんでしょーか、非常に楽しみです。

ヴェルディ人工芝グラウンド
東京ヴェルディユース
VS
杉並FC
菊原志郎様代行 
中根 良26GK 
杉山元輝13DF 
金沢真吾25DF 
坂口達也DF 
三原直樹DF 
小林裕紀29MF 
穂坂 亮18MF 
征矢貴裕20MF 
村杉聡史14MF 
弦巻健人10MF 
エルサムニー・オサマ32FW 


・むむっ、やはり某セクシーサッカーなんでしょーか。必殺の4−2−3−1じゃないですか。一応、弦巻はFW扱いなんですが、とても2トップには見えませんでした。弦巻の守備意識も考えるとたまぁーに4−3−2−1というクリスマスツリーシステムにも見えます。 やはり、カウンターサッカーを覚えるんでしょーか。

        オサマ                       オサマ
                                弦巻←→弦巻
                          三原              杉山
  村杉    弦巻    征矢          ↑↑   村杉    征矢   ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
                    →撃→   ↑↑              ↑↑
     穂坂    裕紀        時    ↑↑   穂坂    裕紀   ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
三原              杉山
    ぐっち♪   金沢                 ぐっち♪   金沢


        中根                        中根
・うーん、どうなんでしょーか。カウンターサッカーねぇ。リアクションサッカーにどっぷり漬かるのではなく、半身浴ぐらいが丁度よいんですけど。

・2005年初シュートはボブ村杉でした。今年はボランチではなく、高めの位置での出場になるんでしょーか。それとも、今回1試合限りなんでしょーか。結局、ボブならどこでも出来そう。さぁ、今シーズン初ゴールは誰だ。ユースの福男選び。 その福男選びのチャンスが来た。今年最初のつるーパスから右エリアへ飛び出した征矢の前へ。GKも飛び出してきて一対一・・・さぁ、征矢くんが福男一着でゴールイン・・・もGK飛び出し大成功でブロック。うぅ・・・ゴール目前のカーブで滑って転んだ人なみに残念。

・なんの、すぐに立ち上がってゴールイン。中盤での繋ぎ。穂坂から左サイドに開いた弦巻へスルーパス。穂坂が前へ前へ上がってくるのに対して、相方の裕紀はフィードを得意としてるのでバランスがいい。左サイドの弦巻がダイレクトでセンタリング。右エリアに走りこんで来たのは福男でゴール直前に 転んだ征矢様だぁー。どフリーでヘディングシュート。ゴール左上へ、GKも見送るナイスコース・・・・も無人のゴールにDFが走ってきてクリア。・・・今度はゴール目前の段差につまづいた人なみに残念。今年はツイてないな征矢様。ちなみに開始早々で3発もシュート打ってます。

・CK。あれだけ攻めててゴール出来なかった征矢様。ゴールってのはね、入るときは意外と簡単に入るもんなのよ。ボブ村杉の蹴ったボールは中央で待っていたオサマへ。その場で垂直ジャンプしてゴール右上へズドン。あっさりと1−0。ね、征矢様があれだけやっても入らないのに・・・。 そういう訳で二度も転んだ征矢様の横を何食わぬ顔で福男になったオサマでした。

・毎年、GKは暇である。新人戦で枠内にシュートが飛んでくる事など滅多にないのだ。寒空の下、GKは最後まで凍りついてしまう過酷な仕事。ところが、どういうわけかゴール前まで繋がれてしまい初シュート。GKの正面へぼてぼてのシュート。およそ、入ることは決してないシュートだが、GKの手を 煩わせてしまったのだ。これにキレた中根が一言。「寄せろっ!お前らっ!打たせんなよっ!!」・・・ぽかーん。言い方がちょっと男塾。「自軍ゴールの御盾となって死ねいっ!貴様らっ!」なんて、時代錯誤な男なんだ。蹴球道とは、死ぬ事と見つけたり。新しいキャラ発見の瞬間でした。  *まぐは誇大脚色の激しい人です。 くれぐれもこれが本人の性格だと勝手に思わないよーに。んじゃ、書くな。

・ヴェルディの新CBタッグコンビ・・・坂口&金沢。ひょうひょうとした坂口が相手FWに「ぬらりひょん」のようにべったりと絡みつきボールを奪う。これが坂口のプレーなのだ。相手FWも取れそうで取れない、奪われ無さそうで奪われるというのを繰り返している。技巧派の坂口はガタイでも上背でも金沢に勝ってる 訳ではない。だが、最前線で相手と戦う事を好む。それに比べて金沢は身長も伸びたようだし、フィジカルもかなり良さそうだ。なのに、相手FWに対して真っ向から勝負はせずにポジショニングと坂口のカバーリングで勝負する・・・なんだろ、この正反対なCBコンビは。まるで「はぐれ悪魔超人コンビ」の阿修羅マンとサンシャインのようだ。 知らない人はお父さんにでも聞いてみよー。うぅ、まぐのネタは、もうそんなネタなのか。

・これぞセクシーサッカー。細かく繋いでゴールを陥れる快感も大事だけど、手数を少なくゴールが出来るならそれに越した事は無い。緩急をつけることで最強の繋ぐサッカーへと繋がるはずだ。ただ、割合はなるべく8:2ぐらいの確率で繋いでね。セクシーサッカー大歓迎の裕紀から得意のフィード。 裕紀はロングボールなどの精度が格段に良いのでカウンターには重宝しそう。センターラインから蹴ったフィードがPA外左エリアのオサマの胸へどんピシャ。胸トラップでPA内へ侵入し、マークにきたDFを引きずりながら左足でズドンッ!ゴール左上へ強烈にフィニッシュして2−0。今年はこういうゴールも増えそうな予感です。 それにしても、裕紀ナイスアシスト。

        オサマ                    オサマ
                                     皆川
                          三原              杉山
  村杉    弦巻    皆川          ↑↑   村杉    弦巻   ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
                    →撃→   ↑↑              ↑↑
     穂坂    裕紀        時    ↑↑   穂坂    裕紀   ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
三原              杉山
    ぐっち♪   金沢                 ぐっち♪   金沢


        中根                        中根
・征矢様にかえて皆川投入。え? 前半でいきなり交代っすか? どうやら、今回の試合は新監督のお披露目試合だそうです。まだまだ、選手を把握していないので全員見てみたいということだろう。それはそれで構わないが、 まぐが写真撮るまでは交代は待ってくれ。あー、そんなー、征矢様まだ撮ってないよー。

・選手交代から流れは杉並へ。穂坂が存在感を示すイエローカードで頑張れば、左からのセンタリングに中央でダイビングヘッドで失点までしちゃうオマケ付き。これは何とか、オフサイドで失点ならずで済んだものの、ヴェルディDF陣 は誰もオフサイドアピールの挙手をしていないので狙ってはいない。偶然のオフサイドに助けられた。はぁ、良かった良かった・・・「き、貴様らぁ」あ、中根が危ない。離れとこ。

        オサマ                    オサマ
                                     皆川
                          三原              圭司
  村杉    弦巻    皆川          ↑↑   村杉    弦巻   ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
                    →撃→   ↑↑              ↑↑
     穂坂    裕紀        時    ↑↑   穂坂    裕紀   ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
三原              圭司
    ぐっち♪   金沢                 ぐっち♪   金沢


        中根                        中根
・サイドの暴れ馬杉さん交代。花の圭司が登場。昨年から引き続き右サイドバックを二人で争ってます。今年、どちらがポジションを獲得するのか楽しみな争いです。今日は杉さんもだいぶオーバーラップ回数多かっただけに前半で交代させられちゃって残念。 ロスタイムにまたもサイドからセンタリングをあげられて、FWがヘディングシュート。ゴール右下へ狙うも、中根が見事な「にゃんこパンチ」でナイスセーブ。失点したら、どれだけ中根ワールドが展開されるのか楽しみだったけど何も起きなかった。 まだまだ、ネタ王には遠いか。って何を期待してる。前半終了。




   −後半−
        マサ                        マサ
                             皆川        高橋
                          三原              圭司
  皆川    弦巻    高橋          ↑↑      弦巻      ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
                    →撃→   ↑↑              ↑↑
     村杉    裕紀        時    ↑↑   村杉    裕紀   ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
三原              圭司
    ぐっち♪   金沢                 ぐっち♪   金沢


        中根                        中根
・うーん、前半2−0で終了して後半ですぐに選手交代か。確かに後半立ち上がりのサッカーがゆっくりとしたものだったけど、もう新監督へのお披露目で大忙し。サッカーにならんね。ハットトリックリーチのオサマにかえて、マサ古川。穂坂にかえて高橋登場。 ま、まぐも選手の大半を把握してないのでラッキーだと思って写真撮るか。

・彼の将来がほんと不安。献身的な動きをモットーに裏への飛び出し、サイドの開きに熱心なムードメーカー皆川だ。いつもは右サイドで張って待つという典型的なウィング。ヴェルディでは結構ありがちだが、今時めずらしいタイプ。すると、高橋と目が合った。「目と目で通じ合う〜♪」よーし、裏へ走るぞ。 皆川が一気に裏へ飛び出す。激しくボールをよこせと裏のスペースを指して走る。すると、高橋はスルー。同じく、弦巻も同様に皆川をオトリにして逆サイドへ。・・・・うーん、「目と目で通じ合う〜♪そういう仲になりたいわ♪」今はMUGONで耐えろ!色っぽくなくていいから。

        マサ                        マサ
                             皆川        ぷく
                                          圭司
  皆川    弦巻    ぷく                  弦巻      ↑↑  
                     攻                    ↑↑
                    →撃→   大畑              ↑↑
     三原    村杉        時    ↑↑   三原    村杉   ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
大畑              圭司
    ぐっち♪   金沢                 ぐっち♪   金沢


        中根                        中根
・うおーー、まぐお気に入りのぷくぷく久しぶりに登場。そういえば、昨年もこんな時期にデビューして、あっさりと2ゴールしたっけか。今年はケガしないでね。他には三原が上がりっぱなしなのでボランチへ。かわりに大畑を左サイドバックへ。 結局、DFならどこでも出来そうな大畑。

・・・・・ひゅーるりー・・・ひゅーるりーららー・・・・・寒い寒いっす。ここから数分観戦記放棄。内容が一向に動かずにシュートまで行けない。おかげで手がかじかんでしまった。 誰か・・・誰かネタを頂戴。こういう時に須藤がいてくれると面白かったのにな。

・なんとか、無理矢理にでも攻めようとするヴェルディユース。すると、弦巻が魅せた。PA内でDF陣がわんさか居る中に単身突入。直前でくるっとターンして左足でシュート。GKもとっさにボールが飛んできてびっくりしたのか、正面チックなシュートをこぼしてしまった。 ここに走りこんできたのはマサ古川。スライディングで丁寧に流し込んでマサゴール。3−0。どうやら、練習か何かでもゴールでアピールしていたらしい。

・さぁ、そろそろ暖まらせてもらおうか。今度は右エリアを新福がドリブル。ゴールに向かってボールを持ったら新福は恐いぞ。そのまま、ふわふわと左右にブレながら中央突破の姿勢を作る・・・相手DFも両足をベタっと地につけて抜かれまいと対応する。そこを狙ってスルーパス。 PA内右エリアへ入り込もうとした村杉へスルーパス。ボブ村杉がボールを慎重に止めて、カポエラ仕込みの足を思いっきり振り抜く。ゴール右上クロスバーに当たってネットへ。4−0と立て続けのゴールラッシュ。うおー、少しは暖かくなってきた。

・ここまで選手をだいぶ把握出来たぞ。思ったより身長のありそうなマサ古川、プレースタイルもポストなのだろうか。ヴェルディでは余り見ないクサビのプレーを何度も試みた。そして、いつもは右なのに左にさせられてしまった皆川。相変わらずパスが来ない。献身的に頑張っているのに報われない。 やっときたチャンスで左サイドを駆け上がり勝負。DFを一人切り返してかわすとゴール右上へ巻いて入るシュートを狙う・・・・クロスバーかきーん。しかも、外へ。うぅ、皆川は本当に不憫だよぉ。苦労させられる星の下にうまれたんだね。まるで、一樹。

・おらー、これを見ろーっ! 新監督よ、見ろーっ!これがヴェルディだーっ! 中央をたった二人で粉砕。弦巻→マサ→弦巻→マサとまるで、ラモス・ビスマルクの再現。PA内右エリアで受けたマサ古川がGKと一対一になったところを流し込みシュート。これで5−0。うおーーーっ!! 「ユース年代なんだからしっかりとした育成が必要」とか言って繋ぐサッカーをやめさせんなよー。自由な発想を若い年代から縛り付けると、右ならえな人間になっちゃうぞー。ネタをもっとプリーズ。

・そろそろ、相手の選手も10番に気を付けろ的な発言が多くなってきた。うーん、ちと遅いんじゃないの? そんな事を言ってる間に弦巻がボールをもってドリブル。そのまま、中央を突破してPA内まで侵入した三原へスルーパス。GKと一対一のタイミングをズラすよーに股抜きシュート。 これで6−0。うーん、何だかんだで結局6−0の大勝か。内容悪くてもこれだけ出来ればいいんじゃない。試合終了。


1/23(日)東京都クラブユースU−17選手権
ヴェルディ人工芝グラウンド

ヴェルディユース
 VS 
杉並FC

前−半

後−半

合−計

(村杉)エルサムニー・オサマ

  

(裕紀)エルサムニー・オサマ

  

(弦巻)古川将大

  

(新福)村杉聡史

  

(弦巻)古川将大

  

(弦巻)三原直樹

  


   −おまけ−
ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
・内容はぐだぐだでした。確かに新監督お披露目試合だったこともあるし、選手交代も頻繁でした。中にはケガを推しての出場選手もいたそうです。ともかく、まだまだシーズンは始まったばかり、きっとこれから強くなっていくのさ。 でもね、ちょっと苦言を一言。どうしちゃったのか、声がまったく出ていませんでした。相手の右サイドバックでキャプテンの13番は物凄く声を出していました。分かりやすく的確で、かつ声が届いていました。それに比べてヴェルディユースは 後半まったく声が出ていませんでした。それでも、6−0にしちゃうのは凄いですが、もっともっと求めるところを多くしてかないとマズイんでは? ま、昨年の須藤がうるさすぎたとも言えるんですけどね。

   −今日の受賞者−
MOM : MF 弦巻健人         初選出/通算5度目
MOM : FW エルサムニー・オサマ   初選出/通算2度目
MOM : FW 古川将大         初選出
MVP : MF 小林裕紀         初選出
MVP : MF 新福 優         初選出/通算2度目
MVP : MF 村杉聡史         初選出/通算2度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
勝利に貢献したのは弦巻、オサマ、マサ古川です。ゴールに直結したのを評価しました。弦巻はまたしてもアシストハットトリックをやってのけましたね。相変わらず、恐ろしいまでのパス能力です。決めたマサ古川もおいしいですな。 その他、MVPは見事なフィードでアシストした裕紀。これからも出番は多そう。それにしても中盤は凄いな、弦巻・村杉・征矢様・新福・裕紀とパスに秀でた選手が目白押しだね。 これからが非常に楽しみだ。・・・新監督さんは観戦記を書いてから発表されてました。元FC東京U−18監督だった柴田 峡さんです。




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