2005年 プリンスリーグ第1節
・うーん、久しぶりのユース観戦です。大体2ヶ月ぐらい見てません。東京都予選でイタズラ書きをされて以来ですか。その間にもまぐが知らない間にイギョラ杯、FBSとユースの行事はいっぱいあったらしいですが見ておりません。
このプリンスリーグだけは見に行かねばなるまい・・・。でもね、Jリーグとかぶってるのさ。半分見れるか見れないかですが、行ける時は必ず観戦する予定でおります。
ヴェルディ新人工芝グラウンド
東京ヴェルディユース |
VS | 鹿島アントラーズ |
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柴田 峡 | − | 監督 | |
監督 | − | 小松義典 |
中根 良 | 21 | GK | |
GK | 21 | 川俣慎一郎 |
高橋賢人 | 20 | DF | |
DF | 6 | 郡司祐太 |
笠松亮太 | 23 | DF | |
DF | 3 | 平野慎也 |
坂口達也 | 4 | DF | |
DF | 4 | 畑中亮人 |
三原直樹 | 3 | DF | |
DF | 23 | 小峯拓也 |
村杉聡史 | 6 | MF | |
MF | 8 | 吉田一樹 |
皆川翔太 | 14 | MF | |
MF | 5 | 山本啓人 |
征矢貴裕 | 9 | MF | |
MF | 10 | 小谷野顕治 |
弦巻健人 | 10 | MF | |
MF | 11 | 大道広幸 |
宮川貴司 | 27 | FW | |
FW | 22 | 山口博之 |
エルサムニー・オサマ | 11 | FW | |
FW | 9 | 黒澤光士 |
・うーん、久しぶりのユース。そういえば、前回は新1年生は数人だけしか見ませんでした。今回も新1年生出てますね・・・CBの笠松、FWの宮川貴。さぁ、どれだけの能力者か見極めさせてもらおうか。
オサマ 宮川 オサマ 宮川
弦巻 征矢 弦巻 宮川
征矢 皆川 攻
→撃→ 三原
村杉 時 ↑↑ 村杉
↑↑
↑↑ 賢人
三原 賢人
ぐっち♪ 笠松 ぐっち♪ 笠松
中根 中根
・皆川のポジションが下がってしまいましたね。それでも、必ず皆川にはゴールチャンスは訪れる。今日の皆川はゴールを決められるのだろうか・・・いや、きっと決めてくれる。ってか、外しても面白いので構わない。ガンガンシュート打ってくれ。
・開始早々、宮川のスルーパスが裏へ出る。皆川が追うも届かず。ふんふん、まだ見た事が無い宮川。何でもやりたがるタイプのFWなのかな?と思ったのだが、Mさんによると「ゴールしか考えて無いよ」とのこと。な、なにぃー。新キャラか。
ゴールの為なら女房も泣かす。皆川に出したスルーパスがちょい強めなのは、俺がゴールを取るから折り返せというメッセージなのか。まさに外道。でも、ゴール取るならいっか。
・ところが、いきなり鹿島ペース。ボブ村杉奪われてカウンター。そのまま、中央へ運ばれてミドルシュート。これがゴール左下へ、中根が横っ飛びセーブで難を逃れる。今度はCK。ファーサイドまで送ったボールを鹿島のキャプテンがヘディングシュート。ニアからファーへ振られてるにも関わらず、ヘディングシュートを横っ飛びセーブ。
完全に逆を付かれたシュートだったにもかかわらず見事なセーブでした。守護神中根が居る限り、ゴールされる事はなかなか無ぇ・・・すまん中根、こんなダジャレで好セーブを汚してしまった。
・またも、CK。サイドで勝負してかわせないと見るやすぐにCKに逃れる。うんうん、悪くないですね鹿島。トップと似たような攻撃ですよ。特にFWのサイドへ流れる動きと来たら素晴らしい、これで転び方も巧くなったらアナタも鈴木師匠になれる。そのCKをニアサイドへ送ってヘディングシュート。どうも、必ず相手に競り負けてるな。
これがゴール左下へ襲い掛かるもまたしても中根が横っ飛びでクリア・・・も鹿島の選手の正面へ返してしまう。後は押し込むだけ・・・しかし、ここには賢人が立ちふさがる。コーナーポストとGKで壁を作るぐらいに寝転ぶ。これでシュートを見事ブロック。食らえっ!必殺「小学生サッカー」。まさに団子状態。
・鹿島ペースをなかなか切れない。鹿島の9番が皆川へ強烈なタックル。吹っ飛ぶ皆川。確かに肩と肩とでぶつかってるのでファールは無いわな。そのまま、9番がドリブルで運んで行ってゴールラインぎりぎりの深い所まで持って行く。んで、グラウンダーの折り返し。ファーサイドで待っていた11番がフリーで押し込んで0−1と鹿島先制。
くぅ・・・ゴールシーンを想像するなら、つい最近の千葉戦の巻のゴールを参照してください。そっくりですから。あそこまで持っていかれると辛いわなぁ。
・今度はすぐに立て直してヴェルディペースへ。右からのクロス、これをPA内ファーサイド、オサマがヘッドで折り返して中央に走りこんできた弦巻がフリーに。GKと一対一の大チャンス。余りにもフリー、こいつぁ、弦巻だもん。きっと、GKをかわすかもしれない・・・いやいや、ループシュートだね・・・いやいや、股抜きだね・・・いやいや、こんな狭い
所でオサマとワンツーだね・・・んで、選択肢はGKの正面にどーんで得点ならず。あ、痛痛痛痛・・・まぐみたいに色んな選択肢出過ぎて迷っちゃったかな。ほら、お互いセンスというか天才的じゃん?・・・ごめん、言い過ぎた。
・鹿島の9番がPA内でボールをキープ。坂口をしっかりと背負ってる。このカタチでキープされるとなかなかボール取れないもんだ。すると、ワシントンばりのターンで瞬時に坂口をかわすとGK一対一。ゴール右下へ流し込んで0−2。な、なにーぃっ!! 鈴木師匠を越える実力者か。あそこで一対一で勝負するとは。
いやはや、参った。よくぞ、勝負してきたな。これはさすがに脱帽。
・ロスタイム、中央で弦巻がタメて左サイドの三原へスルーパス。おお、この2人のパス交換も今日始めてか。三原が縦へ突破してサイドを深くえぐる。そのまま、かわしてマイナスパス。ここに中央で待っていたオサマがダイレクトシュート。ゴール左下グラウンダーもDFが壁となりカット。くぅー、惜しい。これも決定的なチャンスでした・・・
しかしね、ユースまでトップの悪癖を真似しちゃダメよ。鹿島のカウンター・・・まぐがノート取ってる間にゴール。・・・うそ?・・・あっさりとやられて0−3。これで前半終了。ちょっと、このゴールは余計だな。
−後半−
征矢智 オサマ 征矢智 オサマ
三原 弦巻 村杉
三原 弦巻
攻
→撃→
裕紀 村杉 時 裕紀
落合 賢人
落合 賢人
ぐっち♪ 笠松 ぐっち♪ 笠松
中根 中根
・よーし、まだまだ0−3じゃないか。後半早々に1点でも返せばまだ分からないぞ。っていう気持ちは開始34秒であっさりと崩れた。右サイドから22番が一対一を勝負。変わったばかりの落合が一旦はボールを奪ったかに見えたのが、すぐに奪い返されてしまいゴールラインぎりぎりからの折り返し。
ニアに走りこんできた9番がヘッド。ゴール左へ流し込んで0−4・・・うぅ、出鼻をくじかれた。それにしても、誰もマークせずに付いて行く事も出来なかったのはどして? マークとか無いんか。
・うーん、これからって時にやられたのは痛い。まぁ、もう仕方無い。こっから頑張ろうぜーっ!・・・っていう気持ちは後半1分55秒であっさりと崩れた。右サイドからのパスにニアで鹿島の選手がスルー、中央で待っていた11番がトラップ。そのまま、ゆっくりとしたスタンスからドリブル突破。PA内に選手がいっぱいいるにも関わらず、
ヴェルディユースの選手が誰も近寄れない・・・そのまま運ばれてしまいトップスピードでGK中根と一対一、思いっきり振りかぶったシュートはGK中根の真上天井弾でフィニッシュ。0−5。ここで中根が怒鳴りだす。当然です、誰も当たりにも行けないし、誰も縦を切らない。ボールウォッチャーじゃ取れないっすわ。
・あーあ、0−5か・・・こいつぁ、さすがに厳しい。後は1年生の状態などを楽しみますか。写真も撮ろ。すると、右サイドで征矢智と村杉のワンツーパスで突破。右サイドで完全にフリー状態へ。そのまま、PA内右エリアまで自分で運んでいく。さぁ、ボブ村杉。ジャマイカからのカポエラ使い、師匠の名前はリチャード・マイヤーだっけか?
って言っても元ネタ知ってる奴はいまい。何年前のゲームだか。中央を伺いながらのキック・・・中央でオサマが飛び込む・・・ぱさぁ。ん?・・・入った。うおーーー、1点返したぞー。・・・で村杉のゴールなのかい? オサマのゴールなのかい? *村杉のゴールだそうで。
・さきほどから一対一のシーンを抜かれて失点したり、パスを出せばほとんど鹿島の網に引っかかる。今日の落合は何をやってもダメな感じ。こういうときもあるって。すると、ちょこちょことセンターラインを越えていきなりロングシュート。ちょうど、まぐの真ん前でシュートを放ったのでボールの軌道がよく見える。
すると、飛んで行ったロングシュートは一直線に猛スピードでゴール右サイドネット方面へ。しかし、本当にぎりぎりでゴールを逸れてしまい難を逃れる。いやー、それにしても落合がこんな必殺技を持っているとは知らなかった。もっともっと、武器を魅せてくれーっ!
・左サイドからのクロス、PA内で誰にもあわずに裏へ。右エリアまで出て行ったボールを三原が追う。ここで三原がボールを拾った瞬間、やらなくていい余計なファールを鹿島がやった。後ろからボールを小突いてクリアしようと思ったのだろうが、三原の脇に蹴りを一発。問答無用でPK。いやいや、鹿島も5点取ってる割に慌ててますね。
このPKを三原が落ち着いて左下へ流し込んで2−5と1点を返す。まだまだ、諦めませんよ私ゃ。
征矢智 オサマ 征矢智 オサマ
弦巻 林貴 弦巻 三原
林貴 三原 攻
→撃→
裕紀 時 裕紀
落合 笠松
落合 笠松
ぐっち♪ 吉田 ぐっち♪ 吉田
中根 中根
・うーん、最初3バックかと思ったんだけど、笠松は右サイドになってたねぇ。笠松・吉田・坂口の3バックってのも見てみたい気もするんだけどね。後、三原が右にうつって左に林投入。
・左サイドから弦巻がアーリークロス。シュート性の強いクロスはそのまま、PA内を超えてファーサイドというより逆サイドまで通る。ここにオーバーラップしてきた右サイドの笠松がトラップ。
そのまま、PA内に侵入してきて思いっきりシュート。ゴール真上、GKの頭越しを狙う強烈シュートはクロスバーに当たってゴールイン。3−5。なんだか、鹿島の運動量がだいぶ落ちてきた。
とはいえ、時間も無く試合終了。開幕戦は3−5の敗戦です。
4/10(日) 第3回プリンスリーグヴェルディグラウンド |
ヴェルディユース | VS | 鹿島アントラーズ |
0 | 前−半 | 3 |
3 | 後−半 | 2 |
3 | 合−計 | 5 |
(征矢智)村杉聡史 | | 大道広幸2 |
(PK)三原直樹 | | 黒澤光士3 |
(弦巻)笠松亮太 | | |
−おまけ−
ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
・繋ぐサッカーを完全に封じられましたね。出足の早い前線からのプレス、一対一での当たりの強さ、フィジカルなどで負け負け。たとえ、ボールを取れなくてもプレスに行った限りは必ず相手に触れておく。激しく強烈にブチ当たる。あの心意気は感服。
だいぶ、ヴェルディユースっ子はイライラさせられてました。効果絶大です。しかも、ファールではないのでますますストレスが溜まっていたでしょう。そのせいか、ヴェルディらしい繋ぐサッカーは息を潜めてしまいました。当たられるので速くボールを繋ごうという意図は見えるものの、
次第にロングボール多発。無用に相手にボールをプレゼントしていました。「勝利とは蚊トンボを獅子に変える」と言いますが、負けてこそ人は成長するものです。ここからヴェルディユースは強くなるのです。今のうちに悔しんでおきましょう。
−今日の受賞者−
MOM : MF 吉田一樹 鹿島じゃん
MOM : FW 黒澤光士 鹿島じゃん
MOM : MF 大道広幸 鹿島じゃん
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
いやー、吉田一樹っていう選手だったと思うんだけど違ったらスマン。弦巻徹底マーク。後ろからケズりまくること実に見事。弦巻も仕返しを何度もしたけど、弦巻に前を向いての仕事をさせなかった。ボールをもらいに下がろうもんなら、どこまでもすっぽんマーク。いやー、参っちゃいますよ。
弦巻にも茨城からのストーカー出現です。参っちゃうなー、人気者は辛い。次会う時は弦巻vs吉田一樹に注目です。結構、ちっちゃいので本田みたいだ。ハットトリックの黒澤も見事。しっかりと仕事しました。ところがですね、ハットトリック取ったのを知ったのは家に帰ってからなんですね。あんまり、相手チームの事は見てないもんで。
大道は2ゴールでMOMっていうよりかはちょっとしたスペースでもどんどん入ってくるんで厄介でした。試合中に攻撃陣で目立ったのは黒澤よりも大道の方でした。最初はアイツうめぇーなー程度でしたが、結果も出しまくり。・・・なんだか、鹿島ユースの観戦記になっちゃいました。さぁ、次回の観戦記のコーナーは5月1日のプリンスリーグ矢板中央高校戦
の予定。終わったらすぐに味スタへゴー!の予定です。ダブルヘッダーだ。
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