2004年 新人戦
・新人戦でございます。毎年恒例、まぐにとって1年で最初のサッカーはユースの新人戦と決まってるのです。え? 天皇杯決勝? 何ですかそれは。食べれますか?
そういや、高校サッカーも前橋育英負けちゃったので何も見てないのかぁ。そういう訳でみなさま、今年も「まぐまぐまぐろん」をどうぞよろしく。
・そして、ユースもよろしく。さぁさぁ、始まりました。新人戦・・・またの名を「東京都クラブユース選手権」。東京都最強を決める大会です。軽く東京都の戦力構図をおさらいします。まず、東京ナンバーワンを自負したい「FC東京」。ユースでもトップと同じサッカーを展開し、
全国レベルで優勝を狙えるチーム。強いし、勝てるチーム作りは見事です。なんせ、東京中のサッカー小僧が入団するんですから。そして、東京の名門クラブと言えば永井雄一郎・・・おっとと「三菱養和」もあげておきます。昨年、準決勝でFC東京を、決勝でヴェルディユースをやぶり、
東京ナンバーワンを決めたチームです。連覇はさせんよ。そして、もう一つが「横河FC」。昨年はFC東京をPK戦で倒して3位に入った実力者です。この4強が東京都の構図なのです。対して、ヴェルディユースは・・・他クラブユースと比べても特異なチームです。なんせ、技術中心主義ですから。
蹴る、止めるの基本技術はトップクラス。勝つサッカー以上の至高の道を目指す。そうです、繋げ繋げ繋げーっ!ですよ。最近の流行は「システム」「運動量」「組織」だそうですが、ヴェルディユースは「繋ぐ」「個人技」「中央突破」ですよ。・・・でも、やっぱ優勝も見たいのさぁ。
ヴェルディ人工芝グラウンド
| ヴェルディユース |
VS | 杉並FC |
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代行 | − | 菊原志郎様 | | |
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GK | 21 | 最首雄介 | | |
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DF | 18 | 志田健太 | | |
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DF | 15 | 須藤右介 | | |
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DF | 5 | 塗師 亮 | | |
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DF | 19 | 木野村 拓 | | |
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MF | 2 | 富田晋伍 | | |
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MF | 12 | 宇佐美 潤 | | |
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MF | 30 | 萩尾勇真 | | |
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MF | 29 | 弦巻健人 | | |
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FW | 11 | 吉村健太郎 | | |
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FW | 9 | 林 陵平 | | |
・うーん、怪物ロナウド森本くんはどうやら出場しないようです。恐らくはユース所属で二種登録というカタチでしょうが、トップ練習に参加の様です。
2月の合宿でも連れて行かれるでしょうね。あー、ユースで見ないままトップ登録する一柳パターンはやめてよー。
林 吉村 林 吉村
弦巻 萩尾 弦巻 宇佐美
萩尾 宇佐美
攻 たく 塗師 富田 志田
富田 →撃→ ↑ ↑↑ ↑
時 ↑ ↑↑ ↑
たく 志田 ↑ ↑
塗師 須藤 たく 須藤 志田
最首 最首
・うーん、相変わらずだね。ポジションめっためた。まず、サイドバックの選手である志田と木野村は本職じゃないし。富田は昨年もボランチで試合に出させられたし。塗師はめちゃくちゃ攻め上がりまくるし・・・。
唯一、「おっ♪」と思わせたのは宇佐美と弦巻の同時起用ぐらい。昨年の終盤、宇佐美の出番はケガでほとんど無かった。その間、弦巻がポジションに入ったのだ。だが、今回はトップ下に弦巻を配置して、宇佐美を本来のサイドアタッカーへと復帰させた。
ケガで棒に振ったJユースカップの思いを新人戦でぶつけてやれっ!
・「勝とーぜっ!」おーっ!ってな具合で始まりました。キックオフです。掛け声はもちろん、須藤。試合中もアツい男です。ざっと、ユースっ子の動きを見てみると、見た事もない選手を発見。うーん、あんな選手ユースにいたかな?
あわてて、背番号を見てみると「9」番だ。あれ?、9番って林だよなぁ・・・ともう一度、見てみる。あっ!林だっ! な、なんとデカくなってるのだ。ちょっと、一回りぐらいたくましくなってる。こりゃ、試合に出れない間にフィジカル強化でもしてたか、単なる成長期か。
いやいや、骨延長という手もある。
・一度やってみるとかなり辛い。そう、ヴェルディ人工芝グラウンドである。すでに人工芝は限りなく削られてしまい、砂を撒いて対処している状態なのだ。あそこでサッカーをやるという環境はかなり辛いぞ。なんせ、踏ん張りが効かない。足が滑って滑って思うようにプレー出来ないのだ。
今年こそやるであろうファン感謝祭で一度試して欲しい。全力で走ってからキックフェイントしてみて。必ず、軸足が滑って転ぶから。でも、小さい頃からここでやってる生え抜きのユースっ子は物凄いバランス感覚が身に付くよな。これが上手い秘訣?
・つまり、そんだけ酷いグラウンドだってことね。結局、何が言いたいかというと・・・。こんなに足場が悪い中でシュート性のボールをいとも簡単に足元に落とすトラップ技術があるユースっ子って凄いなって言いたいわけ。この試合で早く近く難しいパスをピタッと半径1m以内で止める弦巻、宇佐美は
とんでもない奴だと言いたいわけ。まぐがやったら、それこそ「え?ボレー狙ったの?」ってぐらい遥か彼方へ飛んでいきそうさ。
・始まった途端から全員守備。ほぼ1トップで挑む相手に対して攻めあぐねるヴェルディユース。相手が1トップだし、もっと人数かけて攻めてやれ。ってな事でCBをやっていた塗師がリベロと化して攻め上がる。須藤みたいに目立ちたがり屋だと、リベロになっても気付かれてしまう。しかし、塗師くんの場合はほとんど気付かれない。地味だからか。
まるで、リベロやしけんの様だ。ひょこひょこっとドリブルを交えて攻め上がる。これがまた見事なドリブル。囲まれても取られない抜群のキープセンス。そして、あえて中央突破。相手の注意が真ん中に集中したところでシュートを打たずに、PA内右エリアへスルーパス。そこに宇佐美が飛び込んでシュート。しかし、これは飛び出したGKがセーブ。
ちっ、惜しい。このシーンで味をしめたのか、何度も攻め上がる塗師くん。そう、今年は塗師の時代さ。
・今日は左サイドをやらされている木野村 拓。昨年まではBチームや練習試合などで良く見る選手ではあった。ただ、今年は公式戦のしょっぱなから試合に出場だ。さぁ、定位置奪取に向けてアピールしようぜ。さっそく、ユースのたっくんにチャンス到来。
気付いたらリベロ塗師のオーバーラップが頻繁に行われてる。その塗師から左サイドへスルーパス。これをもらったユースのたっくんが勝負。「縦を切れっ!」というお約束も間に合わずに、ドリブル突破。ゴールライン間際まで来てからセンタリング・・・もしない。
どうした?たっくん。すると、ただでは上げないヴェルディならでは。ゴールライン深い所でも勝負だ。行けーっ!特攻(ぶっこみ)の拓! もう、お前は誰も止められない。個人技大好きヴェルディユース! もう、好きにやれぃ!・・・あ、止まった。ファールなら止まるわ。
・おらーっ!繋げ繋げーっ!!これぞ、ヴェルディ。萩尾、塗師だけでパス回し選手権。ここから塗師がパス出すフリしてドリブルで一人交わして、サイドへドリブルするフリして中央へ切り返す。これだけで相手DFがったがた。中央でフリーだった弦巻へパス。その弦巻がダイレクトで蹴るフリしてスルー。見事に引っかかって裏に走りこんだ富田がミドルシュート。
ゴール左へ飛んでいったシュートも外へ。むー、惜しい。流れるようなパス回しは見事ですよ。
林 吉村 林 吉村
弦巻 萩尾 弦巻 宇佐美
萩尾 宇佐美
攻 たく 塗師 富田 志田
塗師 富田 →撃→ ↑ ↑
時 ↑ ↑
↑ ↑
たく 志田 たく 志田
須藤 須藤
最首 最首
・結局、塗師が上がってボランチになってしまいました。サイドも攻め上がったりするので2バックになるときもあったりしましたよ。ま、須藤の位置を越える事はあまり無く、GK最首くんに至っては暇だろうね。
・思ったより攻めあぐねてる時間が多い訳でも無い。ただ、ゴールに入らない。弦巻からのサイドチェンジに右サイドで張っている宇佐美へ。この宇佐美がボールを持ったらすぐにアーリークロス。中央に走りこんだデカくなった林がカエル気分でバックヘッド。
ゴール左上を狙ったシュートも枠の外へ。それもギリギリで外。うーん、惜しい惜しい。「惜しい」と言いながら前半終了。えぇ! もう終わり?大量得点という夢はどこへ? いまだ0−0。
−後 半−
・前半では繋ぐサッカーも時折しか見られず、「どうしよう」という迷いが見て取れた。相手が全員守備しているせいもあって、穴が見当たらない。ハーフタイムでは志郎様がそこらへんを忠告したのかも。いつものヴェルディをやれば勝てる勝てる。
あとはまぐの為にゴールを量産しておくれ。
・そんで、いきなり後半開始早々にコーナーキックのチャンス。蹴るのはやはり弦巻くん。これがまた綺麗なコーナーキック蹴るのよさ。ファーサイドまで届いたボールにはCBからボランチへ格上げになった塗師。相手GKは結構、タイミングよく飛び出すタイプのGKなので塗師と激突。このこぼれ球の所に丁度良く待っていた林がこづいてゴール。
まぐの今年始めてのヴェルディゴールは林 陵平選手に決定ぃ〜!!これで1−0、さぁ、ここから怒涛のゴールラッシュが始まる。
・ここから宇佐美が1年間の思いの丈をぶつけるサッカーへ。宇佐美のプレーは単純明快。右サイドを己のテリトリーとしつつ、ボールをひたすらに待つ。ヴェルディユースには塗師、富田、弦巻などフィードを得意とする選手が多い。そのため、手薄なサイドに開く動きを多用する宇佐美は常にフリーとなる。そして、持ったら2択。
「勝負」か「アーリークロス」か。もともと、サイドアタッカーなのでドリブル勝負の方が比率が高い。しかし、3年になってアーリークロスも武器としたのだ。これがぐんぐん伸びてPA内左エリアで待っていた林へどんピシャ。しっかりとトラップして、GKを良く見て・・・飛び出されてスーパーセーブ。なかなか、やるな相手のGKも。
ともかく、宇佐美は格段にパワーアップしてるぞ。
・これでアナタのチームも明日からヴェルディユースになれる。そう、まぐは発見した。他のクラブに無くてヴェルディユースにあるもの。そう、余りにも決定的な違いを発見したのだ。これを今から真似すれば確実に強くなれるはず。サッカー指導者必見の情報さ。
そ、それは!!・・・後ろ髪の長さだ・・・。ぬおっ!痛い痛い、物を投げないで下さい。
・俺達ぃーの、弦巻ぃー♪ 相手の攻めをカットしたボールを拾った弦巻。トラップしたと同時に反転して左サイドへスルーパス。自陣の最終ラインから、相手の最終ラインまでをたった「一繋ぎ」で通した。恐ろしや弦巻。確かにこれぐらい出来る選手は今までもユースにはいた。瀬沼なんかしょっちゅうさ。
でもね、弦巻はファンタジスタではないのだ。それが素晴らしい。おっとと、誤解を受けるかも知れないので補足。まぐのファンタジスタ像 = 世界を魅了するプレー、ワンプレーで試合を引っくり返す事が出来る反面、たまに90分間消え続けてるので味方に10人でのサッカーを強いる事、相手のカウンターの起点になる人。
うーん、弦巻くんは前者のプレーは出来ても、後者のプレーは出来ないからね。(出来なくてよろしい)
・萩尾が突破。相手の人数も少ないのでドリブルで全員抜く準備は出来ている。おっ、また直木賞だ。相手DFが全員萩尾に集中してる所をスルーパス。PA外中央で待っていた林へ。すると、門が開いている。中央は相手選手ばかりでアリの入る隙間も無かったにも関わらず、アリより遥かにデカイ林をノーマークにしてしまったのだ。
デカくなったけど、落ち着いてゴール右下にちょこんと流し込みゴールイン。まさか、いきなりシュートだと思わなかったのかGKは飛び出す最中だったので楽々ゴール。これで2−0、さぁ林のハットトリックでも待ちますか。
新福 林 ぷく 林
弦巻 萩尾 弦巻 宇佐美
萩尾 宇佐美
攻 たく 塗師 富田 志田
塗師 富田 →撃→ ↑ ↑
時 ↑ ↑
↑ ↑
たく 志田 たく 志田
須藤 須藤
最首 最首
・吉村健太郎・・・よしけんに変わって、ジュニアユース全国優勝のMF新福くん登場。早くもまぐお気に入りの新福。えぇ〜い、言いづらい。(人の名前なのに失礼なっ!) 勝手に名前付けちゃる。今後は「ぷくぷく」だ。
ぷくぷくと呼ばせてもらう。某ゲームの「オパオパ」みたいで良いじゃないか。あぁ、アニメ「赤い光弾ジリ○ン」でもゲーム「ファン○ジーゾーン」でも構わん。どっちも同じだ。え? 狂牛病? BSEみたいだって?・・・そりゃ、「にくこっぷん」だ。どっちも名前の響きが可愛いからいいじゃん。
・そのぷくぷくに早く大先輩からキツイ一言。「オーーーイッ!しんぷくーーーッ!お前、要求しろよーっ!何してんだーっっ!!」来た来た来たーーっ!まぐは「ねらー」じゃないから、「キター」なんて書きませんよ。須藤の「魂の叫び」発動ですよ。新必殺技に認定しますか? かんぺーの場合はツッコミ所満載でしたから。
こういうアツイ男が居ると引き締まっていいねぇ。これもユースの醍醐味よ。いわれてオタオタしてるぷくぷくもいいねぇ。これもユースの醍醐味よ。ライオンは我が子を千尋の谷に突き落とすって言うしね、それと似たようなもんよ。あと、似たような言葉で「出る杭は打たれる」って言葉もあったなぁ。ん?・・・
・良いとこどりファンタジスタ。弦巻くんがGKを背負った状態でなんとオーバーヘッドキック。GKにとっては弦巻の背中で見えない最高のシュートも・・・ボテボテだったせいかGKが横っ飛びファインセーブ。ちっ、カッコイイの邪魔しやがって。このこぼれを左サイドに開いた林がキープ。DF2人に囲まれてリンチ。
すると、デカイ図体にも関わらず柔らかい動きでDF2人の間を突破。そのまま、GKへ向かってドリブル。その時、ゴール内に一つの影が動いた。林もGKの右横へグラウンダーパス。すると、見事にそのパスに全力で合わせて走ったぷくぷくが無人のゴールへちょこん。まさか、まさかのぷくぷくユース公式戦デビューで初ゴール。
そうなんです、ぷくぷくはネタでも何でも無くジュニアユースから昇格する「黄金聖闘士(ゴールドセイント)=黄金世代ってことね」の一人なのです。甘く見てるとやられるぞ。
・さぁ、ジュニアユースのぷくぷくも決めた事だし。今度は俺のアピールだ!とばかりに猛攻を見せるユースっ子。PA内でこねくりこねくり宇佐美がシュートもDFにぶつかりピンボール。このこぼれ球を萩尾もシュートするがGKかDFに当たってまたもクリア。しかし、何にもしなくてもサッカーの女神はちゃんと見てるのさ。そう、ボールの方から
ぷくぷくの足元へ転がっていくではないか。これに猛然とプレスをかけ飛び出そうとするGK。しかし、ぷくぷくには違った世界が広がっていた。全員がミドルシュート連発のピンボール状態になっている時、ぷくぷくの選んだのは優しいタッチのループシュート。飛び出そうと考えていたGKは体重が前がかりだったので、ひざを付くのが精一杯。ゴール右下へ丁度ワンバウンドする
びゅーちふるゴール。4−0、そんな事よりスゲェ! こんなアイデアあるし、簡単に出来る技術あったら、サッカー楽しいだろうな。
・ぷくぷくに負けるな。今日は再三攻め上がりまくる宇佐美。宇佐美がずっと勝負にばっか出ていたのでDFも人数をかけて行き先を塞ぐ。すると、宇佐美はあっさりと勝負を捨てて、弦巻へ預ける。びっくりしたDFは見事に弦巻へ向かおうとするが、弦巻は中央へトラップする素振りを見せてヒールパスで再び宇佐美へ。これで宇佐美は右サイドでどフリー。GKの
「上げさせんな!」という言葉とほぼ同時にグラウンダーアーリークロス。これは林やぷくぷくでは無く、マイナスパスでフリーで待っていた富田へ。どっかんミドルをゴール右上へ突き刺して5−0。ふふん、ここにきて止まらないヴェルディユース。
・攻めまくるがゴールは出来ない宇佐美が積極的にPA内まで入ろうと試みる。せっかくのシュートもゴール左下で外へ出たりと運は無い。悔しがってる宇佐美の横、PA外中央フリーでもらったぷくぷく。右には宇佐美、左には萩尾、中央には弦巻、林と数は揃ってる。さぁ、ぷくぷくは何を狙うのかな?・・・おぉ、得意のドリブル突破でチャンスを作る気だな。と思った
瞬間狙ったのはまたしてもループシュート。ゴール左上へぽーんっと綺麗なシュートは惜しくもクロスバーへ。うぅ、デビューでハットトリックしたら、この若さで伝説を作るぞ。
・しかし、サッカーの女神はぷくぷくに微笑まず。まったく、サッカーの女神は90分間でころころと相手を変える。なんて、浮気性な。同じくハットトリックの可能性を持つ林が中央をドリブルで突破。相手も恐がって取りに来ないのでじりじりと迫る。そこを意表を付いて右エリアへスルーパス。これをGKが飛び出してきてセーブしようとするが、一瞬早く右サイドの宇佐美
が飛び出してGKの体越しに浮かせたシュートをゴール左下に流して6−0。これで打ち止め試合終了。後半だけで6−0という大満足な試合でした。
1/24(土)東京都選手権ヴェルディ人工芝グラウンド |
ヴェルディユース | VS | 杉並FC |
0 | 前−半 | 0 |
6 | 後−半 | 0 |
6 | 合−計 | 0 |
林 陵平(塗師) | | |
林 陵平(萩尾) | | |
新福 優(林) | | |
新福 優(萩尾) | | |
富田晋伍(宇佐美) | | |
宇佐美 潤(林) | | |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
GKの最首くんは一回だけ強烈なシュートが飛んできましたが、危なげなくしっかりとセーブ。コースも良かったねぇ。最首くんは飛び出すし、声も出すしで「菅野」タイプのGKと判断しました。攻撃的GKってやつね。
DFもそんなに攻め込まれるシーン無かっただけに評価は難しい。守れて当然と言う見方もあるだけに須藤、特攻(ぶっこみ)の拓、志田くんともども評価は保留。後半は志田くんがミス連発し始めて、落ち着かないシーンも目立った。でも、
まだまだ経験の無さからくるものだと思うよ。ボランチの塗師、富田は凄いコンビですね。運動量はケタ違いですよ。ほとんどの攻撃はここで止まります。いやぁ、楽なもんです。塗師のカバーが効いてる効いてる。左のシータ、中央のパズーは余り目立ちませんでした。
ん?誰のことかって?・・・萩尾くんと弦巻くんの事です。詳しくは昨年の観戦記でどうぞ。
−今日の受賞者−
MOM : MF 宇佐美 潤 初選出/通算2度目
MOM : MF 塗師 亮 初選出/通算2度目
MVP : FW 林 陵平 初選出
MVP : FW 新福 優 初選出
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
勝利に導く右サイドの崩しを評価して宇佐美にMOMです。そら、当然でしょ。あれだけ攻めまくれる要因でしたし。宇佐美も良かったねぇ、弦巻と併用という案の為に3バックになっちゃったし。
今後も萩尾、弦巻のジブリラインは継続してトップに送り込みたい。そうなると、宇佐美がベンチに入ると言うのは勿体無いし。ただ、今年のユースは右に富田、左に三原とサイドバックも豊富なので
3バックも無いだろうな。頑張れ宇佐美! 何だかんだ言っても毎年塗師には助けられる。センターバックやってたら暇だったね。ボランチ投入面白かったですよ。林のプレースタイル変更もさすがです。
前はオールラウンドストライカーだった林もポストプレイヤーで生きる道を見つけた様だし。これも妥当。次こそはハットトリックを。そして、ゴールドセイントのぷくぷく。時間が経つにつれて落ち着きを取り戻し、
本来のプレーを取り戻した。何より、アイデアに溢れるプレーは羨ましい。今後のユースを左右する選手になりそうだね。
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