・「もっと、センタリングに集中してやっていこー。カタチは上手くいってるんだから。終盤にボランチのとこでボール取れなくなってきてるから集中して。同じように終盤に前線はもっと勇気を持ってチャレンジしてあげて。
ポジションチェンジの際にヌリ(塗師)が上がったでしょ、どんどん入れ替えていかないとマークのズレはうまない。ずっと、前線に居座っちゃうと相手も慣れてきちゃうから。」・・・とここまで真剣なまなざしでの指導。そして、こっからは柔らかい感じでのコメント。
・「っていうか、今日は暑いね。暑くて疲れてくると選手同士の距離が離れてきちゃうからさ。休むトコ休んで構わないから。」・・・といつもの都並スマイルで会見。その後、2点を取った弦巻に対してのアドバイス。「3点目狙うのはいいけど、最初のプレーはしっかりな。後になれば、遊んでいいんだから。
好きにやっていい時間が来るんだから。」・・・おお、まぐが言う「好きにやれーっ!!」ってなことですね。まぐが言うより説得力が段違い。
・以上です。どうでしたか、公式HPの速報を真似てみました。それにしても、都並さんのコメントは見事ですね。これでアナタもS級ライセンスだね!
【ハーフタイムコメント:各選手編】
・弦巻「ねぇー、全然ボール来ないよー」・・・それでも2ゴールしてるんすけど。
・某Mさんが一言。「疲れてないのー?」宇佐美「まだまだ、これから。」・・・むーん、底無しの体力のようです。
・都並さんがオフサイドに2度かかった木野村に一言。「オフサイドかかりすぎ」・・・まるでツッコミ。
−後半−
陵平 弦巻 陵平 弦巻
拓 塗師? ウサ
拓 ウサ 三原
↑↑ 須藤 富田
攻 ↑↑ ↑↑
須藤 村杉 →撃→ ↑↑ 村杉 ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
↑↑ ↑↑
三原 富田 富田
塗師 坂口 塗師 坂口
中根 中根
・極限流が早くも終了。氣を練ってる時間も無かったらしい。交代して入ってきたのは、林 陵平。センタリングに集中していこうという指示を忠実にカタチに持っていくには林の投入は当然。それにしても、贅沢な布陣だな。林が控えかよ!
・後半開始早々、宇佐美キープ。気付いたらPA内にいるほど動き回ってる。それなのにゴールがまだ無し。何だか可哀想なので、是非ゴールしてもらいたい。すると、キープも辛くなってきたのか弦巻へバトンタッチ。弦巻もいつもの繊細なタッチでのプレーではなく、半ば強引な突っ込みで
シュート。しかし、これはGKが何とか体に当ててセーブ。そして、こぼれたボールには・・・なんと林がどフリー。後半投入直後にいきなり決めちゃう? このボールの落ち際を狙って左足ボレーシュート。ちょっと、当たり損ねた分だけGKのセーブが間に合ってしまい得点ならず。むー、惜しい。
・PA内右エリアへ走りこんだ村杉。ジャマイカからの出稼ぎボランチ、ボブ村杉だー。・・・ってか、真面目に信じないように「村杉聡史」って名前だからね。まぐまぐまぐろんなんてものは話半分で聞いておいたほうがいいぞ。そのジャマイカ帰りのカポエラ使い、ボブ・ウィルソン・村杉がフリー・・・あれ?もっと酷くなってる?
まぁいい。右エリアを独走してるんだけど、これまたフリー過ぎちゃってシュートに行こうか迷ってる。だけど、そこで時間をかけた事でGKもビビっちゃった。時間をかけておいて実はシュート。しかも、ど真ん中低め。GKも動かなければ取れたボールなんだけど、時間をかけた分だけ中へ折り返すと思ったのかも。正面のシュートに対して、
横っ飛びしてしまいゴール。6−0・・・だ〜い好きなのは〜♪ ひ〜まわりの種ぇ〜♪
・PA外左エリアをさっそうとドリブルする弦巻。−弦巻健人−ユースの世界に身を置きながらも、この男の名を幾度耳にしたことか・・・曰く小さな巨人、曰く近代サッカーの最高峰、曰く実力ナンバーワン、曰くサッカーの体現者、曰く・・・達人。信じられないのなら、弦巻を見に来い!! そのまま、DF二人を相手にするするとかわしていく・・・
しかし、何故かその間DF2人はいずれもころころと転ばされてしまい地を這っているのだ。蹴られた訳でも、殴られた訳でも無く・・・ただただ、地面にひれ伏すのだ。後はGKと一対一の状況を冷静にニアサイドゴール左下へころころと流し込むだけ。これで7−0。ん?ユニフォームを引っ張っていたって? そんな事はない、弦巻の合気にやられたのだよ。
・後で好きに遊んでいいよって言われたけど、意外と早い時間帯でハットトリック決まっちゃったね。でも、ハットトリック取らせちゃった手前、相手も要注意人物という事は伝わったらしい。よっしゃ、全員で潰してやるわ。ただでは死なん、ただでは死なんぞーっ、道連れにしてくれるわ。とばかりに早い段階で弦巻に2〜3人で一斉に潰しにかかる。ふっふっふ、
弦巻は達人なのだよ。一斉に飛び込んだDF陣の足元をするすると通り抜ける見事なスルーパス・・・いや、弦巻流「ツルーパス」炸裂。左エリアを裏へ飛び出していた三原がもらってGKと一対一。これを冷静にゴール左下へ流し込んで8−0。いやぁ、何て面白い試合なんだ。後2点でコールドゲームか。
陵平 弦巻 陵平 弦巻
小林 塗師? ウサ
小林 ウサ 三原
↑↑ 須藤 富田
攻 ↑↑ ↑↑
須藤 村杉 →撃→ ↑↑ 村杉 ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
↑↑ ↑↑
三原 富田 富田
塗師 坂口 塗師 坂口
中根 中根
・この試合で3度目のオフサイドを獲得した特攻(ぶっこみ)の拓が交代。うーん、残念ながらサイドの選手なので線審とほぼ同じ視点で見てるのに、3度もオフサイドになるのはマズイっすよ。交代で入ったのは小林くん。
・今日も元気に攻め上がり。塗師マルクス闘莉王となって攻めまくり。CBが一気に攻めあがっていくから、相手もちゃんとチェックしには行く。そこを裏を取って右サイドの裏へスルーパス。今日は本当に繋ぐサッカーが面白い様にハマっていくのさ。右サイドのカポエラ使い、ボブ村杉が攻め上がり簡単にセンタリング。ハーフタイムで都並さんが言っていた様に「センタリング
に集中しよう」という言葉通りゴール出来るか。上背のある林へのボールかと思いきや、そこはオトリ。なんと、ファーサイドへ走ってきていた細身の小林がヘッド。これがゴール右のサイドネットへふわぁ〜っとループ気味に入ってゴール。9−0かぁ、これは凄いな。
・後半も24分ぐらいで給水タイムに入りました。やっぱ、暑いからね。審判も控えも皆で水分取ってね・・・ってまぐが水分取ってないや。目の前においてあるドリンクをかっぱらってしまおうかという欲望に何度もかられました。ここで坂口にかわって杉さん。
陵平 弦巻 陵平 弦巻
小林 塗師? ウサ
小林 ウサ 三原
↑↑ 須藤 村杉
攻 ↑↑ ↑↑
須藤 富田 →撃→ ↑↑ 富田 ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
↑↑ ↑↑
三原 村杉 村杉
塗師 杉山 塗師 杉山
中根 中根
・杉さんはセンターバックも出来たんだね。ちなみに右サイドバックの富田はボランチへ。ボランチの村杉が右サイドバックへとポジションをかえてますです。
・左サイドをガンガン攻めあがる男小林。PA内にまで入り込んで中を見回す。早くも2ゴール目かと思われたが、中央へ軽く浮かせたボールを送る。ここには達人が待っていた。うーん、それでも達人弦巻はフットワークDF陣をどう料理するんだろう・・・。ちゃらちゃ、ちゃ、ちゃ♪ちゃらちゃ、ちゃ、ちゃ♪(3分クッキングOP)
まず、調理方法は胸でトラップします。次に落としたボールをシュートするフリをしてトラップします。すると、相手DFが目の前でスライディングを空振りしてくれます。次に目の前にいるGKをいなしましょう。足元にあるボールなので、相手GKは突っ込んでくるはずです。そこをループシュートで仕留めましょう。これで簡単に料理出来ますよ。
効果は10−0という結果にあらわれました・・・それにしても簡単そうにやるんだよなぁ。
陵平 オサ 陵平 オサ
小林 ウサ
小林 ウサ 三原
↑↑ 塗師 村杉
攻 ↑↑ ↑↑
塗師 富田 →撃→ ↑↑ 富田 ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
↑↑ ↑↑
三原 村杉 村杉
金沢 杉山 金沢 杉山
中根 中根
・4ゴールと相手を料理した弦巻にかえて、巷で噂のFWエルサムニー・オサマくん登場。どれどれ、じっくりと見てみましょうか。他には魂の須藤にかえて、ゴールドセイントの金沢登場。ボランチには塗師が上がって、CBに金沢です。
・弦巻いなくなっちゃったけど、それで攻撃出来なくなるヴェルディユースでもなかったりする。PA内でボールをもらった林。そのまま、ド迫力のシュートでゴールしちまいましょうや・・・しかし、何故かトラップが乱れてリフティングリフティング。それでも、取られないのが凄いな
と関心していたら取られた。あぁ、惜しかったねぇ・・・ってあれ? 奪ったのはオサマ? そのまま、目の前のDFを軽くキックフェイントでかわすとGKと一対一。これを軽く流し込んで11−0。ほっほー、こういう技術は備わっている選手だと知りましたよ。まだまだ、時間をかけてみないとプレースタイルとかまで分かりませんです。
・しばらく、相手に攻めさせていたらカウンター。しかも、左サイドで何故か塗師マルクス闘莉王が棒立ち。おいおい、攻めあがって戻らなかったな。それでも、いきなりの大チャンスに慌てる素振りも無く、簡単にグラウンダーのセンタリング。PA内中央でどフリーだった林が難なく押し込んで12−0。ほぼ、無人のゴールに近いシュートでした。
そろそろ、許したろうや。12−0で試合終了。まさかの大爆勝でしたが、最後まで集中の切れない見事な試合でした。ちょっと、守備陣は出番無くて観戦記に載らないのが可哀想だ。
6/20(日)日本クラブユース選手権ヴェルディ人工芝グラウンド |
ヴェルディユース | VS | フットワーク |
5 | 前−半 | 0 |
7 | 後−半 | 0 |
12 | 合−計 | 0 |
須藤右介(喜山) | | |
弦巻健人(喜山) | | |
弦巻健人(宇佐美) | | |
三原直樹(PK) | | |
喜山康平(弦巻) | | |
村杉聡史 | | |
弦巻健人 | | |
三原直樹(弦巻) | | |
小林裕紀(村杉) | | |
弦巻健人(小林) | | |
エルサムニー・オサマ(林) | | |
林 陵平(塗師) | | |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
いやぁ、そんなこんなで大変な試合でしたよ。GK、DF含めて評価が下しにくい試合でした。もちょっと、出番与えたかったね。その分、どうしても塗師の攻め上がりが目立っちゃって。そのほかには久しぶりに見た富田、特攻の拓があまり目立たなかったのがなんとも。
自分が久しぶりに見た事もあってか、あれ?「こんな選手だったっけ?」と首を捻るシーンも。まだまだだね。
−今日の受賞者−
MOM : FW 弦巻健人 3度目/通算4度目
MOM : MF 宇佐美 潤 4度目/通算5度目
MOM : DF 塗師 亮 4度目/通算5度目
MVP : MF 弦巻健人 4度目/通算5度目
MVP : MF 須藤右介 2度目
MVP : DF 三原直樹 2度目/通算3度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
まぁ、4ゴールですからね。普通にニ冠王与えてもおかしくありませんよ。俺達ぃーの弦巻ぃー♪って感じです。色んなカタチからでもゴール出来るのってすばらしいことですよ。宇佐美は本当に頭が下がります。あの炎天下のもと、良くぞ走りまくってくれました。最後はさすがに疲れてるかな?とも思いましたが、
12−0ですからね。少しは休めよっていう感じでしたし。こんだけ、離されてるんだからね。いいよ、休んでも。塗師の攻め上がりの回数から、今日の試合展開、及び結果は容易に想像出来ました。かなり攻めまくってたし。前半の序盤の苦しい時期、4−0あたりでボールを取れなくなったシーンで魂を見せてくれました。
後半こそ出番は減ったのですが、前半の出来だけでも充分気迫が伝わりました。これぞ、須藤さ。最後に超攻撃的サイドバックの三原。何だかんだで最後の方はハットトリック目指して、常にPA内にいましたね。取らせてあげたい感じもあったけど、まぁ残念でした。
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