日本クラブユース選手権関東予選二次
・今日はユースです。ワールドカップ期間中という事でユースっ子にも何らかの変化が見られて楽しい。「俺達もセネガルの様に・・・」がまるで合言葉の様に響いてくる。そうか・・・うちはジダンの
いないフランス代表扱いのようだ。だがね・・・何度も番狂わせってのは起きないもんよ。ヴェルディユースの底力を見せてやる。今日は珍しく某応援団足長男と某桜井様も観戦してくれたが、いきなり
横河FC相手に「山形っー!!モンテディオ山形だっー!頑張れよぉー!はえぬきぃーーー!」と最悪の野次を連発。他人のフリしよ・・・。
ヴェルディ第一グラウンド
| 東京ヴェルディユース |
VS | 横河FC |
|
監督 | − | 都並敏史 | | |
|
GK | 1 | 菅野孝憲 | | |
|
DF | 15 | 一柳夢吾 | | |
|
DF | 3 | 向山タツヤ | | |
|
DF | 23 | 塗師 亮 | | |
|
DF | 19 | 関 大悟 | | |
|
MF | 22 | 須藤右介 | | |
|
MF | 7 | 小野雄平 | | |
|
MF | 10 | 白山貴俊 | | |
|
MF | 13 | 下地 奨 | | |
|
FW | 8 | 田村直也 | | |
|
FW | 24 | 榛地章久 | | |
・うちはフロンタに敗れたおかげで首位での突破に必要な条件「得失点差」を考えながらの試合を余儀なくされる。首位で突破すれば即全国切符なので何とかしてでも握りたいのだ。そして、浦和はあっさりと二ケタ以上の得失点差が付いているので
少しでも差を詰めたい。でも、まずは勝たないと・・・。
田村 田村
下地 榛地
榛地 ↑↑ 白山
下地 白山
攻 小野 一柳
小野 須藤 →撃→ 須藤 ↑↑
時 ↑↑
大悟 一柳
大悟 塗師 タツヤ 一柳 塗師 タツヤ
菅野 菅野
・え・・・・うそでしょ・・・いつの間に入団テストを受けてたの? そして、なぜヴェルディユースで試合にでるんだ。まぐ達とフットサルに興じた時の技術は実力を隠していたのか、どうなんだ「ごすとぅ・ぢ・う゛ぇるでぃ」管理人の「tohsuke」くん! まさか、左サイドバックだったとは。
なぁーんておふざけはここまでにして。今日は関 大悟くんがデビュー戦です。うつむいた時が「tohsuke」くんに似てる。でも、年齢も同じだし、ちょっとびっくりした訳よ。
・前半開始から色んな野次が飛び交い、相手チームヴェルディチームに少なからず悪影響を与えながらの試合。でも、この程度の野次で参ってたら柏レイソル日立台のゴール裏ではやってけないぜ。プロになりたきゃこれぐらいは冷静じゃないと。FC東京やら柏やら鹿島やらはもっと酷いんだから。
そんなこんなで野次の目の前の14番がマークミス。これで左サイドにいた下地くんがフリーでトラップ。しかも、このトラップでも1人抜いてGKと一対一へ。これを落ち着いて逆サイドネットに流し込み1−0とあっさり先制。
・先制もしたことだし、ちょっと色気を魅せていこうとしちゃうのが田村の悪いところ。GKと一対一のプレーでいきなりGKを抜くプレー。しっかりとGKを抜く事が出来たのに、相手に倒されてしまう。PKもののファールだけど、取ってくれなかった。
やっぱ、さっさと蹴った方が入ったのかな。結果論だけど。
・良いときと悪いときの差がハッキリしてるのがファンタジスタ榛地くん。およそ、まぐがボールを取りに行ったら一日追いかけ回しても取れないだろうと思われる独特なタッチのドリブル。あえてボールに触れるタッチ数の多いドリブルで切り裂くタイプだ。田村が頭で落としたボールを榛地がフリーで受けた。
まぐの直感はこう思った。「あぁ・・・絶対こねくるぞ。」しかし、榛地くんはそのまま、あっさりと流し込んで2−0と早々追加点。あれ? 今日の榛地は良い時の方なのかな? *(こねくる=前園の必殺技、フェイントをかけて相手を抜こうとするけど引っかからないので延々フェイントをし続ける状態の事。錯乱状態。)
・直接FKのチャンス。誰もが白山が蹴るのだろうと思ったがボールを抱いて話さないのは田村。うーん、白山のレインボーを見たいのになぁ・・・とぶつぶつ言いながら見ていると、やっぱり田村がどっかーんフリーキック。完全なまでのホームランを打ち上げやがった。そら、勿論全員でブーイング。
・DFと一対一になった時は迷わずに勝負に出る姿勢。今までの田村には無かった。最近はホントによく勝負してくれる。前節は過剰なまでにまたいぎまくったけど、今回はまたぐ必要も無かった。そのまま、突破してシュート。しかし、巻いて蹴ってしまったのでGKから逃げていっちゃった。
・やっぱり出たか。榛地必殺「くるくるこねくりフェイント」。前園以上か。榛地が相手に背中を向けてキープするのだが、周りにいっぱい選手が近寄ってくるとくるくる回り始めるのだ。でも、今回はそのまま回って回ってスルーパス。白山に合わせたけど、白山までこねくり始めた。
やっぱ、ファンタジスタは2人もいらんか。
・田村が落として榛地がバイシクルシュート。相変わらずこういう目立つプレーだけは判断が早いな。ってかものすごいアイデアの持ち主だけど、使う場所とかタイミングだけはまだまだという感がある選手だ。これから地道に成長していくのだろうなぁ。それもまたユースの面白さだ。前半終了。
−後 半−
田村 ゆーや 田村
↑↑↑ 榛地
榛地 ↑↑↑ 白山
ゆーや 白山 ↑↑↑
攻 下地 小野 一柳
下地 小野 →撃→ ↑↑
時 ↑↑
大悟 一柳
大悟 塗師 タツヤ 一柳 塗師 タツヤ
菅野 菅野
・後半開始からヴェルディの怒涛の攻め。もう、何点入ってもおかしくない展開へ。後半になると妙に燃え出す白山のスルーパスから田村がどフリー。またも、色気を出してGKを軽やかに抜いてみたりする。
あっさりと抜いた割には無人のゴールへちょろキック・・・。そりゃ、入らんわ。やっぱ、最後はビシッと決められないねぇ。
・またしても直接FKのチャンス。ボールをセットしたのは田村。そして、おもむろに後ろに下がって助走を取る・・・のに、ゆーやがボールをセットし直す。こりゃ、ゆーやが蹴るのバレバレじゃんかよぉー。思った通りにゆーやが壁に打ち当てるという奇策で得点ならず。
・フィールド上で誰よりも奇抜なアイデアを出せる不思議人。それが2人もいれば考えはまとまらないはずだよね。でも、ヴェルディユースのファンタジスタは妙にあってた。白山のスルーパスに反応したのは榛地。榛地が相変わらず、上手いんだかヘタなんだか分からない「荒れ球トラップ」。
GKをよく見て蹴ろうとしたら後ろから潰されてカット。誰もいない時に荒れ球トラップすると、シュートを打つタイミングが取りづらく、自分だけが不利になるって事がよくわかった。
田村 大木 ゆーや 田村 大木
↑↑↑
↑↑↑ 榛地
ゆーや 榛地 ↑↑↑
攻 下地 小野 一柳
下地 小野 →撃→ ↑↑
時 ↑↑
大悟 一柳
大悟 塗師 タツヤ 一柳 塗師 タツヤ
菅野 菅野
・いつ以来だろうか・・・ユースに現れた「二代目直線ドリブラー」こと大木の復活だ。平本一樹の個人技はユースでもまだ引き継がれているのだ。一樹よりも小さいのが妙にマッチしていて取られにくくなってるのも見所。
ケガが治ったらしいけど、復帰戦ではどのような動きを魅せてくれるのだろうか。
・あ・・・いつの間にか白井くんが出てた。ってことはtohsukeくん・・・いや、関くんは交代したのかな。今日は迷いのあるプレーと足長男達の野次で縮こまっちゃったかな。まぁ、今日は不運だったと思って諦めよう。
変わった白井くんが積極的に上がる。今の内に目立っておけば左サイドの流動的な位置を確保出来るという計算だろうか。その白井くんからセンタリング。復帰ゴール飾るには最高のパスが大木のもとへ。ところが久しぶりでカンが掴めてないのか、
GKの真正面へ蹴り込みノーゴール。
・今日の田村は絶好調・・・のはずだがノーゴール。またも、スルーパスをもらって大チャンス。そして、DFと一対一なら当たり前の様に勝負に出る。かわしてかわしてかわしてかわして・・・・一体、どこまでかわせば気が済むんじゃーーー!!
結局最後は例の如くちょろキックでGKセーブ。DFを3人ぐらいかわしたけど、ノーゴールだった。この後に榛地からのスルーパスも外してお役御免。
ファラン 大木 ゆーや ファラン 大木
↑↑↑
↑↑↑ 榛地
ゆーや 榛地 ↑↑↑
攻 下地 小野 一柳
下地 小野 →撃→ ↑↑
時 ↑↑
大悟 一柳
大悟 塗師 タツヤ 一柳 塗師 タツヤ
菅野 菅野
・田村が悔しそうにしょんぼりと照明塔の下で座り込んでる。そこへ現れたのが我らが志郎様。うーん、志郎様がなだめてくれてるのかなぁ・・・うーん、田村ってば羨ましい。それとも、あの端正な顔立ちでサイトに載せられない様な説教タイムでも始まってるのだろうか。
志郎様ならありえる・・・。って田村代わった途端に流れが一気に悪くなる。前線でタメを作れる選手がいなくなったので相手ペースになっちゃった。
・そんなこんなでFKから無理矢理押し込まれて2−1・・・おいおい、ヤバイっすよ。選手交代が完全に裏目にいっちまいましたよ。大丈夫っすか、都並さんってば。
・相手FWに強烈なスルーパスが通ってしまう。前半はヒマぶっこいてた塗師くんとタツヤくんの間を見事に通された。そのまま、完全にGKと一対一に。そこで相手FWも相手GKをじっくりと見て左サイドネットにグラウンダーで流し込むシュートを放つ。
ところがどっこい、ナメてもらっちゃ困るぜ。ヴェルディユースの守護神はドイツ育ちでメキシコ代表だ。(なんのこっちゃ) 相手のシュートをセーブするときに股を180度に開いての「ブンデスセーブ」を披露。完全に失点してもおかしくない状況下でのスーパーセーブには恐れ入ったぜ。
これで試合終了・・・ふぅ・・・危ない危ない。
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
あれぇ・・・大量得点で勝ってもおかしくなかったのになぁ。やっぱ、野次が悪いのかなぁ。全然、応援してなかったしね。せめて、選手コールぐらいでもした方が盛り上がったのかなぁ。
今日は守備陣はヒマだったのに残り10分でいきなり慌ただしくなってきた。空中戦はやばいCB2人だったのでセットプレイ多発されてたら危なかったかも。菅野もCKとかって弱点だし。
田村がかわった時に思ったけど、小野の運動量も危なくなっていたし中盤がスカスカだったのが気になる。ってか下地が上がりすぎなのか。小野に負担かかりまくりだし。
−今日の受賞者−
MOM : GK菅野孝憲 2度目/通算5度目
MVP : FW榛地章久 初選出
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
いやぁ、普通に勝てる試合だったのにまさか菅野がMOMになるとはね。菅野の最後のブンデスセーブは見事だった。それよりも前にもう一回失点もののシュートをセーブしてるし、菅野のおかげで勝てたなってことでMOMにしました。
榛地は途中からおかしくなり、こねくりのオンパレード。内容的にセンターサークル付近でこねくられても相手としては恐くない。抜かれても即失点にはならないし、だからこそ、もっと高い位置でこねくって欲しい。やっぱ、FWが一番かな。
中盤であれをやられて取られると今度はカウンターもあるしね。でも、足下はめちゃくちゃ柔らかくて上手いっす。これからも期待。
戻る