日本クラブユース選手権関東予選


・クラブユース選手権予選でまぐが見に行ける唯一の試合がこれなのだ。他の試合では散々活躍してるけど、まぐが見てる時だけ活躍出来ない田村直也に注目だ! 最近はユースっ子もサテライトでイジメられてるから、快勝で終わりたいやね。

ヴェルディ第一グラウンド
 
   東京ヴェルディユース
VS
   常総アイデンティ
  監督都並敏史  
  GK菅野孝憲  
  DF25宇佐美 潤  
  DF保谷吉昭  
  DF15一柳夢吾  
  DF18白井 渉  
  MF13下地 奨  
  MF小野雄平  
  MF10白山貴俊  
  MF16中野裕也  
  FW中島ファラン一生  
  FW田村直也  


・久しぶりに晴れたし、クリタさんとこで見たような一年生の新人くんは見れないかな・・・。やっと、デジカメでいっぱい取れるかと思ったのに。

       ファラン               中野   田村   ファラン       
                          ↑↑     
        田村                ↑↑      白山        
 中野            白山                        
                               小野         宇佐美
                     攻    白井              ↑↑↑
     小野    下地       →撃→   ↑↑         下地   ↑↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑↑
                          白井              宇佐美
白井   一柳    保谷   宇佐美            一柳    保谷


        菅野                        菅野
・ポジションが非常に流動的なのでほとんど間違いでしょう。特にそれぞれのポジションが分かりづらくさせた要因として白山があげられる。やはり、かなりのファンタジスタオーラを醸し出している為か誰もチェックにいかない。でも、 本人の動き自体もゆったりとしてるのでチャンスもほとんど無し。

・今日は久しぶりに燃えているぜー!と闘志をむき出しにしたのは保谷くん。なんてことは無い普通の放り込み。これに対してはダイビングヘッドでクリアする程、今日はアツイぜ。しまいにゃ、保谷の必殺技「自作自演」まで飛び出してしまい 菅野に怒られるまでやった。でも、これで喜ぶのはまぐだけだぞ。

・やっぱ、保谷が絶好調だわ。リベロ保谷として一気に前線へ上がりだし、ボールをカットしたDFに向かって都並さん直伝の必殺技「カビばさみ」で相手の両足をぶった切った。まったく・・・こういうのはユースっ子もすぐに覚えるんだから。

・前半12分ぐらい、左サイドでボールをもらった「ゆーや」くん。なんかヴェルディらしくないガタイの良さと長身。足下のこねくりまわすテクニックはそこそこしか持っていない「ゆーや」くんだけど、彼には独特のプレースタイルがあるのだ。 それはベッカムの様なアーリークロスだ!(ん?誉めすぎ?) 意外に精度の高い放り込み、それに反応したのはファーサイドでフリーだったファランくん。しっかりとトラップしたファランがゴール右上に突き刺す強烈ボレーでヴェルディが先制しました。

・今度は下地くんが右サイドを突破。そのまま、すぐにセンタリング。ニアにどういう訳か中へ入ってきていた「ゆーや」くんが完全にDFのオトリ的な動きになっていた。実際ボールはファーサイドでフリーだったファランがダイビングボレー。 これは僅かに枠の外へ・・・。それにしても、ファランまでアクロバチックなシュートをやられちゃうとただでさえカッコイイのにますます人気が上がってしまう・・・田村だってアクロバチックシュート得意なのに。

・ここからDFラインだけで延々とパス回しが続く・・・。こりゃ、菅野の怒号が響くぞ〜・・・って何も言わない。どうしちゃったんだ? 菅野ってば。試合勘が戻ってないのかな?って思ったんだけど。途中で一柳がロングフィードを狙ったのだ。 これに怒った菅野。「そこは狙うトコじゃないだろーっ!!!」つまりは相手が前へとプレスをかけて来ないのなら、無理に攻める必要は無い。しっかりとタメてボールを繋いで行けという指示らしい。さすが菅野だ。

・コーナーキック蹴るのはファラン。ニアに一柳、真ん中に保谷、ゆーや、白山と揃う。今までと違い空中戦で非常に期待の出来るセットプレイになってるので、これからが非常に楽しみだぞ。だって、みんな空中戦だって高いし。

・やっぱ、「ゆーや」くんはヴェルディらしくない選手だ。昔の「林こーへー」のようだ。何ってヴェルディ戦士なら誰でも知ってる「殺人スライディング」をしないのだ。しっかりと相手のボールめがけてスライディングするし、相手の足までカットしてやろうとか 考えないのだ。こういう姿勢はさすがだ。でも、半年もしたら絶対、覚えるぞ殺人スライディングを。

・うーーーーん、やっぱカッコイイーーーー!!! ヴェルディの逆ベッカムこと「ゆーや」のセンタリングからファランが胸で壁パスを披露。ただの胸トラップパス一つでカッコイイ・・・。その落としたボールをもらった田村がGK一対一でのシュートを放つも DFがカットしてクリア。前半はこれで終了。




   −後 半−
・後半からはどういう訳か、目の前にユースっ子が座ってる。しかも、しっかりと解説までしてくれる。これは便利だ。しばらくはユースっ子の解説も聞きながら試合を観戦してみよう。

・田村がゴールに向かって独走。しかし、相手に足をかけられて転倒。ところがここで解説のユースっ子は・・・「おーい、上手いな。あぁいうの。俺、ぜってぇー出来ねーよ。」「足に当たって無かったね。」「ダメだよ、ボールしか見えてないから転びそうになっても追っかけちゃうよ。」「冷静になれないよなー。」 なるほど。でも、必死にボールを追っかけたって構わないよ。この直接FKは転んだ田村が直接左上を狙うもクロスバー。最近、田村はどうもカッコつけようとして失敗するな・・・ファランは失敗してもカッコイイからかわいそうだな。

・スローイン。下地がもらってキープ。そのまま、横にドリブルして様子をうかがう。ここで右サイド裏を狙った田村へスルーパス。これを田村が肩を前に入れて突破。ゴールラインギリギリを突破して、中央へグラウンダーのマイナスパス。ここに走り込んでいた逆ベッカム「ゆーや」がダイレクトで押し込み2−0と追加点をあげた。 得点した時の喜び具合がいいね。

・前半は丸々菅野に怒られっぱなしだったファンタジスタ白山。それもそのはず、動きだしが遅いわ、ポジショニング悪いわ、戻りも遅いわで良いトコ無し。ところが、後半は見違えるようなプレーの連発。去年の宏光同様、後半になるとエンジンがかかるのか。白山特有の必殺技「こねくりキープ」で練ってこねてボールを操る。 そのまま、スピードは決して無いまま左サイドを突破。そこから、中央ニアに走り込んだ田村へ絶妙のグラウンダー。ここにじっくりとタメてボレーをいっちょカッコよく決めようとした田村。しかし、当たり損ねてクロスバーの上・・・。どうした・・・田村・・・。

・それでもめげないのが田村の良い所。左サイドで高くバウンドしたボールをエジムンドばりに相手に重心をかけてボールを自分のものにすると、反転して左サイドを突破。そのまま、ドリブルで突破してからGKに軽くキックフェイントをかまして浮かせたシュート・・・・って浮かなかった。GKの正面にモロにぶつかりこぼれる。 2点目を決めた「ゆーや」と全く同じパターンだったが、今度は自分が狙ったのだが失敗。このこぼれ球を小野が押し込んで3−0。田村が1人・・・悔しそうにうつむいていた・・・次だ!きっと次は決められるさ。

・ヴェルディユースからセリエAのブレシアへ。和製バッジオ。またも田村が右サイドを突破して中へ折り返す。これを白山が押し込まずに相手DFとGKの前で体重を預けて、やり過ごしてから反転してシュート。ロベルトバッジオが前節、決めたビューティフルゴールだ。やはり、同じファンタジスタ同志通ずるものがあったのだろう。 内心、やったとばかりに思ったシュートはポスト直撃、こぼれを下地がミドルシュート。そのまま、入ったかもしれないボールを白山がコースを切ってセーブ、自分で押し込んで4−0・・・下地もかわいそうに。ただ、ゴールが決まったのに白山は悔しそうだった。やっぱ、バッジオを狙ったのか。

     榛地    林                   榛地    林 
                                
                            下地          飯川  
 下地            飯川                 白山     
                                            
                     攻    白井               
     小野    白山       →撃→   ↑↑      小野      野村
                     時    ↑↑              ↑↑
                          白井              野村
白井   一柳    保谷   野村            一柳    保谷


        菅野                        菅野
・うーん、4人いっぺんに交代した訳じゃないけど、メンバーを交代したら途端に動きが悪くなりチャンスすら無い。

・それとさっきまで解説してくれていた前のユースっ子もいなくなり、かなり寂しくなってしまった。さっきまで、菅野のゴールキックのたびに「ぜってー、バケモンだよ。」とか「キーパーじゃねーよ、あのキック」とか「だって、ライナーで飛んでくるんだぜ」とか 誉めてるのかけなしてるのか、まぐと同じ様な事で盛り上がってました。最後に逆ベッカムのゆーや君はギグスだとか何だとか実名を上げておりましたよ。それと選手交代の名前はこの2人が解説してくれました。ちなみにまぐに向かって話してる訳なく、立ち聞きしてただけっす。 でも、2番ってゆーま君じゃないんだ・・・背番号をころころ代えるなよ。

・選手を交代した途端に動きが悪くなり、シュートを何本も打たれる菅野モード突入。このまま、試合は終了しちゃった。

4/27 日本クラブユース選手権関東予選
ヴェルディ第一グラウンド

東京ヴェルディユース
 VS 
常総アイデンティ

前−半

後−半

合−計

中島ファラン一生(中野)

  

中野ゆーや(田村)

  

小野雄平(田村)

  

白山貴俊(下地)

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
前川くんの起用が最近目立っておりましたが、菅野が出ると面白さが違うな。何せ、FWの位置を修正出来るGKなんて早々いないぜ。序盤は保谷くんの大活躍が目立ったけど、途中からちゃんと落ち着きを取り戻したので良かった良かった。 安定した選手は小野くんですかね、地味に目立ってました。ファンタジスタ白山はこれでいいんです、だってファンタジスタですから。90分で何も活躍せんでもいいんです、たった数回だけでもファンタスティックなプレーがあれば。でも、都並さんは怒るだろうけど。 「ゆーや」くんてこういうプレーヤーだったのを始めて知りました。もっと、続けて縦へのスピードもつければ三都主にだってなれるぞ・・・ってベッカムじゃないのか。FWは田村が面白かったです。

   −今日の受賞者−
MOM : FW田村直也        2度目/通算7度目
MOM : MF小野雄平        初選出/通算2度目
MVP : FW中島ファラン一生    2度目/通算3度目
MVP : MF中野ゆーや       初選出


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
田村が一番目立ってたし4得点のうち2得点には絡んでいたのを評価した。でも、次は自分が決める事が出来るさ。もう1人は地味に守備にも攻撃にも貢献した小野を評価。 ファランはやる事なす事カッコ良かったので評価・・・ん? ゆーやは今回になってやっとプレースタイルが分かってきたので受賞です。先制点のセンタリングも良かったし。



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