第25回日本クラブユース東京都予選二次リーグ


・二次リーグ第二戦、最終節は柏レイソル青梅なのでこれまでには全勝で突破したい。一度対戦している相手とはいえ前回はまぐろんは見ていないので、今度は見ている中での快勝を演じて欲しい。 それと今日はどういうわけか土グラではなく、人工芝グラウンドで行われた。スライディングしたら痛そう・・・。

ヴェルディ人工芝グラウンド
 
   東京ヴェルディユース
VS
   エスペランサ
  監督都並敏史  
  GK12菅野孝憲  
  DF13一柳夢吾  
  DF保谷吉昭  
  DF田中 潤  
  DF松浦裕生  
  MF小野雄平  
  MF白山貴俊  
  MF10林 宏光  
  MF田村直也  
  MF11下地 奨  
  FW14渡辺 献  


・前節で活躍したケンがスタメン。そして同じく前節にやっちゃった本間から菅野に交代。他にオーバーラップ男和田に代えて、右サイドに一柳を入れた布陣。

        ケン                        ケン
                             下地        田村
                             ↑↑        ↑↑
        宏光                   ↑↑   宏光   ↑↑ 
                             ↑↑        ↑↑  
  下地          田村                         
                     攻    松浦              一柳
     白山    小野       →撃→   ↑↑   白山    小野   ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
松浦              一柳        松浦              一柳
     田中    保谷                  田中    保谷


        菅野                        菅野
・前半早々から必殺技炸裂!ボランチ小野のタッチ数の多い「ちょこまかドリブル」。相手が足を出したら抜かれるという技、その代わり相手が遅攻で守るとドリブルで抜けないという弱点も持つ。 今回は相手が次々と足を出したのでどんどん抜けた。そしてDF4人もかわしてシュート・・・みんなシュートに行くと思ってかスライディングしてしまい、中央にフリーで待っていたケンへパス。これをケンが 落ち着いたシュートもGKのナイスセーブ。それにしても小野のドリブルは素晴らしい、どのプレーもいぶし銀の活躍。絶対、一年生じゃ無いな。実は彼はもっと年上なんじゃないのか? 例えば、黒づくめの連中に妖しげな薬でも飲まされて、ちいさくなったに違いない。家に帰れば空手の出来る姉ちゃんとかいるんだろう・・・。(あ、前にこのネタ使ったか。)

・相手の選手がFWへパス。しかし、このパスが弱い・・・すかさず、ヴェルディユースが一斉にパスカットへ行く。このパスに対して潤、保谷、小野の3人が取りに行く。そして、一足早かった小野がパスカット。 これがまた小野のいぶし銀プレーってやつだ。

・左から松浦のクロス。これはやや高くふわっとしたクロス。それに猛然と突っ込むケン。しかし、実際はフリーで体制の良い白山がいたのだが、それもお構いなしにとケンが無理な体勢からヘディング。 これはGKの正面だったが気迫あるケンのプレーだった。

・右サイドのスペースが空いていると見るや、すかさず走り込む「いぶし銀小野」。そして、中盤はまさに小野の世界。そして、白山が攻めに入ると小野はワンボランチのカタチになるのだが、それでも小野一人で中盤を構成できる。 やはり、小野は黒づくめの連中に妖しげな薬・・・(以下略。)

・この選手も不思議でならない・・・ペナルティエリア内で混戦状態となる。ほぼ蹴りあいの状況なのに、どういうわけかボールは白山の前にこぼれる。今のところ、サッカーの女神は白山にベタ惚れらしいぞ。ところが、白山は このチャンスにシュートを放つもGKのファインセーブで得点ならず。このままだとサッカーの女神に逃げられてしまうぞ。鹿島の「Y沢 敦」のように・・・。

・左サイドの松浦がまたもチャンスを作る。これを白山が無理な体勢から無理矢理シュートもポスト!郵便で〜す。(セリアAダイジェストのパクリ) このままポストに当たって入るかと思ったがライン上を転がり外へ・・・。 サッカーの女神に惚れられて捨てられて・・・ね、こんなものなのよ。浮気性なんだよねサッカーの女神って奴は。

・今日はどうした? 右が和田じゃないから右からの攻めが無い。そうなると必然的に松浦の出番も増えるってもんよ。またも松浦からのマイナスパスにニアサイドへ詰めたケンが簡単に逆サイドに流し込む・・・しかし、ゴール内で 相手のちっこいDFがクリア。「思いっきりシュート」なら入ったかもしれないが、冷静に決めようとしたのがアダになったか。

・ヴェルディのモリシ? 左サイドでちょこまかと走り回る下地。どちらかというとY沢の様にチームの為に無駄走りを続ける。その無駄走りも個人技だから構わないが、今日は本当に無駄走り。なんせ、ボールが回ってこないんですもの。 しかし、ようやっとチャンスが。小野からのパスに下地がGKと一対一になるも、GKの正面へ蹴り込む。ここをしっかりと決めないとダメだな。ま、相手GKも飛び出してたから難しい事は確かだが。

・ヴェルディのコーナーキックのチャンスを白山がセンタリング。これを誰よりも高いジャンプでDF田中 潤がクリア。見事なジャンプ力でピンチを乗り切った・・・あれ?なんか間違えてるような。 ここで選手交代、余りボールに絡めなかった下地に代えてピッカピカの一年生「北脇リッキー」投入。

        ケン                        ケン
                            りっきー       田村
                             ↑↑        ↑↑
        宏光                   ↑↑   宏光   ↑↑ 
                             ↑↑        ↑↑  
 りっきー         田村                         
                     攻    松浦              一柳
     白山    小野       →撃→   ↑↑   白山    小野   ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
松浦              一柳        松浦              一柳
     田中    保谷                  田中    保谷


        菅野                        菅野
・ピッカピカの一年生♪ってまぁ確かに頭がピカピカだったけどさ。どういうわけかリッキーが坊主になってた・・・いや、スキンヘッドか。田村よりも刈っちゃったっていう感じ。それでも遠くに行くと田村と区別がつかない。 まさか、夏が近くなるとみんな坊主にするっていうアレが始まるのか。野中くんとファランだけは止めて〜!

・「けっ、一柳や小野ばっかフィードがすごいと思うなよっ!」とでも考えたか保谷のロングフィード。これを左サイドの松浦から中央の田村へ。そして、田村が切り返してシュート。これが逆サイドにグラウンダーで決まり ヴェルディユースが1−0と先制点を上げた。得点に至るまでの過程がなかなか綺麗だった。

・これぞヴェルディサッカー。一柳が最終ラインからグラウンダーのスルーパスを小野へ。小野→田村→宏光→ケンへすべてがダイレクトで通った。最後のケンの所でやや遠目のパスを出してしまい、得点には至らなかったがこんな得点を 見れたら幸せじゃ。それにしても、さすがヴェルディサッカーだ。トップもこれぐらいやったらどうだ。

・最近は前半からエンジン全開。宏光の浮かせたパスから田村がGKと一対一へ。これをトップの永井のようなループで狙うも枠の外へ。今日はどうも田村にやたらとボールが行く。あとは田村が決めればというカタチ。 サッカーの女神は白山から田村へ鞍替えした様子。坊主も好みってか。

・中央でリッキーがボールをキープ。このリッキーってばまたすごいのよ。中央でゴールを向いて仕事したらリッキーには勝てないだろう。リッキーのキックフェイント一つで相手DFをぶっこ抜いて見事なパワーシュート(里規=りき=パワー・・・ううぅ)! これがまた矢野ばりのキャノンシュートだったがGKが見事なセービングを見せて得点にはならず。このCKを白山がニアのケンへあわせる。ケンもこれを右足ダイレクトボレーで狙うもまたもちっこいDFがゴール内でクリア。

・終了間際に相手PA内で混戦模様。そして、どういうわけだか白山の前にこぼれる。やはり、サッカーの女神は坊主は嫌だったか。これを白山がGKと一対一で思いっきりシュート!!しかし、ゴールは明後日(あさって)の方向に。いや、明々後日(しあさって)ぐらいまで 飛んでるか。なんのこっちゃ。これで前半終了。もうちょっと点入ってもおかしくはなかったが、相手GKの堅守もあり1点しか取れなかった。


   −後 半−
・後半開始直後、左サイドからセンタリング。これを今日は妙にノッテル田村がダイビングヘッドするも、またまた相手のちっこいDFがゴール内でクリア・・・ 今日は田村も女神に嫌われたようだ。

・後半もやりますいぶし銀。必殺の「ちょこまかドリブル」発動。二度目にも関わらずDF2人も抜き去る。そして、そのまま自力で最後までシュートを放つも枠の外へ。 彼は絶対、年齢をごまかしてますね。やはり、小野は黒づくめの連中・・・(以下略。)

・攻めながらもなかなか得点を取ることが出来ない。ところが、この煮え切らない状況を打破したのは左サイドの松浦。相手とボールの取り合いになったところでリフティングで相手をかわすという器用さも見せた。 前半ではここでニアの白山にあわせたが、散々あわせても得点を決めてくれないからか自分で狙った。GKの頭上を越す強烈なシュートを突き刺してヴェルディが2−0と追加点を上げた。

・今日はサッカーの女神にモテモテ。白山が宏光とワンツーパスで中央を突破。一度、相手がパスカットしたのでこれで終わりかと思いきや、相手がクリアせずに切り返した。見事にこれが白山の前へ。 ところがボールを見て、相手GKを見て、もう一度、ボールを見てからシュート!!って遅いわ!! 最初のタイミングでダイレクトでたたき込めば楽々得点だったろうに。また女神に嫌われたかな。 ここで一年生の「いぶし銀小野」と午後は○○!思いっきりシュートのケンに代えて、また髪を染めたのか15番ファラン、17番のかわまた?(いい加減本名を知りたい。)を投入した。

       ファラン                      ファラン
                            りっきー       田村
                             ↑↑        ↑↑
        宏光                   ↑↑   宏光   ↑↑ 
                             ↑↑        ↑↑  
 りっきー         田村                         
                     攻    松浦              一柳
     白山   かわまた      →撃→   ↑↑   白山   かわまた  ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
松浦              一柳        松浦              一柳
     田中    保谷                  田中    保谷


        菅野                        菅野
・かわまた君も小野に負けじとボランチで目立っている。なんか下部組織はボランチが多いね。かわまたのドリブル突破から宏光へ。これを宏光がサイド深くえぐっておいてすぐに返す。これをオーバーラップしてきた松浦が ダイレクトでクロス。ファーで待っていた田村がジャンピングボレー!!そして、思いっきりフカした〜!!まぁいい。これで決まれば見てても楽しいしな。

・ファランがボールをキープ。そして、囲まれながらもスルーパス。これをリッキーがGKと一対一に。あえてギリギリまでドリブルしておいて、GKにいつ蹴るのか分からない様にドリブル。ちょこっとだけ蹴ってGKの足下をかすめる見事な蹴り方で3−0。 それも右足アウトサイドキックで流し込んだ。こういう柔らかさはさすがリッキーという感じだ。見てるこっちも楽しくってしょうがない。それにしてもリッキーも一年じゃないだろ。ここでサッカーの女神に捨てられた白山、ファンタジスタ宏光に代えて18番まぐのお気に入り 野中、16番のタツヤが投入。

       ファラン                      ファラン
                            りっきー       田村
                             ↑↑        ↑↑
        野中                   ↑↑   野中   ↑↑ 
                             ↑↑        ↑↑  
 りっきー         田村                         
                     攻    松浦              一柳
     たつや  かわまた      →撃→   ↑↑   たつや   かわまた ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
松浦              一柳        松浦              一柳
     田中    保谷                  田中    保谷


        菅野                        菅野
・詠さん一押しの一柳。詠さんの右サイド起用論そのままに今日は始まっていたのですが、前半は余り目立てなかった。それでも、チャンスさえあればクロスの精度は文句無し。右サイドを一人で駆け上がり、そのままセンタリング。ニアサイドへ走り込んでいた田村がヘディングでコースを変えて そのままゴールへ。4−0とヴェルディが一方的な展開へ。それでも一柳のクロスは見事だった。田村も頭に当てるだけで得点できるというもの。

・左サイドのFK。そのまま、左サイドの松浦がセンタリング。これを今日から白山に代わって、サッカーの女神に愛されてきた田村がオーバーヘッドキックで狙うも外へ。いや、これはオーバーヘッドキックというより今年の始めで見せた必殺「袈裟懸け蹴足」か。 もう、面倒だから画像は載せない。今日は田村DAYのようだ。

・チャンスばっかで守備陣は暇ですな。それでも、時折攻めてくる。相手FWが抜け出すが、結構足が速い。潤でも追いつけずにそのままGK菅野と一対一へ。これを潤が追いつけないまでも相手のシュートコースのファーサイドを切っているので必然的にシュートはニアサイドへ飛んでくる。菅野も飛び出した おかげで相手がシュートを外したが危ないシーンだった。すぐに起きあがって菅野が今のプレイに注意しようとしたが・・・誰に怒ればいいのか分からない。うろうろと右往左往していた菅野。とりあえず、叫んでたけど。そして、このまま試合終了。4−0でヴェルディユースが勝利しました。

第25回日本クラブユース関東予選二次リーグ
ヴェルディ人工芝グラウンド
ヴェルディユース VS エスペランサ
          1前−半
          3後−半
          4合−計
田村直也2得点 
松浦裕生得点 
北脇里規得点 


 ・おまけ
・この試合の後に行われた柏レイソル青梅VS杉並ジュヴェントスの試合が1−3?で意外にも杉並が勝利したので、次の柏戦引き分けても首位で突破となる。それでも、遠慮はしないでね。 今日の試合は久しぶりに詠さんも観戦したが、果たして更新はされるだろうか?

   −受賞者−
MOM : MF田村直也   三度目
MOM : DF松浦裕生   
MVP : MF田村直也   
MVP : FW北脇里規   二度目


・今日の受賞理由は至極簡単なもの。観戦記書いてても一番目立っていたし、ノートとっても必ず名前を書くぐらい目立っていた松浦。それとサッカーの女神にホレられ、今日の試合で2得点をあげて勝利に貢献した田村直也が受賞しました。 試合中、守備にも攻撃にも果敢に動き、運動量の豊富さも見せた田村。MOMは選手の中で一番受賞回数の多い三度目の受賞です。サッカーの女神に捨てられた白山とは対称的にボールを出した後のプレーの速さで田村に軍配が上がったかな。MVPでは今日の試合でめちゃくちゃ活躍しまくって技術をさらけ出した リッキー。彼の引き出しにはまだまだ色んな財宝が隠されていそうだ。それと今日の田村は袈裟懸け蹴足やボレー、ダイビングヘッドなど今までのゆる〜〜〜〜〜〜〜〜いシュートから一転、派手なプレーぶりが目立った。ゆる〜〜〜〜〜〜いのも嫌いじゃなかったけど、 今回みたいな派手なのもいいね。あとは坊主なのでリッキーと間違いやすいことぐらいか。GK菅野以来のMOM・MVPダブル受賞を達成しました。それと最後にユースっ子に挨拶されてしまった。多分、大木だと思うが最近試合に出ないな。 直線ドリブルも見てみたいが・・・。

  −第二回!みんなで走ろう!都並さんとランランラン!−
みなまで言うな。分かってるこのネーミングで推すと決めたんだ。ネーミングセンスのことはガマンしてくれ。今日は都並さんも日本TVのカメラが来てたからか、酷く落ち着いた感じ。だって、いつもは怒鳴り声が反対側まで聞こえるのに聞こえなかったからさ。 それと最近、志郎様の捕まえられ隊はありませんです。なんか、ちょっと寂しい。その代わり、試合終わった後に体力の強化という意味合いで始まったこの企画「みんなで走ろう!都並さんとランランラン!」を代わりにお送りします。二度目ですが一応、ネーミングの由来を言うと ランド内でランニングという事。もう一個のランはただの語呂がいいからという安易な発想。ところが、今日のを見るとランドの正面玄関にまぐが待ってたら、 外から帰ってきました。もしかして、ランドの外周なのかしら? そして、ほどなく汗だくになって帰ってきた都並さん。なんかニコニコしてて元気だ。その後、追いかけてたのが潤。なんか奇声を上げていたがみんな陽気だ。トップの選手はみんな笑顔がないというのに、ここのユースはそんなこと微塵も 感じさせずに元気に走っておりました。



戻る