第9回Jユースカップ 第4節
・前回はうまく流れに乗って逆転できたから良い様なものの試合内容自体は酷いもの。今回はアウェーで敗れた借りと共に試合内容も良くしていきたい。
菊原志郎の伸び伸びサッカーも選手次第でどうにでも出来るはずだ。
ヴェルディ第二グラウンド
| 東京ヴェルディユース |
VS | 浦和レッズユース |
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監督 | − | 菊原志郎 | | |
監督 | − | 名取 篤 | | |
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GK | 1 | 菅野孝憲 | | |
GK | 1 | 加藤順大 | | |
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DF | 6 | 一柳夢吾 | | |
DF | 2 | 阿部聡太 | | |
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DF | 4 | 保谷吉昭 | | |
DF | 3 | 中川直樹 | | |
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DF | 3 | 向山達哉 | | |
DF | 4 | 大場康弘 | | |
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DF | 14 | 和田 洋 | | |
DF | 5 | 旗手真也 | | |
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MF | 5 | 根占真吾 | | |
MF | 6 | 秋葉陽一 | | |
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MF | 8 | 谷内悠真 | | |
MF | 7 | 小助川慶太 | | |
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MF | 15 | 小野雄平 | | |
MF | 8 | 角谷大輔 | | |
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MF | 11 | ブルーノ | | |
MF | 10 | 田辺 拓 | | |
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FW | 7 | 田村直也 | | |
FW | 9 | 荒深 翔 | | |
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FW | 9 | 北脇里規 | | |
FW | 11 | 小林陽介 | | |
・今回は中盤がラインになったりとかはせず・・・前回はまぐの目の錯覚だったんだろうな。それと今回も三年生は出場しておりません・・・一年生、二年生中心のメンバー構成。今回はまぐが今年始めに観戦記に書いたジュニアユースのMF塗師選手がベンチ入りしていました。
来年の陣容としてもこの塗師くんにFWの阿部くんと有望なのがいっぱいいるから楽しみだな。
北脇 田村 北脇 田村
ぶるーの
ぶるーの
小野 ゆーま
小野 ゆーま
攻 和田 一柳
根占 →撃→ ↑↑ 根占 ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
和田 一柳 和田 一柳
保谷 たつや 保谷 たつや
菅野 菅野
・サイドバックの攻撃参加は対して行わず・・・その分、相手の容赦ないプレスにさらされるため、一向に攻めが組織だっていない。根占にかなりの守備負担を強いられている・・・。
・前半開始早々、浦和の攻撃、左からのクロスにファーサイド頭で中央へ折り返し、中央にフリーで待っていたFWがオーバーヘッドキックで狙うも外へ。完全にフリーで打たせては行けない。それよりも全員がボールウォッチャーになってるシーンが極端に多い。クロスを簡単に上げられてしまうばかりか、
空中戦でも競らない選手が多い。たとえ、自分の頭にボールが当たらなくても競る事で相手もミスするかもしれんから、小さい選手でも相手に当たって競るぐらいはしてほしい。
・中盤からのビルドアップ、前線へのフォロー、二列目からの飛び出し・・・すべてが噛み合わない・・・。それでもサッカーとはたった一度でも意図が合うだけで得点できるもの。FK田村が蹴ったボールはニアでぶるーの君が競るも届かず、そのまま流れたボールはファーサイドへ走り込んでいた北脇のもとへ。
りっきーが無理をせずGKをじっくりと見て押し込みヴェルディが1−0とリード。セットプレイでの得点は組織立ててやる必要が無く、何度も練習した通りのカタチだけで取れるものなので意外と内容悪くても入るもの。ともあれ、ナイスゴールだった。
・またも浦和の左サイドからのクロス。さっきと同じでファーサイドへのケアが無い。このピンチは戻っていた根占のヘッドでクリア。これだけでなく、何度となくこういうピンチを招いていたのだが、幾度も根占が間に入っている。今日はなんだか危ない試合だな・・・。
・浦和のサイド攻撃は何か機械の様に執拗に攻めてくる。これは後半厳しいな・・・。右サイドからのクロスに相手FWがニアへ走り込み、そのままダイビングヘッド。しかし、これはGKの菅野がナイスセーブでクリア。相手FWのプルアウェイの動きに惑わされたタツヤ君。結構、タツヤ君は相手FWに前を取られるシーンが目立った。
最低でも前は取られちゃうと厳しいな。
・ちょっとカタイ観戦記だな・・・ここらでちょっと休憩。相手DF旗手くんがボールコントロールをミスした北脇に襲いかかる。しかし、りっきー相手にフィジカル勝負を挑もうとはレッズもまだまだ甘いな。フィジカル勝負を挑まれたりっきーの必殺技「ぶちかましタックル」で吹っ飛ぶ旗手君。モロに食らってしまいハデに吹っ飛んで
いたが、りっきーはショルダーが来るのが分かったからか腰をぐっと落としてカウンターを決めた様な感じになった。これはかなりの武器になるが逆に警告を取られる事の方が多そうだ。
・お〜い!!ヴェルディユースはボロボロ・・・・一向に攻める気配すら無い・・・FWの田村くんにボールが一向に渡らない。毎年の恒例といえばそれまでなのだが・・・昇格させたい選手がいると一度FWを経験させるという妙な行事がある。今回それのターゲットに選ばれたのは田村君・・・あれ?まだ二年じゃないの? なんて気が
早いんだ志郎様は。ともかく、FW起用なのだ。サイドヘのさばき、ロングフィードなど全般的に視野が広く技術もあるし、運動量も豊富なので、中盤が最も適したポジションなのだ。そのためか今回は出番が無い。やっぱ、修学旅行帰りにはキツイ試合だったか。
・右からのクロス。これがファーサイドで待っていたFWまで一直線・・・これはレッズの攻め。全く、ずっとレッズペースでの試合。実際のボール支配率で行けばヴェルディが上だろう。しかし、レッズは相手に持たせている状態なので全く苦にしていない。結局、さっきのクロスはGK菅野が飛び出してパンチングクリア。
観戦記も書く事がないよぉ〜。
・またも浦和の攻撃。左からのセンタリング、これもファーサイドまで届くのだが二列目起用の小野君がなんとか戻ってクリア。しかし、このクリアは相手ボールへ。その位置から直接ミドルシュート。ボールが浮かないように抑えたグラウンダーシュートが見事に決まり1−1と同点。ここからヴェルディは完全に相手に主導権を握られてしまい
、ますますまぐの観戦記が進まない・・・。
・おお、さすが志郎様。この危ない状況を察してかすぐに選手交代。最近、オーバーラップの量もめっきりと減ってしまい精度の高いクロスを見る機会も減っていく一柳とゆーまが交代。代わって投入されたのは来期の背番号10番か納豆パワーで糸を引くようなパスを出す白山とDF白井。まぐって白井君はまだ見た事ないかな。
ぶるーの 北脇 北脇
ぶるーの 田村
田村
白山 小野
白山 小野
攻 白井 和田
根占 →撃→ ↑↑ 根占 ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
白井 和田 白井 和田
保谷 たつや 保谷 たつや
菅野 菅野
・田村を中盤に下げると言うことで少し本来の位置へ戻す。和田を右に代えて白井を左へと据える。ぶるーの君はFWの位置まで上がる。
・ところがこの交代が裏目に出る。浦和の左からの攻め上がり。そのまま、中央へ攻め上がりミドルシュート。このシュートは菅野がスーパーセーブするも、こぼれ球を押し込まれてしまい1−2と逆転。全員のポジションをチェックしている間の失点ということで最悪の結果に。
代えても代えなくても失点しまっていたかも知れないが、結果論としては志郎様の采配が裏目に出た。これで前半は終了。後半へ。
・さぁ、前回も書いたけど前半でのヴェルディの課題を書いてみましょうか。それは・・・
「攻めの共通意識の欠如」である。
全員がどういう攻めをしたいのかが食い違っている様な気がする。別々に見ていきましょう。サイドバックの和田、一柳などはサイドを効果的にオーバーラップし、サイド深くえぐってから攻撃したいと思っているはず。ところが、実際はサイドバックのオーバーラップが遅い上に
ボランチの選手の真横に位置しているようでは攻めにまでは至らない。もっと、裏へ走り込むという意識も必要だし、サイドチェンジも回数多くこなしてほしい。かといってFWはヴェルディユース特有の「直角クサビ」しかしない。それも何故かサイドヘさばく事をせずに中央のボランチへ
返したりする。チーム全体でどういう攻めをするのかを個々の技術力に任せようとしているため、スペースが無く全員でしっかりと守ろうとするチームには全くと言っていいほど通用しない欠点がある。柏戦で勝った時の事を思い出して欲しい。流れにとって立て続けに得点が決まった。
いずれの得点もサイドからの攻撃である。スペースが無い時にはサイドを執拗に攻めて、ダメな時にはサイドを代える。この単調な繰り返しだけでヴェルディは3点も取れた。サイドを意識し過ぎて中央を空けてしまい小野のミドルも入った。スペースが所々に出来始めてスルーパスなど
ユースっ子特有の必殺技も出せる様になってきた。当たり前の事を当たり前のように出来るようになれれば負けないんだけどね。それが一番難しい。
−後 半−
・さぁ、またまた堅苦しい観戦記になってきちゃった。そろそろ面白ネタ頼むぜ!!メンバー構成は前半のまま代わらず!!
・後半、目の覚めるシーン到来。サイドから攻めた和田から中央でフリーで待っていたりっきーへパス。ここでりっきーが必殺技「りっきーキャノン」炸裂!! 唸りを上げたシュートはそのまま一直線でゴールを襲う。しかし、シュートは惜しくもクロスバーへ。本人は落としたかったのだろうが、まっすぐに伸びていったシュートはそのままクロスバーへ当たってしまった。
しかも、シュートに勢いがあったので跳ね返りがものすごくチャンスにならなかった。セカンドボールが取れないのも課題の一つかな。
・お〜い!!書く事がないっす・・・・ここでドリブルばかりでカウンターの起点になってしまったブルーノ君と中盤に戻ったのに活躍できなかった田村君に代えて、自転車でクラブハウスへさっそうと入っていく姿はまさにトップ選手の風貌「中島ファラン」に陽の目を見ることが出来る日は何時なのかポジショニングの男「下地 奨」が登場。
北脇 ファラン 北脇 ファラン
白山 白山 ↑↑
↑↑
小野 下地 小野 下地
攻 白井 ↓↓ ↓↓ 和田
根占 →撃→ ↑↑ ↓↓ 根占 ↓↓ ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
白井 和田 白井 和田
保谷 たつや 保谷 たつや
菅野 菅野
・うーん、右サイドの和田くんがダメダメ。どうも、目の前の浦和レッズ9番の荒深くんに抑えられている。この選手は前半FWだったが後半からはDF?みたいな位置へ。和田くんと何度も当たるのだが、すぐに和田のスペースを切る為に和田が上がれない。そして、ボールを持った和田には横からもボランチが当たりに来る。そして、和田が取られる。
ちなみにこの試合で和田が裏を取るというシーンは数える程度、やみくもにアーリークロスを放り込むだけで得意の攻め上がりは影を潜めた。前は守備を顧みない最高の攻撃参加がウリだったのに。
・時間はどんどん過ぎていく。まぐがダメ出しした和田くんに代わってジュニアユースのボランチ塗師くん投入。右サイドを攻め込まれるからか右サイドには根占が入る。
北脇 ファラン 北脇 ファラン
白井
白山 ↑↑ 白山 ↑↑
↑↑ ↑↑
小野 下地 ↑↑ 小野 下地
攻 ↑↑ ↓↓ ↓↓
塗師 →撃→ ↑↑ ↓↓ 塗師 ↓↓
時 ↑↑
白井 根占 白井 根占
保谷 たつや 保谷 たつや
菅野 菅野
・サイドから攻めるとちゃんとフィニッシュまで行く。左サイド白井がオーバーラップ、ちとゴリ押しで攻め込んだ感があるが小野とのワンツーで裏へ抜ける。そのまま、中央へ切り込んでミドルシュート。GKの逆を付いたミドルもサイドネットへ。白井くんの攻め上がりがここらへんで何度も出てきた。やっと、サイドを意識するようになってきたかな。
・菅野のキック精度が非常に高い。PA内から外へ出てまでドリブル、そして、前線の北脇に対してロングフィード。GK菅野からFWのリッキーへ。北脇がストイコビッチも真っ青の必殺「蛙飛びバックヘッド」でフリーのファランへ。GKと一対一となる大チャンス、しかし、ファランは距離があるのにも関わらず遠目でミドルシュートを打ってしまう・・・。
あとワンタッチ前へドリブルするチャンスもあっただけに悔やまれるシュートだった。ここで試合終了・・・・。
10/7 Jユースカップ
ヴェルディ第二グラウンド |
ヴェルディユース | VS | 浦和レッズユース |
1 | 前−半 | 2 |
0 | 後−半 | 0 |
1 | 合−計 | 2 |
北脇里規 | 得点 | ?? |
| 得点 | ?? |
−受賞者−
MOM : 該当者無し
MVP : MF根占真吾 二度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
正直言っても2失点で済んだのは根占の尽力あってのことだと思う。これからも菅野、保谷、根占、小野にはかなりの負担がかかると思われる。彼らの活躍無くしてJユースカップを凌ぐ事は出来ない。それにしても浦和は組織がしっかりしているチームだね。全員で守備し一気にサイドを攻めて攻撃する。FWもそれを分かってタツヤの前へ体を張る。
うーん、それにしてもまさかここまでヤラれるとは思わなかったな。1−2以上の内容差でしたからね。ちと面白ネタも少なかったし・・・。ま、次に切り替えましょ。
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