世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。
今大会は開催国の南アフリカのみ予選が免除されている。初のアフリカ大陸での開催となるが、治安の面で最も危険な大会と不安視されている。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA QUARTER FINAL 第1節
ネルソン・マンデラ・ベイ/ポート・エリザベススタジアム
オランダ | |
VS | | ブラジル |
ベルト・ファン・マルバイク | − | 監督 | |
監督 | − | ドゥンガ |
マールテン・ステケレンブルグ | 1 | GK | |
GK | 1 | ジュリオ・セーザル |
(警告) グレゴリー・ファン・デル・ヴィール | 2 | DF | |
DF | 2 | マイコン |
(警告) ヨン・ヘイティンガ | 3 | DF | |
DF | 3 | ルッシオ |
(警告) アンドレ・オーイェル | 13 | DF | |
DF | 4 | ファン |
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト | 5 | DF | |
DF | 6 | ミシェウ・バストス (警告) |
(警告) ナイジェル・デ・ヨング | 8 | MF | |
MF | 5 | フェリペ・メロ (退場) |
マルク・ファン・ボメル | 6 | MF | |
MF | 13 | ダニー・アウベス |
ウェズレイ・スネイデル | 10 | MF | |
MF | 8 | ジウベルト・シウバ |
アリエン・ロッベン | 11 | FW | |
MF | 10 | カカ |
ディルク・カイト | 7 | FW | |
FW | 9 | ルイス・ファビアーノ |
ロビン・ファン・ペルシー | 9 | FW | |
FW | 11 | ロビーニョ |
| | | |
| | |
クラス・ヤン・フンテラール | 21 | FW | IN |
DF | 16 | ジウベルト・メロ |
ロビン・ファン・ペルシー | 9 | FW | OUT |
DF | 6 | ミシェウ・バストス |
| | | IN |
FW | 21 | ニウマール |
| | | OUT |
FW | 9 | ルイス・ファビアーノ |
7/2(金)QUARTER FINAL 第1節
ネルソン・マンデラ・ベイ/ポート・エリザベススタジアム |
オランダ | VS | ブラジル |
0 | 前−半 | 0 |
2 | 後−半 | 1 |
2 | 合−計 | 1 |
スネイデル | | ロビーニョ(メロ) |
(カイト)スネイデル | | |
−オランダ− −ブラジル−
ペルシー ロビニョ Lファビアノ
Dカイト ロッベン
スネイデ カ カ
Gシウバ アウベス
デヨング Vボメル メ ロ
ホルスト オイエル ヘイティンガ ヴィー バストス ファン ルッシオ マイコン
ステケレ セーザル
−プチ観戦記−
・後悔は無かったのはドゥンガ。ここまでショートカウンターというブラジルらしからぬサッカーも「南米1位」という実績で封じてきた。しかし、ここに来て2−1で負けている相手に「2人交代のみ」「パワープレイ無し」とバランスを保ち続けて負けるのは如何なものか。まだ、何か抗う術は無かったのか。実際、やってるサッカーは両者似た感じのショートカウンター。
前線の4人が素早く繋いで攻めるオランダもらしいサッカーをやっていた訳でもない。スネイデルのクロスがそのまま入ったものと、セットプレイでのゴールとやはりオランダは悠々と勝ち抜けをしてしまった。ここでも何か労せずして勝ち上がりみたいに見える。更に試合を決定付けたものは、「フェリペメロ」の退場劇であろう。Jで見るには「西村」さんのジャッジに
疑問を持つ事も多々あるが、このジャッジはお見事。遠慮の無いレッドカードに驚いたが、確かに故意に踏んづけていた。これでフェリペ・メロは本国でも戦犯扱いされてしまうだろうが、ブラジル反撃の芽を摘んでしまった事も事実。最後までカカのゴールも見られなかったのは残念だったが、カカの代役が居た訳でもないので致し方ない。守備的なブラジルでも優勝した事はあるが、
ロマーリオというスペシャルな選手が存在した。今回はそれをカカに委ねた訳だが失敗に終わった。現在でもスペシャルな選手だが、4年後のカカはもっと凄いことになってるはずだ。
−今日の受賞者−
MOM : MFウェズレイ・スネイデル (オランダ)
MOM : GKマールテン・ステケレンブルグ (オランダ)
MVP : FWロビーニョ (ブラジル)
MVP : MFダニー・アウベス (ブラジル)
MVP : MFカカ (ブラジル)
MVP : FWディルク・カイト (オランダ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
ブラジルが勝つには追加点でしたね。ロビーニョの突破は効果的でオフサイドで流れたがもう1ゴールネットを揺らしていた。CBが代役のオーイエルという事もあったのか中央での組み立ては効果的で、カカやダニエウ・アウベスのミドルシュートも枠を捉えていた。前半、オランダはミドルシュート以外でシュートチャンスは無く、このままブラジルが順当勝ちするものと
思うほど酷かった。そこでスネイデルの2ゴールですよ。どうやってオランダが崩すのかと楽しみにしてたら、なんか呆気なく逆転しちゃいました。もっと、両者の激しいせめぎ合いも期待したんだけどね。この両チームが常にシュートで終わる試合ってのを見たかった。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA QUARTER FINAL 第2節
ヨハネスブルグ/サッカー・シティスタジアム
ウルグアイ | |
VS | | ガーナ |
オスカル・タバレス | − | 監督 | |
監督 | − | ミロバン・ライエバック |
フェルナンド・ムスレラ | 1 | GK | |
GK | 22 | リチャード・キングストン「キングソン」 |
マキシミリアーノ・ペレイラ | 16 | DF | |
DF | 4 | ジョン・ペイントシル (警告) |
ディエゴ・ルガーノ | 2 | DF | |
DF | 5 | ジョン・メンサー (警告) |
マウリシオ・ビクトリーノ | 6 | DF | |
DF | 15 | イサーク・ボルサー |
(警告) ホルヘ・フシレ | 4 | DF | |
DF | 2 | ハンス・サルペイ (警告) |
(警告) エヒディオ・アレバロ・リオス | 17 | MF | |
MF | 6 | アンソニー・アナン |
(警告) ディエゴ・ペレス | 15 | MF | |
MF | 23 | ケヴィン・プリンス・ボアテング |
アルバロ・フェルナンデス | 20 | MF | |
MF | 21 | クワドウォ・アサモア |
ディエゴ・フォルラン | 10 | MF | |
MF | 7 | サミュエル・インコーム |
(退場) ルイス・スアレス | 9 | FW | |
MF | 11 | スレイ・ムンタリ |
エディンソン・カバーニ | 7 | FW | |
FW | 3 | アサモアー・ギャン |
| | | |
| | |
アンドレス・スコッティ | 19 | DF | IN |
MF | 10 | ステファン・アッピアー |
ディエゴ・ルガーノ | 2 | DF | OUT |
MF | 7 | サミュエル・インコーム |
ニコラス・ロデイロ | 14 | MF | IN |
FW | 18 | ドミニク・アディアー |
アルバロ・フェルナンデス | 20 | MF | OUT |
FW | 11 | スレイ・ムンタリ |
セバスチャン・アブレウ | 13 | FW | IN |
| | |
エディンソン・カバーニ | 7 | FW | OUT |
| | |
7/3(土)QUARTER FINAL 第2節
ヨハネスブルグ/サッカー・シティスタジアム |
ウルグアイ | VS | ガーナ |
1 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 0 |
0 | 前−半 | 0 |
0 | 後−半 | 0 |
1 | 合−計 | 1 |
4 | P−K | 2 |
フォルラン | | ムンタリ |
−ウルグアイ− −ガーナ−
カバーニ スアレス Aギャン
ムンタリ インコム
Dフォルラン
フェルナ Dペレス ボアテン アサモア
アレバロ Aアナン
Jフシレ ビクトリ ルガーノ Mペレイラ サルペイ ボルサー メンサー ペイント
ムスレラ キングストン
ウルグアイ:先攻 後攻:ガーナ
|GKの動き|コース| キッカー名 |−| 回 数 |−| キッカー名 |コース|GKの動き|
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
| | | ムスレラ|−| G K |−|キングソン | | |
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
| 左 下 |右 下| フォルラン|○| 1本目 |○|Aギャン |右 上| 右 下 |
| 左 下 |左 上| ビクトリーノ|○| 2本目 |○|アッピアー |左 中|左 中 触|
| 左 下 |中 下| スコッティ|○| 3本目 |×|メンサー |右 下|右 下 防|
| 左 下 |右上外| Mペレイラ|×| 4本目 |×|アディアー |右 下|右 下 防|
| 左 下 |中上浮| アブレウ|○| 5本目 |−|−−−−−−−−|−−−|−−−−−|
−プチ観戦記−
・うわーー、これはどう評価していいものか。反則なんですよ、反則。サッカーとしての評価を与えていいものか。だけど、これが無かったら勝利も無かった。うん、面白かった方を選択しよう。まず、試合はウルグアイペースから徐々にガーナペースとなった。前半、アフリカ特有の身体能力からムンタリが
キャノンシュート。かなり遠い位置だったがゴール右下へ突き刺さり先制。後半開始早々、ディエゴ。フォルランが直接FKを決めて同点。ここからはどちらにも決定機が訪れる白熱した攻防を繰り広げる。そして、時間にして121分。問題の場面が来る訳です。ガーナの選手がシュートの雨あられ。GKも飛び出し、無人のゴールで
防いだのはスアレスの手。手じゃなければ確実にゴールを割っていたシーン。もちろん、スアレスは一発退場。これで誰もが試合終了を予感した。しかし、PKを蹴ったギャンがクロスバーへ当ててしまいノーゴールでPK戦へ。そして、ウルグアイがPK戦を制して勝利・・・何という事だ。外したギャンがPK戦できちんと決めているのだが、
よく一発目で蹴りに行った。外した直後でもう一度蹴るのは勇気のいるチャレンジですよ。ここは評価せねば。
−今日の受賞者−
MOM : FWルイス・スアレス (ウルグアイ)
MOM : FWディエゴ・フォルラン (ウルグアイ)
MOM : DFアンドレス・スコッティ (ウルグアイ)
MVP : FWアサモアー・ギャン (ガーナ)
MVP : FWスレイ・ムンタリ (ガーナ)
MVP : MFケヴィン・プリンス・ボアテング (ガーナ)
MVP : FWセバスティアン・アブレウ (ウルグアイ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
うーーーん、サッカーとしては反則だからいけないし、退場になってるし・・・でも、この試合の勝利はスアレスのハンド無くして語れないし。色々考えても埒があかないので、スアレスのおかげで勝った事には違いないのでMOMとします。いやぁ、それにしてもあそこでハンドしちゃうのは仕方ないかなと思います。つい、反射的に手が出ちゃったのでしょう。
その直前に居た選手はめいっぱい身体を伸ばしてヘッドしよーと頑張ってるけどね。ウルグアイ国内で「神降臨!!」ぐらいの騒ぎになってるみたいだけど、実際これで勝っちゃったらそうなるわな。んで、ケガで抜けたルガーノの代役のスコッティは大活躍でした。キャノンシュートはどうしようもないけど、最後の場面では常に身体を張り続けた。
ディエゴ・フォルランのFKも当然。外しちゃったけどアサモア・ギャンの勇気ある2度目のPKも評価。今大会ですでに2ゴールもPKで上げてるから余裕だと思ったけどね。最後にセバスティアン・アブレウのMVPはループでPKのところです。最後のキッカーであれを蹴れるとはね。あんなのやるのトッティだけかと。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA QUARTER FINAL 第3節
ケープタウン/グリーンポイントスタジアム
アルゼンチン | |
VS | | ドイツ |
ディエゴ・マラドーナ | − | 監督 | |
監督 | − | ヨアヒム・レーヴ |
セルヒオ・ロメロ | 22 | GK | |
GK | 1 | マヌエル・ノイアー |
(警告) ニコラス・オタメンディ | 15 | DF | |
DF | 16 | フィリップ・ラーム |
マルティン・デミチェリス | 2 | DF | |
DF | 17 | ペル・メルテザッカー |
ニコラス・ブルディッソ | 4 | DF | |
DF | 3 | アルネ・フリードリッヒ |
ガブリエル・エインセ | 6 | DF | |
DF | 20 | ジェローム・ボアテング | |
(警告) ハビエル・マスチェラーノ | 14 | MF | |
MF | 6 | サミ・ケディラ |
マクシミリアーノ「マキシ」・ロドリゲス | 20 | MF | |
MF | 7 | バスティアン・シュバインシュタイガー |
アンヘル・ディ・マリア | 7 | MF | |
MF | 13 | トーマス・ミュラー (警告) |
リオネル・メッシ | 10 | MF | |
MF | 10 | ルーカス・ポドルスキー |
ゴンサロ・イグアイン | 9 | FW | |
MF | 8 | メスト・エジル |
カルロス・アルベルト・テベス | 11 | FW | |
FW | 11 | ミロスラフ・クローゼ |
| | | |
| | |
ハビエル・パストーレ | 23 | MF | IN |
MF | 2 | マルセル・ヤンゼン |
ニコラス・オタメンディ | 15 | DF | OUT |
DF | 20 | ジェローム・ボアテング | |
セルヒオ・アグエロ | 16 | FW | IN |
MF | 18 | トニ・クロース |
アンヘル・ディ・マリア | 7 | MF | OUT |
MF | 6 | サミ・ケディラ |
| | | IN |
MF | 15 | ピオトル・トロホウスキー |
| | | OUT |
MF | 13 | トーマス・ミュラー |
7/3(土)QUARTER FINAL 第3節
ヨハネスブルグ・サッカーシティ・スタジアム |
アルゼンチン | VS | ドイツ |
0 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 3 |
0 | 合−計 | 4 |
| | ミューラー(シュタイガー) |
| | クローゼ(ポドルスキー) |
| | フリードリヒ(シュタイガー) |
| | クローゼ |
−アルゼンチン− −ドイツ−
テヴェス イグアイン クローゼ
Lメッシ ポドルス Mエジル ミューラー
Dマリア Mロドリ
マスケラーノ シュタイガー ケディラ
エインセ ブルディ デミチェ オタメン ボアテン フリード メルテサ Pラーム
ロメーロ ノイアー
−プチ観戦記−
・ここまでの差があるのか。あれだけ可愛らしかったパフォーマンスのマラドーナがすっかり大人しくなってしまいました。縦に早く繋いでカウンターのドイツの術中にハマりました。メッシもこの試合ではかわしてシュートなど魅せ場はありましたが、今大会はスター選手がなかなか輝かないみたいで。
かわりに数年前まで3部の選手だったらしいミューラーの鮮やかな先制点で黙らせてしまいました。まぁ、そもそも先制点が早すぎましたね。シュバインシュタイガーのシュート性のクロスをミューラーが飛び込み先制。ミューラーのスルーパスからポドルスキー折り返してクローゼゴールで追加点。
この後はカウンターが面白い様に決まり、セットプレイからの残りでフリードリッヒにお膳立て出来る余裕。今までのパワー&スピードだけじゃない強さを身に付けましたね。攻め方が豊富なドイツは今大会でも1、2の面白さ。試合前の舌戦では圧倒的な勝利のマラドーナも、試合で完敗ではさすがにションボリするわ。
ただ、ブラジルとは違いアルゼンチン国内では続投の声もあるので、これからもマラドーナの愛らしい姿を見たいですね。監督としての才があるかどうかは別にして。
−今日の受賞者−
MOM : MFシュバインシュタイガー (ドイツ)
MOM : DFペル・メルテザッカー (ドイツ)
MOM : MFトーマス・ミュラー (ドイツ)
MVP : FWミロスラフ・クローゼ (ドイツ)
MVP : DFアルネ・フリードリッヒ (ドイツ)
MVP : MFルーカス・ポドルスキー (ドイツ)
MVP : MFリオネル・メッシ (アルゼンチン)
MVP : MFアンヘル・ディ・マリア (アルゼンチン)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
まず、結果であるところのシュバインシュタイガー、クローゼ、ミュラーらは当然。ちょっとドイツが多い辺りが内容の良さを表わしております。正直、アルゼンチンのメッシとディ・マリアはお情けですかね。正の字が多かったので入れておきました。マラドーナじゃ無かった頃はタレント揃いの選手を集めすぎて、逆にまとまりが無いチームでした。
選手層が厚ければ厚いで問題があるんですねー。ただ、やっぱりスター選手も見たかったと思うのも自然の成り行きで。ここにリケルメが居たらどうだったのかとか考えちゃいます。ロスタイム、メッシに最後のチャンスが来たんですけど、やっぱりGKに捕られちゃいました。最後までスターが輝かないってのもサッカーの女神は酷いもんだ。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA QUARTER FINAL 第4節
ヨハネスブルグ/エリス・パークスタジアム
パラグアイ | |
VS | | スペイン |
ジェラルド・マルティーノ | − | 監督 | |
監督 | − | ビセンテ・デル・ボスケ |
フスト・ビジャール | 1 | GK | |
GK | 1 | イケル・カシージャス |
ダリオ・ヘロン | 2 | DF | |
DF | 15 | セルヒオ・ラモス |
パウロ・ダ・シルバ | 14 | DF | |
DF | 3 | ジェラール・ピケ (警告) |
(警告) アントリン・アルカラス | 21 | DF | |
DF | 5 | カルレス・プジョル |
(警告) クラウディオ・モレル | 3 | DF | |
DF | 11 | ホアン・カプデビラ |
(警告) ビクトル・カセレス | 15 | MF | |
MF | 16 | セルヒオ・ブスケツ (警告) |
エドガル・バレット | 8 | MF | |
MF | 14 | シャビ・アロンソ |
クリスチャン・リベロス | 16 | MF | |
MF | 8 | シャビ・エルナンデス |
ネルソン・アエド・バルデス | 18 | FW | |
FW | 6 | アンドレス・イニエスタ |
(警告) ホナタン・サンタナ | 11 | FW | |
FW | 7 | ダビド・ビジャ |
オスカル・カルドソ | 7 | FW | |
FW | 9 | フェルナンド・トーレス |
| | | |
| | |
エンリケ・ベラ | 13 | MF | IN |
MF | 10 | フランセスク・ファブレガス |
エドガル・バレット | 8 | MF | OUT |
FW | 9 | フェルナンド・トーレス |
ロケ・サンタクルス | 9 | FW | IN |
MF | 18 | ペドロ・ロドリゲス |
ネルソン・アエド・バルデス | 18 | FW | OUT |
MF | 14 | シャビ・アロンソ |
ルーカス・バリオス | 19 | FW | IN |
DF | 4 | カルロス・マルチェナ |
ビクトル・カセレス | 15 | MF | OUT |
DF | 5 | カルレス・プジョル |
7/4(土)QUARTER FINAL 第4節
ヨハネスブルグ/エリス・パークスタジアム |
パラグアイ | VS | スペイン |
0 | 前−半 | 0 |
0 | 後−半 | 1 |
0 | 合−計 | 1 |
| | ビジャ(ペドロ) |
−パラグアイ− −スペイン−
カルドソ トーレス
サンタナ バルデス Dビジャ イニエスタ
シャビE
リベロス バレット
カセレス シャビA ブスケツ
Cモレル アルカラ ダシウバ Dヘロン カプデビ プジョル ピ ケ Sラモス
ビジャル カシージャス
−プチ観戦記−
・どうした、スペイン!! パラグアイは確かに守備的なサッカーではあるが完全にお付き合い。スペインの流麗なパスワークは影を潜め、単体でのミドルや個人技に終始。前半はこれといった決定機も無く、左ウィングに配置されているビジャの「カットインからのシュート」すら封じられてしまった。
そして、後半ですよ。ワールドカップでもそうは無い前代未聞の珍事件が発生しました。まず、ピケがユニフォームを引っ張ってPK。そこで引っ張らなくてもゴールは出来ないだろなというシーンで倒してしまうパターンです。DFの性なんでしょね、身体を先に入れられると許せないんでしょう。
つい、魔が差して倒しちゃうと。ところがこのPKをカルドソがGKに防がれてしまう。南米特有のGKを見て蹴るとかをやらずに普通に蹴ってました。あれぇ〜、日本戦でのPKは何だったの? 川島をおちょくりやがった癖にぃ〜。 んで、面白いのはここから。カウンターからビジャが倒されて今度は反対のスペインにPK。
これをシャビ・アロンソが決めるもやり直し。スペインの選手がPA内に入ってしまったそうだが、実はさっきのパラグアイのPKでも選手が入ってるのでパラグアイのもやり直しだった様な。そして、やり直しのPKをシャビ・アロンソが止められると。両チームともに何をやってるんだか・・・。
ただ、このシーンのおかげか本来のパスサッカーを取り戻したスペイン。やり直しPKも決められなかったり、一対一もポストだったりと不運続き。ただ、サッカーの女神は大会始まってからずっと浮気してないのかも。イニエスタのスルーパスをペドロがシュート。ポストの跳ね返りをビジャがシュート。右のポストに当たり、
左のポストに当たり・・・・ゴールイン。ここで跳ね返らずにゴールに入る。もう、何やっても上手くいく状態になってますね。ポストの跳ね返りも絶妙の位置に来るし、まるでボールの方から近寄ってくるというか。今大会はビジャの為の大会になりつつある。
−今日の受賞者−
MOM : GKイケル・カシージャス (スペイン)
MOM : FWダビド・ビジャ (スペイン)
MOM : FWアンドレス・イニエスタ (スペイン)
MVP : GKフスト・ビジャール (パラグアイ)
MVP : MFクリスチャン・リベロス (パラグアイ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
まぁ、両GKはPKを止めてるんでね。当然、両方ともにMOM、MVPを与えますよ。試合を決めたのはビジャだけど、試合の行方を変えた功績の方が大きい。まぁ、それにしてもカルドソがもしPKを決めていたら、スペインはどうしたでしょうかね。スイス戦の時の様な展開になったんでしょうか。
パラグアイがスイスの様に守れるかどうかも見たかったし、あの試合を払拭する意味で先に先制された展開のスペインを見てみたかった気も。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA SEMI FINAL 第1節
ケープタウン/グリーンポイントスタジアム
ウルグアイ | |
VS | | オランダ |
オスカル・タバレス | − | 監督 | |
監督 | − | ベルト・ファン・マルバイク |
フェルナンド・ムスレラ | 1 | GK | |
GK | 1 | マールテン・ステケレンブルグ |
(警告) マキシミリアーノ・ペレイラ | 16 | DF | |
DF | 12 | ハリド・ブーラルーズ |
ディエゴ・ゴディン | 3 | DF | |
DF | 3 | ヨン・ヘイティンガ |
マウリシオ・ビクトリーノ | 6 | DF | |
DF | 4 | ヨリス・マタイセン |
(警告) マルティン・カセレス | 22 | DF | |
DF | 5 | ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト |
エヒディオ・アレバロ・リオス | 17 | MF | |
MF | 6 | マルク・ファン・ボメル |
ワルテル・ガルガーノ | 5 | MF | |
MF | 14 | デミー・デゼーウ |
ディエゴ・ペレス | 15 | MF | |
MF | 10 | ウェズレイ・スネイデル |
アルバロ・ペレイラ | 11 | MF | |
FW | 11 | アリエン・ロッベン |
ディエゴ・フォルラン | 10 | FW | |
FW | 7 | ディルク・カイト |
エディンソン・カバーニ | 7 | FW | |
FW | 9 | ロビン・ファン・ペルシー |
| | | |
| | |
セバスチャン・アブレウ | 13 | FW | IN |
MF | 23 | ラファエル・ファン・デル・ファールト |
ディエゴ・フォルラン | 10 | FW | OUT |
MF | 14 | デミー・デゼーウ |
セバスティアン・フェルナンデス | 21 | MF | IN |
FW | 17 | エルイェロ・エリア |
アルバロ・ペレイラ | 11 | MF | OUT |
FW | 11 | アリエン・ロッベン |
7/7(火)SEMI FINAL 第1節
ケープタウン/グリーンポイントスタジアム |
ウルグアイ | VS | オランダ |
1 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 2 |
1 | 合−計 | 3 |
フォルラン | | ファン・ブロンクホルスト |
| | スネイデル |
| | ロッベン(カイト) |
−ウルグアイ− −オランダ−
カバーニ Dフォルラン ペルシー
Dカイト ロッベン
Aペレイラ Dペレス スネイデ
アレバロ ガルガノ デゼーウ Vボメル
カセレス ゴディン ビクトリ Mペレイラ ホルスト マタイセ ヘイティ ブラルズ
ムスレラ ステケレ
−プチ観戦記−
・大会を通じて初めてオランダの強さを目の当たりにしました。それまでは何となくゴールが決まってる風だったので、何か労せずして勝ちあがってる印象が強かったのです。そして、この試合でも労せずして先制します。左サイドのファン・ブロンクホルストのロングシュートで先制。ゴール右上隅の三角コーナーじゃGKも捕れないわ。しかし、今大会を自分のものに出来る強さを持ってる
この男がオランダに立ち塞がります。ディエゴ・フォルランもお返しのミドルシュートで同点。やっぱり、フォルランは何か持ってますね。これでオランダが本気を出します。
・まぐが優勝予想でオランダを評価しなかった理由、それはオランダの内紛のせいです。ファン・ペルシーの「BIG4騒動」です。今年のオランダは6人で守り、素早く縦に繋いで4人で攻める。この前線の4名はテクニック重視の選手で
決めるべきだと思うと発言したのだ。つまり、「ファンペルシー」「ロッベン」「スネイデル」「ファン・デル・ファールト」で行くべきだと。これにより、まるで運動量豊富で献身的なプレーヤーである「ディルク・カイト」外しと騒がれたのだ。一応、そのゴタゴタはマスコミ上では解決したと発言してるものの、そう簡単に仲直り出来るはずもなくロッベンが負傷してる事もあり「カイト」もスタメンのままである。
そして、いよいよ頭を悩ませたBIG4騒動にケリを付ける時が来た。
・なんと、後半からボランチに「ファン・デル・ファールト」を持ってきたのだ。「カイトは外さない」という監督からのメッセージ。更に事実上、テクニック重視の4名「BIG4」はピッチに全員揃った。ここからのオランダのサッカーは今大会で最高のポテンシャルを発揮。スネイデルのスルーパス、ペルシーヒールでロッベンシュート。ロッベンの突破からペルシー落としてファールトミドル・・・これなのか、
これが本当のオランダなのか。ゴールが決まるのは時間の問題だった。スネイデルのミドルからペルシーがすらして(当ってない)逆転。更にBIG4のコンビプレーにきちんとカイトも混ざります。スネイデルからカイト、折り返してロッベンのゴールで追加点。まさにBIG4騒動は解決した様だ。ただ、ロッベンがベンチに下がると時間を消費する戦術へ変更。ここでFKからトリックプレイ、
壁の横を通り抜けるスルーパスでMペレイラがゴール。2−3とされてからのパワープレイはヒヤヒヤしたものの堂々の決勝進出を決めた。
−今日の受賞者−
MOM : MFウェズレイ・スネイデル (オランダ)
MOM : FWアリエン・ロッベン (オランダ)
MOM : MFファン・デル・ファールト (オランダ)
MOM : FWディルク・カイト (オランダ)
MOM : FWロビン・ファン・ペルシー (オランダ)
MVP : DFファン・ブロンクホルスト (オランダ)
MVP : MFワルテル・ガルガーノ (ウルグアイ)
MVP : FWディエゴ・フォルラン (ウルグアイ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
あはははは、ちょっと面白かったからって全員入れやがった。今回のBIG4騒動が解決してるかどうかは本当は分からないけどね。ただ、4人が揃った時のサッカーはテクニックに溢れていて素晴らしかったのですよ。まぐは最初のオランダはぜんぜん評価してなかったんだけど、徐々に調子を上げてきてロッベンも出場して最高のサッカーを披露してくれましたよ。
最初はディエゴ・フォルランはサッカーの女神に好かれてそうだから、ビジャみたいに何やっても上手くいくし決勝あるかもと思ってました。後半はフォルランの名前をほとんど聞きませんでした。それぐらい一方的な展開でしたよ。まぁ、ロスタイムは危なかったしかったけど。フォルラン下げてなかったらどうだったんだろうか。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA SEMI FINAL 第2節
ダーバンスタジアム
ドイツ | |
VS | | スペイン |
ヨアヒム・レーヴ | − | 監督 | |
監督 | − | ビセンテ・デル・ボスケ |
マヌエル・ノイアー | 1 | GK | |
GK | 1 | イケル・カシージャス |
フィリップ・ラーム | 16 | DF | |
DF | 15 | セルヒオ・ラモス |
アルネ・フリードリッヒ | 3 | DF | |
DF | 3 | ジェラール・ピケ |
ペル・メルテザッカー | 17 | DF | |
DF | 5 | カルレス・プジョル |
ジェローム・ボアテング | 20 | DF | |
DF | 11 | ホアン・カプデビラ |
バスティアン・シュバインシュタイガー | 7 | MF | |
MF | 16 | セルヒオ・ブスケツ |
サミ・ケディラ | 6 | MF | |
MF | 14 | シャビ・アロンソ |
ピオトル・トロホウスキー | 15 | MF | |
MF | 8 | シャビ・エルナンデス |
ルーカス・ポドルスキー | 10 | MF | |
FW | 6 | アンドレス・イニエスタ |
メスト・エジル | 8 | MF | |
FW | 18 | ペドロ・ロドリゲス |
ミロスラフ・クローゼ | 11 | FW | |
FW | 7 | ダビド・ビジャ |
| | | |
| | |
マルセル・ヤンゼン | 2 | DF | IN |
FW | 9 | フェルナンド・トーレス |
ジェローム・ボアテング | 20 | DF | OUT |
FW | 7 | ダビド・ビジャ |
トニ・クロース | 18 | MF | IN |
FW | 21 | ダビド・シウバ |
ピオトル・トロホウスキー | 15 | MF | OUT |
FW | 18 | ペドロ・ロドリゲス |
マリオ・ゴメス | 23 | FW | IN |
DF | 4 | カルロス・マルチェナ |
サミ・ケディラ | 6 | MF | OUT |
MF | 14 | シャビ・アロンソ |
7/8(水)SEMI FINAL 第2節
ダーバンスタジアム |
ドイツ | VS | スペイン |
0 | 前−半 | 0 |
0 | 後−半 | 1 |
0 | 合−計 | 1 |
| | プジョル |
−ドイツ− −スペイン−
クローゼ Dビジャ
ペドロR イニエスタ
ポドルス Mエジル トロホウ シャビE
シュタイガー ケディラ シャビA ブスケツ
ボアテン メルテザ フリード Pラーム カプデビ プジョル ピ ケ Sラモス
ノイアー カシージャス
−プチ観戦記−
・今大会最も面白いサッカーをしていると評していたドイツが・・・まさかの完敗。0−1というスコア以上の差をまざまざと魅せ付けられましたよ。一応、カウンターの起点ともなるべきミューラーの欠場は確かに痛かった。だが、たとえ出場していてもこの試合をどうこう出来たのだろうか。トーレスを欠場でビジャがトップに張るというカタチで挑んだのだが、
逆に1つの攻撃がカットインシュートで終わってしまう頃に比べて格段に面白くなった。スペインが2年前に魅せた至高のパスサッカーをワールドカップでも体現してみせている。これをやられちゃドイツも成す術無し。ドイツのDFフリードリッヒがやたらとボールを運ぼうとしてカウンターをもらっていたが、どこかで誰かが身体を張らないとリスクをかけないと崩せないとふんでのメッセージだろう。
それでも誰も動けなかった。後半になるとそのパスサッカーのパススピードは格段に上がる。ピッチ状態は正直悪い方だった。それでも、グラウンダーのパスを細かく繋ぐ様は見事。ピッチに足を取られてトラップすらままならないドイツとは大違いだ。
・それでも、ドイツは最後の一線だけは割らせない。最後の最後で勝負をものにする「ゲルマン魂」はこの世代でも息づいている様だ。面白かったドイツの細かいサッカー、さすがに本場のスペイン相手にどうこう出来るレベルじゃないと悟ったのだろう。途中からサイドを起点にした折り返しを軸にパワーサッカーを復活。何とかクローゼへ合わせるがプジョルの山を越せなかった。
そして、CKからプジョルの先制。ここからはパワープレイを仕掛けてでも勝負を諦めないドイツの姿勢があった。だが、ドイツはポドルスキーのクロスにファーサイドでクロースのシュート・・・これが唯一の決定機と言ってもいい。ドイツにはこれ一本しかなかった。やはり、点差以上の完敗という結果に終わった。
−今日の受賞者−
MOM : DFカルレス・プジョル (スペイン)
MOM : MFシャビ・アロンソ (スペイン)
MOM : FWペドロ・ロドリゲス (スペイン)
MVP : DFマルセル・ヤンゼン (ドイツ)
MVP : MFシュバインシュタイガー (ドイツ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
あれだけパスワークで相手を掻き回しておいて先制出来なかったら、やはりドイツが勝ってしまう可能性が高い。延長、ましてやPKとなると何かドイツって強いイメージあるからね。さらにクローゼに対する激しさはすごかった。空中戦でも負けなかったんじゃなかろうか。そういうのはピケにでも任せておけばいいのにね。んで、コーナーキックはピケの目の前に走ってきてゴールだし。
そういうとこはピケに譲らないってとこもまた良し。シャビ・アロンソはこの試合だけで都合何本ロングフィードを通しただろうか。ジャブラニの特性からロングボールまでブレてしまい、ラインを割るという性質があった。イングランドなんかもそれで敗退した様なものだ。ただ、シャビ・アロンソはロングフィードで失敗しなかったんじゃないかってぐらいロングボールを通したね。通してあげたんだから、
セルヒオ・ラモスはクロスの1本も正確なのあげなさいよ。この試合はセルヒオ・ラモスがちょっとブレーキだったね。んで、ペドロもMOM。前線で巧みなキープで時間を作った。やや残念なのはトーレスがどフリーな時にパスを出さないでシュートしたことか。不調だから外されてるトーレスを思いやる余裕があったら、自分が出れなくなるんだけどね。ここで自分が決めれば、トーレスを決勝でもベンチに置かせる絶好の機会になるわけだ。
うーん、やっぱ狙うか。全世界のサッカーファンはトーレスのゴールを待ち望んだだろうけど。ドイツはヤンゼンが投入されてから、イメージ通りのドイツらしいサッカーを展開。シュバインシュタイガーは中盤でシャビEを相手にタックルしまくってました。正の字も多かったのでMVP。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA 3位決定戦
ポート・エリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム
ウルグアイ | |
VS | | ドイツ |
オスカル・タバレス | − | 監督 | |
監督 | − | ヨアヒム・レーヴ |
フェルナンド・ムスレラ | 1 | GK | |
GK | 22 | ハンス・イェルク・ブット |
ホルヘ・フシレ | 4 | DF | |
DF | 20 | ジェローム・ボアテング |
ディエゴ・ルガーノ | 2 | DF | |
DF | 3 | アルネ・フリードリッヒ (警告) |
ディエゴ・ゴディン | 3 | DF | |
DF | 17 | ペア・メルテザッカー |
マルティン・カセレス | 22 | DF | |
DF | 4 | デニス・アオゴ (警告) |
エヒディオ・アレバロ・リオス | 17 | MF | |
MF | 6 | サミ・ケディラ |
(警告) ディエゴ・ペレス | 15 | MF | |
MF | 7 | バスティアン・シュバインシュタイガー |
マキシミリアーノ・ペレイラ | 16 | MF | |
MF | 13 | トーマス・ミュラー |
エディンソン・カバーニ | 7 | MF | |
MF | 2 | マルセル・ヤンゼン |
ディエゴ・フォルラン | 10 | FW | |
MF | 8 | メスト・エジル |
ルイス・スアレス | 9 | FW | |
FW | 19 | カカウ (警告) |
| | | |
| | |
ワルテル・ガルガーノ | 5 | MF | IN |
FW | 9 | シュテファン・キースリング |
ディエゴ・ペレス | 15 | MF | OUT |
FW | 19 | カカウ |
セバスチャン・アブレウ | 13 | FW | IN |
MF | 18 | トニ・クロース |
エディンソン・カバーニ | 7 | MF | OUT |
MF | 2 | マルセル・ヤンゼン |
| | | IN |
DF | 5 | ゼルダー・タスチ |
| | | OUT |
MF | 8 | メスト・エジル |
7/10(土)3位決定戦
ポート・エリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム |
ウルグアイ | VS | ドイツ |
1 | 前−半 | 1 |
1 | 後−半 | 2 |
2 | 合−計 | 3 |
(スアレス)カバーニ | | ミューラー(シュタイガー) |
(アレバロ)フォルラン | | ヤンゼン(ボアテン) |
| | ケディラ |
−ウルグアイ− −ドイツ−
Dフォルラン スアレス カカウ
カバーニ Mペレイラ ヤンゼン Mエジル ミューラー
アレバロ Dペレス シュタイガー ケディラ
カセレス ゴディン ルガーノ Jフシレ アオゴ メルテザ フリード ボアテン
ムスレラ ブット
−プチ観戦記−
・3位決定戦はお祭りみたいなもので多少無理なプレーや強引なプレーなども行なう様になる。総じて、ゴールが入りやすい試合となるのだ。さらに得点王も3位決定戦で生まれやすかったりする。
まず、前半からシュバインシュタイガーのシュートのこぼれに反応したミューラーが押し込み先制。これで大会5ゴール目となり得点王タイとなる。この試合では、準々決勝ガーナ戦の延長終了間際にハンドをしたスアレス
への大ブーイングが印象的だった。アフリカ勢唯一のベスト4進出を阻んだのだから、それも致し方ない。ブーイングをものともせずにスアレスのスルーパスからカバーニゴールで同点。後半になると、ウルグアイペースで試合は進み、
右サイドアレバロからのクロスにフォルランが豪快なボレーシュートで逆転。これも大会5ゴールなので得点王タイとなる。その後、ドイツは右サイドボアテングのクロスにヤンゼンがヘッドで再度同点。
セットプレイからケディラもゴールを決めて2−3と逆転勝ちを収めた。ちなみにフォルランはワールドカップ初の快挙である「4位」のチームからMVPに輝いている。
−今日の受賞者−
MOM : MFサミ・ケディラ (ドイツ)
MOM : MFトーマス・ミューラー (ドイツ)
MVP : DFジェローム・ボアテング (ドイツ)
MVP : FWシュバインシュタイガー (ドイツ)
MVP : FWディエゴ・フォルラン (ウルグアイ)
MVP : MFディエゴ・ペレス (ウルグアイ)
MVP : FWルイス・スアレス (ウルグアイ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
準決勝のスペイン戦はケディラがこれほど前へ上がっているケースは少なかったですね。この3位決定戦はプレッシャーから解放されたおかげでケディラの攻撃参加が異常なペースで行なわれてました。シュバインシュタイガーもいつもより高めの位置でパスカットに専念。
さらに遠目からでもロングシュートを狙いミューラーへのゴールをアシストしている。ボアテングは見事なアーリークロスを評価。スアレスはブーイングの中でもきっちり仕事した。ディエゴ・ペレスは中盤の潰し役として活躍。最後にミューラーもフォルランも5ゴールではあるが、
大会得点王の座も射止めた。ミューラーは更に新人王、フォルランはMVPを獲得し2冠となっている。
2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA FINAL
ヨハネスブルグ/サッカー・シティスタジアム
オランダ | |
VS | | スペイン |
ベルト・ファン・マルヴァイク | − | 監督 | |
監督 | − | ビセンテ・デル・ボスケ |
マールテン・ステケレンブルグ | 1 | GK | |
GK | 1 | イケル・カシージャス |
(警告) グレゴリー・ファン・デル・ヴィール | 2 | DF | |
DF | 15 | セルヒオ・ラモス (警告) |
(退場) ヨン・ヘイティンガ | 3 | DF | |
DF | 3 | ジェラール・ピケ |
(警告) ヨリス・マタイセン | 4 | DF | |
DF | 5 | カルレス・プジョル (警告) |
(警告) ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト | 5 | DF | |
DF | 11 | ホアン・カプデビラ (警告) |
(警告) マルク・ファン・ボメル | 6 | MF | |
MF | 16 | セルヒオ・ブスケツ |
(警告) ナイジェル・デ・ヨング | 8 | MF | |
MF | 14 | シャビ・アロンソ |
ウェズレイ・スネイデル | 10 | MF | |
MF | 8 | シャビ・エルナンデス (警告) |
(警告) アリエン・ロッベン | 11 | FW | |
FW | 6 | アンドレス・イニエスタ (警告) |
ディルク・カイト | 7 | FW | |
FW | 18 | ペドロ・ロドリゲス |
(警告) ロビン・ファン・ペルシー | 9 | FW | |
FW | 7 | ダビド・ビジャ |
| | | |
| | |
エルイェロ・エリア | 17 | FW | IN |
FW | 22 | ヘスス・ナバス |
ディルク・カイト | 7 | FW | OUT |
FW | 18 | ペドロ・ロドリゲス |
ラファエル・ファン・デル・ファールト | 23 | MF | IN |
MF | 10 | フランセスク・ファブレガス |
ナイジェル・デ・ヨング | 8 | MF | OUT |
MF | 14 | シャビ・アロンソ |
エドソン・ブラーフハイト | 15 | DF | IN |
FW | 9 | フェルナンド・トーレス |
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト | 5 | DF | OUT |
FW | 7 | ダビド・ビジャ |
7/11(日)FINAL
ヨハネスブルグ/サッカー・シティスタジアム |
オランダ | VS | スペイン |
0 | 前−半 | 0 |
0 | 後−半 | 0 |
0 | 延長前 | 0 |
0 | 延長後 | 1 |
0 | 合−計 | 1 |
| | イニエスタ(セスク) |
−オランダ− −スペイン−
ペルシー Dビジャ
Dカイト ロッベン イニエスタ ペドロR
スネイデ シャビE
デヨング Vボメル シャビA ブスケツ
ブロンク マタイセ ヘイティ ヴィール カプデビ プジョル ピ ケ Sラモス
ステケレ カシージャス
−プチ観戦記−
・試合は大方の予想通りの展開となる。スペインのペースで試合は進み、前半から決定的なシュートを何本も撃ち始める。かたや、オランダはFKからスネイデル、お馴染みのロッベンのカットインシュートぐらいしか手は無い。後半になると、その様相は変わり互角の試合となる。いや、
むしろ決定的チャンスはオランダに多く訪れる。特にロッベンが2度ほどGKと一対一となるシーンを作った。1度目はGKカシージャスのスーパーセーブ。2度目はプジョルのユニフォーム引っ張りによりゴールはならなかった。ロッベンも頑張って最後まで自力で行こうとしたが、あそこで
もし転倒していたらプジョルは一発退場だったかもしれない。だが、ロッベンは1度目に外している以上、その選択肢は選ばなかっただろうが。スペインにはセスクがGKと一対一となるも、こちらもステケレンブルグのスーパーセーブで得点ならず。お互い、セットプレイでセルヒオ・ラモス、マタイセンがチャンスを外している。
延長戦、スペインは不調のトーレス投入、オランダはBIG4揃い踏みで勝負を賭ける。このまま、0−0で終わり2大会連続のPK戦という最悪のケースも考えられたが、延長後半にセスクのパスからイニエスタが決勝点。ユニフォームの下には、亡くなったユース時代の友の名が記されていた。オランダは直前で
退場者を出しており、PK戦への突入を狙っていた最中のゴールだった。
・クライフのオランダ、プラティニのフランス、黄金の4人のブラジル、バルデラマ率いるコロンビア・・・過去、優勝候補と目されたチームはことごとく夢を叶える事が出来なかった。「無敵艦隊」と謳われてワールドカップに望み、過去何度も優勝候補と言われて敗退し続けてきた。
そのスペインがここ南アフリカの地で初制覇を成し遂げた。欧州を制覇した2年前、世界を驚きに包んだスペクタルなパスサッカー。内容も結果も獲りに行くという夢の様なサッカーを魅せてくれた。そして、ワールドカップまでも手中に収めた。優勝を見た直後だからかもしれないが、ここしばらくはスペインの黄金時代が続くのかもしれないと予感させるサッカーだった。
その理由は「フェルナンド・トーレス」の不調。トーレスを外しても優勝出来たということ。7割、8割の力で優勝が可能な選手層。更に年齢からもほとんどの選手が4年後も出場出来そうだからだ。4年後、スペインを真似たチームは増えるだろう。その時もスペインの牙城は崩せそうに無い。いや、遥か高みに居て欲しい。スペインを倒したチームが次のサッカーを創るのだから。
・最後に残念だったのが、主審のハワード・ウェブ氏のジャッジである。決勝だけで実に12枚ものイエローカードを出したのは史上初である。カードでコントロールを計ろうとして失敗した様だ。決勝戦の好カードに警告を乱発し、決勝の選手達のパフォーマンスを阻害した。誰もが冷静でいられない状況下、審判まで冷静でいられないのではお話にならない。
第4審判が西村氏だったが、両監督を必死になだめていた姿が印象的だった。
−今日の受賞者−
MOM : GKイケル・カシージャス (スペイン)
MOM : MFアンドレス・イニエスタ (スペイン)
MVP : DFセルヒオ・ラモス (スペイン)
MVP : MFフランセスク・ファブレガス (スペイン)
MVP : GKマールテン・ステケレンブルグ (オランダ)
MVP : FWアリエン・ロッベン (オランダ)
MVP : MFウェズレイ・スネイデル (オランダ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
聖イケルですか。ロッベンの2度の決定機で沈められていたら、オランダが優勝したかもしれないですね。まぁ、BIG4騒動が解決していたかは謎のまま。まぐもディルク・カイトは嫌いじゃないけど、正直に本気のオランダはやっぱり見たかったです。
とにかく、両GKは一対一を防いでるのでMVP。イニエスタは決勝点、セスクはアシスト。もっとセスクを評価して。ロッベン、スネイデルは順当かな。さ、とにもかくにもワールドカップは終了です。最後のトロフィーを掲げるシーンは象徴的ですよね。毎大会、あそこはハイライトで使われますし。
そのトロフィーシーンはプジョルじゃなくて、なんとカシージャスでした。GKが高らかにトロフィーを掲げるのも初めてかな? 今大会はジンクスもことごとく破りましたね。開催国の予選敗退、得点王が4名でビジャ、スネイデル、ミューラー、フォルラン。つまり、優勝国から得点王出ちゃいました。
さらに疲労回復のせいで予選がG組、H組に位置してるチームは優勝しないというジンクスも崩れた。ブブゼラは最後までうるさかったなど、色々と初めてずくしのアフリカ大会でしたっと。