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2002年FIFAワールドカップKorea/Japan

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国が一つではなく初の共同開催で韓国と日本で行われる。開幕戦を韓国で、決勝戦を日本で行う事になっている。 勿論、前回優勝のフランスは予選を免除。開催国の韓国と日本も予選を免状ということになっている。

各国代表選手名鑑


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦韓国ラウンド 第1試合
チェジュドワールドカップスタジアム
 
ドイツ
VS
パラグアイ
  監督ルディ・フェラー   監督チェザーレ・マルディーニ  
  GKオリヴァー・カーン   GKホセ・ルイス・チラヴェルト  
  DFマルコ・レーマー  DF18ファン・ダニエル・カセレス  
  DF21クリストフ・メッツェルダー   DFセルソ・アジャラ  
  DFトーマス・リンケ   DFカルロス・ガマラ  
  MF22トルシュテン・フリングス   DFエスタニスラオ・ストゥルウェイ  
  MF16イェンス・イエレミース   MFフランシスコ・アルセ  
  MF19ベルント・シュナイダー警告  MF21デニス・カニサ  
  MF17マルコ・ボーデ   MF10ロベルト・アクーニャ警告 
  MF13ミヒャエル・バラック   MF15カルロス・ボネ  
  FW11ミロスラフ・クローゼ   FWルケ・サンタ・クルス  
  FWオリヴァー・ノイヴィル   FW20ホセ・カルドソ警告 
 
IN DF15セバスチャン・ケールIN FW11ホルヘ・カンポス
OUT DFマルコ・レーマーOUT FWルケ・サンタ・クルス
IN DFフランク・バウマン警告IN MF14ディエゴ・ガヴィラン
OUT DF21クリストフ・メッツェルダーOUT MF15カルロス・ボネ
IN FW14ジェラルド・アサモアIN FW23ネルソン・クエバス
OUT FWオリヴァー・ノイヴィルOUT DFエスタニスラオ・ストゥルウェイ


6/15(土)決勝トーナメント一回戦
チェジュドワールドカップスタジアム

ドイツ
 VS 
パラグアイ

前−半

後−半

合−計

オリヴァー・ノイヴィル

  


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
どっちが世界一のGKか? これがこの試合の見出しだった。オリバーカーンは「FKを蹴れる分だけ、チラベルトの方が上さ。」とコメントを残したが、実際はどうだったのだろうか。前半からドイツのペースで試合が進む。 お互いシュートを打ち合う見所の多い試合となったが、その両GKの手を煩わせるシーンは1・2度だけで入る感じはしなかった。そして、後半へ。後半に入りドイツは妙な動きを見せる。前半、お見合いをしたり連携があわなかったり、 オフサイドラインをあげる動きにも精細を欠いていた3バックのうち、2人を交代させたのだ。本来、危険な感じはするが、この交代のおかげでお見合いなど初歩的なミスだけは減った。そして、FKチラヴェルト。ゴール内に1人選手を 余らせて2人GK状態に仕立て上げたりとチラベルト対策も万全。しかし、攻撃陣はふるわなかった。パラグアイの3バックは空中戦に強い、ドイツの攻撃陣も空中戦に強いが陣形の整ったパラグアイでは固い。延長も濃厚だった終了間際。 右サイドからフリーとなったシュナイダーからのグラウンダーをノイヴィルが押し込んで1−0。これで試合終了。一回戦を突破したのはドイツだった。

   −今日の受賞者−
MOM : MFイェンス・イエレミース   (ドイツ)
MOM : MFベルント・シュナイダー   (ドイツ)
MVP : FWオリヴァー・ノイヴィル   (ドイツ)
MVP : MFロベルト・アクーニャ    (パラグアイ)
MVP : MFフランシスコ・アルセ    (パラグアイ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
MOMは文句無しハマンの代役としてスタメンを努めたイエレミスだろう。ブンデスリーグでは数試合しか出れなかった程の大けがに見舞われたが、完全復活と言ってもいいほどの復帰だった。ハマンのポジションが危ないか? シュナイダーのパスから何度もチャンスを作り出した。ダイスラーの代役ではない、すでにシュナイダーのチームだ。ノイヴィルは本来、ドイツ国民が今年間違いなく爆発するはずと期待された。しかし、結果はクローゼに主役を奪われた格好。 それでも、この大舞台で決めたのはさすがだった。アクーニャ、アルセの精度の高さも評価大。結局、チラヴェルトのGK初ゴールは夢と終わった。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦韓国ラウンド 第2試合
スウォンワールドカップスタジアム
 
スペイン
VS
アイルランド
  監督ホセ・アントニオ・カマーチョ   監督ミック・マッカーシー  
  GKイケル・カシージャス   GKシェイ・ギヴン  
  DFカルレス・プジョル   DFスティーブ・フィナン  
  DFフェルナンド・ルイス・イエロ警告  DF14ゲリー・ブリーン  
  DFイヴァン・エルゲラ   DFスティーブ・ストーントン  
  DFファン・フラン警告  DFイアン・ハート  
  MFルベン・バラハ警告  MF12マーク・キンセラ  
  MF17ファン・カルロス・ヴァレロン   MFマシュー・ホランド  
  MF21ルイス・エンリケ   MF18ガリー・ケリー  
  MF11フランシスコ・デ・ペドロ   MF11ケビン・キルバイン  
  FWラウル・ゴンザレス   FW10ロビー・キーン  
  FWフェルナンド・モリエンテス   FWダミアン・ダフ  
 
IN MF16ガイスカ・メンディエタIN DFケネス・カニンガム 
OUT MF11フランシスコ・デ・ペドロOUT DFスティーブ・ストーントン
IN FW12アルベルト・ルケIN FW12ナイアル・クイーン
OUT FWラウル・ゴンザレスOUT MF18ガリー・ケリー
IN MF19IN FW13デヴィッド・コノリー
OUT MF17OUT DFイアン・ハート


6/16(日)決勝トーナメント一回戦
スウォンワールドカップスタジアム

スペイン
 VS 
アイルランド

前−半

後−半

合−計

フェルナンド・モリエンテス

 ロビー・キーン


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
始まって最初にいきなりモリエンテスのヘッドであっさりと先制点。ここからスペインのがっちりと守るサッカーが始まる。アイルランドの集中砲火を浴びるもなんとか前半をゼロで終える。後半に入るとカウンタースペイン、どんどん二列目から上がるアイルランド。 しかし、得点入らず。後半17分にはPKを得るチャンスもありながら外してしまい1−0で終わるというのが濃厚だった。しかし、途中で長身のクインを入れてから、アイルランド必殺の「パワープレイ」でなんとか攻め手を探る。一度、完全にクイン落としてロビーキーンで GKと一対一になるチャンスがあった。しかし、GKカシージャスのスーパーセーブでクリア。これで試合終了かと思った試合だったが、最後にイエロがクインのユニフォームを伸びるぎりぎりまで引っ張ってしまいロスタイムにPK。これをロビー・キーンが決めて同点。 もう、ラウルも外してしまったスペインには延長は最後まで逃げ切るしか手は無かった。アイルランドも延長は猛攻を見せながらも得点出来ずでついに今大会初のPK合戦となった。

           −PK戦−                        
先行:アイルランド            後攻:スペイン            
ロビーキーン  左上(右) ○      イエロ       左下(右) ○  
ホランド    中上(右) ×上棒    バラハ       右上(左) ○  
コノリー    中下(中) ×GK    ファンフラン    右下(左) ×外 
キルバイン   右下(右) ×GK    バレロン      左中(右) ×右棒
フィナン    右上(左) ○      メンディエタ    中下(左) ○  
・見事だった。初のPK戦だったけど、延長の最初からスペインはPKを狙っていくしかなかった。すでに選手達の体力は尽きていたのでPKしか無かったのだ。それに対して猛攻を仕掛けたアイルランドは延長で決めるしかなかったのだ。 最高のゲームだった。この負けに等しい試合を越えたスペインは面白い存在になっていくだろう。
   −今日の受賞者−
MOM : GKイケル・カシージャス    (スペイン)
MVP : FWロビー・キーン       (アイルランド)
MVP : FWダミアン・ダフ       (アイルランド)
MVP : FWナイアル・クイーン     (アイルランド)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
やっぱり、PKを決めたロビー・キーンだろう。側転でんぐり返しも披露できた。ダフはスペインDFが最も苦労させられた選手だっただろう。スピードだけで縦を突破出来るのは強みだ。 他には空中戦イエロに負けなかったクインの高さも見事。結局、今日の試合は不安定さも時折見せるカシージャスの日だったという事だけだ。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦韓国ラウンド 第3試合

 
メキシコ
VS
アメリカ
  監督ハビエル・アギーレ   監督ブルース・アリーナ  
  GKオスカル・ペレス   GKブラッド・フリーデル警告 
  DFマヌエル・ビドリオ警告  DFグレッグ・バーハルダー警告 
  DFラファエル・マルケス退場  DFパブロ・マストロエニ警告 
  DF16サルバドール・カルモナ警告  DF22トニー・サネー  
  MFヘラルド・トラド   DF23エディー・ポープ警告 
  MFエリベルト・モラレス   MFジョン・オブライエン  
  MF21ヘスス・アレジャノ   MFエディ・ルイス  
  MF18ファン・ロドリゲス   MF10クラウディナ・レイナ  
  MF11ブラウリオ・ルナ   MF21ランドン・ドノヴァン  
  FW10クアウテモク・ブランコ警告  MF15ジョシュ・ウォルフ警告 
  FWハレド・ボルゲッティ   FW20ブライアン・マクブライド  
 
IN FW15ルイス・エルナンデス警告IN MFアーニー・スチュアート
OUT MFエリベルト・モラレスOUT MF15ジョシュ・ウォルフ
IN MF13シジフレッド・メルカードIN MF13コビー・ジョーンズ
OUT DFマヌエル・ビドリオOUT FW20ブライアン・マクブライド
IN MFアルベルト・ガルシア・アスペ警告IN DF16カルロス・ラモサ
OUT MFヘラルド・トラドOUT DFパブロ・マストロエニ


6/17(月)決勝トーナメント一回戦

メキシコ
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

合−計

 

 ブライアン・マクブライド

 

 ランドン・ドノヴァン


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
試合は相変わらずゆっくりと攻めるアメリカに猛攻のメキシコという図式。ところがアメリカはあっさりと先制点を取る。レイナからのパスをニアサイドの選手が後ろに預けてマクブライドのダイレクトシュート。これで0−1。 ここから試合展開はガラリとかわり、この1点を必死に守りながらもカウンターで攻めるアメリカ。今大会は今までのアメリカとは思えない程、慎重な戦い方が巧くなったようだ。後半も決定機はアメリカにうまれ、メキシコがボールを 支配するという展開。そして、後半の中盤。たった2人で攻めてあっさりとサイドを崩してセンタリングから押し込みドノヴァンが決めて追加点。リスクを背負っての攻めだけに2点目はきつかった。この後、レッドカードで退場者も出して メキシコが敗退。脇役のはずのアメリカがどんどん登り詰めていく珍しい大会となりつつある。しかし、これには実は韓国にかなりの影響があるのだ。前にも述べた通り「アポロ・アントン・オーノ」の金メダル問題のおかげでアメリカは 完全に敵扱い。そのせいか、やってやろうじゃないかという気迫を持たせてしまっているようだ。サッカーとは関係ない所でアメリカが強くなってる原因があろうとはね。

   −今日の受賞者−
MOM : MFクラウディナ・レイナ    (アメリカ)
MOM : GKブラッド・フリーデル    (アメリカ)
MVP : FWルイス・エルナンデス    (メキシコ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
うーん、残念だメキシコ。今回はクロアチアに勝ち、イタリアに引き分けるほど強かったメキシコだが、あっさりとアメリカに負けたもんだ。そんな訳で今回のMOMはGKのフリーデル。すでに今大会ナンバーワンGKになりつつあるアメリカのGK。 セービングなども安定感がありしっかりしているが、最終ラインまで下がって守ってるアメリカ守備陣のもろさのおかげという感もある。他には安定感の無いアメリカのファンタジスタ? レイナである。良い時と悪い時の波が激しい。ただ、この試合かなり良かった方だと 思う。いつもはボールの持ちすぎでチームに迷惑をかけてるように思えるが、今回は球離れも早くスルーパスなども出していた。エルナンデスになんとか得点を決めて欲しかったんだけどな・・・。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦韓国ラウンド 第4試合
テジョンスタジアム
 
韓国
VS
イタリア
  監督フース・ヒディンク   監督ジョバンニ・トラパットーニ  
  GK李 雲在「イ・ウンジェ」   GKジャンルイジ・ブッフォン  
  DF崔 眞普uチェ・ジンチョル」警告  DFクリスチャン・パヌッチ  
  DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」   DF15マルク・ユリアーノ  
  DF金 泰映「キム・テヨン」  DFパオロ・マルディーニ  
  MF金 南一「キム・ナミル」  DFフランチェスコ・ココ警告 
  MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」  MF17ダミアーノ・トンマージ警告 
  MF10李 榮杓「イ・ヨンピョ」  MFクリスティアーノ・ザネッティ  
  MF22宋 鐘國「ソン・ジョンジク」警告  MF19ジャンルカ・ザンブロッタ  
  MF21朴 智星「パク・チソン」  MF10フランチェスコ・トッティ退場 
  FW薛 g鉉「ソル・ギヒョン」  FW21クリスティアン・ヴィエリ  
  FW19安 貞桓「アン・ジョンファン」  FWアレッサンドロ・デル・ピエロ  
 
IN FW18黄 善洪「ファン・ソンフォン」IN MFジェンナロ・ガットゥーゾ
OUT DF金 泰映「キム・テヨン」OUT FWアレッサンドロ・デル・ピエロ
IN MF14李 天秀「イ・チョンス」警告IN MF16アンジェロ・ディリービオ
OUT DF金 泰映「キム・テヨン」OUT MF19ジャンルカ・ザンブロッタ
IN FW16車 ドゥリ「チャ・ドゥリ」
OUT DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」


6/18(火)決勝トーナメント一回戦
テグスタジアム

韓国
 VS 
イタリア

前−半

後−半

延長前

延長後

G2

合−計

薛 g鉉「ソル・ギヒョン」

 クリスティアン・ヴィエリ

安 貞桓「アン・ジョンファン」

  


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
試合開始3分、いきなりのPK。パヌッチがユニフォームを引っ張ったらしい。しかし、このPKを安 貞桓が左下へ蹴るもGKブッフォンがスーパーセーブ。始まってからホームジャッジがもろに出そうな予感十分だった。 それでもイタリアがCKからヴィエリがヘッドで押し込み0−1とイタリアが先制。先制したイタリアほど強いものは無い。その後は簡単に繋いでシュートまで持っていくイタリアのカウンターサッカー炸裂。それでも韓国はイタリアの引いた守りを相手に 猛攻を見せ続ける。安 貞桓が何度も決定機を手にするが決めきれないまま前半終了。後半に入り、選手交代の内容からも引き気味に1点を守ろうとし始めた。デルピエロを下げてガッツーゾ、これだけで十分だ。韓国の猛攻を堪え忍んだイタリアだったが、 韓国の選手交代もまた面白い。韓国はなんと4トップ、トルシエとは違い分かりやすい選手交代でなんとか勝とうとする。しかも、これが功を奏し、イタリアのパヌッチに当たってこぼれたボールを薛 g鉉が押し込んでなんと土壇場で同点。同点後、ヴィエリの決定機、 薛 g鉉の再び決定機、車ドゥリのオーバーヘッドなど残り数分でドラマもあったが延長戦へ。イタリアがカテナチオを捨ててカウンターサッカーへと変更。お互い攻めあいながらも痛恨の出来事。トッティがPA内で倒されもダイビングで二枚目、退場処分となった。これで 延長後半へ。イタリアが決定機を二度もフイにしてしまう直後、簡単に放り込んだクロスを散々外した安 貞桓がヘッドで決めてゴールデンゴール。ポルトガルに続いてイタリアまでも敗退させた韓国が日本から手の届かない大きな一歩を歩んだ瞬間となった。

   −今日の受賞者−
MOM : 監督フース・ヒディンク        (韓国)
MOM : FW薛 g鉉「ソル・ギヒョン」    (韓国)
MOM : FWクリスティアン・ヴィエリ     (イタリア)
MVP : FW安 貞桓「アン・ジョンファン」  (韓国)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
同点ゴールとゴールデンゴールを取った選手がMOMで文句無しでしょう。それよりも監督ヒディンクの分かりやすい選手交代。途中での4トップ。これが韓国を逆転に導いた最大の要因だったとまぐは思いました。決して、トルシエが悪い訳じゃなく、ヒディンクが 素晴らしかったと言うだけの事。日本が韓国に追いつくには何年かかるか分からないけど、いつかここを越えてやる。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント準々決勝韓国ラウンド 第5試合
ウルサンムンスサッカースタジアム
 
ドイツ
VS
アメリカ
  監督ルディ・フェラー   監督ブルース・アリーナ  
  GKオリヴァー・カーン   GKブラッド・フリーデル  
  DFトーマス・リンケ   DFグレッグ・バーハルダー警告 
  DF15クリストフ・メッツェルダー   DF23エディー・ポープ警告 
  DF21セバスチャン・ケール警告  DF22トニー・サネー  
  MFディットマール・ハマン   MFパブロ・マストロエニ警告 
  MF22トルシュテン・フリングス   MFジョン・オブライエン  
  MFクリスチャン・ツィーゲ   MFフランキー・ヘジュク  
  MF19ベルント・シュナイダー   MF10クラウディナ・レイナ警告 
  MF13ミヒャエル・バラック   MFエディ・ルイス  
  FW11ミロスラフ・クローゼ   MF21ランドン・ドノヴァン  
  FWオリヴァー・ノイヴィル警告  FW20ブライアン・マクブライド  
 
IN MF16イェンス・イエレミースIN MF11クリント・マティス
OUT MF19ベルント・シュナイダーOUT FW20ブライアン・マクブライド
IN FW17マルコ・ボーデIN FW13コビー・ジョーンズ
OUT FWオリヴァー・ノイヴィルOUT MFフランキー・ヘジュク
IN FW20オリヴァー・ビアホフIN MFアーニー・スチュアート
OUT FW11ミロスラフ・クローゼOUT MFパブロ・マストロエニ


6/21(金)決勝トーナメント準々決勝
ウルサンムンスサッカースタジアム

ドイツ
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

合−計

ミヒャエル・バラック

  


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
前半開始からお互いが撃ち合い。これぞサッカーってぐらいお互いが攻めてお互いが守る。最高の試合展開。まずはアメリカが二度もGKと一対一の展開へと持っていく。しかし、二度とも世界最高のGKオリヴァー・カーンにスーパーセーブを決められてしまう。ドノヴァン の裏への飛び出しは良いのだが、カーンの方が一枚も二枚も上だった。その後、セットプレイを中心にドイツもチャンスを作る。一度、バラックがニアで外したが二度目の挑戦。シュナイダーのキックはファーサイドへ。これがまたゴツイ。ファーサイドで対応したのは アメリカでも屈強なサネー、ポープ、バーハルダーに対して、ドイツは最強の空中戦トリオのクローゼ、バラック、メッツェルダーが競り合う。そして、結局バラックがねじ込んで先制。ドイツが1−0とリードして折り返す。後半開始、アメリカの猛攻。そして、注目の アメリカの攻撃。フリーで受けたシュートをカーンがブロック、しかし、その後ポストで立っていた選手の手に当たってカーンがキャッチ。これを不服として両陣営がもみ合う。これは完全にハンドだったが流された。この後もアメリカペースで進む。しかし、守りきろうとせずに ドイツもFW陣を入れ替えてカウンターを狙う。それでもお互い得点は入らずに1−0でドイツが勝利した。4年前のアメリカと違いかなりのパワーアップをはたしたアメリカは次回もきっと面白いサッカーをしてくれるはずだ。

   −今日の受賞者−
MOM : GKオリヴァー・カーン     (ドイツ)
MOM : FWミロスラフ・クローゼ    (ドイツ)
MVP : MFクラウディナ・レイナ    (アメリカ)
MVP : FWランドン・ドノヴァン    (アメリカ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
カーンは間違いなくMOMでしょう。ここでアメリカが先に先制点を取るのと取らないのとでは全然違うはず。アメリカは幾ら強くなったとは言っても、先制点取られたポーランド戦はもろかったし。逆転試合は今のところ無かったんだよね。 クローゼは結局空中戦を全て制したのはさすがだった。レイナはアメリカのファンタジスタだけに好不調の波が異様に激しかった。だが、このドイツ戦はいつになく最高のプレーを魅せていた。他には人一倍チャンスだけは訪れたドノヴァン も良かったですね。相手がカーンじゃなければってとこか。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント準々決勝 韓国ラウンド 第6試合
カンジュワールドカップスタジアム
 
スペイン
VS
韓国
  監督ホセ・アントニオ・カマーチョ   監督フース・ヒディンク  
  GKイケル・カシージャス   GK李 雲在「イ・ウンジェ」  
  DFカルレス・プジョル   DF崔 眞普uチェ・ジンチョル」  
  DFフェルナンド・ルイス・イエロ   DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」  
  DF20ミゲル・アンヘル・ナダル   DF金 泰映「キム・テヨン」  
  DF15フェルナンデス・ロメロ   MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」警告 
  MFルベン・バラハ   MF金 南一「キム・ナミル」  
  MFイヴァン・エルゲラ   MF22宋 鐘國「ソン・ジョンジク」  
  MF22ホアキン・サンチェス   MF10李 榮杓「イ・ヨンピョ」  
  MF11フランシスコ・デ・ペドロ警告  MF21朴 智星「パク・チソン」  
  MF17ファン・カルロス・ヴァレロン   MF薛 g鉉「ソル・ギヒョン」  
  FWフェルナンド・モリエンテス   FW19安 貞桓「アン・ジョンファン」  
 
IN MF16ガイスカ・メンディエタIN DF13李 乙容「イ・ウリョン」 
OUT MF11フランシスコ・デ・ペドロOUT MF金 南一「キム・ナミル」
IN MF21ルイス・エンリケIN FW14李 天秀「イ・チョンス」
OUT MF17ファン・カルロス・ヴァレロンOUT MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」
IN MF19シャビ・エルナンデスIN FW18黄 善洪「ファン・ソンフォン」
OUT MFイヴァン・エルゲラOUT DF金 泰映「キム・テヨン」


6/16(日)決勝トーナメント一回戦
カンジュワールドカップスタジアム

スペイン
 VS 
韓国

前−半

後−半

延長前

延長後

合−計

 


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
スペインはラウルを欠いての試合。どちらも前節延長まで行っているので選手のコンディションが心配だった。しかし、それを吹き飛ばす好ゲーム。前半からスペインの猛攻で試合が始まった。左からのクロスをモリエンテスが絶妙なタイミングでヘッド。右上隅に飛んでいくシュートをGK 李 雲在がナイスセーブでピンチを切り抜ける。その後もスペインは猛攻を続けゴールを決めてもオフサイドを取られてしまうなどでゴールならず。後半へ。後半もFKからバラハがヘッドでゴールを決めるもファール、右サイドからのクロスをモリエンテスゴールもゴールラインをすでに 割っていた(インサイドだった)と判定されノーゴールにされるなど、不運な状況が続く。ここから韓国もペースを取り戻す。やはり、監督ヒディンクの選手交代から流れが代わったのが素晴らしい。しかし、なかなか得点を決められず延長戦へ。延長戦もスペインと韓国がお互い攻め合う展開 になるなど、試合全体が面白くなり始めるがPK戦へ。

           −PK戦−                        
先行:韓国                後攻:スペイン            
黄 善洪    右下(右) ○GK    イエロ       左上(右) ○  
朴 智星    右上(中) ○      バラハ       左下(右) ○  
薛 g鉉    右中(左) ○      サビ        右上(左) ○ 
安 貞桓    中中(左) ○      ホアキン      右下(右) ×GK
洪 明甫    上中(左) ○      メンディエタ    −−(−) −  
・すごい。よくぞ全員が決めた。そして、よくぞ止めた。アジア勢として初のベスト4進出を決めた。正直に言おう。まぐは韓国を侮っていた。こんだけやれるチームだとは思っていなかった。あまつさえ、予選突破も無理だろうなぁとまで考えてました。 ポルトガル、イタリア、スペインという強豪を次々になぎ倒した韓国よ、間違いないアジア最強は韓国である。アジア最強として、どこまでも突き進め韓国!!
   −今日の受賞者−
MOM : MF朴 智星「パク・チソン」    (韓国)
MOM : MF宋 鐘國「ソン・ジョンジク」  (韓国)
MVP : DF崔 眞普uチェ・ジンチョル」  (韓国)
MVP : MFホアキン・サンチェス      (スペイン)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
こんなに上手い選手だったんだ・・・。朴 智星が堂々のMOM。ヒディンク監督は「NO司令塔」を掲げているが、完全に司令塔といっても過言では無い選手だ。他には宋 鐘國の最後まできれない運動量、危ない危険なゾーンにも飛び込み、延長戦では攻めにまで参加。 DFの崔 眞浮ヘ危ないシーンでシュートコースを消しに行く動きなどを評価。スペインがゴール出来そうな位置には常に前に立ちはだかった。最後の最後でPKを外してしまった19歳のホアキン。彼はこの試合で幾度となくチャンスを作り出した選手だ。PKでは外してしまったが 、それ以外を評価しての受賞です。


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