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2002年FIFAワールドカップKorea/Japan
世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。
今大会は開催国が一つではなく初の共同開催で韓国と日本で行われる。開幕戦を韓国で、決勝戦を日本で行う事になっている。
勿論、前回優勝のフランスは予選を免除。開催国の韓国と日本も予選を免状ということになっている。
各国代表選手名鑑
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦 日本ラウンド第1試合
インチョンムンハクスタジアム
| デンマーク |
VS | イングランド |
|
監督 | − | モルテン・オルセン | | |
監督 | − | ズベン・ゴラン・エリクソン | | |
|
GK | 1 | トマス・ソーレンセン | | |
GK | 1 | デヴィッド・シーマン | | |
|
DF | 6 | トマス・ヘルヴェグ | | |
DF | 2 | ダニー・ミルズ | 警告 | |
|
DF | 4 | マルティン・ラウルセン | | |
DF | 5 | リオ・ファーディナンド | | |
|
DF | 3 | レネ・ヘンリクセン | | |
DF | 6 | ソル・キャンベル | | |
|
DF | 12 | ニクラス・イェンセン | | |
DF | 3 | アシュリー・コール | | |
|
MF | 2 | スティッグ・トフトゥング | 警告 | |
MF | 21 | ニッキー・バット | | |
|
MF | 7 | トマス・グラヴェセン | | |
MF | 8 | ポール・スコールズ | | |
|
MF | 9 | ヨン・ダール・トマソン | | |
MF | 7 | デヴィッド・ベッカム | | |
|
MF | 19 | デニス・ロンメダール | | |
MF | 4 | トレヴァー・シンクレア | | |
|
MF | 8 | イェスパー・グリュンケアー | | |
FW | 10 | マイケル・オーウェン | | |
|
FW | 11 | エッベ・サンド | | |
FW | 11 | エミール・ヘスキー | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
DF | 20 | カスパー・ボゲルンド | | IN |
DF | 20 | カスパー・ボゲルンド | | |
OUT |
DF | 6 | トマス・ヘルヴェグ | | OUT |
DF | 6 | トマス・ヘルヴェグ | | |
IN |
MF | 23 | キーロン・ダイアー | | IN |
MF | 14 | クラウス・ヤンセン | | |
OUT |
MF | 2 | スティッグ・トフトゥング | | OUT |
MF | 2 | スティッグ・トフトゥング | | |
IN |
FW | 17 | テディ・シェリンガム | | |
| | | | |
OUT |
FW | 11 | エミール・ヘスキー | | |
| | | | |
6/15(土)決勝トーナメント一回戦
インチョンムンハクスタジアム |
デンマーク | VS | イングランド |
0 | 前−半 | 3 |
0 | 後−半 | 0 |
0 | 合−計 | 3 |
| | リオ・ファーディナンド |
| | マイケル・オーウェン |
| | エミール・ヘスキー |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
デンマークとイングランド。かなりの好カードという試合、1点を争う試合展開となると予想した。ところが・・・開始3分、必殺の「ベッカムフラッシュ」からファーディナンドが決めて0−1。
すぐに22分、バットから足下に来たボールをオーウェンが冷静に流し込んで0−2と追加点。その後はデンマークの攻勢。サンドが決定機を外してしまうなどかなり圧していた。ところがベッカムからヘスキー。
ヘスキーが雨の試合だからグラウンダーで強烈に決めて0−3。後はイングランドお得意の「紳士的プレー」(どうせ、試合は決まってるんだから、弱者をいたぶったりせずに終わろうという意)で試合終了。
まぐはこういう終わり方よりも完膚無きまで叩きのめされた方がスッキリするのでドイツを推してる。やっぱ、イングランドもあんま好きくないっす。ベッカムいなけりゃ応援してないな。そんなことより、
得点を決めた選手全員にベッカムがキスしてまわった事の方が取り上げられたりして? トルシエのキスよりゃいいかも。
−今日の受賞者−
MOM : MFデヴィッド・ベッカム (イングランド)
MOM : DFリオ・ファーディナンド (イングランド)
MVP : FWエッベ・サンド (デンマーク)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
まぐが見に行った頃よりも遥かに状態が良くなってきているベッカム。まぐん時は接触プレーをひたすら避け、はじっこでずっと黙って見てるという状態。ほぼ3トップの様に前に張り付くだけだった。
そして、ボールが来たら接触しないようにダイレクトプレーを心がけていた。うーん、どんどん調子も上がってますな。まぐとしては最後のアシストの方を評価しました。あそこで当たりに行くだけでケガの
状態がかなり良いという証拠だし。もう1人はファーディナンド。守備でも先制点でも最高の選手でした。ソル・キャンベルと組むバックラインはただ放り込んでもダメだな。エッベ・サンドは予選リーグよりも
好調でやっとサンドらしいプレーが出来たけど、リーグ戦の不調通りの結果になってしまったかな。前半でのフリーを決めれば面白かったけどね。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦 日本ラウンド第2試合
大分スタジアム ビッグアイ
| スウェーデン |
VS | セネガル |
|
監督 | − | トミー・セーデルベリ | | |
監督 | − | ブルーノ・メツ | | |
|
GK | 1 | マグヌス・ヘドマン | | |
GK | 1 | トニー・シルヴァ | | |
|
DF | 2 | ウロフ・メルベリ | | |
DF | 17 | フェルディナンド・コリー | 警告 | |
|
DF | 4 | ヨハン・ミャルビー | | |
DF | 13 | ラミン・ディアッタ | | |
|
DF | 15 | アンドレアス・ヤコブソン | | |
DF | 4 | パブ・マリック・ディオプ | | |
|
DF | 16 | テディー・ルチッチ | | |
DF | 2 | オマル・ダフ | | |
|
MF | 6 | トビアス・リンデルート | | |
MF | 6 | アリウ・シセ | | |
|
MF | 7 | ニクラス・アレクサンデション | | |
MF | 19 | パペ・ブバ・ディオプ | | |
|
MF | 8 | アンデシュ・スベンソン | | |
MF | 12 | アムディ・フェイェ | | |
|
MF | 17 | マグヌス・スベンソン | | |
MF | 7 | アンリ・カマラ | | |
|
FW | 10 | マルクス・アルベック | | |
MF | 18 | パブ・チャウ | 警告 | |
|
FW | 11 | ヘンリク・ラーション | | |
FW | 11 | エルハジ・ウセイヌ・ディウフ | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
FW | 22 | アンドレアス・アンデション | | IN |
DF | 21 | アビブ・ベイエ | | |
OUT |
FW | 10 | マルクス・アルベック | | OUT |
DF | 4 | パブ・マリック・ディオプ | | |
IN |
FW | 21 | ズラタン・イブラヒモビッチ | | |
| | | | |
OUT |
MF | 7 | ニクラス・アレクサンデション | | |
| | | | |
IN |
MF | 18 | マティアス・ヨンソン | | |
| | | | |
OUT |
MF | 17 | マグヌス・スベンソン | | |
| | | | |
6/16(日)決勝トーナメント一回戦
大分スタジアム ビッグアイ |
スウェーデン | VS | アイルランド |
1 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 0 |
0 | 延長前 | 1 |
− | 延長後 | − |
1 | 合−計 | G2 |
ヘンリク・ラーション | | アンリ・カマラ2 |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
・・・・・ちくしょーっ!!なんだよセネガルぅー!!開始からすさまじいプレスの応酬。その中でCKからさっさとラーションが決めて1−0。ここからお家芸炸裂。ラーションよ!走れ!だけで戦うスウェーデン。
そして、ラーションがキープしたら二列目が続々上がるという攻めを披露。だが、セネガルもディウフとH・カマラだけの個人技で突破しまくる。その攻めがあっさりと成功。H・カマラが見事にゴールを決めて1−1の同点。
ここからお互いがゆっくりとした攻めを展開する。後半にはいっても同様でお互いが負けたくないという気持ちを全面に出してくる。ラーションとディウフがどっちが勝つかだけの試合へと代わってくる。そして、延長戦へ。
ここからお互いの監督の指示が同じだったのではないかという攻め合い。セネガルが中距離シュートを連発すれば、スウェーデンもA・スベンソンがクライフターンからシュートがポストにと勝ちたい気持ちを全面に出してくる。
しかし、勝ちたい気持ちが強かったのは初出場のセネガルだった。ヒールパスをもらったH・カマラが2人をかわしてシュート(実はダフってる)。これがポストに当たりながらもゴールイン。ゴールデンゴールはセネガルに。
これでベスト8にセネガルが登場してきた。
−今日の受賞者−
MOM : MFアンリ・カマラ (セネガル)
MOM : FWエルハジ・ウセイヌ・ディウフ (セネガル)
MVP : FWヘンリク・ラーション (スウェーデン)
MVP : MFアンデシュ・スベンソン (スウェーデン)
MVP : DFアンドレアス・ヤコブソン (スウェーデン)
MVP : GKトニー・シルヴァ (セネガル)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
いっぱいいるなぁ・・・H・カマラやディウフ、ラーション、スベンソン、ヤコブソンなどはずっと大活躍でした。シルヴァは途中でナイスセーブを連発し逆転ゴールをあげさせなかったのを評価。
チームではレギュラーじゃないというのが嘘の様だ。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦 日本ラウンド第3試合
神戸ウイングスタジアム
| ブラジル |
VS | ベルギー |
|
監督 | − | ルイス・フェリペ | | |
監督 | − | ロベール・ワセイジュ | | |
|
GK | 1 | マルコス | | |
GK | 1 | ヘールト・デ・フリーガー | | |
|
DF | 4 | ホッキ・ジュニオール | | |
DF | 15 | ヤッキー・ペータース | | |
|
DF | 3 | ルシオ | | |
DF | 16 | ダニエル・ヴァン・ブイテン | | |
|
DF | 5 | エジミウソン | | |
DF | 18 | イヴ・ファンデルハーグ | 警告 | |
|
MF | 8 | ジルベルト・シルバ | | |
DF | 5 | ニコ・ファン・ケルクホーフェン | | |
|
MF | 19 | ジュニーニョ・パウリスタ | | |
MF | 6 | ティミー・シモンス | | |
|
MF | 2 | カフー | | |
MF | 10 | ヨハン・ワレム | | |
|
MF | 6 | ロベルト・カルロス | 警告 | |
MF | 22 | ムボ・ムペンザ | | |
|
MF | 11 | ロナウジーニョ | | |
MF | 8 | バート・ゴール | | |
|
FW | 9 | ロナウド | | |
FW | 11 | ヘルト・ヴェルヘイエン | | |
|
FW | 10 | リヴァウド | | |
FW | 7 | マルク・ヴィルモッツ | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
MF | 17 | デニウソン | | IN |
FW | 9 | ウェスリー・ソンク | | |
OUT |
MF | 19 | ジュニーニョ・パウリスタ | | OUT |
DF | 15 | ヤッキー・ペータース | | |
IN |
MF | 15 | クレーベルソン | | |
| | | | |
OUT |
MF | 11 | ロナウジーニョ | | |
| | | | |
IN |
MF | 7 | リカルジーニョ | | |
| | | | |
OUT |
FW | 10 | リヴァウド | | |
| | | | |
6/17(月)決勝トーナメント一回戦
神戸ウイングスタジアム |
ブラジル | VS | ベルギー |
0 | 前−半 | 0 |
2 | 後−半 | 0 |
2 | 合−計 | 0 |
リヴァウド | | |
ロナウド | | |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
もちろん、ブラジル寄りで観戦するまぐ。前半開始からアーティスティックな攻めを披露。対して、引き気味で挑むと思われたベルギーも攻め込んでくる。むしろ、守備よりも攻めてくるのだ。
これで完全にノーガードの撃ち合い状態に。どちらかが先に得点を取るか、攻撃主体な戦術を諦めるかで勝負は動くはずと思われた。そして、これも意外な事に、先に諦めたのはブラジルだった。ここから蹴り合いばかりになり
凡戦へ。それでも華麗なパスワークや無理矢理個人技でシュートには行くので楽しめた。後半に入るとやはり蹴り合い。そんな中で凡戦状態を個人技で打開する。平凡なクロスを長い足でトラップ、反転して即シュート。これが
DFの足に当たりコースが変わってゴール。1−0とブラジルが先制。その後、完全にベルギーペースへと変わってしまう。それでも途中交代からクレーベルソンが突破してセンタリング。これをファーサイドでロナウドが蹴って
2−0。このまま、試合終了。ブラジルが貫禄ある余裕の攻撃と紙一重の守備でなんとか突破した・・・?。
−今日の受賞者−
MOM : MFリヴァウド (ブラジル)
MOM : GKマルコス (ブラジル)
MVP : MFムボ・ムペンザ (ベルギー)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
リヴァウドは文句無し。中盤でのパスセンスは絶品。足下をずっと映してくれてるだけでも満足するほどの足技は番組が作れるほど。マルコスのセービングが何度か救ったので、先制点がベルギーだと逆の展開もあったほどだからな。
一応、マルコスも表彰。ムボ・ムペンザぐらいしかブラジルの個人技に勝てそうなヤツはいなかったな。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント1回戦 日本ラウンド第4試合
宮城スタジアム
| 日本 |
VS | トルコ |
|
監督 | − | フィリップ・トルシエ | | |
監督 | − | シェノール・ギュネシュ | | |
|
GK | 12 | 楢崎 正剛 | | |
GK | 1 | リュストゥ・レチベル | | |
|
DF | 3 | 松田 直樹 | | |
DF | 4 | ファティヒ・アキエル | | |
|
DF | 17 | 宮本 恒靖 | | |
DF | 5 | アルパイ・オザラン | 警告 | |
|
DF | 16 | 中田 浩二 | | |
DF | 3 | ビュレント・コルクマズ | | |
|
MF | 21 | 戸田 和幸 | 警告 | |
DF | 20 | ハカン・ウンサル | | |
|
MF | 5 | 稲本 潤一 | | |
MF | 8 | トゥガイ・ケリモール | | |
|
MF | 20 | 明神 智和 | | |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
|
MF | 18 | 小野 伸二 | | |
MF | 18 | エルギュン・ペンベ | 警告 | |
|
MF | 7 | 中田 英寿 | | |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
|
FW | 9 | 西澤 明訓 | | |
FW | 9 | ハカン・シュクル | | |
|
FW | 14 | 三都主アレサンドロ | | |
FW | 11 | ハッサン・シャシュ | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
FW | 11 | 鈴木 隆行 | | IN |
MF | 15 | ニハト・カブヘチ | | |
OUT |
MF | 5 | 稲本 潤一 | | OUT |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
IN |
MF | 22 | 市川 大祐 | | IN |
FW | 14 | タイフル・ハブトチュ | | |
OUT |
FW | 14 | 三都主アレサンドロ | | OUT |
FW | 11 | ハッサン・シャシュ | | |
IN |
MF | 8 | 森島寛晃 | | IN |
FW | 17 | イルハン・マンスズ | | |
OUT |
MF | 22 | 市川 大祐 | | OUT |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
この試合、トルシエの必殺技「いきなりスタメン変更」炸裂。高さが足りないという事と縦への積極性から鈴木と柳沢を変更。FWに三都主と西澤を起用した。これが吉と出るか凶と出るか。試合開始、日本がボールを支配しながら攻める。
しかし、痛恨のミス。中田浩二がミスをしてしまい、コーナーキックを与えてしまう。サッカーとはこういうミスから失点しやすいもの。CK中央で誰もマークせずにダバラにヘッドを決められて0−1と先制を許す。GKの楢崎が一瞬先に出ようと
して下がってしまう動きを見た宮本がマークを外してゴール内に入ってしまった。ミスとまでは言うまい、だが、安易な失点だった。ここから三都主を中心にサイドを攻撃する。トルコも三都主という選手がスタメンに出るとは思っても見なかったか、
マークが仕切れずに幾度も突破を許していた。前半最後にFKを三都主がクロスバーに当てて前半終了。後半は調子の良かった三都主、稲本を代え、市川、鈴木を起用し始める。後半もなんとか攻めようとするも、どうやって崩そうかという簡単な
意志の疎通が出来ていなかった。最初から市川のアーリークロスだけで十分な様に見えたけどね。その後、西澤のヘッドなどチャンスはあったがいつも通りで試合終了。交代の交代を受けてしまった市川くんの号泣は4年後に必ず報われるはずだ。
どうでもいいが、まぐは鈴木と西澤はあんま好きくない。以上。
−今日の受賞者−
MOM : MFトゥガイ・ケリモール (トルコ)
MOM : DFアルパイ・オザラン (トルコ)
MVP : MF三都主アレサンドロ (日本)
MVP : MF市川 大祐 (日本)
MVP : FWハカン・シュクル (トルコ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
トゥガイの中盤での守備は雨でぬかるんだ地面のおかげでトラップ精度が悪くなった日本を直撃した。ショートパスを中心に繋ぐサッカーを続ける日本にとって、この梅雨は実は大打撃だったはず。対して、トルコははなっからショートパスではなくロングパス多用
出来る分だけ楽な展開だっただろうな。アルパイは何度か危ないシーンをするなど最高の守備だった。三都主は入れるだけでどういう事をしたいのか分かりやすくて良い。サイドから縦への突破も積極的だった。
市川はクロスの精度が高く何度か良いチャンスを作ったんだけど、トルシエにはもっと高い位置でやってほしかったのか交代させられちゃった。
最後にハカンシュクルの空中戦に日本は一度も勝てませんでした。松田と宮本じゃ空中戦を勝てという方が無理だよ・・・。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント準々決勝 日本ラウンド第5試合
静岡スタジアム エコパ
| イングランド |
VS | ブラジル |
|
監督 | − | ズベン・ゴラン・エリクソン | | |
監督 | − | ルイス・フェリペ | | |
|
GK | 1 | デヴィッド・シーマン | | |
GK | 1 | マルコス | | |
|
DF | 2 | ダニー・ミルズ | | |
DF | 4 | ホッキ・ジュニオール | | |
|
DF | 5 | リオ・ファーディナンド | 警告 | |
DF | 3 | ルシオ | | |
|
DF | 6 | ソル・キャンベル | | |
DF | 5 | エジミウソン | | |
|
DF | 3 | アシュリー・コール | | |
MF | 8 | ジルベルト・シルバ | | |
|
MF | 21 | ニッキー・バット | | |
MF | 15 | クレーベルソン | | |
|
MF | 8 | ポール・スコールズ | 警告 | |
MF | 2 | カフー | | |
|
MF | 7 | デヴィッド・ベッカム | | |
MF | 6 | ロベルト・カルロス | | |
|
MF | 4 | トレヴァー・シンクレア | | |
MF | 11 | ロナウジーニョ | 退場 | |
|
FW | 10 | マイケル・オーウェン | | |
FW | 9 | ロナウド | | | |
|
FW | 11 | エミール・ヘスキー | | |
FW | 10 | リヴァウド | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
MF | 23 | キーロン・ダイアー | | IN |
FW | 20 | エジウソン | | |
OUT |
MF | 4 | トレヴァー・シンクレア | | OUT |
FW | 9 | ロナウド | | |
IN |
FW | 20 | ダリウス・ヴァッセル | | |
| | | | |
OUT |
FW | 10 | マイケル・オーウェン | | |
| | | | |
IN |
FW | 17 | テディ・シェリンガム | | |
| | | | |
OUT |
DF | 3 | アシュリー・コール | | |
| | | | |
6/21(金)決勝トーナメント準々決勝
静岡スタジアム エコパ |
イングランド | VS | ブラジル |
1 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 1 |
1 | 合−計 | 2 |
マイケル・オーウェン | | リヴァウド |
| | ロナウジーニョ |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
前日に電話をかけて繋がり、幸運なチケットを手に入れた方から自慢メールをお返しされてしまった。そんな試合。試合は予想通り、攻めるブラジル、守るイングランドという分かりやすい構図。前半22分、ブラジルDFがオーウェンのフェイントに引っかかり
トラップミス。そこを突っ込まれてオーウェンが流し込み先制点はイングランド。このまま、前半を折り返す・・・はずだった。ロスタイムにロナウジーニョがセンターサークルからボールを奪い独走。そのまま、またぎフェイントでかわして
DFを引きつけるとリヴァウドへ優しいパス。これをリヴァウドが難なく流し込んで1−1の同点。後半へ。後半開始直後にFKのチャンス。中へ折り返そうとしたボールを取ろうと前へ出たシーマン。しかし、ロナウジーニョのキックは直接ファーサイドネットへループ
気味に入って逆転1−2。しかし、ロナウジーニョが相手に足の裏を見せ、スネを踏んづけた。これに一発レッドカードで退場処分へ。この後は守備の弱いブラジルが徹底的に守り1−2でブラジルが勝利。事実上の決勝戦などと呼ばれた試合はブラジルが制した。
−今日の受賞者−
MOM : MFロナウジーニョ (ブラジル)
MOM : DFルシオ (ブラジル)
MVP : FWエミール・ヘスキー (イングランド)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
ロナウジーニョは素晴らしいパス、トリッキーなワザの数々を魅せてくれた。でも、あれってレッドカードなもんかね? レッドカード大好き審判らしくアンリも退場させた経歴を持つ。
ルシオはよく守りきった。なんか、ブラジルの守備ってイタリアと違ってがむしゃらに守るので美しくないかも知れないけど、まぐは嫌いじゃなかったっす。ヘスキーはオーウェンよりも目立ってるように見えました。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント準々決勝 日本ラウンド第6試合
長居スタジアム
| セネガル |
VS | トルコ |
|
監督 | − | ブルーノ・メツ | | |
監督 | − | シェノール・ギュネシュ | | |
|
GK | 1 | トニー・シルヴァ | | |
GK | 1 | リュストゥ・レチベル | | |
|
DF | 17 | フェルディナンド・コリー | | |
DF | 4 | ファティヒ・アキエル | | |
|
DF | 13 | ラミン・ディアッタ | | |
DF | 5 | アルパイ・オザラン | | |
|
DF | 4 | パブ・マリック・ディオプ | | |
DF | 3 | ビュレント・コルクマズ | | |
|
DF | 2 | オマル・ダフ | 警告 | |
DF | 18 | エルギュン・ペンベ | | |
|
MF | 6 | アリウ・シセ | 警告 | |
MF | 8 | トゥガイ・ケリモール | | |
|
MF | 19 | パペ・ブバ・ディオプ | | |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
|
MF | 15 | サリフ・ディアオ | | |
MF | 21 | エムレ・ベロゾール | 警告 | |
|
MF | 7 | アンリ・カマラ | | |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
|
MF | 10 | カリル・ファディガ | | |
FW | 9 | ハカン・シュクル | | |
|
MF | 11 | エルハジ・ウセイヌ・ディウフ | | |
FW | 11 | ハッサン・シャシュ | | |
|
| | | | |
| | | | |
|
| | | | IN |
FW | 17 | イルハン・マンスズ | 警告 | |
|
| | | | OUT |
FW | 9 | ハカン・シュクル | | |
|
| | | | IN |
FW | 6 | アリフ・エルデム | | |
|
| | | | OUT |
MF | 21 | エムレ・ベロゾール | | |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
前節、出場停止で欠いていたメンバー。ファディガとベロゾールが復帰。両者、様子を見る試合展開かなと思った。しかし、日本とした相手トルコは全く別のチームと言わんばかりのチームへと変わっていた。もともと、相手にあわせる戦い方を好むチームなので
日本が不甲斐ない戦いをしていたかの様に錯覚してしまう。試合開始、セネガルが猛攻を仕掛けるもトルコもカウンターで返す。セネガルがファディガのシュートもゴール内でH・カマラという味方が邪魔して得点ならず。対して、ここまで無得点のエースストライカー
、ハカン・シュクルにボールを集めてなんとか打開しようとする。しかし、ハカン・シュクル自体がブレーキ。散々、訪れたシュートも何故か入らない。無人のゴールに後3mという状態でトラップ出来ずに得点を逃したりと大スランプ中。
後半へ。お互いが攻め合い最高のゲーム展開に。途中で何度も得点チャンスを逃しつつ、結局は途中交代となった悲劇のストライカーは次の試合にかけることになった。その後はマンシズが入った事により裏へ飛び出すという新しい攻めを演出した。これで後半は
完全なトルコペースへ。後半も何度も決定機のあった試合だったが、結局延長戦へ。延長戦、開始直後にH・カマラが1人で抜きまくるが、最後にはカットされた。個人技の出し所が非常に面白いセネガルのペースになると思われた。しかし、その出鼻を一気に走り込んだ
ウミト・ダバラがサイドを深くえぐってセンタリング。これを中央でイルハン・マンシズがハーフボレーで流し込み0−1。ゴールデンゴールを決めたトルコが初めてのベスト4を決めた。試合終了後は初出場のセネガルが競技場の周りをまるでウィニングランの様に
笑いながら走って観客に応えているのが、スペインなどの強豪が崩れ落ちて号泣する光景に比べてほほえましかった。
−今日の受賞者−
MOM : MFウミト・ダバラ (トルコ)
MOM : MFエムレ・ベロゾール (トルコ)
MVP : DFパブ・マリック・ディオプ (セネガル)
MVP : MFアンリ・カマラ (セネガル)
MVP : FWハカン・シュクル (トルコ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
日本戦でもゴールを決めたモヒカン男。親に「息子よ、お前の頭怪しいぞ」と酷評された男が魅せた。日本戦では頭以外あまり目立たなかったのだが、相手にあわせたサッカーのため相手が強ければ強いほど、
前に出てくれば出てくるほど勝負に出るチームなのだ。今回はウミトダバラが素晴らしかった。他にはトルコの守備陣をかなり助けたであろう突貫小僧「エムレ・ベロゾール」も最高だった。日本戦で出場停止だったのは本当に救われたんだけどね。
セネガルではバックラインのディオプ。この選手が何度もハッサン・シャシュの攻めを止めていた。アンリ・カマラがゴール内にいなければ先制点はセネガルだったんだけど、それ以外のプレーを評価。ハカン・シュクルよ、次の試合こそはゴールを決めてくれよ。
とにかく、得点は1点しか決まらなかったが、今大会の中でもベストゲームの一つに数えてもいいぐらい内容のある試合でした。チケット持ってたけど、日本が突破しなかったから行かなかったよとか言う人がいたら後悔しただろうな。
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