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2002年FIFAワールドカップKorea/Japan
世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。
今大会は開催国が一つではなく初の共同開催で韓国と日本で行われる。開幕戦を韓国で、決勝戦を日本で行う事になっている。
勿論、前回優勝のフランスは予選を免除。開催国の韓国と日本も予選を免状ということになっている。
各国代表選手名鑑
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント韓国ラウンド 準決勝
ソウルワールドカップスタジアム
| ドイツ |
VS | 韓国 |
|
監督 | − | ルディ・フェラー | | |
監督 | − | フース・ヒディンク | | |
|
GK | 1 | オリヴァー・カーン | | |
GK | 1 | 李 雲在「イ・ウンジェ」 | | |
|
DF | 2 | トーマス・リンケ | | |
DF | 4 | 崔 眞普uチェ・ジンチョル」 | | |
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DF | 5 | カルステン・ラメロウ | | |
DF | 20 | 洪 明甫「ホン・ミョンボ」 | | |
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DF | 21 | クリストフ・メッツェルダー | | |
DF | 7 | 金 泰映「キム・テヨン」 | | |
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MF | 8 | ディットマール・ハマン | | |
MF | 6 | 柳 想鉄「ユ・サンチョル」 | | |
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MF | 22 | トルシュテン・フリングス | | |
MF | 22 | 宋 鐘國「ソン・ジョンジク」 | | |
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MF | 19 | ベルント・シュナイダー | | |
MF | 10 | 李 榮杓「イ・ヨンピョ」 | | |
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MF | 17 | マルコ・ボーデ | | |
MF | 21 | 朴 智星「パク・チソン」 | | |
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MF | 13 | ミヒャエル・バラック | 警告 | |
FF | 16 | 車 ドゥリ「チャ・ドゥリ」 | | |
|
FW | 11 | ミロスラフ・クローゼ | | |
FW | 14 | 李 天秀「イ・チョンス」 | | |
|
FW | 7 | オリヴァー・ノイヴィル | 警告 | |
FW | 18 | 黄 善洪「ファン・ソンフォン」 | | |
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| | | | |
| | | | |
IN |
FW | 20 | オリヴァー・ビアホフ | | IN |
FW | 19 | 安 貞桓「アン・ジョンファン」 | | |
OUT |
FW | 11 | ミロスラフ・クローゼ | | OUT |
FW | 18 | 黄 善洪「ファン・ソンフォン」 | | |
IN |
MF | 16 | イェンス・イエレミース | | IN |
MF | 15 | 李 敏成「イ・ミンソン」 | 警告 | |
OUT |
MF | 19 | ベルント・シュナイダー | | OUT |
DF | 4 | 崔 眞普uチェ・ジンチョル」 | | |
IN |
FW | 14 | ジェラルド・アサモア | | IN |
FW | 9 | 薛 g鉉「ソル・ギヒョン」 | | |
OUT |
FW | 7 | オリヴァー・ノイヴィル | | OUT |
DF | 20 | 洪 明甫「ホン・ミョンボ」 | | |
6/25(火)決勝トーナメント準決勝
ソウルワールドカップスタジアム |
ドイツ | VS | 韓国 |
0 | 前−半 | 0 |
1 | 後−半 | 0 |
1 | 合−計 | 0 |
ミヒャエル・バラック | | |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
まさか、韓国がベスト4まで行くなんて予想だにしなかった。ここまで来たらアジアナンバーワンの韓国に行けるトコまで行ってもらいたいもんである。そうすれば、日本も追い甲斐もあるってものだ。優勝されちゃうときついが・・・。しかし、相手はまぐのイチオシであるドイツである。
パワーや高さ以外の新生ドイツとやらはここまで発揮されていないが、今になってこんな話もある。「サイドからのヘッドしかゴール出来ないのかって? 点が取れる最良の方法なんだから、皆やればいいじゃないか。」という切り返しまで披露。結局、4年前から進歩したけど披露せず、
4年前のままでベスト4まで上がってきた。試合開始、7分。いきなりの韓国チャンス。右サイドを駆け上がった車 ドゥリのマイナスパスを李 天秀がダイレクトでシュート。しかし、このコースもスピードも抜群のシュートをカーンがスーパーセーブ。その後はお互いが疲れを感じさせない
プレーを披露して後半へ。二試合連続で延長を戦っている韓国はここから動きが悪くなる。後半開始からずっとドイツペースへ。これに対して韓国は選手交代で流れを代えようとする。そして、後半30分。決定的ピンチを自分の決勝戦出場停止と引き替えに守ったバラックが二列目から突破して
押し込み先制点。ここから、イタリア戦同様のパワープレイを展開する韓国。しかし、イタリア戦ほどのパワープレイは出来ずに試合終了。韓国は次の第3位決定戦もホーム韓国で試合を行う事になり、ドイツは決勝戦へ出場する事になった。
−今日の受賞者−
MOM : MFトルシュテン・フリングス (ドイツ)
MOM : MFミヒャエル・バラック (ドイツ)
MVP : MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」 (韓国)
MVP : GKオリヴァー・カーン (ドイツ)
MVP : MF李 天秀「イ・チョンス」 (韓国)
MVP : DFトーマス・リンケ (ドイツ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
韓国の多彩な攻め上がりをフリングスの守備で抑えた。何度もサイドを破られても二列目からの突破は許さない鉄壁防御だった。バラックは完全に数的有利を迎えた韓国のチャンスで李 天秀が2人も突破して、後はカーン1人という所で後ろからきわどいスライディングで
ピンチをしのいだのだ。ちゃんとボールには行っているけど後ろからということで警告。自分の決勝戦出場停止をかけてまで守ったこのシーンがターニングポイントだったのかもしれない。そして、得点を決めたバラックを90分間守りきり仕事をさせなかった柳 想鉄にも評価。
たった一度得点を決められてしまった時だけマークをふりきられてしまったのは痛い。カーンは最初のスーパーセーブだけでもうお腹いっぱいでした。他には飯尾和也・・・いやいや、李 天秀のドリブルの切れ味がスバらしかった。磐田なんかにゃ行かないでね。
リンケは終了間際に朴 智星がダイレクトでシュートを打とうしたが、リンケがまるでアイスホッケーのごとく横に寝そべったのだ。これで朴 智星は外へ蹴ってしまった。グラウンダーのシュートだと厳しい、けど上に飛んだシュートはカーンが絶対に止めてくれると信じていた
のだろう。この体を張ったディフェンスを評したい。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント日本ラウンド 準決勝
埼玉スタジアム 2002
| ブラジル |
VS | トルコ |
|
監督 | − | ルイス・フェリペ | | |
監督 | − | シェノール・ギュネシュ | | |
|
GK | 1 | マルコス | | |
GK | 1 | リュストゥ・レチベル | | |
|
DF | 3 | ルシオ | | |
DF | 4 | ファティヒ・アキエル | | |
|
DF | 5 | エジミウソン | | |
DF | 5 | アルパイ・オザラン | | |
|
DF | 4 | ホッキ・ジュニオール | | |
DF | 3 | ビュレント・コルクマズ | | |
|
MF | 8 | ジルベルト・シルバ | | |
DF | 18 | エルギュン・ペンベ | | |
|
MF | 15 | クレーベルソン | | |
MF | 8 | トゥガイ・ケリモール | 警告 | |
|
MF | 2 | カフー | | |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
|
MF | 6 | ロベルト・カルロス | | |
MF | 21 | エムレ・ベロゾール | | |
|
FW | 20 | エジウソン | | |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
|
FW | 9 | ロナウド | | |
FW | 9 | ハカン・シュクル | | |
|
FW | 10 | リヴァウド | | |
FW | 11 | ハッサン・シャシュ | 警告 | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
FW | 21 | ルイゾン | | IN |
FW | 17 | イルハン・マンスズ | | |
OUT |
FW | 9 | ロナウド | | OUT |
MF | 21 | エムレ・ベロゾール | | |
IN |
MF | 17 | デニウソン | | IN |
MF | 13 | ムスタファ・イゼット | | |
OUT |
FW | 20 | エジウソン | | OUT |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
IN |
MF | 13 | ベレッチ | | IN |
FW | 6 | アリフ・エルデム | | |
OUT |
MF | 15 | クレーベルソン | | OUT |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
6/26(水)決勝トーナメント準決勝
神戸ウイングスタジアム |
ブラジル | VS | トルコ |
0 | 前−半 | 0 |
1 | 後−半 | 0 |
1 | 合−計 | 0 |
ロナウド | | |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
前半から飛ばす両チーム。ブラジルの十八番でもある中盤でのダイレクトでの繋ぎ・・・これをトルコが逆にやってみせる。このパスワークに翻弄されたブラジルは序盤シュート攻勢を浴びてしまう。アルパイの決定機もマルコスがセーブ。しかし、ペースを取り戻したブラジルが
ブラジルらしい攻めからリヴァウドのミドル、ロベカルのシュートの様なクロス、エジウソンに顔を蹴られながらもスーパーセーブを連発。今大会でも1,2を争うトルコのGKリュストゥ。お互いのGKの堅守に中盤での司令塔対決が前半は盛り沢山だった。そして、後半へ。
ロナウドが審判団と始まる前に何か事情聴取の様な会談が行われていたので大丈夫かと思われたが、開始4分にいきなりトゥーキックゴール。走っている足の動きそのままで打ってきたのでGKにとっては取りづらいはず。その後はカウンターからブラジルが幾度も追加点を決められる
チャンスがあったが、いずれもリュストゥの堅守の前にゴールを許さなかった。トルコもなんとかパワープレイ気味に試合を進めて、今大会誰よりも仕事をこなしているけどゴールだけは大スランプ中のハカン・シュクルのボレーもあったが今日は両GKの日だったようだ。
最後にイルハン・マンスズにもチャンスがありながら得点出来ず1−0でブラジルが勝利を決めて決勝戦へ進んだ。
−今日の受賞者−
MOM : GKマルコス (ブラジル)
MVP : GKリュストゥ・レチベル (トルコ)
MVP : FWロナウド (ブラジル)
MVP : MFリヴァウド (ブラジル)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
まず当たり前の様に両GKの共演、そして受賞は順当だろう。リュストゥに至ってはカーンと同率で今大会ナンバーワンといっても過言じゃないほど評価しています。だからこそ、トルコVSドイツでも良かったかな。他には得点シーンのロナウド。蹴り足がどっちなのか分からなくさせる
シュートはさすが。リヴァウドも前半に魅せた三浦淳宏もびっくりの「ブレ球ドライヴクロス」はすごい。どっちに曲がるのか、いつ落ちるのか、それよりもシュートなのか、クロスなのか・・・GKが走馬燈の様に色んな事を考えさせちゃう様なボールだった。こういう必殺技チックな
プレーはまぐの大好きなシーンである。やっぱ、まぐはブラジル好きだ。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント韓国ラウンド 第3位決定戦
テグスタジアム
| 韓国 |
VS | トルコ |
|
監督 | − | フース・ヒディンク | | |
監督 | − | シェノール・ギュネシュ | | |
|
GK | 1 | 李 雲在「イ・ウンジェ」 | | |
GK | 1 | リュストゥ・レチベル | 警告 | |
|
DF | 15 | 李 敏成「イ・ミンソン」 | | |
DF | 4 | ファティヒ・アキエル | | |
|
DF | 20 | 洪 明甫「ホン・ミョンボ」 | | |
DF | 5 | アルパイ・オザラン | | |
|
DF | 6 | 柳 想鉄「ユ・サンチョル」 | | |
DF | 3 | ビュレント・コルクマズ | | |
|
MF | 21 | 朴 智星「パク・チソン」 | | |
DF | 18 | エルギュン・ペンベ | | |
|
MF | 10 | 李 榮杓「イ・ヨンピョ」 | | |
MF | 8 | トゥガイ・ケリモール | 警告 | |
|
MF | 22 | 宋 鐘國「ソン・ジョンジク」 | | |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
|
MF | 13 | 李 乙容「イ・ウリョン」 | 警告 | |
MF | 21 | エムレ・ベロゾール | | |
|
FW | 14 | 李 天秀「イ・チョンス」 | | |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
|
FW | 9 | 薛 g鉉「ソル・ギヒョン」 | | |
FW | 9 | ハカン・シュクル | | |
|
FW | 19 | 安 貞桓「アン・ジョンファン」 | | |
FW | 17 | イルハン・マンスズ | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
DF | 7 | 金 泰映「キム・テヨン」 | | IN |
MF | 20 | ハカン・ウンサル | | |
OUT |
DF | 20 | 洪 明甫「ホン・ミョンボ」 | | OUT |
MF | 21 | エムレ・ベロゾール | | |
IN |
FW | 16 | 車 ドゥリ「チャ・ドゥリ」 | | IN |
MF | 7 | オカン・ブルク | | |
OUT |
MF | 13 | 李 乙容「イ・ウリョン」 | | OUT |
MF | 22 | ウミト・ダバラ | | |
IN |
MF | 8 | 崔 兌旭「チェ・テウク」 | | IN |
MF | 14 | タイフル・ハブトチュ | | |
OUT |
FW | 9 | 薛 g鉉「ソル・ギヒョン」 | | OUT |
MF | 10 | イルディライ・バストゥルク | | |
6/29(土)決勝トーナメント第3位決定戦
テグスタジアム |
韓国 | VS | トルコ |
1 | 前−半 | 3 |
1 | 後−半 | 0 |
2 | 合−計 | 3 |
李 乙容「イ・ウリョン」 | | ハカン・シュクル |
宋 鐘國「ソン・ジョンジク」 | | イルハン・マンスズ2 |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
アジア初のベスト4。そして、初の第3位を目指して韓国が戦う。しかし、立ち上がり20秒そこそこでイルハンに詰められてしまい洪 明甫がボールを取られてしまう。そして、こぼれたボールをハカン・シュクルが流し込んで0−1とトルコが先制。ここまで空中戦を全て勝ってきたが、得点だけはノーゴールの
ハカン・シュクルがやってくれた。ここから展開が早くなる。前半8分、直接FKを李 乙容が右上隅に最高のFKを決めて同点。名手「リュストゥ」すら指にも触れずにネットを揺すった。間違いなく今大会最高のFKだった。しかし、まだまだ終わらない。前半13分、イルハンとハカン・シュクルのコンビから
GKと一対一の所をまたイルハンにパス。これを無人のゴールに流し込んで1−2。前半32分にはまたもハカン・シュクルとワンツーパスで裏に抜け出たイルハンがGKの突っ込んできた所をふわっと浮かせて決めて1−3。一方的な結果ではあるが、韓国も諦めてはいない。後半へ。後半も
韓国のシュート攻勢。負けていながらも決して諦めない強さは感動すら覚える。ロスタイムには宋 鐘國のミドルが車 ドゥリのお尻に当たってゴール。2−3と一点差まで追い上げたものの試合終了。韓国は世界に恥じない立派な戦いを収めた・・・次は日本がこうなる番だ。韓国よ、韓日ワールドカップのホスト
として最高のチームだった。試合終了後、ハカン・シュクルがうなだれる韓国の選手を起こして、トルコと韓国が交互に並ぶ様に肩を組みグラウンドを回った。大スランプのハカン・シュクルだが、こういう所はさすがトルコの国民的英雄だ。最後まで素晴らしい試合でした。
−今日の受賞者−
MOM : GKリュストゥ・レチベル (トルコ)
MOM : FWイルハン・マンスズ (トルコ)
MOM : FWハカン・シュクル (トルコ)
MVP : MF宋 鐘國「ソン・ジョンジク」 (韓国)
MVP : FW李 天秀「イ・チョンス」 (韓国)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
リュストゥは今大会でも最高のGKだろう。カーンと迷う所だ。他にはトルコの2トップコンビだけで3得点というのもさすが。韓国はどうも、この2人しか目に付かない。別に他の選手が活躍してない訳じゃない。ただ、目立ってるときはこの2人からという気がする。
ゲームを作るのは李 榮杓、朴 智星。そして、攻撃の展開を面白くするのが宋 鐘國と李 天秀なのだ。韓国にも面白い素材は多い。ほとんどのメンバーが海外移籍とかしちゃうのかもしれない。これはうかうかしてられないぞ。
2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN 決勝トーナメント日本ラウンド 決勝
横浜国際総合競技場
| ドイツ |
VS | ブラジル |
|
監督 | − | ルディ・フェラー | | |
監督 | − | ルイス・フェリペ | | |
|
GK | 1 | オリヴァー・カーン | | |
GK | 1 | マルコス | | |
|
DF | 2 | トーマス・リンケ | | |
DF | 3 | ルシオ | | |
|
DF | 5 | カルステン・ラメロウ | | |
DF | 5 | エジミウソン | | |
|
DF | 21 | クリストフ・メッツェルダー | | |
DF | 4 | ホッキ・ジュニオール | 警告 | |
|
MF | 8 | ディットマール・ハマン | | |
MF | 8 | ジルベルト・シルバ | | |
|
MF | 16 | イェンス・イエレミース | | |
MF | 15 | クレーベルソン | | |
|
MF | 22 | トルシュテン・フリングス | | |
MF | 2 | カフー | | |
|
MF | 17 | マルコ・ボーデ | | |
MF | 6 | ロベルト・カルロス | | |
|
MF | 19 | ベルント・シュナイダー | | |
MF | 11 | ロナウジーニョ | | |
|
FW | 11 | ミロスラフ・クローゼ | 警告 | |
FW | 10 | リヴァウド | | |
|
FW | 7 | オリヴァー・ノイヴィル | | |
FW | 9 | ロナウド | | |
|
| | | | |
| | | | |
IN |
FW | 20 | オリヴァー・ビアホフ | | IN |
MF | 19 | ジュニーニョ・パウリスタ | | |
OUT |
FW | 11 | ミロスラフ・クローゼ | | OUT |
MF | 11 | ロナウジーニョ | | |
IN |
FW | 14 | ジェラルド・アサモア | | IN |
FW | 17 | デニウソン | | |
OUT |
MF | 16 | イェンス・イエレミース | | OUT |
FW | 9 | ロナウド | | |
IN |
MF | 6 | クリスチャン・ツィーゲ | | |
| | | | |
OUT |
MF | 17 | マルコ・ボーデ | | |
| | | | |
6/30(日)決勝トーナメント 決勝戦
横浜国際総合競技場 |
ドイツ | VS | ブラジル |
0 | 前−半 | 0 |
0 | 後−半 | 2 |
0 | 合−計 | 2 |
| | ロナウド2 |
−おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
これが決勝戦。日韓ワールドカップもこれで終わり。前半は予想と反してドイツの攻勢。伝統的な放り込みサッカーではなく繋いで繋いで、足を活かした速さのサッカーを心がける。FWノイヴィルがもたらす新生ドイツとはこれなのだ。
ボール支配率も内容もドイツ寄りに進んだが、決定機はブラジルの方が多い。ロナウドがGKと一対一の決定機を二度も作ったが、いずれもカーンのスーパーセーブで阻まれる。前半終了間際には完全にブラジルペースへと持って行かれてしまい、
クレーベルソンのループはクロスバーだったり、ロベカルの弾丸クロスにロナウドボレーもカーンに阻まれて前半終了。後半もドイツペースのまま試合は進む。FKノイヴィルの弾丸シュートはお返しにマルコススーパーセーブ+ポストだったりと
ドイツも決定機を作る。しかし、徐々にシルバのヘッドはまたもカーンがセーブしたりと決定機は相変わらずブラジルにいく。後半22分、リヴァウドのブレ球ドライヴシュートをカーンがこぼしてしまい、ロナウドが詰めて0−1とブラジル先制。その後、
ドイツも負けずに選手交代を繰り返す。そして後半34分、リヴァウドがスルーしたボールをロナウドがグラウンダーで流し込んで0−2。その後は守り切ろうとしないブラジルの早いプレスに苦しめられて、ゲルマン魂を見せつけられずに試合終了。
0−2でブラジルが二大会ぶり5度目の優勝を果たした。次は4年後、ドイツの雪辱を晴らす為の大会になりそうだ。ワールドカップは今日で終わり、そして、4年後のワールドカップのスタートが今日始まった。
−今日の受賞者−
MOM : FWロナウド (ブラジル)
MOM : FWリヴァウド (ブラジル)
MOM : GKマルコス (ブラジル)
MVP : DFカルステン・ラメロウ (ドイツ)
MVP : GKオリヴァー・カーン (ドイツ)
MVP : FWオリヴァー・ノイヴィル (ドイツ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
2ゴールを決めて大会得点王となったFWロナウドはこれで4年前の悪夢を完全に振り払った。謎の全身痙攣がロナウドを襲ったが、もうそれも払拭したロナウドは名実ともに世界のエースストライカーと呼ぶに相応しい。そして、カーンのこぼれを狙ったかのような
ブレ球ドライブを打ったリヴァウド。そして、ドイツに先に先制させなかったGKマルコスもさすがだった。カーン共々評価します。そしてドイツと言えば伝統的リベロ。今回はその座にラメロウが代行するカタチになっているが、決勝戦でやっと伝統的リベロという感じになってきた。
本来はノヴォトニーだったが、よくぞラメロウが奮起してくれた。他にはドイツの伝統的高さ・パワーサッカーにもう一つの要素、スピードを加えた魅力的なサッカーを出来るノイヴィル。前半の動きなどは最高の選手だった。4年後はノイヴィルにクローゼなどがワールドカップで
暴れてくれるのだろう。
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