北澤 豪引退試合


・そう言えば・・・ラモス引退試合の時に「やまと」さんと話していた事を思い出した。「きっと、次の引退試合はカズだね。」って。まさか、キーちゃんが先だとは夢にも思わなかった。ましてや、タケさんのをやらないとはもっと思わな・・・おっとと、失敬。今日はキーちゃんの引退試合。Jリーグでのラストゴールは昨年の清水戦。日本平のゴールだ。 非常に印象深いラストゴールだった。今日はそのゴールを見れなかった人達の前で本当のラストゴールを見たい。それもミドルシュートなんかいいやねぇ。

・6月21日。梅雨真っ盛りのシーズン。先週は福田正博も引退試合を行ったらしい。だが、この試合を見たかったのはファンだけじゃなくお天道様も見たかったのか。気温33度の直射日光、まさに夏日だ。国立での体感温度はゆうに40度を越えるばかりの熱気で溢れかえっていた。ラモスの時もそうだが、この人達はお暑いのがお好きなようで・・・。 熱中症で倒れない様にね、みなさま。

・国立に若干の遅刻とともに到着。懐かしいユニフォームを着て国立へ訪れる人が多く目立った。まぐはあえて現在のユニフォームを着たのだが、圧倒的に「YOMIURI」という文字や「スイカ型」模様の93年仕様が目立つ。これだけユニフォームを持ってる程に応援していたのなら、今も足を運んで欲しいな。今日をきっかけに新しいヴェルディもいいじゃんと思わせる 試合をしましょう。営業のため、第二試合のアルディレスさん頼みましたよ。

・試合開始前、ゴール裏では事前に話し合って決めたという(あ、まぐ居たのに参加してないや・・・。)背番号の「8」を象った緑の紙と白の紙でキーちゃんをお出迎え・・・うーん、若干下の方が丸が小さい。無理もない、ゴール裏は席一つ一つ以上に詰まってる。でも、上段の方は人がまばらに座ってるからね。もっと、密集させれば綺麗になったかも。ま、仕方無いさ。 今日は浦和レッズの応援団やら日本代表の応援団さんがキーちゃんを応援しに来てるのか、冷やかしに来てるのか怪しい。それでも、動員数貢献ありがとです。

・どーーーーーーーーーーーーんっ!!!!耳をつんざくロケット花火一発。ラモスの時もそうだが心臓に悪い。ここで引退試合のメンバー発表。まぐの心の声付きでどうぞ。
Jスターズ、監督:加茂 周・・・おー、コーチ:早野 宏史・・・ふーん、GK21番小島伸幸ー!・・・ザスパだ、DF中西哲生・・・あ、フロンタだ、3番マリーニョ!・・・うおー、マリーニョだー!!23番、福西崇史・・・なんで?、11番エメルソン!・・・ゴール裏でうるさい人が1名。15番吉田光範・・・ドーハだ、ドーハ組だー。でも、大中小ちゃん呆然・・・ま、小6じゃ知らんな。 17番中山ぁー、雅史ぃーっ!!!!・・・何故、DJまで声を高らかにする必要がある。うわっ、ゴン目立つな。19番永島昭浩、うおーーー永島ぁー!!!、1番松永成立・・・シゲさーん。2番、鈴木正治、うおーーーー、戸塚と飲み屋対決だ。3番勝矢寿延、新子安でたまに会います。4番井原正巳、うわっ、中山同様に目立つな。7番名波 浩・・・あれ?あんた代表に選ばれなくなったねぇ。9番福田正博!・・・ げっとごーる♪、フクダッ!!とか言ってる人がゴール裏に1名。13番藤田俊哉、磐田で唯一認める存在。入団の経緯でヴェルディとジュビロで迷ったらしいね。14番岡野雅行ぃー、またまた騒いでる人が1名。8番長谷川健太ー、津曲を泣かすな!、10番木村和司・・・うわっ、なんか老けたな。それともわざと?、18番呂比須ワグナー・・・露蓮マグナーとか言うな。サカつく3知らないと何も分からん。・・・あ、浅野忘れてた。 ・どーーーーーーーーーーーーんっ!!!!またも耳をつんざくロケット花火一発。うぅ、二度もビビった。次はヴェルディオールスターズだ。
監督:松木安太郎・・・ぶーーーーーっ!、うわっ、すんごいブーイング。コーチ:川勝良一・・・ほー、小見さんじゃないんだー。GK1番菊池新吉、しんきっつぁんはランドでよく見るので懐かしくないな。4番堀池 巧・・・何故、こっちにいるのか不思議がってる人も数名。若い人じゃ知らないやね、ってかヴェルディOBじゃないよな読売OBだこりゃ。14番山田隆裕、彼のせいで未だに山田卓也は山卓と呼ばれる・・・。15番レイナルド・・・あはははは、黒ペスだ。 何故、呼ばれてるのか不思議。7番戸塚哲也・・・すいがきょ! 9番与那城ジョージ、ユースでも頼むぞー。21番藤川孝幸、お宝ゲットしました、詳しくは後ほど。3番ペレイラ、マリーシアの権化。足を踏め、足を。6番都並敏史、つなみさーん、ユースに伝授カニばさみ。12番菊池利三、ヴェルディ岩手花巻。13番中村 忠・・・ミニラ!、2番三浦泰年・・・カズの兄貴だって事知らない人いるんだね。10番ラモス瑠偉、ジョウダンジャナイヨ!、16番菊原志郎・・・ うぎゃー!志郎様ぁー!・・・新旧16番はいずれも「様」が付く。11番三浦知良、いずれやるカズ引退試合はどこでやるのかい?、18番武田修宏、あー、横断幕忘れたー!!、8番・・・・・北澤ぁー、豪ぃーーーーー!!!!・・・・「おーれー♪、おーれ、おーれー♪、きたざわつよしぃー♪」
・以上、読みづらいまぐの声でした。

 
   ヴェルディオールスターズ
VS
   Jスターズ
  監督松木安太郎   監督加茂 周 
  コーチ川勝良一   コーチ早野宏史 
  GK21藤川孝幸   GK松永成立 
  DF12菊池利三   DF勝矢寿延 
  DF13中村 忠   DF井原正巳 
  DFペレイラ   DF鈴木正治 
  DF都並敏史   MF名波 浩 
  MF三浦泰年   MF福田正博 
  MF16菊原志郎   MF13藤田俊哉 
  MF10ラモス瑠偉   MF14岡野雅行 
  MF北澤 豪   MF長谷川健太 
  FW18武田修宏   MF10木村和司 
  FW11三浦知良   FW18呂比須ワグナー 


・主審は岡田正義さん。柱谷哲二は遅刻、前園は韓国Kリーグは休めないそうで。ビスマルクは何故か訴訟?・・・などで来れませんでした。
    カズ    武田      |       呂比須
                  |
       北澤         |  健太   和司   岡野
                  |
    ラモ    志郎      |     藤田  福田
                  |
       ヤス         |       名波
                  |
都並            利三  |   正治      勝矢  
    ペレ    中村      |       井原
                  |       
       藤川         |       松永
・ってか布陣なんて見れないっすよ。適当です。そういう訳で、ここの観戦記では詳しい事を分かる場所ではなくて、雰囲気だけでも味わって下さいな。

・前半1分、左サイドでこの男が久しぶりの必殺技炸裂。カズがボールを持って前を向く。そして、両足でボールをまたぐまたぐまたぐ、必殺「またぎフェイント」だーっ!!!!いやぁ、最近はぜんぜん見せてくれない大技だ。久しぶりの技に相手もたじたじ、足を出せなくなるよね。 最近ではユースの田村直也とか桜井直人が回数の少ないのをたまにやってくれるだけだし。盛り上がって興奮しちゃったけど、キーちゃんより目立っちゃダメだからね。

・16歳でJSLデビュー。階段を思いっきり走り降りながらリフティングするという伝説の持ち主。それが志郎様。ラモスから預かったパスをタメて左エリアへスルーパス。老体に鞭打って走るラモスに遠慮無し。それでも、ラモスの足に合わせた激遅スルーパス。こんなんでDF3人の間を通すだけでも立派。 はぁ〜、さすが志郎様だ。そのまま、左からラモスがダイレクトでセンタリング。ファーサイドでタケさんヘッドでキーちゃんも届かず。この人たちは誰が持っても、どんなプレーするのか分からないね。

・岡野vs都並。誰がどう考えたって結果はわかる。あの岡野が全力で走ったら都並さんでは追いつけるはずもない。だが、都並さんだって府中の街道・・・いやいや、府中の怪童と呼ばれた男。岡野なんかにゃ負けないぜ。食らえっ、必殺「カニばさみ」。ユースの一柳夢吾にも伝授した最強技だ。 本物の技は見事だね、しっかりとボールを挟んだし。いつもは相手の足を挟むんだけどなぁ・・・(それは反則です。)

・ほれぼれするほど中央突破。おっさんばっかなのに綺麗だねぇ。志郎様のスルーパスから右サイドの利三、ダイレクトでラモスへ、ラモスが運ぶドリブルでタメる。タケさんやカズがファーサイドへ開いて中央への道を開ける。そこで無理矢理中央のキーちゃんへパス。(カズどフリーでした) 分かっていてもキーちゃんへパス。しかも、そこを通せるのがすごいねぇ。フリーになったキーちゃんのシュートもぼてぼて・・・。

・左サイドに開いていたタケさん。そこから運ぶドリブルで一気にPA侵入。それでも攻めあぐねてしまいPA内から逃げる様に戻る・・・・ところが、裏を走っていたヤスへヒールパス。ヤスもダイレクトでニアサイドへシュート性のボール。これはGKに取られるも見事。あ〜、横断幕忘れてごめんよー。

・ヤスから右サイドの利三へ。利三、志郎様、利三、カズ、利三、カズ、ラモス、カズ、タケ、カズ・・・すべて1タッチ以内のボール回し。まぐが前から言い続けてるサッカー哲学の一つ。優勝するための秘訣・・・それは「お友達サッカー」だ。お友達だからこそ判断速度はコンマレベルにまで達する、パスコースも見なくても分かる、一点の曇りもなく信じられる任せられる、 そして、本来の技術以上の力を発揮出来るのだ。だって、そうでしょ。あの選手がこの選手が・・・何故にダイレクトでパスを出せるんだ?、こんなに精度高かったか?、ボールを持ってる選手にプレスをかけたか?・・・これら全てお友達サッカーの成せる技だ。ってことは今のヴェルディには友情パワーが足りないのか・・・誰かアシュラマンとサンシャインから友情パワーを取り戻してきてくれ。

・そして、現在。お友達サッカー爆発で黄金時代を築いているのがジュビロ磐田。どこかのマンションはジュビロマンションと呼ばれていて、レギュラークラスがこぞって住んでいるとかいないとか・・・。くぅ・・・アシュラマンに頼んで人形を離れ離れにしてやろうか。さっきのお返しで抜かれた都並さん。岡野からマイナスパス、藤田がダイレクトでパス、ロペス落として福田。福田が下げて和司へ。 和司が見事なまでのリターンパスで福田が突破。GKと一対一のところを中央に折り返して藤田が押し込んで0−1。藤田も「決めちゃったよ・・・」ってな顔してるし。

・怒ったラモスがボールを持って突破。カズが一気に動き出して左エリアへ飛び出す。キーちゃんも左エリアへ・・・その時、ラモスは右エリアへスルーパス。すると、誰もマークしていなかったタケさんへ。よっしゃーーーー、もらったーーー。キーちゃんには申し訳ないけど決めちゃえーーーーっ!! ってトラップミス・・・・おーい、頼むよ。タケさん・・・。まっちどおしいのはー♪、タケごーるぅ〜♪

・ラモスから左へ都並はカズへ。カズが必殺「またぎフェイント」入れて突破をほのめかしておいて、マイナスパスでラモスへ。ラモスももらってからマークを引きつけておいて、中央へ流す。ここへ回り込んできていた都並さんが走りこむ・・・の直前でキーちゃんがダイレクトミドルシュートーーッ!!!! これが見事にゴール右下へ突き刺さって1−1同点だー!!!・・・・でその瞬間を激写!


・さぁ、勢いにのれー。タケさんが左サイドへパス。これを都並さんがダイレクトでクロス。これをファーサイドでカズがヘッドで競るも届かず、そのままボールは右サイドへ。右サイドから利三が走りこんできてまたまたセンタリング。低くて速い見事なセンタリング、ファーサイドに回りこんでいたカズがどんピシャヘッドでゴール右上へ。うぎゃーーーーーーっ!!逆転だー−−−−っ!!!! 一度ヘッドに失敗したカズ、すぐに次に切り替えて即座にマークを振り切ってファーサイドまで行く。この姿勢よ、FWたるものコレだよ。DFと違い何度失敗したって、一度成功すれば英雄になれる。こんなに楽なポジションなんだ、自分の力でつかめるチャンスを決して逃してはならないのだよ。でも、まぐは生で見れたはずのカズダンス見逃した。チャンスを逃したよ。

・FK。センターラインなので誰も蹴る気無し。他の人が近寄っては遠のき、ラモスも嫌々ながら近寄る。もう、めんどくさいなぁって感じで誰もボールを欲しがらない・・・でも、これは策略だった。いきなり、ボールを蹴り前線で裏に飛び出したタケさんがGKと一対一になる。お得意のちょこんときめる流し込みシュートを狙うも松永セーブ・・・おのれ、シゲさん。 それにしても演技力も求められるのねヴェルディOBって。前半終了ー!




−後半−
    戸塚    与那城     
                 
  ラモ        北澤         
                 
                  
    柱谷    黒ペス     
                  
利三            山隆  
    堀池    ペレ     
                         
       新吉
・えぇ〜、相手方なんて見えませんよ。とりあえず、小島信幸、中西哲生、浅野哲也、吉田光範、マリーニョが入ってきたぐらいか。

・日本に新しい概念を植え付けた男。与那城ジョージ。当時、パスというものは「相手が一歩も動かずに取れるもの」が良いとされた。そこに現れた新しい技術「スルーパス」である。 スペースに仲間を走らせて、仲間よりも前にパスを出すというもの。当時としては目から鱗の技だっただろう。その伝道師ジョージのスルーパスをもらった戸塚・・・体が追いつかなかった・・・。 年には勝てないねぇ。

・もう、完全に同窓会メンバー。和司を相手に都並さんカニばさみしちゃうし・・・。あ、レイナルド交代してた。ボランチなのに上がりすぎだ。

・「キーちゃんを探せ!」後ろから来たパスをキーちゃんがもらってDFをかわしてラモスがGKと一対一。打たない打たない打たない・・・ラモスがきょろきょろしてGKをかわす。しまいにゃキーちゃん見えない。最後には手でボールをさろうとまでするし。 ジョージや戸塚が一対一になってもきょろきょろ・・・キーちゃんどこだー!!

・マイナスパスから福田ミドル。サイドネットで危ない危ない・・・ん?ヴェルディゴール裏から「げっとごーる♪フクダッ!」って言ってる人が1名。

・キーちゃんが運ぶ。そして、ラモスへ預ける。ラモスもヒールで壁パス。これでキーちゃん独走。センターサークルから全力で走って走って走って・・・GKと一対一へ。綺麗にゴール左下へ流し込んで3−1と追加点。うわー、引退試合でしっかりと2得点するなんてカッコイイやー。 ゴール後はラモスと一緒に靴磨きパフォーマンス。

・相手はここで選手交代。ケガで出場は微妙だった中山、福西、エメルソンの3人を投入してきたのだ。中山に至っては一歩も動かずって感じで痛々しい。これで試合終了。キーちゃーん、お疲れさまー。




6/21(土) 北澤引退試合
 

ヴェルディオールスターズ
 VS 
Jスターズ

前−半

後−半

合−計

北澤 豪(ラモス)

 藤田俊哉(福田)

三浦知良(利三)

  

北澤 豪(ラモス)

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
昔とった何とやらだけでここまでのイメージを作れるのがすごいわ。今のヴェルディしか知らない人にとっては、何故ヴェルディって中央突破ばっかやるの?って思うでしょう。でもね、こういうチームだったんですよ、昔から。 今のヴェルディでも無理矢理中央突破で点は取ってしまいます。でも、往年のヴェルディは中央突破にさりげないサイド攻撃があって成り立ってるんです。うーん、中央突破サッカーがまた見たいという思いがムクムクと出てきちゃいましたよ。

   −今日の受賞者−
MOM : MF北澤 豪    
MOM : MFラモス瑠偉   
MVP : FW三浦知良    
MVP : MF木村和司    
MVP : MF菊原志郎    


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
キーちゃん、ラモスは当然のこと。まぐは和司が一番面白かったですね。まさか、残り1分まで出続けるとは思わなかった。どう見ても開始15分でバテてたのに。その割にプレーでは福田へのリターンは見事。アイデア、イメージは衰えて無いね。



北澤 豪引退 第2試合


・オールスターズの面々が挨拶に来てくれました。そこでボールを蹴り入れたりとプレゼントコーナーへ。まぐも必死にジャンプするがゲット出来ず。某応援団足長男の目の前で片手キャッチ「何だろう君」は今も飾ってある。確か、オグが投げたのと森 勇介が投げた両方を持ってるぞ。 ちなみにヴェルディマスコットぬいぐるみには廣長のサイン入り。でも、部屋ではマリノス君とまりのすけが陣取ってますけど。最後に藤川さんがボールを投げた。あぁ、遥か遠くへ・・・ちぇ。と思ったら今度は藤川さんがサンダルをぽーんと履いたまま蹴り入れたのだ。明らかにまぐの守備範囲内。ジャンプ一番競り合って こぼれたサンダルはまぐの胸の中へ。一緒に競り合ってたのはtohsuke君だった。もしかすると、奪っていたかもしれんが許してくれ。よし、富山から来た「やまとさん」に差し上げようではないか・・・と思っていると、全く同じサンダルを・・・「大中小ちゃん」も持ってるではないか。しかも、大中小ちゃんにとって「藤川さんって誰?」 って状態。しかも、「まぐさんにあげる。」だって。あらま、ワンセット揃っちゃったよ。・・・・とまぁ、珍しい1足分ゲットとなりました。すかさず、呼び出してプレゼント。喜んでもらえて良かった良かった。

・この時点で飲み物完売。お酒しか残ってないという子供にとっては最悪の事態。こりゃ、熱中症患者出るな。そう、気分はまるで夏なのに午後13時からやった柏戦状態。やってる選手もそうだが、ゴール裏は気温が高いなぁ。あ、そういえばまぐはトイレに行ってないような・・・。 ペットボトル1本、1リットルの紙パック1本のお茶、ビール一杯分の水分は一体どこへ?

・さぁ、そろそろ引き締めて行きましょう。ロリ監督は終了しました。これからはアルディレスサッカーなのです。まぐははなっから「アルディレスは合わねぇ・・・」と何の基準も無しにそう言っていました。でも、ただの南米監督ではなく、現役生活のほとんどをイングランドで過ごしているし・・・現在もイングランドに住んでたし。 イングランド・プレミアリーグ栄光の100人に選出されてるし。もしかしたら、イングランドスタイルで4−4−2とかやってくれたり、サイドアタッカーが育ったりとかしないかなぁと期待もしてみるまぐでした。ちょっと、サカつくのやり過ぎなようです。


 
   東京ヴェルディ1969
VS
   横浜Fマリノス
  監督"オジー"・アルディレス   監督岡ちゃん 
  GK21高木義成   GK榎本達也 
  DF林 健太郎   DF13永山邦夫 
  DFアレシャンドレ・ロペス   DF松田直樹 
  DF23米山篤志   DF22中澤佑ニ 
  MF田中隼磨   DFドゥトラ 
  MF25根占真伍   MF20金子勇樹 
  MF13柳沢将之   MF26那須大亮 
  MF三浦淳宏   MF佐藤由紀彦 
  MF山田卓也   MF23大橋正博 
  FW16桜井直人   FW33北野 翔 
  FWパトリック・エムボマ   FW久保竜彦 


・はーん、やっぱ3−5−2なのね。まぁいい。それがしっかりと機能してくれるのなら文句は言うまい。トルシエの時には4−4−2、ジーコの時には3−5−2。さぁ、今年も時代に逆行して代表に選手を派遣しないサッカーと参りましょうか。案外、五輪でいっぱい選ばれたりして。

     ボマ                        ボマ    桜井     
           桜井             アツ           
                          ↑↑      山卓      柳沢
 アツ     山卓                ↑↑              ↑↑
               柳沢         ↑↑      隼磨      ↑↑
                     攻                     
     根占    隼磨       →撃→           根占      
                     時                    
   米山       やしけん             米山   ロペ  やしけん      
        ロペ                              


        義成                        義成
・うーん、バランスが良いのか悪いのか。サイドからの攻め上がりがあればあるほど、中央の選手は活きる。でも、ちょっと中途半端なのは山卓かなぁ。山卓は固定して隼磨がトップ下やればいいじゃん。ってか、平野やコバ、タマちゃんもいるんだけどねぇ。ちなみに本来のラモンは負傷で出れません。干された訳じゃないので御安心を。

・オジーサッカーは偏ってるよなぁ。オジィサッカー大歓迎と言う人あれば、負担かかりまくりというかわいそうな選手もいる。まずは大歓迎のこの二人。左サイドでボールをもらったアツがタメる。じっくりとタメて中央へ戻す。ここに走りこんできたのはボランチの隼磨。 スピードを一切殺さずにダイレクトシュート。遠目のシュートながらもゴールの外から中に入る見事なシュートもGKセーブ。そっか、今日の榎本は本物だ・・・。

・「ここで最終ラインにお話を聞いてみましょう。ロペスさーん、中継繋がってますよー、ロペスさーん。」繋がるはずも無し。だって、現在のDFラインはこんな感じ。
   米山       やしけん   →   米山        柳沢   →   根占        柳沢
        ロペ         →       やしけん       →       やしけん    
おーい、何でだ? ロペたんがいないぞ。ロペたんのしっかりと久保に張り付いてばかりで真ん中になんていやしない。ま、でもやしけんが真ん中にいてくれれば安心ではあるか。あとは自滅技「くるくる」さえ出なければだが。でも、米山がボールを持って前へ運ぶドリブルをする姿勢は◎。 いつでもロングフィード上げるからねっていう動きはナイス。ヨネは何度も上がってたね。

・ロペたーーーーーんっっっ!!、オジーサッカーの弱点は3バックの真ん中にあり。完全に久保の虜になってるロペたん。後ろをくっついて離れない。大橋のパスが来たけど・・・久保にくっついていこうっと。するするする・・・ど真ん中、誰もいないし。北野もまさか誰もいないとは思わずにビックリしたのか、 GKと一対一のチャンスにどっかんシュートで外へ。失点ものの大ピンチ。ふぅ・・・こわいこわい。

・うわーーー、マリノスすまんよー。たかが練習試合でこんな事になるなんて・・・。オジーサッカーの弱点その2。3バックの選手が全員スピードに弱い。右の林と左のドゥトラが一対一の勝負、スピードで来られたらやしけんに敵う術は無い。やっぱり、ドゥトラはスピードで勝負。しかし、その瞬間・・・発動した。去年の駒場以来の必殺技。 桐蔭学園秘奥義「無想転生」。ゆっくり動く林の周りにはゆらゆらと残像が見える。そして、ドゥトラの体の周りに増えたやしけんが素通りする。そして、ドゥトラの抜けた先には・・・ボールが無いッ!!ぐはぁっ!!ドサッ・・・ドゥトラ死す。あの浦和のエメルソンですら止めた秘奥義、そう簡単に破れるとは思うなよ。羅王の体に傷を付ける 威力ゆえにドゥトラ負傷退場・・・交代は三上。うわー、ごめんよー。

・ってか、林に一対一させるなよ。恐いじゃないか。かんぺーはダメっすか?アルディレスさん。オジーサッカーの弱点その3。根占・隼磨のドイスボランチ。確かに根占はさばけるし、ボランチ能力はヴェルディトップクラスだ。隼磨だってスピードあるし、縦への意識もある。だが、いかんせん上背がなぁ。マリノスはロングボール勝負を好むので、 弾き返せないんだよなぁ。そういう訳で山卓カムバーック!って事を言いたいわけ。それでも根占のロングフィードから左へ桜井。攻めあぐねてから戻したボールを隼磨が縦へパス。山卓が壁になってもう一度回った桜井へ絶妙なパス。これを桜井がダイレクトでゴール左上へ。北澤引退試合に感化されたか中央突破お見事です。トップ下山卓が始めて活きた シーンでした。問題なのは試しにやらせてみると標準以上に出来てしまうせいか?・・・そりゃ、うらやましい限りで、特に山卓。

・ボマが寝転んでオーバーヘッドも外へ。これで前半終了。




   −後半−
・中盤でのパス回しの最中にボールを奪われてしまう。今日はビックリしまくってる北野くん。いきなり拾ったボールでDFと勝負・・・した時にはすでに地面に顔を埋めていました。何故、私は地面に突っ伏しているのでしょうか。あ〜、そんな北野くんに明日はあるのか。将来を嘱望されてるかも知れない若い北野くんの夢をつぶしたのはロペたん。 かなり高い位置だと言うのに自分のマークしてたのは久保だったはずなのに・・・北野くんを見た途端にいきなり必殺「殺人スライディング」。3バックの真ん中の選手がスライディングしちゃあかんだろ・・・。転ぶ間際にしっかりと久保にパスしていたので、そのままGKと一対一でゴール左へシュート。パサァ〜・・・って感じのゴールで同点。

・・・・・うーん、まぐの評価を撤回。松田を認めていたがこの試合をきっかけに嫌いになった。報復合戦してどうする。確かにエムボマは結構荒い。つい、蹴ったりドロップキックしたりするのは有名な話だ。ただ、松田はおかしいだろ。ボールの無いところで明らかに蹴ったし、ビンタしたし、空中戦も明らかにボール落ちてきて無いのにタックルするし。 ここまでの報復合戦はサッカーでは珍しくない。ただ、自分から報復合戦しておいて、お返しのお返しのお返しであるエムボマの中断前蹴りを食らって逆ギレかい?・・・確か、あなたは前にJリーガーになって「真面目にサッカーだけに取り組む環境がなくてショックだった」とか偉そうな事を言ったなぁ。それ・・・今のアナタだよ。真面目にサッカーやる気ある? 曲がりなりにもさぁ、アナタを見てサッカーをやろうと思った少年や、アナタのおかげでサッカーを好きになった人も少なからずいるのさ。それら全てを裏切る行為だぞ。

     ボマ    一樹                  ボマ    一樹     
                          アツ           
                          ↑↑      山卓      柳沢
 アツ     山卓                ↑↑              ↑↑
               柳沢         ↑↑      隼磨      ↑↑
                     攻                     
     根占    隼磨       →撃→           根占      
                     時                    
   米山       やしけん             米山   ロペ  やしけん      
        ロペ                              


        義成                        義成
・ちと怒ってしまった。松田は上手い方だと思っただけに非常に残念。松田話はさておき、桜井に代わって一樹投入。一樹は左じゃなくて右に入りました。

・たとえ、3バックの真ん中ロペたんが危険でもコレがあるから使いたい。アツのコーナーキックをニアサイドヘッドで合わせるも、惜しくも外へ。空中戦の強さは武器なんだよねぇ。やっぱり、オジーサッカーで活き活きするのはアツだね。 アツのクロスに一樹、アツのサイドチェンジから柳、柳のセンタリングにエムボマヘッドなどアツが起点になってますねぇ。

        一樹                     一樹    山卓  
                          アツ           
     北澤    山卓             ↑↑      北澤      柳沢
 アツ                       ↑↑  平野          ↑↑
               隼磨         ↑↑              ↑↑
                     攻                     
     平野    コバ       →撃→           コバ      
                     時                    
   米山       やしけん             米山   ロペ  やしけん      
        ロペ                              


        義成                        義成
・面倒なので一気に交代。一応、キーちゃん引退試合ですよ。途中交代でいざキーちゃん登場。


・右サイドでもらった一樹。さぁ、いくぞーーー。「おらーーーー!どけどけどけーーーーーー!!」必殺直線ドリブル発動。ちょっと、こぼれ話。ロリ監督体制下ではドリブルは禁止、ポストプレイヤーになれと言われていたそうです。さぁ、いよいよ解禁日。一樹!・・・好きにやれ! 右から中澤引きつれて一気に勝負。中央まで潜り込んでミドルも外へ。さぁ、これから一樹の直線ドリブルが何回も見れる訳だ。

・こぼれ球を後ろから走ってきたコバが強烈ミドル。しかも、グラウンダー。それにしても綺麗なシュートだ、姿勢が綺麗なんだよね教科書の様だ。結果は本物エノモトのセーブにあった。逆に誰も周りにいない分、取りやすかったかも。人が居たほうがコース見えないしね。

・一樹直線ドリブルやりまくり。オジーになってから誓約が無い分だけ好きにやらせてもらえる。今の内、アピールしまくれ。ただ、一つ問題が。マリモヘッドこと中澤相手には全勝、なのに途中交代のDF栗原には一度も勝てないのは何故ですか? フィジカルで負けちゃいけませんよ。 相手の方が体の入れ方上手そうだし。

・あ〜、またロペたんったら右サイドにいるし・・・。ただ今回は出し手もフリーだったし、これがマリノスだし、中盤で寄せる事が出来なかったからね。中央をあっさりと抜かれて同じ一樹でも佐藤一樹のゴール。これで1−2・・・あ、一樹とぶつかったせいで義成負傷。頼むよー、GK少ないんだからさー。 きっちりドゥトラのお返し食らった・・・。

・今度はこっちの一樹。右から直線ドリブル発動。そのまま、一気にPA内に侵入してシュー・・・・って打たない。また一樹の悪い癖が・・・。ところが、後ろから上がってきた平野が見えた。よーし、一樹が横パスで預ける。ちょっと、「遅っ」って感じでビックリした平野だったが、落ち着いて流し込んでヴェルディでの初ゴール。 2−2と同点でした。みなさん、サイドバックの平野が見たいとおっしゃる方が多いですね、まぐは中盤で見たいです。どうせなら、トップ下の座をコバや卓と競ってみては。その後、ヘッドがクロスバーに当たったりと平野は絶好調です。

・まぁ、結局はここをケアできるかがヴェルディの課題だな。ロペたんがまたも不用意に殺人スライディング。また、かわされて独走。一対一になる前に米山がユニフォームを引っ張り倒してイエローカード。しかも、二枚目で退場処分。なんと、次節のナビスコ出場停止だとか・・・うわー。

・そして、最後にはGKと一対一になった久保を柴崎が何とか抑え込んでクリア・・・と思ったらアツがゴールに入れちゃってオウンゴール。2−3ですか・・・最悪ですわ。

・最後にこの試合のクライマックス。山卓がヘッドで落としたボールを一樹がシュート・・・空振り。このこぼれに走りこんできたキーちゃんが得意のミドルシュートも中澤クリア。後に北澤がこの事について一言。「教育が甘かったかな。」だって。雰囲気読めよーっと大ブーイングを食らって試合終了。




6/21(土) 北澤引退試合U
国立霞ヶ丘競技場

東京ヴェルディ1969
 VS 
横浜Fマリノス

前−半

後−半

合−計

桜井直人(山卓)

 久保竜彦

平野 孝(一樹)

 佐藤一樹

 

 OWN GOAL


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
3バックのロペたんとこが問題なのは言うまでもない。それよりも前も決して良かったわけじゃない。特に中盤、どこまでプレスかけるのか、組織的にするのがオジー流のわりには全然組織的じゃなかった。うーん、個人的には山卓ボランチにしてくんないかなー。 最終的に根占・山卓が良いと思うんだけど・・・。あとクリーンなサッカーもまだまだだね。

   −今日の受賞者−
MOM : いないよーん    
MVP : MF平野 孝    2度目


・最後にもう一度、キーちゃんイベントありました。最後の一言
北澤:「えー、今日は本当にありがとうございました。私の聖地でもあります、この国立競技場で引退試合に、本当に沢山の人達に集まって頂いて、そしてまたここに来れなかった全国の長い間応援してくれた皆様。本当に・・・本当に長い間ありがとうございました。 そして、今日こういうカタチで最高のサポーターと、最高の先輩方、仲間達と本当に試合が出来た事、誇りに思います。それと、この試合の前に挨拶を考えていたんですけども、やっぱり・・・今日試合をやって辞めたくないなと・・・・・。やっぱり、サッカーって最高に素晴らしいなと今日改めて思いました。 わたくしの28年間のサッカー生活の中、本当に支えて頂いて、そして引退試合のこの日、たくさんのみなさんに見届けていただいて本当に嬉しく思います。今日、皆様にもらった勇気を新たな、これからのスタートの、力に替えて、また次のステージへ進んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 どうも、ありがとうございました。」

・そして、二人の息子さんに自分のスパイクをプレゼント。次男の快(かい)くんの名前入りスパイク、長男の奘(じょう)くんの名前入りスパイクをもらった北澤ジュニアは果たしてユースまで辿り着けるのでしょうか。それまで、まぐはユースを追っかける事が出来るのでしょうか。 北澤 豪は止まらない・・・。北澤引退試合でした。




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