2005年 ゼロックススーパーカップ
・Jリーグ王者と天皇杯王者がぶつかる。この試合をスタートとし、いよいよJリーグが開幕するのだ。今まではどこが勝とうが興味の無かったゼロックスも今年は主役の一人。しかも、天皇杯優勝チームがゼロックスを取れなかった場合、Jリーグで低迷するという嫌なジンクスもある。
それを払拭するためにもマリノスに勝たせてもらいます。
・試合前は緑のボードを配るために大忙し。それでも、色々と手伝ってくれた皆様どうもありがとうございますです。こうして・・・あなたも気付いたら応援団になっているのだよ。悪魔の囁きに応えてくれた方はいるかな? 勇気を振り絞って声をかけられる人はいいけれど、
ちょっと恥ずかしいという人はまずはお友達から始めましょう。よーし、交換日記だ。・・・って発想が古いか。
・契約上はまだ「横浜国際総合競技場」なんです。3月1日から正式にNISSANスタジアムとなる。ってことは、今日は横国なんだよね・・・ってオーロラビジョンを見てみると、もろにNISSANスタジアムって書いてある。おいおい、3月に間に合わせる為にさっさと用意してたのね。
ちなみにゼロックスは通常国立なんですが、今回は改修工事のために横国になったそうです。
横浜国際総合競技場
横浜Fマリノス |
VS | 東京ヴェルディ1969 |
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岡田武史 | − | 監督 | |
監督 | | アルディレス |
榎本達也 | 1 | GK | |
GK | 21 | 高木義成 |
栗原勇蔵 | 30 | DF | |
DF | 20 | 李 康珍 |
中西永輔 | 2 | DF | |
DF | 4 | 林 健太郎 |
中澤佑二 | 22 | DF | |
DF | 6 | 戸田和幸 |
上野良治 | 6 | MF | |
MF | 32 | 小林慶行 |
那須大亮 | 4 | MF | |
MF | 2 | 山田卓也 |
田中隼磨 | 7 | MF | |
MF | 7 | 相馬崇人 |
ドゥトラ | 5 | MF | |
MF | 8 | 小林大悟 |
奥 大介 | 14 | MF | |
MF | 22 | 平野 孝 |
清水範久 | 18 | FW | |
FW | 9 | ワシントン |
大島秀夫 | 15 | FW | |
FW | 11 | 平本一樹 |
・うーん、3バック間に合わず。グァムやら練習試合で組んでいた3バックでゼロックスへ。米山の手術明けはJリーグ開幕以降までもつれるのか。意外とリハビリは大事なので慎重にやりましょう。ボールも触れるし、ゲームも出来るといって無理するとまたやっちゃうからね。
戸川も同じです。慌てず騒がずゆっくりと治しましょ。対して、マリノスはFW陣がズタボロ。久保・安は言うに及ばず、新外人のアデマールは日本に通院しに来ただけだし、A3という名の罰ゲームだけでも大変なのに坂田が負傷という罰ゲームなのにさらに罰ゲームをやらされるハメに。
直前で松田もケガと踏んだり蹴ったり殴ったり叩いたりのマリノス。倒すなら今だね。
一樹 シトン 一樹 シトン
相馬
↑↑ 平野 大悟 山卓
平野 大悟 ↑↑
攻 ↑↑
相馬 山卓 →撃→ ↑↑
慶行 時 慶行
戸田 康珍 戸田 康珍
やしけん やしけん
義成 義成
・ワシントンは向こうでシトンと呼ばれていたそうですよ。さっそく、馴れ馴れしくも使ってみました。頼むぜシトン!3バックの真ん中はやしけん。本来、ボランチの方が面白いんですけどね。何気にキーポイントは平野。ケガ人全員が帰ってきたら、レギュラーからあぶれてしまいそうな平野ですが、まぐは結構お気に入りです。
縦横無尽に動きまくってキャノンでも久しぶりに決めてやってくれぃ。
・マリノスのキーポイントは隼磨・・・ヴェルディのキーポイントは相馬。そうなんです、かぶります。マリノス vs ヴェルディ=隼磨 vs 相馬なのです。隼磨が攻め込んできて相馬と対峙。まずは一対一の勝負でも見せてくれるんかな?・・・と思ったがあっさりと勝負を諦めて中央へ入っていく。そして、苦手な左足でのクロス。
これはDF正面へ。ヘッドでクリアしたボールの先にはドゥトラがいた。あれ? 左サイドのドゥトラが何故に真ん中に。これを狙い済ましてシュート・・・ゴール右下も義成横っ飛びセーブ。はぁ、危ない。ヴェルディは先制しないと勝てないから失点はダメなのよさ。
・FKトリックプレー。ヴェルディらしからぬセットプレイからのチャンス。FKを大悟が中へ折り返すと見せかけて左サイドの相馬へのスルーパス。これが見事に引っ掛かって相馬がフリー。ゴールラインぎりぎりまで粘ってからのセンタリング。意外にもグラウンダーで合わせたボールはファーサイドまで届く。
これを山卓がボレーで狙うも外へ。おお、練習試合でも魅せたらしい相馬→ワシントン越え→山卓ですね。ワシントンが研究されたら、このカタチが効果的だね。やっぱ、今年は山卓もゴール量産出来そうな予感。
・先ほどは逃げた隼磨。今度は逃がさねぇ。本日の目玉、相馬vs隼磨。勿論、相馬は勝負。隼磨をスピードで縦に切り裂く。あわてて、横からスライディングするも届かずにフリー。狙いを定めてワシントンへのセンタリング。しかし、ここは徹底的に固めていてDFクリア。それにしても、左サイドの勝負はやはり面白い。
そして、隼磨。アンタぁ、マリノス行ってから人が変わったのぉー。一対一の守備でスライディングせいって誰が教えたん。松田か? 松田だろ。いや、松田に決まった。隼磨があんな性格になっちゃうなんて・・・。
・もう一度行くぞコラー!! 狙った獲物は逃がさねぇー。相馬はウサギにも全力を尽くす。その姿から人はこう呼ぶ・・・イジメっ子と。あー、もっと良いネームつけてやれよ。とにかく、今日もイジメっ子相馬が隼磨を狙う。ゴールライン際で縦を突破してにいく相馬。そして、またもスライディングしてしまう隼磨。
サイドの攻防でスライディングすることがどれだけ危険か・・・お母さんや学校の先生に教えてもらわなかったかい? しかし、これは運良くボールに当たってCKへ。まぁ運が良い奴よ・・・って、コーナーフラッグが隼磨を救う。外に切れずに中へ。これを隼磨が拾ってクリア。ドローだった勝負が隼磨の勝ちへ。
・レッスルマニアのメインをはれる試合。それがワシントン vs 中澤。裏へ出たボール、体を巧みに使ってDFをブロック。さぁ、ゴールへ向かって一直線。・・・でも、ワシントンは遅いのよ。当然、中澤に追いつかれてしまい真横から強烈なタックル。ハリウッドB級映画のように真横からドカドカぶつかるだけのカーチェイス。
・・・し、しかし負けない。装甲車のごとき中澤が横からショルダーチャージをするのにびくともしない、それはまさに重戦車を相手にするようなもの。そのまま、数10mも引きずりながらシュート。これは榎本が体を張ってセーブ。こぼれもワシントンがひろってキープ。中澤を背負っても動かない。中央へ返して無人のゴールへ
慶行がシュートするもゴール内に入っていた上野がブロック。くぅー、得点こそならなかったが、凄いシーンだった。
・この試合で何故か影の薄い存在になってる奥 大介。左サイドでボールを持っても・・・オーラが無い。なんだろ、何の根拠も無いいい加減なまぐの言葉だが、「この男に負ける気がしねぇ。」 案の定、李 康珍が間合いを詰めると、一瞬の内に懐に忍び寄り奥を背負ってボールをキープ。目指すはホンミョンボの李 康珍はまだまだ
荒削りなイメージ。誰もが想像出来る韓国人DFという感じだが、このシーンでの奪い方は見事。見る度に成長を感じる。そんな康珍に奪われて後ろから足を引っ掛けたり、ユニフォームを引っ張ったりとファールで止める奥。どうした奥、お前はその程度か? 違うだろ、全く持って氣を感じない。
もはや、絶状態の奥など恐るるに足らず。遠慮はしない。悪いが中盤は支配させていただく。
・第3回戦。隼磨 vs 相馬。隼磨が勝負しに来ないのでほとんど受身だね。遠慮なく相馬に攻めさせてやろう。どーでもいいが軽いぞ隼磨。さっきから何度もやられてるスライディングを何故にするんだ。サイドでの勝負でスライディングは失点へ一直線だというのに。相馬も慣れてきたのか隼磨のすライディングを左右へ軽いステップで
やりすごすと一気に突破。さーて、今度こそワシントンへどんピシャクロスを上げるぞ・・・ってとこでカバーしに来た上野の足に引っ掛かって転倒。ちっ、ファールは取れたけど突破は出来なかった。でも、隼磨は抜いたので相馬の勝ち。
・しばらくするとマリノスとヴェルディの中盤の削り合いで進展無し。若干、マリノスもボールを持てるようになってきた。上野がキープして前線を見渡した瞬間、真後ろから長い足でボールを奪う奴がいた。・・・そう、我らがワシントン。ボールを奪って左エリアで栗原と対峙。ん? あのでっかい頭の奴じゃないな。
せっかくの勝負を・・つまらん。仕方無い、餌食は栗原にしますか。ワシントンが中央へ切り込む素振りをして止まる。すると、切り返して縦を突破。カバーしていた中西もこの動きにひっかっているので2人も釣れた。そのまま、GK榎本と一対一のチャンスをゴール右下へ流し込みシュート。しかし、これは榎本がセーブして
得点ならず・・・。くぅー、惜しい。それにしても、ワシントンはでかいだけじゃなく、足下も柔らかいのでドリブルもあるぞ。ワシントンの強さと柔らかさを見れた前半でした。
−後半−
・後半早々、平野からのロングフィードが右エリアへ開いた一樹へどんピシャ。やはり、平野はヴェルディのパス回し選手権の中で一人違うアイデアを持ってる人物だ。右エリアで一樹がDFと勝負。そのまま、中へ切り込んで中澤もやりすごして左足キャノンもホームラン。うーん、天皇杯のガンバ戦みたいなグラウンダーだよぉ。
そういうシュートを頼むよ。一樹はどうもシーズン開幕と同時にリセットされてる傾向がある。また、調子に乗るまで時間がかかるのではあるまいな。そんな一樹が頑張ってるって言うのに、まぐは真隣りに来た奥菜 恵を見てこう思った・・・「小っちぇーっ!!」せめて、可愛いとか綺麗とか他にあるだろ、まったく。大中小ちゃんと間違えて
頭をぐりぐりしちゃうとこだったよ、危ない危ない。
・必殺仕事人。右サイドに開いた清水がボールをキープして攻め上がりを待つ。すると、何やらおびただしいまでの殺気を放つ人物がいる。清水も伊達にJリーガーではない。殺気を感じ取り、とっさに身を引いたその瞬間・・・・ザクッ・・・うぎゃーーーーーぁぁぁっ!!清水は軸足の左足を抑えて倒れる。
意識が遠くなる瞬間に見た男の頭には・・・真っ赤なトサカが立っていた。ヴェルディに来て初めての仕事をこなした。まずは清水殺し。今日も奴は血に飢えている。彼のトサカはまだ黒い、このトサカが赤くなるその日まで、彼は返り血を浴び続けるだろう・・・きゃーーー♪・・・ってどんなキャラだよ。
その内、赤い髪じゃなくて赤い紙になったりね。
・ぬぬぬ、後半20分過ぎまでマリノスペース。ここが勝負所だと思ったのか攻め込まれてる。こういう時こそセットプレイさ。マリノスの十八番でゴールしてやる。大悟のCKをファーサイドのコバへ。ワシントンにはマークが付いてるだけに裏をかいた格好。ファーサイドのコバがグラウンダーのシュート・・・しかし、DFブロック。
こぼれに反応した平野が中を良く見てダイレクトでクロス。これもワシントンではなく、中央の康珍へ。なんと、康珍どフリー。これをヘッドで狙う、中澤もあわてて康珍へ当たる。しかし、康珍はヘッドでゴールを狙わずにコースを変えただけ。そして、その位置にはワシントン。当人も来ると思ってなかったのか、慌てたトラップは前へ
こぼれてしまうも中澤のクリアより一瞬早く左足で押し込みゴール左下へころころころ。ちょっと、榎本もびびりすぎ。地べたにお尻つけちゃってゴールイン。1−0とヴェルディが先制! ばも♪ばも♪わしんとん、ばも♪ 左胸を叩いて、三杉ばりに「僕の心臓動いてるよ♪」もやってくれた。ワシントン大好きさぁーーー。
・先制点取ったら勝率9割。・・・裏返せば先制点取れないと勝てないんだけど、そこはぐっと飲み込んで・・・。さぁ、行くぞーっ!今年一発目、第1回ヴェルディパス回し選手権ーっ!どんどんどんどん、ぱふぱふぱふー♪ とやってまいりましたこのコーナー。スタートは最終ラインの林がパスをカットしてからスタートです。
スルーパスをカットすると同時にそれが味方へのスルーパスになる必殺技「リフレクマホカンタ」(いや、今ドラクエやっててさ。)でコバへ。コバ→一樹→ワシントン→大悟とダイレクトでの美しいパス回し。大悟がちょっとタメて左エリアの相馬へスルーパス。これを相馬もダイレクトでシュートを放つも枠の外へ。
うおーーー、最高のパス回しだ。これぞ、ヴェルディの目指す「繋ぐサッカー」。あぁ、ウーゴのゴールみたいになるかと思っちゃった。
・マリノスが右サイドを開いた大橋へロングフィード・・・すると、何やらおびただしいまでの殺気を放つ人物がいる。大橋も伊達にJリーガーではない。殺気を感じ取り、とっさに身を引いたその瞬間・・・・目の前には戸田だ。大橋が身を引いたおかげで、ハードタックルを受けずに済んだのだ。しかし、戸田はこれでは満足しない。
お、俺の攻撃をかわしただとーっ!!とでも思ったのかクリアボールを何故か叩き付けてしまった。しかも、戸田はボールを見失っている。・・・チャンス!・・・大橋がボールを拾って一気に中央へ。やしけんをフェイントでかわして、中へ入ると見せかけて切り返し康珍もやり過ごしてPA内侵入。GK義成の飛び出す出鼻をくじくゴール右下へ
の流し込みシュート。これであっさりと同点1−1。く、くぅ珍しくノーファールで戸田がボールを奪ったかと思ったらやってしまった。やはり、若干ハードタックル不足かもしんない。
・センターラインで山卓が奪ったボールをコバへと繋ぐ。コバがドリブルしながら前線の様子を伺う。ここで、マリノスも疲れてきたのかコバに対してノーマーク。そのまま、ワシントンへ必殺の職人スルーパス。一樹が右へ流れることでコースもばっちりと空いた。さぁ、ワシントンよ。コバのスルーパスを受けてぶちかましてやれーっ!
ってボールを踏んづけてしまい大失敗。トラップ出来ずに終了。おーい、頼むよー。
一樹 シトン 一樹 シトン
平野 大悟 慶行
大悟
攻 相馬
→撃→ ↑↑ やしけん
平野 慶行 時 ↑↑
やしけん ↑↑
↑↑
相馬 山卓 相馬 山卓
塗師 康珍 塗師 康珍
義成 義成
・相手をハードマークで潰せば潰すほど、戸田のトサカが赤く染まるのだ。しかし、戸田のハードマークの回数が減っていくと戸田パワーは徐々に減少していってしまう。父さん、近くに妖怪が!みたいな効果も持ってます。 ま、ネタはさておき・・・戸田にかえて塗師投入。実際、康珍と一番多く組んだ事のある選手って
塗師しかいないしね。連携やDFラインの事を考えると塗師の方が適任だわ。ってか、これだけ使って昇格させないとはね。勝利給や出場給出ないんだろうし、オジーのポケットマネーで栄養費ぐらいあげてよ。ま、どうせ横国までの交通費程度だろな。
・スペシャルなレフェリーが基準の無いジャッジ。あれは取るのに、これは取らないの?というシーンが多々あった。ちなみにこれはヴェルディだけでなく、うちの家族も同じ事を言ってたのでマリノスも変なジャッジだと思ったのだろう。ほんと、頼むよ上川。後半も終了間際の42分。マリノスが得た直接FK。これをドゥトラではなく、
大橋が蹴ってきた。ゴール右下へ意外と上手いFKで狙うも義成が横っ飛びセーブでクリア。うおー、天皇杯決勝の名波止めだ。・・・と思ったら諦めていない山崎が折り返して、ゴール内の隼魔が胸で押し込んで2−1・・・逆転。ちょっと、オフサイドっぽい感じもするけどやられた。やはり、マリノスはセットプレイなんだってば。
・ロスタイム。山卓のカットから大悟へ。大悟が3人引き付けて中央の平野へ。平野がヒールして後ろから来たコバのミドルシュート。しかし、このコースにはワシントンがいてブロック・・・あー、なんだよもー、体がでかいから守っちゃったよ。と思った瞬間、反転。那須を背負いながらも負けない、倒れない、奪われない。
助けに来た中澤も横から当たるも負けない、倒れない、奪われない。那須がまず脱落、中澤は最後まで激しく競り合うのだがびくともせずにワシントンシュート。ゴール左下へ流し込むコントロールシュート。これで2−2の同点!!うおーーーーっ!!こいつぁ、凄ぇ、ブラジルだけじゃない、日本でも最多得点記録を取れそうな感じだ。
合宿をサボってるFWとは訳が違う、今年はワシントンが荒らしてやるぅー。ばも♪ばも♪わしんとん、ばも♪、やったー。「僕の心臓動いてるよ♪」ポーズも確認。と同時に終了。
−PK戦−
・ゴール裏で応援する方への注意。ヴェルディゴール裏ではPKになったら全員しゃがみましょう。そして、CKの時みたいに「お〜〜〜〜〜〜・・・・・」と唸って待ちましょう。そして、ゴールが決まったと同時に全員でジャンプしましょー。これがまた下から見てると綺麗なんだわ。
ちなみにやしけんが蹴るときはフェイントに引っ掛からないようにね。あまりにボールがゆっくりでジャンプのタイミングでフライングしがちだけど、ネットが揺れるまでは我慢だ。
・1本目。マリノスの栗原が義成の逆に決めてゴール。さぁ、注目の林ですよ。相手GKの顔を凝視しながらゆっくりと走る。んで、蹴る瞬間にこれでもかと遅く動き、たまに止まったりしながらフェイントをかける。そして、蹴る瞬間にもフェイントを入れておいてシュート。榎本も何をしてくるのか
ビクビクしながらも一瞬右へ動いてしまった。そして、シュートは逆方向の左下へころころころころ。・・・くっくっくっく、あーはっはっはっはっはっは、これぞPK職人林の技術よ。高笑いが止まらないPKでした。
・2本目はごくごく普通に大橋とワシントンが決めて2−2。ワシントンは何故だろう、外さない雰囲気でしたね。今日2点取られてるせいか、榎本が気圧されてました。3本目。マリノスのやしけんタイプ上野。実は義成ってPKセーブ率低いんです。控えの水原の方が驚異的なセーブを連発してます。
そんな義成はスカウティングの方の情報通りに飛んでみたら見事にセーブ。よしよし、これでリード出来るぞ。こっちはコバ。思いっきり蹴るフリしておいてゴール左上へチップキック・・・・ふわ〜っと浮いたボールは見事にゴールへ。・・・くっくっくっく、あーはっはっはっはっはっは、これぞヴェルディの
ミスターインテリジェンス(オジーの選手時代のあだ名)。やしけん同様、普通に蹴らない。
・4本目。相手はドゥトラが普通に決める。そして、こっちはゴール裏で☆野さんがこう言った。「おーい、平本までまわすなよーっ!」んで4人目のキッカーの背番号を見ると・・・「11」・・・何故か、ゴール裏失笑。おいおい、大丈夫か?という感じ。決して、誰も蹴らせるな!と怒ってる
奴は誰もいない。一樹が蹴ったボールは多少危なっかしいもののゴール右サイドネットぎりぎりに決めて3−4。ここでたとえ外しても、苦笑で済む・・・やっぱ、一樹は愛されてるなぁ。それにしても、なんだこのゴール裏の雰囲気は。一樹決めても喜ぶどころか、みんなほっとしてる。
・5本目。隼磨が天井へ突き刺すゴールで諦めない。そして、最後のキッカーは・・・やっぱり山卓でしょ!・・・って康珍? あれぇー、キャプテン蹴らないんですか? ま、メンタルで言えば康珍もかなりのものを持ってるだけにPK戦ごときで揺るがないだろうけどね。これをゴール右へ決めて4−5。
やったーっ!!ゼロックスもらったーーぁっ!!!
横浜Fマリノス:先攻 後攻:東京ヴェルディ
|GKの動き|コース|キッカー名|−|回 数|−|キッカー名|コース|GKの動き|
| 右 下 |左 下|栗原 勇蔵|○|1本目|○|林 健太郎|左 下| 動 否 |
| 右 下 |左 中|大橋 正博|○|2本目|○|ワシントン|左 下| 右 下 |
|右 下 防|右 下|上野 良治|×|3本目|○|小林 慶行|左 上| 左 |
| 左 下 |左 上|ドゥトラ |○|4本目|○|平本 一樹|右 中| 右 下 |
| 左 下 |左 上|田中 隼磨|○|5本目|○|李 康珍|右 上| 右 下 |
2/26(土)ゼロックススーパーカップ横浜国際総合競技場 |
横浜Fマリノス | VS | 東京ヴェルディ1969 |
0 | 前−半 | 0 |
2 | 後−半 | 2 |
2 | 合−計 | 2 |
4 | P−K | 5 |
大橋正博 | | ワシントン(平野→李) |
田中隼磨 | | ワシントン(慶行) |
−おまけ−
ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
・一樹はちょっと目立ちませんでしたね。1度だけシュート、1度だけ直線ドリブルをやりましたが、一樹らしさが消えてしまいました。ワシントンをフォローするのもいいけれど、一樹らしさを前面に出す。そうしないと普通の選手になっちゃうぜぃ。だってねぇ、一樹じゃなくてもいいじゃんってことになるから。
相馬は前半こそ隼磨とデッドヒートを繰り広げていましたが、後半はマリノス側が相馬対策に人数をかけてきました。一対一の熱いバトルはお預けです。人数を利を生かした隼磨の勝ちですかね、今回は。ゴールまでされちゃったし。同じく、山卓もドゥトラ対策ばかりで前へ上がれませんでしたね。もっと、PA内に居て欲しい選手なんですけど。
今回は相馬からのクロス自体も少なかっただけにシュートも1本止まり。林−コバ−大悟のトライアングルも面白いけど、コバ−大悟−平野も面白いですね。ショートパスの連続の中から時折平野のフィードが炸裂する。長短織り交ぜたパスになるので面白いぞ。3バックは今後も懸念材料ですね。戸川・米山の問題はさておき、
現在の戸田と康珍です。やはり、戸田はボランチの方が得意ですね。チーム事情でDFですが、今後もDFをやり続けるのか見守りましょう。この試合ではミスが失点になってしまいましたが、戸田はこんなもんじゃないよ。きっと、戸田爆発ゲームもあるはずだから。
−今日の受賞者−
MOM : FW ワシントン 初選出
MOM : GK 高木義成&寺門 初選出/通算19度目
MOM : MF 平野 孝 初選出/通算9度目
MVP : FW ワシントン 初選出
MVP : DF 林 健太郎 初選出/通算16度目
MVP : MF 小林慶行 初選出/通算14度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
まぐの予想以上のスケールで活躍したワシントンはデビューで二冠です。練習試合の甲府戦ではワシントンよりバレーの方が凄かったという某兄弟の兄から情報を得ていたので、普通の外国人FWという目で見ていました。ところがどっこい、中澤に競り勝つ最強のフィジカル。
当たられてもDFを引き摺る能力。そして、対面一対一での勝負では細かな足下のテクニックも披露し、栗原、中西を抜き去った。ゴールシーンでは那須、中澤を引き摺りながらの流し込みシュート。ゴールを決めたら皆で一緒にパフォーマンスをしよう、「僕の心臓動いてるよ♪」って。
いやぁ、参ったよワシントンには参った。最高のデビューだ。・・・でも開幕前だけは凄かった「借りてきた黒猫」ことドニゼッチにならないよーにね。PK戦にまで粘ることに成功した後は義成のビューティフルセーブですよ。本人が何度も言ってるのでスカウティングの寺門さんも
ダブル受賞です。何気に2得点全部に絡んでる平野も当然MOMです。林とコバはPKでのテクニック披露でMVPです。あの場面であんなゴールを決められる・・・まぐにはできないなぁ。
・優勝賞金・・・3000万円!!・・・準優勝賞金・・・2000万円!!するってーとあれかい? ワシントンのロスタイムのゴールはたった1ゴールで1000万円の価値って事かい? こりゃ、すげぇ。なんか、MVPとか無いの? ゼロックスなんだからアピオス1年分とかさぁ・・・「できんよ、
アピオス1年分なんかできんよ。」「できないでしょう・・・。」・・・まぁいい、こんなCMのネタばかりが頭をぐるぐる回ってます。恐るべしアピオス。せめて、ヴェルディのクラブハウスに1台寄贈とか・・・もらって得するのはベレーザの酒井さんだけかもしれんけど。
・終わってから飲みに行きました・・・なんだか、最近必ずどっかで飲みに行くね。大中小ちゃんまで連れて行ったのはまずかったが、風邪は大丈夫かい? 熱っぽい上に「ごくせん」見たいんなら早く帰らないと。まぁ、何だかんだ、くだらない話を延々としていました。そして、帰ろうと思った頃には9時。
何時間ここにいたんだ? 4時間ぐらいか? そもそも、マリノスサポっぽいのがいないと思ったからこそ入ったのだが・・・帰りに玄関先でばったり。かなり年季の入ったマリノスサポ。色んな応援の道具も持ってるので応援団とお見受けしました。すると、「ゼロックスぐらいいらねーよ」とか「3000万も2000万もかわらねーよ。」
とか「ワシントンずりーよ」とかエライ言われよう。大丈夫大丈夫、ワシントンに驚いたのはこっちもですから。んで、意気揚揚と帰途につく・・・そんな僕らの試合はロスタイム逆転ゴール「あゆライブ」でした。電車満員じゃねーか、コラ。
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