2005年 J1リーグ第5節
・水曜日開催の味スタは厳しい。やっぱ、辿り着くのは不可能である。それでも、何とか見た事は見たので・・・ミニ観戦記だけでもあげようと思う。雨が降るだろうから、わざわざ着替えを持って出発。
味の素スタジアム
東京ヴェルディ1969 |
VS | サンフレッチェ広島 |
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アルディレス | − | 監督 | |
監督 | | 小野 剛 |
高木義成 | 21 | GK | |
GK | 1 | 下田 崇 |
戸川健太 | 3 | DF | |
DF | 5 | 駒野友一 |
林 健太郎 | 4 | DF | |
DF | 4 | ジニーニョ |
李 康珍 | 20 | DF | |
DF | 3 | 小村徳男 |
戸田和幸 | 6 | MF | |
DF | 17 | 服部公太 |
山田卓也 | 2 | MF | |
MF | 8 | 森崎和幸 |
平野 孝 | 22 | MF | |
MF | 34 | 茂原岳人 |
小林大悟 | 8 | MF | |
MF | 6 | ベット |
小林慶行 | 32 | MF | |
FW | 24 | 前田俊介 |
ワシントン | 9 | FW | |
FW | 20 | 大木 勉 |
平本一樹 | 11 | FW | |
FW | 10 | ガウボン |
・日テレの録画中継で初めて答えが明らかになった。広島のDFジニーニョ。元ヴェルディと書いてあるのだ。しかし、まぐの記憶を手繰ってもジニーニョなんていない。すると、どうだろう。録画中継では練習生とはっきり言ってるじゃないか。しかも、あの頃ってアルジェウいるし。
前にも似たような事があって、三渡州アデミールもヴェルディに来た事あったんだよね。それと同じパターンか。
一樹 シトン 一樹 シトン
平野
↑↑ 慶行 大悟 山卓
慶行 大悟 ↑↑
攻 ↑↑
平野 山卓 →撃→ ↑↑
戸田 時 戸田
康珍 戸川 康珍 戸川
やしけん やしけん
義成 義成
・米山はどうした? ケガなのか、風邪なのか・・・3バックが固定しない日々が続いております。こんなにころころ変わるんだと富澤やウベダは残した方が良かったかもね。ウベダなんてアルゼンチン帰っても出番無いんだぞ、この野郎!・・・と愚痴ってしゃーないやね。
・・・・ここで味スタ到着。広島がCKで中央へ。このボールに大木、前田、ガウボンと3人が同じ位置に走りこんで狙ってくる。これに対してヴェルディはたった一人で対応。ヘディングは合わなかったものの、かなり危ないセットプレイでした。そうそう、ヴェルディってセットプレイにも
弱いので集中せんと。ここまで見る限り、広島はだいぶヴェルディの弱点を分かってるねぇ。戸田の両サイドがガラ空きなのバレてますわ。詠さんも前から懸念してた場所だー。
ふぅ・・・と一息ついてご飯を食べながら観戦。まずは腹ごしらえをしてから前へ行きましょう。なーんて、思っていると広島のCK。あ、まぐの憎っくき前田俊介でてやがるよ・・・もう、アイツにやられるのは嫌だな・・・ってところでCKニアサイドで前田がコースをかえてズドーンッ!!
うそ・・・またか、また前田を自由にさせてしまうのか。アイツに振り回されるのはゴメンだ。誰か、誰か前田を止めてくれ。よし、戸田やっておしまい!0−1と広島先制。
・自陣PA内でのロビングを義成が飛び出してジャンピングキャッチ・・・の落下地点には何故か一樹。義成は飛び出す時に美声を響かせてるはずなので、一樹が聞こえなかったのか激突。しかも、義成は腰から落下。しばらく動けない状態へ。うぅ・・・ただでさえケガ人増えて困ってるのに。
これで前半終了・・・まぐは試合見てないので気付かなかったがヴェルディって攻めたのかい?
・録画中継を後から見たのだが、CKからワシントンがボレー。クロスバーへカキーンもライン越え。一樹が落として戸田がミドルなど単発で攻めてはいたらしい。でも、内容は完全に広島ペース。ヴェルディの弱点を狙われまくりでした。
−後半−
森本 シトン 森本 シトン
大悟 慶行 大悟 山卓
攻 柳沢
慶行 山卓 →撃→ ↑↑
時 やしけん ↑↑
やしけん ↑↑
↑↑
平野 柳沢 平野 柳沢
康珍 戸川 康珍 戸川
義成 義成
・後半から4バックへ。柳沢、森本を投入して、一樹、戸田を交代。戸田の両サイド、3バックのサイドをやられていたので修正。
・後半開始早々でいきなり中盤で林がボールをカットされる。そのまま、一気に攻めあがってきた森崎が前線を伺う。大木が裏へ走る素振りを見せたところでミドルシュートへと切り替える。義成もスルーパスが来るとふんでいたかも知れないが、シュートはゴール右下へ強烈に叩き込み0−2と出鼻をくじかれてしまう。それにしても、綺麗な良いシュートだ森崎・・・えーとどっちだっけ。見分け方わからんな。まぁいい、森崎1号ってことにするか。
・ようやく、ゴール出来そうなシーンがやってきた。慶行のフィードボールを、PA内で森本が落として大悟がミドルシュート。かなりのスピードで飛んで行ったキャノンシュートもGK正面で得点ならず。なかなか、ゴールの予感のしそうな良いシュートでした。それにしても、ボールがうまく繋がらないんだよな。広島もヴェルディの苦手なタイプのサッカーしてくるだけに厄介だ。
・毎度毎度同じ失点のパターンです。もっと言うなら何年も前からヴェルディの失点のパターンなんですね、これが。ヤナギが前線へパス、これを森崎1号にカットされてしまいカウンター。そのまま、森崎1号がドリブル突破。一気に全員引き連れてヴェルディ陣内中央を切り込む。その際、併走していたガウボンへ預けて自分は一気に飛び込む。ガウボンは森崎1号を見ておいて・・・急にストップッ!! すると、どうだろう。ヴェルディの選手
全員が急ブレーキをかけるも行き過ぎてしまう。そのシュートコースを狙ってガウボンがゴール左下へ流し込みシュート。これで0−3、昨年から引き続き広島戦ってのはいつもこうだな。
・完全無敵のストライカー、ワシントン。彼の良さをまだまだみんな分かっていない。ブラジル全国選手権で見たワシントンのゴールシーンのほとんどが、DFラインの裏へ抜けてGKと一対一になるパターンなのだ。その割にサイドへ開かないで中央でどっしりと構えて待っているので、ポストプレイヤーだと勘違いしやすい傾向にある。適当なフィードをワシントンに送っても効果は無いぞ。ハッキリ言ってヴェルディ史上最高のポストプレイヤーは
飯尾だ。それもどうかと思うが実際飯尾に匹敵するのはマグロンぐらいだ。それを分かってるとこういうシーンも生まれる訳で。義成のキックを森本がタメる。裏へ走り出したシトンへ森本がスルーパス。これでDFラインの裏をぶちやぶりGKと一対一へ。さぁ、後はシトン劇場。下田に真っ直ぐブチ当たりに行って退場を狙っても良し、強烈なキャノンシュートとやらを狙ってくれても良し、GKを抜いてくれても良し、得意の流し込みシュートでも良し、食らえーっ!・・・
ってまさかダフるのが正解だとは。
・林が倒されてイエロー・・・2枚目のイエローにより退場。おいおい、こんなんで退場にしちゃうの? すでに結果が一方的なのにまだやるかい? 勝手ながら、まぐの基準はケガしそうにないファールはイエロー対象外なんだよな。ある意味、ペナルティキックでもイエロー無しっていう判定あってもいいかなと。
退場なんてよっぽどの事意外はやってほしくないなぁ。サッカーにならないし。
・FK、右サイドからのセットプレイ。え? 広島ってセットプレイも前田に蹴らせるの? 凄い期待かけてますな。実際、まぐのU−20代表の構想は平山と前田の2トップ。交代で森本ってところ。まぁいい。その前田のセットプレイから中央に走りこんできた森崎1号が後頭部でコースをかえて流し込み0−4。うわー、なんじゃこりゃー。セットプレイの対応も酷いな、セットプレイで2失点、カウンターで2失点。
今年、「まずは守備から」ってファン感謝祭で言ったのはジョークだったのかい。
・CK。大悟のCKをニアでワシントンがジャンプ。これでオトリになって裏へ。誰もがワシントンウォッチャーになっていたところを中央で待っていた李 康珍がボレーであわせて1−4。GKの弱点ともいえる下田の脇の下を通過。つくづくGKって生き物は脇が甘い。でも、これ当然。まぐなんかがフットサルで脇の下にシュートされても大体脚が出る。しかし、そうなると手で届くボールも脚を伸ばしてしまいゴールされてしまうことが多い。
そのため、GKは反射神経を、本能を抑えてまで手で止めに行く。そうなると、逆に足元って弱点になるのさ。まぁ、威力もあったし下田も残念。これで1−4。
・こっからヴェルディも攻撃の形が出来始めてくる。毎度同じ事を言うけど、攻撃の形に気付くの遅いっすねぇ。コバが攻め込んで行ってミドルシュート。ゴール真正面へ飛んでいくもクロスバーへかきーん。くっ・・・こういうのでも入ってくれないかなぁ。なんて、思ってると右サイドで相手選手と山卓が接触。そのまま、脚を引きずったままプレー。んで、ラインの外へ。雨のせいで滑ったのかボールをクリアしようとして、滑って転びクリアも空振り。
肉離れを起こしていなければいいけど。山卓交代で久場投入。Jデビュー、おめでと。話によると、ヤナギと久場で紅白戦レギュラー組を荒らしまくってるという噂だけに期待しましょ。
森本 シトン 森本 シトン
大悟 慶行 大悟 久場
攻 柳沢
慶行 久場 →撃→ ↑↑
時 やしけん ↑↑
やしけん ↑↑
↑↑
平野 柳沢 平野 柳沢
康珍 戸川 康珍 戸川
義成 義成
・久場は山卓の位置にそのまま。右サイドアタッカーなので、右サイドバックでは使えない。対して、ヤナギは右サイドバックなので、右アウトサイドでは使えない・・・ってか、一応試してみてよ。どっちも出来ると思うよ。
ヤナギだって、山卓の位置でプレー出来るもん。んで、山卓にはもっと中央へ行ってもらってヤナギとコンビ組まないかい? ヤナギをベンチに置いておくのって勿体無いんだよな。
・ヤナギのクロスにシトンが胸で落として森本シュート。ゴール左下へ飛ぶも外へ。シトンが絡んだ攻撃にしては珍しくシュートまで行った。しかし、ロスタイムは広島が繋ぎまくって試合終了。そういや、去年まで見たプレスサッカーの欠片も無いっすね。
一人一人が別々に、それも気付いてからプレスでは遅いっす。これで試合終了。フロンタ戦も含めて課題山積み。
4/13(水)Jリーグ−第5節−味の素スタジアム |
東京ヴェルディ1969 | VS | サンフレッチェ広島 |
0 | 前−半 | 1 |
1 | 後−半 | 3 |
1 | 合−計 | 4 |
(大悟)李 康珍 | | 前田俊介 |
| | 森崎和幸2 |
| | ガウボン |
−おまけ−
ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
・どうしましょ。3−1−4−2は終わりですか? それとも、オジーがいつも言ってる「自分達のサッカーをやろう」ですか。それでは先へ進めないですね。また、何かしらのアイデアが必要のようです。日程が詰まっている時に限って、こういう事態になります。
本当は1週間じっくりと変更に費やしたいんですけど。気になるのはワシントンをどうしたいのか。自分達のサッカーは変えず、システムもこのまま変えず、シトンを何とかするのか。それともシトンの特徴を活かす為に、チームを変えるのか。本来、合宿でこういう事態になって欲しいものですが、
ゼロックスまでワシントンがどういう選手か分からなかったみたいですからね、まったく。それと同時にシトンと誰を組ませるのかも問題ですね。一樹も何とか合わせようとはしてますが、一樹らしさはどんどん無くなっていきますし。今さらながら、どうしましょ。シトンにアシスト量産した
ジャジソン獲得するのも手だけど、それじゃちょっとねぇ・・・。
−今日の受賞者−
MOM : FW 前田俊介 広島じゃん
MVP : −該当者無し−
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
いやー、この試合は前田ですよ。前田。ただのドリブル突破も止められやしない。やはり、あの時・・・埼スタ2グラで始末するべきだったか・・・ちっ。
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