2004年 ヤマザキナビスコカップ第2節
・激しく鬱・・・。なんせ、ヴェルディが久しぶりの3バックですよ。そういや、M木もロリも3−5−2で潰れていったなぁ。今回もオジーが3−5−2で散って行くのだろうか・・・。いや、それでもM木やロリと違って、今回ばかりは中断期間を3バック変更期間と題して練習してきた。きっと、
いつもの3バックじゃないはず。なんせ、オジー大好き3バックですからね。ま、ナビスコだし、今後のオプション作りに役立てましょう。なんせ、「パンお菓子杯」は練習試合だからね。
・・・・んで、ウーゴがケガ。おーい、3−5−2はウーゴを使いたいから考えた苦肉の策じゃないのかーっ! もう、終わりかよっ! でも、せっかく3−5−2の練習しちゃったんだし仕方無い。今回はウーゴのポジションに大悟☆スターダストを入れて修正。今後、山卓が復帰しようが、アツが代表から帰って来ようが
そんな未来の事は一切無視して純粋に3−5−2を楽しんでみようじゃないか。ボランチに大悟☆スターダスト、トップ下にコバを配置してみた。今日は何だか中盤で繋げそう。
味の素スタジアム
| 東京ヴェルディ1969 |
VS | セレッソ大阪 |
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監督 | − | アルディレス 「オジー」 | | |
監督 | − | ポボル・アルベルト | |
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GK | 21 | 高木義成 | | |
GK | 21 | 伊藤友彦 | |
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DF | 5 | 米山篤志 | | |
DF | 11 | 徳重隆明 | |
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DF | 17 | 戸川健太 | | |
DF | 15 | 千葉貴仁 | |
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DF | 3 | クラウディオ・ウベダ | | |
DF | 19 | 上村健一 | |
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MF | 4 | 林 健太郎 | | |
DF | 2 | カブラル | |
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MF | 8 | 小林大悟 | | |
MF | 23 | 下村東美 | |
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MF | 13 | 柳沢将之 | | |
MF | 6 | 浜田 武 | |
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MF | 22 | 平野 孝 | | |
MF | 8 | 森島寛晃 | |
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MF | 32 | 小林慶行 | | |
MF | 28 | 山城純也 | |
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FW | 20 | 飯尾一慶 | | |
FW | 27 | 苔口卓也 | |
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FW | 11 | 平本一樹 | | |
FW | 9 | ロブレク | |
・今回の3バックになって得した選手がいる。それはセンターバックの戸川健太。カバーリングとスピードの面で秀でている戸川をど真ん中に据える事で、苦手なスピード系FWにも対応出来るからだ。それとトップ下という新しいポジションも増えた。これにより陽の目を見なかった「玉乃」にスポットが当たるからだ。
実際、FWでの起用が多いタマちゃんもトップ下で輝きを放つタイプ。ようは自由にせえっちゅうことよ。さぁ、今日は3−5−2がどうなるんでしょ。
一樹 一樹 飯尾
飯尾 コバ
コバ 平野 柳沢
↑↑ 大悟 ↑↑
攻 ↑↑ ↑↑
平野 大悟 やしけん 柳沢 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時
ウベ 米山 ウベ 米山
戸川 戸川
義成 義成
・試合中に大悟とコバの位置はころころ変わる感じ。コバもボランチだっただけに、上がり下がりが良くわかってらっしゃる。ヴェルディに不足気味だったポジションチェンジも活性化するかもね。
・林のパスカットでそのまま平野へ。平野→大悟→コバ→一樹と繋いで一樹が勝負。そのまま、抜ききらないでシュートも伊藤のセーブ。遠かったので惜しいのかどうかは分からない。うーん、繋いでるよーっ! 中盤でボールがまわってるよー。ほとんど、2タッチ以内の早いタイミングだよ。
これだよ、これ。まぐはこれを待ってたんだよ。やっと、言えるんですね。おらーっ!繋げ繋げ繋げぇーっ!!
・ところが・・・米山が自陣でクリアを空振り。ちょっと、相手がボールを小突いたかもしんない。これをロブレクが絶妙の壁となり、苔口がPA内左エリアで義成と一対一。うわっ、やばーいっ!・・・もシュートをサイドネットへ。義成の飛び出しとファーサイドを戸川が切ってた事もあって、シュートコースはほとんど無かったけどね。
・センターラインで一樹がキープ。うーん、周りに誰も近寄らない・・・それじゃ、そろそろ行っときますか。「おらーっ!どけどけーーっ!!」左サイドを必殺「直線ドリブル」炸裂!。相手DFをそのまま引き連れて独走。一歩離れて対応するDFと横一線で全力疾走勝負。ハッキリ技術云々じゃない、足の速い方が勝つという勝負へもっていった。ただ、一樹は技術勝負かフィジカル勝負に持っていった方が得意なのに。相手も一切、触れずに対応されてしまい足の速さで徳重に敗北。
ま、一樹は何度負けても一回勝てばいいので、次も勝負してね。直線ドリブル発動する一樹は見所満載♪
・前半18分、ヴェルディのペースでボール支配、中盤での繋ぎに酔いしれる。そして、セレッソはというとカウンターで対応。森島がボールを持って運ぶ。そのまま、右サイドの縦のスペースにスルーパス。平野の大外を回られてサイドを深くえぐる。ゴールラインぎりぎりでマイナスパス。中央に走りこんできたのはJでも屈指の短い・・・おっとと、ちっちゃい背丈(158cm)の山城が走りこんできてダイレクトでシュート。うわーっ、あぶなーいっ!・・・ゴール左下を襲うも枠の外へ。
義成の横っ飛びが本気だった事から、かなり危ないシーンだった事が伺える。危ない危ない。
・前半20分、結構簡単に縦へつなげる展開へ。ボールのパススピードも早く、次に繋ぐ方向が見える。これが繋ぐサッカーをやりやすくさせたかもね。両サイドも割りと高い位置をキープしていたので迷ったらエムボマへロング・・・じゃなくて、サイドへさばこうというシーンも増えた。上出来。そんな中で最終ラインから繋いだボールを一樹が大悟へ繋ぐ。ボランチの大悟が一気に攻め上がり、DFを連れながら右足でシュート。しかし、これはGK伊藤がしっかりとセーブ・・・出来なかった。
シュート打った勢いでそのまま前へ走りこんでいた大悟が、こぼれを左足で流し込んでゴールど真ん中へ。これで1−0と先制点ゲットーッ!!
・先制点決めて1分後、飯尾と言えばコレでしょ。右サイド開いて勝負勝負、中へ折り返して一樹どっかーんっ! さぁ、ユースでの黄金パターン行ってみよーかーっ!右へ開いた飯尾へ最終ラインからロングフィード。そのまま、右サイドを独走。懐かしき、飯尾のウィングプレー。そして、そのまま勝負開始。意外とするすると抜いてしまい、そのまま角度の無い所からシュートもGK伊藤がスーパーセーブでクリア。グラウンダーだったので股抜きでも狙ったんか?
ともかく、いきなり2トップが調子乗ってきたぞ。
・もう、攻めまくりだヴェルディ! 左サイド平野の上げたクロスボールをセレッソDFがクリア。そして、そのこぼれ球が見事にヴェルディの右サイドへこぼれてきた。さぁ、13番が上がっていきますよ。全力ダッシュで上がっていきますよ。これはもしかすると・・・ヤナギ必殺のアレですかぁ? もしかして「じぇっとすとりーむあたっく」ですかぁ? 説明しよう、「じぇっとすとりーむあたっく」とはエジムンド、高木成太、柳沢将之のオッサン顔渋いキャラの3人が突っ込み、左に右に同時に分かれて相手に
襲い掛かる技だ・・・彼らを通称「おっさんどむどむ三連星」というが「○い三連星」や「ガン○ム」をパクっている事は言うまでも無い!(えばるな!) ともかく、久しぶりの必殺技だ、ぶっ放せーっ!・・・って直前で林がカット。おーいっ!やしけーんっ!! ヤナギの猛然と突っ込んできた全力疾走は一体なんだったんですか。ちょっと、肩を落として帰ってくるヤナギが面白かったです。次は打たせてあげて。
・前半32分、右サイドからのセンタリング。カウンター気味なのでゴール中も人が足りてない。ファーサイドまで届くクロスに苔口が何とどフリー。しかし、後ろから全力で帰ってきたヤナギが直前でダイビングクリア! 危ねーーっ!!
・前半41分のゴール正面の直接FK。さぁ、誰が蹴ろう。アツいないしなぁ。ウーゴもエムボマもいない。さぁて、誰が蹴る?ってな相談してそう。結局、蹴る瞬間にコバが蹴らずに横へ小突き、平野が足の裏でキープ。壁が崩れて雪崩れ込んでくる。そこを平野がヒールで後ろへ下げて米山がミドルシュート!!・・・っていうのがヴェルディのやりたいトリッキーなセットプレイと見た。ところが、現実は米山がシュートを蹴る直前で読まれててクリア。
初勝利よりも遠そうな直接フリーキックだこと。普通に平野のどっかーーんっ!!でもいいんじゃないの? これで前半終了。
・ここまで結果は満足。内容はというと、ボール支配、中盤での繋ぎも安定していてヴェルディらしさが見える。対して、決定的なチャンスはというとセレッソと3−3ぐらいの試合。ゴール出来そうなチャンスはお互い同じぐらいかな。だって、お互いGKと一対一のチャンスを外してるし。
個人個人で言うと・・・飯尾がポスト、林がダイレクトで裏、そして飯尾へとか、大悟がタメて右サイドのヤナギへスルーパス。こういうサイドを活かした展開が非常に多く。大悟がめちゃくちゃ目立ってます。
−後半−
・後半2分、右サイドからセレッソのセットプレイ。ヴェルディの弱点その1。セットプレイはファーサイドへ。見事にファーサイドへ通されてしまい、ヘッドで折り返し。そこにはどフリーでロブレクが現れた。GK義成と一対一でロブレクが浮かせたシュート。義成の飛び出しを見切って浮かせたのだろうが、シュートはゴール右サイドネットでノーゴール。
うおーーーーいっ! 後半開始早々いきなりやられたかと思ったじゃないかーっ! 危ない危ない、集中切らしちゃダメだぞ。
ボマ 一樹 ボマ 一樹
コバ
コバ 平野 柳沢
↑↑ 大悟 ↑↑
攻 ↑↑ ↑↑
平野 大悟 やしけん 柳沢 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時
ウベ 米山 ウベ 米山
戸川 戸川
義成 義成
・前半は結構良かった飯尾だけど、エムボマと交代。これは最初から決まってた交代なのかな? コバの位置が不正確。トップ下の位置にはずっといないし、林と並ぶ時間帯もありました。前半、大悟良かったからそう見えただけかもね。やしけんもいるので
大悟はわりかし自由にやらせてもらえたのかも。
・後半12分、ここらへんで落ち着いてきた。セレッソは相変わらず攻めてくるのだが、大丈夫。やっぱ、ヴェルディは開始して10分以内は危険な時間帯なのは変わらない。そこを過ぎてから、中盤でボール支配が始まる。とりあえず、中盤でボール回し開始。コバと大悟でリズムよくまわしていると・・・大悟がいきなり前線のエムボマへ強いショートパス。(決してスルーパスではなく足もとへ。)
これをもらったエムボマがトラップ一発勝負! 勝負と行っても縦を突破しただけ。そのまま、DFを引き連れたままPA内左エリアへ侵入しGKと一対一。DFと競り合いながらも左足で軽く流し込み。ゴール右下へズドン!!うおーーーーっ!!エムボマゴールで2−0と追加点。ってか、エムボマも軽く蹴っただけっぽい。それでも結構速いんすね。必殺「雷獣シュート」でどんがらがっしゃーんっ!でも無ければ
巨神兵が・・・ドーンッ!ってな威力でも無かったです。それでも、軽く蹴ってアレだもんなぁ・・・恐れ入ります。
・2−0から1分後・・・また前半同様ですね。立て続けにゴールできるんじゃない?ウチって。今度はエムボマではなくて一樹。またしても中盤でボールを繋いで繋いで前線へパス。この最後のパスが無かったんですよね。これを被きが直線ドリブルで勝負。今回の試合で2度目ですね。それでは例のアレもやりますか。「おらーっ!どけどけーーっ!!」必殺直線ドリブル。これでDF陣を粉砕してPA内侵入。GKと一対一の大チャンス。さぁ、一樹よ。一体、何をする?
思いっきりサテライトキャノンをぶっ放すのか、心機一転流し込むシュートを覚えるのか・・・ってどっちでもなく。そのまま、GKへ向って突進。シュートもGK正面へぶちかまして終了。こういうのばっかですなぁ。いや、きっと次は入るさ。
・って、昔ながらのサッカー格言。「チャンスの後にはピンチ有り」右サイドから走りこんできた酒本が単独突破。そのまま、簡単にセンタリング。これをPA内に大勢飛び込んだ中央では無く、マイナス気味のPA外左エリアまで下げる。そこにはフリーで走りこんできた下村が待っていた。センタリングをダイレクトで左足ボレーでゴール右下へズドン!! 義成一歩も動けず・・・。いやぁ、参りました。ただただ脱帽。こんなびゅーちほーなゴール食らうとは。
下村まで目が行かなかったか。それにしても2−0にした直後の失点は流れを相手に持っていかれちゃうんだよなぁ。
・さぁ、お待ちかね。ヴェルディのセットプレイのお時間です。一体誰が蹴るんでしょうね。なーんて言ってますけど、今度ばかりはエムボマいるんすよ。ハッキリ言って直接FKをエムボマがぱさぁ〜と決めるシーンなんて想像してないっす。そう、エムボマが蹴るFKならコレでしょ。巨神兵が・・・どーんっ!ってな爆発力のあるFKを期待しますよ。んで、シュートは思いっきり外へ。うーん、壁にブチ当てるシュートを期待してるんだけどな。
・後半22分、案の定2−0から即失点の影響が出てしまう。完全にセレッソペース。セレッソも中盤でボールを繋いでPA内でボールがこぼれる。これをPA内左エリアへ走りこんだ苔口が抜け出してGK義成と一対一の大チャンス。うわーっ! 危なーい! しかし、ここは義成が脅威の飛び出しを見せて苔口のシュートごとブロック。ほっ・・・。とにかく、ここに来て慌てふためいているので流れを変えないと・・・。
・後半26分、頑丈な分だけPK取れず。またもエムボマがボールを受けてゴールへ向う。中盤でもらいに来るエムボマがことごとくフリーになってきた。前線で棒立ち状態だったエムボマと比べると、フォローに回ってくれるようになった。そして、DFが一人だと見るとかかさず勝負へ。DFの千葉と一対一の状況を作ると、股抜きしたりフェイントかけたりして一気に抜き去る。しかし、PA内でシュート体勢になった途端に後ろから千葉がタックル。
大袈裟に倒れたらPKものなのだが、エムボマは頑丈だった分よろめくだけ。ちっ、損したか。ここで大悟☆スターダストに変えて相馬投入。大悟は良かったんだけど失点してからは、ちょっと消え加減。なんか、コバが下がった感じもする。
ボマ 一樹 ボマ 一樹
平野
平野 相馬 柳沢
↑↑ コバ ↑↑
攻 ↑↑ ↑↑
相馬 コバ やしけん 柳沢 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時
ウベ 米山 ウベ 米山
戸川 戸川
義成 義成
・若干違うかも。コバがボランチに下がって相馬が左へ。トップ下にはたかすぃが居た様な感じがします。
・相馬途中出場でいきなりお仕事。左サイドをさっそうとオーバーラップ。コバとの連携でさらに奥へ進むとゴールライン際で相手DFを一人かわす。そして、中央へグラウンダーのセンタリング。DFの合間を抜けて中央でエムボマがゴールに背を向けたカタチでDFを背負いながらキープ。うおーっ! ゴールは目の前だーっ!
しかし、背負ったまではいいが身動きとれず・・・残念。何気にヒールキックしたら入ったりしたんじゃないか? とにかく、相馬グッジョブ! ちなみにまたエムボマがGKと一対一のチャンスがあったけど、巨神兵がドーンッ!ってなシュートをホームランしました。DFも寄せてたしね。
・後半30分頃、ヴェルディペースへと傾いてきた。失点直後のピンチを乗り切ったら互角勝負へと持っていけた。そして、今度はサッカーの女神がオマケまで付けてくれた。右サイドに開いたエムボマがボールを拾いに走る。ここでDF上村も猛然と全力疾走してエムボマを追う。すると、上村がエムボマへスライディングタックル!・・・これをエムボマが宙を舞いながら吹っ飛ぶ。おりゃーっ!と走ってきた主審はイエローを提示して、レッドカード!
二枚目の警告で退場にしたのだ。いやいや、素晴らしい。上村は間違いなく自信を持ってボールにスライディングしたであろう、タイミングも間違ってないと思う。しかし、計算外だったのはエムボマの足の長さ。予想より早くエムボマがボールを小突いたのだ。しかも、ボマは最初から上村がスライディングに来ている事も分かった上で、小突いたボールの方向を上村の股抜きにしたのだ。上村もスライディングの体勢にした時には股を抜かれていただろうな。
これで完全にヴェルディペースだ。後は追加点次第!
・さぁ、後半44分。すべてのドラマがここに凝縮されたと言っても過言ではない。先ほどからビッグチャンスを逃しまくってる一樹。まぁ、この状態こそが一樹の真骨頂。この試合、3度目の正直と行きましょうか。さぁ、例の奴ですよ。「おらーっ!どけどけーっ!!」必殺直線ドリブル発動。エムボマがタメてPA外左エリアの一樹へパス。ここを一樹がDFと一対一の状態で直線ドリブル。上半身を小刻みに動かしてフェイントをかけると一瞬にして、カクカクっとかわしたではないか。
ま、まさか一樹の新必殺技か・・・「直線ドリブル」に続く新必殺技・・・その名も「直角ドリブル!」(まんまだし・・・キャプテン翼にもあるし) なお、批判は受け付けませんのであしからず。この直角ドリブルでかわすとGKと一対一。しかし、悲しいかな。ボールが一樹の正面に行っちゃいました。左利きの一樹にとって自分より、やや左側にボールが無いと上手く蹴れないのです。右足で蹴ればいいじゃんとお思いのアナタ! 右足じゃ枠に行きません。あぁ、これはさっきと同じGKに正面って感じかなぁ〜なんて
疑ってると・・・一樹が左足アウトサイドキックでGKの右わき腹へ流し込んだじゃありませんか? ボールはそのままゴール左下へ転々と・・・うおーーーっ!3−1だーっ!これで勝ったぞぉーっ!勝利を確信付ける一発でした。見事! 一樹を甘く見ると大変な目に会うぞ。
ボマ 玉乃 ボマ
玉乃 平野
平野 相馬 柳沢
↑↑ コバ ↑↑
攻 ↑↑ ↑↑
相馬 コバ やしけん 柳沢 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時
ウベ 米山 ウベ 米山
戸川 戸川
義成 義成
・勝負は決まった。・・・ということで一樹に変えてタマちゃん投入。森本でも良かったんだろうけど、タマちゃん使ってないからね。こういう時にアピール出来るんかなぁ。ロスタイムは2分。
・ところがどっこい、タマちゃんはプロ根性の塊だね。ほんの少しの時間でもアピールする。いや、お客さんを魅了する何かを持ってますね。左サイドでボールをキープしたタマちゃん。すでに2点差という事もあってか好き放題。相手DFが近寄ってきた所で「タマちゃん劇場」開演でございます。
みんな覚えてる? ってか知ってる? ボールを2〜3回またいでまたいで上半身だけでフェイントかけまくり、両腕をだらーんと下げ「ほらっ、ボール欲しいんだろ?」みたいにノーガード。始まったぞ!タマちゃん必殺「アトレティコ・ドリブル」ですよ。サテライト観戦記でしか登場してないだけに覚えてないかな?
こんなのやるのはタマちゃんか山崎竜二かモハメド・アリかってぐらいのノーガード技。相手が一人怒り心頭でスライディング。これもひらっとかわす余裕振り・・・うおーーーっ!タマちゃーんっ!・・・あんた、本物だよ。
・セレッソの選手がとりあえず逃れるためにクリア。しかし、これがクリアミス。そのコースには林が待っていた。林もそのボールをカットせずにダイレクトでスルーパス。クリアミスをそのままスルーパスに変えた事で裏へ飛び出したタマちゃんがどフリー。PA内左エリアでGKと一対一のチャンス。さっきと違いタマちゃんも簡単なプレーに。タマちゃん劇場もせずに右足ダイレクトシュートで
GK伊藤の左足外へ流し込み。伊藤もかろうじて手には当てるもののボールはころころとゴールへ。うおーーーっ!!4−1ですよアナタ。いやー、参ったねぇ。
・実はこれだけで終わらなかったりして。ゴールを決めたタマちゃん。実は決めた後にも「タマちゃん劇場」が待ってましたよ。いきなりおもむろにユニフォームを脱ぎ始めてぐるぐると頭上で回し始めます。うんうん、これならウベダと同じだね。ただ、タマちゃんの場合はこの続きがあったのだ。なんと、そのユニフォームをコーナーフラッグに着せてしまったのだ。そのうえ、そのコーナーフラッグを抜いて走り回り始めたし・・・。
うおーーーっ!!やれやれーっ!!わずか8千人の味スタへ集まった人達は大歓声!・・・というより大爆笑! しかも、仲間はみんなある程度の時間で帰って行ったのに、タマちゃんはコーナーフラッグを地面に戻して、ユニフォームを着替えてなんてやったから勿論イエローカード・・・。おいおい、タマちゃん。別にオチまで付けなくてもいいんだよ。これで試合終了。あっはっはっはっはっは♪
4/29(祝・木)ヤマザキナビスコカップ |
東京ヴェルディ1969 | VS | セレッソ大阪 |
1 | 前−半 | 0 |
3 | 後−半 | 1 |
4 | 合−計 | 1 |
小林大悟(一樹) | | 下村東美 |
エムボマ(大悟) | | |
平本一樹(ボマ) | | |
玉乃 淳(林) | | |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
3バックの守備面で行ったらそんなに手放しで喜べるものではなかった。セレッソのミスで助かったシーンもあった訳だし。それでも、高すぎず3バックを次もやってみてもいいんじゃない?とは思いました。
戸川が充分試合に出ても申し分無い選手だと把握出来たし。中盤の構成と組み合わせは面白くなってきましたよ。ボール支配大好き人間であるコバ、林、大悟の3人入れば「繋げ繋げサッカー」も充分機能しましたし。
今までの課題だった「前線への効果的なパス」「中盤での繋ぎ」「サイドを使った攻め」などは試合を通じてコンスタントに出来たんじゃないでしょうか。ただ、問題があるとすれば山卓やアツをどうするかですね・・・。
−今日の受賞者−
MOM : GK 高木義成 3度目/通算11度目
MOM : DF 戸川健太 初選出
MOM : FW 平本一樹 初選出/通算9度目
MOM : MF 小林大悟 初選出/通算3度目
MVP : FW 玉乃 淳 2度目/通算6度目
MVP : FW エムボマ 2度目/通算6度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
前半開始早々、後半開始早々、2−1と失点した直後の3回もあったGKと一対一のシーン。義成の飛び出しのおかげで一度はセーブ、2度は枠を外した。もし、あの時点で2−2にされていたら勝負は分からなかった。・・・という意味でMOMは義成にしました。
戸川のカバーリングで3度のピンチで済んだのは言うまでも無いのですが、GKと一対一にさせるのはマズイよ。今後はこういうのも減らしていこう。そして、実質勝負を決めた一発というのが一樹の新必殺技「直角ドリブル」ですね。あの3点目をもう少し早く決めてくれると守備陣は結構楽になるんですよ。ま、最後の最後だったけど、決めないよりは決めた方が良い。
ロスタイムは守備陣も結構楽できたと思うし。次はもっと早く決めましょう。だって、一樹も3回ほどGKと一対一があったんだし。大悟は前半の活躍を考慮しました。あの前半の戦いが出来るならウーゴ使わないでいいんじゃない? そろそろ大悟中心サッカーになりそうな気配だ。MVPはもちろん、タマちゃんのものです。でも、残り2分であの影響は物凄い。なんか、この試合すべてを食っちゃった感じがするのはまぐだけでしょうか。
後にこの試合を思い出すとしたら、「タマちゃん劇場」が出てくると思うし。文句無しMVPです。次もまた見たいと思わせるし、お客さんも「タマちゃん」の名は覚えたでしょう。最後に後半から起用されたボマ。しっかりとすぐにゴールでアピールしたのはさすがです。最近のエムボマは出てきても動かずにボールさえ触らずに終わるケースが多かっただけに、今回は結構動きましたね。一点投入でボマってのも面白いかもしんない。
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