2004年 ヤマザキナビスコカップ第1節


・2人で行く長居の旅。何とか、値段を抑えようと「青春18切符」を購入し値段を抑えて行こうと思った。我々にとって縁起の良さそうな名前の「みどりの窓口」で購入すると、11500円である。5枚で1セットなので2人で行くと片道1枚ずつ使ったとしても1枚余る。 これが非常に勿体無いのだ。そのため、ギリギリまで購入せずに「金券ショップ」で売り出されるまで待つ事にした。・・・・すると、金曜日の仕事帰りに寄ってみたら、ガラスケースの最上段で「レアもの! 18切符4枚組!」と大々的に宣伝してるではありませんか! まぐは迷う事無く9600円で購入したのであった。この場を借りて、水曜日に岡山駅で購入し26日に川崎地下街「アゼリア」で売ってくれたアナタ!、感謝します。

・そして、翌日。まるで芸能人なみ。分刻みのスケジュールで大阪長居まで行って参ります。それではスケジュールをどうぞ。ってか川崎駅に駅員居なかったから、青春18切符に「川崎駅」ってハンコ押してもらえなかったがショック。

05:39 「川崎駅」−−−−→ 08:26「静岡駅」
08:28 「静岡駅」−−−−→ 09:39「浜松駅」 
09:50 「浜松駅」−−−−→ 11:44「大垣駅」 
12:06 「大垣駅」−−−−→ 12:40「米原駅」・・・まいばらって読みます。
12:56 「米原駅」−−−−→ 14:14「大阪駅」−徒歩−→ 「梅田駅」
      「梅田駅」−−−−→ 14:40「長居駅」−徒歩−→ 「長居スタジアム」
・こんなスケジュールでした。座れないと予想していた東海道線は意外にも戸塚でぞろぞろ降りてくれて助かりました。ちなみにまぐは朝4時20分に起きたのですが、外はまだ真っ暗。川崎駅に着いた頃にはさすがに明るかったですけど、まだまだ朝は寒いっす。川崎から乗ったのですが、すでに気合の入っている新潟サポと遭遇。ちゃっかり、その隣りの車両には関東在住の 磐田サポが座ってる。うーん、人数では新潟の勝利と予想される・・・。うーん、緑色のユニフォームを着てる人は・・・いないか。

・途中で大学生4人が前の座席に座る。男2 vs 女2で通路を挟んで和気あいあい。このヤロー、こっちは長居まで初勝利を見に行くってのに、今日びの大学生は暇でいいねーっ!などとふて腐れながら会話を盗み聞き。「・・・楽しみだよねー。」「・・俺、行った事無いんだよねー。」「えー、初めてなのー?」などと会話が弾む。漢字変換間違えたらエライ事になりそうな会話だ。 すると、「・・・樹海だよねー。」・・・・はっ?・・・樹海がはじめて?・・・そりゃ、そうだろ。ま、まさか大学生集団自殺?、危ないホームページを見て人生に疲れたとかじゃないだろーな。翌日のニュースに「まぐまぐまぐろんにアクセスした大学生4人が樹海で発見されました」なんて嫌だよー。すると、降りる駅が近づいてきて大学生4人は降りる。すると、女性の一人がミニスカートだったのだが、 その女性のふくらはぎがまるで「子持ちシシャモ?」でもくっつけてるかのような太さ。なるほど、樹海に入ったら彼女みたいに強くなれるらしいぞ。・・・で何のサークル? 樹海って修行でもすんの?

・空いてたので楽に大阪へ。ここらへんで関西弁炸裂。うっかり、語尾に「〜じゃん。」とか言うもんなら振り向かれそう。梅田から長居で終了ーっ!・・・お疲れ様でした。いやー、疲れたねぇ。朝の5時から9時間近くも電車乗ってるんだけど、いい加減腰痛いよ。 そういう訳で長居遠征を終わります・・・って、これから試合じゃん。あ、〜じゃんって言っちゃった。

長居スタジアム
 
   セレッソ大阪
VS
   東京ヴェルディ1969
  監督ムズロビッチ   監督アルディレス 「オジー」 
  GK21伊藤友彦   GK21高木義成 
  DFラデリッチ   DF13柳沢将之 
  DF19上村健一   DF米山篤志 
  DFカブラル   DFクラウディオ・ウベダ 
  MF布部陽功   DF15相馬崇人 
  MF久藤清一   MF林 健太郎 
  MF17酒本憲幸   MF18根占真伍 
  MF11徳重隆明   MF小林大悟 
  MF森島寛晃   MF22平野 孝 
  FW11西澤明訓   FW25森本貴幸 
  FW10大久保嘉人   FW10ウーゴ 


・相手が3バックだから1トップにして中盤支配しようという定石通りの布陣。でも、ウーゴがセカンドストライカーの様にガンガン攻めあがれる布陣でもある。 ウーゴは毎試合ゴールまで後ちょっとの所まで来てるので期待しましょ。

           森本                  ウゴ    森本
     根占                                
                             平野        大悟  
   平野        大悟                  やしけん    柳沢
                     攻                   ↑↑  
                    →撃→    相馬            ↑↑
     根占   やしけん       時     ↑↑     根占     ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
 相馬            柳沢          相馬            柳沢
     ウベ    米山                  ウベ    米山 


        義成                        義成
・ねじくんがいるので林はガンガン前へ攻めあがれる。ねじくんだとカバーリングやらカット能力に優れているし、運動量もあるので普通に大丈夫だと思う。相馬は対面の酒本の攻撃力に要注意! ヤナギは徳重を無視して、どこまで攻める事が出来るかだね。

・開始1分、中盤からのフィード。ん?・・・オフサイド無し?・・・そのまま、一気に大久保突破。GKと一対一の大ピンチ。これを落ち着いて右下へ流し込むシュートを狙うも、義成は最近神になったらしいぞ。じっくりと待ってスーパーセーブ。スタープラチナ最高! もう、今なら時間だって数秒ぐらいなら止められるかもしれん。

・大悟は比較的PA内まで飛び込んだりしない分、パスを送る方で活躍中。右サイドでボールを受けて、そのままアーリークロス。大悟はボール持つと必ず動いてる選手にパスを出してくれるので、信じて走った方がチャンスになるぞ。中央へ走りこんだウーゴがトラップ&シュート。PA外からのシュートもぼてぼて。 190cm級がぞろぞろしてるセレッソ守備陣に適当に放り込んでも勝てない分、考えたクロスを上げた大悟は◎。この後、森本もこぼれ球をミドルで打つけど、DFが壁になってるよねぇ。DFカット。

・どーも、クラウディオのキャラが難しい。結局、ロペたんと同じキャラになっていきそう。殺し屋ロペたん、ヒットマンクラウディオ。言い方違うだけで、どっちも殺し屋。それでも、美しい。クラウディオのロングフィード。低く速く若干カーブを描いたボールはラデリッチの頭上をギリギリで越える絶妙のフィード。裏を狙って走ったウーゴがラデリッチと競り合う。一瞬、速く体を前に入れたウーゴがトラップ一本で かわすとGKと一対一の体制へ。しかし、ここには横からスライディングで上村がクリア。3人ストッパーかと思いきや、上村のカバーリングに負けた。結構、いろいろ出来る人なのね。ともかく、ナイスフィード!クラウディオ。クラウジオっていうと「どっかんFK」の方なので、「ディ」ね、「ディ」。覚えといて。

・前半12分、鬼の居ぬ間に何とやら。アツが代表選出のせいで空いた左サイドのポジション。昨年なら鈴木健太郎やら羽山拓巳やらで層が厚かったが、今年は相馬一人。さぁ、この試合でアピールと行こうぜ。その相馬が一気にオーバーラップ。酒本も引き連れてオーバーラップしておけば、カウンターで裏を付かれる心配もない。そのまま、連れてってセンタリング。スピードでは若干相馬が上か? 精度が高い事では有名な相馬のセンタリング。これがぐんぐん伸びて長身DFを越えたファーサイドへ。森本がトラップ&シュートも戻ってきたDFのクリア。こぼれを林がミドルシュートもDFクリア。な、なにぃ。ここまでシュート打っても壊せない壁なのか・・・こうなったらアレしかない。セレッソサイトで唯一評価されているヴェルディの右サイド。ヤナギ必殺「じぇっとすとりーむあたっく!!」 うお、また長居で炸裂しちゃうのか?・・・どっかーーんっ!!・・・って林にブチ当たりノーゴール。おいおい、林は壊さないでくれよ。

・前半15分、相手のCK。セレッソにとっては武器の一つ、ヴェルディにとっては弱点の一つ。それがセットプレイである。CKは大男を越えてファーサイドまで届く。これに引っ掛かってしまい義成も飛び出してしまい無人のゴール。そして、ファーサイドで待っていたのは・・・大久保だーっ!押し込むだけでゴールという位置で大久保がやった事は・・・ハンド?・・・おいおい、彼は何を考えてるんだい? おもむろに左手でトラップ。その落としたボールを右足で高らかにホームラン。入りもしねぇし。もちろん、一点もののハンドなのでイエローカードです。いやぁ、大久保って面白い奴だなぁ。これで2失点分助かったよ。

・前半19分、大久保が中央でフリー。そのまま、体を反転させてシュート。タイミングをズラしたシュートが多いので、結構厄介なFWだよ大久保は。ところが、今日は本当に大久保の日では無いらしい。ゴール左へ飛んだシュートはポストにカキーン!!・・・あっひゃっひゃっひゃ、ザマーミロッ!!大久保のシュートなんて恐く無いぞーっ!・・・・って跳ね返りを西澤が落ち着いてゴール右下へちょこん。 あ・・・・1−0。浮かれちゃダメよ。

・今度はウーゴのファール。ホームジャッジを展開されてしまう内容にウーゴが怒った。側でボールを欲しがる選手に渡さず、遠いカブラルに投げる。ちょっとだけの遅延行為。もちろん、イエロー。でもね、後半にこれより酷いのもあったよ。ボールを持って手で殴りつけるシーンもあったのだが、そっちにはイエローすら出ませんでしたよ。確か、セレッソの10番だった気が・・・。試合全体が和やかムード。もう、落ち着いちゃってるよ。 セレッソがボールを右サイドへチェンジ。すると、セレッソの2選手が水を飲んでてボールに気付かないし。スタジアム中が失笑をかった。

・前半27分、ロングフィード。ヴェルディの高いラインの裏を狙う戦術へ変更。酒本も徳重もさらさら上がってくる気配無し。ロングボール作戦を徹底。しかも、それが成功しちゃったりして。フィードを拾った大久保が右サイドを突破する。何とか、クラウディオがマークに付くものの、タイミングをズラしてミドルシュート。義成が下がりながらの最中でのシュートなので効果絶大。しかし、 うちの義成は神なの! 下がりながらも恐ろしいまでの反射神経でゴール右下へ飛んできたボールもキャッチ。CKにすらさせない。ふっふっふ、今日は大久保の日じゃないのさ。

・前半30分、ヤナギが猛然とオーバーラップ。徳重は恐ろしいまでの攻撃力はあるのだが、守備はさほど・・・。簡単にヤナギの突破を見逃してくれる。そのまま、一気にアーリークロス。さすがにヤナギだってフリーで蹴らせてくれれば精度の高いボールを上げますよ。 ニアサイドへシュート性のクロス。これに森本がGK伊藤と競り合ってヘッドで狙うも外へ。森本も悔しそうに手を叩くのだが、側で苦しそうにもがいてるGK。うーん、普通に15歳相手に敵が吹っ飛ばされるシーンを見るのもいいもんだ。さぁ、今日は誰が第二の山西になるんだい? ふっふっふ、僕が全国区にしてあげるよ。

・ここからヴェルディが繋ぎ始める。相手がカウンター一辺倒で追加点を狙うサッカーに変えたせいか、中盤でもボールを繋げるようになってきた。それでも、ヴェルディはどうもネタだけは豊富。相手の足を刈るイメージが先行しているクラウディオがイメージチェンジを計りたいようだ。最終ラインでボールをキープ。そのまま、攻めあがろうとする。西澤が正面から勝負。 しかし、クラウディオはキックフェイントでひらりとかわす。「おぉー。」また、横から当たりに来た大久保もあっさりとかわす。「おおーーっ!」ちょっと歓声が上がる。そこで華麗なロングフィード。どうだ! これで俺様のイメージも変わっただろう。うんうん、荒い汚い激しいというイメージは消えただろう。・・・ってみんなクラウディオのプレーに見惚れてしまい、 誰も動かず。ロングフィードはGKがキャッチ。あらあら・・・。

・残り10分でヴェルディペース。長距離のFKを米山がどっかーーーんっ!と外へ蹴り込む。うんうん、相変わらずだ。中盤で大悟がナルシストパス、余りにも美しいパスに大悟自身がうっとりしてて動けなくなるパスだ。しかし、美的感覚が若干違うせいか、ヤナギはさっそうとオーバーラップ。全力で走るとゴールライン付近でギリギリダイレクトセンタリング。こういう攻めになるとセレッソDFも混乱した。 ニアサイドでウーゴが競り勝ってヘディングシュート・・・も外へ。あぁ、惜しい。ヤナギの初アシストがぁ・・・。ウーゴもよくぞ競り勝った、次もやってくれぃ。・・・って、平野と競り合ってたし。あぁ、フリーだったのかよ。

・相馬、平野で左サイド崩し。平野がそのまま左サイドを駆け上がってセンタリング。ファーサイドの森本がこれをトラップ。そして、カブラルと森本一騎打ち。さぁ、森本がボールをまたぎ始めたぞ・・・勝負勝負勝負! 悪いけど、きみ・・・明日一面だよ。ビビったカブラルが一瞬で森本の突破を許してしまい、ゴールライン際ドリブル開始。あぁ、あの必殺「山西抜き」では無いか。このまま、GKまで一直線。 しかし、カブラルが後ろからスライディングでカット。抜かれたけど、足長いからボールまで届きやがった。これで前半終了。決定機はセレッソの方が多いけど、途中で引いてくれたのでこっちも攻めれた。後半はセレッソの運動量が落ちるので大チャンスだ。




   −後半−
     森本                           森本    
           桜井                  ウゴ    桜井
                                  大悟       
   ウゴ        大悟            平野            柳沢
                     攻     ↑↑    やしけん    ↑↑  
                    →撃→    ↑↑            ↑↑
     根占   やしけん       時     ↑↑     根占     ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
 平野            柳沢          平野            柳沢
     ウベ    米山                  ウベ    米山 


        義成                        義成
・相馬にかえて桜井。平野の左サイドバック待望論が多い中、オジーが実践で試す機会を得たぞ。でも、実際はアツが代表で離れる機会が多いので、左サイドバックも出来るかどうかを試してるだけで正式導入までは考えて無さそう。

・後半4分、右エリアでウーゴがボールを持ってサイドチェンジ。左サイドの深い位置で森本がトラップ。さぁ、ラデリッチと一対一の勝負だ! ボールをほれ、またいでまたいで・・・悪いけど、きみ、消されるよ。明日の一面載っちゃうよ、世間から消されるよ。日本のスターシステム発動をなめんな。 ラデリッチを引き連れたまま勝負勝負勝負・・・ぐわぁぁ〜っと大きなスタンスで抜くフリしてマイナスパス。これに後ろから走ってきた大悟がミドルシュート・・・もホームラン。ちぇっ。なんか、大悟のシュートってホームランになる打率高いな。

・こわーーーーいっ!たかすぃに逢っちゃった〜♪(メイ風味) 右からドリブルドリブル。セレッソのカウンター炸裂。平野と一対一。さぁ、平野の左サイドバック守備をとくと拝見しようじゃないか。サイドバックの守備とは一対一で対処する事が多いし、抜かれたら即失点の可能性もある危険な守備。つまり、求められるのは遅攻。相手に着かず離れずの位置をキープし、数的有利になるまで我慢 が必要なのだ。一挙手一投足の間・・・さぁ、平野よ出来るかなぁ・・・ドカッ、バキッ、ごろごろごろごろ・・・うぅ、引いて待つ所か一目散に相手にぶつかって行っちゃった。しかも、抜かれてローキックかますわ、タックルかますわ、相手を引っ張ってゴロゴロしちゃうわ・・・そりゃ、当然イエローカードです。警告もらってるのに、交代で下がるまで守備の姿勢は変わりませんでした。 うーん、サイドバックでの守備はアツにも平野にも求めちゃいけないみたい。とりあえず、すまん酒本。シャケって呼ぶのかな。

・8分、その平野のファールから得たFK。これを中央へ軽くあげてみる。ニアにいた長身選手を飛び越えた中央で大久保がどフリー。ヘッドでどんピシャも義成正面。・・・おーい、大久保フリーにし過ぎだって。大久保のコンディションも体のキレも申し分無いみたいだけど、義成には久しぶりにバリアがあるからね。やはり、左サイドの平野は一対一で抜かれるシーン多し。そのまま、右サイドを突破されてセンタリング。 ニアで西澤が頭で落とす。また、コイツかぁーーっ!! 何故か、フリーで大久保がダイビングボレー。うわ、これはさすがに決まったと思ったシュートもゴール左下外へ。うーん、新人GKじゃないけど、義成バリア復活させとこうか。ってか、失点もののピンチがちょっと続いてます。

・森本J最年少ゴールまで後・・・数m。大久保に散々掻き回されてイライラしてきたクラウディオ。すると、ドリブルで攻めあがる。さすがに南米選手はCBでも攻撃好きだからね。そのまま、ドリブルで攻め上がりPA外ギリギリまで上がる。ってか、誰もクラウディオに寄らないセレッソ中盤も運動量落ちたみたい。そのまま、ミドルシュート打つフリしてPA内左エリアへスルーパス。 ここにウーゴが走りこんでゴールラインぎりぎりから折り返す。誰も間に合うとは思わなかったからか、セレッソDF誰もいない。そこをファーサイドに走り込んでいた森本がどフリー。GKもウーゴに寄ってるので無人のゴール。まるで、平山相太が五輪で初ゴールを決めた位置そっくり。これで、同点だーっ!・・・後、少しボールが落ちてたら・・・。森本ジャンプするも届かず外へ。むー、森本 初ゴールがー。

・林が中盤でボールカット。素早くウーゴへサイドチェンジ。ウーゴが運ぶドリブルしながら、Let’s Dancing!・・・踊るマハラジャ。うおー、ウネウネ動いてるよー。しかし、ウーゴは球離れも早い方で。すぐに右サイドの桜井へサイドチェンジ。ヴェルディにとっては珍しい左に右に大横断、いやぁ、冒険したね。桜井がそのまま、変幻ドリブルで勝負。左に右にフラれたのでセレッソ守備陣大混乱。 桜井もそれを見てか勝負せずに簡単にセンタリング。マイナス気味のパスを森本が下がりながらトラップ。反転して振り向き様のシュート。しかし、これも上村がカット。コース良かったのに上村めぇ。

・セレッソの中盤ズタズタ。評判通り、後半になると中盤の運動量落ちるのは本当のようだ。またも、左サイドをウーゴが突破。レイソル戦でもサイドは突破させてくれたが、中央は固めていた。セレッソもそうなのだが、こっちだって修正ぐらいするさ。同じ手は二度は食わん。ドリブルでサイドを突破し、ラデリッチと一騎打ち。さぁ、行くぞレッツダンシ〜ングッ! コール・マイ・ママーッ!! 必殺「ダンシングウーゴ」でラデリッチと勝負。細かいステップから大きくキックフェイントで中央に切り込んで、右足でシュート。ゴール左上を狙う素晴らしいシュート・・・これは決まったーっ!!・・・しかし、GK伊藤がスーパーセーブ。片手で弾いた。く、くそー、これは入ったと思ったのに・・・。本人も蹴った時点でゴールを確信してか、ベンチに向かって走ってる最中でした。ぴょんこぴょんこ 地団駄踏んでるウーゴが可愛かったっす。毎試合、ゴール出来そうなシーンはあるのにねぇ。

・後半21分、ヴェルディ波状攻撃。徳重なぞ恐るるに足らず。前半はヤナギ vs 徳重という構図だったが、後半も半ばを過ぎると徳重がヤナギの運動量に完全にグロッキー。言っとくけど、ヤナギは底無しだよ。一気にヤナギのオーバーラップ。徳重をあっさりスピードでかわすと、徳重は疲れて追っかける事も出来ず。どフリーで右サイドを爆走するヤナギ。そのまま、フリーでアーリークロス。 森本が胸で落として、後ろから桜井ミドルシュート。ゴール左下もGK伊藤が横っ飛びセーブ。まだまだ、上がるよどこまでも。ヤナギのオーバーラップからアーリークロス。ファーサイドまで上げると森本がどフリー。さぁ、来たぞJ最年少ゴールどっかーーーんっ!!ダイビングヘッドで狙うもゴール右をそれて外へ。

・28分、またもクラウディオと一対一のカウンター。大久保がシュートを打つも義成神!・・・今日の大久保は厄日だから動かない方がいいぞ。何なら、交代した方が。そう、本当に厄日だった。大久保がコーナーキック付近で平野を背負ってキープ。そこで大久保が押されてダウン。こぼれたボールをウーゴが拾うが、周りにはセレッソの選手がいっぱい。 ウーゴは相手にボールをぶつけてスローインを取った方が得策だろうと考えた。そして、目の前には・・・大久保。よしっ、大久保に当てよぅ。さぁ、第一球。ウーゴ選手、思いっきり振りかぶって蹴りましたーっ!どっかーーーーーんっ!!目の前の大久保に当てて出すだけでいいのに、超至近距離でキャノンシュート! 大久保の脇腹にヒットしてボールは外へ・・・。 うーん、まぐは悪くない、まぐは悪くない、まぐは悪くない、知らないし、見てないし・・・弁護士を呼べーっ! ・・・っと話を戻して・・・結果はもちろん大乱闘! そりゃ、そうだ。とりあえず、逃げるウーゴでした。   (*セレッソサイトにより大久保ではなく西澤だった事が判明しました。)

・もう、お腹いっぱい。後半35分過ぎを目処に選手のほとんどがギブアップ。後半になると運動量が下がるのはオアイコなのだよ。森本はしゃがんだり、腰に手をやって「ふぅ〜」ってなため息付いてるし。ウーゴは足ツって爪先を必死に伸ばしてるし。(さっきの揉め事のせいでセレッソの選手は誰も手伝わず。) 平野も同じく足をツったのかびっこ引いてるし。 やばーいっ! みんな体力の限界だよー。・・・で何が言いたいかというと、両チームともに誰も動き出せない展開の中、いまだ全力で走れる男ヤナギ。そのまま、オーバーラップする。もはや、誰もヤナギについてこれる選手はいない。深い位置までオーバーラップしてグラウンダーのセンタリング。見事なボールはカブラルを通過、上村を通過、ラデリッチを通過・・・っておいっ!森本でも桜井でもウーゴでも 飛び込めば一点だったのに・・・。んで、全力で帰るヤナギに感謝。

・セレッソサイトでも「やしけん」と呼ばれているのは何故? まぁいい。ここで唐突にまぐが大阪で驚いたことーっ! それはエスカレーター! 関東では左側に寄り、右側が急ぐ人用の空きスペースだ。しかし、大阪ではこれが逆なのだ。右に寄って待たなければならないのだ。ふんっ! そんな大阪の勝手なんか知るか!とばかりにオーバーラップする右のヤナギ。 そして、ヤナギからのアーリークロス。中央でGK伊藤も飛び出し、それに恐れずに突っ込む森本。これがこぼれた所に林だぁ〜。あー、どーせ打たないんだろうね。案の定、セレッソが2人でやしけんを囲む。あぁ、やっぱり。囲まれて引っ張られて、くるくるしてる。やばい、やしけんからのカウンターもらっちゃうなぁ・・・と考えていると、 ひょこっとボールだけがセレッソの2人の間からこぼれた。それでも、まだ林をケズる2人。これに気付いた林が無理矢理割って入ってフリーに。こんな状態でも林は林だった。じっくりとGKの動きを見て、シュートコースを探って、しっかりとボールにインパクト。ゴール左上へズドン!!決して、思いっきり力任せに蹴ったのではなく、独特な蹴り方でゴール!!うおーーーっ!今期初ゴールは、やしけんだーっ!! 全国のやしけんファンよ、まだまだ、やしけんは健在だーっ!!やしけん嫌いに喝ッ!

・ところが同点になった直後、CKからのこぼれをミドルシュート。そのコースに西澤が待っていてトラップ。GKと一対一の大チャンスをゴール右下に流し込もうとするも、義成神!!何回か時間止めてるよ、きっと。 怪しい必殺技を身に付けた義成に敵は無い! 矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいやぁーっ!

      森本                          森本    
          桜井                 ウゴ        桜井
                                 やしけん      
                                         柳沢
 ウゴ   根占  コバ  やしけん   攻                   ↑↑  
                    →撃→        根占    コバ  ↑↑
                     時                   ↑↑
                                         ↑↑
 戸川   ウベ  米山   柳沢          戸川  ウベ    米山  柳沢
                                

        義成                        義成
・あぁ、もう適当。ただ、オリジナルポジションは明らかに中盤フラット4−4−2に戻った。右がやしけんだから自然とそうなっただけかもしれんが。 とりあえず、交代は限界がきていた平野、大悟。大悟は途中で明らかに消えてた。前半は良かったんだけどね。ちなみにこの時点で限界を超えてるのは根占、森本、ウーゴの3人。かなり、キツそう。ネジくんは後半のボールの拾いっぷり、繋ぎっぷりは見事です。 ここでバランスを取った事で試合は活性化せずに1−1で同点で終了。引き分け上等って戦術に変えたかな。




3/27(土)ヤマザキナビスコカップ
長居スタジアム

セレッソ大阪
 VS 
東京ヴェルディ1969

前−半

後−半

合−計

西澤明訓

 林 健太郎


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
CBコンビであるヨネ&クラウディオ。なんか、80年代フォークソングのコンビ名みたいな2人だが、相変わらず高いラインを保つ独特の守備陣系は健在。線審のジャッジにはかなりのオフサイド知識を要するので、 若干失敗もあるがトライしていってほしい。なぜなら、ラインコントロールは米山の真骨頂だからだ。今回も高いラインで大久保にぶち抜かれるシーンもあったけど、面白いので続けて行って欲しい。中盤ではねじくん。 地味な仕事ばかりおしつけてスマンね。拾う、繋ぐ、さばくを忠実にやってました。でも、かわいそうだけど評点低くされるんだろな。根占らしい堅実な守備だったんですけど・・・。大悟は後半消えてましたよ。前半はナルシストパスなんかも あったのに。平野もこの観戦記読むだけじゃ悪い面しか見えなかったかもしれないけど、そんな事は無い。攻撃面では最高の飛び出しを見せてました。サイドバックでも一気にFWの位置まで駆け上がる姿は平野ならでは。守備は目をつぶってもいいぐらいですよ。 でも、まぐとしては二列目の方が縦の上下動だけじゃないトコも見えるので二列目希望。アツはサイドバックでもアツのままだし。長所が短所を上回る配置をしたい。FWの桜井はスタメンからでもいいのでは?、森本・桜井の2トップの方が印象良いんだよね。磐田戦もそうだったし。 左右逆なのは気になるけどね。

   −今日の受賞者−
MOM : MF 林 健太郎    初選出/通算5度目
MOM : GK 高木義成     初選出/通算9度目
MOM : FW 大久保嘉人    心からありがとう・・・
MVP : MF ウーゴ      2度目
MVP : DF 柳沢将之     2度目/通算14度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
同点ゴールを決めた林、1失点で切り抜けた義成。ともに勝敗に絡んだ仕事という事でMOM。今期初めてのMOMは2人に決定。大久保のおかげもあるけど、義成のおかげもある。ま、枠の外した分大久保のおかげか。ウーゴは1試合1試合着実に分かってきてる。 このチームで自分に求められている事を見つけてきているようだ。1試合に1度は必ずゴールを奪えそうなチャンスを作ってるし。ってか、そろそろ決めよう。最近、ネタも先行し始めてる。ヤナギは文句無し。徳重を抑えこんだ所の話じゃない、完勝ですよ完勝。試合前はヤナギのオーバーラップは見れないだろなとか 考えてただけに嬉しい。逆サイドの酒本 vs 相馬&平野は目をつぶろうじゃないか。

・のんきに「セレッソ大阪のテーマ」を口ずさむバキヲタは放っといて・・・帰りに時間がありましたので、大阪を満喫するべく「お好み焼き」を食べたいなと。そこで大阪の雄「エイライ」さんにお店を紹介して頂きました。詳しくは下記参照のこと。

  
*協力 お好み焼き「鶴橋、風月」


・いやぁ〜、大阪は恐か町ばい。どこの言葉だ?、まぁいい。必殺「お好み焼きの舞い!」目の前で店員さんがザックザクに具を掻き混ぜて、キャベツが至る所に飛び散ってもお構い無しに混ぜる混ぜる混ぜる。そして、いきなり鉄板にドサッと乗せる。その後にかつお節は舞うわ、マヨネーズとソースは舞うわ、余りの出来事にまぐも舞うわ・・・ いや、そこまではしてない。ともかく、凄いのなんの。お味も見事! 文句無し! なんだか、ようやっと大阪に来たっていう実感が湧いてきた。鉄板で焼いているので、最後までアツアツ。いやぁ、なんて贅沢。とっておきのスパイスとして「勝ち点3」があればもっと美味しかっただろうなぁ。ともかく、連れてきてもらった「エイライ」さんに感謝!

・セレッソの狼のぬいぐるみを買おうと散策するも発見出来ず・・・蒼いカラスといい、最近ぬいぐるみ買えないっす。頼むからスタジアム内の売店で売ってくれますか? 何故か、一緒に行った「加藤 望」はクジ引いてるしよー。何やってんだよー・・・と思ったら、いきなりお兄さんがカランカラン♪「3等賞!」おおっ!ここで運を引くとは恐るべし 望。1995年のセリエAカード一箱をゲット。お互い、ここに何しに来たんだ?



・そのまま、エイライさんや四国さんと別れて大阪から大垣へ、その日の内に出発。そして、大垣を23:00にムーンライトながらで出発。もう、後は横浜まで寝て過ごせばいいのだ。丁度、疲れてるしお酒でも飲んで良い気分になれば寝れるさ・・・って大垣にはお酒を売ってなーいっ!! そんな訳で朝の4時20分まで徹夜加減で横浜到着・・・やっぱ、まぐは寝れないの。電気消せーっ! 明るいと眠れないんだよー・・・。ぐったりして朝の5時10分に帰宅。途中の大阪駅でガンバサポと鉢合わせ・・・もユニフォーム脱いじゃってて大失敗。帰りのながらではもう一度着込む。最後には誰にも合いませんでした。ぐっすし。そんな訳で お疲れ様でした。使用合計金額・・・青春18切符代4800円、ながら座席代500円、セレッソチケ1500円、お好み焼き1000円、もろもろの食費2000円・・・ぴったし1万円で大阪の旅でした。いやぁ、楽しかった・・・ぐぅ・・・zzzzzzz。

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