2003年 前期第10節
・前節、怒涛の5得点で最下位を脱出したヴェルディ。ここで波に乗って2連勝で中断期間に入りたいところ。ヴィッセル神戸とは今年、惜敗、分け・・・と来てるので、今度は勝利になるはずだ。
・そういう意味で気合入ってたわけではなく・・・。若干の遅刻です。別の意味で気合入ってしまって、とうとうフットサル専用のスパイクを購入しちゃいましたよ。5000円にするか、8000円にするかで
迷ったあげく店員さんのすばらしい説法を聞いて8000円にしました。ん? 騙されてる?・・・でも、履き心地は良かったのよさ。まぁ、何はともあれ、これで今日はハットトリックさ!
-味の素-うま味調味料ハイミースタジアム
東京ヴェルディ1969 |
VS | ヴィッセル神戸 |
代行 | − | レアンドロ | |
監督 | − | 副島博志 |
GK | 21 | 高木義成 | |
GK | 1 | 掛川 誠 |
DF | 13 | 柳沢将之 | |
DF | 22 | 田渕龍二 |
DF | 30 | 一柳夢吾 | |
DF | 17 | バウル土屋 |
DF | 23 | 米山篤志 | |
DF | 5 | シジクレイ |
DF | 6 | 三浦淳宏 | |
DF | 6 | 菅原 智 |
MF | 25 | 根占真伍 | |
MF | 21 | ヤス |
MF | 2 | 山田卓也 | |
MF | 24 | 山口貴之 |
MF | 4 | 林 健太郎 | |
MF | 10 | アリソン |
MF | 10 | ラモン・ヒュブナー | |
MF | 18 | 薮田光教 |
FW | 16 | 桜井直人 | |
FW | 9 | オゼアス |
FW | 9 | パトリック・エムボマ | |
FW | 11 | カズ、三浦カズ(岡田調) |
・うーん、ピカット3とかん何とか世間を騒がせてるディフェンスラインとはアナタ達の事か。Jで最強の守備力を誇るであろう神戸からゴールを奪ってやるさ。
サカマガではカズはカタカナ表記じゃないといけないらしいので、カタナカナにしました。可哀想なのでお兄ちゃんもカタカナです。
ボマ 羅門 ボマ 桜井
桜井
羅門
やしけん 山卓
柳沢
やしけん 山卓 攻 ↑↑
ねじ →撃→ ねじ ↑↑
時 ↑↑
アツ 柳沢 アツ 柳沢
米山 一柳 米山 一柳
義成 義成
・おお、珍しい。ヴェルディで岡田主審が笛を吹く事があるなんて。でも、ちゃんと副審は前之園さん。微妙な名前でありがとうございます。
あなたの名前が出るたびにKリーグへ行ったアノ人の事を思い出します。
・ヴェルディが勝つためのジンクスとして、先制点は取られては行けない。それだけでビビっちゃって落ち着かなくなる。絶対に取られちゃいけないんだ。ところが、自陣でラモンがキープ。あっという間に囲まれてグシャッ。取られたボールを繋いで中央へパス。これをフリーだった薮田が
右足アウトサイドキックでゴール右上へシュート。GKからどんどん逃げていくシュートでゴールイン。おーい、早すぎるよー。先制点取られちゃいけないのにー。0−1で神戸が先制です。
・でも、早すぎる先制点のおかげか落ち着いてはいるようだ。ラモンが責任を感じてるのか走る走る。さっきはラモンのミスだったしね。しょうがないさ。右サイドへスルーパス。ここにエムボマを走らせて右サイドで張る。でも、「ここに居たら点取れないじゃん」と感じたのかエムボマがセンタリングを上げずに
左サイドまでサイドチェンジ。これをアツがもらってすぐにクロス。ファーサイドへ飛んだボールは中央に走りこんだエムボマへ。しかし、あのエムボマが空中で吹っ飛ばされた。誰だ?まさかシジクレイに潰されたのか?と疑ってみたら、山卓でやんの。どーも、エムボマは味方と競り合うの好きやねー。でも、たっくんにぶつかるとは
運が無いね。怪我しないように。
・ここまで先制されてるけれど、リスクを背負ってまでは攻めない方針。なぜなら、クリアしたボールは林か根占を経由するも、この両方とも攻め上がらないのだ。前の方はボマ・桜井・ラモン+山卓がたまに上がるという4人攻撃のみ。存在感があるんだか無いんだかの林が上がると絶対にフリーになれるのになぁ。でも、味方も上がってるのに気づかない
からかなぁ。
・「だいぶ、遠かったですよねぇ。あの距離なら絶対に大丈夫だと思いましたよ。まさか、狙ってくるとはねぇ。途中までは確実にゴールの左下に飛んでくるグラウンダーだと思ってました。それがね、いきなりボールが浮くというか伸びるというか・・・。気づいたらクロスバーに当たって入ってましたよ。あれがワールドクラスって
言うんですね。わたしの知ってるサッカーとはまるで次元の違う戦い! え? その男の背中・・・? 何だ・・・知っていたんですか、あなたも人が悪い。ええ・・・見ましたよ、たしかに・・・。背中にこうベッタリと張り付いた鬼のような顔・・・。私はその日に神戸のクラブハウス宛てに辞職届を出しましたよ・・・ええ。」神戸の某GK談。・・・・あはは。まさにそんな回想シーンを入れたくなるほどの超キャノンシュート。今は無き、矢野隼人の「雷獣シュート」を遥かに凌ぐ弾丸シュート。
エムボマはこのシュートでヴェルディ史上最強のシュートを持つ男に認定しました。今までは矢野だったんですけどね。神戸にとっては精神的ダメージの残る一発で1−1同点。
・ユースの殺人鬼。それはDF一柳夢吾。ユースでは数多くの有望な芽を彼の必殺「殺人スライディング」で刈ってきた。その夢吾に生涯で最大のチャンスが訪れたのだ。相手は・・・カズ、三浦カズ(岡田調)。自分の名を売るには格好の相手である。ボールをもらいに下がっていくカズ・・・今だ、チャンス。センターラインまで戻りにいったカズを追いかけて、後ろから
必殺「殺人スライディング」を敢行。ボールともども相手の足も刈るという技。ボールに行くので反則にならないのだ。・・・でも、今日は岡田主審である。文句なしのイエローカード。ま、仕方無いやね。だって、スライディングは都並さんの教えの賜物だし。
・オゼアスの怒涛のゴリゴリドリブルを米山が対応して、林がするりとパスカット。そして、いつもは自滅技「くるくる」をやってしまいがちな林だが、今回はパスコースが開いていたのだ。右サイドへ向けて一気にロングフィード。これをエムボマが追う。そして、DF2人に囲まれるエムボマ。周りには誰も居ない・・・ま、また背中が疼く。出たーーーッッ鬼の顔だー!
「オラオラー!ドケドケドケェッーー!!パトリックサマノオ通リダーーー!!!」とは言わない・・・それでも、一樹も真っ青の直線ドリブルを披露。DF二人の間を引き摺りながら突破。あのバウルが引きずられている・・・。そして、そのままスライディングシュート。辞職を考え始めてる掛川がボールをこぼしてしまい外へ。すでに掛川にはあのシュートが効いてる証拠だろう。
・それで得たCK。ラモンがけりに行く。ニアに山卓、中央にオーガエムボマ、ファーに米山。そして、ラモンが蹴ったボールはファーサイドへ伸びる。ところが何故かここに来た夢吾に対して誰もマークに行かずにどんピシャヘッド!!うおーーーーーーっっ!!逆転だーーーーっ!!!2−1とヴェルディが前半のうちに逆転。ってか、エムボマの周りに4〜5人もマーク行ってたんですけど。
・カズ・・・確かに大物だ。間違いなく殿堂入りするべき男だ。それは認める。だが、俺の踏み台になってもらおうか! 左サイドでスローインをもらおうとフォローに入ったカズ。その背後で強烈な一発を見舞おうとカズに近づく夢吾。しかし、トラップ一発反転フェイントだけどあっさりと抜かれた。そこを深くまでえぐってGKと一対一に。横からスライディングで防ごうとした根占を
やり過ごしてマイナスパス。フリーで待っていた山口がシュートを狙うも外へ。ふぅ〜、助かった。随所でカズvs一柳が起こってましたね。カズをケズってケズって怒らせろ!
・FKでカズが頭で落として薮田がループヘッド。これを義成が片手でスーパーセーブ。危ない危ない、2−1で勝ってるのになんか危なっかしい。でも、さりげなく薮田にミドルキックを食らわせてる林であった。
・FKラモン。ファーサイドへセンタリング。これを山卓がヘッドで競り合うも届かず、裏の桜井へ。桜井がトラップ一発反転突破。面白いのはあえて田渕に取れそうな位置にボールを置く。そして、田渕の足が伸びた一瞬を狙って、相手より先にボールを小突く。すると、相手の足は必然的に桜井に引っかかってPK・・・。うおーーーーー!!久しぶりに見たぞーーーー!!桜井必殺「変幻ドリブル」
だーーーー!!このPKをぴょこぴょこと跳ねて蹴るPKでラモンがゴール左を狙ってゴール。3−1と追加点。
・いやー、楽勝楽勝・・・といかないのがヴェルディなんです。前半の残り時間だけで1点を取ろうと必死に攻める神戸を何とか凌いで前半終了。危ない危ない、前半で3−2にされたら負けムード漂っちゃうから。
*全てのパス数やシュート数をまぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGtaシステム」。Optaをパクったわけです。
シュート数
ボマ2 ラモ2 一柳1
繋ぐパス数・・・ロングフィード、サイドチェンジ、サイドへのさばき(消極的な横パス、バックパスは含まない)
ラモン2 ボマ1 山卓2 林1 アツ1 根占1
ゴールパス数・・・ゴールに迫る為の縦パス、スルーパス、センタリングなど。
ラモン2 桜井1 根占1 林1
1タッチ、2タッチプレイ数
桜井1 林1
ディフェンス数・・・タックル、インターセプト、一対一での空中戦・競り合いなど
柳沢1 一柳1 義成1 米山1
ナイスプレイ数・・・その他ってこと
桜井1
・うーん、勝ってるけど少ないね。
−後 半−
ボマ ボマ 桜井
桜井
羅門 羅門
柳沢
ねじ 山卓 攻 山卓 ↑↑
→撃→ ↑↑
時 ねじ ↑↑
アツ 柳沢 アツ 柳沢
やしけん 米山 やしけん 米山
義成 義成
・さぁて、後半戦スタートです。京都戦と違って同じ人数で戦えるので、後半15分以内にゴール決まったら終わりという感じ。あと1点取る事でこの試合は大量得点ゲームにだって成り得る。ふっふっふ、覚悟しろ神戸よ。2試合連続5得点目指して頑張れーー!・・・ズガン!!
一柳が本日2度目の殺人スライディング炸裂。岡田主審には見逃してもらえず・・・警告2枚で退場処分。これで展開は京都戦とまったく同じ展開になってしまいましたとさ。守れ−!
・コンディションは徐々に良くなってきたエムボマにとって、バウル土屋など一捻りじゃ! エムボマに何とかすがろうとチャージを繰り返すが、全て跳ね返されて土屋ダウン。あの土屋がこれほどまでコロコロと転がされるシーンを見た事はないぞ。
確か、エムボマって開幕前は伊藤宏樹にボロ負けだったのにね。
・プレイバックナビスコ! サイドからクロスボールの雨霰。後半開始から怒涛のサイド攻撃。とりあえず、オゼアスに当てろという戦術へ切り替える。岡野投入でより攻撃的になっていく・・・。サイドからのパス供給を切りたいけれど、人数的に無理なのさー。
・ヴェルディはとりあえずロングボールでピンチ回避するしか手は無い。ところが、このロングボールを裏へ走ったエムボマ。誰も周りに仲間が居ない事に気付いたか、左サイドから特大ループシュート。これは枠を外れるも狙う姿勢は常に持ってる。今のGKなら精神的ショック引きずってるから
、入るかもしれない。
・ここまでゴールされても不思議じゃないシーン続出も詰めの甘さが目立ち助かってる感じ。それでも、後半30分。右からのサイドチェンジ、今度は左からの攻撃からマイナスパス。左右に振られつづけたせいかマークがおろそかに。薮田がPA内に入ってきて右足でコントロールシュート炸裂。
ゴールへ巻いて入るという綺麗なシュートで3−2と一点返されてしまう・・・や、やばい。
一樹 一樹
羅門 羅門 コバ
ねじ コバ 攻 ねじ 山卓
山卓 →撃→
時
アツ 柳沢 アツ 柳沢
やしけん 米山 やしけん 米山
義成 義成
・土屋のシュートはぼてぼて、播戸のシュートは空振り・・・・いやぁ〜、助かってますよ〜。いつ失点同点許すのやら。
・コバのキープから囲まれて奪われる。これをスルーパス通してアリソンがGKと一対一に。これを何とかスライディングでクリアするもこぼれ球に岡野がダイビングボレー。うわーー!!
入ったーーーーっ!・・・と思ったら義成スーパーセーブで失点ならず。ふぅ、奪われてからという事で神戸の先制点と似たカタチ。こういうのは危険っすよ。
一樹 一樹 飯尾
飯尾 コバ
ねじ コバ 攻 ねじ 山卓
山卓 →撃→
時
アツ 柳沢 アツ 柳沢
やしけん 米山 やしけん 米山
義成 義成
・時間稼ぎ要因という扱われ方だったけど飯尾投入。これで試合終了。2試合連続で胃の痛い試合を制して連勝ですよ。これでヴェルディはCBが一人退場すれば勝つというジンクスを身に付けた。
いやいや、もう二度と退場せんでください。見てる方は苦しいですよ。
*全てのパス数やシュート数をまぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGtaシステム」。Optaをパクったわけです。
シュート数
ボマ2 山卓1 米山1
繋ぐパス数・・・ロングフィード、サイドチェンジ、サイドへのさばき(消極的な横パス、バックパスは含まない)
ラモン1 柳沢1 林1 桜井1 根占1
ゴールパス数・・・ゴールに迫る為の縦パス、スルーパス、センタリングなど。
アツ1 ラモン2 根占1 桜井1
1タッチ、2タッチプレイ数
山卓2 ボマ2 ラモン1
ディフェンス数・・・タックル、インターセプト、一対一での空中戦・競り合いなど
米山4 義成4 林4 ボマ2 根占5 山卓2
ナイスプレイ数・・・その他ってこと
桜井3 コバ1
・攻撃のシーン無かったなぁ。
5/24(土) J1ファーストステージ-味の素-うま味調味料ハイミースタジアム |
東京ヴェルディ1969 | VS | ヴィッセル神戸 |
3 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 1 |
3 | 合−計 | 2 |
エムボマ(山卓) | | 薮田光教2 |
一柳夢吾(ラモン) | | |
ラモン(桜井PK) | | |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
とりあえず、夢吾はユースの時でもアツイけど、今回は監督のハーフタイムでの激で発奮し過ぎちゃいました。次からは気をつけておくんなまし。でも、まぐとしては久しぶりに「殺人スライディング」見れたから、良かった方なんだけどね。
−今日の受賞者−
MOM : GK高木義成 2度目/通算4度目
MOM : FWエムボマ 初選出
MVP : FWエムボマ 初選出
MVP : DF米山篤志 初選出/通算8度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
文句無しにGOD義成でしょう。本並さん同様、止め始めたらとまらない最高のカタチだ。こりゃ、今年もJリーグGKセーブ王の座もらっちゃう? そろそろバリアは無くなったから、本人の実力で止めないと行けない。義成スペシャルという必殺技になる日も近いかな。
エムボマはあのロングシュート一本だけで二冠です。精神的ショックを与えて怒涛の3得点の引き金になりましたよ。前半最後まで掛川は引きずってたでしょう。そして、あのド迫力も手伝ってMVPも受賞ですよ。ヨネっちは久々の試合の上に前半と後半で違うCBとコンビを組むという
ハプニングも考慮しての受賞です。
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