2002年 Jリーグ2nd第13節
・Jリーグの中でもGKに限りなく接近出来る場所は日立台しかない。しかも、CKのたびに前へ降りていってキッカーが野次られるのも日立台しかない。NHKもゴール裏の風景にはモザイクをかけなきゃならんほど、
指のカタチがおかしいのも日立台しかない。こんなに魅力的な場所なのに、まぐは一度も日立台で勝った試合を観た事が無い。今度こそ勝ちたいものだ。
・思いっきり寝坊してしまい、慌てて電車に飛び乗る。まぐだけだろうが、東京スタジアムの方が遠い。関東近辺のアウェーって近いんだね。うーん、前回は柏駅から30分とかからず着いたはずなのにな・・・何故か柏から45分で
到着。確かに前回来た時と同様、商店街も通ったしクレープ屋さんもあったし・・・どこをどう通ったのか迷子に。あぁ、本屋に寄った時に出口が違う所だった気がする・・・・。
・結局、柏サポの後ろを尾行して到着。そのときに柏サポの連中の話を立ち聞き・・・
柏サポ:明神ユニ「何でヴェルディ優勝争い残ってるんだよ〜。」
柏サポ:大野ユニ「でも、マルキーニョスいないからエジムンドだけしか怖くないだろ。」
・マルキーニョスって怖いですか? とあるヴェルディサイトでは中身ニセモノだとか、別人が来日したとか酷い事言われてるんですよ。30分間、悲観的な話題をしゃべっているのを後ろで微笑みつつ試合開始。
日立台柏サッカー場
| 柏レイソル |
VS | 東京ヴェルディ1969 |
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監督 | − | マルコ・アウレリオ | | |
監督 | − | ロリ・パウロ・サンドリ | | |
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GK | 1 | 南 雄太 | | |
GK | 21 | 高木義成 | | |
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DF | 23 | 根引謙介 | | |
DF | 29 | 柳沢将之 | | |
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DF | 20 | 永田 充 | | |
DF | 2 | 山田卓也 | | |
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DF | 3 | 薩川了洋 | | |
DF | 23 | 米山篤志 | | |
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MF | 7 | 明神智和 | | |
DF | 17 | 相馬直樹 | | |
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MF | 8 | サンパイオ | | |
MF | 4 | やしけん | | |
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MF | 27 | 田ノ上信也 | | |
MF | 32 | 小林慶行 | | |
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MF | 24 | 平山智規 | | |
MF | 18 | 羽山拓巳 | | |
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MF | 28 | 玉田圭司 | | |
MF | 28 | 小林大悟 | | |
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FW | 34 | エジウソン | | |
FW | 7 | エジムンド | | |
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FW | 33 | 宇野沢祐次 | | |
FW | 25 | 平本一樹 | | |
・どうも、うちと柏は似ている。新監督になるやいなや若手起用へ方向転換を図る姿勢、ユース上がりFWと元ブラジル代表2トップもそっくり。案外、柏って来年は強くなるかもね。
そのために今年残ろうとする降格争い柏VS去年は残って、今年優勝争いの東京V。勝つのはどっちだ!
佐野 エジ 佐野 エジ
柳沢
大悟 大悟 ↑↑
相馬 羽山 コバ ↑↑
↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
羽山 コバ 攻 ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
やしけん →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時
相馬 柳沢
米山 山卓 米山 山卓
義成 義成
・うわーい、審判恩氏。なんで・・・こんな時に・・・。
・エジムンドが左でキープ。そして、しばらくキープしたらすぐにサイドチェンジ。そこにはオッサン。どうやら、おっさん同志(年齢違うぞ)コミュニケーションは取れてるようでオーバーラップのタイミングはバッチリのようだ。
・おっさんヤナギがボールをもらって横から当たりに来た平山を華麗にかわそうとするも、平山が遅れてキック。思いっきり吹っ飛ぶヤナギ。そりゃ、そうだ。特に武を志す猛者の多いヴェルディにおいて、顔だけは猛者だがクリーンな
プレーを好むおっさんヤナギにゃ酷なファールだ。そういうのは山卓にやってごらん、カウンターをもらうから。
・相馬がもらったボールをすぐに縦パス。あぁ、サイドの裏に走るなんて小粋なサッカーですなぁ、ほんとヴェルディらしくない素敵なサッカーだ。これに走ったのは大悟、ちゃっかり相馬もバウンドが止まるボールだったし。このボールに大悟が・・・あの
仏W杯準優勝メンバーのサンパイオを相手に横から寄せてきたのを察知するやいなや、サンパイオの頭をふわっと浮かすループでかわす。それでも、さすがはサンパイオ。ちゃんとフラれずについてきた。しかし、またも逆に切り返して見事サンパイオ撃破。どフリーの状態で
センタリング、これをエジムンドがボレーもDFブロック。こぼれを羽山が強烈シュートも南セーブで得点ならず。あぁ〜、きっと大悟はこのワンプレーで酔っちゃったんだろうな。大悟の特徴として、スルーパスを出した後に酔ってボールの軌道を見守るというクセがあるのだ。
今日もホロ酔い大悟。
・このCKをまたもボールの軌道を見守っちゃうホロ酔い大悟。ロペたんがいないので結構、あわせるのも難しい。ニアサイドで羽山が競ったボール、こぼれを山卓がシュートを打つも枠の外へ。有り余る筋肉をセーブしないと行けないから大変だ。
・やりたい放題。今度は酔わなかった大悟のパスからエジムンドへ。ゴールに向かってエジムンドがドリブルし始めたらチャンスの証拠。ここをエジがフリーの佐野を使わずにループシュート。しかし、これは南に通用しなかった。ちょっと下がってキャッチ。
・前半20分、とりあえず攻めあぐねた相馬が林へ。林も何気なく右サイドのオッサンやなぎへサイドチェンジ。しかし、意外とプレスが緩かったのかオッサンやなぎは徐々に加速。そして、サンパイオめがけて思いっきりロングシュート・・・・・・・・って入っちゃった。
うおおおーーーーーーー!オッサンやなぎがJ初ゴールだーーーっっ!! 散々、おっさんとか書いちゃってゴメンよー。実力は認めた上での愛称なんだよー。1−0ミラクルやなぎのロングシュートで先制点。でもね、実際の所ミラクルでも何でもなく・・・将来のキャプテンと言われる通り、
トラップした直後に大悟と佐野に右に開けと指示してから打ったシュート。つまり、最初からシュートを意識してたんだね。
・しかし、何故かここから流れは一気に柏へ・・・。たった一回のFK。これをエジウソンが後ろにすらして、平山のシュート。しかし、これが何故かファーサイドにいた田ノ上のシュートを呼び込み1−1と早くも同点へ。実際、FK時に田ノ上をマークしていたのは羽山だった。しかし、ボールを動かされた瞬間から羽山は一度も
田ノ上を振り返る事無くボールウォッチャーになっていたのだ。カバーにまわった林の前で田ノ上がプッシュ。やはり、試合経験の無さからくる集中力の欠如、これは試合で覚えて置くしかない事だ。羽山には次に挽回出来る事を期待しましょう。
・加茂さんのコメント「林という選手は非常にバランスのいい選手で、テクニックがしっかりしてますし、パスも出来るし、本当にいい選手ですね。ただ、ちょっとマイペースですが・・・」おお! 加茂さんったら林の特徴をしっかりと分かってらっしゃる。そうなんです、マイペースなんです。
チームは100%、ボクは60%、まぐも60%。
・遠目のFK。米山がシュート性のボール・・・そこに何故かパンチをくれる人物が。それは山田卓也だぁ〜〜〜〜〜っっ!。いや、こんな所でネタにならんでも・・・ちゃんと見せ場はCKとかFKとかでガシガシ削り合ってもらうんだから。
あ、余計なイエローカードのおまけつき。恩氏なんだから、余計な事をしちゃうと即イエローだよん。
・宇野沢VS山卓。しかし、意外とあっさりとスルーパスを通してしまい平山が独走。後ろは山卓も詰めた分だけ2対2の状況。エジウソンがシュートコースをあける複雑な動きを入れつつ、平山は思いきってシュート・・・これが義成の手を弾いてゴールへ。そ、そんな義成からバリアが消えるのがこんなにも早いなんて。
平山の勢いに乗ったシュートはアウトにかかってGKから逃げるシュートとなった。しかも、義成が先読みし過ぎて逆コースへ身体を預けた後でのシュートだけに正面のボールも取れなかった・・・がっくし。これで1−2・・・。
・玉田が普通にドリブル。これにコバも山卓もあわてて飛び出してしまうが、玉田は普通にパス。これをエジウソンがワンツー壁パス。完全に裏を取られてしまってGKと一対一。右から相馬が詰めるも玉田は落ち着いてGKをよくみてシュート。これも入ってすぐに追加点3−1。おいおい・・・。
GKから見て左から相馬が当たりに行った。これに対してGKとしては辛いところだが、信用しきれずにファーサイドへ重心が傾いた・・・詠さんが前に言った両足のカカトを地面に付けるなという意味がようやく分かった。ファーは相馬に任せて、ニアだけをケアすれば防げた失点だったが義成には今後の為にも辛い勉強代になった。
2点とも林が中盤にいないシーンのため、相手に時間をかけさせるプレーが誰も出来なかった・・・林が動いて積極的にボールを奪いに行くとこうなるという見本だ。やっぱり、中盤の底には「やしけん」がいないと・・・。
・前半終了間際、4失点目を喫してもおかしくないシーン。コバがボールを取られてカウンター。3人VS2人。残ってるのは山卓と林のみ。ボールを持ってるのはエジウソン。そして、山卓と対峙。一気にスピードアップ・・・と、その瞬間エジウソンはもんどり打って倒れた。大事な大事なボールを足下に残したまま。
またも、やしけんである。横からボールだけをかっさらう見事な技術、その瞬間やしけんがボールをカットした残像が見える。この世で最強のものは無・・・その無より転じて生を拾う。それは何か(PKか?)を失った哀しみを背負った人間のみ成しうるのじゃ・・・。桐蔭学園に代々伝わる究極奥義である「無想転生」を会得したか・・・元ネタは
何か分かるまい。もう、観戦記なんてどうでもいいや・・・ってぐらいの内容だったんです。前半終了。「まぐの観戦記に一片の悔い無し!!」どっかーん。
*全ての・・・パス数やシュート数をまぐが独断と偏見で数えられた分、まぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGta」。まぐ太とか書かない様に。Optaを完全にパクりました。
シュート数
佐野1 エジムンド2 羽山1 大悟1
クロス数・・・サイドチェンジ、スルーパス含む
エジムンド4 柳沢4 相馬4 大悟2 林3 米山1 コバ1 羽山1
1タッチ、2タッチプレイ数
相馬3 大悟4 エジムンド1 羽山2
ディフェンス数・・・タックル、インターセプトなど
コバ1 米山2 大悟1
ナイスプレイ数・・・その他ってこと
柳沢1 佐野1 大悟2 相馬1 エジムンド1
・それでもボール回しだけは多かったのでこんな感じ。
−後半−
・後半開始早々、林のスルーパス。うーん、負けてるからか林が上がりまくり。何だか、またカウンターで失点しそうだ。林に動けっていうとこういう失点が見れるってことだね。このスルーパスをエジムンドが見事なトラップで受けて、
反転シュートも外へ。佐野もまさか打つとは思わなかったのか詰めて無かった。
一樹 エジ 一樹 エジ
柳沢
大悟 大悟 ↑↑
相馬 羽山 高橋 ↑↑
↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
羽山 高橋 攻 ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
やしけん →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時
相馬 柳沢
米山 山卓 米山 山卓
義成 義成
・やはり、空中戦では活きなかった佐野。何故かそういう時だけサイドからのクロス数はいつもより多かったりして・・・。佐野に代えて一樹投入。他には地元でJデビュー。流通経済大学柏高校の高橋くん投入。
・ところが・・・米山がキープした矢先・・・田ノ上が後ろから強烈なローキック。しかも、あびせ蹴り。体重の乗ったローキックだが、相手は米山だぞ! 山卓だったら、そりゃ物凄いカウンターをもらったに違いない、おそらく彼の記念J初ゴールを決めた
骨盤当たりがぐちゃぐちゃになりそうだ。実際、ネタにならんほど酷くて途中交代までしてしまいます。ってかイエローもなんも出ないの?
・しかも、そのプレーからあっさりとエジウソンが独走。リカルドへスルーパスを渡して、リカルドがシュート。さっきのプレーから立て直した義成のセーブもこぼれをエジウソンに押し込まれて4−1。取られては行けない失点を取られた。
もちろん、米山は足が痛くて帰る事も出来ない・・・この後、交代っす。
一樹 エジ 一樹 エジ
柳沢
大悟 大悟 ↑↑
相馬 羽山 高橋 ↑↑
↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
羽山 高橋 攻 ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
成太 →撃→ ↑↑ 成太 ↑↑
時
相馬 柳沢
やしけん 山卓 やしけん 山卓
義成 義成
・オッサンどむどむ三連星が今になって実現とは・・・。こうなったら、再びミラクルシュートを決める時だ。おっさんヤナギを戦闘に、真ん中成太、最後尾にエジムンドが並んで幻の必殺技を魅せろ!
「じぇっとすとりーむあたっく!!」・・・ってもうどうでもいいや。ここまで呼んでる貴方は本当に偉いです。今後もまぐにお付き合い下さいませ・・・うぅ。もう、書く事も無いので試合終了。
・あ、最後にロスタイムを恩氏が消費してくれるという柏の手助けには参った。コーナーフラッグを直せとかそんなのを勝ってる方のチームにやらせるか? そら、時間稼ぎの絶好のチャンスじゃないの。
*全ての・・・パス数やシュート数をまぐが独断と偏見で数えられた分、まぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGta」。まぐ太とか書かない様に。Optaを完全にパクりました。
シュート数
エジムンド1
クロス数・・・サイドチェンジ、スルーパス含む
林2 柳沢1 相馬1 大悟1 山卓1 成太1 羽山1
1タッチ、2タッチプレイ数
大悟2 林1 エジムンド1 一樹1
ディフェンス数・・・タックル、インターセプトなど
柳沢2 米山1
ナイスプレイ数・・・その他ってこと
柳沢1 相馬1 一樹1 林1
・サイドからのクロスは多かった方だ。
11/17(日) J1リーグ第13節
日立台柏サッカー場 |
柏レイソル | VS | 東京ヴェルディ1969 |
3 | 前−半 | 1 |
1 | 後−半 | 0 |
4 | 合−計 | 1 |
田ノ上信也 | | 柳沢将之(ロング) |
平山智規 | | |
玉田圭司 | | |
エジウソン | | |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
おーい、米山大丈夫かー? かんぺー、ロペたん、米山いなくなるのは厳しいぞー。なにせ、ロリサッカーの原点である3バック全員いなくなっちゃうぞー。ロリの理想は3−6−1なんだからよー。
ま、ともかくケガ人を無理に使わずに戦えば、これだけ選手層が薄いって事なのね。徐々に一人づついなくなるのなら考えもあったろうに。
・他にデビューした高橋くん。やっぱ、負けてる時の出場もあってかスペースもなく、フリーで自分の仕事は出来なかった。未だ、直接身体に触れられてのプレーは華奢だからね。もちょっとフィジカル鍛えましょ、山卓の様に。
スタメンデビューした佐野くんも同様。年齢も近い永田相手に勝てなかった、柏のネヴィルこと根引と空中戦で潰されまくった。それでもボールの無い所での無駄走りではヴェルディ随一、後はサテでよく魅せる裏への飛び出しさえ
やってくれればゴールもすぐさ。ヴェルディでエジムンドと同レベルの決定力を持つだけに早くシュートチャンス欲しいね。
−今日の受賞者−
MOM : 該当者無し
MVP : DF柳沢将之 5度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
やっぱり、ロングシュートが全てさ。北澤の鹿島戦の様に綺麗なゴールだった。TVで見るとこれまた美しい。隼磨も似たような綺麗なゴールを決めてるだけに来年のポジション争いは益々白熱しそうだ。
あと1点取ればゴール数だけでも並ぶぞ。隼磨のドリブルを取るか、オッサンやなぎの精度の高いクロスとコーチングを取るか。まぐはどっちでもネタになるから、どっちでもいいっす。
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