2002年 Jリーグ1st第9節


・昼の15時に千駄ヶ谷駅へ到着・・・その時点ですでに長蛇の列。アウェーゴール裏用の入口でもある「代々木門」には入口付近はすでにいっぱいで門の外まで並んでいるほど。 はぁ・・・これがホームなら良かったねぇ。でも、悲しいかなマリノスホームのうえに「俊輔さよならゲーム」というおまけつき。雰囲気にのまれないようにしないと・・・。

・炎天下のもとでサッカーなんぞやる若者(バカモノ)達。たった、一時間でかなりの疲労。運動不足解消の前につぶれてダウンしそうだ。くれぐれも皆様、水分補給は忘れずに。

・日本代表ユニフォームを着て、背中に「NAKAMURA」の文字に「10」番の背番号。意気揚揚と電車に乗って、回りの視線も釘付け。そんな格好で千駄ヶ谷へ着くなり一言「国立競技場はどこですか?」 おーーーーいッッッ!!あまつさえ、「ホーム側はどっちの門ですか?」とかヴェルディの応援団の目の前で「こっちヴェルディ側じゃん」とか言わなーーーいッッッ。別に最初は誰もが知らない事 だけど、調べてから来いよー。ちょっと、恥ずかしいぞー。

国立霞ヶ丘競技場
 
横浜Fまりのすけ
VS
東京ヴェルディ1969
  監督ラザロニ   監督サンドリ  
  GK榎本達也   GK高桑大二朗  
  DF38中沢佑ニ   DF22ロペス・アレシャンドレ  
  DF松田直樹   DF17相馬直樹  
  DFナザ   DF14富澤清太郎  
  MF上野良治   MF山田卓也  
  MFドゥトラ   MF28小林大悟  
  MF波戸康広   MF31田中隼磨  
  MF37奥 大介   MF柳沢将之  
  MF10中村俊輔   MF19長田道泰  
  FW11清水範久   FWエジムンド  
  FWウィル   FWマルキーニョス  


・ベンチにはGK柴崎、DF林、MF永井、MF慶行、FW一樹。なぜか右足首捻挫のまま強行出場のかんぺー。ここまで信頼されてるのはすごいと思うけど、怪我は大丈夫なのか? アツみたいにならんようにね。 他には米山出場停止の穴は相馬が代行。そして、相馬の位置にはオッサンやなぎが左サイドで出場。杉山・羽山を使わないでおっさんヤナギとは参った。右サイドじゃないのに・・・。

        マル                     マル    エジ      
                                          隼磨 
        エジ                柳沢   大悟    長田   ↑↑       
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
柳沢              隼磨        ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
    大悟      長田        攻        ↑↑    ↑↑      
        山卓           →撃→          山卓          
                      時             
                                       
   富澤        ろぺす             富澤        ろぺす
        相馬                        相馬


        高桑                        高桑
・うーん、またもこの布陣。まぐはハッキリ言ってこれよりかはナビスコで固定した3−6−1もどきの方が好きだったな。一樹・マルのFWでエジトップ下ってやつ。 ↑のだと完全にエジマルが孤立しちゃうんだよね。ま、いっか。関係ないけど、副審は八木あかねさん。女性副審だ。前に練習試合でも女性副審を見たけど頑張ってほしいね。一樹の恐い顔に負けずに頑張れ。

・前半開始からエジムンドが5万人の観客を勘違いした。エジムンドが中央突破、左サイドのオッサンやなぎへスルーパス。おっさんヤナギもPA内に1人しかいないマルキーニョスへセンタリング。 このこぼれを今度はエジムンドがまたも右サイドへスルーパス。隼磨がセンタリングでエジムンドがオーバーヘッドも枠の外へ。サイドの往復センタリングはどんなに強固な守備陣でも効果絶大なのでもっと繰り返したい。

・隼磨vsドゥトラ。同じチームメートだったが、もしかしてポジションを奪われた腹いせか、かなり荒れたプレーの連続。隼磨がまずはローキック、これを軽やかにかわされると今度はスライディングでつぶそうとする。でも、ドゥトラは鼻にもかけずに全部かわしやがった。 うーん、ドゥトラの勝ち!!

・今日も血に飢えた野獣が1人・・・えじ?・・・ノンノン。それはDFロペス・アレシャンドレ。まずは食前酒がわりにウィルを血祭り。ってか横から当たるのいい加減やめろよな・・・。食前酒がわりのファールでいきなりイエローカード。メインディッシュは即退場と引き換えになってしまった。 超ヘビー級のロペスもこれで怖がっていつものプレーが出来なくなったぞ。

・入って当然のFK。でも、生で見た時は7番が開花したとはしゃいじゃったけど。ゴール正面のFK、ゴールに向かって右側に壁がぎっしり。そして、GKも右側へ・・・おいおい、左側がガラ空きだぞ。榎本くんはどうしちゃったんだ? 入って当然のFKをエジが簡単に決めて0−1。ヴェルディがめずらしく先制!らしくないゴールとか言ってスマン。

・おっさんヤナギがファール。これに対して大激怒。周りに猛毒を散らしつつ暴れてる。そこへキャプテン山卓がツッコミ。何を言ったかはわからないけど「ノーファールで行こう」とか「審判に文句言うな」などを言ったのでしょう。 おっさんヤナギもこれで確実に進歩していく。まだ本当の主将には敵わないが、近い内にあんたがキャプテンだ。

・俺は破壊王。でも、現在は自分が破壊中。右足首捻挫で強行出場中なのだ。川口も戻ってきたばっかだし、林は真ん中タイプだしとかんぺーが無理にでも出なきゃ行けない状況。それなのにウィルへの強烈スライディングで失点もののピンチをクリア。 その際に足を引きずっていたが、なんとか試合に参加。かんぺー・・・。

・エジのFKから徐々にマリノスペースへ。奥さんのシュートも外へ行ったりと危ない状況。FKでこんなにハッスルしてるエジムンドを見るとはね。FK遠目の位置からロベカルも真っ青のロングキャノン。アウトサイドキックで蹴ってるのでGKから逃げていくシュートだった。 残念ながら枠の外へ行ってしまったが、エジムンドらしくないプレーが随所に続く。

・こればかりは・・・。FK中村のクロスを高桑がパンチングでクリア。しかし、そのクリアボールが何故かナザの後頭部へぶつかってしまい、そのままゴールネットへ・・・。1−1と不運な同点ゴール。「俊輔フラッシュ」の影響もあったかも知れないが、高桑にも迷いがあったのが悔やまれる。

・カウンター一発。かんぺーの怒涛の殺人タックルでボールを奪うと山田が拾って、一気にエジムンドへ。これをエジムンドが間髪入れずにマルキーニョスへスルーパス。およそ、1試合に1回は訪れるカウンターの必殺技。しかし、今までと同様マルキーニョスのシュートは切り返して右足シュートもGK正面。 ここなんだよなぁ・・・さりげなく最初のタイミングで打っているとPA内には長田も山田も入っていたのでこぼれも押し込めたはず。決定機は無い訳じゃないんだ。

・返す刀でまりのすけ。右サイドでかんぺーと俊輔が一騎打ち。何とか抜かれない様に耐えてはいたのだが、あっさりと体を前に入れられてしまいかんぺーが抜かれてしまう。その後、横から当たりに来た大悟がタックル。かんぺーと大悟で挟み撃ちしたような格好になり、進路妨害でPK。 一対一にさせては行けなかったか・・・。マリノスは流れの中でしっかりと2点を稼ぎ、ヴェルディは流れで得点が出来ない・・・。PKを俊輔が決めて2−1。

・やばい・・・マルがブチ切れ寸前。エジムンドにすら渡さないでドリブルドリブル。ユニフォーム引っ張られても、ファールで倒されてもドリブルドリブル。前に誰もいないのでとりあえず打ってみたミドルシュートは榎本セーブ。 最近、マルキーニョスのシュートはらしくない強烈なミドルが多い。徐々に去年のマルに戻ってはいるようだが・・・前半終了。

*新システム継続。全ての・・・パス数やシュート数をまぐが独断と偏見で数えられた分、まぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGta」。まぐ太とか書かない様に。Optaを完全にパクりました。
シュート数
エジムンド3   マルキーニョス2

クロス数・・・サイドチェンジ含む
柳沢1   隼磨1   エジムンド2   大悟1

1タッチ、2タッチプレイ数
隼磨1   エジムンド3   相馬1   山卓2

ナイスプレイ数・・・その他ってこと
富澤3   山卓2   高桑1   

・とりあえず・・・そんなに高くないね。



   −後半−
・後半、始まってすぐにヴェルディの新布陣お披露目。これがサンドリ式4−4−2だ!

     マル    エジ                  マル    エジ       
                                  永井       
        永井                     大悟    慶行          
                          相馬   ↑↑    ↑↑   隼磨 
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
    大悟      慶行        攻   ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑   
        山卓           →撃→  ↑↑      山卓      ↑↑      
                      時   ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
相馬               隼磨       相馬              隼磨  
     富澤    ろぺす                 富澤    ろぺす


        高桑                        高桑
・おっさんヤナギ、長田に代えて永井、小林慶が投入された4−4−2だ。

・これが4−4−2理想のパターン。エジが下げて永井から慶行、慶行から大悟、大悟から相馬、相馬のセンタリングから永井ヘッドも外へ。全てが単純にはたいたり、ダイレクトでパスしたりと面白い様にコミュニケーションが出来てる。 最後までエジマルが脇役なのが良い。エジとマルをオトリに使っちゃおうよ。

・せっかくの4−4−2・・・だけど、京都戦の様に何故か守備陣ががくがく。理由は簡単、ロペスのポジショニングの悪さである。かんぺーの連動して動く事も無ければ、ワンバックになってることもしばしば・・・。 あぁ〜、米山〜。頼むよー、ロペスもコントロールしてやって〜。誰か米山にロペスの取扱説明書をプレゼントしてやって。

        エジ                     マル    エジ       
   一樹        マル                   永井       
                               大悟    慶行          
        永井                相馬   ↑↑    ↑↑   隼磨 
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
                      攻   ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑   
     山卓    慶行        →撃→  ↑↑      山卓      ↑↑      
                      時   ↑↑              ↑↑
                          ↑↑              ↑↑
相馬               隼磨       相馬              隼磨  
     富澤    ろぺす                 富澤    ろぺす


        高桑                        高桑
・高桑どうした? 高桑のキックミスから完全にウィルがどフリーへ。なんとか失点だけは免れたけど・・・今日の高桑は何かおかしい。

・1試合に1回は恒例なんです。そろそろ、皆さん覚えてくれました? さぁ、みなさんご一緒に・・・「おらー、みんな上がれ上がれーっ!! 行くぞーっ! ロングスロー作戦だ、ばっきゅーーんっ!!」 和多田を追い越せ。PAの外で真ん中に永井にあわせてきた。永井が頭で落として一樹が左足で強烈キャノン一発。シュートは枠の外だったけど、左足で打った場合はとんでもないシュートが飛んで来るぞ。 ってか山卓のロングスローでロペスとかも上がれよ。セットプレイなんだからさぁ。

・後半も30分過ぎ・・・とうとう、あの持病が目を覚ました。そう、今や名言とまで言われているエジムンドの自滅技。「両チームの攻撃の起点になっている」状態である。まさにバーサク状態。敵味方関係なし。即得点即失点という 悪夢。起こる条件は非常に簡単、特にヴェルディ。エジムンドがキープした時に誰もエジムンドを追い越さなくなったら要注意だ。

・意外にまぐ敵には大興奮ものの対決。直線ドリブラー一樹VSマリモヘッドこと中澤(ボンバーじゃない)。ぱっと見てどっちが勝つのかは一目瞭然。だって、中澤の弱点ぐらいよく知ってるさ。勿論、行くぞー。 おらおらおらおらー、どけどけどけー。直線ドリブル久々炸裂。簡単に中澤を振り切ってセンタリング。ファーで待っていたマルキーニョスが頭で落として永井がボレーもDFカット。ちくしょー、最大のチャンスだったのにー。

・おらおらおらおらー、どけどけどけー。ロスタイムに最後の直線ドリブル。エジムンドさえもどけどけどけどけどけー。そして、結局右のマルキーニョスへスルーパス。ここでトラップミス・・・松田のスライディングに阻まれて試合終了。 マルぅぅぅ〜。トラップミスってほどでもないけど、ちょっと大きすぎたねぇ。

*新システム継続。全ての・・・パス数やシュート数をまぐが独断と偏見で数えられた分、まぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGta」。まぐ太とか書かない様に。Optaを完全にパクりました。
シュート数
マルキーニョス1   永井2   隼磨1   慶行1   一樹1 

クロス数・・・サイドチェンジ含む
山田1   エジムンド1   相馬2   一樹2   隼磨2

1タッチ、2タッチプレイ数
永井4   エジムンド2   慶行1   大悟1   相馬1   山田2   一樹2

ナイスプレイ数・・・その他ってこと
山卓2   ロペス1   富澤1   隼磨2   慶行2   マルキーニョス1
・ふぅ・・・・。
7/21(日) J1リーグ第9節
国立霞ヶ丘競技場

横浜Fマリノス
 VS 
東京ヴェルディ1969

前−半

後−半

合−計

ナザ

 エジムンド(FK)

中村俊輔

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
早野さんの出したヴェルディの修正点。1.人に預けたら人任せ。2.中央突破は空いてる時に使うから効果がある。3.サイドヘ出すことが中央が拡がるのに。4.エジムンドが持ったら動かない。 などなど・・・そ、そんなのずっと前から知ってるわいっ!!

   −今日の受賞者−
MOM : −該当者無し−    
MVP : MF永井秀樹     2度目/通算4度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
サンドリ式4−4−2サッカーも轟沈。どんなにシステムやら戦術やらいじくろうとも根本的な事を治さない限り、治らないんですって試合でした。この試合が選手達に何か発憤材料になってくれればと思います。 まずは一つずつ課題を治していこうじゃないか・・・これも去年から言ってる事だけど。

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