2002年 Jリーグ1st第10節


・東京スタジアムにぎりぎりで到着。前半は15分ぐらいに駆けつける。とんでもない事に気付く。「東スタカレー」が売り切れてる・・・・・そ、そんな、売り切れるって。 ちゃんと用意しとけよな。平日だからって気を抜くなよと怒りながら、ゴール裏へ。ここでその理由を目の当たりにする。そう、ヴェルディゴール裏が満員ではないか。一体、ヴェルディに何が 起きたというんだ。初めてのワールドカップ景気に浮かれるまぐであった。

・実はこれだけが驚きではない。定番の応援歌を歌おうとしたときにソレは起こった。なんと、ゴール裏の最上段で陣取っているのはトランペット隊。柏からわざわざ来てくれたの? それともフロンタ? しかし、よく見るとトランペットだけでなく、いろんなカタチしてる ので柏ではない。それも人数が多い。ざっと20人はいたのではないかという数だった。後にまぐが声をかけたら、「国立(くにたち)音楽隊の自由参加で募ったメンバーなんです。」を応えてくれた。ほほぅ、まぐから見ればプロっすよ。某応援団就活終了金髪男が断念した ものを再開できるぞ。また、次の東スタにも来たいと言ってたので、みんな大注目だぞ。

・試合前日にtohsukeくんやMさん情報によると・・・とうとう、マルキーニョスがスタメン落ちになるという興味深い情報が送られてきた。負傷ではなく、スタメン落ち。そして、スタメンには一樹の抜擢だ。今までも ブラジル人じゃないとまで酷評され、チャンスは人一倍あるのにゴールを決められない状況が続いていた。さらには去年は物凄いキレ味をみせていた裏への飛び出しも今年は数少ない。今回のスタメン落ちでマルがどこまで 奮起してくれるか。案外、しなかったりして・・・。

東京スタジアム
 
東京ヴェルディ1969
VS
FC東京
  監督サンドリ   監督原 博実  
  GK高桑大二朗   GK土肥洋一  
  DF31田中隼磨   DFドイツ人「ジャーン」  
  DF22ロペス・アレシャンドレ   DF15伊藤哲也  
  DF14富澤清太郎   DF藤山竜仁  
  DF17相馬直樹   MF下平隆宏  
  MF32小林慶行   MF16宮沢正史  
  MF山田卓也   MF20加地 亮  
  MF10永井秀樹   MF36石川直宏  
  MF28小林大悟   MF19ケリー  
  FWエジムンド   FW13戸田光洋  
  FW25平本一樹   FW11アマラオ  


・ベンチにはGK柴崎、DF米山(?)、MFおっさんヤナギ、MF復活桜井様、FWマル。何よりも驚きはマルのベンチよりも復活した桜井。まぐは見てなかったが、ゴール裏ではピンク色のゲートフラッグを持って ウロウロしている人物がいたに違いない。

    一樹      エジ                一樹      エジ      
                                  永井      隼磨 
        永井                相馬   大悟 ↑↑ 慶行   ↑↑       
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
    大悟      慶行        攻   ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
        山卓           →撃→  ↑↑      山卓      ↑↑  
                      時                                                    
相馬              隼磨                     
     富澤    ろぺす                 富澤    山卓

        高桑                        高桑
・サンドリ式4−4−2。トリプルボランチと言われても差し支えない。ただ、この攻撃布陣で何かおかしいことが一つ・・・。ときおり、FC東京のお家芸でもある「セクシーカウンター」(何がセクシーかはガスサポしか知らん)発動時に どうも、1人で二役こなしている選手がいた。それも、仕方無くもう一つのポジションをやらされている感が強い。一体、その選手は誰なんでしょうか?

・ぐえっへっへっへっへ。血を吸わせろぉぉ。そんな、1人危ない雰囲気を醸し出している選手が1人。いきなり、チャンスを作り出した戸田に向かって、強烈なスライディングをお見舞い。今宵、誰がこの悪鬼羅刹「ロペス・アレシャンドレ」の餌食になるのやら・・・ぐっふっふっふ。 何故に米山が控えなんだ・・・。ぐっすし。

・ここらへんからまぐも東スタへ。エジと永井のコンビプレイから中央突破ムードへ。しかし、前と違うのはサイドで開いて待っている選手もいるので出しやすい。エジからのスルーパスを一樹が左でもらって即シュート。得点出来そうなほどの決定的チャンスだったが、土肥のナイスセーブで得点ならず。 一樹らしいシュートだったし、こねくりまわさずしっかりと狙ったシュートだった。ファーで大悟がフリーだったけど、狙って良し!

・エジを無視出来る男。それは永井秀樹。エジが足下に寄こせという意図のジェスチャーを魅せる。しかし、永井はよりフリーだった大悟へパス。そして、大悟はダイレクトで右サイドの隼磨へチェンジ。そして、パス&ゴー。隼磨がアウトサイドキックで右サイドのスペースへ送り込む。これに大悟が 走ってダイレクトでクロスを放つ。うーん、エジムンドを抜かした攻めでもカタチになってるじゃん。いつかはこれで得点しようよ。

・右サイドのスペースに放り込んだFC東京。しかし、そこにはロペスが追って相馬へパス。ロペス動かず・・・相馬はもらったはいいけど出すコースが無い。ロペス動かず・・・石川やらがプレスをかけて相馬のボールを奪いに来る。ロペス動かず・・・石川と奪い合いになったもののなんとか相馬が奪い返した。ところが、先ほどまで動かなかったロペスが助けに 来た。ところが、石川が寝そべりながらパス。これを通されてしまいボールはFCへ。ミスにミスは重なるもの。単純に放り込んだクロスにアマラオがヘッド、かんぺーがブロックするもこぼれを隼磨がクリア・・・って後ろに。これをアマラオが胸で押し込み、巧みにボールを浮かせて高桑をかわすと無人のゴールへ強烈にフィニッシュ。0−1とFC東京が先制。 ミスからの失点だけにロペスや隼磨で同点にしたい。

・前半はいつもの通りのヴェルディでした。やっぱ、先に先制点を取られちゃうと、ヴェルディってどうもねー。前半終了。

*新システム継続。全ての・・・パス数やシュート数をまぐが独断と偏見で数えられた分、まぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGta」。まぐ太とか書かない様に。Optaを完全にパクりました。
シュート数
一樹1   ロペス1   

クロス数・・・サイドチェンジ含む
山卓2   大悟1   慶行1   富澤1

1タッチ、2タッチプレイ数
山卓2   永井3   大悟4   慶行1   隼磨1   エジムンド1   一樹1

ナイスプレイ数・・・その他ってこと
山卓1   永井2   慶行1

・うーん、開始15分以内に同点にしたい。



   −後半−
・後半開始からずっとFC東京ペース。いきなり、エジムンドが両チームの起点になってるなどいつも通りの展開。このまま、後半スコアレスで0−1終了だけは絶対に避けたい。 あぁ〜、もう石川のFKなどチャンスはFC東京。

・あいかわらず守備では横から当たる愚行の繰り返し。相馬といいコバといい後手後手の守備でイエロー連発。勿体ないなぁ。 開始15分以内で同点に追いつかないと厳しいのに、チャンスが作れない。シビレを切らしたサンドリは復活桜井を投入。

    一樹      エジ                一樹      エジ      
                                  桜井      隼磨 
        桜井                相馬   大悟 ↑↑ 慶行   ↑↑       
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
    大悟      慶行        攻   ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
        山卓           →撃→  ↑↑      山卓      ↑↑  
                      時                                                    
相馬              隼磨                     
     富澤    ろぺす                 富澤    山卓

        高桑                        高桑
・攻めあぐねていたヴェルディにラッキーなFK到来。やや左サイドよりのFK。蹴るのは・・・もちろんエジムンド。tohsukeくん情報によると、やたらFK練習ばっかしていたというエジ。どれどれ、いっちょ拝見してみようかな。 ・・・と思ったら正面へ蹴りやがったよ、オイ・・・・ってあれ? 入ったぁ〜!! 土肥が逆をつかれてしまい、正面チックなシュートが入っちゃったよ。これで約束通り開始15分での同点だー。

・同点へ追いついた後、すぐにチャンスが来た。一樹がキープしてエジムンドへスルーパス。それを外周思いっきり走って裏へ走った一樹へエジムンドがお返しのスルーパス。これをジャーンが一樹のシュートを横からケズって倒した事による「得点機会阻止」で PK。しかも、ドイツ人ジャーン(ブラジル人)が退場。PKを蹴ったのはエジムンド。逆のサイドに決めて2−1と逆転。こりゃ、ひょっとするぞ。

・それにしても、ヴェルディが逆転してリードしている状況でイエローカード出しすぎ!! 山卓だって横から当たるし、慶行も桜井も横からの不要なイエローばっかだ。主審もなんか1人で勝手に興奮して盛り上がってたけど、余計なファールが多すぎるな。

        マル                    マル      エジ      
                                  桜井      隼磨 
     桜井    エジ             相馬   大悟 ↑↑ 慶行   ↑↑       
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
                          ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
    大悟      慶行        攻   ↑↑   ↑↑    ↑↑   ↑↑ 
        山卓           →撃→  ↑↑      山卓      ↑↑  
                      時                                                    
相馬              隼磨                     
     富澤    ろぺす                 富澤    山卓


        高桑                        高桑
・とうとう、出してくれたマルキーニョス。一樹が爆発しそうだったからなのかは不明だが、カウンターの為の裏へ走りまくる姿勢を持ってくれれば、いつもよりチャンスになるはずだ。ベンチで座るのが嫌なら、結果を出して認めてもらうしかないぞ。

・大悟の素晴らしいダイレクトフィードで一気に突破を魅せた桜井。しかし、これはオフサイドだった・・・。残念。一発で決定機を演出出来るほどのチャンスだったのに・・・ってあれ? 主審がレッドカード出しやがッた。別にGKから数歩しか離れていない場所に手でふわっと放り投げただけなのに遅延行為だと。 いつもの桜井なら蹴っ飛ばしてるとこさ。それを我慢して投げ返してやったのにレッドかい。看板を越えて戻ってきたり、なかなかセットプレイを蹴らなかったりする時間稼ぎと同等に時間を消費したってか? こんな奴がワールドカップで笛を吹ける世界なのか審判道って。岡田主審ぐらいのレベルになってから、世界に出るんだな。

・桜井退場になってムードも流れもFC東京へとかたむきそうな状況でエジムンドが魅せた。見事なまでのスルーパス。これをマルキーニョスが完全にGK土肥と一対一へ。裏への積極的な飛び出し・・・OK! オフサイドに注意しての飛び出し・・・OK! PA内でのトラップも・・・若干正確過ぎてしまったけど・・・OK! そして、いつもなら思いっきりGKの正面へキャノンシュートを狙っちゃうところをグッと我慢してインサイドキック・・・OK! そして、ボールは・・・外へ・・・。こんなんだから、スタメン落ちしたんだよ。この直後もチャンスあったけど、PA内で倒れてチャンスをフイに。こりゃ、次もダメだわ。

・それでも、勝ってる時のサッカーが出来るようになったのか。相馬・山卓のコンビで左サイドでゆっくりとビルドアップ。そのまま、ずっとプレスがかかるまでパスは出さない。そして、しびれを切らしてプレスに来た所で中央のエジムンドへパス。すると、エジムンドの周りにマークはおろか、 シュートコースまで空いている。ワントラップからすぐにエジムンドがミドル。土肥にセーブされたが、ハットトリックまで後少しだ。

・おお! 珍しい! ロスタイムでもう時間も無いという所。相手のコーナーキック付近で時間稼ぎまでする始末。こ、こんなサッカーみたいな事するのって、何年ぶりだろうか・・・。最後にエジムンドがどフリーの一対一を外して試合終了。2−1で今年初めて90分勝利をあげた瞬間でした。

*新システム継続。全ての・・・パス数やシュート数をまぐが独断と偏見で数えられた分、まぐが認めた分だけを集計する謎のシステム。その名も「MaGta」。まぐ太とか書かない様に。Optaを完全にパクりました。
シュート数
エジムンド3   相馬1   マルキーニョス1

クロス数・・・サイドチェンジ含む
永井1   大悟2   エジムンド2   ロペス1   慶行1   隼磨2   相馬1   山卓1

1タッチ、2タッチプレイ数
慶行2   一樹1   エジムンド3   相馬2   大悟1   山卓1

ナイスプレイ数・・・その他ってこと
慶行3   大悟1   一樹1   相馬2   エジムンド1   山卓3   桜井1   富澤1

・後半はやっぱ多いっすね。
7/24(水) J1リーグ第10節
東京スタジアム

東京ヴェルディ1969
 VS 
FC東京

前−半

後−半

合−計

エジムンド(FK)

 アマラオ

エジムンド(PK)

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
いやぁ、90分通して後半みたいなサッカーをやろうよ。たとえ、いつも先制点がセットプレイでも構わない。セットプレイで得点出来れば、逆転も可能だというゲームだったんだし。これからも頼むぜエジ。 たまに大悟に蹴らせても構わないからね。それにしても痛いのは出場停止選手だ。DF富澤(10日間でケガを治そう)、DF相馬、MF小林慶、山卓、桜井と5人も出場停止なのだ。次のメンバーがどうなるかは分からないけど、 マルキーニョスを控えにするという作戦は面白いのでこれからもコレでよろしく。

   −今日の受賞者−
MOM : MFエジムンド    2度目/通算3度目
MOM : MF桜井直人     1度目/通算3度目
MVP : MF小林慶行     1度目/通算3度目
MVP : MF山田卓也     3度目/通算5度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
まぁ、ナビスコ含めて7試合で8得点してるだけに結果を1人だけ残してるんですからエジムンドは当然。エジムンドを利用するだけ利用しようじゃないか。 退場しちゃったけど、明らかに流れを代えてくれたのでMOMへ。肘打ち一発も入れてないのに退場とはね。慶行はダイレクトのイメージが大悟よりも強い。サイドヘのさばき、ダイレクトで簡単にさばくプレーなど随所に個人技の 高さをうかがわせた。山田卓也はなんと言っても、試合途中でエジムンドとぶつかったシーンが全てだろう。あのエジムンドが山卓に吹っ飛ばされたんだからね。

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