2001年東京ヴェルディ1969 練習試合


・今日は一年ぶりぐらいの麻生グラウンド。前は詠さんに送ってもらったんだけど今度は自分で運転して麻生に行く事にした。百合ヶ丘に1時20分に到着、余裕を持って麻生に行けると確信していた・・・が、 車で行ってみるとどこだか分からない。私有地なのか道路なのかも分からず、間違えて桐光学園に入ってしまう。あぁ〜、ここがマリノスの中村俊輔やフロンタの佐原秀樹の母校かぁ〜と感動。おっと、脱線。 結局は迷ってしまったのだ・・・仕方なく通りすがりの小学生に「川崎フロンターレの練習場ってどこか知ってる?」と聞く始末。しかも、小学生じゃわからんし。でも、サッカーボールを持った少年が教えてくれて 川崎市もまだまだ捨てたもんじゃないなと思いつつ麻生に着いたのであります。着いた頃には2時2分・・・まだキックオフはしてなかった。

フロンターレ麻生グラウンド
      
川崎フロンターレ
     VS
東京ヴェルディ1969
  監督ノブリン   監督小見幸隆  
  GK 笹原義巳   GK菊地新吉  
  DF29小島 徹   DF西田吉洋  
  DF25伊藤宏樹   DF33エメルソン  
  DF佐原秀樹   DF米山篤志  
  MF高田栄二   DF15杉山弘一  
  MF浅野哲也   MF山田卓也  
  MF30渡辺 匠   MF小林慶行  
  MF33林 晃平   MF林 健太郎  
  MF14大石鉄也   MF10永井秀樹  
  FW盛田剛平   FW19小倉隆史  
  FW17我那覇和樹   FW34マルキーニョス  


・とりあえず、ケガ人情報。DF中澤は私服姿で上の方で見てた。アツや永井、桜井、慶行らは普通に練習してるので大丈夫そう。メンバーは毎度の事ですが若干背番号が違います。 それとフロンターレの方は背番号だけで判断しましたので適当ではあります。佐原秀樹がケガから復帰、いやぁ〜なんだか普通にうれしいなぁ。嬉しさのあまり字は青色です。それと 知らなかったけど盛田がフロンタにいたのね。慶行はあげないよっと。

     小倉    マル                   永井    マル  
                                   小倉 
        永井                         
                           杉山              西田         
                           ↑↑      林       ↑↑
   山田        林        攻    ↑↑              ↑↑
        慶行           →撃→   ↑↑   山田    慶行   ↑↑
                      時    ↑↑              ↑↑ 
杉山              西田         杉山              西田
     米山    エメ                   米山    エメ    
                                   

        新吉                         新吉
・えぇ〜、きーちゃんの位置には慶行が入り2列目には林とケガ復帰の永井が入りました。本並さんはまだダメなんでしょうか・・・。 今日の試合ではサイドからいかにして攻撃するか、サイドへの意識的なさばきを重点的に見るために数まで数えてみました。全員の数は一番下にまとめておきます。

・前半開始早々、山田が相手ボールをカット。そのままドリブルで突破。一気にPA内まで攻め込むが相手を2〜3人ひきつけてバックパス。そこにはどフリーで小倉が待っていた。小倉の強烈な左足ダイレクトシュート。地を這うグラウンダーシュートは惜しくもポストへ。ゴールがゆらゆら揺れるほどの強烈シュート。 やっぱ小倉の左足シュートは恐ぇや。いつもの雄叫びも聞けたし、なんだか小倉は絶好調だ。

・外人との連携、いまだ合わず。外人がそろそろ戦犯扱いされてるHPも見受ける。しかし、今日はちと違ったぞ。エメルソンから西田へロングフィード、これを西田が右サイドを駆け上がりDFとの勝負にも打ち勝ってセンタリング。ファーサイドへ待っていたマルキーニョスがシュートを狙わずに頭で小倉へ落とす。これを小倉がまたも左足強烈シュート。 惜しくもこれは枠を外れたがGKは動けなかったので枠にさえ行けば入った。それにしてもマルキーニョス、小倉、矢野の3人はシュート時の音がいいね。まぐが蹴ってもボコッって音しかしないんだこれが。

・まだまだ攻め込むヴェルディペース。山田と林で相手を囲んで山田がタックルでカット。林が行く手を遮り、横から山田が強烈なチャージで奪い取る。もし、奪い取れなかったら柔らかいタッチで林が奪うという騙されドイスボランチ・・・・あれ? 林がなんでボランチの位置に。やっぱ、戻っちゃうんだね林は。そのまま山田がドリブルでDF3人を引き連れてDFの裏へスルーパス。 スルーパスを出す前からマルキーニョスが走ってくれていたのがよかった。しかし、シュートは枠の外へ・・・これはさすがに決めてくれ。

・ディフェンスラインでボールを奪取、エメルソンの後ろにカバーに入るヨネ。やっぱ、ヨネは操る側の人間だから。エメルソンを制御することに成功した米山にはもはや死角は無い。中澤に代わるオモチャを発見したようだ。ここでエメルソンは意外にも足下の技術の高さを魅せる。ロングフィードにはかなり自信があるようで一気に西田、杉山へのサイドチェンジをいとも簡単にやってのける。 今度は前線の永井にピンポイントパス、これを永井がスピードドリブルで切り裂く。ボールあっても無くても走る速度が落ちないドリブルでDFを引き連れる。(注:決して抜く事は出来ない。) 裏を狙うマルキーニョスと永井にフォローする小倉。ボール保持者の選択肢が増える。永井が狙ったのはスルーパス、マルキーニョスがGKと一対一となる。先ほどは思いっきり蹴って外したが、 今度は流し込んで先制。バク宙はさすがにしないが、かなり嬉しそうだった。

・ケガ上がりで連携がダメかなと思われた永井がかなり良い。小倉に預けてパス&ゴーで裏へ走ってくれるので小倉も永井を信頼している感じだ。その2人のコンビで2点目がうまれる。守備陣が奪ったボールをいったん永井へ。永井がすぐにフォローに来た小倉へ預ける。これを小倉が永井へダイレクトで返す。マルキーニョスもサイドへ開いたりと前線が慌ただしくなる。永井がドリブル突破を試みて小倉がコースを空ける。 永井は突破するとみせかけて小倉にパス。永井はそのまま裏へ走る。小倉は永井とは逆のコースへチップキックでディフェンスラインの裏へ放り込む。これに走り込んだのは小林慶行。永井につられて完全にノーマーク。コバとGKが突っ込むもコバはGKが来る直前にボールを小突いて自分はGKを飛び越す。これがそのままゴールに入り0−2とヴェルディが追加点。

・ここまで2得点しているのが全部中央突破だが、サイドへの意識も十分高い。両サイドバックが上がってくれれば、この選手も活きてくる。そう、林 健太郎だ。西田の積極的なオーバーラップに林がサイドへさばく。西田・小倉でワンツーを試みてそのままサイド深くえぐる。ゆっくりと中を見て中央へマイナスパス。ニアにはマルキーニョス、ファーにはコバが走っていた。中央にふわっと上がったボールはどフリーの永井へ。 これを永井がじっくりとタメて右足ダイレクトボレーで合わせて0−3とヴェルディ3点目。はぁ〜、あんなボレーシュートをJリーグでやってくれたら永井の人気もまた上がるんだろうなぁ。

・またも永井のスピードドリブル。フロンタは永井のドリブルには手を焼いてるようだ。しかも、球離れの悪かった永井が右サイドに開いた林へサイドチェンジまでしちゃう。ケガの影響で少し頭を冷やしたのでしょうか。その林はゆっくりとしたドリブルで上がりを待ってからキックフェイント一発入れて低いクロス。ニアに小倉、中央からニアにマルキーニョスが飛び込むが誰にも合わずにファーサイドで待っていた小林慶行のもとへ。 俺だってさっきの永井みたいなボレーぐらい出来るんじゃ〜とばかりにおもむろに左足を振りかぶり、強烈な左足ダイレクトボレー。完全に入ったと思われたシュートは笹原の残った左足でセーブされてしまう。「えぇ〜、うそ〜!!」と思いっきり悔しがるコバ。う〜ん、ちょっと可愛い。

・小倉が中盤でのチャンスメークに徹してる。実はこれには深いわけがあるのだ。西田や杉山からのクロスに頭であわせるシーンは何度もあった。今日はいつになく得点を狙っている小倉だった。しかし、空中戦で幾度となく弾かれた。小倉ほどの男が空中戦でまったく勝てなかった。その相手はなんとDF佐原秀樹。ちょっとファール取られたら審判に詰め寄るし、ちょっと荒っぽい選手だがフロンタでレギュラーを奪ってくれ。 ってか何で出れないんだ。なんならヴェルディにくれ。最後の方では小倉とマルキーニョスの位置が代わってたりと佐原のサイドを嫌がった小倉でした。まぁ、必ず体はぶつけてくるわ足は速いわで苦手なタイプかもね。ケガはしないように。

・今度はコーナーキック。蹴るのは小倉。オグのセットプレイの特徴としてふわっとしたクロスが多いのが特徴。リーグでも幾度と無くGK直接キャッチが多かった。この試合ではこれの克服も課題だった。まぁ、単純に考えればこれしかないんだけど・・・終始、ニアサイドへの放り込み。これでなんとか解決だ。ニアで待つのはエメルソンなので誰もがケアしている。しかし、蹴る前にエメルソンは後ろに引いて中央に行くのだ。 これに守備陣を引き連れて行くのでニアが空くのだ。ここを狙って飛び込んだのは山田。見事なヘディングだったがGK笹原のナイスセーブで得点ならず。セットプレイはニアサイドってのがヴェルディの合い言葉だ・・・でも、すぐバレそうだな。

・またまたコーナーキック。小倉が蹴るのは当然ニア。エメルソンは一度引いてまたニアに戻ってきてヘッドもDFクリア。このこぼれ球をマルキーニョスがダイレクトでねらうもホームラン。これで前半が終了。まぁ、そこそこ楽しめる試合だったがサイドからの攻撃で得点に繋がるシーンをもっと増やせれば収穫だったんだけどな。後半からは全部メンバーチェンジです。



−後半−

・まぁ、練習試合の醍醐味と言いますか。控え・新人などを見るにはやっぱ練習試合ですわ。今回はケガ明け選手も後半からなのでアツのチェックでもしますか。

ヴェルディのメンバー       フロンターレのメンバー
GK21 本並健治        GK   浦上壮史  
DF11 菊地利三        DF25 伊藤宏樹  
DF23 羽山巧巳        DF32 神崎亮佑  
DF24 富澤清太郎       DF15 土居義典  
DF25 平本一樹        MF2  高田栄二  
MF28 小林大悟        MF7  鬼木 達  
MF6  三浦淳宏        MF12 桂 秀樹  
MF16 桜井直人        MF30 渡辺 匠  
MF20 飯尾一慶        MF22 ルイス   
FW17 矢野隼人        FW17 我那覇和樹 
FW9  武田修宏        FW10 アイルトン 


     矢野    武田              一樹      矢野    
                           ↑↑   桜井    武田
                           ↑↑        
   桜井        飯尾            ↑↑ アツ        飯尾 利三         
                           ↑↑              ↑↑
                      攻    ↑↑              ↑↑
     アツ    大悟        →撃→   ↑↑      大悟      ↑↑
                      時    ↑↑              ↑↑ 
一樹              利三         一樹              利三
     富澤    羽山                   米山    エメ    
                                   

        本並                         本並
・えぇ〜、一樹は左サイドバックでした・・・。他にはアツがボランチでも守備時意外はずっと左サイドで張っていました。

・後半開始直後、フロンタのFK。ちょっと右サイドよりで壁は2人。本並さんの指示・・・というか叫び声が響く。新吉と違う点は叫び声が聞き取れるかどうかの違い。正直、新吉のは何を言ってるのか聞こえない事の方が多い。対して本並さんは標準語が妙に恐い。 などと思っている間にFKアイルトンの強烈な一発。あえて壁のいる方向ではなく本並さんの居る方向に強烈なキャノンシュート一発。これで1−3とフロンタが追い上げる。このシュートは正直仕方無い。

・左サイドということで前にスペースがいっぱい。杉さんや西田なら行けるかどうか、ボールのある位置などを考慮して上がる。しかし、一樹にそんなものは無い。空いているから上がる。そして、ボールを寄こせと指示しながら上がる。周りは出さざるを得ないので出す。 こうなると必殺技「直線ドリブル」の発進となる。このまま横にアツが居ようが、矢野がフォローに行こうが構わず突破。ある意味、このフォローが突破を促してくれる。結局、3人ばかり抜き去ってそのまま左サイドを深くえぐり最後に中央のタケさんへラストパスもDFクリア。 ここまでやってくれると気持ちいいもんだ。しかし、本人にはかんぺーの負担が倍増してるとは思ってもいないであろう・・・。

・ドリブラーが揃いも揃ってるので中央突破ばっか。桜井が変幻ドリブルを発動、そのままDF2人を抜き去りそのままドライヴシュート。落ちなかったが浦上の好セーブでクリア。桜井もケガしてるようには見えないなぁ。候補合宿でもドリブルしまくったのだろうか。

・矢野が前線で倒されてFK。願ってもない位置でのFK。勿論、蹴るのはアツでしょう。左の画像を見てもらいたい。壁の中に一人選手が混ざる。そして、蹴る瞬間に隠れてその空いたコースに蹴るという、ワールドカップブラジル代表が昔こんなので決めたのを覚えてるがそれのパクリだ。でも、結局は壁に当たってしまい得点にはならなかったが 面白いアイデアではあった。やっぱ、アツがいるとFKやらセットプレイやらが面白くなっていいね。早く戻ってきてくれ〜。ここで大悟に代わって瀬沼投入。


・まだまだ体力は残ってる。左サイドで一樹が直線ドリブルを敢行。しかし、そろそろフロンタも気付き初めて先に縦を切る様になってきた。しかし、ここで迷わず直線ドリブル。迷いが無いという意味では素晴らしいが、逆にそれしかないとも言える。だが、まぐとしてはこういうの好きだったりする。結局、相手につぶされてしまうが、自分で取り返す姿勢は良かった。 そして、矢野へ預けて矢野の強烈キャノンミドル炸裂もわずかに外へ。

・瀬沼が調子悪い。パスミスはもとより、取られたボールすら追いかけないという愚行にキレたのは誰あろう本並さんだ。フロンタサポが全員驚いたであろう叫び声「くぉらーーーーー!!せぬまぁーーーー!!」この声が取られる度に繰り返される・・・・・。一樹の空いたスペースのケアに忙しかった本並さんだが、途中から瀬沼コールばかりだった。無論、 一樹も怒られないからどんどん攻め上がる・・・ヴェルディの守備陣崩壊は近いな。

・ところが守備陣は意外にも崩れなかった。相手FWの我那覇がオフサイドの山を築き上げてくれた。富澤・羽山のディフェンスラインのおかげよりも我那覇の独りよがりという感じ。しかも、我那覇は前線で全くもってキープ出来ない。理由はかんぺーである。我那覇はダイレクトではたくタイプではなくキープしたがるのでボールを落ち着かせたいのだ。しかし、トラップと同時、または わざと一瞬遅らせての後ろからのかんぺーショルダーチャージのせいだ。このせいで我那覇は後半ずっとイライラしているのが分かった。さすがに我那覇に前を向かれると遅攻を忘れて取りに行こうとするクセがあるが、それでも今日の出来は満足の行くものだった。

・せっかくの守備も一樹が壊す。かんぺーがやっと遅攻の意味に気付きアイルトンを相手にしっかりと縦を切ろうと意識した守備を魅せている最中、横からボールを奪いに行く一樹がやった行動は・・・ローキック。むろん、警告である。かんぺーが縦を切って一樹が横からチャージするのなら分かるがおもむろに蹴っちゃマズイよ。アイルトンも巧みなボールさばきではあったが、 ファールをもらうためにボールを先に小突いて一樹に蹴らせる意図がミエミエだった。さっきもこのアイルトンがFK直接決めてるだけにFKの山を築いたのはちと問題だったかな。このまま試合終了。1−3でヴェルディが勝利しました。



9/26 練習試合
麻生グラウンド

川崎フロンターレ

 VS 東京ヴェルディ1969

 − 

 − 

 − 

アイルトン

 マルキーニョス(永井)

 

 小林慶行(小倉)

 

 永井秀樹(西田)


   おまけ
・とりあえずは課題の克服が見えた。得点シーンは中央突破だったが、それでもサイドを意識した攻めが見えた。西田も杉山も上がるシーンが多かった。だが、練習試合ではこの2人も上がるけど、リーグだと行かないんだよね。柏では頼むよマジで。 それでは個人個人行きましょうか。

・GKの新吉・・・正直言って出番が無かったっす。45分間声は絶え間なく出していた。しかし、聞き取れない・・・。対して後半からの本並さんもGKと一対一になるシーンすらなかったので参考にはならない。ただ、指示をしている新吉と怒ってる本並。どっちが良かったとも言えないなぁ。FK直接入れられたアイルトンのシュートはものすごく悔しがって いたのが印象的。次節は果たしてどっちが出るんだ?

・CBエメルソンと米山。連携面で非常に不安視されていたが米山の本領が発揮されてきている。すでにエメルソンの操縦席にはヨネが侵入しているので中澤を欠いたディフェンスラインの統率は大丈夫だ。それとエメルソンで一言。このエメルソンは足下の技術が非常に正確で米山のフィード以上の精度を持っている。そのため、米山の位置でも 十分にフィード出来るのにヨネがエメに渡してから、ヨネが指差してフィードを促していた。しかも、エメのフィードがシュートの様に速い。サイドバックにはトラップ技術が無いと厳しいぞ。SB争いの中ではやっぱ西田はオーバーラップしなくちゃ西田じゃない。今日は頻繁に上がっていたので非常にサイドへのさばきもスムーズだった。スペースがあるのに上がらないという事もなかった。しかし、この オーバーラップには訳がある。それはFWの所で説明。

MFではきーちゃんの抜けた穴に慶行が入った。え?林じゃないの?と思ったが十分に慶行でも大丈夫、なぜなら林に2列目をさせても結局戻ってくるので慶行・山田が攻め上がる頻度が高くなった。3人で交互にあがるので攻めた時は大抵ノーマーク状態。この2列目の飛び出しがリーグでもっと出来れば。今日の試合で復帰ゴールを飾った永井。 前監督時代では中途半端な対応が多く、詠さんあたりにはボロクソに言われた。しかし、今回はいきなり小倉と抜群の連携を魅せた。永井は柏スタメン確実と言ってもいいぞ。2列目からの積極的な攻撃参加は小倉の空けたスペースを十分に使ってくれる。小倉と永井のポジションチェンジは要チェックだ。林に関しては前にアトさんが言った様にハーフっていうイメージですね。ただ、小倉との話し合いの末に 何度もPA内に入ってくるシーンもあったので正直、2列目も楽しくなってきたのではないだろうか。

・FWのマルキーニョス、小倉は前よりも連携面が非常に優れてきた。マルキーニョスが孤立するシーンが無かった訳じゃないが、マルキーニョスが持った際に単独行動はしなくなってきたので良い傾向だ。ただ、ちょっとマルキーニョスは足下の技術が高い方では無いな。それとオグで一言。オグは西田や林などに試合中何度も話かけ、「もっと裏を走ってくれ」とか「ダイレクトで返してくれ」とか色々と注文していた。特に林からのスルーパスを非常に買っているらしく、林に対してもワンツーで林が裏へ行ってくれとかも話していた。 ってかキーちゃんいなくなってキャプテンマークを小倉に渡してもいいかなと思った。

・サブ組で気になる選手は三浦、桜井、一樹、大悟、富澤の5人ぐらいか。ただ、DF富澤では起用は厳しい。つまり、かんぺー以外のこの4人がそのまま柏戦でのベンチ入りかな。一樹は左サイドでの起用だったが勝ってる試合でFW投入しても面白い。負けてる試合ではスペースが無いので賭けにしかならん、しかもその賭けも李さん時代しか勝った事ないし。アツは調整という意味でも少しぐらい試合に出したい。 大悟は新人の中でも異才を放つがまだ守備時におぼつかない場面が多いので負けてる時の起用は向かない。桜井は必須としてもサブに安定感が無いのは厳しいな。


    −前半の受賞者−                         −後半の受賞者− MOM : FW小倉隆史               MOM : 該当者無し       MOM : MF小林慶行               MVP : MF小林大悟     二度目 MVP : MF永井秀樹     二度目           MVP : DFエメルソン    
・今までと同様、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)は勝利に貢献した選手に与えるもの、MVP(まぐろん・ばりゅあぶる・ぷれいやー)はまぐが個人的に面白かったり活躍したりした選手に与えるもの。勝利に貢献した選手は小倉と慶行。特に小倉は45分間ずっと指示を出していたし、チームの中心となってきた。その中で今日は永井、西田、林の3人との連携が非常に良かった。小倉からのチャンスメークばかりでなく、 今日の試合では得点を狙う姿勢も魅せてくれた。ポストに当たったりと不運もあったが、そろそろオグの雄叫びではなく喜びの声を聞きたいもんだね。MVPの永井は個人的に好みである二列目からの飛び出しを何度もやってくれたこと。まず、普通に裏を狙う選手が少なかったのでそれだけで嬉しい。エメルソン・慶行・大悟は下記のサイドへの意識で評価しました。

           サイドチェンジの回数
DFエメルソン   6回          MF小林大悟    4回
FW小倉隆史    2回          MF三浦淳宏    2回
MF山田卓也    2回          MF桜井直人    2回
MF小林慶行    6回          MF瀬沼正和    3回
MF永井秀樹    3回          
MF林 健太郎   2回          
・サイドを代えるという意識的なサイドチェンジのみの回数を数えてみました。サイドから攻めるけど結果中央突破のシーンが多かったのでどれだけサイドを意識してるかの目安にしました。福岡戦では数えてませんが回数としては数回しかないので倍以上に増えたとだけ覚えておいてください。 普段なら林のサイドチェンジの方が回数が多いのだが、林が右サイドに開くケースが多く。エメや慶行からもらうというパターンだったため、林自身のサイドチェンジが無かったのだ。今度は もらう人の回数も数えてみようかな。ちなみに1回しかやってない人は除いています。それと失敗したのも省いています。今日の相手のフロンターレとレイソルは同じ3−5−2、ヴェルディは同じ戦術で攻めることができるため練習試合の相手としては丁度良かったのでは。 大学生やJFLと違うからそこそこ相手としても不足は無かったし。次の柏戦終了後に一週間休みとなるので来週あたりは二試合ぐらい練習試合が入りそうだし、次に勝って勢いに乗りたい。



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