2001年東京ヴェルディ1969 第12節
・神戸遠征です。車でざっと7時間半の長旅・・・それでも、値段が全然違うのさ。新幹線で行けば約3万円ぐらいかかりますね、でも、
今回は特別に車で行けば・・・なんと4千円!! わぁ〜、安いですねぇ〜。という訳で急遽神戸遠征が実現しました。
それとまぐろん遠征の最長距離を更新する事にもなった。しかし、まぐのアウェイ遠征は実の所、あんま勝った事がない。
アウェイで勝った試合というと日本平の清水ぐらいか。それと過去の観戦成績からしてもまぐは神戸の試合を見て、一度も勝った試合を見た事が無いのだ。(ホームで勝ったのは
97年と今年だっけ?まぐはどっちも見てないし。) アウェイでばっかり勝つヴェルディなので今回は神戸戦初勝利の試合を見たい。
・神戸には朝7時半には着いてしまった。余りにも暇なのでウロウロと散策していると・・・「ぼうけんのくに」を発見。みんなで冒険したりなんかして・・・他のチームはスタジアム付近に色んな
ものがあって飽きないねぇ。東スタの近くにも何か作れよ。
神戸ユニバー競技場
| ヴィッセル神戸 |
VS | 東京ヴェルディ1969 |
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監督 | − | 川勝良一 | | |
監督 | − | 小見幸隆 | | |
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GK | 1 | 掛川 誠 | | |
GK | 1 | 菊地新吉 | | |
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DF | 3 | 鈴木健仁 | | |
DF | 3 | 西田吉洋 | | |
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DF | 5 | シジクレイ | | |
DF | 22 | 中澤佑二 | | |
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DF | 17 | 土屋征夫 | | |
DF | 5 | 米山篤志 | | |
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MF | 4 | サントス | | |
DF | 15 | 杉山弘一 | | |
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MF | 28 | 佐伯直哉 | | |
MF | 2 | 山田卓也 | | |
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MF | 10 | 望月重良 | | |
MF | 7 | 小林慶行 | | |
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MF | 13 | 茂原岳人 | | |
MF | 10 | 永井秀樹 | | |
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MF | 19 | 山口貴之 | | |
MF | 19 | 小倉隆史 | | |
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FW | 29 | 岡野雅行 | | |
FW | 33 | マルキーニョス | | |
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FW | 11 | 三浦知良 | | |
FW | 36 | エジムンド | | |
・サブはGK本並健治、DFエメルソン、MF北澤 豪、MF三浦淳宏、FW桜井直人。まぐもJリーグでエジムンドを見るのは初めてなので一発決めてくれるのを早く見てみたいもんだ。
ベンチにはとうとうエメルソンも入ってくれたので7試合連続警告もみものだ。(ん?)
エジ マル ↑↑ マル
↑↑
小倉 エジ 永井
小倉 永井 ↓↓
↓↓
攻
山田 慶行 →撃→ 山田 慶行
時
杉山 西田 杉山 西田
米山 中澤 米山 中澤
新吉 新吉
・相変わらずエジムンドは色んな所へ顔を出す選手だ。もっと下がるシーンもあったので布陣はいい加減です。問題はこのメンバーでいかにサイドを崩すというシーンを作れるかが問題だ。
・前半開始早々、ヴィッセルペースで試合が始まる。岡野を中心とした・・・というかこれしか無いのかという岡野を走らせるパターン。まぁ、岡野を取ったのならこうしないわけに行かないか。
中盤、サントスからサイドの選手に開く、そのサイドの選手は前へダイレクトではたいて岡野を走らせるという展開が続く。そのまま、岡野が中澤を振りきってミドルシュートも新吉がセーブ。岡野の技術は言うまでもないが、トップスピードになってしまうと
中澤・米山でシュートコースを空けてしまうので結構、危険かも。その割りに入らないから恐くは無いんだけどね。
・まだまだヴィッセルペース。誰かのスルーパスからの展開。茂原がシュートを打つも枠の外へ。岡野のおかげで神戸の攻めのパターンにバリエーションが増えた感じ。岡野一点張りという訳でもないらしいや。岡野のおかげで他の選手がフリーになれるというのを狙ったシーンだった。
それにしてもシュートコースに誰か入ろうよ。
・それでもカウンターからマルキーニョスへ一本。これをマルキーニョスがサイドから勝負。そのまま、シジクレイを振り切ろうとしたが足をかけられて転倒。直接FKで絶好のポジションを得る。キッカーにはアツがいないので勿論エジムンドが蹴る。左足で蹴れるのが居ないので一応、小倉も近寄る。
エジムンドの蹴ったコースはGKの居る方向でGK正面。セットプレイでの得点で入る気配が無い。アツのFKが早く見たいぞ。
・またもフリーキック。マルキーニョスは勝負しないヴェルディの攻撃陣の中で抜けないまでも勝負してくれるのでセットプレイの回数は多い。右サイドからのFK、慶行のクロスは中央に行くも神戸の選手がクリア・・・・・・ってあれ?なんかモメてる。どうやら、PKらしいや。
相手の選手がハンドしたという扱いらしい。反対側での状況なのでよく解らなかったが蹴るのはエジムンド・・・正直、蹴らせたくなかったが、真っ先にボールを持ったのでそれも無理だろう。バスコ戦で外したというから不安だったが、コースは左下隅のGKとは逆の方向へ決めて0−1、アウェイのヴェルディが先制点を取った。
やっぱ、あれは八百長・・・まぁいいか。
・うーん、サッカーの面白さとして得点するだけでこうも流れが代わるのかと言うぐらいヴェルディペース。左からフリーでもらった小倉が中をよく見てセンタリング。中央からニアに走り込んだマルキーニョスがジャンピングボレーで合わせようとするもシジクレイが一瞬早く飛び込んでクリア。この時にシジクレイとマルキーニョスが激突。
フィジカルが強靱なシジクレイは何ともないのに対してマルキーニョスはしばらく起きあがれなかった。ケガは無かったもののシジクレイのパワーに完全にビビったマルキーニョスはしばらくシジクレイには近づかなかったとさ。
・左サイド杉山との勝負に勝った土屋・・・そのまま、オーバーラップで突破。数的不利になってるために米山が土屋に付く。いったん、後ろに下げたボールを再びワンツーでもらう。しかし、ここで米山が・・・あの米山が・・・とうとう、エメルソンに感化されたのか。ヴェルディ名物特攻スライディング部隊出動!!土屋に対して後ろからスライディングを浴びせる。
まず特攻スライディングの心得.1一応ボールに行く。2にダメなら相手の動きを封じる。3にそれでもダメなら足を蹴る・・・(*良い子は真似しないでね。) そして、土屋がフィールドに突っ伏す。米山の切れ味抜群のスライディングでキレた土屋が米山に掴みかかる。これが報復と見なされて土屋に警告。してやったりですな。
・まだまだヴェルディペース。右から西田のクロスに中央で小倉がヘディングシュート。しかし、これがポストへ。このこぼれ球を拾ったマルキーニョスがゴールへ落ち着いて流し込んでゴー・・・・いや、無人のゴール内に土屋がカバーリング。見事にクリアして得点ならず・・・くそ〜、先制してからの攻勢はほとんど得点が入ってもおかしくはない流れとなっているのだが一向に入らない。
次第に中央突破ばかりが目立つという展開になってきている。
・それでも中央突破だけでなんとか攻めれるのが今年のヴェルディ。誰かのスルーパスからマルキーニョスが裏へ飛び出す。今日のマルキーニョスは相変わらず裏への突破ばかりだがオフサイド回数は減ったねぇ。そのマルキーニョスがGK掛川と一対一へ。そこでマルキーニョスは掛川をドリブルで勝負。GKをかわす寸前で掛川がセーブ。
そして、マルキーニョスが倒されるがPKならず。先にGKがセーブしてたしね。
・またもヴィッセルのトライアングル。サントスからサイドの選手ダイレクトで中央の岡野へ・・・しかし、西田のオーバーラップ直後でのサイド攻撃のおかげで中澤が岡野を追うのが出遅れてしまい、岡野が完全にフリーになってしまった。しかし、さすがは岡野。トラップするのに時間がかかってしまいボールが足下で落ち着かず浮いたボールの処理にもたついていた丁度その頃・・・・
後ろからスライディング部隊もビックリの必殺技をやった。横から追いついた中澤がボール処理をミスっている岡野の顔面に対して「ジャンピングニールキック」炸裂!!丁度足の先ではボールに触れているので反則は無い。しかし、後から遅れて岡野の顔面に太股がヒットしてるので岡野はダウン。勿論、岡野はしばらく起きあがれなかった。ケガは無かったものの中澤のパワーに完全にビビった
岡野はしばらく中澤には近づかなかったとさ。
・ヴェルディの流れの時に得点出来なかった為か、試合が落ち着いてきた。ところが小見さんに比べて監督経験が長い(ユース監督時代も含めると結構長い)川勝さんは選手交代のタイミングに迷いが無い。出来の悪かった山口に代えて前半からダニエル投入。これがすぐにヒットした。右サイドをドリブルで勝負した選手が中へシュート性の強いグラウンダークロス。これにファーで待っていたのは岡野。
これを岡野必殺「寝そべりボレー」でシュート・・・しかし、これに新吉が石崎くんビックリの顔面ブロックでセーブ。そうなんだよ、新吉は結構反射神経は良いんだよ。体は動かないけど・・・などと新吉を誉め倒していたら、その顔面ブロックのこぼれに反応したのは代わったばかりのダニエル。無理矢理体で押し込んでから、蹴り込みゴール。1−1の同点。
せっかく新吉がカッコイイとこ見せたと思ったのに、かっこよく行かないなぁ。やっぱ、三枚目キャラになってしまうのか。これでヴィッセルが同点に追いつき前半を終了した。
−後半−
・後半開始と同時にヴェルディが攻勢をかける。GK掛川と一対一になったマルキーニョスがシュートを放つも掛川がセーブ。このこぼれ球に永井がミドルシュートも枠の外へ・・・。得点になってもおかしくはないシーンは多いんだけどなぁ。
ところがこのシーン後ヴィッセルペース。やっぱ、入れないとダメだったかな。
・ヴィッセルがサイドを活かした攻め。これをヴェルディがやりたい。サイドを散々ふったあげくに右サイド三浦知良のクロス。ファーサイドまで通ったボール、中澤が届かないもしっかりと絞った杉山がクリア。サイドバックも上がれないからサイドを攻撃出来ない。
・まだまだヴィッセルペース。ほんとにヴェルディ名物蔓延中・・・サイドから上がってきたダニエル。このダニエルが中澤との勝負、縦をしっかりと切って遅攻に持って行きたいところ・・・っておい!! 一対一でボールが足下にあるのに何故かヴェルディ名物特攻スライディング部隊発動。中澤がおもむろにスライディングするもダニエルはあっさりとボールを浮かせて抜く。
そのまま、中へ切り込んできてミドルシュート。しかし、ボールは枠の外へ・・・なんか、守備が恐いな。ベンチからエメルソンが念でも送ってんじゃないの。ただ、エメルソンはそんな念よりも監督に自分を出せっていう念を送った方が良かったかもね。後半はぱったり出番が減った小倉に代えて桜井投入。
エジ マル 桜井 ↑↑ マル
↑↑ ↑↑
↑↑ エジ 永井
桜井 永井 ↑↑ ↓↓
↓↓
攻
山田 慶行 →撃→ 山田 慶行
時
杉山 西田 杉山 西田
米山 中澤 米山 エメ
新吉 新吉
・桜井が相手選手のボールを高い位置でカットし、すぐにカウンターへ変幻ドリブル。そして、DFのマークが桜井へ集中した時にスルーパス。マルキーニョスがGK一対一になるも横から当たりに来たDFをキックフェイントで抜く余裕振り・・・・でも、囲まれた。
カットされて終了・・・あんたは前園じゃないんだから、打ってくれよ。
・またも桜井がボールを高い位置でカットし、またもカウンターへ向けて変幻ドリブルだ・・・・・って親父ぃ〜!!あんたは何してるんだ〜!!ヴェルディゴール裏では一斉に笑い声、もしくは怒ってる声、ため息・・・などが入り交じる。まぐは笑いました。
なんと、ヴェルディがせっかくの大チャンスだと言うのに、あのエジムンドが靴ヒモを結び直しているのだ。しかも、ゆっくりと・・・。やってくれるぜ!さすがエジムンドだ! とっさに充電中ゲーフラを出そうかと迷ったほどだ。
・さぁ、靴紐結び直して気分も良くなったぞ。すぐにPA内でとりあえずキープ。そのまま、相手DFのマークを集中させる。そして、二列目から上がってきた桜井へパス。これを桜井がしっかりと抑えてダイレクトでミドルシュート。これが1−2とヴェルディ逆転ゴールとなった。
雨が降っている中でのグラウンダーミドルほど取れないものは無い。それにしても素晴らしい抑えたシュートだったぞ。エジムンドも靴紐結んだのが効いたのかな? これで選手交代、永井に代えて三浦淳宏投入。
エジ マル 桜井 ↑↑ マル
↑↑ ↑↑
↑↑ エジ
アツ 桜井 ↑↑ ↓↓
アツ
攻
山田 慶行 →撃→ 山田 慶行
時
杉山 西田 杉山 西田
米山 中澤 米山 エメ
新吉 新吉
・今度は左サイドに開いて待ってるエジムンド。以外とエジムンドは色んな所に顔を出す選手なのでマーカーは大変だろうな。サイドで張っている為、囲んでボールを取る事は出来ない。一対一での勝負でボールを取られる事はほとんど無いため、マーカーごと引きずってドリブル。そのまま、無理矢理シュート。
ファーサイドへ巻いて入るシュートはGK掛川が手の先でセーブ。エジムンドが俄然元気になってきた。
・サイドでボールをキープしたマルキーニョスがサイドにマークを引きつける。中央でどフリーで待っていたエジムンドへボールが回る。完全にGKと一対一の大チャンス。ところがゆっくりドリブルから周りを良く見て、シュートを打つフリのキックフェイントをやって一人抜いてまたドリブルして、またキックフェイント・・・って
取られてるじゃんかーーーーー!!セリエAで前に見た遠い位置からでも蹴るシュートとかやってくれよーー!!
・ものすごいヴェルディペースにとりあえずいったん落ち着かせようとヴィッセル守備陣がボールを回しはじめて緩急を付けようとする。しかし、バカにされてるのかと勘違いしたエジムンド。鈴木健仁がボールを持ってエジムンドを相手に切り返してかわそうとする・・・しかし、ヴェルディ名物特攻スライディング部隊の特攻隊長エジムンドが鈴木を後ろからスライディング。
見事にクリーンヒットして倒れる鈴木。しばらくは仲間からも無視されてしまい、神戸は一切ボールを外に出してあげなかった。エジムンドより酷いのは神戸攻撃陣か。結果、攻撃終わった後にエジムンドにイエローカード。エメと同じくやっちゃうかな? それとも鹿島戦で出場停止とか?・・・やりそう。
・ヴィッセルがCK。ファーサイドにクロスをあげるもクリア・・・・ところが何があったのかコーナーキックやり直し。おいおい、なんかまた主審のジャッジがいい加減。頼むからさぁ、試合を壊すジャッジはしないでくれよ。そもそも先制点のPKだってよくわからんし、うちは倒されても笛吹いてくれないし・・・。
負けたけど札幌戦の審判やった柏原さんの方がまだジャッジに自分なりの基準があった。笛はなかなか吹かないけど試合終了までそれを統一していた。不満はあったけどそれなら別にいい。でも、今回のキム主審はよくわからんぞ。
・まったくいい加減な主審ばっかりだ・・・と文句ばっか言っていた時、さっきのやり直しCKのクリアからの流れで中央へ見事なクロス。これを神戸の誰かが高い打点ヘッドであわせるも新吉が横っ飛びでスーパーセーブ!!そうなんだよ!本並さんも素晴らしいけど、新吉の良さと言えばセービング技術なんだよ。
一対一で落ち着いて処理すればかなりのレベルの選手なんです。などと新吉を誉め倒して置いて結果はオフサイド・・・せっかくカッコイイとこ見せたと思ったのに、かっこよく行かないなぁ。やっぱ、三枚目キャラになってしまうのか。(本日二度目)
・残り5分・・・ここが大事。ところがどうも落ち着きがない。残り5分での戦い方が確立できていないのが目に見える。後半43分、ヴィッセルの波状攻撃、こぼれ球をミドルシュート。PA内右エリアで何故かフリーな選手がいた。しかも、そこへミドルシュート。そして見事なパスになってしまった。新吉らはオフサイドをアピールしたがそのまま中央へパス。そして、中央でフリーになっていたカズが押し込み2−2の同点。
今期のヴェルディを象徴する最低のゲーム運び。今までは勝ち越してここまで来る事が少ないから、こういう経験無かったが後期は二度目。慌てて前へ前へボールを運ぼうとする悪いクセで同点。ちなみにビデオで見たけどオフサイドは無かったみたい。
・まったく90分で勝たなければ行けないのに何故勝ちきれないなどと悲痛な状況の中にもチャンスはあった。左からのクロスにファーサイドへ開いたエジムンドがヘッドで落として、自分が空けたスペースにマルキーニョスが走り込む。GKと一対一になるも何故かシュートは枠の外へ。これは頼むから決めてくれよ!!同点にされた段階で諦めてしまった90分の勝利、そこを演出してくれた
決定機を外すか!おい! マルキーニョスは流し込めば入ったのを思いっきり蹴りやがったんです。これで試合終了、延長へ。
−延長後半−
・・・・・・・・おい!いきなり後半かよ!などと思わないで下さい。延長前半はヴェルディが攻めたシーンは一切無し。むしろ、いつ失点してもおかしくはないぐらい攻められっぱなし。支配率も酷いはずだよ。
しかも、マルキーニョスが中途半端プレー連発、ヴィッセル神戸のカウンターの起点になっていた。そういうわけで書きたくないから書かない。後半から運動量の下がった慶行に代えて北澤を投入。
エジ マル 桜井 ↑↑ マル
↑↑
アツ エジ
アツ 桜井 ↑↑ ↓↓
↑↑ ↓↓ 北澤
攻
山田 北澤 →撃→ 山田
時
杉山 西田 杉山 西田
米山 中澤 米山 エメ
新吉 新吉
・アツが左サイドでキープ。そのまま、中へ切れ込みシュートでも打つのかな?と思ったが、勝負せずに自分の後ろを回った山田へスルーパス。そのまま、ゴールラインを深くえぐってドリブル。GK近くでマイナスパス。
しかし、中には誰もいない。ニアへ走ろうよ誰でもいいから。延長後半はこのプレーからか北澤投入からかヴェルディペースへ。
・右からのクロス、セットプレイ崩れの為PA内には中澤、山田、米山と空中戦の強いのが残ってる。このクロスのこぼれ球は見事中澤の目の前へこぼれる。そして、これをダイレクトでシュート。見事に枠の外へ。外す方が難しそうな
シュートだったが外へ。前にマリノス戦で2点取った時も外しまくったしなぁ。
・延長後半最大の見せ場到来。PA内近くでキープしていたエジムンドが倒されて得たFK。エジムンドが非常に蹴りたそうな表情を見せているが、もちろん蹴るのは我らがアツ!! 開幕のFC東京戦で見せたヴェルディ最強の必殺技をここでも見せるんだ〜。
行くよ掛川くん! いっけぇ〜「ブレ球ドライヴシュート〜!!」「なにぃ!!(掛川)」しかし、ブレながら落ちたドライヴシュートは雨のせいか落ちきれずクロスバー直撃でゴールならず。それにしても見事なFKだった。入ったらかっこよかっただろうシュートだった。
・延長後半ロスタイム。最後のチャンスでまたもFKのチャンス。先ほど、クロスバーへ当てているアツが今日の試合で二度目のブレ球ドライヴシュートを見せる事が出来るか。しかし、キッカーはボールの側にもろエジムンドがいる。しかも、ワクワクしてる。
これでアツが蹴ったら惑わし作戦成功なんだけど、誰の目にもエジムンドが蹴るって思っただろうな。案の定、エジムンドが蹴ってボールは枠の外へ。これで試合終了2−2で引き分けでした・・・。
11/3 第12節神戸ユニバー記念競技場 |
ヴィッセル神戸 | VS | 東京ヴェルディ1969 |
1 | − | 1 |
1 | − | 1 |
0 | 延長前 | 0 |
0 | 延長後 | 0 |
2 | 合−計 | 2 |
ダニエル | | エジムンド(PK) |
三浦知良 | | 桜井直人(エジ) |
おまけ
・清水戦同様、終了間際での同点ゴール。今期、二度目の試合終了間際同点パターン。2−1の状況までとても良い内容であった。しかし、最後の最後でヴェルディはその2−1という差をどう活かすのか明確じゃなかった。
本来なら一点を取って勝っている状況なら無理をしたり、人数をかけてリスクを背負ってまで攻める必要はない。かといって、札幌や福岡の様にガチガチになってまで守ると言うことも出来ない。勝ちパターンが無いチームゆえの弱点
を露呈した試合だった。そこで逆に考えると、今までのヴェルディなら勝ち越しの状況で何をしていたか。それは皆さんの中ではあまり印象のよろしくない林 健太郎である。今までは勝ち越していて残り試合が少ない試合ではこの林が
憎たらしい程、中澤や米山の最終ラインでボール回しをしサイドに振ってゆっくり攻める。コースが無かったらまだ戻すというサッカーだった。こういうズル賢さが彼にはある。今の発言は全てマリノスファンの家族の言い分である。
相手サポーターにとってはヴェルディの4番は一番ムカツク野郎だと思われているらしいのだ。しかし、今日の試合を振り返ってみるとこのズル賢さがはっきり言って無かった。小林も山田もエジムンドがボールを欲しがったらすぐに渡していたし、
たとえエジムンドがマークされてても渡した。そこまでして急いでボールを預ける必要も無いのに。山田や小林は林の様なタイプの選手じゃないから普通にやったつもりだったろう。結果それで失点した。桜井も本来のポジションを捨てて守備に
回るぐらいに、何かがおかしかったのだ。決して、林を今すぐ仕えという訳では無く残り時間をどう使うのかが浸透していない証拠だ。エメルソンを入れて5バックにするのも一つの案だろう。何かリアクションをして監督の考えを伝える
意味では有りだと思う。それと同時に清水戦ではそれで負けたが、今回は最低でも負けなかった。それだけは前よりも進歩したのだと言えるのかもしれない。でも、そんなに悠長にしてられないのもまた事実。次からはしっかりと勝ち点3を取れる
チームにしておいてくれよ小見さん。
−今日の受賞者−
MOM : 該当者無し
MVP : MF桜井直人 4度目
MVP : MF三浦淳宏 3度目
MVP : FWエジムンド 初
・今までと同様、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)は勝利に貢献した選手に与えるもの、MVP(まぐろん・ばりゅあぶる・ぷれいやー)はまぐが個人的に面白かったり活躍したりした選手に与えるもの。
勿論、桜井直人は最高の出来だったと思う。これで2−1で勝ったら間違い無くMOMで選出されてるほどの活躍だった。しかし、残念な事に引き分けてしまいMOMは取れませんでした。でも、この状態をキープして全試合を終えたい。
次節はスタメン復帰熱望。同じく三浦淳宏はセットプレイでの出来に評価しました。FKクロスバーだけでなくCKも精度の高いクロスを連発。さすがに得点の入りそうなものは見ていて面白いしね。FWエジムンドの受賞理由はもちろん、
靴紐結びでしょう。まぐの心をがっちりキャッチしたね。
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