2000年練習試合


・二日続けて練習試合。週末の楽しみになってきたが、それも今日で終わり。これからはJリーグで楽しみましょう。あ、でも一回ぐらい練習試合あるかも。 今日の相手は楽しみにしていたヴェルディユースとの試合。まぐろんは遠慮なくユース寄りで見ようと思ったが、そこはフィジカルが違い過ぎるから内容は悪かった。 下のがスタメンです。

ヴェルディ第二グラウンド
 
ヴェルディ川崎
VS
ヴェルディユース
  (総)監督(李 国秀)張 外龍  監督菊原志郎(岸野靖之) 
  GK12小針清充  GK21菅野孝憲(1年) 
  DF森 勇介  DF津曲大輔(3年) 
  DF24池端陽介  DF17保谷吉昭(1年) 
  DF米山篤志(主将) DF金綱潤一(3年) 
  DF三上和良  DF岩見裕介(3年) 
  MF林 健太郎  MF保坂一成(3年) 
  MF19金 都根  MF10清水康也(3年) 
  MF山田卓也  MF塩沢 昴(3年) 
  MF13石塚啓次  MF24林こーへー(3年) 
  FW17梁 圭央  FW富澤清太郎(3年) 
  FW矢野隼人  FW15渡辺 献(2年) 


・トップチームはほぼこれしかないなという布陣。ユースの方はトップチームに覚えてもらうためか、レギュラーよりかは3年生中心のメンバー構成である。だから松浦・田中(2年)が見れないのは残念。 こーへー君は浩平と書く。(←フォローするなら書いてやれよ。) ケガ人が多くスタメン組むのもやりくりに忙しいのだが、サブ組には五体満足な選手もいる。例えばレイナルド。控えではあるが、元気よく 練習をしていた。下のが布陣ですが、攻撃時の展開はいつも通りなので今回は書きません。左がトップ、右がユースです。

     矢野    梁                   渡辺    富澤
                           
                                  浩平     
  石塚         山田                            
                             塩沢        康也  
                                           
     林     都根                     保坂       
                                             
三上              森         岩見              津曲 
     米山    池端                  金綱    保谷

        小針                        菅野
・前半8分、トグンから右サイドへ出したスルーパスに森が反応。一気に右サイドをえぐってグラウンダーのクロス。ニアサイドに走り込んだ矢野がダイレクトでシュートするも金綱カット。なかなか良い形ではあったけど、出しどころが矢野しかないのは 問題か。もっと選択肢を増やすために二列目が入るか、リャンが動かないと。その後、すぐにユースも右サイドを中心に攻めてくる。清水がボールをキープ。やしけんがチェックに行くもののなかなか奪えない。体の使い方でのキープが上手いため、なかなか ボールを取られないどころかやしけんが抜かれてしまった。さすが康也。これはトップでも通用すると解釈してもいいのかな。

・やっぱりトップチームの方が支配率は高いです。当たり前。クリアボールを金 都根がダイレクトでシュートするもGK菅野がナイスセーブ。結構、このGK普通に上手いです。まだ一年生だけど将来は有望かも。またも康也のキープ。彼は本当に上手い。 三上・やしけんのチェックもかわして、右サイドを突破。クロスを上げたがすぐにクリア。そのこぼれを塩沢(渡辺かも)がミドルもGK正面。前半13分、なんてことはないこぼれ球を拾ったトグンがループシュート。弧を描いて綺麗なループで1−0トップチームが先制。 それにしてもトグンがシュート打っても、入らないだろうなぁって見てたらネット揺れてた。トグンは決定力ないんです。(←そう思ってるのまぐろんだけ?)

・前半も早々に選手交代。結構、頻繁に行っている上に気付かない間に出てたってことがあったので、正確なのは分かりません。だから3人一気に交代したってことにしてね。選手交代はトップの選手だけで、 森、小針、矢野に代えて菊池、高木、平本です。布陣は下。

     平本    梁                          梁
                                平本
                          三上              菊池
  石塚         山田           ↑↑ 石塚        山田 ↑↑
                     攻    ↑↑              ↑↑
                    →撃→   ↑↑              ↑↑
     林     都根        時    ↑↑   林     都根   ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
三上              菊池        三上              菊池
     米山    池端                  米山    池端

        高木                        高木
・平本がFWだったと思うが、完全に横に並んでる機会はそんなになかった。平本がボールをもらいに行く姿勢が増えたということだろう。つまり、ボールの無い所での動きも良くなったのだ。 前半39分、リャンが右サイドから中へドリブル。DF2人ついていたが、なんとかキープし逆サイドの石塚へパス。石塚もワンフェイント入れて、DFをかわし、GKの股下を通したシュートで流し込み2−0。 でも、公式HPにこれがのってないんだけど、オフサイドだったかな? ちゃんとセンターサークルから始まったし、得点のはずなんだけど・・・ま、いいか。しっかり、ノート取っていて間違えたとなるとちと問題だ。

・前半終了間際にはユースが反撃。この試合ユースにとって一番のチャンス。左サイドからのクロスに富澤が胸でトラップ。ここで競り合い、混戦状態になるも渡辺が執念でシュート。高木がなんとかセーブするもそのこぼれ球を押し込まれて 2−1・・・・と思いきやこれがオフサイド。結局2−0でトップチームがリードしたまま前半を終了した。この試合は時間が短いと思ったら40分ハーフでやってるみたい。

     

−後半−
・選手交代。富澤に代えて藤本、やしけんに代えてレイナルドを投入。布陣は面倒なので省きます。だってそのまま布陣変更無いんだもん。 後半開始早々、渡辺がシュートを放つも高木がナイスセーブ。ここでまたも一気に選手交代。高木、平本、石塚に代えて野田、富澤、桜井。かんぺーはユースからトップメンバーの 方で出場。

      梁    富澤             
                           
        桜井                      
                                
   山田        都根             
                                           
        レイ                           
                                             
三上              菊池         
     米山    池端                  

        野田                         
・後半8分、やっと苦手なボランチから解放されたトグンが調子を上げる。右サイドを快調に上がっていくトグン、そしてサイドギリギリでマイナスパス。桜井がそれをヒールで菊池に返して、利三がダイレクトで ファーサイドへクロス。フリーだった平本も頭には届かず。本来なら頭で中へ返してかんぺーのゴールっていう図式が出来上がっただけに残念。

・こんどは桜井が突破。ドリブルで岩見は抜くのに成功したが、その裏でしっかりとカバーしていた金綱にあっさりと取られた。金綱はフィジカル、背丈が無いにも関わらずこういうプレーは本当に上手い。 桜井に触れずにさりげなく奪ったのも見事。触れたらPKもあるからね。ユースの選手の個々の動きも目立ってきた。林こーへー・林 宏光の2人の動きがなかなかしぶとく、特にこーへーはヴェルディらしくない スタイルなので逆に良い感じだった。スルーパスも時折見せたが、それよりは自分で打ってもいいかも。

・後半20分、トグンがボールを持って突進。ドリブルで抜くフリをして中央の梁へ。リャンがダイレクトで富澤にヒールパス。これをかんぺーがダイナミックにゴールネット天井に突き刺して3−0。かんぺーがトップで得点を決めた。なんか すっごい嬉しそうだ。これでトップチーム3−0と追加点を上げた。実際はもっと点数が入っても良かったんだけど、ある選手の決定力不足のせいで・・・。ここで選手交代。面倒なのでユースも一気に。

      梁    富澤                     藤本
                           
        桜井                        浩平     
                            塩沢          康也
   山田        都根                        
                                           
        レイ                     保坂    宏光 
                                             
三上              菊池        白山              津曲 
     米山    池端                  金綱    保谷

        柴崎                        本間
・前に見たこと無いGKが居たって言ったのは練習生のGKでした。森川ではありませんでした。この選手のことは一番下に書きます。 ユースの方も大幅にメンバーをいじったというよりか実戦で使いそうなメンバー交代。後半、代わった藤本がなんとか得点を取ろうとドリブル突破を試みますが、 ヨネが間に合ってからでは遅い。もっと早めに仕掛けてたら面白かったのに。このまま、試合は終了。公式HPと結果が違うけど(公式を信じた方がいいかも。)、一応3−0でヴェルディトップの勝ちでした。 しかし、内容はそんなに上向いたかと言えばそうでもないです。これで残りのリーグは大丈夫なのか?



練習試合
ヴェルディ第二グラウンド
ヴェルディ川崎トップ VS ヴェルディユース
          2 − 
          1 − 
          3 EX 
金 都根得点 
石塚啓次得点 
富澤清太郎得点 


・ケガ情報
相変わらずですが、杉山・梅山の両センターバックです・・・。ですが、今まで見なかったけど、杉さんはいたので一安心です。ただケガの具合は分かりません。 今日の試合では廣長・金 鉉錫がいませんでした。まさかと思うが・・・。残りのリーグ戦を前に富澤を起用してみるのも面白いかも。出来としてはそんなに良くはないけど、 色んなポジションをこなせる選手を置いておくのは必要だと思います。

・おまけ
気になった選手を個別に追っかけてみましょう。まぁ、気になるのはトップの選手だからそっちを先にしましょう。GKとしては本並の状態を知りたい。小針・高木・野田の3人はレベルが見事な段階に分かれていると思っていた。 ところが最近、小針と高木との間がだいぶ詰まったような印象がある。このままリーグ再開するのはちと恐い。高木・野田に関しては良いセービングも見せたので○。指示はユース相手だし、多少は個人でなんとか出来るので、指示の面は 触れないでおこう。
 DFでは池端の調子がいい。マリノス戦でも見せたが、相変わらず高さはあるので、中澤と競わせたい(ポジション争いじゃなくて高さ勝負ね)。ヨネに選ばせたら迷わず池端と言いだろうけど。池端の身体能力はすごい、 足の速さがあるのでカバーなども出来るようにいいんだけど。他には三上・森の調子はやはり上がっている。どうせ、この2人しかいないんだからって思っていたが、そうでもないぞ。三上にいたっては周りとも連携・信頼が出てきたので、 スルーパスやらがよく回ってくる。石塚からボールが来るようになったのが大きいのかも。
 MFでは平本の出来が良い。すぐに交代させられたけど、リーグ戦でも出番はありそうだ。今までと違い、積極的に攻撃に向かう姿勢とか、ワイドな展開などを自分からしようという 意図も見える。そして一度だけ久しぶりに直線ドリブルも見た。一樹の得意技の一つ、これは忘れないで欲しいな。桜井も復帰したてで、まだまだ完調とは行かないまでもそこそこ出来た。リーグでは是非、やしけんのこともよろしく。 矢野は成長してるんだけど、平本と比べてしまうとまだまだ。そして最大の問題は金 都根だろう。彼の決定力は問題だぞ。この試合、実は金 都根が決定的なシュートを何度と無く枠から外している。積極的にミドルも打つが枠の外。 これを少しでも枠に入るようになってくれればいいのに。それでも、運動量といい、ボールカットといいボランチとしての仕事はこなしているし、周りの事も考えて動いているので文句は言えないのだが・・・。今日だって高校生相手に 何度も吹っ飛ばしていたし。

さぁ、今度はユースの評価と参りましょうか。GKの菅野が先発で出たんだけど、まだ一年生であれだけのセーブが出来て指示もそこそこ。石塚やトグンのシュートを止めたりと結構良い反応を見せてるので、この選手も将来は有望かもな。 個人的には本間くんを推していたんですが、ちょっと気がかわりそうだねぇ。
 DFは松浦・田中といった常連がいないのが少し残念。その代わりに金綱・岩見が入っていたが、まぐろんはユース観戦歴も浅い上にジュニアユースを見ないので、岩見くんが左サイド経験者だとは思わなかった。それにしてもヴェルディユースの 子達はほんとにどこでもこなせるのう。だから技術やら知識が付いていくんだね。金綱はほんとにカバーなど地味な仕事が上手いので、保谷・田中などと比べても常に指示などのために置いておきたい選手。右サイドバックの津曲選手は持ち味の オーバーラップは見れなかったけど、要所要所で的確なオーバーラップを見せようと意図はあった。守備に意識が取られがちだったので回数こそは少ないけれど、津曲くんの技はそこだからね。 MFではボランチの保坂。安定感が出てきて、相手ボールへの執拗な寄せなどは良かった。しかし、攻撃への切り替えの時にサイドへ散らすボールをほとんど読まれてしまった。せっかく津曲が上がろうとしているときに取られたりするとそのまま 最悪の失点コースにまで繋がるので、もっと正確なボールを送って上げよう。清水にいたっては何も言うことは無い。視野の広さと展開力、そしてキープ時に至ってはやしけんに取られないし、あわよくばドリブルで抜いてしまうという事もやる。 トップ相手にここまでやるんだから、プロでも通用しそう・・・後は良い大学を見つけて4年後に絶対戻って来て欲しい。昴くんもそんなにチャンス自体が無かったし、康也のところで展開していたので、回ってくる時もボールを回す程度しか出来なかった。 ま、ここはユースの時にでも見るか。林こーへー君は運動量も有り、攻撃時の意識・突破などは面白いものがあるぞ。とかく、ボール・足下の技術は高いヴェルディユースの中でここまで違う選手ってのもいいね。他の選手はあんまり覚えてないや・・・。 今日はトップが相手だったし、いい経験になったでしょ。

 GKの練習生「柴崎貴広」選手は現在、向上高校在学中の選手です。また、ヴェルディお得意の手ですけど、色んな選手を引っ張ってくるな。こういう練習生情報もしっかりと教えて欲しいね。例えば、ユースの顔立ちが整っている一年生の 子なんかほっといても人気出そうなのに、噂によると「ファラン」君とか言うんだっけ? 来年当たりは楽しみだな。



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