2000年2ndステージ最終節


・最後の川崎、そして等々力・・・。試合前にはビッグフラッグを掲げることにした。切符をかたどったフラッグで「優勝2回を誇りに、川崎→東京、東京で取り戻すぞ日本一」と「ありがとう等々力、川崎LOVE等々力、わがままごめんな川崎」 と書かれたものを張った。TVで見るとまたよく映えた。そして最後の川崎でのJリーグ観戦記です。

等々力競技場
 
ヴェルディ川崎
VS
サンフレッチェ広島
  (総)監督(李 国秀)張 外龍  監督エディ・トムソン  
  GK21本並健治  GK下田 崇  
  DF33梅山 修  DF18ポポビッチ  
  DF22中澤佑二  DF伊藤哲也  
  DF米山篤志(主将) DF19上村健一  
  DF三上和良  MF沢田謙太郎  
  MF林 健太郎  MF桑原裕義  
  MF19金 都根  MF17服部公太  
  MF山田卓也  MF11藤本主税  
  MF13石塚啓次  MF34コリカ  
  FW14廣長優志  FW33栗原圭介  
  FW10金 鉉錫  FW10久保竜彦  


・前節と違い、やしけんが帰ってきたので守備は安定するだろうと思う。そして、得点王を争っている金 鉉錫に関しては1試合でハットトリックを取るという無謀な事は考えずに、 「金 鉉錫 放電中」というゲートフラッグを出すだけでいい。それでは下のが布陣です。

     廣長    鉉錫                  廣長    鉉錫    
                                    
  石塚         山田           三上               
                          ↑↑      都根   山田(梅山)  
                     攻    ↑↑石塚            ↑↑
     都根    林        →撃→   ↑↑              ↑↑
                     時    ↑↑      林       ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
三上              梅山        三上              梅山
     米山    中澤                  米山    中澤

        本並                        本並
・まぁ、いつもと同じなんだな、これが。違うのは廣長。廣長は普通、金 鉉錫とは縦に並んでいた。動くのは常に廣長。(ヒョンが動く訳ないでしょ。)サイドへ行ったりPA内に入ったりと一番 忙しいポジションなのだが、今日はどういうわけか横に並ぶ2トップだった。廣長が動いてあげないと誰も動かなくなってしまうのに・・・。

・前半からミスが連発。やしけんの悪いときのパターンになってしまった。やしけんの悪い時って大体が持ちすぎて取られたり、パスミスしたり、相手から反則気味にぶつかってこられたのに審判が笛を 吹いてくれないなどが多い。最後はしょうがないとしても最初の2つが特に多かった。TVでは李さんらしき声で「けんたろう〜。簡単にやれよ〜。」みたいな声も・・・。

・前半たった一度の決定的なチャンス。左サイドからの正確なクロスに中央でヒョンがダイビングヘッド。しかし、シュートはGK下田の正面へ入ってしまった。これを決めれば優位に試合を進められていただけに ヒョンの調子が次第に落ちているのが気になる。今年の開幕前は決定力だけの男だったのに、最近ではそれすらも影を潜めている・・・。このまま前半を終了。


−後半−
・さぁ、後半頑張るぞ!!・・・と思いきやいきなりバックラインからの縦パス一本に藤本が反応。ダイレクトで中へ折り返して、中に走り込んだ久保もダイレクトでシュートを決めて0−1と広島が先制。 まずい、広島を相手に先制されるというのは厳しいぞ。選手交代は廣長に代えて桜井さまぁ〜を投入。

     桜井    鉉錫                        鉉錫    
                             桜井     
  石塚         山田           三上               
                          ↑↑      都根   山田(梅山)  
                     攻    ↑↑石塚            ↑↑
     都根    林        →撃→   ↑↑              ↑↑
                     時    ↑↑      林       ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
三上              梅山        三上              梅山
     米山    中澤                  米山    中澤

        本並                        本並
・1点取った後の広島は粘っこい・・・。久保を一人にし、栗原には散々ボールを追っかけさせて中盤カットのカウンター戦術。ヴェルディはゆっくりと組み立ててサッカーをするので こうされると守備陣を崩すのは至難の業だ。ここで選手交代。金 都根に代えて平本一樹投入。

     一樹    鉉錫                        鉉錫    
                             一樹     
  桜井         石塚           三上      桜井       
                          ↑↑             (梅山)  
                     攻    ↑↑           石塚 ↑↑
     山田    林        →撃→   ↑↑   山田         ↑↑
                     時    ↑↑        林     ↑↑
                          ↑↑              ↑↑ 
三上              梅山        三上              梅山
     米山    中澤                  米山    中澤

        本並                        本並
・後半27分、FK石塚の正確なクロスが見事に米山の頭に当たって同点。やはり、セットプレイからの得点だったか。広島の空中戦に勝つにはそれを上回るクロスがないかぎり決して 得点は無いと思っただけに石塚のパスはかなりすごいパスだぞ。一樹は入った直後に得点。


−延長−
・攻めきれずにヴェルディは延長戦に突入する。そして延長前半5分にヒョンがカットしたボールを一樹が拾って突破。しかし、広島DFに反則をもらって倒れるが笛を鳴らない。そのまま、ヒョンが倒れていたために、 外へ出そうという指示を無視して、スルーパス。それを久保が本並もかわして延長Vゴール。外へ出そうという指示があったにも関わらず、審判は試合を止めず、やる気の無かったDF陣が抜かれてしまった。完全に試合を 止めるつもりだっただけにDF陣は油断してしまったのだろう。
第15節
等々力競技場
ヴェルディ川崎 VS サンフレッチェ広島
        0 − 
        1 − 
        0 − 
        − − 
        1 EX V2
米山篤志得点久保竜彦2


・おまけ
最後の等々力での試合で敗戦してしまった・・・。せめて最後の等々力では勝ちたかったのに。まぁ、等々力カレーも食ったことだし。次の天皇杯に向けて頑張りましょう。 個人評価としては、林の不調が上げられる。前節は林の居ないのを埋めることが出来ずに敗れただけに今日は期待していた。しかし、林の悪いところが出てしまった。先に挙げたことだが、 林の良い所を全面に出して行きたかった。それに比べると石塚のパスは見事だった。石塚が居ると居ないのとではかなり力がかわるだろう。来年もみものだ。最後に金 鉉錫に関してはやはりというか、 一年を通してサッカーをやるというのにはキツかったのかもしれない。得点王を取らせてあげたいという気持ちも強い反面、それってJリーグにとってはあまり良い事ではないなぁなんて考えちゃっりと、 複雑でしたが、中山に取られるよりはマシだったかも。



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