2000年2ndステージ第12節
・初めて行った駒沢競技場。最寄り駅から少し迷ってしまったので、スターティングイレブン発表には間に合わなかったが・・・。それよりも今日は金 鉉錫がケガとかいうガセネタを
拾ってしまった。危ない危ない。それにしても駒沢競技場は読売FCの時代に使われていたということで、懐かしく感じる人も大勢いたようだ。
駒沢競技場
| FC東京 |
VS | ヴェルディ川崎 |
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監督 | − | 大熊 清 | |
(総)監督 | − | (李 国秀)張 外龍 | |
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GK | 20 | 土肥洋一 | |
GK | 21 | 本並健治 | | |
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DF | 26 | 小峯隆幸 | |
DF | 2 | 山田卓也 | | |
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DF | 4 | 山尾光則 | |
DF | 22 | 中澤佑二 | | |
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DF | 5 | 古辺芳昇 | |
DF | 5 | 米山篤志 | (主将) | |
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DF | 8 | 藤山竜仁 | |
DF | 6 | 三上和良 | | |
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MF | 7 | 浅利 悟 | |
MF | 4 | 林 健太郎 | | |
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MF | 16 | 小池知己 | |
MF | 19 | 金 都根 | | |
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MF | 13 | 増田忠俊 | |
MF | 16 | 桜井直人 | | |
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MF | 24 | 小林成光 | |
MF | 13 | 石塚啓次 | | |
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FW | 9 | ツゥット | |
FW | 14 | 廣長優志 | | |
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FW | 15 | 神野卓哉 | |
FW | 10 | 金 鉉錫 | | |
・控えの選手は小針、菊池、梅山、北澤、平本。そうです。帰ってきてから気付きました。梅山はケガが治ったようですね。
しかし、もっと早くケガが治っていたら出番もあっただろうに。下のが今日の布陣です。
鉉錫 鉉錫
廣長
廣長 三上
石塚 桜井 ↑↑ 桜井
攻 ↑↑石塚
→撃→ ↑↑ (山田)
林 都根 時 ↑↑ 林 都根 ↑↑
↑↑ ↑↑
三上 山田 三上 山田
米山 中澤 米山 中澤
本並 本並
・まぁ、いつもと同じなんだな、これが。ところがいつもと違うのが三上。前半最初から活きのいい攻め上がりを見せる。センタリングの精度自体も風の影響で強いクロスになってる。FC東京の方はというと、アマラオがベンチからのスタートということもあってか、
攻めが単調だし、なにより支配出来ていない。このまま完全にヴェルディペースで試合が展開される。
・前半8分、ペナルティーエリア内で桜井が倒されてPKをゲット。たしか前節、得点王に欲を出した金 鉉錫に蹴らせて失敗という悪夢が・・・。しかし、今日はボールをすでに手に持って気配を殺して後ろからさっそうと上がってきた
やしけんが蹴る準備をしていた。もうこれで一安心だ。勿論、PKもしっかりと決めて0−1とヴェルディが先制。今日はなんだか幸先いいぞ。
・前半14分、左サイドを一気に駆け上がってきた三上。今日は三上コールもかなり多いぞ!! 選手が一人三上についていたのもおかまいなしでセンタリング。風の影響もあってかボールが後から伸びてくる。そのままファーサイドネットに吸い込まれて0−2三上の得点で
ヴェルディが2点をリード。今日の三上は今までになく絶好調である。なんだこんなことなら三上¥10,000っていうコーナーでも作って三上応援ページでも作れば良かったか。
・またも左サイドの三上が起点になり、センタリング。これを廣長がオトリになり、金 鉉錫がフリーでヘッドもGK正面。CKのチャンスも中澤にどんぴしゃで頭にあうが、GK正面。そして、今回一番のチャンス。ゴール左45度の角度でGKと一対一になった金 鉉錫が
ニアサイドへシュート。しかし、これはGK土肥のスーパーセーブで惜しくも得点ならず。ちょっと大げさかも知れないが、約8割近くがヴェルディの攻勢、並びに支配率と言っても良い展開。こんなに楽しいサッカーを見たのはユースぐらいだぞ。このまま前半は終了したが、金 鉉錫
の決定力にはちょっとがっかり。
−後半−
・後半、ヴェルディの前半での攻勢はもしかして風の影響だったのか?っていうぐらいにFC東京の攻勢が続く。これって実は後半開始直後からKING OF TOKYOアマラオ(う、恥ずかしい・・・。
キング石塚なら言えるのに。)が投入されたから。やっぱ、FC東京はアマラオしかいないみたい。
・後半20分、FC東京のなんてことはないクリアボールだったのだが、これも風の影響でどんどんボールが伸びる。考えてみればアマラオもすごいけど、ツゥットの直線での走力って結構あったんだね。ツゥットの抜け出しにヨネが全く追いつけず、
そのままGKと一対一に。それを強烈な弾丸ライナーでファーサイドに決めた。これで1−2とFC東京の反撃が始まった。
・完全にFC東京のペースになってしまったが、ヴェルディが早めに仕掛けてきた。カケに出た訳ではない。一樹は最近できる子なんですってば。廣長に代えて一樹。下のが布陣だけど対した違いはない。ただ単に廣長の位置に入っただけ。
あと縦に並ぶ2トップではなくて、横に並ぶカタチではあった。でも右側に居た様に見えた。ただ、細かいポジションは変わるけど、タッチに逃れた時に戻す布陣がこうだっただけね。
鉉錫 一樹 鉉錫 一樹
三上
石塚 桜井 ↑↑ 桜井
攻 ↑↑石塚
→撃→ ↑↑ (山田)
林 都根 時 ↑↑ 林 都根 ↑↑
↑↑ ↑↑
三上 山田 三上 山田
米山 中澤 米山 中澤
本並 本並
・後半27分、2−0で前半を終えた時の鉄則。後半で次の得点を取った方が流れを引き寄せる事が出来るということ。そして、その流れは短時間で得点を取ると言うことも可能にする。まぐろんは前期の新潟で行われた磐田戦で2−0から3失点を食らったのを
直に見ている。あれは後半開始直後に得点したので今回のと少し違うが。ま、ともかく、カウンターで数的不利の状態にされてしまい、中央にフリーで走り込んだツゥットに流し込まれて2−2の同点。まずいまずいぞ・・・。
・しかし、後半ロスタイム48分ぐらいかな。中央をドリブルで切り崩し、その周りでサテライトの様に側に居た一樹が一気に前へ上がる。そして、オフサイドラインぎりぎりでスルーパス。これを一樹がGK正面へシュート。しかし、土肥がこぼしたこぼれ球にまたも食らいついた
一樹がボレーで決めて大逆転!!2−3とヴェルディがまたもリード。まぐろんは思わず詠さんに抱きついてしまったよ。しかも、横では西尾さんも大喜び。また来てね。生で選手紹介コールをしてほしかったけどまぁいいか。そして得点が決まったあと、すぐにホイッスル。2−3でヴェルディが勝利しました。
第12節
駒沢競技場 |
FC東京 | VS | ヴェルディ川崎 |
0 | − | 2 |
2 | − | 1 |
2 | EX | 3 |
ツゥット2 | 得点 | 林 健太郎 |
| 得点 | 三上和良 |
| 得点 | 平本一樹 |
・感想
今回のMVPは後半ロスタイムで逆転ゴールを決めてくれた一樹。そして影のMVPは三上でしょう。今日の三上は守備時でもいつものやっちゃったは無かった。アマラオを相手にしっかりと腰を落として遅攻に追い込む当たりはもっと前からやって欲しかった。
まさか三上が使えるようになるまで約8ヶ月かかりましたか。いやいや、それでも三上は良くやった。たとえ、あの奇跡的なセンタリングが入らなくたってMVPにあげたと思うよ。それと前から言うけど、中澤がどこにいるか分からない。まだ22番空中戦強いなって感じかな。
それと廣長も良くやったと思います。目立った活躍は無かったものの、チャンスには常に絡む事が出来たし、何よりペナルティーエリア内で空中戦に幾度も勝った事。そろそろ無駄な身体能力なんて言われる時代は過ぎたのか? とにかく、今日みたいな試合を続けていれば
確かにお客さんは増えると思いますよ。なんでTVでやってないんだよぉ〜。
・おまけ
それとFC東京にいたってはアマラオが居ないと、魅力も無く迫力も無い試合展開でした。アマラオが入るだけでFC東京のお家芸ともいえるスピードサッカー(とりあえず前へ出すから走れってやつ)が展開される。しかし、それよりも驚いたのはこの程度の試合を見ただけで
FC東京ファンクラブ入会に長蛇の列が・・・。ちょっとうらやましいぞFC東京。ヴェルディもこれの半分くらい・・・って考えるのはダメなのか? まぁ、とりあえずこれでヴェルディのJ1残留も決まった事だし、あとは金 鉉錫の得点王だけしか面白みもないんだけど、
今日の試合で得点王トップにツゥットが入ってしまったんだから、考えるのは止めるか。金 鉉錫もPKさえ決めればね。
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