2000年J1リーグ2ndステージ第9節


・前節、連敗を市原戦で止めた。これでセレッソに勝って連勝できれば残留とかを気にしなくて済むので、 なんとしても勝ってもらいたい。実は試合前にヴェルディジュニアユースとヴェルディ支部トレセンが試合を行っていた。 あれ? ヴェルディジュニアユースって世界2位じゃなかったっけ? なのに支部に2−0しか取れなかった。もしかしたら Bチームなのかな? それか支部も強かったか。

等々力競技場
ヴェルディジュニアユース VS ヴェルディ支部トレセン
                2 − 
                0 − 
                2 EX 
得点 


それとこの試合での2得点目は相手GKがクリアしようとしたところに、ヴェルディジュニアユースの選手が コースを消そうとして詰めただけだったのだが、それがちょうどGKのクリアと重なり、ゴールとなった。これは 勿体ない。

等々力競技場
 
   ヴェルディ川崎
VS
   セレッソ大阪
  (総)監督(李 国秀)張 外龍   監督副島博志 
  GK21本並健治   GK下川誠吾 
  DF33梅山 修   DF17清水和男 
  DF22中沢佑二   DF蔵田茂樹 
  DF米山篤志(主将)  DF15斎藤大輔 
  DF15杉山弘一   DF14鈴木 悟 
  MF林 健太郎   MF田坂和昭 
  MF23金 都根   MF13内田利広 
  MF山田卓也   MF尹 晶煥 
  MF13石塚啓次   MF10廬 延潤 
  FW14廣長優志   FW森島寛晃(主将)
  FW10金 鉉錫   FW西沢明訓 


・金 鉉錫ゲート旗も持って、今日は風も強くないので掲げることができそうだ。何故か李総監督がスーツ姿ではなくジャージ姿だったのは なんでだろう・・・。悪そうだからか。下が布陣。

        金 鉉錫                        金 鉉錫
                               廣長
        廣長                         金 都根   (梅山)      −控え−
   石塚        山田       攻                    ↑↑      GK小針清充
                     →撃→  (杉山) 石塚    山田    ↑↑      MF桜井直人
     林     金 都根       時    ↑↑              ↑↑      MF三上和良
                           ↑↑     林        ↑↑      MF菊地利三
杉山              梅山         杉山              梅山      FW飯尾一慶
     米山    中沢                  米山    中沢

        本並                        本並
・金 都根、山卓は時々ポジションを代える。廣長と金 鉉錫も位置を変えるものの、廣長はせっかく精力的に動き回っているにもかかわらず、誰もパスが来ない ・・・ちょっとかわいそうだな。確か去年も栗原がそうだったと思う。もっと声を出して「よこせぇ〜!!」とか言わないと出さないかも。それとせっかく 出してもトラップミスとかはダメだよ。

・前半最初から、相手にボールを支配されるもなんとかカウンターで戦う。前半すぐに石塚落として林のミドル。アウトサイドにかけて右足のシュートは惜しくも ゴールを越えた。川崎F戦だったか似たようなミドルを決めたケースがあっただけに惜しかった。

・前半28分、CK上がりから右サイドに石塚。石塚がそのままセンタリング。GKもDFも競りに行きづらいコースへの見事なクロス。これを普段は競り勝てない金 鉉錫が 競り勝って1−0。先制はヴェルディ。最近アウェーでしか活躍しない石塚が活躍しまくっている。まぐろんも慌ててヒョンソクゲート旗を張ることができたが、時間が かかり過ぎてしまうので考えておこう。

・前半40分、右サイドへ開いた廣長が蔵田と対峙して、一対一でなんとドリブルで勝負した。どうした? 何か開眼したのか廣長。珍しく勝負に行った廣長に慌てたのか蔵田が 完全に抜かれてしまい、しょうがなくスライディングで倒すものの、二枚目の警告で退場処分。蔵田の居ない穴を田坂が下がって対処していた。

・前半はこれで終了・・・それにしても、相手のミドルなどはほとんど枠の外に行くか、GKの正面・・・ただ、一応フォローすると、米山の身体での寄せがあるからミドルが 狙い通りに行かないのだということも覚えておいて欲しい。ただ、相手のミスというわけでは無いのだよ。こんな感じで前半はほぼ互角と言った感じ。金 鉉錫の決定力の おかげで一応先制はした。



−後半−

・後半開始早々、ボールを奪って中沢が右サイドへと走っていくも、誰も中で動かないので意味無しで終わる。せっかく上がったんだからさ、みんな 動いてあげようよ。それと右サイドの梅山のフィードミスも目立つ。ここはなんとかしようよ。

     飯尾    金 鉉錫                   金 鉉錫
                            飯尾
                                   金 都根   (梅山)      
   石塚        山田       攻                    ↑↑      
                     →撃→  (杉山) 石塚    山田    ↑↑     
     林     金 都根       時    ↑↑              ↑↑       
                           ↑↑     林        ↑↑       
杉山              梅山         杉山              梅山       
     米山    中沢                  米山    中沢

        本並                        本並
・飯尾が入ったことによって、攻撃に力を入れることが出来る。やはりこの状態がベストメンバー。しかし飯尾の体力と試合の流れ次第で飯尾より廣長の方が 形になるので、今のスタメンが一番良さそうだ。

     飯尾    金 鉉錫                   金 鉉錫
                            飯尾
        桜井                        桜井            
                      攻                         
   石塚        金 都根    →撃→  (杉山) 石塚    金 都根     
                      時    ↑↑                  
        林                  ↑↑     林            
杉山              山田         杉山              山田       
     米山    中沢                  米山    中沢

        本並                        本並
・後半TVではやらなかったが、飯尾がペナルティエリア内で軽いループで逆サイドを狙ったシュートを放ったが、これは残念ながら枠を 外れる。あぁいうところをきちっと決められれば面白いことになるんだけどな。追加点を取ればもっと楽な試合展開になるので、きっちりと決めましょう。

・後半になりサイドからのクロスが頻繁にあがる。これをシュートで終われる西沢に手をやくものの、中沢が空中で競っているためそれほど力がないため、本並の正面しか 行かない。ここでもヴェルディのJ屈指のCB陣が踏ん張っている。

・このまま試合終了。耐える試合が多いホーム戦だがそれでも勝利で終われれば、そんなもの関係ない。試合終了でのヒーローインタビューがなんと石塚!!分かってるじゃないの日本TV!! あそこで金 鉉錫とか言ったら何にも分かってないだろ!っていう感じです。石塚のアシストだけが光ってたわけではなく、試合全体を通して石塚の活躍が目立っていた。あのパスセンスは さすがですよ。試合終了時には「金 鉉錫 放電中」幕も掲げることができたし、よかったよかった。

第9節
等々力競技場
ヴェルディ川崎 VS セレッソ大阪
          1 − 
          0 − 
          1 EX 
金 鉉錫(FK)得点 


   −おまけ−
・選手個人の評価をいうと、まず右サイドの梅山。彼は今までの試合の中で一番悪かったように見えた。まず守備はそこそこなのだが、後半でのトラップミスから西沢に持ち込まれたあげく、 切り替えされてシュートも打たれている。守備をしてボールを奪った後も前線の動きだしを見ているのか、見当違いの所にパスをだしてはカットされてしまう。もしかしたらであるが、梅山は 身体にFC東京スタイルが染みついているのかもしれない。ボールを取ったらすぐに前へ出そうとしてくれるのは嬉しいが、前でボールをもらうのが金 鉉錫であり、廣長なので、今まで通り アマラオに預けるということは出来ない。ここがまだヴェルディスタイルに馴染んで居ない証拠だろう。センタリングもとりあえず放り込めばなんとかなることも無い。金 鉉錫はよっぽど良い ボールでなければ競ってもくれないぞ。今後、梅山の活躍に期待しましょう。

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