2000年J1リーグ2ndステージ第6節


・リーグ戦ではこれで最後の川崎ダービー。悪いが全勝で終えて伝説を作るためには圧勝させてもらう。実はこの試合前には いろいろなイベントをやっていた。まず、あれは小学生以下なのかな? 川崎フロンターレサッカースクールVSヴェルディ川崎サッカースクール が試合を行った。結果は0−3(ヴェルディのアウェーってことね。)。はっきり言って、下の年代はヴェルディに敵うチームが果たして有るだろうか。 この試合3得点決めたのは長髪をなびかせて、鋭い突破を見せた「SHO」君。この子は将来有望かもな。なんせボールに群がるしかないサッカー なのに、相手にボールを渡さないドリブルを出来るのはさすがだ。実質相手を何人抜いたのかな。

前座試合
等々力競技場
フロンターレSS VS ヴェルディSS
          0 − 
          0 − 
          0 EX 
 得点SHO


・他にはトラックを走っている「さわ」さん、「RAIN」さんという面白いのも見れた。リレーだったみたい。しかも名前が「国秀倶楽部」。 玉入れなどと続き、両社長がリフティング対決をやった。結果は松本社長が圧勝。本気出すなよ・・・。2勝2敗になったところで、決着は本当の試合で 勝負をつけようと言うことか。ま、勝ちはもらったけどね。下のがスタメン。

等々力競技場
 
   川崎フロンターレ
VS
   ヴェルディ川崎
  監督今井俊明   (総)監督(李 国秀)張 外龍 
  GK浦上壮史   GK21本並健治 
  DF鬼木 達   DF山田卓也 
  DF31西沢淳二   DF22中沢佑二 
  DF16大塚真司   DF米山篤志(主将)
  DF22中谷勇介   DF15杉山弘一 
  MF34原田武男   MF林 健太郎 
  MF23久野智昭   MF23金 都根 
  MF25大石鉄也   MF32菊池利三 
  MF28今野 章   MF13石塚啓次 
  FW11向島 建   FW10金 鉉錫 
  FW35石灯籠   FW20飯尾一慶 


・おおおお!!ビックリ!!金 鉉錫が復帰してるではないか!!これはやっぱ横断幕の作成を急がなくては。下のが布陣です。

     飯尾    金 鉉錫                   金 鉉錫
                             飯尾
                                     菊池            −控え−
   石塚        菊池      攻   (杉山)                     GK小針清充
                    →撃→   ↑↑  石塚      金 都根        MF桜井直人
     林     金 都根      時    ↑↑                      MF三上和良
                          ↑↑      林               MF廣長優志
杉山              山田        杉山              山田      FW梁 圭央
     米山    中沢                  米山    中沢

        本並                        本並
・右サイドの人材不足は急務ですな。早くケガをなおしてくれ。特に梅山!! 金 鉉錫は完全にセンターフォワードです。その周りをサテライトの様に飯尾が動き回るというセレッソの 森島の様な役目だった。林と金 都根の位置はコロコロと変わるが、ポジションを修正したときはいつもこの形だった。逆じゃないのか?ケガしてるのか山田は上がってこなかった。

・前半からチャンスは訪れる。左サイドから勝負を仕掛けた飯尾。相手のDFが2人現れるが、ものともせずにワンフェイントでシュート。枠にしっかりと飛んだのだが、残念なことに浦上の ナイスセーブにあってしまう。最近の飯尾はこのパターンが多いのだが、そろそろこれで得点してもらいたい。

・またも左サイドに今度は石塚。石塚も勝負に出る。飯尾と同じ形からシュートを打つつもりなのだが、当たりに来たDFを簡単にキックフェイントでかわす。他のDFも競りに行くのだが、 石塚の前にはボールを触る事も出来ずにもう2人もかわしてシュート。シュート自体に威力が無かったので得点には繋がらなかったが、等々力が歓声で湧いた。これが石塚なのよ。

・前半はこんなものかな。よく覚えてないのが現状なので、実はフロンターレ側もボールは支配していた。支配率で言ったら互角だろう。でも、問題なのはフロンターレの決定力の無さ。 見るからに枠に飛んでない。せめて近いならまだしも、どこへ蹴ってるんだか。



−後半−

・後半になるといつもの通り、桜井を投入し勝負にでる。布陣は以下の通りです・・・でも攻撃時の布陣が・・・・これって有り?

     飯尾    金 鉉錫           飯尾   桜井   金 鉉錫  金 都根
                                         
   石塚        桜井                          
                     攻                      
                    →撃→       石塚     林         
     林     金 都根      時                         
                                                
杉山              山田        杉山              山田      
     米山    中沢                  米山    中沢

        本並                        本並
・おいおいおいおい。なんだいこりゃ? 4トップっすか?しかも石塚がボランチやってるじゃないの。これって何?ちなみに石塚のボランチは守備面に おいてはなかなか良かったが、石塚の持ち味が完全に無くなった。サイドへのさばきをやる選手じゃないでしょ。

・後半になるとチャンスの数もおのずと増える。CKから中央でヨネがヘッド。しかし、またも浦上にやられた。なんで取れるの?枠に行けば入ると思ったのに。 CKっていつも決定的なチャンスになるのに、得点は出来ないのは何故だろう・・・。

・まだまだチャンスは広がる。今日はクサビ役に徹していた金 鉉錫がワンツーで金 都根へ返して、どフリーの金 都根がそのままシュート。GKと 一対一のチャンスだったが、枠を外れる・・・。中にはフリーで桜井が走り込んでいたのだが。実は今日の金 都根はこんなのばっかり。枠に入れようよ。 そして飯尾に代えて廣長投入。周りからなんでヒロを入れるの?という野次が飛ぶ。

        金 鉉錫                      金 鉉錫
                             桜井         金 都根
        桜井                             
   石塚        廣長      攻            廣長        
                    →撃→                    
     林     金 都根      時         石塚    林            
                                                
杉山              山田        杉山              山田      
     米山    中沢                  米山    中沢

        本並                        本並
・今までにない布陣なのでちょっとビックリ。廣長が入った事によって、川崎Fのカウンターをもらわなくなったので、投入に関しては良かったが、 飯尾の居ない事で勝負してくれる選手がいなくなった。どっちがいいのかな。

・早速チャンスが訪れる。GKと一対一のチャンスに廣長が抜け出してシュート。さっきの金 都根と同じ様なコースで枠を外れる。またも中には桜井が飛び込んでいる。中に折り返すだけで 得点になったが、どうなんだろう。頼むから枠に入れようよ。



−延長−

・延長に入ってもなかなか得点が出来ない。チャンスはある。しかし、何故か得点にならない。そんなことをしてるとFKからポストへ当たるシュートなどを打たれてしまう。本並さんは完全に 動けなかった。危ない危ない。延長に入るとヴェルディの選手の足が止まる。これによって延長は川崎Fのカウンターばかりが目立つ。左サイドの杉山が時々上がるだけで、攻撃は 前線頼りとなってる。

・胃の痛い試合だったが、結局引き分けに終わる・・・・。引き分けで満足できる相手じゃないのだがしょうがない。山田と金 鉉錫に至ってはケガをおして出場してるし、控えの三上だって 磐田戦でケガしてるのにベンチ入りしてる。ベストメンバーを組めるのは何時の日か・・・・。

第6節
等々力競技場
川崎フロンターレ VS ヴェルディ川崎
          0 − 
          0 − 
          0 EX 
 得点 


   −おまけ−
・金 鉉錫について少々。相変わらず「ヒョン!動け!」と言わせて貰うほど動かない。しかし、金 鉉錫が久しぶりに試合に出るから周りと会うかな?と思ってたら 案の定、みんな廣長と勘違いしてボールを出してる。それじゃ金 鉉錫は動かないしボールを追うこともしないぞ。廣長ってキープ力はそんなに無いけど、常にボールを もらうための動き出しはする。それとこの試合では金 鉉錫に得意の形でボールが渡らない。決して川崎Fがさせないように守ってる訳じゃない。ボールが来ないのだ。 彼はゴールを背にして働くのでは無く(それだと下手すると一度も勝てない場合有り)、ゴールを前にしてボールを持った時にこそ実力を発揮するのだ。「金 鉉錫  充電中」 ではなく得点決めて放電してくれ!!

・そして守備面で言うと中沢。石灯籠を相手にパーフェクト!! 一切仕事をさせなかった。キープすらさせず、たとえ少し手こずっても相手に気付かせないでかっさらう米山。 この守備陣に敵う奴らはそうはいないぞ。でもせっかく完封したんだからさ、攻撃陣も奮起しようよ。それと審判もジャッジは正確にね。

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