EURO2000一次予選C組第4節



スクレッセン・スタジアム(BER)
 
   ノルウェー
VS
   ユーゴスラビア
  監督ニルス・ヨハン・セム   監督ブヤディン・ボスコフ 
  GKトマス・ミューレ   GK22イヴィカ・クラリ 
  DFアンドレ・ベルグドルモ   DFゴラン・ジョロビッチ 
  DFビョルン・オットー・ブラグスタ   DFミロスラフ・デュキッチ 
  DF14ベガル・ヘッゲム   DF13スロボダン・コムリエノビッチ 
  DF16ダン・エッゲン   DF14ニサ・サベリッチ 
  MFエリク・ミュクラン(警告)  MFスラビサ・ヨカノビッチ(警告)
  MF11ベント・スカメルスルッド(主将)  MF17リュビンコ・ドゥルロビッチ(警告)
  MF18ステファン・イベルセン   MFブラディミル・ユーゴビッチ(警告)
  MF19エリク・バッケ(警告)  MF10ドラガン・ストイコビッチ(主将)
  FWトーレ・アンドレ・フロー   FWプレドラグ・ミヤトビッチ 
  FW20オーレ・グンナー・ソルスキアル   FWサボ・ミロシェビッチ 
INDF22ビヨルネビー  INMF21アルベルト・ナジ(警告)
OUTDF14ベガル・ヘッゲム(ケガ) OUTMF10ドラガン・ストイコビッチ 
INFW17ジョン・カリュー  INMF20マテヤ・ケズマン(退場)
OUTMF18ステファン・イベルセン  OUTMF11ミラン・パブリン 
INMFロアー・ストランド  INMF16デヤン・ゴベダリカ 
OUTMF19エリク・バッケ  OUTMFスラビサ・ヨカノビッチ 




・ノルウェーは勝てば予選を突破できるし、ユーゴにとってはここで勝ってまずは首位に立ちたい。前半の序盤からユーゴの攻勢が続く。 ノルウェーはどうやらスペイン戦ほどではないが、様子見+守備重視の戦術で行く。ところがそのノルウェーの戦術を変更させる状況になってしまう。 それは前半7分からFKを中でミロシェビッッチが合わせてあっさりと先制する。実際ミロシェビッチには当たってはいないといも思える疑惑の 得点で0−1ユーゴがリードする。これが元でノルウェーも守備重視だけの訳にいかないので、前半から攻めにいくことになる。デッカイ選手が多いので なかなかポストにはなるのだが、この試合ではクロスの精度がイマイチ。後半からこれを修正されると厳しいだろうが、前半はこれが元でユーゴのカウンターを 何度ももらっていた。特に速攻でのストイコビッチのロングフィードは素晴らしい。名古屋でも見ているので分かってはいるのだが、それでも 素晴らしい選手だ。試合はこのまま前半を終了する。

・後半も前半と同じ様な感じ。ボール支配率は格段にノルウェーの方が高く、時折ユーゴがストイコビッチ中心にカウンターを繰り広げる 展開。後半も中頃に入って、ジョンカリューを投入。ここから完全にノルウェーの巨頭だけを狙おうとする意図がミエミエ。GKよりも 高くジャンプできそうな選手ばかりなので、セットプレイ時はかなりの驚異。それでもなんとかGKが踏ん張り、相手に得点をやらせません。 対してユーゴの攻撃はというと、ストイコビッチの素晴らしいパスを何本ももらているのに、なかなか決めてくれない。実はここのスタジアムには ユーゴサポよりもノルウェーサポの方が多いのでブーイングばっか。この後、ストイコビッチの後継者と言われているケズマンを投入。しかし、これが まさかの誤算となってしまう。ケズマンが入って1分足らずで相手の足にスライディングしてしまい、一発退場。まさか赤いのが出るとは思わなかった。 せめて警告だろうと思う。これでパワープレイをノルウェーがやってくるものの、なんとかこれを凌ぎきり、1−0でユーゴが勝利した。

一次予選C組第4節
スクレッセン・スタジアム
NORWAY
 VS 
YUGOSLAVIA
         0 前半 
         0 後半 
         0 合計 
  ミロシェビッチ

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