EURO2000一次予選A組第6節



デカイプ・スタジアム(NET)
 
   ポルトガル
VS
   ドイツ
  監督ウンベルト・コエーリョ   監督エルリッヒ・リベック 
  GK12エスピーニャ・フェレイラ   GKオリバー・カーン(主将)
  DFジョルジ・コスタ   DFマルコ・レーマー 
  DFルイ・ジョルジ   DFトーマス・リンケ 
  DFフェルナンド・コート(主将)  DF10ローター・マテウス 
  DF16ベト(警告)  DFイエンス・ノボトニー 
  MFパウロ・ソウザ   MFメフメト・ショル 
  MF11セルジオ・コンセイソン   MF14ディトマル・ハマン 
  MF19カプチョ   MF13ミヒャエル・バラック(警告)
  MF15コスティーニャ   MF18セバスチャン・ダイスラー(警告)
  FWリカルド・マヌエル・サ・ピント   FWマルコ・ボデ 
  FW18パウレタ   FW19カルステン・ヤンカー(警告)
INFW16ヌーノ・ゴメス  INFW11パウロ・リンク(警告)
OUTFW18パウレタ  OUTMF13ミヒャエル・バラック 
INMFヴィディガル  INMFトーマス・ヘスラー 
OUTMFパウロ・ソウザ  OUTMFメフメト・ショル 
INGK22キム  INFWウルフ・キルステン 
OUTGK12エスピーニャ  OUTFW19カルステン・ヤンカー 




・スタメンを見ると当たり前の光景だが、それにもましてドイツまでメンバーが落ちている。ポルトガルはすでに予選を予選を突破しているので当たり前だが、 ドイツはケガ人が多いのが原因。まずDFバベル、MFイエレミス、ツィーゲ、FWビアホフがケガで出場できないのだ。ツィーゲはベンチにいるものの、他のメンバーに 至ってはベンチにもいないのだ。そしてボデにいたってはFWのポジションを任されている。お互いベストメンバーではないのだ。その割にはポルトガル2の中盤の力は 代わらないなぁ、それにくらべてドイツの力がガクっと下がっているのが気になる。前半30分にショルからボデがGKと一対一のチャンスにポストへ当ててしまう。この チャンスを逃したのが痛かった。その結果、前半35分にスルーパスを通されて左サイドからクロスをファーポストのセルジオ・コンセイソンに決められてしまうのだから。 試合はこのまま前半を終了。ドイツサポーターの大ブーイングを受けるのは言うまでもない。

・後半開始から選手を交代してなんとか流れを掴みたいドイツ。しかし無情にも後半9分、右から攻め上がってきたセルジオ・コンセイソンがそのまま中央へドリブル。 DFもかわして前にスペースが空いた所をミドルシュート。強烈なミドルはカーンの正面に飛んだが、これをカーンが取れない・・・。これで2−0とポルトガルが追加点。 右足のすぐ横だったシュートを両手で掴もうとしたのか、あれはしっかりと腰を落として取るもんだよって名手オリバー・カーンに説教してもしょうがないか。その後も ドイツはメンバーを代えてでも流れを代えてもらいたいのだが、後半26分にスルーパス一本で抜け出したセルジオ・コンセイソンがゴールに流し込んで3−0。セルジオ・コンセイソンは ハットトリックの大活躍となった。(それでもフィーゴのポジションなんだよね。)最後にはポルトガルも控えの第3GKを顔見せさせる意味で交代するという余裕も あっての楽な勝利であった。対してドイツはらしさのカケラもない試合であった。マテウス国際Aマッチ150試合出場記念試合も生涯残る屈辱の負け試合となった。(ポルトガル は控えのチームだったんだよ。)

一次予選A組第6節
シャルルロワ・スタジアム
PORTUGAL
 VS 
GERMANY
         1 前半 
         2 後半 
         3 合計 
S・コンセイソン3  

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