EURO2000決勝トーナメント準決勝
アムステルダム・アレナ・スタジアム(NET)
| イタリア |
VS | オランダ |
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監督 | − | ディノ・ゾフ | | |
監督 | − | フランク・ライカールト | |
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GK | 12 | フランチェスコ・トルド | (警告) | |
GK | 1 | エドウィン・ファンデルサール | |
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DF | 5 | ファビオ・カンナヴァーロ | | |
DF | 3 | ヤープ・スタム | (警告) |
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DF | 13 | アレッサンドロ・ネスタ | | |
DF | 4 | フランク・デ・ブール | (主将) |
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DF | 15 | マルク・ユリアーノ | (警告) | |
DF | 15 | ポール・ボスヴェル | |
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MF | 3 | パウロ・マルディーニ | (主将)(警告) | |
MF | 7 | フィリップ・コク | |
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MF | 17 | ジャンルカ・ザンブロッタ | (2枚)(退場) | |
MF | 8 | エドガー・ダビッツ | (警告) |
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MF | 4 | デメトリオ・アルベルティーニ | | |
MF | 12 | ファン・ブロンクホルスト | |
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MF | 14 | ルイジ・ディビアジオ | (警告) | |
MF | 11 | マルク・オーフェルマウス | |
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MF | 18 | ステファノ・フィオーレ | | |
MF | 5 | バウデヴィン・ゼンデン | (警告) |
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FW | 10 | アレッサンドロ・デルピエロ | | |
FW | 9 | パトリック・クライファート | |
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FW | 9 | フィリッポ・インザーギ | | |
FW | 10 | デニス・ベルカンプ | |
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IN | FW | 21 | マルコ・デルベッキオ | |
IN | FW | 14 | ペーター・ファンホッセン | |
OUT | FW | 9 | フィリッポ・インザーギ | |
OUT | MF | 5 | バウデヴィン・ゼンデン | |
IN | DF | 11 | ジャンルカ・ペソット | |
IN | MF | 6 | クラレンス・シードルフ | |
OUT | MF | 4 | デメトリオ・アルベルティーニ | |
OUT | FW | 10 | デニス・ベルカンプ | |
IN | FW | 20 | フランチェスコ・トッティ | |
IN | MF | 20 | アロン・ヴィンテル | |
OUT | FW | 18 | ステファノ・フィオーレ | |
OUT | MF | 7 | フィリップ・コク | |
・試合開始から開場がざわついている。そしてイタリア国家を流しているときから、イタリアの背番号「10」をやたらと映している。
そう、ファンタジスタ待望論がイタリア国民からじわじわと火が付いていたのだが、とうとうゾフ監督も動かした。今大会初スタメンである。
こんなことならロベルトバッジオも入れておけば良かったのに。イタリアが引いて、オランダが攻める構図なのだが、前半30分に
早くも試合が動く。得点ではないが、イタリアのDFザンブロッタが二枚目の警告で退場処分となってしまう。確かに警告に値する
反則だったけど、退場になっちゃうんだから注意でもいいんじゃない? その後クライファートを後ろから引っ張ったということで、
たったこれだけ(別に普通の反則、PK程でもない。)でPK。これをFデブールが狙うもトルドがPKを止めるスーパーセーブ。
なんだか審判の判定基準がオランダ寄りすぎないか? ま、別にイタリア応援してないからいいけどさ。このまま前半を終了するも、
価値ある0−0での折り返しと言えるだろう。イタリアは別にこのままPK戦までも覚悟しただろう。
・後半開始である意味、全員の意思統一、戦術の確認、チームとしてのこの試合の行方がある程度固まったイタリアはまるで別のチームのよう。
カウンターが前にも増して徹底している感がある。デルピエロが中盤でパスの供給源になり、フィオーレも混ざって2人司令塔でやっているので、
インザーギも活きてくる。そして相手にボールを取られたら全員で自軍陣地に帰るというのも徹底している。ある意味スコアレスドローでも
構わない、失点はしないという気合いが入った。それでも支配は圧倒的にオランダだけど。後半16分にまたもユリアーノがダビッツに足をかけて
またもPK。今度はクライファートが狙う、GKは逆に行ったが今度はポストがイタリアの味方をする。依然として0−0。
・延長戦突入するが、相変わらずイタリアは0−0でPK戦もやむなしあのに対してオランダは猛攻を仕掛ける。考えてみるとイタリアって
一人少ないんだよね。もう攻めても無くしょうがなくミドルを打ってDFにカットされるの繰り返しだが、どこかに油断を生じた方の負けになりそうだ。
オフサイドを取れなかったところにデルベッキオが抜けだしGKと一対一からシュート。ところがファンデルサールの左足一本でスーパーセーブ。
こういうので一本決めて勝利をもぎ取るのがイタリアなんだが危なかった。延長前半終了。延長後半開始直後にクライファートが抜け出してシュート。
決定的であったが外へ。こういうのを逃していては勝てない。結局0−0で試合終了。結果はPK戦に・・・。
・PK戦
先行:イタリア 後攻:オランダ
一人目 ディビアジオ(左上)○ 一人目 F・デブール(中) ×防
二人目 ペソット(右下) ○ 二人目 スタム(上) ×枠外
三人目 トッティ(右) ○ループ 三人目 クライファート(右) ○
四人目 マルディーニ(右下)×防 四人目 ボスヴェル(左下) ×防
1試合で6本ものPKの中で一本しか決められなかったオランダ。この試合に限って言えば審判は味方であった。
それも今までにないくらいに。だが、その幸運を自らが失った試合だった。PKぐらいは確実に決めてくれ。こういうのを見ると改めて分かるぞ。
PK職人「林 健太郎」のすばらしさが・・・。なんなくPKを決めているけど、本当はすごい選手なんだよ。ま、ヴェルディの話はともかく、
これで決勝進出はイタリアとなった。
準決勝
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ITARY | VS | NETHERLAND |
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
0 | 延前 | 0 |
0 | 延後 | 0 |
0 | 合計 | 0 |
3 | PK | 1 |
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