2005年 サテライトリーグ第3節
・今年初めてのサテライト観戦。ここまで鹿島で初勝利、仙台で引き分けと選手層がJ2よりも薄いヴェルディにしては見事な成績をあげています。今回はその時のサテライト以上に選手層が薄いので(久場・玉乃がナビスコ出場)、今回はいつも以上にユース出場となってます。
ヴェルディ第一グラウンド
東京ヴェルディ1969 |
VS | アルビレックス新潟 |
---|
ベルトラン | − | 監督 | |
監督 | − | ???? |
水原大樹 | 1 | GK | |
GK | 22 | 北野貴之 |
笠松亮太 | 5 | DF | |
DF | 5 | 宮田直樹 |
金沢真吾 | 3 | DF | |
DF | 3 | 藤井大輔 |
坂口達也 | 2 | DF | |
DF | 2 | 田中秀哉 |
三原直樹 | 4 | DF | |
DF | 4 | 鈴木健太郎 |
小野雄平 | 6 | MF | |
MF | 8 | 末岡龍二 |
村杉聡史 | 8 | MF | |
MF | 6 | 桑原裕義 |
相馬崇人 | 7 | MF | |
MF | 13 | 宮沢克行 |
高橋賢人 | 9 | MF | |
FW | 10 | 吉澤正吾 |
弦巻健人 | 10 | MF | |
FW | 9 | 河原和寿 |
町田忠道 | 11 | FW | |
FW | 11 | 中村幸聖 |
・いやー、それにしても新潟の面子凄いっすね。サイドバックには懐かしき鈴木健太郎いますよ。シンガポールで結果を残した末岡、広島のレギュラーだったはずの桑原・・・うーん、とりあえず
何人かレンタルさせてもらってもいいですかね。
町田 町田
相馬 賢人
弦巻
相馬 賢人 攻 三原 弦巻
↑↑
→撃→ ↑↑
村杉 小野 ↑↑ 村杉 小野
時 ↑↑
↑↑
三原 笠松 三原 笠松
坂口 金沢 坂口 金沢
水原 水原
・相馬と三原の左サイド攻撃は脅威でしょうね。惜しむらくは三原が負傷していて強行出場な点か。もしかすると、アツ−平野以上の攻撃力になるかもしれない・・・むむむ、今後も要注目だ。4バックはユースなので守備が通用するかどうかも注目か。
・前半10分少々遅刻してのスタート。やはり、危なっかしいのは守備面。PA内でのこぼれ球に新潟FW河原のシュートも水原正面。今度は左エリアの裏をスルーパスを通されてしまい中への折り返し。ここは水原すらも越えてしまいフリーで待っていた河原の前へ。
しかし、直前で三原が戻ってきてクリア。来て早々のピンチの連続。こりゃ、やはり厳しい戦いは否めないっすね。
・三原のクロス、相馬のクロスに高いジャンプ力を魅せる男がいる。そう、町田だ。今回はクロスの精度に自信を持っている三原や相馬、弦巻などがいるだけに町田は中で待っているだけでいい。今日は何度も飛んでもらうよ。
・CK相馬からのボールにPA内ファーサイドでヘディングシュートを狙ったヴェルディの選手。かなりのどんピシャだっただけに惜しい・・・。それでも、ゴールになりそうだったのでコールぐらいしましょうか。・・・「笠松!笠松!」・・・すると、Mさんが「金沢じゃない?」またやっちまいましたか。
でも、背番号は5番だから当ってるじゃん・・・はっ!・・・そうか、これってプリンスリーグじゃないじゃん。ついてっきり・・・ちなみに金沢はユースでは「5番」なんです。
・ここまで全くの互角の展開。ユースばっかりのヴェルディにしてはなかなかやるじゃないの。しかし、ここに落とし穴。新潟のロングフィードがそのまま通ってしまう。このままだとGKと一対一になってしまう・・・追いかけるのは賢人。ぐしゃ。あー、賢人が相手を倒してしまう。・・・もちろん、無情のレッドカード。まだ
前半30分にして厳しい判定。確かに得点機会阻止なので致し方無い。
町田 町田
相馬
弦巻
弦巻 相馬 攻 三原
↑↑
→撃→ ↑↑
村杉 小野 ↑↑ 村杉 小野
時 ↑↑
↑↑
三原 笠松 三原 笠松
坂口 金沢 坂口 金沢
水原 水原
・相馬が右サイドに入ってしまいました。さぁ、こっからどうなるでしょうか。さっきの退場のおかげでPKではなくFK。これを外したおかげで0−0のまま。うーん、賢人の捨て身の攻撃は実を結んだようだ。
・弦巻が左からクロス。これをファーサイドでもらった相馬が胸トラップ。水原と町田以外はユース出身というだけに技術は抜群。相手DFが勢い良くボールを取りに突っ込んでくるところを、相馬がリフティング。相手の飛び出したところを頭上を越えてフリーへ。そのまま、持ち込むかと思ったが降りてきた所をボレーシュートで狙って外へ。
確かにシュートは入らなかったけど、ここまでの動きがカッコ良かったぞ。今度、フットサルで真似してみよう。
・ここまで見事な試合内容ではあったがやられちまった。右からのクロスに中央へ走りこんだ宮沢がヘッドで流し込んで0−1と新潟先制。くぅー、ここでちょっと集中力が途切れたかな・・・残念。とにかく、この1点で終了。後半は残り15分まで我慢の展開でいきましょー。きっと、勝機は来ます。
−後半−
・「健太郎♪健太郎♪」というコールが聴こえる。すると、新潟側にオレンジ色ででかく「4」という数字に健太郎と書いてある・・・やしけん? ノンノン、鈴木健太郎だ。あー、懐かしいな。うきょきょ♪ その昔、運動量から来る上下動、相手を激しくプレスをかける守備力。それらは素晴らしい魂を見せてくれたもんだ。
ただ、センタリングがゴールラインを割るというのだけが課題だったなぁ。このサテライトでも課題はどうなってるのか見極めてみましょ。そういや、研究の結果から「止まってるボールは蹴れる」とか分かった様な気がする。この試合ではキャプテンです。
オサマ オサマ 町田
町田
攻 三原 河野 村杉
河野 村杉 ↑↑
→撃→ ↑↑
小野 ↑↑ 小野
時 ↑↑
↑↑
相馬 笠松 相馬 笠松
坂口 金沢 坂口 金沢
水原 水原
・弦巻にかわってオサマ。くぅ、ここで弦巻交代か。パッサーを外してどうするのよ。カウンターの起点はどこで作ればいいのやら・・・動き自体もそんなに悪く無かったけどな。同時交代じゃないけど、その後三原も交代。ユースでも余り見かけない河野が登場。三原はただでさえプリンスリーグにも出れない程の負傷具合なのに、人数足りないせいでサテライト強行出場。
トップの都合でケガ人増やさないよーに。まずはトップのケガ人を治してくれや。
・前線へのロングフィードを右サイドに開いてもらったオサマ。将来のトップ昇格を狙う以上、サテライトとはいえ通用しない訳にはいかない。どれどれ、新潟の若手とは言えトップの選手。オサマがどこまで通用するのだろうか。新潟DFと一対一、オサマは勿論勝負。一対一を巧みなフェイントとバランス感覚で翻弄して抜く・・・しかし、退場もあってか前に人数をかけられない。
抜いても抜いても新潟DF陣が帰ってくる。仕方ないので上がってくるまでキープ。DF3人に囲まれながらもキープし続ける。うんうん、これだけDFに身体を当てられてもビクともしないなら充分通用するね。後はゴールだ。
・こっから急激に凡戦模様。しかし、これは願ったり叶ったり。これで充分なのよ。0−1で一人退場してるんだから残り15分から攻勢をかければいいのよさ。そして、待ってました。右サイドを深くえぐった村杉。そして、ゴールラインぎりぎりからセンタリング。よーしっ!もらったーっ!なかなかのセンタリングの精度・・・これはアレが見えそうだぞーっ!
さー、飛べ!町田!大空へ羽ばたけ! 金網マッチの天井からジミースヌーカーも真っ青のスーパーフライを魅せてやれー! ・・・・って町田がいない。あれ? 結局、PA内の素晴らしいボールには誰も居ないという始末。町田はPAの外にいましたよ・・・ここだけの為に走ってくれれば。
オサマ オサマ 町田
町田
攻 河野 村杉
河野 村杉
→撃→
小野 小野
時
裕紀 笠松 裕紀 笠松
坂口 金沢 坂口 金沢
水原 水原
・相馬に無理はさせられないので交代。退場してからは攻撃に参加することも無かった。
・こういう試合ではセットプレイが非常に重要である。CKなどは退場していようが何していようがゴールを取れるかもしれないからね。キッカーはユースでも務めているボブ村杉。村杉のキックは非常に精度が良い。これがPA内ニアサイドへ飛んで行く。
新潟DFと競り合いながらもオサマがジャンプ一番ヘディングシュート。しかし、これはゴールの外へ・・・くぅーーーー、ここで決まると非常に楽だったんだけどね。惜しい。
・今度は鈴木健太郎がチャンスを作る。止まっているボールは精度が高いという研究結果の通り、CKのキッカーにもなる鈴木健太郎。ここでは直接蹴らずにショートコーナーヘ。裕紀がすぐに対応したので効果無し。しかし、鈴木がここでドリブル突破で裕紀をかわしてゴールラインドリブル。うわー、やばいーっ!!
そのまま、GKと一対一の所をマイナスパスされたら、それこそ1点ものだー。しかし、蹴ったボールはゴールラインを割って外へ。・・・まさか、こんな間近でも外すとは。それともシュートだったか。
・ここまで我慢したのも報われたか。カウンターから中央突破。ボブ村杉がキープして左エリアの裏へスルーパス。これに河野が飛び出してGKと一対一。こ、これは見事。しかし、一対一のシュートは正面へ蹴り込んでしまいGKセーブ・・・くっ、これでもダメかぁ。ここで得たCKをまたしてもオサマがヘディングシュートで狙うも
またしても外へ。これで決定的チャンスが3度。惜しいっす。
・チャンスの後にはピンチ有り。何度も言ってきたサッカー格言でございます。FW河原が一対一になったところを水原が飛び出してくる。ここを河原がループシュートで狙ってゴールイン。もはや、ヴェルディに勝てる術なし。事実上のトドメ。今までは精神力のみで戦っている状態だったからね。その後、立て続けにDFをドリブルでかわされる。
GK水原の飛び出した隙に横パス。ここにまたしても河原が飛び出して無人のゴールへ。0−3で試合終了。最後は仕方ないな。0−3の割には楽しめる試合でした。
5/29(日)サテライトリーグ−第3節−ヴェルディ第一グラウンド |
東京ヴェルディ1969 | VS | アルビレックス新潟 |
0 | 前−半 | 1 |
0 | 後−半 | 2 |
0 | 合−計 | 3 |
| | 宮沢克行 |
| | 河原和寿2 |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
0−3。それでも見ていて満足した試合でした。しっかりと同点に出来そうな試合もあっただけに不満もありますがね。退場して何度も攻められた割には守備陣の4バックは見事に乗り越えました。ユースの4バックにしては良くやりましたよ。これでプリンスリーグも安心だね(7月まで無いけど)。
トップの小野っちょは見ていて安心。やはり、フィジカルというかJリーグのプレーというのに慣れてきたのか相手にも当たり負けしません。それに比べて村杉は何度も倒されてました。こういう経験すれば、どれだけフィジカル必要なのかわかる試合になったでしょう。今後の村杉急成長も期待だ。
それにしても町田は少し動きすぎだね。とにかく、ボールに触りたくて仕方無い。大事な時に町田がいないという事がしばしば。アーリークロスやセンタリングなどでの空中戦が見たい訳で。かと言ってポストプレイやウィングの様な効果的な動きが出来る選手でもないし。どっちかというとストライカーなので、
次こそはストライカー町田を見てみたい。
−今日の受賞者−
MOM : FW 河原和寿 新潟だってば
MOM : MF 宮沢克行 新潟だってば
MVP : FW エルサムニー・オサマ 初選出
MVP : MF 相馬崇人 2度目/通算8度目
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
新潟って結構素晴らしい若手いるじゃないですか。選手層だけで言ったら今からでもACL出れるんじゃないの。来年、本当に出るんでしょーかACL。ともかく、河原と宮沢と桑原ぐらいで結構なので、来年レンタルよろしくお願いします。なんなら、中島ファラン一生もお願いします。
オサマは普通に通用していた点と2点取れそうな決定機を作り出した事を評価。これで決められるようになるといいねー。相馬も普通に目だってました。やはり、サテライトの人間じゃなくなってきたなという印象。別格ですわ。
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