2003年 サテライトリーグ第1節
・さぁ、今年も追っかけていきましょうか。サテライトリーグですよ。まだ、ヴェルディのトップで試合に出れない選手を実戦で試す機会です。あなたのお気に入りの選手はこっちに出てる可能性ありますよ。
・○○を出せ、丸丸は使えない、補強しろ、●●は戦力外だ・・・などなど思う前に実戦を見に行ってごらんなさい。そうすれば、逆にアナタを虜にするかもしれませんよ。そう、ここがミーハーになる第一歩です。見る側がサッカーレベルを上げていこうじゃないか。そんな偉そうな事を言いながら、まぐのレベルはスライム倒すので精一杯ですけど・・・。
ヴェルディ第一グラウンド
| 東京ヴェルディ1969 |
VS | FC東京 |
|
監督 | − | 岸野靖之 | | |
監督 | − | 長澤 徹 | | |
|
GK | 1 | 柴崎貴広 | | |
GK | 31 | 近藤健一 | | |
|
DF | 2 | 冨田晋伍 | | |
DF | 33 | 呉 章銀 | | |
|
DF | 6 | 富澤清太郎 | | |
DF | 28 | 大谷圭志 | | |
|
DF | 5 | 羽山拓巳 | | |
DF | 23 | 鎌田次郎 | | |
|
DF | 3 | 相馬崇人 | | |
DF | 32 | 尾亦弘友希 | | |
|
MF | 9 | 久島寿樹 | | |
MF | 30 | 馬場憂太 | | |
|
MF | 4 | 林 健太郎 | | |
MF | 26 | 諏訪園一吉 | | |
|
MF | 7 | 久場政朋 | | |
MF | 34 | 梶山陽平 | | |
|
MF | 11 | 平野 孝 | | |
MF | 27 | 鈴木規郎 | | |
|
MF | 10 | 高橋宏幸 | | |
FW | 25 | 近藤祐介 | | |
|
FW | 8 | 佐野裕哉 | | |
FW | 24 | 李 忠成 | | |
・おいおいおいおい・・・FC東京の方が本気だと思ったのに・・・。茂庭とか迫井とか加賀見とか喜名とか出ると思ったのになぁ。ちぇ・・・。それよりも、平野にやしけん!!あんた達の方が何してるんだ!
サテの人数足りないから出てよとか、俺を使わなかったから「ストレス解消」だとか考えてるんじゃないだろうな。ま、まぐは嬉しいけどね。周りの反応は「おい、平野使ってるよ勿体ない。」でした。FC東京サポばっか。
佐野 佐野 高橋
相馬
高橋 ↑↑ 平野 久場
平野 久場 ↑↑
↑↑ 久島
攻 ↑↑ とみー
やしけん 久島 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑↑
時 ↑↑ ↑↑↑
相馬 とみー 相馬 とみー
羽山 かんぺー 羽山 かんぺー
柴崎 柴崎
・何だか、面白そうな布陣だ。まぐとしては注目は久場と相馬、そして佐野。飯尾も見たかったけどケガなのかな。佐野がサテライト全試合ゴールでもしないと飯尾に負けてしまうからね、ここで何とかアピールだ。相馬は鈴木と比べてどうなのかという所を見に来た。鈴木と争う事も出来ないほど、差が有るようには思えないからね。
久島は契約決めたし意気込みを見たい。久場はプレースタイルがわからんので魅してくれ。やしけんや平野はケガしない程度頑張ろう。
・前半開始早々、やしけんからのパス。これを相馬が平野と簡単なパス交換だけでサイドを突破。相手も弱々しいサイドなので難なく突破出来る。そこからトップスピードのまま、センタリング。中央へ正確かつ速くて低い理想通りのセンタリング。さすがにユース育ちだけにキック技術はピカイチ。
・今年は年間最多試合出場数を狙いたいかんぺー。サテもトップも両方出て稼いでやる。かんぺーのロングフィードが右サイドへ開いた高橋へどんピシャ。かんぺーはこういう所で躊躇無くトライする。この図太い性格はプロ向きだね。これを高橋が右サイドで勝負開始。ところが、相手が何を考えたのか。高橋へ向かってレッグラリアート。
ふわっと浮かそうとしたため顔にヒット。ファールしてもいいから、顔を狙うのはやめなさい。
・ちょっと待て。トップでこの攻めが出来たら、強くなれるんじゃないか? 冨田と久場のワンツーパスだけであっさりと右サイドを突破。久場がスルーパスにダイレクトでセンタリング。今度は左、平野と相馬のパス交換でダイレクトセンタリング。いずれも性格なセンタリングで得点の気配もある見事なボール・・・でも、中にいるのは佐野です。
エムボマでも無ければ一樹でもないんです。あぁ〜、なんて勿体ない。
・何かビスマルクみたいだな。センターサークルで得たFK。倒れて痛がってる高橋をしり目に林がさっさとボール置いて左へフィード。平野がこのボールをトラップして、即センタリング。佐野の目の前でDFクリア。何だよ、ゲーム切るんじゃないの?っていう雰囲気が充満する。そして、グラウンドにはそっぽを向くやしけんが。
俺なんかした?って顔がたまらない。
・鬱憤を晴らすのは林だけじゃなく、平野も同様。相手の攻めからカウンター。これを平野がロングフィード。佐野が一気に裏へ飛び出してGKと一対一、これをふわっと浮かせて、無人のゴールだ。佐野のゴールなんて久しぶりだなぁ・・・・ってオフサイドでした。佐野はいいねぇ、かたくなに裏を狙ってやろうという姿勢が素晴らしい。
・FC東京もそこそこに攻めてきた。どっかの代表に選ばれてるDF尾亦が突破。久場と一対一も力技で抜いてきた。そして、中をよく見て落ち着いてセンタリング。中には3人も飛び込んできたぞ、うわっやられる・・・・ってセンタリングがすでにゴールラインを割るほど。お前は鈴木かい! 柴崎の練習にもならないじゃないか。
・かんぺー大フィーバー。かんぺーが何を思ったかパスミスで相手FW李にパスしてしまった。そのまま、奪われて独走。しまいにゃGKと一対一のピンチにまでなってしまう。しかし、これに対してかんぺーが足をひっかけて反則。ぎりぎりPKにならない所で倒した。完全にファールを覚悟したプレーでした・・・でも、イエロー無しかい!
なんか、神戸戦で播戸を倒したのとかぶるなぁ。でも、相手にアリソンがいる訳ではないのでFKはホームランだったけどね。
・平野がやりたい放題。ボールをもらって一気に右サイドへロングフィード。これを右サイドへひらいた佐野へ通す。佐野ももらってすぐに勝負開始。そのまま、右サイドを深く深くえぐって中央へグラウンダーパス。ここに走り込んできたのはレスチプリンス高橋だー。ちなみに相手のFW近藤の先輩にあたる。その高橋がどフリーのボールをシュート・・・・って外した。
かるーく流し込むつもりだったシュートだが、軽く蹴りすぎた様だ。本人が頭かかえて悔しがってるから、相当のチャンスだったんだろうなぁ。
・決定的チャンス数はヴェルディが圧倒。今度は右サイドのとみーがスルーパス。これを高橋が拾って右サイドへ逃げる。そして、ゆっくりと中を良く見てセンタリング。佐野を一山越えて、後ろから入り込んだのは平野だー。誰も競りに行かない絶妙なヘッドも・・・外だ。これじゃ、いくらやっても入らないぞー。平野まで頭抱えちゃってるよ。
・FC東京のちょこまかFW李がうっとうしい。かんぺーもそう思ったのか、二人でやりあってる。とうとう、かんぺーがやってしまった。まだ17歳の将来有望な少年の足を・・・・へし折ってしまった。左足ローキック一閃。「一本!勝負有り!」と言ってしまいそうな審判だったが、もちろんファール。でも、イエローカードは出ないらしい。
有効か技有りか? 故意じゃないにしては痛すぎる。クラッシャーかんぺーの活躍で前半終了。サッカーの活躍も書きたいなぁ・・・。
−後 半−
・後半開始、あんだけ攻めても0−0か。後半こそは頼むぞ。開始直後、左サイドで相馬と平野のパス交換。相馬のスルーパスで平野を走らせる。そして、平野がまるでシュートの様な低くて速い折り返し。これを佐野が中央でヘッドでねじ込む・・・・もまた外へ。膝下のボールを頭で行こうとして失敗しました。ボレーだったら確実に入ったね。
でも、平野も意地悪。だって、センタリングで低いボールをさらに落としたからね。
・後半は完全に左サイド攻撃一辺倒でお送りします。相馬が自陣で相手を倒してボールを奪う。そのまま、単独で運ぶドリブルからアーリークロス。ニアに佐野が走り込み、中央に高橋が走り込む。これに相馬のクロスはぐんぐん伸びて、全員飛び越えた。ところがファーサイドにはトップスピードで走り込む久場の姿が。そのまま、綺麗に右足ボレーであわせる。強烈なボレーだったが、不運にも
GK正面。威力もあったのでGKが弾く。こぼれを久場が流し込むもDFカット。これ入ったらカッコイイんだよね。惜しい惜しい。ってか、相馬クロスすげぇわ。
・立ち上がりに2点分のチャンスを逃したせいか、流れがFC東京へ。セクシーではない、ほへほへカウンター。それでも左エリアに飛び出した李がGKと一対一へ。李が落ち着いてGKの足下を狙った右下隅への流し込みシュート・・・完全にGKのタイミングを狂わせたシュート。ちっ、これで同点か・・・と思ったら、無人のゴールに走り込んだのは「やしけん」
。さすが、危険察知能力抜群の男。同点にさせてしまうのを防いだぞ。サテライトでも一応やる気の様だ。
・平野が中央突破。ドリブルで突破を狙う。意外と誰も近寄って来ないので楽に攻め込む。うーん、どうしよー。シュートしようか・・・パスしようか。そんな感じで迷い迷い迷い迷い・・・うばわれた。何をやってるんじゃー、周りをキョロキョロしながらドリブルしてたらバレるじゃんかー。「シュート狙うぞ、このヤロー」っていう雰囲気出しまくってから、
パスならいいんだけど。はなっからミドル打たねーっていう雰囲気じゃダメだよーん。
中野 佐野 中野 佐野
相馬
↑↑ 平野 久場
平野 久場 ↑↑
↑↑ 久島
攻 ↑↑ とみー
やしけん 久島 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑↑
時 ↑↑ ↑↑↑
相馬 とみー 相馬 とみー
羽山 かんぺー 羽山 かんぺー
時久 時久
・とうとう、逆ベッカムクロスこと中野ゆーやが登場ですよ。懸命なユースファンなら知ってる通りのサイドアタッカーですよ。CKの時に見たんだけど、
身長デカクなってないかい? やしけんと同じぐらいありそう。あ、身長表記が181cmだって。こりゃ、デカイっすわ。
・またも、相馬からの展開。相馬のクロスを高橋がキープ。シュート打ちゃいいのに、下げて久島がミドル。枠の外。高橋くんも今日は持ち味の縦パス祭りにならなかったなぁ。
まだまだ、安定して力を発揮出来ませんね。ともかく、今年はサテライト全試合出場だ。
・CKは平野が蹴る。なかなか、精度の良いボールを送り続けております。かんぺーか林ぐらいしかデカイのいないから辛いね。でも、今回は中野も入ったので高さが3人に増えたのだ。
そして、平野も中央の中野へあわせる。ところが、中野の頭を越えた裏に飛び込んだ久場が押し込んでやっとヴェルディが先制1−0。オフィシャルにはOGとなってますが、ゴールしたときに
久場が喜んでるのと仲間が祝福しにいくのとで久場って事にします。出た、まぐルール。
中野 佐野 中野 佐野
相馬
↑↑ 平野 下地
平野 下地 ↑↑
↑↑ 久島
攻 ↑↑ とみー
やしけん 久島 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑↑
時 ↑↑ ↑↑↑
相馬 とみー 相馬 とみー
羽山 かんぺー 羽山 かんぺー
時久 時久
・あんまよく見てなかったからプレースタイル自体は説明出来ませんです。久場くんに代わって、まぐお気に入りのユースっ子「ポジショニングの男」こと下地 奨の登場だ。
・相馬からのセンタリング、佐野を飛び越えて裏で下地がフリーで飛び込むも枠の外へ。なんか、さっきから同じ文章書いてる様な感じだ。攻めのカタチはいずれも相馬から。相馬が上げて中でアクションを起こすという
カタチ。でも、ゴールに入らないんだよー。
・左サイドで相馬がボールを奪ってカウンター。またも、アーリークロスで下地がニアでトラップ。GKと一対一なのに、打たない・・・打たない・・・打たない・・・下げやがッタ。ユースなんだから、シュート打って外したからって怒らんよ。むしろ、シュート打たないから怒るって具合だ。
フリーになったのに周りキョロキョロってパターン多いねぇ。一度、見てパスがダメならシュートっていうぐらいで構わない。何度も何度も見るんだもの。
・平野がボールをキープ。相馬が綺麗なオーバーラップ。あぁ〜、本日何度目の相馬からの展開ですか?・・・そろそろ、相手も気付よ。ところが、平野がなんと右足で右サイドへパスを送ったのだ。これには全員が騙された。右エリアの裏に走って抜けた久島がGKと一対一。パスをトラップしてすぐにシュート。ゴール左下を狙うグラウンダーかなと思ったら、そこに飛び出したのが佐野。
久島はシュートじゃなくてファーサイドの佐野を狙ったのだ。あとは無人のゴールに流し込むだけ。これでヴェルディが2−0と追加点を決めて勝負有り。
中野 林 中野 林
相馬
↑↑ 平野 下地
平野 下地 ↑↑
↑↑ 久島
攻 ↑↑ 川股
やしけん 久島 →撃→ ↑↑ やしけん ↑↑
時 ↑↑ ↑↑
相馬 川股 相馬 川股
羽山 かんぺー 羽山 かんぺー
時久 時久
・右サイドの冨田に代わって川股、佐野に代わって林 陵平が入りましたとさ・・・・そして、試合終了。
3/16 サテライトリーグ第1節ヴェルディ第一グラウンド |
東京ヴェルディ1969 | VS | FC東京 |
0 | 前−半 | 0 |
2 | 後−半 | 0 |
2 | 合−計 | 0 |
久場政朋(平野) | | |
佐野裕哉(久島) | | |
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
予め言っておきます。相手の平均年齢は18.27歳です。ユース中心の構成なんです。故にこれだけの内容になるのは当たり前なのです。それを踏まえて下さいね。
・そのせいか、GK柴崎、かんぺー、羽山あたりは欲求不満だったでしょう。あんま、相手も攻め込むシーン無かったしね。でも、羽山とかんぺーのコンビは非常に恐かったです。
どっちもストッパーなんだもん。どっちもパスカット狙おうとするんだもん。いやぁ、トップでかんぺーとロペたんを組ませるという案は絶対にやっちゃ行けないんではないかと思いました。
他には久島をボランチで使うという摩訶不思議な案でしたが、結局、どー使いたいんでしょ。高橋くんも今回は縦パス出せませんでしたし、実際、2トップにパス出したいんだろうなぁ。
−今日の受賞者−
MOM : MF林 健太郎 初選出/通算3度目
MOM : DF相馬崇人 初選出
MOM : MF平野 孝 初選出
MVP : DF相馬崇人 初選出
MVP : FW李 忠成 何て読むんだよ
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
林は後半開始の無人のゴール内で救ってくれたワンプレーだけでMOMです。あの時間帯で同点にされてたら負けてもおかしくはないし。あそこで0になったおかげで2−0で勝てたのかなと。やっぱ、林や平野はここにいる選手じゃないなと
強く強く実感しました。それと左サイドの相馬崇人。間違いなく彼のキック技術はJ1レベル。相馬直樹以上になれそう。後はトップ相手にどこまで着いて行けるかでしょうね。一度、試してみる価値あると思います。相手がユースだったんでね、
やっぱトップで見ないと。まぁ、実際スタメンの鈴木は近い内に出場停止とかやっちゃいそうなので、案外相馬のJデビューは近いんじゃないかな。ともかく、まぐデビューでいきなりMOMとMVPの2冠達成です。相手の李くんって何者ですか? なかなか、ようござんした。かんぺー相手には通用しないが、
ユースで出てこられると厄介だな。
戻る