2001年東京ヴェルディサテライト第4節


・今日の試合は始まる前から雨が振っていたので、観戦記のタメのノート取りには非常に苦しい思いをする試合になるだろうと思っていた。案の定、試合前から雨は降り続け、ノートが歪んでしまったがそれでも 観戦記には差し支えありません。それより問題なのは雨なのにも関わらずFC東京サポの多いこと。隣で5〜6人が散々FC東京の話していました。非常に側にいて辛かったです・・・。

ヴェルディ第一グラウンド
      
   東京ヴェルディサテライト
     VS
   FC東京サテライト
  監督与那城ジョージ   監督大熊 清  
  GK高木義成   GK22小澤英明  
  DF羽山巧巳   DF12梅山 修  
  DF高橋勇菊   DF15伊藤哲也  
  DF望月隆司   DF32伊藤雅範  
  DF高地系治   DF33三田 光  
  MF宮地 宏   MF下平隆裕  
  MF富澤清太郎   MF16小池知己  
  MF石田博行   MF30馬場憂太  
  MF10小林大悟   MF25宮沢正史  
  FW矢野隼人  FW24小林成光  
  FW11平本一樹   FW17鏑木 享  


・へぇ〜、サテライトの監督さんも「馬より大熊」なんだ。なんかいいね。メンバーも馬場とかいう奴を覗いてトップの選手だし・・・って下平あんた何こんなところいるのよ。 サテの実力なのか、あんたは。他には「東京ガスのボブ・マーリー」こと鏑木、去年同様高くてゆっくりめのクロスを上げるのか梅山。ここらへんが注目かな。それと増田のせいで試合に出れない?小林成光などがガスの注目の選手か。 ヴェルディではもちろん、トップ選手の高木、羽山、かんぺー、矢野、一樹。久しぶりに見れる大悟にも注目。

     一樹    矢野                  一樹    矢野
                                         
                                     
  大悟          石田          高地  大悟      石田 
                          ↑↑     かんぺー    
                     攻    ↑↑               
     宮地   かんぺー      →撃→   ↑↑      宮地    
                     時    ↑↑              
高地              羽山        高地              羽山
     望月    高橋                  望月    高橋    


        高木                        高木
・前半は誰もが身体がカタイ印象を受けた。かんぺーとこのボランチだけは非常にポジションチェンジしていたけど、どっちかというと宮地のカバーの方が目立った。 FWは矢野・一樹だけど、前にスペースがないと得点しづらい2トップ。

・前半早々、いきなり左サイドを駆け上がってくるFC東京。そのまま、小針・・・いや、「ガスのボブ・マーリー」鏑木がセンタリング。これを中央で小林がトラップするも、前へこぼしてしまい高木が突っ込む。このボールが見事に後ろへこぼれてしまうが、羽山が すかさずクリア。前半から一気に攻勢を仕掛けてくる。

・おいおい、セクシーサッカー強いぞ。いや、うちが弱いのか? 今度は右サイドから上がってきてクロス。これをファーサイドでフリーで待っていた小林がボレーシュートを狙うも、高木が横っ飛びでクリア。高木が吠えているんだけど、もっとマーカーに怒ってもいいし、 まず簡単にクロスを上げた高地を名指しで怒ってもいいかも。美声だからランド中に響くけど。

・ブラジル代表と一番試合したいのはこいつか?(あ、でも国はオランダが好きなんだっけ?)和製ロナウドこと矢野隼人。本人もそうだが、この矢野のドリブル、普通はここでスピードが出ないところでジェット噴射の様にドリブルスピードが早くなる。やはりロナウド好きというだけあって ロナウドのビデオとか見まくってるんだろうな。その必殺「ロナウドリブル」炸裂。相手DFも対処できず、そのままPA内まで進入。そして、振り足の速い「キャノンシュート!」で狙うもDFカット。

・ジョージの声がこだまする・・・それも、目の前でFC東京の選手が羽山を引っかけて反則したのに、審判は取らなかったから。その際・・・
「オーイ!!オマエ、ナニカンガエテンダァ〜!!」
誰よりもアツイのはジョージだよなぁ〜、やっぱ。選手がこんな事言ったら審判への暴言・異議などにより警告ものでしょう。だから、選手は言っちゃだめだよ。あ、監督も言っちゃダメだっけ。

・高木の声もよく響く。「けいじ!お前マーク見ろよ。」このセリフを何度言っただろう。しかも、見事にドリブルしてきた小林を相手に横から当たろうとして、あっさりとドリブルで抜かれるし。カバーに来た望月もキックフェイント一発で抜かれて、GK高木と一対一へ。これを小林が 思いっきり高木の頭の上を越す強烈なシュート。これが決まって0−1、FC東京の先制点。普段の小林なら中央のアマラオ・呂比須とかに渡して失敗という感じだろうが、やるときはやるんだね。

・前半はセクシーサッカーにたじたじのヴェルディ。CKからの相手のチャンス。普通にあげたセンタリングを普通に中央で競った三田にヘッドで決められ0−2と早い追加点。これをマークしていたのが高橋だったが、松原と違い上背とフィジカルの勝負で負けたという感じ。こういうパワー対決は望月も苦手と しているのでセクシーサッカーのような縦パス一本というのはヴェルディは弱いな。

・先ほど言った事をやってるよ。オフサイドトラップをかいくぐって飛び出したボブ・マーリー。そのまま、ドリブルでPA内へ侵入。高木と一対一のチャンスにも関わらず、中央へ走り込んだ小林へパスを送ろうとして高木が飛び出してセーブ。中には呂比須だろうが、アマラオだろうが通らない中途半端なパス。 この鏑木ってチャンスは多いけど、外し屋という印象。柏の酒井と競えるかも。

・ヴェルディの攻撃は単発。元清水のMF石田の華麗なドリブルでDF3人を抜き去る物の、最後のシュートはDFカット。ドリブルとかの個人技だけで相手を突破できるのもすごいが、妙にトップと同じ匂いのする攻撃だな。そう、それはもちろん、誰も動かない、走らない、競らないという「全員、金 鉉錫状態」という やつです。ここで前半終了・・・見る所無しです。

   −おまけ−
・周りにいるFC東京サポがうるさい・・・そんななか、こんな話をしていた。
「おいおい、うちの方も遠慮しねえよな。ヴェルディもなんかかわいそうだな」
「だって、ヴェルディはサテリーグの結果とか度外視してるんじゃないの? なんかうちのチームもバカみたいに見えるよな。相手は勝ち負けどうでもいいみたいだし。」
「でも、本来のサテライトの使い方を分かってるよね。うちももっと若いのを取ってサテで見たいな。」
「だって、ヴェルディは練習生ばっかで、トップの選手って・・・高木と羽山、矢野ぐらいか?」
「お前ら、かんぺーと一樹を忘れんな!!」
なんて失礼なガスサポだこと。しかも、上手いの矢野だけじゃんだって。おまけに宮地のことを(城南電機?)社長って呼んでるし・・・。いつも大金をカバンに入れてると思うなよーー!!いつか返り討ちにしてやる!! というわけで後半頑張って、こいつらに一泡吹かせてやってくれ!!勝ち負けどうでもいい試合なんて存在せんのじゃー!!やるからには結果を出さないといけないんじゃー!!



−後半−

・さぁ、前半と同じでメンバーの交代は無し。一体、何点取られる試合になるんだと憂鬱になっていた矢先・・・左サイドを駆け上がった守備しない高地がクロス。 これをファーサイドで待っていた一樹がヘディングシュート。見事にループ気味にGKの頭上を越して1−2と一点を返す。後半開始早々の出来事で早い時間帯に返せたのはよかった。

・またこいつか・・・「ガスのボブ・マ−リー」こと鏑木。またもオフサイドをかいくぐってGK高木と一対一へ。枠内へ行っていたであろうグラウンダーシュートを見事なセーブ。飛び出しもよく、 今日の高木は二失点しているが活躍はしている。某応援団金髪男も今頃、福岡で歯噛みして悔しがってるだろうな。

・FKの際、壁が近いよと審判に進言。しかし、これをクリスト・ピエトロさん(主審)が高橋の方に警告。今日はこの妙な審判にかなり泣かされた。ジャッジが曖昧だから後半は試合が荒れちゃった。 結局壁の位置を下げず、直接狙える位置のFKを思いっきり、必殺技「キャノンシュート」で下がらなかった壁を狙う矢野。相手DFにモロに当たったシュートは跳ね返ってどこまでも・・・かなり強烈なシュートでした。 もし、ゴールしたらネットを突き破って、後ろの金網で引っかかってシュルシュルと音をたてて回ってそう。

・矢野のFKのこぼれ(といってもヴェルディの最終ラインまで行ってる・・・)をもう一度、中央の宮地へ。宮地から一樹、一樹が狭い所をドリブル。そして、相手を十分に引きつけておいてラストパス。これをGKと一対一になったかんぺーが珍しく 落ち着いてちょこんと蹴ってゴールへ流し込み2−2とあっさりと同点。一樹があそこでDFを引きつけるのも、かんぺーが思いっきりシュートしないのも珍しい。そうか、みんな成長してるんだな。

・同点に追いついた途端にさっきまで「どしゃぶり」って感じの雨が降っていたのに、ピタッと止まった。雨男はかんぺーか? かんぺーのストレスに影響して雨が降るのか?などと話している間に必殺技炸裂。一樹の元祖「直線ドリブル」発動。しかし、大雨が降った水溜まりの多いグラウンドでは 技も出せず・・・。一人も抜けなかった。余談ではあるが「直線ドリブル」って日向小次郎の無理矢理ドリブルのことを言うらしいぞ。それでも、まぐろんは使い分けて書いていきますのであしからず。

・またも、FK。今度は壁も最初から下がってる・・・それもそのはず、先ほどは怒った矢野のキャノンを一発壁にお見舞いされてるから完全にビビってしまい、壁が徐々に下がっていく。そこを矢野でビビらせておいて蹴るのは高橋。しかし、枠のギリギリ外へ・・・。 ちなみに壁は完全に矢野が蹴ると思いこんでるから、高橋のキックでは誰も飛んでませんでした。矢野でビビらせるという方法もあったか。

・行くぜ!必殺「直線ドリブル!!」得点取ったから気持ちも充実。必殺技を連発しだした一樹。今度は一人かわしてそのままPA内まで侵入するも、そこで相手に足をかけられて転倒・・・しかし、ピエトロは笛を吹かず。これに怒った一樹が一言。
「おい!!お前さっきから何だよっ!!」
・・・・言っちゃいました。文字で書くと柔らかいけど、実際は選手名鑑での一樹の個人写真の様な態度で言っております。さっきから審判への文句ばっか言っております。そのうち退場処分になりそうだ・・・それでも、この暴言も審判は気付いてない。 選手交代矢野に代えて加々美太一投入

     一樹    石田                  一樹    石田
                                         
                                     
  大悟          太一          高地 大悟        太一 
                          ↑↑     かんぺー    
                     攻    ↑↑               
     宮地   かんぺー      →撃→   ↑↑      宮地    
                     時    ↑↑              
高地              羽山        高地              羽山
     望月    高橋                  望月    高橋    


        高木                        高木
・選手交代と同時にピンチ。相手のスルーパスから榎本 潤がGK高木と一対一へ。これを榎本がスライディングでシュートを狙うも高木が見事なセーブ。それも望月がなんとかファーサイドのコースを消しに詰めたり、ゴールの中に走り込む高橋と頭を使う守備で 活躍してます。(っていうか当たり前だよね)

・行くぜ!必殺「直線ドリブル!!」得点取ったから気持ちも充実。必殺技を連発しだした一樹。今度は一人かわしてそのままPA内まで侵入するも、そこで相手に足をかけられて転倒・・・しかし、ピエトロは笛を吹かず。これに怒った一樹が一言。
「てめぇ!!さっきからどこ見てぇんだよぉ!!」
・・・・またまた言っちゃいました。文字で書くと柔らかいけど、実際は選手名鑑での一樹の個人写真から髪型を坊主にした様な態度で言っております。コピー&ペーストで二回も同じ事をやっちゃったけど、今度は審判も容赦しません。一樹が警告をもらいました。 っていうか自業自得です。退場じゃなかっただけ感謝しましょう・・・。

・守備もやるし攻撃時にはFWの位置まで上がっていく・・・そんな、かんぺーがパスカット。前半は居るんだか居ないんだか分からなかったが、後半は見違えるように大活躍。そのまま太一へさばいて、太一が右サイドの羽山に上がるように指示。羽山もそのまま全力疾走して ボールをもらいダイレクトでクロスをあげる。これはゴールラインを越えたけど、攻めのカタチが何回も作れるようになり見る方も楽しいサッカーだ。

・危ないって。FC東京がFK。これが誰にも当たらずにワンバウンドして高木がキャッチ・・・しようとしたらワンバウンドめで急激に変化して高木の頭上を越えた。っていうかこれって枠に向かって蹴ってたら入ったんじゃない? 雨のせいでボールがイレギュラーしたんだけど、いろんな事が起きるグラウンドです。7番の石田に代わって13番の森永が投入。

     一樹    森永                  一樹    森永
                                         
                                     
  大悟          太一          高地 大悟        太一 
                          ↑↑     かんぺー    
                     攻    ↑↑               
     宮地   かんぺー      →撃→   ↑↑      宮地    
                     時    ↑↑              
高地              羽山        高地              羽山
     望月    高橋                  望月    高橋    


        高木                        高木
髪の毛がライオンみたいになってる・・・森永ってこんな選手だっけ?見ない間に選手達の風貌が代わってたりするから覚えるのがたいへんだな。 途中交代だからすごく元気で走り回っておりました。

・またもFK。今度は直接ではなくて普通にロビング。これをニアサイドで待っていた一樹がものすごい跳躍力で中央のかんぺーへ。これをかんぺーがスライディングシュート。相手GKも飛び出してクラッシュ。 しかし、ファーサイドにこぼれた球を今度は太一が押し込んでなんと後半だけで3得点で一気に3−2と大逆転。しかも、サテライトでは珍しいゴール後のパフォーマンス付き。前節のJ2で藤吉が見せたような 「親父寝そべり」を見せた。しかも、藤吉同様足を広げて喜んでるし。FC東京のサポはムカつくだろうな。

・普通にあげたクロスに相手GKがキャッチ。これをGKを邪魔する意味で森永がちょっこいを出す。帰り際にさりげなく相手に触れた所、相手GKも大袈裟に転倒。これを見たヴェルディのGK高木が一言。
「おい!!ただ、コケただけだろーが!!」
FC東京サポが一斉にムッとした顔で高木を睨んでおりました。それでも、この状況で何も動じずに野次を飛ばせるようになったとは高木も成長したなぁ〜。(これは成長なのか?)

・中盤で面白い軍団発見。メンバーは太一・かんぺー・宮地の3人。相手がボールをもったらすかさずスライディングタックル。そう、「特攻ヴェルディスライディング部隊」とでも名付けようか。(だから、ネーミングセンス無いんだってば。) 雨で濡れたグラウンドなのでスライディングが滑る滑る。これが気持ちよかったのか楽しかったのか見事に3人で連発。このなかで一番飛距離があったのはかんぺーでした。7〜8mは滑っていたのでは?

・「はん、俺は技術もあるんだぜ」とでも言いたげにかんぺーが宮地の出した横パスをダイレクトで左足アウトサイドにかけたスルーパス。しかも、フリーで待っていた大悟へ絶妙なパスとなった。これを大悟が切り返してDFをかわそうとして転んじゃってクリアされる。 全選手がイキイキとしている。雨降る中なのに選手達はどこか楽しそうにサッカーをしている。

・またもFK。今度は矢野もいないので面白み無し・・・また、高橋が蹴ると思いきやボールへ近づくのは一樹。一樹が直接狙うも惜しくも枠の外へ・・・。なかなか、いいFK持ってるという感じだった。 セットプレイで得点が出来るというのは強みだからね。そして、このまま試合は終了。前半は2失点だけど後半は3得点で大逆転勝利を収めました。

ヴェルディ第一グラウンド
ヴェルディ第一グラウンド
ヴェルディサテライト VS FC東京サテ
            0 − 
            3 − 
            3 − 
平本一樹得点小林成光
富澤清太郎得点三田 光
加々美太一得点 


 ・おまけ
・いやぁ〜、もう最高です。こんな面白い試合なら前半全く動かないで0−2にされてもいいかも。トップの試合に行くよりこっちを見て2千円なり払ってもいい。それぐらいスカッとした試合でした。後半はトップでも通用する。 個別に選手の評価をいきましょうか。トップの選手でもあるDF羽山は完全に守備の位置からオーバーラップをかけずにCBとなっておりました。本来は右サイドを駆け上がるだろうから、もっと攻撃的になってもいいかも。 後半太一が指示してオーバーラップを促した時に鋭い攻め上がりを見せたのだから、もっと積極的に攻めよう。関東大学リーグMVPの実力なんだから、これに甘んじないでもっと出来るはず。CBの高橋はそこそこ出来ていました。 ゾーンでの望月との連携と言い、なかなか悪くないという印象。ただ、空中戦での弱さだけは厳しいか。実際、それで1失点を喫しているだけに、松原起用が一番いいのかも。高地は本当に攻撃大好きという感じ。怒られても怒られても攻撃一辺倒。 そんだけ好きならしょうがないか、もしかするとこいつのせいで羽山が攻撃参加を自粛してるのか? MF石田は期待していたが、いまひとつだった。前半キレのあるドリブル突破を見せたが、それだけだった。MF大悟は積極的にスルーパス、キラーパス、 ダイレクトでのクロス、サイドへのさばきなど技術の高さを見せた。しかし、もっと二列目からの飛び出しを期待したい。早く佐野とのゴールデンコンビを見たいが、今は一樹・矢野らと結果を残して行くしかない。途中交代の森永は最初から 最後まで必死に走り回った。この姿勢だけは満足。GK倒した時のネタは森永にはすまんが笑ってしまった。


MOM : FW平本一樹     
MOM : MF富澤清太郎    二度目
MOM : MF宮地 宏     
MOM : MF加々美太一    
MVP : DF望月隆司     二度目
MVP : GK高木義成     

・っていうか多すぎ!!受賞させすぎ!!一体何のタメの賞なんだこれは。とりあえず勝利に貢献したのは文句無しに後半の流れを変えてくれた一樹がトップ。先制点だけでなく全得点に絡む活躍もしている。今日の一樹は前半は完全に眠っていたが、 後半早々のヘディングだけで息を吹き返した。ここから必殺技の直線ドリブルなども発動し、ネタ的にも尽きない面白い攻めをしてくれた。二番目はやはりかんぺー。同点ゴールだけでなく逆転ゴール時のアシストも決めた。今日のかんぺーは今までにない「俺王」としての動きが 攻撃面で非常にイキていた。それだけでなく一つのプレーで終わってしまいがちな「かんぺー」がちゃんと守備時にも全力で戻っている。しかも、体力・運動量ともに果てしないので相手にとってはなかなか厄介だったはず。これからもこのかんぺーなら言う事無しですな。 なにせ、トップのボランチ山田・米山・瀬沼とどれともかぶっていないので、面白い存在になれそう。あとは迷監督次第。そのかんぺーと一緒にボランチで頑張ったのは宮地社長(まぐも勝手にこう呼ぶ)。宮地は非常にカバーリング能力に優れているので、かんぺーの 後始末を適切に行っていた。しかし、後半はかんぺーの動きが良くなってか、キャラに似合わず「特攻スライディング部隊」に入ってしまう。こういうのは汚れ役に任せましょう。宮地くんの様に繊細で技術のある選手が入る部隊ではありません。ただ、後半はかんぺーの攻撃参加からの全力帰還守備のおかげで 自分も上がるシーンがあったりと非常に動き自体もよかった。途中交代で逆転ゴールを上げたあげくにパフォーマンスまでしちゃう太一も受賞。得点自体はラッキーだったが、それ以外にもかなり目立っていた。意外にキャラも面白いし、一言一言面白いネタもあり、今後が非常に楽しみ になってきた。

・MVPでは望月と高木。この2人は前半こそ2失点を喫したが、後半のピンチのシーンでことごとく防いだのを評価しての受賞。高木は非常にナイスセーブが多く、的確なコーチング、ものにし始めたキックなど成長の軌跡がはっきりしている選手だ。最近は高木の 美声によるネタも多くなり、某応援団金髪男も満足していることだろー。

   −最後に一言−
「まぐの周りにいたガスサポよ。ざまーみろー!!」
(本日、最大フォント、パクってばっかですいません。)



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