2003年 関東予選2次リーグ


・ビバッ!ユーーーースゥゥッ!!Jリーグ無いからつまらないというアナタ、ヴェルディのいない代表を見てるアナタ、ユースです。今月はまるまるユース強化月間なのです。どうせ、本大会は福島なので見にいけません。 だからこそ、まぐにとってここがユースの本大会なのですよ。今から将来のヴェルディ戦士を見に行こうじゃありませんか。この試合の注目は・・・リッキーーーーーッ!!

ヴェルディ第一グラウンド
 
   東京ヴェルディユース
VS
   常総アイデンティ
  監督与那城ジョージ  
  GK前川キヨシ善洋  
  DF富田晋伍  
  DF24坂口達也  
  DF塗師 亮  
  DF白井 渉  
  MF小野雄平  
  MF17向山タツヤ  
  MF12宇佐美 潤  
  MF30萩尾勇真  
  FW10北脇"豪鬼"里規  
  FW林 陵平  


・毎年、福島で行われる「全日本クラブユース選手権」その関東地区代表を決めるのです。枠は確か9。最近のヴェルディユースは本大会に進出すれどもタイトルとは無縁になってしまいました。 そのうえ、関東予選もギリギリの順位で突破したりと難関続きです。でも、今年は違う。関東王者として福島へ行くのだ。そのため、ちょっと大会概要をチェック。まず、1組5チームのリーグ戦を行い2位以内は無条件突破。 後は順位付け決定戦を適当にやるだけ。各組3位は敗者復活戦、これを制した1チームで関東代表となる。我らがヴェルディユースの組は浦和、湘南、常総、奥寺SA。まぁ、2強+1ってとこでしょうか。邪魔な存在は浦和だけか。

    りっきー   林                  りっきー   林     
                                       
                          白井 萩尾   小野   ウサ
   萩尾        ウサ           ↑↑                
                          ↑↑               
                     攻    ↑↑              とみ
     小野    タツヤ      →撃→   ↑↑      タツヤ     ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
白井              とみー       白井              とみ
     塗師    坂口                  塗師    坂口


        前川                        前川
・いやぁ、大会概要って毎年変わるんだよね。いま、変換したら「大会が異様」って出る始末だし。って関係ないか。前は二位で突破しても決勝トーナメント1回戦で負けたら敗者復活戦行きだったし。ま、福島の話はそれぐらいにして、どうせ行けないんだしMさんに任せてと・・・(無責任)。 まぐはアイデアを振り絞って今月のユース月間を事細かに書いて行きたいと思います。ユースにとっては偉い迷惑な事も書きまくって行きましょう。

・試合前に常総アイデンティが円陣を組む。普通なら「行くぞーっ!」「おーーーーっ!!」とか言うもんだが、最近は何を言ってるんだか分からないものも多い。今回の常総もそのクチだ。しかも、別の言葉に聞こえるという最悪のもの。これを聞いてまぐはこの試合勝ったなと思ってしまったよ。だって、 掛け声なのに「何とかなるって!」「おーーーっ!」って言ってる様に聞こえたんですよ。こりゃ、勝てるでしょ。

・まず、何よりもラインが高い。李サッカー以来だね、こんなに高いラインを見るのは。ハッキリ言ってセンターラインがそのまま最終ラインみたいになってるし。

・相手がセンターサークルでファール。このボールをすぐに小野がフィード。まるでビルマルクを思わせるかのような早いセットプレイ。ずる賢さはドゥンガ並。でも、今日の審判はやたらとポイントにこだわるので無駄に終わる。 ちっ、余計な事を。試合最後までポイントにこだわってましたよ。誤差1mでダメでした。

・ゴールから左エリアでボールを預ける。そう、ただ預けただけだ。これをリッキーがトラップから、ボールを半歩前へ調整。その瞬間、一斉に影が動く。りっきーの裏には白井が大声で呼び込みながら。ファーサイドには宇佐美も。中央には林が構え、小野や萩尾も前へ走る機会を伺う。しかし、その時すでにリッキーの背中には「天」の文字がッ! 究極奥義「瞬獄殺」。ほんの半歩前へボールを置いて即蹴り。ゴール右中断サイドネットへズドンッ! 勢いを失わない強烈キャノンシュート。まるで神戸戦のエムボマのごときシュート。こ、こいつはバケモンだ。スーパーシュートで先制点という非常に楽な展開で1−0先制。一瞬にしてベガの様にやられてしまうので対戦相手は注意だ。やり方は 十字キー→+弱パンチ+・・・以下略。

・相手にとっては精神的ダメージも大きいというのに。前線から早いプレスと全力サッカーで相手を圧倒。今度はFK。先ほど、リッキーがゴールを決めた同じ位置。左エリアからの直接FK。しかし、蹴るのは1年の萩尾。なんせ、黄金世代ですからね。ゴールドセイントたるものFKぐらいは蹴れるのさ・・・って壁を越えて曲がって落ちる。ゴール左下ワンバウンドの難しいシュートをGK がスーパーセーブで得点ならず。うおーーーーーーー! ほんとにゴールドセイントだ。マジで1年生ですか?アナタは。

・相手もしっかりと攻めてきた。白井の裏を付かれてスルーパス。これを中央に折り返されるも塗師クリア。このこぼれをアウトサイドボレーでシュート。ゴールの外から巻いて入るシュートも外へ。危ねぇギリギリ。何だか、プレーぶりといい、テクニックといいトップ顔負けのサッカーなんですけど。

・前半からずっと飛び出しまくりの宇佐美。仲間がボールを持ったら最終ラインと言えども、裏へ走り出す。藤田も奥も真っ青の全力飛び出し。いや、走ってるんですよコレが。ガンガン飛び出すムービングサッカーなんですけど、たった1回宇佐美が疲れたのか上がらなかった。さっきから上がりまくってるのに パスも来ないから、1回ぐらいいいやと思ったのだろう。しかし、この厳しい指示が。「ウサァ!上がれよッ!!」・・・・・しょぼーん。凹むウサ。彼はきっと「じゃ、じゃあパスくれよ」と思ったに違いない。

・ウサちゃん小野ちゃん愛の劇場。ってか「ムチとムチ」って気もする。愛はどこ? 小野が左サイドでキープ。一斉に動き出すユースっ子達。しかし、そこへあえて中央へスルーパス。でも、パスは来たけど、ウサは走らなかった。またも、キツイこのお言葉。「ウサァ!走れよッ!!」・・・・・しょぼーん。凹むウサ。 それでもずっと走りこむ全力サッカーやってるのは偉い。ウサちゃん小野ちゃん愛の劇場はまだまだ続く・・・。

・ボールを持ったら速攻ロングフィード。センターサークルで林がヘッドでリッキーへ。リッキーがボールを持ってルックアップ。相手DFの声「・・ハッ! こ、こいつはさっきのバケモノ。打たれたら勝てない、勝負されたら勝てない。そ、それなら今の内に・・・エイッ!!」と二人もいたDFが同時にリッキーにぶつかろうとする。 しかし、リッキーはダイレクトで誰もいない左エリアへスルーパス。ここに全力で走ってきたのは萩尾くん。シータばりの「海に捨ててポーズ」は確認出来なかったが、ボールをもらって独走。そのまま、誰もいないのでGKと一対一。これを萩尾くんが落ち着いてキックフェイントを細かに入れつつゴール左下へ流し込み。2−0と追加点。 うおーーーーー!なんじゃ、この1年はーーー! さすが、ゴールドセイント。末恐ろしい1年ですわ。まったく・・・ホントニ1年生デスカ?アナタハ?って無感情なカタカナ表記にしちゃうぞ。

・えー、あなたの気持ちはよく分かる。こんだけスーパーゴールやられちゃ辛いのは分かるよ。相手GKのコーチングです。「オイ! 恐がんなッッ!!ライン上げろよッッ!!!」・・・無理言っちゃいかんよ。恐いものは恐いのさぁ。なんせ、先制点は豪鬼ですからね。

・簡単に戦術紹介。間延びしない様に最終ラインは高いラインを保ち、前線(林が◎)から激しいプレッシャーで相手を追いかけまわし、奪ったら速攻で攻めあがる。ボールの持ち過ぎは厳禁らしく、ある程度持ちすぎると小野に怒られる。攻める時にボールを持っていない選手は全力で飛び出すのが特徴。 特にサイドバックや二列目の選手は常に全力で無ければならない。なるべく、全力で走ってる選手にパスを出す。難しくてもチャレンジすること。いやぁ、こんだけ走るのはいいけど夏は辛くないか? 福島って暑いぞ。熱中症には気をつける様に。

・そういう戦術なのだが、もちろん90分通して出来るはずは無い。なので、なるべく流す時間帯もおのずと出てくる。でも、小野は無尽蔵の体力がある「浦安鉄筋家族の小鉄」の様な存在だ。たかだか30分そこらではへこたれない。ところが・・・すでにバテてる選手が数名。 「ねぇ・・・ねぇ、小野くん、ゆっくり、ゆっくり・・・。」ゴールドセイントの萩尾くんだ。体力面ではやはり1年生なのだろう。無理矢理、パス出せばまだ走れる様だがバテてるぞ。・・・でも、ここでまだ走りつづける選手ももう1人いた。それは宇佐美だ。逆に活き活きして走り回ってる。 まるで「浦安鉄筋家族の仁」の様な存在だ。しかも、奇妙な「おのっちょ!」とか言いまくってるし。ま、まさか小野の事を読んでる訳じゃないよなぁ・・・。

・そんなこんなで笑いながらノートを取っている最中にぽーんとボールが空高く飛んだ。これを右エリアで小野がジャンプ。小野は上背無いのに空中戦は負けない。これをゴール中央に向かってヘッドで折り返す。ここに何故かDFと一対一で待ち構える男がッ!。あ〜あ、あのDFもかわいそうに。 一対一の状況で・・・リッキーと競るなんて・・・。豪昇竜(右+下+右下+パンチボタン)で天高く飛び、ふわ〜としたボールに威力を付けた。実際はGKの正面である真上に飛んだシュートも打点の高いヘッド故に座り込んでしまったのだ。これも決まって3−0。ここまでリッキー2得点1アシストだ。

・相手のボールを奪った林。でも、いい位置で奪ったために仲間からの攻め上がりは無い。さっきも同じ状況で迷って迷ってグシャ・・・とつぶされただけに今度は勝負に出た。もらって誰も居ない・・・よーし、勝負だ。と見せかけて逆にシュート。これは見事なループシュート気味に飛んでいき、 クロスバ−直撃。うーん、惜しい。どうも、りっきーの影に隠れがちだけど起点にはなってるぞ。

・もう、安全運転じゃない。これからは「頭文字-イニシャル-D」と呼べ!! 左サイドの白井くんが相手のサイドチェンジをカット。このサイドチェンジをもらおうとした選手をあっさりと二人交わすとギアチェンジ。一気にトップへ。センターラインを超えるとこんなに速かったのかと思うほどのスピードで抜きまくる。 こっから一気にDF2人も抜いてゴールラインまで突っ走る。ゴールライン深い所ギリギリまで走ってセンタリング。これをファーサイドのリッキーがボレーで狙うもホームラン。白井が・・・白井が・・・安定感抜群の男が才能開花。走ってる時はF1中継のオープニングテーマが聞こえてきたよ。これで前半終了。 結果も内容も大満足。ってか、正直にトップよりお金取れるよ。




   −後 半−
・誰かが全力で走るチャレンジをしたなら、ボールを渡す方もチャレンジしなければならない。何と言う向上心サッカーだろうか。やればやるほど上手くなる。そんな理想像の様なサッカーだ。一度、足を運んで見てみる価値ありだぞ。 ってか、フロントや強化担当さん、スタッフズも一度見てみませんか。トップより面白いよ。

・右サイドでとみーが上がる。一緒に宇佐美も上がる。ともに全力サッカーだ。しかし、これにFWの林がフォローに来たのだ。これと同時にジョージさんの怒号が響く。「ハヤシーーーーー! ナカ、モドレーーー!!」どーも、PA内で誰もいない状況じゃしょうがないだろと言いたかったのか。ジョージさんの考え方が 分かるシーンでした。

    りっきー   林                  りっきー   林     
                                       
                          白井 萩尾   小野   弦巻
   萩尾        弦巻           ↑↑                
                          ↑↑               
                     攻    ↑↑              とみ
     小野    タツヤ      →撃→   ↑↑      タツヤ     ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
白井              とみー       白井              とみ
     塗師    坂口                  塗師    坂口


        前川                        前川
・全力で飛び出す姿勢は本当に素晴らしかった。小野っちょという奇妙な言葉を残して交代。代わって入ったのはゴールドセイントの一人である弦巻。

・セットプレイはほとんど黄金聖闘士(ゴールドセイント)の萩尾くんが蹴る。セットプレイには絶対の自信があるのかな。このCKのこぼれが高〜く浮いてしまった。その落下地点にはタツヤ。じっくりとタメて・・・落ちてくるのをギリギリまで待って待って待って待って・・・右足アウトサイドでズドン! うわーーーーっ!入ったーーーーーっ!!! ゴール左に綺麗なシュート。落ち際シュートは場外ホームランが相場なのに、抑えて蹴った素晴らしいキックだった。これで4−0。

    りっきー   野中                 りっきー   野中    
                                       
                          白井 萩尾   小野   弦巻
   萩尾        弦巻           ↑↑                
                          ↑↑               
                     攻    ↑↑              とみ
     小野    タツヤ      →撃→   ↑↑      タツヤ     ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
白井              とみー       白井              とみ
     塗師    坂口                  塗師    坂口


        前川                        前川
・林にかえて野中? あの、まったりファンタジスタの? しかも、FWかい? そんな出来るの?・・・なんて疑ったまぐがバカだった。前線に入るや否や、激しいプレスを敢行。しかも、全力プレーやってるぞ。全力で走る野中くんなんて見た事ないぞ。 ジョージサッカーに合う様だぞ。

・「のぶき! 周り見ろよっ!」・・・? のぶき?誰だ?・・・あぁ、野中くんの事か。野中伸基だもんね。でも、誰だ呼んだの・・・あーーーーっ!小野っちょだーーー!。前は「野中ッ!」って呼んでたのに。どうして。 この二人の間に何があったんでしょうか。苗字呼びから下の名前へ。いきなり親密な関係になった二人には一体何が・・・次週へ続く。次回は「共通の友人がきっかけで・・・」をお送りします。何じゃ、ソレ。

    りっきー   飯川                 りっきー   飯川    
                                       
                             麻生   野中   弦巻
   麻生        弦巻                            
                                          
                     攻    杉山              とみ
     野中    タツヤ      →撃→   ↑↑      タツヤ     ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
杉山              とみー       杉山              とみ
     塗師    坂口                  塗師    坂口


        前川                        前川
・小野に代えて飯川、萩尾に代えて麻生、白井に代えて杉山。なんか、杉さんって呼びたくなるね。

・あらま、メンバーが大幅にかわった途端全力サッカーが影を潜める。ジョージの戦術理解もまだまだ浸透してるとは言いがたいようで。

・まったり野中くんの右サイドへのスルーパス。これを右サイドで飯川くんがもらう。「おらー!どけどけー!」そうなんです。飯川くんは3代目直線ドリブラーなのです。 バッサバッサとDFを薙ぎ倒し、PA内へ侵入。そのまま、おもむろにシュート・・・・・って空振り。こういうとこも直線ドリブラーらしいですね。試合終了。

6/1 関東2次予選
ヴェルディ第一グラウンド

東京ヴェルディユース
 VS 
常総アイデンティ

前−半

後−半

合−計

北脇里規

  

(北脇)萩尾勇真

  

(小野)北脇里規

  

向山達哉

  


   −おまけ−
 ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
・いやぁ、楽しかった。満足満足。まぐがあんだけ走ったら次の日大変ですよ。それでも、DFラインはヒマだったですね。塗師、坂口、前川にとっては観戦記に名前すら出ませんからね。これでは仕方無いです。 他には小野の運動量豊富な攻め上がりもあってか、タツヤくんが完全に守備的MFになってましたね。バランスも取れてて良かったです。こいつは来週の浦和ユースが楽しみだ。

   −今日の受賞者−
MOM : FW北脇里規    2度目/通算3度目
MOM : MF小野っちょ   3度目/通算6度目
MVP : FW北脇里規    2度目/通算4度目
MVP : MF萩尾勇真    初選出
MVP : DF白井 渉    初選出/通算2度目
MVP : MF宇佐美 潤   初選出


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
文句無しの二冠王。リッキースーパーゴールに2ゴール1アシスト。誰が文句言いましょうかってな具合ですよ。他には攻守に渡って動きまくりの小野っちょでしょう。小野にとって自らの運動量を最大限に活かしてくれる ジョージサッカーは大歓迎。今年は小野ブレイクの予感。福島でMVPとか取っちゃう? 他にはセットプレイの鬼、ゴールドセイントの萩尾くん。途中で「小野くん、ゆっくり」と可愛さアピール。ってそれは関係無い。 あの落ち着き払った初ゴールは素晴らしかった。それとイメージを一新させたスピードサイドバックの白井くん。あんなに足速いなら、もっと前からやりゃいいじゃんと思ったりして。さぁ、これでネタ王の小澤はどうなる? 最後に新しいニックネームで笑いをくれた宇佐美。ボールを持って勝負というイメージの強いアタッカータイプだっただけに、宇佐美にとっては辛いかと思いきや順応。しっかりと自分の物にしているようだ。これからは 二列目からの飛び出しでゴール量産みせてくれるさ。全力走るの好きそうだし。




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