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2014年FIFAブラジルワールドカップ

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国のブラジルのみ予選が免除されている。サッカーが文化として根付いているブラジルで開催されるものなのに、現地では工事が大幅に遅れたり死亡事故なども多発している。 好景気と言われるブラジルだが、格差が激しくワールドカップ開催を中止するべきというデモも多発する中での開催となった。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第1節
エスタジオ・ミネイロン
ブラジル
VS
チリ
ルイス・フェリペ・スコラーリ監督  監督ホルヘ・サンパオリ
ジュリオ・セーザル12GK  GKクラウディオ・ブラボ
(警告)ダニエウ・アウベスDF  DFフランシスコ・シルバ(警告)
チアゴ・シウバDF  DF17ガリー・メデル
ダビド・ルイスDF  DF18ゴンサロ・ハラ
マルセロDF  MF21マルセロ・ディアス
フェルナンジーニョMF  MFマウリシオ・イスラ
(警告)ルイス・グスタヴォ17MF  MFエウゲニオ・メナ(警告)
ネイマール10MF  MF20チャルレス・アランギス
(警告)フッキFW  MFアルトゥロ・ビダル
オスカル11FW  FWアレクシス・サンチェス
フレッジFW  FW11エドゥアルド・バルガス
        
(警告)ジョー21FW
IN
MF16フェリペ・グティエレス
フレッジFW
OUT
MF11エドゥアルド・バルガス
ラミレス16MF
IN
FWマウリシオ・ピニージャ(警告)
フェルナンジーニョMF
OUT
MFアルトゥロ・ビダル
ウィリアン19MF
IN
DF13ホセ・ロハス
オスカル11FW
OUT
DF17ガリー・メデル


6/29(日)ROUND16 第1節
エスタジオ・ミネイロン

ブラジル
 VS 
チリ

前−半

後−半

延長前

延長後

合−計

P−K

(Tシウバ)ダビド・ルイス

 アレクシス・サンチェス(バルガス)


       −ブラジルメンバー−                  −チリメンバー−       

          フレッジ                    バルガス  サンチェス     
 オスカル    (ジョー)     フッキ          (グティエレス)          
(ウィリアン)                                           
          ネイマル                    Aビダル  アランギス     
                            メ  ナ (ピニジャ)       Mイスラ
                                                  
       グスタボ  フェルナン                   ディアス         
            (ラミレス)                                

 マルセロ  Dルイス  Tシウバ  アウベス        ハ  ラ  Gメデル  Fシウバ   
                                    (Jロハス)        

          セーザル                       Cブラボ         




            ブラジル:先攻           後攻:チ  リ            

|GKの動き|コース| キッカー名  |−| 回 数 |−| キッカー名  |コース|GKの動き|
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
|     |   |   Jセザール|−| G K |−|ブラボ     |   |     |
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
| 右 下 |左 下| ダビド・ルイス|○| 1本目 |×|ピニージャ   |正面防| 正 面 |
|右 下 外|左 下|   ウィリアン|×| 2本目 |×|サンチェス   |左 下|左 下 防|
| 右 下 |右下当|    マルセロ|○| 3本目 |○|アランギス   |右 上| 正 面 |
|正 面 防|正 面|     フッキ|×| 4本目 |○|ディアス    |正 面| 右 下 |
| 右 下 |左 下|   ネイマール|○| 5本目 |×|ハ  ラ    |右 下|右 下 棒|


   −プチ観戦記−
・いやね、まぐはどんな大会でも、どんなに弱いチームだろうと、全大会「ブラジル推し」を決めてかかっております。理由はどんなに努力しても、どんなに練習しても辿り着けない境地に居るからです。もはや、センスだけでサッカー出来ちゃう様な。 そんなブラジルがまさかの一回戦負けのピンチに陥りましたよ。前大会王者のスペインですら退けた今大会屈指の運動量。3−1−4−2で上下動し続けるサッカーに翻弄されまくり。守る時は5バック+3ボランチぐらいに守る、あのシステムで ブラジルがセットプレイからしかゴールを奪えなかったのです。GKと一対一になりそうなチャンスは無く、ネイマールの強引な突破からシュートとか、遠目からのフッキキャノンに頼るのみ。まぁ、それも枠へ飛んでくるので充分勝てそうでしたけど。 逆にたまのカウンターから襲い掛かるチリの方が優勢に感じる事もありました。最終的にはPK戦での決着。PK戦の場合は強い弱い関係無いですからね、非常に危ない試合をものにしてブラジル一回戦突破です。

   −今日の受賞者−
MOM:GKジュリオ・セーザル(ブラジル)
MOM:DFダビド・ルイス(ブラジル)
MOM:MFネイマール(ブラジル)
MOM:FWフッキ(ブラジル)

MVP:FWアレクシス・サンチェス(チリ)
MVP:MFマルセロ・ディアス(チリ)
MVP:FWマウリシオ・ピニージャ(チリ)
MVP:MFチャルレス・アランギス(チリ)

・まぁ、PK戦で2つ止めたGKを誉めない訳には行くまい。そもそも、ブラジルも2つ外してるしね。んで、この試合の先制点であるダビド・ルイスがMOM。ネイマールはまぁ当り前としても問題はフッキ。実はこの試合でロングシュート撃ちまくって ほとんど枠へ飛んでるんですが、サンチェスの同点弾はフッキのパスミスから。しかも、最後はPKまで外しちゃったりなんか。その上でまだワールドカップ初ゴールが無い。だから、この試合ではめちゃくちゃ走ってたし、色々な場面で顔を出してました。 さぁ、フッキの初ゴールはあるんでしょーか。んで、対戦相手ではそのブラジルから大金星を得る一歩手前までやってきたピニージャがMVP。延長後半終了間際、このピニージャが放ったミドルシュートは惜しくもクロスバー直撃。 あれが決まっていたらPK戦なんてまだるっこしい事も無かったはず。いやー、危ない危ない。薄氷の勝利でしたよ。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第2節
エスタジオ・ド・マラカナン
コロンビア
VS
ウルグアイ
ホセ・ペケルマン監督  監督オスカル・タバレス
ダビド・オスピナGK  GKフェルナンド・ムスレラ
カミーロ・スニーガ18DF  DF16マキシミリアーノ・ペレイラ
クリスティアン・サパタDF  DF13ホセ・マリア・ヒメネス(警告)
マリオ・ジェペスDF  DFディエゴ・ゴディン
(警告)パブロ・アルメロDF  DF22マルティン・カセレス
アベル・アギラールMF  MF17エヒディオ・アレバロ・リオス
カルロス・アルベルト・サンチェスMF  MF20アルバロ・ゴンサレス
ファン・ギジェルモ・クアドラード11MF  MFクリスチャン・ロドリゲス
ハメス・ロドリゲス10MF  MFアルバロ・ペレイラ
ジャクソン・マルティネス21FW  FW10ディエゴ・フォルラン
テオフィロ・グティエレスFW  FW21エディンソン・カバーニ
        
アレクサンデル・メヒア15MF
IN
FW11クリスチャン・ストゥアニ
テオフィロ・グティエレスMF
OUT
FW10ディエゴ・フォルラン
フレディ・グアリン13MF
IN
MF18ガストン・ラミレス
ファン・ギジェルモ・クアドラード11MF
OUT
MFアルバロ・ペレイラ
アドリアン・ラモス19FW
IN
FWアベル・エルナンデス
ハメス・ロドリゲス10MF
OUT
MF20アルバロ・ゴンサレス
   
SUB
DFディエゴ・ルガノ(警告)


6/29(日)ROUND16 第2節
エスタジオ・ド・マラカナン

コロンビア
 VS 
ウルグアイ

前−半

後−半

合−計

(アギラール)ハメス・ロドリゲス

  

(クアドラード)ハメス・ロドリゲス

  


      −コロンビアのメンバー−               −ウルグアイのメンバー−      

     グティエレス  マルティ                 カバーニ  フォルラン      
     (Aメヒア)                            (ストアニ)      
                                                   
   ハメスR          クアドラ               Aペレイラ          
  (Aラモス)        (グアリン)              (ラミレス)         
                               Cロドリ        アルバロ    
      サンチェス  アギラール                   アレバロ (アベルE)   


 アルメロ  ジェペス  Cサパタ  スニーガ     カセレス  ゴディン  ヒメネス  Mペレイラ


          オスピナ                       カルネジス         


   −プチ観戦記−
・いやー、まぐが得点王にまで推していたFWスアレスがまさかの噛み付き。これにより、国際Aマッチの10試合欠場と4ヶ月のサッカー活動禁止という措置を食らってしまいました。これでこの試合の興味が格段に減るというね。 お互い負けたく無い意識が強いせいか、せっかくの南米対決なのに消極的な姿勢。ミドルシュート意外の魅せ場ば全く無かった程に。しかし、その内の一本を決めてしまうハメス・ロドリゲス。これでコロンビアが労せずして先制。 後半開始早々にも、左サイドからのクロスをクアドラードが折り返した先にハメス・ロドリゲスが待っててゴールイン。またしても、労せずに2−0とリード。今大会のキーワードにもなりそうな「スターシステム(スターは走らなくていい)」を採用し、 ハメス・ロドリゲスもあんまり走って無かったりします。何とか追いつこうとウルグアイもカバーニを中心に攻め込むが、チャンスらしいチャンスまで後半30分過ぎにならないとおきないぐらいの凡戦に。そら、ブラジルのお客さんもブーイングするわ。最後はウルグアイが猛攻を魅せるも得点ならず2−0でコロンビアが予選を突破した。

   −今日の受賞者−
MOM:MFハメス・ロドリゲス(コロンビア)
MOM:DFカミーロ・スニーガ(コロンビア)
MOM:DFマリオ・ジェペス(コロンビア)
MOM:DFパブロ・アルメロ(コロンビア)

MVP:FWエディンソン・カバーニ(ウルグアイ)
MVP:DFディエゴ・ゴディン(ウルグアイ)
MVP:MFクリスチャン・ロドリゲス(ウルグアイ)

・メッシやロナウドに代表される「スターは走らなくていい」戦術をハメスにも適用しております。まだ若いんだから走りなさいよ。試合そのものはあまり白熱するものじゃなかったけど、 1ゴール目の胸トラップ落としてボレーってのは何度もリプレイされるぐらい美しかったです。あのゴールでMOMだね。右サイドのスニガ、左のアルメロともに左右に縛られないプレーヤーなのか、ハメスのスルーパスに中で貰おうと反応するシーンも多かった。 特にスニガはそれでシュートまで持って行ってる。更にCBのジェペス、敵のCBだけどゴディンらは単調なクロスの跳ね返し役として目立っておりました。後半30分過ぎの猛攻ではカバーニがフィニッシュを担当することが多かったです。残念ながら、あまり左右に蹴り分けられずに 正面ばかりでしたが。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第3節
エスタジオ・カステロン
オランダ
VS
メキシコ
ルイス・ファン・ハール監督  監督ミゲル・エレーラ
ヤスパー・シレッセンGK  GK13ギジェルモ・オチョア
パウル・フェルフーブ12DF  DF22パウル・アギラール(警告)
ステファン・デ・フライDF  DFフランシスコ・ハビエル・ロドリゲス
ロン・フラールDF  DFラファエル・マルケス(警告)
ダレイ・ブリントDF  DF15エクトル・モレーノ
ディルク・カイト15DF  DFミゲル・ラユン
ジョルジニオ・ワイナルドゥム20MF  MFカルロス・サルシード
ナイジェル・デ・ヨンクMF  MFエクトル・エレーラ
ウェズレイ・スナイデル10MF  MF18アンドレス・グアルダード(警告)
ロビン・ファン・ペルシーFW  FW10ジオバニ・ドス・サントス
アリエン・ロッベン11FW  FW19オリベ・ペラルタ
        
ブルーノ・マルティンス・インディDF
IN
DFホセ・ファン・バスケス
ナイジェル・デ・ヨンクMF
OUT
DF15エクトル・モレーノ
メンフィス・デパイ21FW
IN
MF20ハビエル・アキーノ
パウル・フェルフーブ12DF
OUT
FW10ジオバニ・ドス・サントス
クラース・ヤン・フンテラール19FW
IN
FW14チチャリート
ロビン・ファン・ペルシーFW
OUT
FW19オリベ・ペラルタ


6/30(月)ROUND16 第3節
エスタジオ・カステロン

オランダ
 VS 
メキシコ

前−半

後−半

合−計

(フンテラール)ウェズレイ・スナイデル

 ジオバニ・ドス・サントス

(PK)クラース・ヤン・フンテラール

  


         −オランダメンバー−                      −メキシコメンバー−          

         ロッベン  ペルシー                      ペラルタ  ジオバニ          
             (フンテラール)                  (チチャリト)(アキーノ)         

            スネイデル                                            

                                   グアルダード          エレーラ      
         デヨング  ワイナル                         サルシド             
        (インディ)                                               

Dカイト  ブリント  フラール  デフライ  Fフーブ    Mラユン  モレーノ  マルケス  ロドリゲス  アギラル
                       (Mデパイ)        (レジェス)                  

            シレセン                            オチョア             


   −プチ観戦記−
・どちらも5バックで挑むという守備的な試合展開に。ただ、前半はメキシコペースで試合が進み、オランダはロッベンのダイブまがいの強引なドリブル突破ぐらいしか手は無かった。 前半だけで2度もPA内で倒れたのだが、1つはPKを取られてもおかしくないものだった。ただ、日頃の行いのせいでジャッジは甘くなかった。やはり、ロッベンが倒れたらまず疑うというのがルールに入ってるかの様。 後半になっても、試合はメキシコペース。後半開始3分、バイタルで勝負したドス・サントスのミドル一発。これでメキシコが先制。失点してから、メンバーとフォメを変更して従来の4−3−3へチェンジ。実はオランダは本大会前に5バックは採用しておらず、 直前になって選手からのミーティングにより実現した。ファン・デル・ファールトが大会を欠場していなければ、考えもしなかったそうで実に危うい5バックだったわけだ。4バックになってからはオランダの猛攻が始まる。スネイデルやロッベンなどは息を吹き返し、 シュートや勝負を積極的に行った。後半42分、CKからフンテラールのヘッドで落としてスネイデルのミドル。これで同点。直後にロッベンのこの日だけで5度目のダイブが成功してPK。いやー、いずれも少しでも触ったら転んでやるという意思が伝わってくる様なドリブルでした。 まぐが主審ならどれも吹かないものだったが、これがPKとなってフンテラールのゴールで2−1。終了間際の大逆転でオランダが一回戦を突破した。

   −今日の受賞者−

MOM:MFウェズレイ・スナイデル(オランダ)
MOM:FWクラース・ヤン・フンテラール(オランダ)
MOM:GKヤスパー・シレッセン(オランダ)
MOM:FWアリエン・ロッベン(オランダ)

MVP:FWジオバニ・ドス・サントス(メキシコ)
MVP:DFラファエル・マルケス(メキシコ)
MVP:MFエクトル・エレーラ(メキシコ)

・同点ゴール、逆転ゴールに関与した選手は全員MOM。あの状況でよくぞゴールを決めました。まさか、オランダが負けるのか?とひやひやしたんもんです。ドス・サントス、ペラルタ、サルシドらが入ってもおかしくない強烈なミドルが3本も飛んでるんですが、 これをシレッセンがスーパーセーブした事で得た逆転劇。あそこで0−2になってたら勝ちは無かったでしょうね。んで、メキシコはその勝利に近づいた先制点のドス・サントス。PKを与えてしまった所だけは残念だったが、終始オランダに身体を張り続けたマルケス。 正の字の多かったエレーラがMVPです。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第4節
アレナ・ペルナンブーコ
コスタリカ
VS
ギリシャ
ホルヘ・ルイス・ピント監督  監督フェルナンド・サントス
(警告)ケイロール・ナバスGK  GKオレスティス・カルネジス
クリスチャン・ガンボア16DF  DF15バシリス・トロシディス
(退場)オスカル・ドゥアルテDF  DFコスタス・マノラス(警告)
ジャンカルロ・ゴンサレスDF  DF19ソクラティス・パパスタソプーロス
ミカエル・ウマーニャDF  DF20ホセ・ホレバス
フニオール・ディアス15DF  MF10ギオルゴス・カラグーニス
セルソ・ボルヘスMF  MFヨアンニス・マニアティス
(警告)イェルツィン・テヘダ17MF  MF22アンドレアス・サマリス(警告)
(警告)ブライアン・ルイス10MF  FW14ディミトリス・サルピンギディス
クリスチャン・ボラーニョスMF  FW16ラザロス・クリストドゥロプーロス
ホエル・キャンベルFW  FWゲオルギオス・サマラス
        
ホセ・クベーロ22MF
IN
FWコンスタンティノス・ミトログル
イェルツィン・テヘダ17MF
OUT
MF22アンドレアス・サマリス
ホニー・アコスタDF
IN
FW17テオファニス・ゲカス
クリスチャン・ガンボア16DF
OUT
FW14ディミトリス・サルピンギディス
ランダル・ブレネス14FW
IN
MF21コンスタンティノス・カツラニス
クリスチャン・ボラーニョスMF
OUT
MFヨアンニス・マニアティス
(警告)オスカル・グラナドス13MF
SUB
   


6/30(月)ROUND16 第4節
アレナ・ペルナンブーコ

コスタリカ
 VS 
ギリシャ

前−半

後−半

延長前

延長後

合−計

P−K

(ボラニョス)ブライアン・ルイス

 ソクラティス・パパスタソプーロス(ゲカス)


        −コスタリカのメンバー−                   −ギリシャメンバー−       

           Jキャンベル                         サマラス          
                                 クリスト    (マニアテ)    サルピン 
                                                  (Tゲカス)
     ボラニョ          Bルイス                                 
    (ブレネス)                                              

         Yテヘダ  ボルヘス                 サマリス  カラグニ  マニアテ    
        (クベーロ)                                 (カツラニス)  

ディアス  ウマニャ Jゴンザレス ドアルテ  ガンボア     ホレバス  パパスタ  マノラス  トロシデ 
                       (アコスタ)                           

            ナヴァス                          カルネジス         


   −プチ観戦記−
・死のグループ1位通過がまさかのコスタリカ。そして、日本代表がここに入るのを目標に4年頑張ってたのにまさかのギリシャ。いやー、ともに世界中で突破を予想されなかった両国の対決ですよ。そして、コスタリカは超守備的の5バックで挑み、4バック+3ボランチの7人で守る守備が売りのギリシャ。 この両国がまともにぶつかったら・・・そら、0−0だわな。結果は1−1だったんですが、チャンス数はかなり少なかったです。ただ、試合は予想に反して、ギリシャの攻勢が強く前半で2度の決定的チャンス。サルピンギディスがGKナバスと一対一になるシーンが2度。いずれもナヴァスのスーパーセーブで難を逃れる。 後半開始早々、左サイドからボラニョスのパスをブライアン・ルイスのゴールにより先制。その後もコスタリカの猛攻が続き、PKとはならなかったもののハンドになるシーンも。後半20分にコスタリカのドゥアルテがレッドカードで退場してからは攻守逆転。ギリシャがロスタイムにゲカスがGKと一対一。 これをナヴァスがまたもスーパーセーブするが、こぼれをパパスタソプーロスに押し込まれて同点。最終的にはPK戦での決着となった。全員が決めるコスタリカに対して、ナヴァスのスーパーセーブでゲカスが防がれて試合終了。どちらが勝っても初のベスト8となる試合はコスタリカが初となった。

   −今日の受賞者−

MOM:GKケイロール・ナバス(コスタリカ)
MOM:MFセルソ・ボルヘス(コスタリカ)
MOM:MFブライアン・ルイス(コスタリカ)
MOM:MFクリスチャン・ボラーニョス(コスタリカ)

MVP:DFソクラティス・パパスタソプーロス(ギリシャ)
MVP:MFギオルゴス・カラグーニス(ギリシャ)
MVP:FWテオファニス・ゲカス(ギリシャ)

・まぁ、そらナヴァスだろうね。世界最高のGKとして、ブッフォン、ノイアー、カシージャスらがあげられるが、今大会はナヴァス、オチョア、エニェアマの方が目立ってる印象。そして、この試合でアシスト、ゴールを記録したボラーニョスとルイス。その他、走りに走ったボルヘス。今大会は中盤の選手の走行距離も話題になってますからね。 んで、ギリシャの同点劇の立役者ゲカスとパパスタソプーロスもMVP。やっぱり、こういう時にメンバーを鼓舞出来る選手が居ると違いますよ。予選でもMVPにしたけど、ベテランのカラグーニスは存在感ありましたよ。こういう選手居ると、失点しても落ち着きますよね。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第5節
エスタジオ・ナシオナウ・デ・ブラジリア
フランス
VS
ナイジェリア
ディディエ・デシャン監督  監督スティーブ・ケシ
ウーゴ・ロリスGK  GKビンセント・エニェアマ
マテュー・ドゥビュシーDF  DFエフェ・アンブローズ
ラファエル・ヴァランDF  DFアルバート・ヨセフ・ヨボ
ローラン・コシールニー21DF  DF22ケネス・オメルオ
パトリス・エヴラDF  DF13ジュウォン・オシャニワ
ヨアン・キャバイェMF  MF17オジェニー・オナジ
ポール・ポグバ19MF  MF10ジョン・オビ・ミケル
(警告)ブレイズ・マテュイディ14MF  MFアーメド・ムサ
マテュー・ヴァルブエナFW  MFピーター・オサゼ・オデムウィンギー
カリム・ベンゼマ10FW  MF11ビクター・モーゼス
オリヴィエ・ジルーFW  FWエマヌエル・エメニケ
        
アントワーヌ・グリエスマン11FW
IN
MFルーベン・ガブリエル
オリヴィエ・ジルーFW
OUT
MF17オジェニー・オナジ
ムサ・シッソコ18MF
IN
FW19ウチェ・ヌウォフォー
マテュー・ヴァルブエナMF
OUT
FW11ビクター・モーゼス
   
IN
   
   
OUT
   


7/1(火)ROUND16 第5節
エスタジオ・ナシオナウ・デ・ブラジリア

フランス
 VS 
ナイジェリア

前−半

後−半

合−計

(バルビュエナ)ポール・ボグバ

  

(バルビュエナ)OG

  


       −フランスメンバー−                 −ナイジェリアのメンバー−      

          Oジルー                        エメニケ           
 ベンゼマ    (グリエス)    バルビュ      モーゼス              ム  サ  
                  (シッソコ)    (ヌオフォ)                   
                                     オデムビンギ          

    マテュイ        Pポグバ                                 
          カバイエ                     Jミケル  Oオナジ        
                                        (ルーベン)       

 Pエブラ  コッシー  ヴァラン  ドビュシ     オシャニワ  オメルオ  ヨ  ボ  アンブローズ


          Jロリス                       Vエニェアマ          


   −プチ観戦記−
・まぁ、ネタではありますが、ここでナイジェリアが勝ち、もう1つの予選でアルジェリアが勝てば、ワールドカップの決勝トーナメントでアフリカ勢同志が試合をするという快挙だったんです。まぁ、有り得ないですけどね。試合はフランスの右サイドからの攻撃が中心。 バルビュエナの突破にドビュッシーの飛び出しに手も足も出ず。バルビュエナからポグバのヘッドなんかエニェアマの好セーブがなければ危なかったぐらい。ナイジェリアはオフサイドの判定になってしまったムサからエメニケのゴールぐらい。 後半になるとジルーが交代し、グリエスマンが投入されるとベンゼマが急に活き活きしだす。バルビュエナのスルーパスに反応したベンゼマ。GKと一対一のシーンを浮かせたシュートでゴールへ。これはモーゼスのクリアにあうが、その後もFKのヘッドで狙ったりとゴールになってもおかしくなかった。 まぁ、全部エニェアマのセーブにあった。失点はそのエニェアマが唯一のミスというか、CKで飛び出して触れずに裏にいたポグバがあわせて先制。ロスタイムにはOGになったが、交代のグリエスマンがヒールであわせて2−0。 結果的にはフランスが快勝という試合となった。

   −今日の受賞者−

MOM:MFポール・ポグバ(フランス)
MOM:DFマテュー・ドゥビュシー(フランス)
MOM:FWマテュー・ヴァルブエナ(フランス)
MOM:MFヨアン・キャバイェ(フランス)

MVP:GKビンセント・エニェアマ(ナイジェリア)
MVP:FWエマヌエル・エメニケ(ナイジェリア)
MVP:DFアルバート・ヨセフ・ヨボ(ナイジェリア)
MVP:DFエフェ・アンブローズ(ナイジェリア)

・フランスでは先制点のポグバがMOM。GKエニェアマにとってはミスなんですが、この試合でのセーブの連発にこれまでの活躍を鑑みたらMVPは外せないですね。んで、フランスの攻撃はバルビュエナ、ドビュッシーの両名が繰り出すコンビでの崩しも見事ですね。いやー、これにリベリーが居たら攻撃は倍増する気がしますが、きっと逆に右サイドはおとなしくなっちゃうんでしょうね。 リベリーが居ないからこそフランスが強くなった感ありますね。キャバイェはクロスバー直撃だったシュートがあったから。何気に恐ろしいほど速いシュートでしたよ。他にはゴールが認められなかったけど、ナイジェリアのシュートのほとんどはこのエメニケでした。GKと一対一もあったんだけど、ほとんどが正面でした。ナイジェリアは攻撃のカタチが右サイドのアンブローズ中心。 フランスも右サイド中心だったせいで、お互いの左サイドは自然と守備になってました。ただ、そうなるとフランスの左はエブラですからね。そうそう、崩されはしなかったですよ。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第6節
エスタジオ・ベイラ・リオ
ドイツ
VS
アルジェリア
ヨアヒム・レーヴ監督  監督バヒド・ハリルホビッチ
マヌエル・ノイアーGK  GK23ライス・エムボリ
シュコドラン・ムスタフィ21DF  DF20アイサ・マンディ
ジェローム・ボアテング20DF  DFエサイード・ベルカレム
ペア・メルテザッカー17DF  DFラフィク・ハリシェ(警告)
ベネディクト・ヘヴェデスDF  DFファウジ・グラム
(警告)フィリップ・ラーム16MF  MF19サフィル・タイデル
バスティアン・シュヴァインシュタイガーMF  MF22メフディ・モステファ
トニ・クロース18MF  MF10ソフィアン・フェグリ
メスト・エジルFW  MFメフディ・ラセン
マリオ・ゲッツェ19FW  FW13イスラム・スリマニ
トーマス・ミュラー13FW  FW15エル・アルビ・ヒラル・スダニ
        
アンドレ・シュールレFW
IN
MF11ヤシン・ブラヒミ
マリオ・ゲッツェ19FW
OUT
MF19サフィル・タイデル
サミ・ケディラMF
IN
DFマジド・ブゲラ
シュコドラン・ムスタフィ21DF
OUT
DFラフィク・ハリシェ
クリストフ・クラマー23MF
IN
FW18アブデルムメン・ジャブ
バスティアン・シュヴァインシュタイガーMF
OUT
FW15エル・アルビ・ヒラル・スダニ


7/1(火)ROUND16 第6節
エスタジオ・ベイラ・リオ

ドイツ
 VS 
アルジェリア

前−半

後−半

前−半

後−半

合−計

(ミュラー)アンドレ・シュールレ

 アブデルムメン・ジャブ(フェグリ)

(シュールレ)メスト・エジル

  


       −ドイツのメンバー−                −アルジェリアメンバー−     

          ミュラー                    Eスダニ  スリマニ      
 ゲッツェ              Mエジル          (Aジャブ)           
(シュルレ)                                            
                              Mラセン          フェグリ  
                                                  
    クロース        シュバイ                              
          Pラーム (クラマー)            モスタファ  タイデル      
                                       (ブラヒミ)     

 ヘベデス  メルテザ  ボアテン  ムスタヒ     Fグラム  ハリシュ  ベルカレ  マンディ
                  (ケディラ)         (Mブゲラ)           

          ノイアー                       エンポリ         


   −プチ観戦記−
・ロシア、韓国ともにアルジェリアから勝ち点3を狙っていたはずなんだけど、まんまと一杯食らわせてやったアルジェリア。一回戦の相手は優勝候補のドイツ。そのドイツ相手にも真っ向から戦う姿勢に驚きました。それでも、ドイツが一方的に攻めてアルジェリアが守るというスタンスは変わらなかったけれども、 オフサイドでノーゴールになったシーンでは完璧のヘッドでした。左からのクロスにスリマニのヘッド。これで少しドイツはピリッとしたかもしれませんね。その後も最終ラインの裏を狙うスルーパスを連発してました。しかし、そのスルーパスを完全にシャットアウトしたのがGKノイアー。現時点で世界最高のGKなどと称される片鱗を魅せ付けましたよ。 「リベロGK」などと呼ばれる超攻撃的GKっぷりは素晴らしかったです。1回だけ出て行くの失敗したかな?っていうのあったけど、シュート打たせなかったので結果オーライ。予選3試合ではイマイチだったエジルもこの試合頃から調子を上げ始め、独特のリズムでボールをコントロールし、ミュラーやシュールレとの相性ばっちりのパスワークを披露。 特にシュールレはゴールになってもおかしくないシーンも多かったです。試合中に「ん?」となったシーンが1つあり、ドイツのFKで4人もまたいで蹴らなかったところ。わざとなのか、マジで転んだのか、ミュラーが蹴る直前に転ぶ演出も魅せた。まぁ、入らなかったけど会場は大いに沸いた。試合は決着付かずに延長戦へ。 延長ではあっさりと2分で決着。左サイドのミュラーのクロスに中でシュールレがヒールで合わせて1−0。延長後半になりエジルとシュールレのパスワークで揺さぶり、最後はエジルが押し込んで2−0へ。終了間際に右サイドからフェグリのクロスにジャブがボレーで合わせて1点を返すもこれで試合終了。 試合後は堅守が光ったアルジェリアへの大歓声も多かった。

   −今日の受賞者−

MOM:GKマヌエル・ノイアー(ドイツ)
MOM:MFメスト・エジル(ドイツ)
MOM:MFフィリップ・ラーム(ドイツ)
MOM:FWアンドレ・シュールレ(ドイツ)
MOM:FWトーマス・ミュラー(ドイツ)

MVP:DFラフィク・ハリシェ(アルジェリア)
MVP:MFソフィアン・フェグリ(アルジェリア)
MVP:GKライス・エムボリ(アルジェリア)
MVP:MFメフディ・モステファ(アルジェリア)

・ノイアーは本当にそれを飛び出しますか?っていうシーンの連発。ちょっと芝生が悪かったり、ボールの回転次第ではやっちまう事にも繋がりそうなのに出ていくんですねー。ただ、これにビビってなかなか最終ラインに出ていけなくなる効果がありました。他にはふれてない選手に関しては、ラームが正の字の数。 ハリシェはCBなんですが終盤で足が釣ってしまうほどの運動量でした。こちらも正の字が多かったですねー。ミドルシュートが多めでしたが、ドイツのシュートのほとんどをセーブしたエムボリもMVP。どーでもいい話なんですが、アルジェリアのフェグリ選手って予選で頭をケガしたんですよ。流血しちゃって。 ところがアルジェリアのドクターがいい加減なのか、技術が無いのか止血出来てないんですよ。ただ、脱脂綿を当てただけとか、ネットで防護しただけとか。んで、今回も明らかに包帯巻いただけの状態みたいで、血が滲んだまま試合してましたよ。その根性にMVP。しまいには、ドイツのドクターに縫って貰えばいいじゃんとか思ってました。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第7節
アレナ・デ・サンパウロ
アルゼンチン
VS
スイス
アレハンドロ・サベージャ監督  監督オットマー・ヒッツフェルト
セルヒオ・ロメロGK  GKディエゴ・ベナーリオ
パブロ・サバレタDF  DFステファン・リヒトシュタイナー
フェデリコ・フェルナンデス17DF  DF22ファビアン・シェア
(警告)エセキエル・ガライDF  DF20ヨハン・ジュールー
(警告)マルコス・ロホ16DF  DF13リカルド・ロドリゲス
ハビエル・マスチェラーノ14MF  MF11ヴァロン・ベーラミ
フェルナンド・ガゴMF  MFゴクハン・インレル
(警告)アンヘル・ディ・マリアMF  MF23ジェルダン・シャキリ
リオネル・メッシ10FW  FW10グラニト・シャカ(警告)
エセキエル・ラベッシ22FW  FW18アドミール・メーメディ
ゴンサロ・イグアインFW  FW19ヨシプ・ドルミッチ
        
ロドリゴ・パラシオ18FW
IN
MF16ジェルソン・フェルナンデス(警告)
エセキエル・ラベッシ22FW
OUT
FW10グラニト・シャカ
ホセ・バサンタ23DF
IN
FWハリス・セフェロビッチ
マルコス・ロホ16DF
OUT
FW19ヨシプ・ドルミッチ
ルーカス・ビリアMF
IN
FW15ブレリム・ジェマイリ
フェルナンド・ガゴMF
OUT
FW18アドミール・メーメディ


7/2(水)ROUND16 第7節
アレナ・アマゾニア
アルゼンチン
 VS 
スイス

前−半

後−半

延長前

延長後

合−計

(メッシ)アンヘル・ディ・マリア

  


      −アルゼンチンメンバー−                 −スイスのメンバー−       

         Gイグアイン                       ドルミチ          
 ラベッシ              Lメッシ     メフメディ    (セフェロ)    Gシャカ 
(パラシオ)                     (ジェマイリ)            (Gフェル)
                                      シャキリ          
                                                    
    Dマリア        ガ  ゴ                                
         マスケラーノ(Lビリア)              インレル  ベーラミ       


 ロ  ホ  Eガライ  フェルナ  サバレタ     ロドリゲス  ジュルー  Fシェル  リヒト  
(バサンタ)                                              

          Sロメロ                        ベナリオ          


   −プチ観戦記−
・今大会もメッシの走行距離が話題になり始めてるのですが、それでもしっかりと結果を出してるので文句は無いですね。ただ、決勝トーナメント以降はさすがのメッシにもマンマーク気味に対応されてしまいます。この試合ではベーラミがほとんど密着しておりました。ボールが渡った場合でも常にチェックしていて、ボールを奪うほど激しいプレスはかけずにフリーにはさせないを心がけてました。 その成果もあってかメッシがボールをもってドリブルするというシーンは皆無。およそ、スイスの思い通りに試合をこなした格好。前半もスイスのシャキリを中心にドルミッチ、シャカらが飛び出してミドルを撃つという展開でした。決定的だったのは直接FKシャキリ。入ってもおかしくないものでした。他には左サイドのロホからのクロスにイグアインぐらいのもの。しかし、後半30分以降は徐々にメッシにも ボールがこぼれる様になり、クロスのこぼれをミドルやドリブルで打開するシーンも出てきはじめた。それでも、試合は延長戦へ突入。さすがに延長になると、自力の差かアルゼンチンペースに。スイスはもはやPK戦を視野に入れた戦い方へ変更。そして、延長後半13分。ここまでフリーにさせなかったメッシがとうとうフリーに。そのまま、バイタルをドリブルで突っ込んでスルーパス。 ディ・マリアが冷静に流し込んで1−0とアルゼンチンが勝利を収めた。

   −今日の受賞者−

MOM:MFアンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)
MOM:FWリオネル・メッシ(アルゼンチン)
MOM:MFハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン)
MOM:DFマルコス・ロホ(アルゼンチン)

MVP:GKディエゴ・ベナーリオ(スイス)
MVP:MFヴァロン・ベーラミ(スイス)
MVP:MFジェルダン・シャキリ(スイス)

・この試合でもっとも走行距離があるディ・マリアとマスチェラーノ。と並んで走行距離がもっと短いメッシが並んでMOM。これもサッカーですね。実はメッシがマンマークされてしまった後にその分も活躍してたのがディ・マリア。守る時はボランチの位置まで戻り、攻める時はラベッシすらも追い越すほどの攻め上がり。そもそも、ゴールを決めた時には右エリアに居ましたし。 他にはその左サイド攻撃を更に活性化させたロホ。ロホのオーバーラップでディ・マリアもラベッシも追い越してましたよ。スイスの方はまぁ枠内へのシュートも多かったベナーリオ。今大会はGKが活躍しますねー。他にはメッシをマンマークし続けたベーラミ。攻撃の軸、シャキリでした。シャキリは活躍してたんですけど、ちっちゃくてやや横にサイズがあるので運動量は落ちてました。 それこそシャキリもメッシ並に運動量を落として、走行距離をコントロールした方が良かったかも。


2014年FIFA WORLD CUP BRASIL ROUND16 第8節
アレナ・フォンチ・ノバ
ベルギー
VS
アメリカ
マルク・ビルモッツ監督  監督ユルゲン・クリンスマン
ティボー・クルトワGK  GKティム・ハワード
トビー・アルデルヴァイレルトDF  DF23ファビアン・ジョンソン
ダニエル・ファン・バイテン15DF  DFオマール・ゴンザレス
(警告)ヴァンサン・コンパニーDF  DFマット・ベスラー
ヤン・フェルトンヘンDF  DFダマルカス・ビーズリー
アクセル・ヴィツェルMF  MF15カイル・ベッカーマン
マルアン・フェライニMF  MF13ジャーメイン・ジョーンズ
ケビン・デ・ブライネMF  MF19グラハム・ズシ
ドリエス・メルテンス14FW  MFマイケル・ブラッドリー
エデン・アザール10FW  MF11アレジャンドロ・ベドヤ
ディヴォック・オリジ17FW  FWクリント・デンプシー
        
ケビン・ミララス11FW
IN
DFデアンドレ・イェドリン
ドリエス・メルテンス14FW
OUT
DF23ファビアン・ジョンソン
ロメル・ルカクFW
IN
FW18クリス・ウォンドロウスキ
ディヴォック・オリジ17FW
OUT
MF19グラハム・ズシ
ナセル・シャドリ22FW
IN
MF16ジュリアン・グリーン
エデン・アザール10FW
OUT
MF11アレジャンドロ・ベドヤ


7/2(水)ROUND16 第8節
アレナ・フォンチ・ノバ
ベルギー
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

延長前

延長後

合−計

(ルカク)ケビン・デ・ブライネ

 ジュリアン・グリーン

(デ・ブライネ)ロメル・ルカク

  


       −ベルギーメンバー−                 −アメリカメンバー−        

          Dオリギ                       デンプシ           
 アザール    (Lルカク)    メルテン                             
(シャドリ)            (ミララス)                            
                              Aベドヤ   ブラドリ   ズ  シ    
     ブライネ      フェライニ         (グリーン)        (オンドロ)   

          ビツェル                    ジョンズ  オマール        


フェルトン  コンパニ  ブイテン  アルデル     ビーズリ  ベスラー  キャメロ  ジョンソン 
                                             (イエドリン)

          クルトワ                       ハワード           


   −プチ観戦記−
・ダークホースと呼ばれたベルギーでしたが、まぁ順当通りにここまでは来ましたね。どちらも堅い試合運びにはなっていましたが、開始0分でGKと一対一になったオリジのシュートが決まっていれば違ったでしょうね。ベルギーのエースはルカクだったんですが、ちょっと調子が出ない事から19歳のオリジが抜擢されてました。 後半にもクロスバーにブチ当てたりとチャンスはあるけど、なかなかゴールにはなりませんでした。予選2組ではほぼファーストタッチでゴールみたいなラッキーボーイかと思ったんですけどね。まぁ、後半はベルギーペースで試合が進み、決まっててもおかしくないGKと一対一のシーンがなんと全部で「10回」もあったんです。 それらをすべて守ったのがGKのティム・ハワード。また、GKが活躍するんですね。これがなければ、きっと快勝の試合だったかもしれんよ。しかし、延長戦に入った安心からか、すぐに失点。味方のクリアミスも重なって、デ・ブライネが奪ってシュート。しっかりとコースを狙って対角線に流し込み。そういえば、延長戦にはエースの ルカクも投入。これが更にベルギーの攻勢を後押し。怪物の片鱗を魅せ付ける豪快なシュートの連発で会場を沸かしました。その内、1つが強烈にネットを突き刺して2−0。楽勝ムードを許さないアメリカも延長後半にブラッドリーからのロブをグリーンがボレーで決めて2−1。追撃もここまで、試合はベルギーが勝利しました。

   −今日の受賞者−

MOM:FWロメル・ルカク(ベルギー)
MOM:MFケビン・デ・ブライネ(ベルギー)
MOM:DFヴァンサン・コンパニー(ベルギー)
MOM:FWエデン・アザール(ベルギー)

MVP:GKティム・ハワード(アメリカ)
MVP:MFマイケル・ブラッドリー(アメリカ)
MVP:MFデアンドレ・イェドリン(アメリカ)
MVP:DFマット・ベスラー(アメリカ)

・途中投入ではあったが、ドログバ並にインパクトのある交代でしたね。そのうえでルカクのキャノンが出まくるもんだから、相手も徐々に引き始めましたよ。もともと、ルカクは化け物選手なんですから、もっともっと強引な所が観たかったんですよ。んで、それまで単発でカットインシュートなどに見せ場を求めてたアザールとデ・ブライネも徐々に輝きました。 やっぱ、中盤で組み立てる仕事の方が似合っております。んで、デンプシーにほとんど自由を与えなかったコンパニもMOM。まぁ、負けたけどこの試合の全体のMOMはハワードだよね。ほんと、今大会はGKばかり目立つもんだ。アメリカはゴールを決めたグリーンが入らずにアシストのブラッドリーが入っております。


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