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2014年ＦＩＦＡブラジルワールドカップ

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国のブラジルのみ予選が免除されている。サッカーが文化として根付いているブラジルで開催されるものなのに、現地では工事が大幅に遅れたり死亡事故なども多発している。 好景気と言われるブラジルだが、格差が激しくワールドカップ開催を中止するべきというデモも多発する中での開催となった。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ 第１節
サンパウロ・アリーナ
ブラジル
VS
クロアチア
ルイス・フェリペ・スコラーリ−監督　 監督−ニコ・コヴァチ
ジュリオ・セザール12ＧＫ　 ＧＫ１スティペ・プレティコサ
ダニエウ・アウヴェス２ＤＦ　 ＤＦ11ダリオ・スルナ
チアゴ・シウヴァ３ＤＦ　 ＤＦ６デヤン・ロブレン
ダビド・ルイス４ＤＦ　 ＤＦ５ベドラン・チョルルカ
マルセロ６ＤＦ　 ＤＦ２シメ・ヴルサリコ
(警告)ルイス・グスタボ17ＭＦ　 ＭＦ10ルカ・モドリッチ
パウリーニョ８ＭＦ　 ＭＦ７イバン・ラキティッチ
フッキ７ＭＦ　 ＭＦ４イバン・ペリシッチ
オスカル11ＭＦ　 ＭＦ20マテオ・コヴァチッチ
(警告)ネイマール10ＭＦ　 ＭＦ18イビカ・オリッチ
フレッジ９ＦＷ　 ＦＷ９ニキツァ・イェラビッチ
　　　　 　　　
エルナネス18ＭＦ
IN
 ＭＦ14マルセロ・ブロゾビッチ
パウリーニョ８ＭＦ
OUT
 ＭＦ20マテオ・コヴァチッチ
ベルナルジ20ＭＦ
IN
 ＦＷ16アンテ・レビッチ
フッキ７ＭＦ
OUT
 ＦＷ９ニキツァ・イェラビッチ
ラミレス16ＭＦ
IN
 　　　
ネイマール10ＭＦ
OUT
 　　　


６／13（金）ＧＲＯＵＰ：Ａ 第１節
サンパウロ・アリーナ

ブラジル
　VS　
クロアチア

１

前−半１

２

後−半０

３

合−計１

(オスカル)ネイマール

　オウンゴール(オリッチ)

(ＰＫ)ネイマール

　　

(ラミレス)オスカル

　　



　　　　　　−ブラジルメンバー−　　　　　　　　　　　　　　　　　−クロアチアのメンバー−　　　　

　　　　　　　　　フレッジ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イェラビッチ　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（レビッチ）　　　　　　　

　　　フッキ　　　ネイマル　　　オスカル　　　　　　　　　　オリッチ　　　コバチチ　　　ペリシチ　
　（ベルナル）　（ラミレス）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ブロゾビッチ）　　　　　　

　　　　　　パウリー　　グスタボ　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラキチチ　　モドリチ　　　　　
　　　　　（エルナネ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

マルセロ　　Ｄルイス　　Ｔシウバ　　アウベス　　　　ヴルサリコ　　チョルルカ　　ロブレン　　スルナ


　　　　　　　　　セザール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プレティコサ　　　　　　　


　　　−プチ観戦記−
・開幕戦という事もあって、両チーム飛ばしてスタート。おかげで先制点が開始11分。クロアチアのカウンターからマルセロがオウンゴール。左のオリッチの早いタイミングでのクロスが見事。この失点で目が覚めたブラジル。 今シーズンのサッカーのキーワードとして「早いプレス」があげられるが、ブラジルのオスカルやネイマールらの「いなす」プレーの多彩さが際立った。中盤でプレスを強引にフェイントをかけて突破し、そのままネイマールがミドルで同点。 後半、少々物議を醸しちゃったシーン。フレッジが倒されてＰＫを獲ったが、これはダイブだ！と猛抗議。リプレイを見ると確かに引っ張られているが、わざとらしいのでまぐは吹かないな。ただ、主審が日本人の西村さんでした。 このＰＫをちょこちょこＰＫでネイマールが決めて逆転。クロアチアの猛攻もいなして、ロスタイムにオスカルにご褒美のゴールが決まってブラジルが開幕を勝利した。 

　　　−今日の受賞者−
ＭＯＭ：ＭＦオスカル（ブラジル）
ＭＯＭ：ＭＦネイマール（ブラジル）
ＭＯＭ：ＤＦダビド・ルイス（ブラジル）
ＭＶＰ：ＭＦルカ・モドリッチ（クロアチア）
ＭＶＰ：ＦＷフレッジ（ブラジル）
・ネイマールが２得点ではあるけれど、この試合で一番活躍したのは「オスカル」でしたね。「いなし」方ってこうやるんだっていうお手本の様なボールコントロールでした。ネイマールも凄いけど、今大会で急に同じレベルに化けちゃったりして。 他には無事に移籍も決まったダビド・ルイスがチアゴ・シウバを凌ぐ活躍。ボールを奪ってから前へ上がってサイドへ散らすなど、課題と言われたロングボールも披露してました。クロアチアはモドリッチぐらいでしたかね。もっと、モドリッチらしいロングパスを披露してもらいたい。 フレッジは問題有りだったけれども、「ＰＫを獲った」・・・この１シーンのみでしたね。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ 第２節
エスタジオ・ダス・ドゥナス
メキシコ
VS
カメルーン
ミゲル・エレーラ−監督　 監督−フォルカー・フィンケ
ギジェルモ・オチョア13ＧＫ　 ＧＫ16シャルル・イタンジェ
パウル・アギラール22ＤＦ　 ＤＦ４セドリック・ジュグエ
フランシスコ・ハビエル・ロドリゲス２ＤＦ　 ＤＦ３ニコラス・ヌクル
ラファエル・マルケス４ＤＦ　 ＤＦ14オーレリアン・シェジュ
(警告)エクトル・モレーノ15ＤＦ　 ＤＦ２ベノワ・アス・エコット
ミゲル・ラユン７ＤＦ　 ＭＦ６アレクサンドル・ソング
ホセ・ファン・バスケス23ＭＦ　 ＭＦ17ステファン・エムビア
エクトル・エレーラ６ＭＦ　 ＭＦ18エヨング・エノー
アンドレス・グアルダード18ＭＦ　 ＦＷ８ベンジャミン・ムカンジョ
ジオバニ・ドス・サントス10ＦＷ　 ＦＷ13エリック・チュポ・モティング
オリベ・ペラルタ19ＦＷ　 ＦＷ９サミュエル・エトオ
　　　　 　　　
マルコ・ファビアン８ＭＦ
IN
 ＤＦ５ダニー・ヌンクー(警告)
アンドレス・グアルダード18ＭＦ
OUT
 ＤＦ４セドリック・ジュグエ
ハビエル・「チチャリート」・エルナンデス14ＦＷ
IN
 ＦＷ15アチール・ピエール・ウェボ
オリベ・ペラルタ19ＦＷ
OUT
 ＭＦ６アレクサンドル・ソング
カルロス・サルシド３ＤＦ
IN
 　　　
エクトル・エレーラ６ＭＦ
OUT
 　　　


６／14（土）ＧＲＯＵＰ：Ａ 第２節
エスタジオ・ダス・ドゥナス

メキシコ
　VS　
カメルーン

０

前−半０

１

後−半０

１

合−計０

(ドス・サントス)オリベ・ペラルタ

　　


　　　　　　　　　−メキシコメンバー−　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−カメルーンのメンバー−　　　　　　

　　　　　　　　　ペラルタ　　ジオバニ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｓエトオ　　　　　　　　　　
　　　　　　　（チチャリート）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モティン　　　　　　　　　　　　　　ムカンジョ


　　　グアルダード　　　　　　　　　　エレーラ　　　　　　　　　　　　　　Ｅエノー　　　　　　　　エムビア　　　　
　　　（ファビアン）　　バスケス　　（サルシド）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａソング　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｐウェボ）　　　　　　　　　

Ｍラユン　　モレーノ　　マルケス　　ロドリゲス　アギラール　　　アスエコット　　シェジュ　　ヌクルー　　ジュグェ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｄヌンク）

　　　　　　　　　　　　オチョア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｓイタンジェ　　　　　　　　　


　　　−プチ観戦記−
・メキシコは５バックではあるんだけど、攻める時には３−１−４−２になるのでユベントスシステムに近いっすね。前半は０−０で折り返したのだが、実はメキシコで２度、カメルーンで１度ゴールネットをゆすってるんですね。いずれもオフサイドでノーゴールとなっておりますが、実際にリプレイを見るとメキシコの２ゴールはどれもオフサイドじゃなかったり。 更には左からの決定機をエトーが外せば、メキシコはセットプレイをマルケスが邪魔して外したりとゴールはいつ入ってもいい内容。試合は後半１５分、ドス・サントスのドリブル突破でシュート。ＧＫの弾いたボールをペラルタが押し込んで先制。 その後、カメルーンの同点になりそうなシーンは１度、左サイドからムカンジョのヘッドがＧＫにセーブされたシーンぐらい。ロスタイムにチチャリートも決定機を外して１−０で終わり。チャンスの数と結果の数が合わない程の良い試合でした。 

　　　−今日の受賞者−
ＭＯＭ：ＦＷジオバニ・ドス・サントス（メキシコ）
ＭＯＭ：ＦＷオリベ・ペラルタ（メキシコ）
ＭＯＭ：ＤＦベノワ・アス・エコット（カメルーン）
ＭＶＰ：ＤＦラファエル・マルケス（メキシコ）
ＭＶＰ：ＦＷチチャリート（メキシコ）
ＭＶＰ：ＦＷサミュエル・エトオ（カメルーン）
・テクニックでいなしまくっていたドス・サントス。後半開始早々にはペラルタへの絶妙なスルーパスも魅せてました。ペラルタは得点力があるなんて紹介されてましたが、何となく数撃ちゃ当たるタイプに見えます。 この試合でももっとゴール獲れましたよ。んで、カメルーンでは左サイドのアスエコットからのクロスが中心でした。エトーも真ん中で待ってるだけだったのも残念。前半の決定機を決めていればと悔やまれるシュートでした。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ 第３節
エスタジオ・カステロン
ブラジル
VS
メキシコ
ルイス・フェリペ・スコラーリ−監督　 監督−ミゲル・エレーラ
ジュリオ・セザール12ＧＫ　 ＧＫ13ギジェルモ・オチョア
ダニエウ・アウヴェス２ＤＦ　 ＤＦ22パウル・アギラール(警告)
(警告)チアゴ・シウヴァ３ＤＦ　 ＤＦ２フランシスコ・ハビエル・ロドリゲス
ダビド・ルイス４ＤＦ　 ＤＦ４ラファエル・マルケス
マルセロ６ＤＦ　 ＤＦ15エクトル・モレーノ
ルイス・グスタボ17ＭＦ　 ＤＦ７ミゲル・ラユン
パウリーニョ８ＭＦ　 ＭＦ23ホセ・ファン・バスケス(警告)
(警告)ラミレス16ＭＦ　 ＭＦ６エクトル・エレーラ
オスカル11ＭＦ　 ＭＦ18アンドレス・グアルダード
ネイマール10ＭＦ　 ＦＷ10ジオバニ・ドス・サントス
フレッジ９ＦＷ　 ＦＷ19オリベ・ペラルタ
　　　　 　　　
ベルナルジ20ＭＦ
IN
 ＦＷ14ハビエル・エルナンデス「チチャリート」
ラミレス16ＭＦ
OUT
 ＦＷ19オリベ・ペラルタ
ジョー21ＦＷ
IN
 ＭＦ８マルコ・ファビアン
フレッジ９ＦＷ
OUT
 ＭＦ６エクトル・エレーラ
ウィリアン19ＭＦ
IN
 ＦＷ９ラウール・ヒメネス
オスカル11ＭＦ
OUT
 ＦＷ10ジオバニ・ドス・サントス


６／18（水）ＧＲＯＵＰ：Ａ 第３節
エスタジオ・カステロン

ブラジル
　VS　
メキシコ

０

前−半０

０

後−半０

０

合−計０

　

　　


　　　　　　−ブラジルメンバー−　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−メキシコメンバー−　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　フレッジ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ペラルタ　　ジオバニ　　　　　　　　　　
　　　　　　　　（ジョー　）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（チチャリト）（ヒメネス）　　　　　　　　　

　　オスカル　　　ネイマル　　　ラミレス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（ウィリアン）　　　　　　　　（ベルナル）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グアルダード　　　　　　　　　　エレーラ　　　　　　
　　　　　　パウリー　　グスタボ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バスケス　　（ファビアン）　　　　


マルセロ　　Ｄルイス　　Ｔシウバ　　アウベス　　　　Ｍラユン　　モレーノ　　マルケス　　ロドリゲス　アギラール


　　　　　　　　　セザール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オチョア　　　　　　　　　　　　　


　　　−プチ観戦記−
・開催国ブラジルがまさかの展開。第二戦はまさかのスコアレスドローで終わった。内容としては、やはりブラジルペースであったがほとんどが単発でネイマール個人技が中心だった。それに対して、メキシコは５バックで中央を固めスペースも奪った。 後半はメキシコも盛り返してミドルを中心にシュートするのが精一杯。ゴールを脅かしそうなチャンスはやはりブラジル。 しかし、それでもスコアレスドローになった原因がＧＫオチョア。ＦＫのクロスボールをネイマールヘッドもオチョア、クロスをネイマールがトラップして切り返しシュートもオチョア、ＦＫからチアゴ・シウバもオチョア。 何ゴール入ったかってぐらいＧＫのスーパーセーブが光りました。ブラジルはネイマール中心に煽てて煽ててサッカーをするべきなのか、全員が組織だってプレーする意味でネイマールにもある程度の制約を課すべきなのか。今後の ブラジルの対応次第ですかね。 

　　　−今日の受賞者−

ＭＯＭ：ＧＫギジェルモ・オチョア(メキシコ)
ＭＯＭ：ＭＦホセ・ファン・バスケス(メキシコ)
ＭＯＭ：ＤＦフランシスコ・ハビエル・ロドリゲス(メキシコ)
ＭＯＭ：ＭＦアンドレス・グアルダード(メキシコ)

ＭＶＰ：ＭＦネイマール(ブラジル)
ＭＶＰ：ＧＫジュリオ・セザール(ブラジル)
・という訳でそのオチョアがＭＯＭ。今のところは今大会最高のＧＫになりつつあります。超至近距離でのハイスピードシュートを反応してるなんて凄過ぎますよ。実はその影でジュリオ・セーザルにもロスタイムに負けちゃう危険性のある シュートがきてたりするんですよ。そこでジュリオ・セーザルにもＭＶＰ。そして、この試合で本国では叩かれに叩かれまくるフレッジを抑えたロドリゲス。フレッジはそもそもゴールよりもそれ以外のプレーを任せていたのだが、その他のプレーも封じられてしまうと更に叩かれるという結果に。 ６割、７割方はキープしてくれないと厳しいですよね。んで、そのこぼれを拾いに拾ったバスケスはバイタルすら空けない徹底ぶり。ネイマールにもややファール気味で対応しました。得点に関してはグアルダードが積極的にミドルを撃ちまくっていました。 まぁ、あんまり入る気はしませんでしたが、撃たないよりは撃った方がいい陣容だったので悪くなかった。ただ、ブラジルは適当に撃っちゃうと勿体ないよ。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ 第４節
アレナ・アマゾニア
カメルーン
VS
クロアチア
フォルカー・フィンケ−監督　 監督−ニコ・コヴァチ
シャルル・イタンジェ16ＧＫ　 ＧＫ１スティペ・プレティコサ
ステファーヌ・エムビア17ＤＦ　 ＤＦ11ダリオ・スルナ
ニコラス・ヌクル３ＤＦ　 ＤＦ６デヤン・ロブレン
オーレリアン・シェジュ14ＤＦ　 ＤＦ５ベドラン・チョルルカ
ベノワ・アスー・エコット２ＤＦ　 ＤＦ２シメ・ヴルサリコ
ヨエル・マティプ21ＭＦ　 ＭＦ10ルカ・モドリッチ
(退場)アレクサンドル・ソング６ＭＦ　 ＭＦ７イバン・ラキティッチ
エヨング・エノー10ＭＦ　 ＭＦ４イバン・ペリシッチ
ベンジャミン・ムカンジョ８ＦＷ　 ＭＦ19サミール
エリック・チュポ・モティング13ＦＷ　 ＭＦ18イビカ・オリッチ
ビンセント・アブバカル10ＦＷ　 ＦＷ17マリオ・マンジュキッチ
　　　　 　　　
ダニー・ヌンクー５ＤＦ
IN
 ＦＷ22エドゥアルド・ダ・シルバ(警告)
オーレリアン・シェジュ14ＤＦ
OUT
 ＭＦ18イビカ・オリッチ
アチール・ピエール・ウェボ15ＦＷ
IN
 ＭＦ20マテオ・コヴァチッチ
ビンセント・アブバカル10ＦＷ
OUT
 ＭＦ19サミール
エドガル・サリ20ＭＦ
IN
 ＦＷ16アンテ・レビッチ
エリック・チュポ・モティング13ＦＷ
OUT
 ＭＦ４イバン・ペリシッチ


６／19（水）ＧＲＯＵＰ：Ａ 第４節
アレナ・アマゾニア

カメルーン
　VS　
クロアチア

０

前−半１

０

後−半３

０

合−計４

　

　イビカ・オリッチ(ペリシッチ)

　

　イバン・ペリシッチ

　

　マリオ・マンジュキッチ(プラニッチ)

　

　マリオ・マンジュキッチ(エドゥアルド)


　　　　　　　−カメルーンのメンバー−　　　　　　　　　　　　　　　　−クロアチアのメンバー−　　　　　

　　　　　　　　　　Ｖアブバカル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マンジュ　　　　　　　　　
　　モティン　　　　（Ｐウェボ）　　　　ムカンジョ　　　　　　　オリッチ　　　　　　　　　　ペリシチ　　
　（サ　　リ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（エドゥアルド）　　　　　　　（レビッチ）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サミール　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（コバチチ）　　　　　　　　
　　　　　Ｅエノー　　　　　　　　Ａソング　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　マティブ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラキチチ　　モドリチ　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

アスエコット　　シェジュ　　ヌクルー　　エムビア　　　　　ヴルサリコ　　ロブレン　　チョルルカ　　スルナ
　　　　　　　（Ｄヌンク）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　Ｓイタンジェ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プレティコサ　　　　　　　　


　　　−プチ観戦記−
・どちらも初戦で敗れたため、ここで負ければ予選敗退という試合。しかも、ブラジルとメキシコが引き分けたせいで勝っても難しいという展開に。クロアチアはここでエースのマンジュキッチの復帰は明るい話題。試合はクロアチアペースで進み、開始10分で先制。マンジュキッチのポスト、ペリシッチからのスルーパス、 これをオリッチが押し込んで先制。だが、ここで非常に残念な出来事が。クロアチアのカウンターで、ボールの無いところでマンジュキッチの背中にナックルをお見舞い。ユニを引っ張るとか、足を賭けるとかじゃなく、背中をたたくという行為でソングが一発退場。ここまでカメルーンも集中していたんですが、後半開始早々にミスからのカウンター。 ペリシッチが独走してＧＫと一対一を流し込み０−２。ここからはトントン拍子で失点。ＣＫからマンジュキッチで０−３、エドゥアルドのシュートのこぼれをマンジュキッチ押し込んで０−４。試合の大勢が決まった後でカメルーンはお得意の内部分裂がスタート。試合後には怒って帰るアス・エコットを必死になだめてるエトーの姿が。 いやー、こんなんじゃ勝てる試合も勝てないっすよ。 

　　　−今日の受賞者−

ＭＯＭ：ＭＦイバン・ペリシッチ(クロアチア)
ＭＯＭ：ＭＦイビカ・オリッチ(クロアチア)
ＭＯＭ：ＤＦデヤン・ロブレン(クロアチア)
ＭＯＭ：ＦＷマリオ・マンジュキッチ(クロアチア)

ＭＶＰ：ＦＷビンセント・アブバカル(カメルーン)
ＭＶＰ：ＦＷベンジャミン・ムカンジョ(カメルーン)
ＭＶＰ：ＤＦベノワ・アスー・エコット(カメルーン)
・クロアチアではアシストのパスが非常に素晴らしかったです。ペリシッチはそのアシストに加えてゴールも決めてますからね。そのパスに合わせたオリッチも何気に難しいプレーしてましたよ。決めるのもハーフボレーだし、抜けだすのもオフサイド気にしないといけないし。 んで、カメルーンのフィジカルに対して真っ向からぶつかったロブレンもＭＯＭ。この選手は吉田麻也のポジションを奪ったセインツのＤＦですね。復帰のマンジュキッチも２ゴール。何気にＧＫと一対一の大チャンスを外してたりしますけど。カメルーンは０−４になってからムカンジョ、アブバカルの２名のシュートが ゴールを脅かしました。意地のゴールでも決められるかと思ったけどね。最後は仲間割れしちゃったけど、アス・エコットはかなり良い選手ですよ。この試合でも何本も精密なクロスあげてました。いやー、決める方が決めないと。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ 第５節
エスタジオ・ナシオナウ・デ・ブラジリア
カメルーン
VS
ブラジル
フォルカー・フィンケ−監督　 監督−ルイス・フェリペ・スコラーリ
シャルル・イタンジェ16ＧＫ　 ＧＫ12ジュリオ・セザール
アラン・ニョム22ＤＦ　 ＤＦ２ダニエウ・アウヴェス
ニコラス・ヌクル３ＤＦ　 ＤＦ３チアゴ・シウヴァ
ヨエル・マティプ21ＭＦ　 ＤＦ４ダビド・ルイス
アンリ・ベディモ12ＤＦ　 ＤＦ６マルセロ
(警告)ステファーヌ・エムビア17ＭＦ　 ＭＦ８パウリーニョ
ランドリー・エングエモ７ＭＦ　 ＭＦ17ルイス・グスタヴォ
(警告)エヨング・エノー10ＭＦ　 ＭＦ10ネイマール
ベンジャミン・ムカンジョ８ＦＷ　 ＦＷ７フッキ
エリック・チュポ・モティング13ＦＷ　 ＦＷ11オスカル
ビンセント・アブバカル10ＦＷ　 ＦＷ９フレッジ
　　　　 　　　
(警告)エドガル・サリ20ＭＦ
IN
 ＭＦ５フェルナンジーニョ
ベンジャミン・ムカンジョ８ＦＷ
OUT
 ＭＦ８パウリーニョ
アチール・ピエール・ウェボ15ＦＷ
IN
 ＭＦ16ラミレス
ビンセント・アブバカル10ＦＷ
OUT
 ＭＦ７フッキ
ジャン・マクン11ＭＦ
IN
 ＭＦ19ウィリアン
エリック・チュポ・モティング13ＦＷ
OUT
 ＭＦ10ネイマール


６／24（火）ＧＲＯＵＰ：Ａ 第５節
エスタジオ・ナシオナウ・デ・ブラジリア

カメルーン
　VS　
ブラジル

１

前−半２

０

後−半２

１

合−計４

(ニョム)ヨエル・マティプ

　ネイマール(グスタボ)

　

　ネイマール(マルセロ)

　

　フレッジ(Ｄルイス)

　

　フェルナンジーニョ(フレッジ)


　　　　　　−カメルーンのメンバー−　　　　　　　　　　　　　　　　−ブラジルメンバー−　　　　　　

　　　　　　　　　Ｖアブバカル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フレッジ　　　　　　　　　
　モティン　　　　（Ｐウェボ）　　　　ムカンジョ　　　　　　　オスカル　　　　　　　　フッキ　　　　
（Ｊマクン）　　　　　　　　　　　　（サ　　リ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ラミレス）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネイマル　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ウィリアン）　　　　　　　
　　　　Ｅエノー　　　　　　　　エヌエモ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　エムビア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パウリー　　グスタボ　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（フェルナン）　　　　　　　　　　　

　ベティモ　　マティブ　　ヌクルー　　Ａニョム　　　　　マルセロ　　Ｄルイス　　Ｔシウバ　　アウベス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　Ｓイタンジェ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セザール　　　　　　　　　


　　　−プチ観戦記−
・試合前はブラジルが予選突破をかけての試合とか何とか言ってましたが、あんまり心配はしてませんでした。なぜなら、アフリカ特有の事件が勃発してたからです。それが「内部分裂」ですね。 今回も「エトー派」と「ソング派」で別れてたなんて報道もされたそうです。よくよく、考えて見れば第１節では両方とも出場していますが、ソングが途中で交代させられてます。実況や解説も「おや、ソング替えますか？」と疑問符が付いてました。 んで、第２節ではエトーがスタメン落ち。ケガをしたと言いましたが、それもどーなんでしょーか。そして、決定的なのが前節に何度も良質のクロスを上げ続けた「アスエコット」に良いボール出せ！とでも言ったのでしょうかＦＷが文句を言ったのです。 まるで、お前が決めないのが悪いっ！とでも言いたげに仲間内で顔を突きつけ合って口論に。しまいにはアスエコットが仲間に頭突き。んで、この試合はアスエコットが欠場と。こういうイザコザをなんとかしない限りカメルーンがかつての輝きを取り戻す事は無さそうですね。


・試合の内容自体は前半がネイマール祭り。カメルーンもやる気があんまり無かったのか、ネイマールを完全にフリーにしてましたね。なので、ネイマールが踊りまくりましたよ。左のグスタボから中のネイマールがやさしく足を面にして流し込み先制。その後、カメルーンが左のニョムからマティプが決めて同点にするも、 ネイマールがど真ん中をドリブルしてミドルを股抜きで流して１−２。国内でも批判されていたブラジルのＦＷフレッジ。ゴールをなかなか決めない事で批判されていたのだが、この試合では途中からみんなでおぜん立てしてあげる展開へ。最後はＤルイスからのボールを頭で当てるだけのゴールで１−３。 いやー、カメルーンが仲悪いって事で問題になってる中で、ブラジルはチームワークを魅せ付けた格好。最後はそのフレッジがポストプレイで落としたボールをフェルナンジーニョが決めて１−４。これによりブラジルは１位で予選を通過した。 

　　　−今日の受賞者−

ＭＯＭ：ＭＦネイマール(ブラジル)
ＭＯＭ：ＦＷフレッジ(ブラジル)
ＭＯＭ：ＤＦダビド・ルイス(ブラジル)

ＭＶＰ：ＤＦヨエル・マティプ(カメルーン)
・そんな訳でＭＯＭは２得点を決めたネイマール。ハットトリックがかかる試合ではあったが、最後は大事をとって交代するという事を選んだ。後半開始早々の直接ＦＫで獲れれば格好良かったのにね。んで、問題のフレッジがみんなにお膳立てしてもらってのゴール。 その後のポストワークはキレまくってましたよ。フェルナンジーニョへのアシストはドヤ顔でしたし。これで国内での批判は沈静化するといいですね。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ 第６節
アレナ・ペルナンブーコ
クロアチア
VS
メキシコ
ニコ・コヴァチ−監督　 監督−ミゲル・エレーラ
スティペ・プレティコサ１ＧＫ　 ＧＫ13ギジェルモ・オチョア
ダリオ・スルナ11ＤＦ　 ＤＦ22パウル・アギラール
ベドラン・チョルルカ５ＤＦ　 ＤＦ２フランシスコ・ハビエル・ロドリゲス
デヤン・ロブレン６ＤＦ　 ＤＦ４ラファエル・マルケス(警告)
シメ・ヴルサリコ２ＤＦ　 ＤＦ15エクトル・モレーノ
(警告)イバン・ラキティッチ７ＭＦ　 ＤＦ７ミゲル・ラユン
ダニエル・プラニッチ３ＭＦ　 ＭＦ23ホセ・ファン・バスケス(警告)
ルカ・モドリッチ10ＭＦ　 ＭＦ６エクトル・エレーラ
イバン・ペリシッチ４ＦＷ　 ＭＦ18アンドレス・グアルダード
イビカ・オリッチ18ＦＷ　 ＦＷ10ジオバニ・ドス・サントス
マリオ・マンジュキッチ17ＦＷ　 ＦＷ19オリベ・ペラルタ
　　　　 　　　
マテオ・コヴァチッチ20ＭＦ
IN
 ＦＷ14ハビエル・エルナンデス「チチャリート」
シメ・ヴルサリコ２ＤＦ
OUT
 ＦＷ10ジオバニ・ドス・サントス
(退場)アンテ・レビッチ16ＦＷ
IN
 ＭＦ17カルロス・ペーニャ
イビカ・オリッチ18ＦＷ
OUT
 ＦＷ19オリベ・ペラルタ
ニキツァ・イェラビッチ９ＦＷ
IN
 ＭＦ８マルコ・ファビアン
ダニエル・プラニッチ３ＭＦ
OUT
 ＭＦ18アンドレス・グアルダード


６／24（火）ＧＲＯＵＰ：Ａ 第６節
アレナ・ペルナンブーコ

クロアチア
　VS　
メキシコ

０

前−半０

１

後−半３

１

合−計３

(ラキティッチ)イバン・ペリシッチ

　ラファエル・マルケス(エレーラ)

　

　アンドレス・グアルダード(ペラルタ)

　

　ハビエル・エルナンデス(マルケス)


　　　　　　−クロアチアのメンバー−　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−メキシコメンバー−　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　マンジュ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ペラルタ　　ジオバニ　　　　　　　　　　
　　　オリッチ　　　　　　　　　　ペリシチ　　　　　　　　　　　　　　　（ペーニャ）（チチャリト）　　　　　　　　
　　（レビッチ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　（退　　場）　　モドリチ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グアルダード　　　　　　　　　　エレーラ　　　　　　
　　　　　　　プラニチ　　ラキチチ　　　　　　　　　　　　　（Ｍファビアン）　　バスケス　　　　　　　　　　　　　
　　　　　（イェラビッチ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ヴルサリコ　　ロブレン　　チョルルカ　　スルナ　　　　　Ｍラユン　　モレーノ　　マルケス　　ロドリゲス　アギラール
（コバチチ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　プレティコサ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オチョア　　　　　　　　　　　　　


　　　−プチ観戦記−
・Ａ組の２位通過を賭けた直接対決。もともとの下馬評ではクロアチアが優勢という格好であったが、やはり環境のせいで本来の実力を出せなかった。今大会は会場の運も左右して「マナウス」という地域で行われた試合が鬼門でした。 他の会場との距離が離れていて移動が困難であった事と、赤道直下によりもっとも過酷な会場であったこと。この「マナウス」で試合をしたチームは次の試合でほとんどが負けてるそうです。そして、この試合もクロアチアが全く走れませんでした。 逆に守備的な布陣を敷くメキシコの５バックで徹底的に守られてしまった事もあり、後半はへろへろ。後半２６分にＣＫからマルケスで先制。後半２９分には右サイドからペラルタ、中でグアルダードのミドルで２点目。ＣＫからマルケスがすらしてチチャリートで３点。 最後にペリシッチが一矢報いて１−３。Ａ組２位はメキシコが通過しましたーっ！ 

　　　−今日の受賞者−

ＭＯＭ：ＤＦラファエル・マルケス(メキシコ)
ＭＯＭ：ＭＦアンドレス・グアルダード(メキシコ)
ＭＯＭ：ＦＷチチャリート(メキシコ)

ＭＶＰ：ＦＷイバン・ペリシッチ(クロアチア)
・３大会連続ゴールだそうで。メキシコの頼れるＣＢラファエル・マルケスが２点に絡む活躍で勝利。今大会でも最終ラインを統率するだけでなく、ロングフィードを前線へびたっと合わせる精度も素晴らしいですよ。そもそも、メキシコは 上背はあまり無いもので適当なロングボールでは勝負にもならない。それなのに最終ラインからのロングボールを狙うしか道は無い。何せ５−３−０−２ですからね。一本のパスでカウンターしないとしゃーない。そこでマルケスのロングボールが活きるのですよ。 んで、１点はなんとかして獲れるとしても２点獲るとなると攻撃的じゃないメキシコは難しいもんです。ところがこれをミドルシュートでズバっと決めたのがグアルダード。これで走れないクロアチアには勝負ありでした。更にそれでも攻撃の手を休めないチチャリートの 投入も効果有り。前線で走り回った事も評価しました。こんな走れない状況下でもきっちりと一矢を報いたペリシッチもＭＶＰ。最後はクロアチアの足が止まってしまいました。第２戦で活躍したマンジュキッチも良いとこ無しでした。

２０１４年ＦＩＦＡ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ ＢＲＡＳＩＬ ＧＲＯＵＰ：Ａ　まぐベストイレブン

ＧＫギジェルモ・オチョアメキシコ
ＤＦダリオ・スルナクロアチア
ＤＦラファエル・マルケスメキシコ
ＤＦダビド・ルイスブラジル
ＤＦベノワ・アスー・エコットカメルーン
ＭＦホセ・ファン・バスケスメキシコ
ＭＦルカ・モドリッチクロアチア
ＭＦオスカルブラジル
ＭＦネイマールブラジル
ＦＷジオバンニ・ドス・サントスメキシコ
ＦＷマリオ・マンジュキッチクロアチア


・あ、ちなみにこれは公式見解じゃなくてまぐのベストイレブンです。

意外と万遍なく選ばれた格好になりました。Ａ組ＭＶＰを決めるとしたらＧＫオチョアですね。予選敗退したクロアチアからも結構選ばれましたか。思った以上にブラジルから選ぼうという気がおきませんでしたね。やはり、圧倒的に「個」という才能を魅せる国であってほしいんですが、 ネイマールの「個」があまりに強くて他のブラジル代表選手ですら遠慮しちゃってるのかもしれんですね。次点としては、チアゴ・シウバ、チョルルカ、ロブレン、ラキティッチ、オリッチ、グアルダードってなぐらいでしょうか。

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