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2010年FIFA南アフリカワールドカップ

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国の南アフリカのみ予選が免除されている。初のアフリカ大陸での開催となるが、治安の面で最も危険な大会と不安視されている。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F 第1節
ケイプタウン・グリーン・ポイントスタジアム
イタリア
VS
パラグアイ
マルチェロ・リッピ監督  監督ジェラルド・マルティノ
ジャンルイジ・ブッフォンGK  GKフスト・ビジャール
ジャンルカ・ザンブロッタ19DF  DFカルロス・ボネット
ファビオ・カンナバーロDF  DF21アントリン・アルカラス
ジョルジョ・キエッリーニDF  DF14パウロ・ダ・シルバ
ドメニコ・クリシトDF  DFクラウディオ・モレル
リッカルド・モントリーヴォ23MF  MF15ビクトル・ハビエル・カセレス (警告)
ダニエレ・デ・ロッシMF  MF13エンリケ・ベラ
クラウディオ・マルキージオ15MF  MF17アウレリアーノ・トーレス
シモーネ・ペペMF  MF16クリスチャン・リベロス
ビンチェンツォ・イアキンタMF  FW18ネルソン・アエド・バルデス
アルベルト・ジラルディーノ11FW  FW19ルーカス・バリオス
        
フェデリコ・マルケッティ12GK
IN
FW11ホナタン・サンターナ
ジャンルイジ・ブッフォンGK
OUT
MF17アウレリアーノ・トーレス
(警告) マウロ・ヘルマン・カモラネージ16MF
IN
FWロケ・サンタクルス
クラウディオ・マルキージオ15MF
OUT
FW18ネルソン・アエド・バルデス
アントニオ・ディ・ナターレ10FW
IN
FWオスカル・カルドソ
アルベルト・ジラルディーノ11FW
OUT
FW19ルーカス・バリオス


6/14(月)GROUP:F 第1節
ケイプタウン・グリーン・ポイントスタジアム

イタリア
 VS 
パラグアイ

前−半

後−半

合−計

()デ・ロッシ

 トーレス(アルカラス)


        −イタリア−                     −パラグアイ−       

        ジラルディノ                   バリオス  バルデス      
  イアクインタ      ペ  ペ
        マルキージオ                      リベロス         
                              トーレス        ベ  ラ   
      デロッシ モントリヴォ                   カセレス         

クリシト  キエリニ Fカンナバロ ザンブロッタ    モレル  ダシウバ  アルカラス ポネット

         ブッフォン                      ビジャル         


   −プチ観戦記−
・むむむむ、さすがはイタリアと言ったところか。王様を置かないアンチファンタジスタの先導者とも言えるリッピ監督。一時は隆盛を極めたその節も昔の話になったようだ。ウノ・ゼロの伝統を重んじ 失点をしないためのサッカーをやってる割に、どこが攻撃でも守備でもパンチ力が無いというか「これぞ」という何かが足りない。セットプレイからあっさりと先制点を奪われてしまい、もはや 4年前の王者の貫禄はどこへやら。後半になっても決定的なチャンスは作れぬまま、結局セットプレイで追いつくというのが関の山。ボールに頼ってミドルシュートを繰り返すだけで試合は終了。 最終的には引き分けでもOKというパラグアイの術中にハマり開幕ドロースタート。

   −今日の受賞者−
MOM : DFアントリン・アルカラス     (パラグアイ)
MOM : MFダニエレ・デ・ロッシ      (イタリア)
MVP : MFリッカルド・モントリーヴォ   (イタリア)
MVP : MFシモーネ・ペペ         (イタリア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

パラグアイも試合をコントロール出来た訳ではないので、あんまり印象に残った選手は居なかったかな。イタリアではボランチのモントリーヴォがミドルシュートを撃ちまくってた。シモーネ・ペペには 何度もボールが巡ってくるし、チャンスメイクもなかなかのもの。しかし、FWのイアキンタ、ジラルディーノがなかなかシュートまで持っていけない展開が多く、FWの個人技不足感は否めなかった。 最後のフィニッシュ役ではあるものの、独力で突破出来るタイプじゃないので今後も厳しいか。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F 第2節
ロイヤル・バフォケンスタジアム
ニュージーランド
VS
スロヴァキア
リッキー・ハーバート監督  監督ヴラジミール・ヴァイス
マーク・パストンGK  GKヤーン・ムハ
(警告) ウィンストン・リードDF  DFラドスラフ・ザバフニーク
ライアン・ネルセンDF  DF16ヤーン・ジュリツァ
イヴァン・ビチェリッチDF  DFマールティン・シュクルテル
トミー・スミス19DF  DFマレク・チェフ
レオ・バートス11MF  MFズデノ・シュトルバ (警告)
(警告) トイー・ロクヘッドMF  MFヴラジミール・ヴァイス・Jr
サイモン・エリオットMF  MF17マレク・ハムシク
ロリー・ファロン14MF  MFスタニスラフ・シェスターク
クリス・キレン10FW  FW11ロベルト・ヴィッテク
シェイン・スメルツFW  FW18エリク・イェンドリシェク
        
クリス・ウッド20FW
IN
MF13フィリプ・ホロシュコ
 10 
OUT
MFスタニスラフ・シェスターク
ジェレミー・クリスティ21MF
IN
MF15ミロスラフ・ストッフ
  
OUT
FW11ロベルト・ヴィッテク
   
IN
FW19ユライ・クツカ
   
OUT
MFヴラジミール・ヴァイス・Jr


6/15(火)GROUP:F 第2節
ロイヤル・バフォケンスタジアム

ニュージーランド
 VS 
スロヴァキア

前−半

後−半

合−計

()ヴィッテク

 リード(シュスターク)


      −ニュージーランド−                  −スロヴァキア−       

         スメルツ                    エンドリ  ヴィッテク     
   キレン          ファロン                             
         エリオト                       セスタク         
                             ハムシク          ヴァイス  
     ロクヘッド  バートス                   シュトゥルバ        

 スミス ヴィセリッチ ネルセン  リード     チェフ  シュクルテル ジュリツァ ザバフニク

         バストン                       ム  ハ         


   −プチ観戦記−
・このグループはニュージーランドをいかにカモるかというのが予選突破のカギを握る・・・はずだった。ところが、再三に渡ってスロヴァキアペースだったにも関わらず、ゴールはわずかに 1点止まり。追加点をあげられる雰囲気は確かにあった。GKと一対一のチャンスもかなり多かった。それを決められないと後でどうなるか、まさに同点ゴールを呼び込む悲劇と化した。どちらもゴールは 単純なサイドからのクロスのみ。

   −今日の受賞者−
MOM : DFウィンストン・リード      (ニュージーランド)
MOM : FWシェイン・スメルツ       (ニュージーランド)
MVP : MFマレク・ハムシク        (スロヴァキア)
MVP : FWロベルト・ヴィッテク      (スロヴァキア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

同点に追いついた側の方が評価は高いですね。同点ゴールを生み出した両者がMOM。スロヴァキアもゴールを決めたヴィッテクは当然。ハムシクは中盤で起点となっていました。 ヴィッテクへの良質なパスをどんどん供給し試合を作っていました。惜しむらくは、GKと一対一のシーンでヴィッテクがセーブされたあたりかな。2−0にしてしまえば、祭りも有り得ただろうに。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F 第3節
ブルームフォンテーン/フリー・ステート・スタジアム
スロヴァキア
VS
パラグアイ
ブラジミール・ヴァイス監督  監督ジェラルド・マルティノ
ヤーン・ムハGK  GKフスト・ビジャール
ペテル・ペカリークDF  DFカルロス・ボネット
マルティン・シュクルテルDF  DF21アントリン・アルカラス
コルネル・サラタ21DF  DF14パウロ・ダ・シルバ
(警告) ヤーン・ジュリツァ16DF  DFクラウディオ・モレル
ズデノ・シュトルバMF  MF15ビクトル・ハビエル・カセレス
マレク・ハムシク17MF  MF13エンリケ・ベラ (警告)
ヤーン・コザークMF  MF16クリスチャン・リベロス
(警告) ブラジミール・ヴァイスMF  FWロケ・サンタクルス
(警告) スタニスラフ・シェスタークFW  FW18ネルソン・アエド・バルデス
ロベルト・ヴィッテク11FW  FW19ルーカス・バリオス
        
フィリプ・ホロシュコ13FW
IN
MF17アウレリアーノ・トーレス
スタニスラフ・シェスタークFW
OUT
FW18ネルソン・アエド・バルデス
ミロスラフ・ストッフ15MF
IN
MFオスカル・カルドソ
コルネル・サラタ21DF
OUT
FW19ルーカス・バリオス
   
IN
MFエドガル・バレット
   
OUT
MF13エンリケ・ベラ


6/14(月)GROUP:F 第3節
ブルームフォンテーン/フリー・ステート・スタジアム

スロヴァキア
 VS 
パラグアイ

前−半

後−半

合−計

 

 ベラ()

 

 リベロス()


       −スロヴァキア−                    −パラグアイ−       

      コザック  ヴィッテク                   バリオス         
                              バルデス       サンタクルス  
  セスタク          ヴァイス                             
                              リベロス        ベ  ラ   
      ハムシク  シュトゥルバ                  カセレス         

チェフ  シュクルテル ジュリツァ ザバフニク     モレル  ダシウバ  アルカラス ポネット

         ム  ハ                       ビジャル         


   −プチ観戦記−
・ニュージーランド戦でまさかのロスタイム同点ゴールを喫してしまったスロヴァキア。やはり、その試合を引きずってしまったのか、どことなくぎこちない立ち上がり。逆にイタリアを相手に引き分けた事で 予選突破に向けて勢いに乗ってるパラグアイが相手。調子に乗ってる時は真っ向勝負でもゴールが奪えるもの。中央突破からのスルーパスをベラが流し込んでパラグアイ先制。中盤でハムシクを中心に攻め込みたい スロヴァキアだったが、いずれもヴィッテクらの単発ミドルがほとんど。その隙をパラグアイがまたも中央へのパスを落ち着いてシュート。普通ならボレーで慌てて蹴っちゃいそうなボールを3人に囲まれながら冷静に トラップ。更に置きなおしてシュートする余裕。パラグアイは後半カウンターだけの堅守速攻だけで充分試合をものにした。守りのチームというイメージのパラグアイだが、その実中央突破でのパス回しの技術は 南米そのもの。一人一人が奪われないセンスは抜群。

      −今日の受賞者−
MOM : MFエンリケ・ベラ         (パラグアイ)
MOM : MFクリスチャン・リベロス     (パラグアイ)
MVP : MFビクトル・ハビエル・カセレス  (パラグアイ)
MVP : MFマレク・ハムシク        (スロヴァキア)
MVP : FWロベルト・ヴィッテク      (スロヴァキア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

パラグアイは中盤の技術レベルが高いですね。ベラの飛び出し、リベロスのキャノン、カセレスのセカンドボールの拾いっぷり。どれも良い味を出してますよ。かたや、スロヴァキアはやはりハムシクですかね。 ポジションはドイスボランチという事になってますが、実質はトップ下の様な扱いでガンガン攻めあがっております。攻め上がってもチャンスメイクに限ってのプレーになるので、やはりここはヴィッテクが決める とこをきちんと決めないとねぇ。個人的には、サンタクルスのパフォーマンスにはやや不満です。もっと、俺が俺がっていうプレーをしていかないとゴールは取れないね。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F 第4節
エムボンベラスタジアム
イタリア
VS
ニュージーランド
マルチェロ・リッピ監督  監督リッキー・ハーバート
フェデリコ・マルケッティ12GK  GKマーク・パストン
ジャンルカ・ザンブロッタ19DF  DFウィンストン・リード
ファビオ・カンナバーロDF  DFライアン・ネルセン
ジョルジョ・キエッリーニDF  DFイヴァン・ビチェリッチ
ドメニコ・クリシトDF  DF19トミー・スミス
リッカルド・モントリーヴォ23MF  MFトイー・ロクヘッド
ダニエレ・デ・ロッシMF  MF11レオ・バートス
クラウディオ・マルキージオ15MF  MF14ロリー・ファロン
シモーネ・ペペMF  MF10クリス・キレン
ビンチェンツォ・イアキンタMF  MFサイモン・エリオット
アルベルト・ジラルディーノ11FW  FWシェイン・スメルツ
(警告)        
マウロ・ヘルマン・カモラネージ16MF
IN
FW20クリス・ウッド
シモーネ・ペペMF
OUT
MF14ロリー・ファロン
アントニオ・ディ・ナターレ10FW
IN
MF21ジェレミー・クリスティ
アルベルト・ジラルディーノ11FW
OUT
DFイヴァン・ビチェリッチ
ジャンパオロ・パッツィ−ニ20FW
IN
FW13アンドリュー・アンディ・バロン
クラウディオ・マルキージオ15MF
OUT
MF10クリス・キレン


6/20(日)GROUP:F 第4節
エムボンベラスタジアム

イタリア
 VS 
ニュージーランド

前−半

後−半

合−計

(PK)イアキンタ

 スメルツ(リード)


        −イタリア−                   −ニュージーランド−     

     イアキンタ ジラルディノ                   スメルツ        

  ペ  ペ         マルキージオ         キレン   エリオト   ファロン 

      デロッシ モントリヴォ                バートス  ロクヘド     

クリシト  キエリニ Fカンナバロ ザンブロッタ    スミス  ビセリチ  ネルセン  リード

         ブッフォン                      パストン        


   −プチ観戦記−
・あれ〜〜〜、ジラルディーノがハットトリックとか取るんじゃなかったっけなぁ〜。大量得点試合になるはずだったのになぁ〜というイタリアファンからの嘆きが聞こえてきそうな引き分けです。ってか、まぐはイタリア嫌いですが、 正直圧勝は予想しました。ただ、それも試合開始早々のFK。一山越えてカンナバロの体に当たってスメルツがプッシュ。この先制ゴールが全てでしたね。イタリアの攻撃はほとんどが単発でミドルシュート頼み。確かに引いて守った ニュージーランドは堅かった。引いて守ったぐらいで守りきられてどうする!! モントリーヴォのミドルシュートはポストだったし、途中出場のディナターレは流れを変えてアイデア豊かに攻め込みましたよ。ただ、それも 時間が過ぎると単発に思えてしまう。結局、イタリアは一度も崩す事無く終了。同点ゴールはセットプレイで倒れたことで得たPK。たとえ、押して無くてもゴールにはならない距離。こんなんでいいのか、イタリア。 見れば見るほどトッティやカッサーノなどテクニシャンが欲しいと思っちゃいますね。

   −今日の受賞者−
MOM : GKマーク・パストン        (オーストラリア)
MOM : FWシェイン・スメルツ       (オーストラリア)
MVP : MFダニエレ・デ・ロッシ      (イタリア)
MVP : FWアントニオ・ディ・ナターレ   (イタリア)
MVP : MFリッカルド・モントリーヴォ   (イタリア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

イタリアはこれで2分け。完全に後が無くなりましたね。そんなイタリアの方が人数は多いです。モントリーヴォは本当にミドルが巧いですね。ほとんどが枠内に飛んだんじゃないでしょーか。異常なまでの落ちっぷりを魅せた ドライヴシュートは脅威でしたよ。それを難なく防いだパストンもなかなか。ただ、試合を通じて乗せちゃった印象の方が大きいかな。ディ・ナターレは何度か決めなきゃいけないシーンを逃しました。GKの堅守もありましたが、 あそこで逆転してしまえば、再び追いつかれる事は無さそうな強いだけに勿体無いね。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F 第5節
ヨハネスブルグ/エリスパーク・スタジアム
スロヴァキア
VS
イタリア
ブラジミール・ヴァイス監督  監督マルチェロ・リッピ
(警告) ヤーン・ムハGK  GK12フェデリコ・マルケッティ
(警告) ペテル・ペカリークDF  DF19ジャンルカ・ザンブロッタ
マルティン・シュクルテルDF  DFジョルジョ・キエッリーニ (警告)
ヤーン・ジュリツァ16DF  DFファビオ・カンナバーロ (警告)
ラドスラフ・ザバフニークDF  DFドメニコ・クリシート
(警告) ズデノ・シュトルバMF  MFダニエレ・デ・ロッシ
ユライ・クツカ19MF  MFジェンナロ・ガットゥーゾ
ミロスラフ・ストッフ15MF  MF22リッカルド・モントリーヴォ
エリク・イェンドリシェク18MF  FWシモーネ・ペペ (警告)
マレク・ハムシク17MF  FW10アントニオ・ディ・ナターレ
(警告) ロベルト・ヴィッテク11FW  FWビンチェンツォ・イアキンタ
        
カミル・コプーネク20MF
IN
FW18ファビオ・クアリアレッラ (警告)
ズデノ・シュトルバMF
OUT
MFジェンナロ・ガットゥーゾ
スタニスラフ・シェスタークFW
IN
DFクリスチャン・マッジョ
ロベルト・ヴィッテク11FW
OUT
DFドメニコ・クリシート
マルチン・ペトラシュ22DF
IN
MF21アンドレア・ピルロ
エリク・イェンドリシェク18MF
OUT
MF22リッカルド・モントリーヴォ


6/24(木)GROUP:F 第5節
ヨハネスブルグ/エリスパーク・スタジアム

スロヴァキア
 VS 
イタリア

前−半

後−半

合−計

ヴィッテク

 ディ・ナターレ

(ハムシク)ヴィッテク

 クアリアレッラ

コプーネク

  


       −スロヴァキア−                     −イタリア−       

         ヴィテク                        イアキン         
                           ディナタレ              ペ  ペ
  エンドリ   ハムシク   ストッフ                             
                              モントリーボ      ガットゥーゾ
      Jクツカ  シュトルバ                    デロッシ         

ザバフニ ジュリツァ  シュクル  ペカリク     クリシト Fカンナバロ  キエッリーニ ザンブロッタ

         ム  ハ                       マルケッティ         


   −プチ観戦記−
・イタリア未勝利で予選最下位で敗退。フランスもそうだけど最下位敗退ってのが酷すぎるね。引き分けでも突破の可能性のあるイタリアだが、よその試合の結果次第では敗退も有り得る。なので、 イタリアにしては珍しく勝ちに行かねばならない試合となった。ウノゼロの伝統なんてやってる場合じゃないイタリアの方が面白そうだとこっちの試合を見たんだけど、まさかスロヴァキアも 前半から猛攻を仕掛けてヴィッテクのゴールで先制するとは。後が無くなったイタリアはハーフタイムで2人を交代させるなど必死。更にはピルロも強行出場。スロヴァキアはヴィッテクのゴールで更に広げるも、ディナターレ弾で追いすがる。 更に離そうとコプーレクの鮮やかなループシュートで3点目を取るも、直後に同じくクアリアレッラがループでお返し。この頃になると、イタリアは引き分ければ大丈夫じゃないかという他試合の結果が 聞こえてくる。この実に数分間の流れは非常に面白かったです。そして、クライマックス。ロスタイムにCKでこぼれたボールをペペがボレーシュート。これが枠へ飛ばずに試合終了。最後に同点のチャンスが 訪れたんだけどね。まぐはイタリアはあんま好きじゃないけど、この試合ばかりは両チームに拍手。

      −今日の受賞者−
MOM : DFマルティン・シュクルテル    (スロヴァキア)
MOM : FWロベルト・ヴィッテク      (スロヴァキア)
MVP : MFマレク・ハムシク        (スロヴァキア)
MVP : MFカミル・コプーネク       (スロヴァキア)
MVP : FWアントニオ・ディ・ナターレ   (イタリア)
MVP : MFファビオ・クアリアレッラ    (イタリア)
MVP : GKジャンルイジ・ブッフォン    (イタリア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

スロヴァキアが最後の一線を退かなかったのは、このDFシュクルテルの身体を張ったプレーでしたね。無人のゴールにクアリアレッラが放ったシュートを止めたりとMOM級の活躍でした。更には堅守がウリのイタリア相手に切り裂く先制ゴールを決めた ヴィッテク。2点目はアシストをしたハムシクも受賞。3点目は事実上のトドメとなったかコプーネクのループ。ややGKの飛び出しが遅れたところを狙った。イタリアはディ・ナターレの動き出しが良くゴールを決めなくてもMVP。 むむむ、ジラルディーノではなくディ・ナターレの方がコンディション良かった気もするが。途中出場で鮮やかなループ気味のミドルを放ったクアリアレッラもMVP。最後に試合には出場していないブッフォンもMVP。実は試合終了間際にはやたらと ベンチのブッフォンが映った。ベンチでがっくりと凹んでるフランス代表のベンチと違い、失点しても飛び出して仲間にエールを送り、シュート1本でも一喜一憂し盛り上げてくれた。同じ成績ではあっても、イタリアとフランスは違う感じがするね。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F 第6節
ピーター・モカバスタジアム
パラグアイ
VS
ニュージーランド
ジェラルド・マルティーノ監督  監督リッキー・ハーバート
フスト・ビジャールGK  GKマーク・パストン
デニス・カニサDF  DFウィンストン・リード
フリオ・セサル・カセレスDF  DFライアン・ネルセン (警告)
パウロ・ダ・シルバ14DF  DF19トミー・スミス
クラウディオ・モレルDF  MFサイモン・エリオット
(警告) ビクトル・ハビエル・カセレス15MF  MFイヴァン・ビチェリッチ
クリスチャン・リベロス16MF  MF11レオ・バートス
エンリケ・ベラ13MF  MFトニー・ロクヘッド
(警告) ロケ・サンタクルスFW  FW10クリス・キレン
ネルソン・アエド・バルデス18FW  FWシェイン・スメルツ
オスカル・カルドソFW  FW14ロリー・ファロン
        
ルーカス・バリオス19FW
IN
FW20クリス・ウッド
オスカル・カルドソFW
OUT
MF14ロリー・ファロン
エドガル・ベニテス10FW
IN
MF22ジェレミー・ブロッキー
ネルソン・アエド・バルデス18FW
OUT
FW10クリス・キレン


6/24(木)GROUP:F 第6節
ピーター・モカバスタジアム

パラグアイ
 VS 
ニュージーランド

前−半

後−半

合−計

 

  


        −パラグアイ−                  −ニュージーランド−     

         カルドソ                      ファロン        
   バルデス       サンタクルス        スメルツ          キレン
                            
   ベ  ラ        リベロス         ロクヘド          バートス
         カセレス                   ビセリチ  エリオト

モレール  ダシウバ  カセレス  カニーサ        スミス  ネルセン  リード

         ビジャル                      パストン        


   −プチ観戦記−
・まぁ、試合始まる前はイタリアが順当に勝ってしまうだろうと思われた。だからこそ、この試合で勝ったほうが通過出来るという事になった。ただ、ニュージーランドがそもそも最終節の段階で予選突破の可能性があるとは誰も思わなかったはずだ。 パラグアイもきっちりと勝って予選通過を目論んでいた。しかし、試合が始まってみると、やはり両チームともに「負けたくない」という言葉が先に立つ展開へ。ほとんど決定的なチャンスは訪れなかった。しかし、 そこで漏れ聞こえてくるイタリアが先制点を食らったという情報。徐々に試合は膠着し、実力上位のパラグアイまでもが引いてリスクを冒さないサッカーへ。これで試合は決着。ニュージーランドは予選通過もかかっていた試合だったが、 バランスを最後まで保つことで大会を終了。そらそうだ、そもそもニュージーランドは3戦全分けというだけで快挙に近い。予選3位という事実ですら、誰も予想だにしなかった好成績。出来れば、引き分けだとパラグアイの通過は無いという状況だったら もっと面白くなったのになぁ。

   −今日の受賞者−
MOM : 該当者無し
MVP : 該当者無し
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

まぁ、ワールドカップでよくある風景。パラグアイが引いて守っちゃったし、ニュージーランドも前へ出て行かないしでこうなりました。一応はセットプレイやら、ミドルシュートなどシュートはあったんだけど、サッカーとしての面白みそのものは 得られない試合でした。もし、ここでニュージーランドが勝ち上がっていたら、日本代表はニュージーランドと当った訳か。ちっ、何だ勝ってくれれば良かったのに。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:F まぐベストイレブン

GKマーク・パストンニュージーランド
DFウィンストン・リードニュージーランド
DFマルティン・シュクルテルスロヴァキア
DFアントリン・アルカラスパラグアイ
DFクラウディオ・モレルパラグアイ
MFズデノ・シュトルバスロヴァキア
MFリッカルド・モントリーヴォイタリア
MFマレク・ハムシクスロヴァキア
MFシモーネ・ペペイタリア
FWロベルト・ヴィッテクスロヴァキア
FWアントニオ・ディ・ナターレイタリア


・あ、ちなみにこれは公式見解じゃなくてまぐのベストイレブンです。

ポジションがハッキリしてる選手が選ばれたのでしっくり来ましたね。堅守が売りのイタリアから守備陣が選ばれないぐらいの結果は予想しなかったなぁ。スロヴァキアのハムシクなど、若手有望株を色々見れたのは良かったです。 ニュージーランドは副業有りでプレーしてる選手も多かったそうで、イタリアは是が非でも勝たないといけなかったわけですね。


*まぐは試合を見る時に素晴らしいプレイをした選手に正の字でポイントを付けています。それの総合ポイントで判断してます。


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