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2010年FIFA南アフリカワールドカップ

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国の南アフリカのみ予選が免除されている。初のアフリカ大陸での開催となるが、治安の面で最も危険な大会と不安視されている。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C 第1節
ロイヤル・バフォケンスタジアム
イングランド
VS
アメリカ
ファビオ・カペッロ監督  監督ボブ・ブラッドリー
ロバート・グリーン12GK  GKティム・ハワード
グレン・ジョンソンDF  DFスティーブ・チェルンドロ (警告)
ジョン・テリーDF  DF15ジェイ・デメリット (警告)
レドリー・キング20DF  DFオグチ・オニェウ
アシュリー・コールDF  DFカルロス・ボカネグラ
フランク・ランパードMF  MFマイケル・ブラッドリー
(警告) スティーブン・ジェラードMF  MF13リカルド・クラーク
アーロン・レノンMF  MFクリント・デンプシー
(警告) ジェームス・ミルナー16MF  MF10ランドン・ドノバン
ウェイン・ルーニー10FW  FW17ジョスマー・アルティドール
エミール・ヘスキー21FW  FW20ロビー・ファインドリー (警告)
        
ショーン・ライト・フィリップス17MF
IN
FW14エドソン・バドル
ジェームス・ミルナー16MF
OUT
FW20ロビー・ファインドリー
(警告) ジェイミー・キャラガー18DF
IN
MF11スチュアート・ホールデン
レドリー・キング20DF
OUT
FW17ジョスマー・アルティドール
ピーター・クラウチ 
IN
   
エミール・ヘスキー21FW
OUT
   


6/12(土)GROUP:C 第1節
ロイヤル・バフォケンスタジアム

イングランド
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

合−計

(ヘスキー)ジェラード

 デンプシー


       −イングランド−                   −アメリカ−          

      ヘスキー  ルーニー               ファインドリ アルティドル      

  ミルナー          Aレノン         ドノバン          デンプシ   

      ランパド  ジェラド                 クラーク ブラッドリー      

Aコール  Lキング  Jテリー Gジョンソン   ボカネグラ  オニェウ  デメリト チェルンドロ

         グリーン                       ハワード          


   −プチ観戦記−
・イングランドの先制点は綺麗でしたね。しっかりと繋いで3列目からのジェラードが飛び込む・・・いやぁ、理想ですね。ランパードもジェラードも飛び込んでくるチームなので、 今後もこの様なゴールがたくさん見れそうです。ただ、非常に残念なことにアメリカのGKグリーンがやっちまいました。デンプシーのミドルシュート。何気ない正面のシュートだったんですが、 体全体で覆い被さる様なセーブではなく手で捕ろうとしたところ、真後ろへとこぼしてしまい同点となってしまいました。高地だとボールの伸びが違ったりするとか、 ボールがブレやすいからとか、ピッチのコンディションも悪いとか色々と議論があります。ただ、セービングの仕方にも問題があったことは事実。ちょっと言い訳出来ないミスでした。 この空気がイングランドの選手達にも影響をもたらしたのか、後半はアメリカペースで進み勝ち点1を分け合うのが関の山でした。

   −今日の受賞者−
MOM : MFランドン・ドノバン      (アメリカ)
MOM : MFスティーブン・ジェラード   (イングランド)
MVP : DFグレン・ジョンソン      (イングランド)
MVP : FWジョスマー・アルティドール  (アメリカ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

先制点のジェラードは当然としても、アメリカのドノバンは試合を作りました。アメリカの決定機はほとんどこのドノバンからの演出。過去のW杯でも活躍した実績は伊達じゃないですね。イングランドの屈強なDF陣相手に セットプレイの空中戦はほとんど勝っていました。それはこのドノバンからのキックでした。イングランドはあの失点以降は攻め手まで失い、カペッロの厳格な選手交代で前半から交代される選手も。 その中でイングランドの攻めはほとんど右サイドのグレン・ジョンソンでした。もう一人はアメリカに勝ち点3をもたらす危険な一対一を強引に作ったFWアルティドール。格闘家なみのフィジカルで強引に 突破しました。大チョンボしちゃったグリーンがスーパーセーブしてくれましたが、これで少しは帳消しにならないのかな?




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C 第2節
ピーター・モカバスタジアム
アルジェリア
VS
スロヴェニア
ラバー・サーダン監督  監督ケク
ファウジ・シャウシ16GK  GKジャスミン・ハンダノビッチ
アンタル・ヤヒアDF  DFミソ・ブレツコ
マジド・ブゲラDF  DFマルコ・スレル
ラフィク・ハリシェDF  DFボストヤン・チェサル
ナディル・ベルハジDF  DF13ボヤン・ヨキッチ
(警告) ハッサン・イェブダ19MF  MFロベルト・コレン
メフディ・ラセンMF  MF18アレクサンデル・ラドサブリェビッチ (警告)
フエド・カディル21MF  MF17アンドラズ・キルム
カリム・マトムール13MF  MF10ヴァルテル・ビルサ
カリム・ジアニ15MF  FW11ミリボイェ・ノバコビッチ
ラフィク・ジェブール11FW  FW14ズラトコ・デディッチ
        
(退場) アブデルカデル・ゲザルFW
IN
FWズラタン・リュビヤンキッチ
ラフィク・ジェブール11FW
OUT
FW14ズラトコ・デディッチ
ラフィク・サイフィ10MF
IN
FWネイチ・ペチュニク
カリム・マトムール13MF
OUT
MF10ヴァルテル・ビルサ
アドレーヌ・グェディウラ17MF
IN
MF20アンドレイ・コマッツ (警告)
フエド・カディル21MF
OUT
MF18アレクサンデル・ラドサブリェビッチ


6/13(日)GROUP:C 第3節
ピーター・モカバスタジアム

アルジェリア
 VS 
スロヴェニア

前−半

後−半

合−計

 

 コレン


       −アルジェリア−                  −スロヴェニア−       

         ジェブル                   デディチ ノバコビッチ     
    ジアニ        マトムル                             
         カディル                ビルサ          キルム   

      ラーセン  イェブダ               ラドサブリュ コレン       

ベルハジ  ハリシェ  ブゲーラ  ヤイーア    ヨキッチ  チェサル  シュレル  ブレツコ

         シャウシ                      ハンダノ         


   −プチ観戦記−
・憎っくきはあのボール・・・と言いたい所でしょうが、まぐの目は誤魔化せませんよ。C組はどうやらボールの影響でGK泣かせのグループとなっております。アルジェリアのペースに見えたものの、実質は0−0が妥当のこのゲーム。 最後に細かい技術を見透かされた終了間際のゴールには、GKの甘い考えは通用しませんでした。カウンターを取りたい、コーナーキックにしたくない・・・そんな気持ちがあの中途半端なキャッチングの姿勢になりました。もし、キャッチしたいなら、体の正面で覆い被さる様に 捕るべきもの・・・もしかすると、ボール一個分は予想よりもズレたのでしょう。もし、そこまでズレるのなら、体を寝かせてセービングをしていれば、失点する事もましてや負ける事など無かったはず。あのスピードでキャッチングに行くのはあのボールじゃなくても厳しい。 横っ飛びで顔の正面でキャッチするぐらいじゃないと。

   −今日の受賞者−
MOM : MFロベルト・コレン        (スロヴェニア)
MVP : MFカリム・ジアニ         (アルジェリア)
MVP : DFナディル・ベルハジ       (アルジェリア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

MVPにも推したかったのが「ゲゼル」とかいう途中出場のFW。ずっと成す術成しだったスロヴェニアがようやくリズムを掴めたのです。空中戦でも勝てるし、ゴール前で何度もチャンスを作った・・・しかし、何を思ったのかPA内でボールを手でアタック。 今大会はGKのミスも話題になってるけど、PA内でのハンドもちっと多すぎじゃないか。しかも、それで2枚目の退場って・・・。正直にスロヴェニアが勝つという画は浮かばなかったですよ。それでも、最後は0−1で勝つんですから。 サッカーって恐いなぁ。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C 第3節
ヨハネスブルグ・エリスパークスタジアム
スロヴェニア
VS
アメリカ
マテジャ・ケク監督  監督ボブ・ブラッドリー
ジャスミン・ハンダノビッチGK  GKティム・ハワード
ミソ・ブレツコDF  DFスティーブ・チェルンドロ
(警告) マルコ・シュレルDF  DF15ジェイ・デメリット
(警告) ボストヤン・セサールDF  DFオグチ・オニェウ
(警告) ボヤン・ヨキッチ13DF  DFカルロス・ボカネグラ
ロベルト・コレンMF  MFマイケル・ブラッドリー
アレクサンデル・ラドサブリェビッチ18MF  MF16フランシスコ・トーレス
(警告) アンドラズ・キルム17MF  MFクリント・デンプシー
ヴァルテル・ビルサ10MF  MF10ランドン・ドノバン
ミリボイェ・ノバコビッチ11FW  FW17ジョスマー・アルティドール
ズラタン・リュビヤンキッチFW  FW20ロビー・ファインドリー (警告)
(警告)        
ネイチ・ペチュニクFW
IN
MF19モーリス・エドゥ
ズラタン・リュビヤンキッチFW
OUT
MF16フランシスコ・トーレス
ズラトコ・デディッチ14FW
IN
MF22ベニー・フェイルハーバー
ヴァルテル・ビルサ10MF
OUT
FW16ロビー・ファインドリー
アンドレイ・コマッツ20 
IN
FWヘラクレス・ゴメス
ネイチ・ペチュニクFW
OUT
DFオグチ・オニェウ


6/18(金)GROUP:C 第3節
ヨハネスブルグ・エリスパークスタジアム

スロヴェニア
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

合−計

ビルサ

 ドノヴァン

リュビアンキッチ

 ブラッドリー


       −スロヴェニア−                    −アメリカ−         

      リュビア ノバコビッチ              ファインドリ アルティドル      

  ビルサ          キルム           ドノバン          デンプシ   

     ラドサブリュ コレン                 ブラッドリー トーレス       

ヨキッチ  チェサル  シュレル  ブレツコ    ボカネグラ  オニェウ  デメリト チェルンドロ

         ハンダノ                       ハワード          


   −プチ観戦記−
・イングランドに引き分けた事で予選突破の勢いが出てきたアメリカ。勝ち点3を取らなきゃいけない相手にきっちりと勝ち点3を取ったスロヴェニアの一戦。両者の力はまさに互角。前半早々、バイタルエリアをぽっかり空けてしまいビルサに 強烈なミドルシュートを叩き込まれ先制。その後はアメリカの猛攻を受け続けたスロヴェニア。前半終了間際にリュビンキッチがGKと一対一を冷静に流し込んで2−0。まさかの展開にハーフタイムに激でも飛んだのか、アメリカが積極的に前へ進みだす。 後半開始早々のドノヴァンの角度の無い天井突き上げ弾はただのゴールではなく、アメリカのチームそのものに勇気を与えるゴールとなった。前半の猛攻を取り戻したかの様に再びアメリカがペースを握る。守りきれなくなったのか、スロヴェニアは徐々に マークが緩くなり、3列目からのブラッドリーの飛び出しを許して同点ゴール。オフサイドの判定で取り消されたものの、試合内容的は完全にアメリカの勝ち試合へと化けました。

   −今日の受賞者−
MOM : MFランドン・ドノバン      (アメリカ)
MOM : MFマイケル・ブラッドリー    (アメリカ)
MVP : MFヴァルテル・ビルサ      (スロヴェニア)
MVP : GKジャスミン・ハンダノビッチ  (スロヴェニア)
MVP : MFクリント・デンプシー     (アメリカ)
MVP : FWジョスマー・アルティドール  (アメリカ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・ドノバンのシュートが全てでしたかね。スーパーゴールですよ。あの角度の無いところから天井へと蹴り上げる。正直、あのシュートじゃないと無理だったでしょうね。んで、あの様なスーパーゴールは勇気付けられます。 ブラッドリーの逆転ゴールもそんなものの積み重ねですね。デンプシー、キャノンシュートも正面だったアルティドールがMOM、MVPへ。スロヴェニアはGKの堅守とビルサのミドルぐらいですかね。 あのシュートは綺麗な良いミドルでした。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C 第4節
ケイプタウン・グリーンポイントスタジアム
イングランド
VS
アルジェリア
ファビオ・カペッロ監督  監督ラバー・サーダン
デビッド・ジェームスGK  GK23ライス・エムボリ
グレン・ジョンソンDF  DFマジド・ブゲラ
(警告) ジェイミー・キャラガー18DF  DFラフィク・ハリシェ
ジョン・テリーDF  DFアンタル・ヤヒア
アシュリー・コールDF  MF19ハッサン・イェブダ
フランク・ランパードMF  MFメフディ・ラセン (警告)
ギャレス・バリー14MF  MF21フエド・カディル
アーロン・レノンMF  MFナディル・ベルハジ
スティーブン・ジェラードMF  FWリアド・ブデブズ
ウェイン・ルーニー10FW  FW15カリム・ジアニ
エミール・ヘスキー21FW  FW13カリム・マトムール
        
ショーン・ライト・フィリップス17MF
IN
MF22ジャメル・アブドゥン
アーロン・レノンMF
OUT
FWリアド・ブデブズ
ジャーメイン・デフォー19FW
IN
MF17アドレーヌ・ゲディウラ
エミール・ヘスキー21DF
OUT
FW15カリム・ジアニ
ピーター・クラウチFW
IN
DF20ジャメル・メスバー
ギャレス・バリー14MF
OUT
MF19ハッサン・イェブダ


6/18(金)GROUP:C 第4節
ケイプタウン・グリーンポイントスタジアム

イングランド
 VS 
アルジェリア

前−半

後−半

合−計

 

  


       −イングランド−                   −アルジェリア−       

      ヘスキー  ルーニー                    マトムル         
                                ジアニ      ブデブズ    
  ジェラド          Aレノン                             
                           ベルハジ              カディル
      ランパド  Gバリー                 ラーセン  イェブダ      

Aコール  Jテリー  キャラガ Gジョンソン       ヤヒーア  ハリシェ  ブゲーラ   

         グリーン                       エムボリ         


   −プチ観戦記−
・まず一言。「何やってんだ!!」・・・はい、スッキリ。一方的なイングランドペースではあったものの、基本的にジェラードやランパードの単発ミドルぐらい。もっともゴールに近づいた決定的シーンはランパードのPA内まで 侵入してのシュートぐらいか。リスクをかけず、最小限の動きで、教科書的に攻撃を繰り返すだけ。気付いたらロングボールばかり仕掛ける上に、イングランドの最上級のサイドからの仕掛けは単発。おかしい、おかしいぞ。ルーニー無双を 魅せてくれるんじゃなかったのか。結局、たまに食らうアルジェリアのカウンターもしっかりとシュートまで持っていかれてるので、いつ失点しちゃうかヒヤヒヤしてました。何か一発で沈みそうな予感がして。現地のTV局も飽きてきたのか、 ベンチでのベッカムの表情ばかりを追う始末。攻めのアイデアの乏しいチームを見るより、スカっと爽やかなベッカムのFKでも見たいってか。

   −今日の受賞者−
MOM : GKライス・エムボリ       (アルジェリア)
MOM : DFラフィク・ハリシェ      (アルジェリア)
MVP : MFナディル・ベルハジ      (アルジェリア)
MVP : MFカリム・ジアニ        (アルジェリア)
MVP : MFスティーブン・ジェラード   (イングランド)
MVP : MFフランク・ランパード     (イングランド)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・ランパードの至近距離からのシュートをスーパーセーブしたエムボリ。あのセーブが無ければ案外イングランドが大量得点になってたかもなぁ。んで、後半サイドからのクロスをギリギリでクリアしたハリシェ。結構、サイドからのボールはこのハリシェで止まってました。 裏にフリーでルーニーが居る事も多かっただけにもう一山越えないと。アルジェリアはジアニのミドル、ベルハジからのクロスは非常に危険でした。イングランドのランパードとジェラードは何だかんだでいっぱいシュート撃ってた。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C 第5節
ポート・エリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム
スロヴェニア
VS
イングランド
マテジャ・ケク監督  監督ファビオ・カペッロ
ジャスミン・ハンダノビッチGK  GKデビッド・ジェームス
ミソ・ブレツコDF  DFグレン・ジョンソン (警告)
マルコ・シュレルDF  DF15マシュー・アップソン
ボストヤン・セサールDF  DFジョン・テリー
(警告) ボヤン・ヨキッチ13DF  DFアシュリー・コール
ロベルト・コレンMF  MFフランク・ランパード
アレクサンデル・ラドサブリェビッチ18MF  MF14ギャレス・バリー
アンドラズ・キルム17MF  MF16ジェームス・ミルナー
(警告) ヴァルテル・ビルサ10MF  MFスティーブン・ジェラード
ミリボイェ・ノバコビッチ11FW  FW19ジャーメイン・デフォー
ズラタン・リュビヤンキッチFW  FW10ウェイン・ルーニー
        
(警告) ズラトコ・デディッチ14MF
IN
MF11ジョー・コール
ズラタン・リュビヤンキッチFW
OUT
FW19ジャーメイン・デフォー
ティム・マタフツ21FW
IN
FW21エミール・ヘスキー
アンドラズ・キルム17MF
OUT
FW10ウェイン・ルーニー
   
IN
   
   
OUT
   


6/23(金)GROUP:C 第5節
ポート・エリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム

スロヴェニア
 VS 
イングランド

前−半

後−半

合−計

 

 デフォー(ミルナー)


       −スロヴェニア−                  −イングランド−        

      リュビア ノバコビッチ               ルーニー  デフォー       

  ビルサ          キルム          ジェラド          ミルナー   

     ラドサブリュ コレン                 ランパド  Gバリー       

ヨキッチ  チェサル  シュレル  ブレツコ    Aコール  Jテリー  アプソン Gジョンソン

         ハンダノ                      ジェムス          


   −プチ観戦記−
・こんなもんか、こんなものなのかイングランド。やっぱり、まぐはイタリア嫌いだー。イタリア人監督カペッロの組み立てたサッカーはどうもしっくりこない。リスクを最小限にサイドから仕掛けるサッカーなんだろうけど、まぐが見たいのはそんなもんじゃない。 もっと、ルーニーがイジメっ子ばりに無双状態になるのを見たいんだーっ!! この試合では、今までよりもミドルシュートが多くなり、攻撃が単発で終わるシーンが増えた。ただ、それでも攻撃の機会が多かったのはFWがヘスキーではなく、デフォーになったからだろうか。 前線でポスト役をこなすヘスキーより、サイドへ開いたり裏へ飛び出したりとスペースを探すデフォーの方が幾分しっくり来た。そして、結果もついてきた。右サイドでミルナーからのクロスにデフォーが合わせてイングランド先制。その後、ルーニーの初ゴールの絶好の機会でポストに 当てたりとイングランドペースへ。しかし、ここでやっぱりヘスキー登場と同時にバランスが崩れてしまい、スロヴェニアの攻勢を浴びる事に。それでも守りきると信じた男の気迫には驚きました。キャプテンの座を追われた男が身体を張る。なんと、頭っから地面へダイビングしてでもシュートを ブロックしよーと必死な姿を魅せたのだ。ビルサ、デディッチ、ノヴァコビッチの連続シュートも及ばず、最後はスロヴェニアが1−0でもいいかという試合展開になり試合終了・・・まぁ、スロヴェニアにはこの後に地獄が待っていましたが、それはもう1つの試合の方でどぞ。

   −今日の受賞者−
MOM : DFジョン・テリー        (イングランド)
MOM : FWジャーメイン・デフォー    (イングランド)
MVP : FWウェイン・ルーニー      (イングランド)
MVP : GKジャスミン・ハンダノビッチ  (スロヴェニア)
MVP : MFヴァルテル・ビルサ      (スロヴェニア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・やはり、この試合はこの男でしょう。まぐは大して好きでも無かった選手でしたが、今大会で株価急上昇ですよ。まぁ、大会前の不倫騒動で底辺まで落ちていた事もあるんですけどね。身体を張ってシュートをブロックするというのはDFとして至極当然の事です。ここでサボっちゃDFではない。 ところが、そのブロックを頭から飛び込むんですよ。常人では考えないんですよね。普通、スライディングですよね。ただ、あそこでグラウンダーは無いというシュートだからこそあのブロックなんでしょー。あの気迫が勝利を呼び込んだんじゃないでしょうか。そして、決勝点のデフォー。ルーニーはポストに 当てたけれど、今後の復活を予感するキャノンシュートも観れたのでMVP。そのキャノンをキャッチしやがったハンダノビッチもMVP。今大会のボールはキャッチじゃ危ないよ。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C 第6節
ロフタス・ベルスフェルドスタジアム
アメリカ
VS
アルジェリア
ボブ・ブラッドリー監督  監督ラバー・サーダン
ティム・ハワードGK  GK23ライス・エムボリ
ジョナサン・ボーンスタイン12DF  DFジョナサン・ボーンスタイン
ジェイ・デメリット15DF  DFラフィク・ハリシェ
カルロス・ボカネグラDF  DFアンタル・ヤヒア (退場)
スティーブ・チェルンドロDF  MF19ハッサン・イェブダ (警告)
マイケル・ブラッドリーMF  MFメフディ・ラセン (警告)
モーリス・エドゥ19MF  MF21フエド・カディル
ランドン・ドノバン10MF  MFナディル・ベルハジ
クリント・デンプシーMF  FW13カリム・マトムール
(警告) ジョスマー・アルティドール17FW  FW15カリム・ジアニ
ヘラクレス・ゴメスFW  FW11ラフィク・ジェブール
        
ベニー・フェイルハーバー22MF
IN
FWアブデルカデル・ゲザル
ヘラクレス・ゴメスFW
OUT
FW11ラフィク・ジェブール
エドソン・バドル14FW
IN
MF17アドレーヌ・ゲディウラ
モーリス・エドゥ19MF
OUT
FW15カリム・ジアニ
(警告) ダマルカス・ビーズリーMF
IN
MF10ラフィク・サイフィ
ジョナサン・ボーンスタイン12DF
OUT
FW13カリム・マトムール


6/23(水)GROUP:C 第6節
ロフタス・ベルスフェルドスタジアム

アメリカ
 VS 
アルジェリア

前−半

後−半

合−計

()ドノヴァン

  


        −アメリカ−                    −アルジェリア−       

       ゴメス  アルティ                    ジェブル         
                                ジアニ      マトムル    
  デンプシ          ドノバン                             
                           ベルハジ              カディル
       エドゥ  ブラドリ                 ラーセン  イェブダ      

チェルン  ボカネグ  デメリト  ボーンス        ヤヒーア  ハリシェ  ブゲーラ   

         ハワード                       エムボリ         


   −プチ観戦記−
・他の試合結果は抜きにして、アメリカは勝てば予選突破の決まる大事な試合。逆に点差を付ければアルジェリアにもまだ芽はあるという試合なので、お互い試合の序盤からバチバチに火花の出る試合となりました。 決定的なチャンスは両チームにありました。どちらが勝つか分からない白熱した試合でしたが、終盤になるとどれだけシュートしても入らないんじゃないかという錯覚に陥る。最後は0−0だな、これはという展開へ。 他の試合では先にスロヴェニアが0−1で負けて終了。それでも、こっちの試合が0−0なら予選突破。そして、テレビではスロヴェニアの方を見てました・・・すると、試合終了と同時に「アメリカ先制ーっ!! これは スロヴェニアの選手は知らない情報です。」と速報。なんと、ロスタイムでアメリカが予選突破を決めるゴールをあげたのです。スロヴェニアは最後に0−1で負けても通過出来るだろうと時間を消費する戦術へ変更したのです。 これが逆に仇となるとは。国際大会・ワールドカップならではの同時開始が生んだものですね。いやぁ、当事者にとっては辛い試合でしょうけど、見てる分には超興奮しました。


・んで、試合終了にちょっとかわいそうなジャッジ。ロスタイムに0−1と先制された後にコーナーキックをもらえなかったジャッジで、アルジェリアのイェブダが審判の顔から数cmぐらいの距離で猛抗議。唾が顔に飛びそうな勢いでめちゃくちゃ怒ってました。さらに2人の選手も追加、審判を囲んで猛抗議。 すると、アルジェリアキャプテンのヤヒアが仲裁に登場。選手を掻き分けて「戻れ、試合を続けるぞ!」とばかりにイェブダ達を下がらせたんです。ところが、この下がらせたシーンを審判は胸ポケットからカードを取るのに夢中で見ていなかったのです。 顔を上げた時に目の前に居た選手は・・・そうです、ヤヒア選手しか居なかったのです。仲裁しに来たキャプテンが身代わりでイエロー、2枚目で退場となったのです。非常にかわいそうな退場劇でした。

   −今日の受賞者−
MOM : MFランドン・ドノヴァン     (アメリカ)
MOM : MFクリント・デンプシー     (アメリカ)
MOM : MFジョスマー・アルティドール  (アメリカ)
MVP : MFマイケル・ブラッドリー    (アメリカ)
MVP : GKライス・エムボリ       (アルジェリア)
MVP : MFハッサン・イェブダ      (アルジェリア)
MVP : MFナディル・ベルハジ      (アルジェリア)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

決勝点のドノヴァンは当然、左右は試合中に入れ替わる左サイドのデンプシーもMOM。FWのアルティドールもこの試合では献身的にボールをキープし、シュートチャンスでも顔を出してました。 後半に相手からスライディングを受けながら、倒れこみながらも寝そべりながらシュート撃ったのはさすがです。しかも、寝そべりシュートでキャノンが飛んでいくという。全身筋肉男ですね。 GKのエムボリはこの試合を面白くしました。アメリカの猛攻を浴びながらもロスタイムまで無失点にしたのはさすがでした。んで、イェブダは試合中はすごかったけど、最後の退場はアナタでしたよ。




2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:C まぐベストイレブン

GKジャスミン・ハンダノビッチスロヴェニア
DFジェイ・デメリットアメリカ
DFジョン・テリーイングランド
DFラフィク・ハリシェアルジェリア
DFナディル・ベルハジアルジェリア
MFマイケル・ブラッドリーアメリカ
MFハッサン・イェブダアルジェリア
MFスティーブン・ジェラードイングランド
MFランドン・ドノバンアメリカ
MFクリント・デンプシーアメリカ
FWジョスマー・アルティドールアメリカ


・あ、ちなみにこれは公式見解じゃなくてまぐのベストイレブンです。

この組でMVPと言ったらジョン・テリーですかね。あの顔面から落ちるシュートブロックは見たこと無いですよ。本国ではどうか知りませんが、少しは不倫騒動も落ち着くシーンだったんじゃないのかな。 リオ・ファーディナンドが抜けなかったら、そんなに身体を張る必要無かったかもしれないけどね。他にはジアニ、ビルサなどの選手もポイント高かったです。イングランド勢は総じて低かったです、かろうじてランパード、グレン・ジョンソンが入るかどうかってな具合。


*まぐは試合を見る時に素晴らしいプレイをした選手に正の字でポイントを付けています。それの総合ポイントで判断してます。


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