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2010年FIFA南アフリカワールドカップ

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国の南アフリカのみ予選が免除されている。初のアフリカ大陸での開催となるが、治安の面で最も危険な大会と不安視されている。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B 第1節
ヨハネスブルグ・エリス・パークスタジアム
韓国
VS
ギリシャ
「ウ・ジュンモ」監督  監督オットー・レーハーゲル
「チョン・ソンリョン」鄭 成龍18GK  GK12アレクサンドロス・ツォルバス
「チャ・ドゥリ」車ドゥリ22DF  DFギオルカス・セイタリディス
「チョ・ヨンヒョン」趙 容亨DF  DF11ルーカス・ヴィントラ
「イ・ジョンス」李 正秀14DF  DFアブラアム・パパドプーロス
「イ・ヨンピョ」李 榮杓12DF  DF15バシリス・トロシディス (警告)
「キ・ソンヨン」寄 誠庸16MF  MFアレクサンドロス・ツィオリス
「キム・ジョンウ」金 正友MF  MF21コンスタンティノス・コスタス・カツラニス
「イ・チョンヨン」李 青龍17MF  MF10ギオルゴス・カラグーニス
「パク・チソン」朴 智星MF  FWゲオルギオス・サマラス
「ヨム・ギフン」廉 基勳19MF  FW17テオファニス・ゲカス
「パク・チュヨン」朴 柱永10FW  FWアンゲロス・ハリステアス
        
「キム・ナミル」金 南一MF
IN
DFフリストス・パツァツォグル
「キ・ソンヨン」寄 誠庸16MF
OUT
MF10ギオルゴス・カラグーニス
「イ・スンヨル」李 昇烈11FW
IN
FW14ディミトリス・サルピンギディス
「パク・チュヨン」朴 柱永10FW
OUT
FWゲオルギオス・サマラス
「キム・ジェソン」金 在成13MF
IN
FW20パンテリス・カペタノス
「イ・チョンヨン」李 青龍17MF
OUT
FWアンゲロス・ハリステアス


6/12(土)GROUP:B 第1節
ヨハネスブルグ・エリス・パーク

韓  国
 VS 
ギリシャ

前−半

後−半

合−計

「イ・ジョンス」李 正秀

  

「パク・チソン」朴 智星

  


        −韓  国−                    −ギリシャ−          

         朴 柱永                     ハリステアス          
                        Tゲカス                  サマラス
  廉 基勳   朴 智星   李 青龍                              
                            カラグーニス      カツォラニス    
      金 正友  寄 誠庸                  Aツィオリス          

李 榮杓  李 正秀  趙 容亨  車ドゥリ  トロシディス パパドプロス ビントラ セイタリデス 

         鄭 成龍                     Aツォルバス          


   −プチ観戦記−
・開始早々のCK。ギリシャはトロシディスがどフリーでシュートも枠を外した・・・もし、このCKが決まっていたならば、2−0というスコアは全く逆のものになっていたに違いない。はい、サッカーで「たられば」は禁句ですが、 まさにそんな一言が口を付いてしまう試合でした。いみじくも数分後に韓国が先制した得点もCK、更にマークのハリステアスが被ってしまいフリーにしてしまったのも同じ。この先制点で開放された韓国は次々にギリシャゴールへ攻め寄せる。 右サイドの車ドゥリ、李 青龍の攻撃をギリシャが止められず、そこから再三に渡って朴 柱永がシュートを撃ちまくった。朴 柱永の決定機は実に3度。いずれもゴールを奪えなかったが、朴 柱永次第では1試合目で祭りにする事も可能だったか。 相手のミスに付け込み朴 智星の追加点も後押し。ギリシャは途中交代選手と、右サイドのセイタリディスしか起点を作れず。2−0をしっかりと守りきって堂々の快勝。ギリシャは韓国を舐めてかかり過ぎたか、韓国のサッカーのスカウティングすら してないんじゃないのってぐらい酷かった。

   −今日の受賞者−
MOM : DF李 正秀     (韓  国)
MOM : MF朴 智星     (韓  国)
MOM : DF車ドゥリ     (韓  国)
MVP : FW朴 柱永     (韓  国)
MVP : MF李 青龍     (韓  国)
MVP : DFギオルカス・セイタリディス    (ギリシャ)
MVP : FWディミトリス・サルピンギディス  (ギリシャ)
MVP : FWパンテリス・カペタノス      (ギリシャ)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。
ゴールは言うに及ばず。右サイドから怒涛の攻撃参加でギリシャ守備陣を切り裂いた右サイドの車ドゥリ、李 青龍のコンビを受賞。コンビプレイは無かったけど、単独でドリブル勝負が破壊力を持ってました。ギリシャはすぐに修正してきて 左サイドにパツァツォグルを投入するなど後手に回りました。ギリシャは2−0からパワープレイを始め、途中出場のサルピンギディス、カペタノスがいずれも決定的なチャンスを作るなど追いつく様相も見せていた。1点でも返せればどうなるか分からない 感じだったけど、攻め手が右サイドのセイタリディスからのアーリークロス頼みってのは辛かったか。堅守即効を武器にするチームが負けてしまったので、ここから2試合は勝つ為の攻撃サッカーにしないといけない。さぁ、うまく立て直せるんでしょうか。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B 第2節
ポート・エリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム
アルゼンチン
VS
ナイジェリア
ディエゴ・マラドーナ監督  監督ラース・ラーゲルベック
セルヒオ・ロメロ22GK  GKビンセント・エニェアマ
(警告) ホナス・グティエレス17DF  DF17チディ・オディア
マルティン・デミチェリスDF  DFアルバート・ヨセフ・ヨボ
ワルテル・サムエル13DF  DFダニエル・シットゥ
ガブリエル・エインセDF  DFタイェ・タイウォ
ハビエル・マスチェラーノ14MF  MF14サニ・カイタ
ファン・セバスチャン・ベロンMF  MF20ディクソン・エトゥフ
アンヘル・ディ・マリアMF  MF15ルクマン・ハルナ (警告)
リオネル・メッシ10MF  MF19チネドゥ・オバシ・オグブケ
ゴンサロ・イグアインFW  FW18オビンナ・ヌソフォー
カルロス・アルベルト・テベス11FW  FWヤクブ・アイェグベニ
        
マクシミリアーノ「マキシ」・ロドリゲス20MF
IN
FWオバフェミ・マルティンス
ファン・セバスチャン・ベロンMF
OUT
FW18オビンナ・ヌソフォー
ディエゴ・ミリート19FW
IN
FW11ピーター・オサゼ・オデムウィンギー
ゴンサロ・イグアインFW
OUT
MF19チネドゥ・オバシ・オグブケ
ニコラス・ブルディッソDF
IN
DF12カル・ウチェ
アンヘル・ディ・マリアMF
OUT
DFタイェ・タイウォ


6/12(土)GROUP:B 第2節
ポート・エリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム

アルゼンチン
 VS 
ナイジェリア

前−半

後−半

合−計

(ベロン)エインセ

  


       −アルゼンチン−                  −ナイジェリア−       

      テヴェス Gイグアイン               ヤクブA  オビンナ      

         Lメッシ               オバーシ          ハルーナ  
   Dマリア        ヴェロン                             
        マスケラーノ                  エトゥフ  Sカイタ      

エインセ  サムエル デミチェリス Jグティ    タイウォ  シットゥ  ヨ  ボ  オディア

         ロメーロ                      エニアマ         


   −プチ観戦記−
・アルゼンチンでのプレー経験が無いせいか、国内では批判されているメッシ。バルセロナでの輝きをどうも発揮出せないのが大会前での気がかりだった。そこで「神の子」が決断した作戦はメッシを自由に。右ウィングでのプレーが 本職のメッシをトップ下でフリーにさせてみた。すると、どうだろう。振り足の速いシュート、小気味の良いドリブル、センスを感じる股抜き、得意のカットインからの巻いたシュート・・・世界最高の選手の輝きをアルゼンチンでも魅せてます。 あとはゴールだけって所なんですが、相手のGKのエニェアマのスーパーセーブ連発・・・何と空気の読めないGKなんだ(失礼)。実はメッシだけでなく、イグアインも決定機を止められまくり。しまいには、途中出場でテクニシャンのオデムウィンギに ゲームを作られ、マルティンスには強烈なシュートであわやのシーンを作られてしまうし。終わってみれば1−0で逃げ切る展開になりましたが、しっかりと勝ち点3を得たアルゼンチンが幸先の良い船出となりました。

   −今日の受賞者−
MOM : GKビンセント・エニェアマ    (ナイジェリア)
MOM : DFガブリエル・エインセ     (アルゼンチン)
MOM : MFリオネル・メッシ       (アルゼンチン)
MVP : MFハビエル・マスケラーノ    (アルゼンチン)
MVP : FWゴンサロ・イグアイン     (アルゼンチン)
MVP : FWオバフェミ・マルティンス   (ナイジェリア)
MVP : FWピーター・オデムウィンギー  (ナイジェリア)
勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・勝利こそしていないんだけれども、GKのエニェアマはMOMにしたい大活躍でした。世界中でメッシのシュートはリプレイされてるはずですからね、その度にこのGKも一緒に写る訳ですよ。結構、ギリギリのシュートを指先で弾く見事なセーブでした。 んで、結局は決勝点となったエインセがMOM。やはり、注目せざるを得ないメッシも大活躍でした。その中で中盤で潰しまくったマスケラーノもMVP。GKと一対一にまでなった上に、それが2度も訪れたイグアイン。いずれも エニェアマの餌食になりました。1つでも決めてくれると助かるんだけどねー。まぁ、イグアインだからこそ訪れた機会って事でMVP。ナイジェリアはマルティンスとオデムウィンギの投入で攻めのバリエーションが増えましたね。 もともとはこの二人がレギュラーなので今後の試合でも要チェックですね。WCCFでもカード化されてるので名前だけは知ってましたよ。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B 第3節
ブルームフォンテーン・フリーステイトスタジアム
ギリシャ
VS
ナイジェリア
オットー・レーハーゲル監督  監督ラース・ラーゲルベック
アレクサンドロス・ツォルバス12GK  GKビンセント・エニェアマ
ソティリス・キルギアコス16DF  DF17チディ・オディア
(警告) ソクラティス・パパスタソプーロス19DF  DFアルバート・ヨセフ・ヨボ
アブラアム・パパドプーロスDF  DFダニエル・シットゥ
コンスタンティノス・コスタス・カツォラニス21MF  DFタイェ・タイウォ
ルーカス・ヴィントラ11MF  MF14サニ・カイタ (退場)
バシリス・トロシディス15MF  MF20ディクソン・エトゥフ
(警告) アレクサンドロス・ツィオリスMF  MF15ルクマン・ハルナ (警告)
ギオルゴス・カラグーニス10MF  MF12カル・ウチェ
ディミトリス・サルピンギディス14FW  FW11ピーター・オサゼ・オデムウィンギー
テオファニス・ゲカス17FW  FWヤクブ・アイェグベニ
        
(警告) ゲオルギオス・サマラスMF
IN
MF19チネドゥ・オバシ・オグブケ (警告)
ソクラティス・パパスタソプーロス19DF
OUT
FW11ピーター・オサゼ・オデムウィンギー
ソティリス・ニニス18FW
IN
DF21ウワ・エチエジレ
テオファニス・ゲカス17FW
OUT
DF21タイェ・タイウォ
   
IN
DFラビウ・アフォラビ
   
OUT
DF21ウワ・エチエジレ


6/17(木)GROUP:B 第3節
ブルームフォンテーン・フリーステイトスタジアム

ギリシャ
 VS 
ナイジェリア

前−半

後−半

合−計

サルピンギディス

 カル・ウチェ(FK)

トロシディス

  


        −ギリシャ−                  −ナイジェリア−       

      サルピン  ゲカス                オデムビ  ヤクブA      

     カラグニ    チオリス         カルウチェ          Sカイタ  
トロシデ              ビントラ                         
         カツラニ                  ハルーナ  エトゥフ      

   パパドプ  パパスタ  キルギア      タイウォ  シットゥ  ヨ  ボ  オディア

         ツォルバス                    エニアマ         


   −プチ観戦記−
・一言で言うなら「自滅」・・・そんな言葉がピッタリな試合でした。アルゼンチンに最小失点で負けるのまでは想定内。韓国に負けたギリシャに引導を渡す事で2位争いの権利を手中に収めたかった。そして、幸先の良い先制点を誰も触らずして FKからウチェがゴール。順調だった。試合内容までナイジェリアペースだった。そんな中でやってしまったカイタのキック。ギリシャの選手ともつれて争ってる間に、つい出してしまったのだろう。実はギリシャの選手に当たっていてもケガをする程酷いものじゃなかったのだが、ギリシャの選手も 大袈裟に転倒した事で審判にも重大な事件に見えただろう。どちらにしても、足(蹴り)を出したのは事実。この退場劇で意気消沈したナイジェリアは1点を守りきる選択肢しか無くなった。しかし、サルピンギディスのシュートは不運にもDFに当たってコースが変わり同点。 後半はサンドバック状態になりながらもエニェアマの好セーブでギリギリの試合展開をキープし続けた。最後はエニェアマのセーブがこぼれ、トロシディスに押し込まれて逆転。アフリカ人特有の身体能力から無茶なシュートが何度かギリシャを襲ったが、最後まで ギリシャの攻めを受け続ける結果に。

   −今日の受賞者−
MOM : GKビンセント・エニェアマ       (ナイジェリア)
MOM : FWディミトリス・サルピンギディス   (ギリシャ)
MOM : MFバシリス・トロシディス       (ギリシャ)
MVP : FWヤクブ・アイェグベニ        (ナイジェリア)
勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・試合自体は最後までGKのエニェアマの独り舞台という格好。ただ、それでもGKにとってはノーチャンスでもあるDFに当たってのゴールは致し方ない。もう一つも正面だったが、W杯公式球「ジャブラニ」の効果か、直前で数cmでも ズレが生じたのだろう。前にこぼしてしまい押し込まれた。それ以前に決定的なチャンスを幾度もスーパーセーブしてるのは見事。ギリシャは得失点差も考えて「祭り」にせねばならぬ試合だった。次の相手はアルゼンチンだというのに。 その他はギリシャの同点のサルピンギディス、逆転のトロシディス。ナイジェリアはノーステップキャノンを撃ったヤクブがMVPでした。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B 第4節
ヨハネスブルグ・サッカーシティスタジアム
アルゼンチン
VS
韓国
ディエゴ・マラドーナ監督  監督ホ・ジョンム
セルヒオ・ロメロ22GK  GK鄭 成龍「チョン・ソンリョン」
(警告) ホナス・グティエレス17DF  DF呉 範錫「オ・ボムソク」
マルティン・デミチェリスDF  DF趙 容亨「チョ・ヨンヒョン」
ワルテル・サムエル13DF  DF14李 正秀「イ・ジョンス」
(警告) ガブリエル・エインセDF  DF12李 榮杓「イ・ヨンピョ」
(警告) ハビエル・マスチェラーノ14MF  MF16寄 誠庸「キ・ソンヨン」
マクシミリアーノ「マキシ」・ロドリゲス20MF  MF金 正友「キム・ジョンウ」
アンヘル・ディ・マリアMF  MF17李 青龍「イ・チョンヨン」 (警告)
リオネル・メッシ10MF  MF19廉 基勳「ヨム・ギフン」 (警告)
ゴンサロ・イグアインFW  MF朴 智星「パク・チソン」
カルロス・アルベルト・テベス11FW  FW10朴 柱永「パク・チュヨン」
        
ニコラス・ブルディッソDF
IN
MF金 南一「キム・ナミル」
ワルテル・サムエル13DF
OUT
MF16寄 誠庸「キ・ソンヨン」
セルヒオ・アグエロ16FW
IN
FW20李 東國「イ・ドングク」
カルロス・アルベルト・テベス11FW
OUT
FW10朴 柱永「パク・チュヨン」
マリオ・ボラッティMF
IN
   
ゴンサロ・イグアインFW
OUT
   


6/17(木)GROUP:B 第4節
ヨハネスブルグ・サッカーシティスタジアム

アルゼンチン
 VS 
韓国

前−半

後−半

合−計

OG

 イ・チョンヨン

()イグアイン

  

(メッシ)イグアイン

  

(アグエロ)イグアイン

  


       −アルゼンチン−                   −韓  国−        

      テヴェス Gイグアイン                  朴 柱永         

         Lメッシ               廉 基勳   朴 智星   李 青龍  
   Dマリア       Mロドリゲス                            
        マスケラーノ                  金 正友  寄 誠庸      

エインセ  サムエル デミチェリス Jグティ    李 榮杓  李 正秀  趙 容亨  呉 範錫

         ロメーロ                      鄭 成龍         


   −プチ観戦記−
・お祭りになってしまったか・・・。韓国が臆することなくアルゼンチンと真っ向から向き合い、自分達の標榜するプレス+ショートカウンターの姿勢を貫いた。ただ、これぐらいのレベルになると 真っ向からプレスに行くと、一人一人がかわせるし奪われない。徐々にアルゼンチンペースに持っていかれて、バイタルでメッシが持ち始めると止めようが無い。最終的に美味しいとこだけ持っていかれてイグアインのハットトリック。 これらの祭りの始まりはオウンゴールだった事が悔やまれる。前半の終了間際に1点を返し、後半も序盤は韓国ペースでGKと一対一になる大チャンスもあった。そこでも結局はメッシの勝負からイグアインがごっつぁん。 韓国がペースを握った時間帯があっただけでも収穫と言えよう。

   −今日の受賞者−
MOM : FWゴンサロ・イングアイン    (アルゼンチン)
MOM : MFリオネル・メッシ       (アルゼンチン)
MVP : MFアンヘル・ディ・マリア    (アルゼンチン)
MVP : MF李 青龍「イ・チョンヨン」  (韓国)
MVP : MF朴 智星「パク・チソン」   (韓国)
勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・ま、仕方ないよね。試合を見ながら、メッシのシュートが入らない度に「空気読めよー」と唸っていました。更に失礼ながら「イグアイン」が決める度に、「お前じゃないんだ、求めてるのはお前じゃないんだー!!」と唸ってました。 なぜにあそこでポストに当たる・・・そして、なぜそこにイグアインが居る・・・。アルゼンチンのラッキーボーイみたいな感じになりましたね。ここでハットトリックとは、一躍ワールドカップ得点王候補に名乗りを挙げましたね。 んで、試合はメッシがコントロール出来てました。トップ下ではあるけど、サイドへ開いてるシーンが多くフリーに動き回ってました。ボールの受け手としてどこでも顔を出してましたよ。良かったプレーの正の字の数でディ・マリアもMVP。 MF李 青龍「イ・チョンヨン」は同点ゴール、MF朴 智星「パク・チソン」は幾度ものチャンスを演出した事でMVP。同点ゴールを逃した廉 基勳「ヨム・ギフン」は入れませんでした。決めてたらMOMだったかもね。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B 第5節
ダーバンスタジアム
ナイジェリア
VS
韓国
ラース・ラーゲルバック監督  監督ホ・ジョンム
(警告) ビンセント・エニェアマGK  GK18鄭 成龍「チョン・ソンリョン」
チディ・オディアー17DF  DF22車 ドゥリ
アルバート・ヨセフ・ヨボDF  DF趙 容亨「チョ・ヨンヒョン」
ダニエル・シットゥDF  DF14李 正秀「イ・ジョンス」
ラビウ・アフォラビDF  DF12李 榮杓「イ・ヨンピョ」
(警告) アイラ・ユスフ13MF  MF16寄 誠庸「キ・ソンヨン」
ディクソン・エトゥフ20MF  MF金 正友「キム・ジョンウ」
(警告) チネドゥ・オバシ・オグブケ19MF  MF17李 青龍「イ・チョンヨン」
カル・ウチェ12MF  MF19廉 基勳「ヨム・ギフン」
ヌワンコ・カヌFW  MF朴 智星「パク・チソン」
ヤクブ・アイェグベニFW  FW10朴 柱永「パク・チュヨン」
        
ウワ・エチエジレ21DF
IN
MF金 南一「キム・ナミル」 (警告)
アルバート・ヨセフ・ヨボDF
OUT
MF19廉 基勳「ヨム・ギフン」
オバフェミ・マルティンスFW
IN
FW13金 在成「キム・ジェソン」
ヌワンコ・カヌFW
OUT
MF16寄 誠庸「キ・ソンヨン」
オビンナ・ヌソフォー18MF
IN
DF15金 東進「キム・ドンジン」
ヤクブ・アイェグベニFW
OUT
FW10朴 柱永「パク・チュヨン」


6/23(水)GROUP:B 第5節
ダーバンスタジアム

ナイジェリア
 VS 
韓国

前−半

後−半

合−計

(オディア)カル・ウチェ

 イ・ジョンス(キ・ソンヨン)

(PK)ヤクブ

 パク・チュヨン(FK)


       −ナイジェリア−                   −韓  国−        

         ヤクブ                       朴 柱永         

 カル・ウチェ  カ  ヌ  Oオバシ         廉 基勳   朴 智星   李 青龍  

      エトゥフ  アイラ                 金 正友  寄 誠庸      

アフォラビ シットゥ  ヨ  ボ  オディア    李 榮杓  李 正秀  趙 容亨  呉 範錫

         エニェアマ                     鄭 成龍         


   −プチ観戦記−
・韓国がかなり有利とはいえ、2点差でナイジェリアに負けることも充分に考えうる試合。それを持ち前の精神力であえて攻撃的に行くところはさすが韓国。しかも、先に先制されての同点・逆転は見事。今大会2度目のカタチでゴールを決めたCKからイ・ジョンス。 更には決定的なチャンスをことごとく外しながらの直接FKを決めるパク・チュヨン。最後にPKで同点に追いつかれるあたりは御愛嬌。今大会の韓国は失点が多いながらも堂々の予選突破となりました。対して、GKのエニェアマだけが世間にアピールできたものの、 ホームであるアフリカ勢は体たらくが続きますね。この試合だけで言えば、ナイジェリアは韓国守備陣を崩してのチャンスも多く、エンジンがかかるのが遅いというか「精神力」の差をまざまざと見せ付けられた格好ですね。・・・でヤクブは無人のゴールを何で外すのさ。 ナイジェリア版のQBK(*4年前の格言、急にボールが来たのでの略)だったんでしょうか。

   −今日の受賞者−
MOM : DF李 正秀「イ・ジョンス」   (韓国)
MOM : MF朴 智星「パク・チソン」   (韓国)
MOM : FW朴 柱永「パク・チュヨン」  (韓国)
MVP : MF李 青龍「イ・チョンヨン」  (韓国)
MVP : DF李 榮杓「イ・ヨンピョ」   (韓国)
MVP : MFチネドゥ・オバシ・オグブケ  (ナイジェリア)
MVP : MFカル・ウチェ         (ナイジェリア)
勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・まぁ、当然同点に追いついたイ・ジョンスは決まりでしょう。逆転のパク・チュヨンもさすが。正の字をつけるとパク・チソンがダントツでトップ。イ・ヨンピョも正の字で決めました。 ナイジェリアはカル・ウチェですね。ナイジェリアに勇気を与える先制点、さらには追加点のシーンでのミドルシュートはポストだったんですよ。あのシーンで前半から2−0でリードしたら、 さすがの韓国の精神力も揺らいだでしょうね。他にはオバシも正の字多かったです。ヤクブはノーステップキャノンなどアフリカっぽい見せ場はあったんだけど、無人のゴール外しが気になってしょうがない・・・。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B 第6節
ピーター・モカバスタジアム
ギリシャ
VS
アルゼンチン
オットー・レーハーゲル監督  監督ディエゴ・マラドーナ
アレクサンドロス・ツォルバス12GK  GK22セルヒオ・ロメロ
ソティリス・キルギアコス16DF  DF15ニコラス・オタメンディ
ルーカス・ヴィントラ11DF  DFマルティン・デミチェリス
アブラアム・パパドプーロスDF  DFニコラス・ブルディッソ
バシリス・トロシディス15DF  DFクレメンテ・ロドリゲス
バンゲリス・モラスMF  MFマリオ・ボラッティ (警告)
ソクラティス・パパスタソプーロス19MF  MFファン・セバスチャン・ベロン
ギオルゴス・カラグーニス10MF  MF20マクシミリアーノ「マキシ」・ロドリゲス
アレクサンドロス・ツィオリスMF  MF10リオネル・メッシ
(警告) コンスタンティノス・コスタス・カツラニス21FW  FW16セルヒオ・アグエロ
ゲオルギオス・サマラスFW  FW19ディエゴ・ミリート
        
ニコス・スピロプーロスDF
IN
MF23ハビエル・パストーレ
ギオルゴス・カラグーニス10MF
OUT
MF20マクシミリアーノ「マキシ」・ロドリゲス
フリストス・パツァツォグルMF
IN
MFアンヘル・ディ・マリア
コンスタンティノス・コスタス・カツラニス21FW
OUT
FW16セルヒオ・アグエロ
ソティリス・ニニス18MF
IN
FW18マルティン・パレルモ
バシリス・トロシディス15DF
OUT
FW19ディエゴ・ミリート


6/23(水)GROUP:B 第6節
ピーター・モカバスタジアム

ギリシャ
 VS 
アルゼンチン

前−半

後−半

合−計

 

 デミチェリス(ミリート)

 

 パレルモ(メッシ)


        −ギリシャ−                  −アルゼンチン−       

         サマラス                  ミリート  アグエロ      
カツラニ              チオリス                         
                                  Lメッシ         
   カラグニ        パパスタ         Mロドリ        ヴェロン   
         Vモラス                     ボラティ         

トロシデ  パパスタ  ビントラ  キルギア   Cロドリ  ブルデソ  デミチェ  オタメン

         ツォルバス                    ロメーロ         


   −プチ観戦記−
・ギリシャは他グループの結果を気にしながらの戦い。かたや、アルゼンチンはサブ組も出場させての試合となった。FWは総入れ替えでレギュラーへの最後のアピールの場となった。特にアグエロはシュートチャンスも多く、絶好のアピールの場となった。 ギリシャはシステムもころころと変更し、選手もそれによって整理されていくのが特徴。試合中での変更もあったりと、レーハーゲル監督ならではの試合を見せてくれた。90分間、アルゼンチンのペースではあったが、途中で韓国の突破が濃厚とされてからもペースを握れなかったのは残念。 ギリシャにとっては初戦の韓国戦でもペースを握れなかっただけに、EUROでの優勝以降はカウンターも取れなくなってる節がある。さすがにバレたか。試合はアルゼンチンがセットプレイから先制、終盤になると今大会でのゴールが無い焦りからかメッシが強引なシュートを展開。 そのこぼれを大ベテランのパレルモが流し込んで2−0。何気にここがもっともマラドーナは嬉しかった様で飛び跳ねてましたよ。

   −今日の受賞者−
MOM : DFマルティン・デミチェリス      (アルゼンチン)
MOM : FWリオネル・メッシ          (アルゼンチン)
MVP : MFファン・セバスチャン・ベロン    (アルゼンチン)
MVP : FWセルヒオ・アグエロ         (アルゼンチン)
MVP : DFクレメンテ・ロドリゲス       (アルゼンチン)
MVP : FWゲオルギオス・サマラス       (ギリシャ)
MVP : GKアレクサンドロス・ツォルバス    (ギリシャ)
勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で気に入った選手を選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)。

・アルゼンチンのゴールを評価。デミチェリスと2ゴール目のパレルモのアシストでMOM。アシストっつてもシュートのこぼれだけど。ヴェロンは前半でのグラウンダーパス、ロングパスなどを評価。右サイドからクロスと見せかけたグラウンダーのパスは素晴らしいアイデア。 ギリシャの選手の足元なのに誰にも触れられないボールってすごいわ。左サイドバックでメッシより小さいクレメンテも頑張ってました。小さいだけにやたらとオーバーラップしてましたよ。まぁ、残念ながらこの試合だけの出場ですけどね。ギリシャはメッシのシュートを何本も止めた ツォルバスがMVP。エニェアマといいコースも抜群なシュートなのに取りやがって・・・。んで、ギリシャ唯一の決定機はこのサマラス。後半開始早々のビッグチャンスを外さなければ、あるいは予選を突破なんてことも。


2010年FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICA GROUP:B まぐベストイレブン

GKビンセント・エニェアマナイジェリア
DF車ドゥリ「チャ・ドゥリ」韓  国
DF李 正秀「イ・ジョンス」韓  国
DFダニエル・シットゥナイジェリア
DFタイェ・タイウォナイジェリア
MF寄 誠庸「キ・ソンヨン」韓  国
MF朴 智星「パク・チソン」韓  国
MFディミトリス・サルピンギディスギリシャ
MFリオネル・メッシアルゼンチン
FWゴンサロ・イグアインアルゼンチン
FWカルロス・アルベルト・テベスアルゼンチン


・あ、ちなみにこれは公式見解じゃなくてまぐのベストイレブンです。

メッシのシュートを止めまくったエニェアマがこのグループではダントツで1位ですよ。決して、楽なシュートばかり飛んできた訳じゃなく、かなりのコースをついたシュートを止めまくってるんですよ。まぁ、テレビの前では 正当な評価を下すわけも無く、まぐだって「メッシのシュートなんだから捕るなよーっ!!」と理不尽な事を叫んでましたがね。あと、やたらと攻め込まれたチームの方がDFの印象が高いんですね。アルゼンチンが突破したのにDF陣入ってないし。


*まぐは試合を見る時に素晴らしいプレイをした選手に正の字でポイントを付けています。それの総合ポイントで判断してます。


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